JP4026597B2 - スキップ機能を有するシフトレジスタ並びにそれを用いた表示ドライバ装置、表示装置及び電子機器 - Google Patents

スキップ機能を有するシフトレジスタ並びにそれを用いた表示ドライバ装置、表示装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、スキップ機能を有するシフトレジスタ並びにそれを用いた表示ドライバ装置、表示装置及び電子機器に関する。
従来のシフトレジスタは、一サイクル内に順次入力されるN個のデータ信号群を転送するN段の転送素子を有して構成される。このシフトレジスタには、一サイクル中にN個のクロック信号が入力される。N段の転送素子の各々は、クロック信号に基づいて、該転送素子が保持していたデータ信号に代えて、入力されたデータ信号を新たに保持する。こうして、1クロックに対して1ビットデータを順次シフトさせていた。
例えば、蛍光表示管の駆動するにあたり、表示データと非表示データとを、シフトレジスタの格段の転送素子に交互に書き込む必要が生じた。
この場合、N個の信号群として、表示データと、非表示データ(例えば“0“データ)とが交互にシフトレジスタに入力され、かつ、シフトレジスタにN個のクロック信号を入力させて、データ転送させる必要があった。
このように、非表示データもシフトレジスタに書き込む必要があるので、転送時間が増大する。また、非表示データのための画像処理が必要となり、MPU・CPUの負荷が増大する。さらに、非表示データの画像処理に必要なメモリ容量も確保しなければならない。
下記の特許文献1に蛍光表示管に適用できる線順次駆動方式が記載されているが、蛍光表示管についての上述の駆動については具体例がなく、そのデータ転送についても無言である。
特開平5−19714号公報
本発明は、段の転送素子を用いて、転送素子の段数よりも少ない個のデータを個のクロック信号を用いてスキップ転送することができるシフトレジスタ、並びにそれを用いた表示ドライバ装置、表示装置及び電子機器提供することにある。
本発明の一態様に係るシフトレジスタは、一サイクル内に順次入力されるN(Nは2以上の整数)個のデータ信号群を転送するM(M>Nで、Mは3以上の整数)段の転送素子と、前記一サイクル中に前記N個のクロック信号と、制御信号とが入力され、前記制御信号に基づいて、前記M段の中のN段の転送素子にシフト用クロック信号を、(M−N)段の転送素子にスキップ用固定論理信号をそれぞれ供給する制御回路とを有する。
N段の転送素子の各々は、前記シフト用クロック信号に基づいて、該転送素子が保持していたデータ信号に代えて、入力されたデータ信号を新たに保持する。一方、前記(M−N)段の転送素子の各々は、前記スキップ用固定論理信号に基づいて、前段側の転送素子が保持していたデータ信号を次段側の転送素子にスルーさせる。こうして、段の転送素子を用いて、転送素子の段数よりも少ない個のデータを個のクロック信号を用いてスキップ転送することができるので、データ転送時間を短縮できる。
本発明の一態様では、前記M段の転送素子の各々は、前記データ信号のシフト方向の前段に設けられた第1のクロックドインバータと、前記シフト方向の後段にて前記第1のクロックドインバータに直列接続されたフリップフロップとを有することができる。前記フリップフロップは、第2及び第3のクロックドインバータをループ接続して構成することができる。
ここで、前記シフト用クロック信号は第1エッジと第2エッジとを有する。前記第1のクロックドインバータは、入力されたデータ信号を、前記シフト用クロック信号の前記第1エッジのタイミンクで反転して転送する。前記第2のクロックドインバータは、前記第1のクロックドインバータを介して入力されたデータ信号を、前記シフト用クロック信号の前記第2エッジのタイミンクで反転して転送する。こうして、シフト用クロックに従って、転送素子によりデータを転送できる。また、前記第2及び第3のクロックドインバータは、前記第2エッジの時のタイミンクで転送されるデータ信号の論理を保持できる。
前記スキップ用固定論理信号は、前記第1のクロックドインバータに供給される第1の固定論理信号と、前記第1の固定論理信号とは逆相であって前記フリップフロップに供給される第2の固定論理信号とを有することができる。この場合、前記(M−N)段の転送素子の各々は、前記第1及び第2の固定論理信号に基づいて、前段側の転送素子が保持していたデータ信号を次段側の転送素子にスルーさせる。
本発明の一態様において、双方向シフトレジスタを実現することもできる。この場合、前記制御回路には、前記シフト方向とは異なる逆シフト方向を指定する逆シフト信号がさらに入力される。また、前記第1のクロックドインバータにループ接続される第4のクロックドインバータがさらに設けられる。そして、前記シフト信号が入力された時に、前記制御回路は、前記2のクロックドインバータをオープン状態に設定する第3の固定論理信号を供給する。この場合は、前記第3のクロックドインバータよりも前記逆シフト方向の後段に設けられた前記第1及び第4のクロックドインバータにてフリップフロップを構成することになる。
本発明の一態様では、前記制御回路は、前記一サイクルに続く次の一サイクルでは、前記制御信号に基づいて、前記(M−N)段の転送素子に前記シフト用クロック信号を、前記M段の転送素子に前記スキップ用固定論理信号をそれぞれ供給することができる。こうして、各サイクル毎に、一つの転送素子を、データ転送用とデータスルー用とに使分けることができる。
本発明の具体的実施形態では、前記M段の転送素子は奇数段及び偶数段のいずれか一方に配置され、前記(M−N)段の転送素子は奇数段及び偶数段のいずれか他方に配置されるが、これに限定されるわけではない。
本発明の他の態様に係る表示ドライバ装置は、上述したシフトレジスタと、前記シフトレジスタの前記N段の転送素子の出力線に接続されたラッチ回路と、前記ラッチ回路にてラッチされたデータ信号に基づいて、表示信号を出力するドライバ回路とを有することができる。
ここで、この表示ドライバ装置は、前記制御信号に基づいて、前記データ信号をスルーさせた前記転送素子の出力を強制的に論理固定する論理固定回路をさらに有することができる。
本発明のさらに他の態様に係る表示装置は、この表示ドライバ装置と、前記表示ドライバ装置により駆動される表示パネルとを有することができる。表示パネルの一例として、表示パネルは蛍光表示管である場合には、前記表示ドライバ装置は、前記蛍光表示管の複数のアノード線に表示信号を出力することができる。なお、本発明は、液晶表示装置、EL表示装置等他の表示方式の表示装置にも適用可能である。
本発明のさらに他の態様に係る電子機器は、この表示装置を搭載していることを定義している。各種電子機器の表示パネルを駆動する表示ドライバ装置が、本発明のシフトレジスタを含んでいることが条件となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(表示装置)
図1は、本発明が適用される表示装置の一例として、蛍光表示装置10を示している。図1において、この蛍光表示装置10は、蛍光表示管20と表示ドライバ装置30とを有する。
蛍光表示管20は、例えば7つのグリッド22(G1〜G7)と、それらと対向する例えば計54個のアノード24とを有する。7つのグリッド22の各々には、1本のグリッド線26が接続されている。アノード24は、3段の各段に18個ずつ設けられている。各段に設けられた18個のアノード24の各々には、6本のアノード線28のいずれか1本が接続されている。いずれか1本のアノード線28は、n(nは左端からの任意の番号でn=1〜6)、n+6、n+12番目のアノード24に共通接続されている。
1段目の6本のアノード線28に供給されるアノード信号を1A〜1Fとし、2段目の6本のアノード線28に供給されるアノード信号を2A〜2Fとし、3段目の6本のアノード線28に供給されるアノード信号を3A〜3Fとする。1段目を例に挙げれば、蛍光表示管20の左端から順に配列されたアノード24に、アノード信号1A〜1Fが供給される。よって、左端から1、7、13番目のアノード24にアノード信号1Aを供給するアノード線28が共通接続されている。他の2段についても同様である。
表示ドライバ装置30は、アノード駆動回路32とグリッド駆動回路34とを有する。アノード駆動回路32は、アノード信号1A〜1F,2A〜2F,3A〜3Fの計18個のアノード信号を18本のアノード線28に同時に出力する。アノード駆動回路32は、図1の矢印A方向にデータ信号を転送するシフトレジスタを有し、そのシフトレジスタからの出力に基づいて、18個のアノード信号が生成される。
グリッド駆動回路34は、7つのグリッド22のうち隣接する2つのグリッド22を選択駆動する信号を出力する。グリッド駆動回路34は、図1の矢印B方向に走査信号を転送するシフトレジスタを有し、そのシフトレジスタの出力に基づいて、隣接する2つのグリッド22が順次選択駆動される。
図1の例では、グリッド駆動回路34により、太い破線で強調して示すG3及びG4に対応する2つのグリッド22が選択されているものとする。よって、この場合、太い破線で強調して示すG3及びG4に対応する2つのグリッド22と対向するアノード24にて点灯表示が可能となる。
ただし、蛍光表示管20では、図1の例の場合、2つのグリッド24(G3,G4)の中央に位置する3列(A例,B例,C列)×3段の計9個のアノード24を点灯画素群とし、破線枠40を点灯画素領域として示している。点灯画素領域40の両隣にあるアノード24(D,E,F)は非点灯画素とされる。
なお、本実施形態では、各段で隣接する3つのアノード22で一画素を形成するものとする。この場合、隣接する3つのアノード22への供給電位の信号論理の4種類の組み合わせとして、例えば(1,1,1)、(1,0,1)、(0,1,0)及び(0,0,0)で4階調を実現している。
点灯画素での表示原理は、アノード−カソード間で放出される電子が蛍光面に衝突して発光するというものである。ここで、点灯画素の隣りの画素のアノード−カソード間に電界が生ずると、点灯画素内の電子が、点灯画素の隣りの画素の蛍光面に回り込んで衝突して、画像がぼけてしまう。そこで、点灯画素領域40の両隣にあるアノード24(D,E,F)は非点灯画素とされ、それらに供給されるアノード信号1D〜1F,2D〜2F,3D〜3Fはそれぞれ非点灯電位とされる。
ここで、アノード駆動回路32内でのデータ信号の配列順は、各段それぞれ、A,F,B,E,C,Dの順となり、点灯画素への信号と非点灯画素への信号とが交互に位置するように配列される。
図1に示す蛍光表示管20の全画素を点灯させるためには、2つのグリッド22を選択する一垂直走査を、水平走差方向Cに沿って6回繰り返し、G1+G2→G2+G3→G3+G4→G4+G5→G5+G6→G6+G7と走査させればよい。
(シフトレジスタ)
アノード駆動回路32内に、本発明のシフトレジスタ50が搭載される。このシフトレジスタ50の一例を図2に示す。
このシフトレジスタ50は、一サイクル内に順次入力されるN(本実施形態ではN=9)個のデータ信号群を転送するM(本実施形態ではM=18)段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53F(5C〜52E、53A〜53C、53E、53Fは図2では省略)を有する。本実施形態では、図3に示す奇数番目の一サイクル内に転送される9個のデータ信号群は、図3に示す入力データ信号1a〜1c、2a〜2c、3a〜3cであり、これらはアノード信号1A〜1C、2A〜2C、3A〜3Cに相当する。一方、図3に示す偶数番目の一サイクル内に転送される9個のデータ信号群は、入力データ信号1d〜1f、2d〜2f、3d〜3fであり、これらはアノード信号1D〜1F、2D〜2F、3D〜3Fに相当する。
この18段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fは、図1に示すシフト方向Aに沿って配列して出力されるアノード信号1A〜1F、2A〜2F、3A〜3Fの配列順に対応して設けられている。
つまり、1段目の転送素子51Aの出力が1段目のアノード信号1Aに対応し、2段目の転送素子51Fの出力が2段目のアノード信号1Fに対応し、最終段の転送素子53Dの出力が最終段のアノード信号3に対応する。
なお、18段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fからの出力がそのままアノード信号1A〜1F、2A〜2F、3A〜3Fとなるのではなく、転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fの出力段には、図6を参照して後述する各種回路が設けられる。
この18段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fは、制御回路54により転送制御される。制御回路54には、制御信号DENAと、クロックCK,/CKとが入力される。
図3に示すように、奇数または偶数番目の一サイクル内に発生するクロック信号CKの数はN=9であり、一サイクル内に転送されるデータの数Nと等しいが、転送素子の段数M=18よりも少ない。
このために、本実施形態では、奇数番目の一サイクルでは、図2示す奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cのみが、該転送素子が保持していたデータ信号に代えて、入力されたデータ信号を新たに保持するという本来の転送動作を実施する。この場合、図2に示す偶数番目に位置する転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53では、前段側の転送素子が保持していたデータ信号を次段側の転送素子にスルーさせている。
逆に、偶数番目の一サイクルでは、図2示す偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53のみが、該転送素子が保持していたデータ信号に代えて、入力されたデータ信号を新たに保持するという本来の転送動作を実施する。この場合、図2示す奇数番目に位置する転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cでは、前段側の転送素子が保持していたデータ信号を次段側の転送素子にスルーさせている。
本実施形態では、データをスルーさせた転送素子も、そのデータ自体を保持する機能を有している。従って、1番目及び2番目の転送素子51A,51Fからの出力は、奇数サイクルではデータ信号1aとなり、偶数サイクルではデータ信号1fとなり、図2では1番目及び2番目の転送素子51A,51Fからの出力を1a/1fと示している。同様に、図2では、各転送素子の出力を、(奇数サイクルでの出力)/(偶数サイクルでの出力)として表している。
制御回路54は、制御信号DENAとクロック信号CK,/CKとに基づいて、18段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fの各々に対して、データ転送動作/データスキップ動作(データスルー動作)を切り換える制御を行う。
制御信号DENAは、奇数サイクルか偶数サイクルかを示す信号である。換言すれば、制御回路54は、制御信号DENAに基づいて、奇数サイクルでは図2示す奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cのみにて転送動作させ、他の偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53ではスキップ動作させる。逆に、制御回路54は、制御信号DENAに基づいて、偶数サイクルでは図2示す偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53のみにて転送動作させ、他の奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cではスキップ動作させる。
これらの動作を切り換えるために、偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53にはクロック信号ECK1,/ECK1,ECK2,/ECK2が供給される。同様に、奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cには、クロック信号OCK1,/OCK1,OCK2,/OCK2が供給される。
(転送素子の具体的構成)
図4に、第1段目の転送素子51Aと第2段目の転送素子51Fとを示す。転送素子51Aは、シフト方向の前段に設けられた第1のクロックドインバータ61と、シフト方向Aの後段にて第1のクロックドインバータ61に直列接続されたフリップフロップ60とを有する。このフリップフロップ60は、第2及び第3のクロックドインバータ62,63をループ接続して構成される。同様に、次段の転送素子51Fも、フリップフロップ70と第1のクロックドインバータ71とを有し、フリップフロップ70は第2及び第3のクロックドインバータ72,73をループ接続して構成される。
図5は、図4に示すクロックドインバータ61〜63、71〜73のトランジスタ回路図である。クロックドインバータ61〜63、71〜73は共通の構成を有し、2つのP型トランジスタTr1,Tr2と、2つのN型トランジスタTr3,Tr4とを、電源−アース間に直列接続して構成される。P型トランジスタTr2及びN型トランジスタTr3のゲートが共通入力端に接続され、それらのドレインが共通出力端に接続されている。また、P型トランジスタTr1及びN型トランジスタTr4のゲートに、制御回路54からの上述したクロック信号が入力される。
(奇数サイクルでのシフト動作)
奇数サイクルでは、図3の通り、奇数サイクル期間に亘って、ECK1=HIGH(第1の固定論理信号)、ECK2=LOW(第2の固定論理信号)となる。よって、図3では省略しているが、/ECK1=LOW、/ECK2=HIGHである。これらを、スキップ用論理固定信号と称する。
これらのスキップ用固定論理信号が入力される偶数番目の論理素子51Fでは、図5に示す3つのクロックドインバータ71〜73のP型トランジスタTr1及びN型トランジスタTr4は常にオン状態とされる。よって、図5に示す3つのクロックドインバータ71〜73の各々では、入力データがHIGHであれば出力はLOWとなり(N型トランジスタTr3がオン)、入力データがLOWであれば出力はHIGH(P型トランジスタTr2がオン)となる。
従って、偶数番目の転送素子51Fでは、入力データがHIGHであれば、第1のクロックドインバータ71の出力がLOWとなり、その後段の第2のクロックドインバータ72の出力がHIGHとなり、入力データがそのまま出力されることになる。このとき、第2,第3のクロックドインバータ72,73で構成されるフリップフロップ70によりHIGHデータが保持される。偶数番目の転送素子51Fへの入力データがLOWであれば、それがスルーされて出力データもLOWとなり、フリップフロップ70にてLOWデータが保持される。以上のデータスルー動作は、偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53の全てにて実施される。
一方、第1段目の転送素子51Aに入力されるクロック信号OCK1,OCK2は、クロック信号CKの逆相信号(つまり反転クロック信号/CKと同じ)と同じシフト用クロック信号となる。また、図3では省略しているが、反転クロック信号/OCK1,/OCK2は、クロック信号CKと同じシフト用クロック信号となる。
このシフト用クロック信号OCK1,OCK2は、立上がりエッジ(第1エッジ)と立ち下がりエッジ(第2エッジ)とを有する。奇数番目の転送素子51Aの第1のクロックドインバータ61は、シフト用クロック信号OCK1の立ち上がりエッジ(第1エッジ)のタイミングでP型トランジスタTr1及びN型トランジスタTr4がオンするので、このタイミングで入力データを反転して転送する。さらに、その後段の第2のクロックドインバータ62は、シフト用クロック信号OCK2の立下りエッジ(第2エッジ)のタイミングP型トランジスタTr1及びN型トランジスタTr4がオンするので、このタイミングで、第1のクロックドインバータ61を介して入力されたデータ信号を反転して転送する。第2のクロックドインバータ62の出力は、フリップフロップ60にて保持される。こうして、最初のデータ信号3cが、最初のクロック信号OCK1,OCK2の立下りエッジ(第2のエッジ)のタイミングにて、1段目の転送素子51にて保持されることになる。
ところで、2段目の転送素子51Fは上述した通りデータスルー動作を実施するので、最初のデータ信号3cは2段目の転送素子51Fの出力にも表われ、かつ2段目の転送素子51Fにて保持される。
シフト用クロック信号OCK1の2番目の立ち下がりエッジで、2番目のデータ信号3bが第1段の転送素子51により、1番目のデータ信号3が第3段目の転送素子51Bにより、それぞれ転送される。このときも、2段目及び4段目の転送素子51F,51Eはスルー動作を行う。
以降の動作を繰り返すことで、9発目のクロック信号OCK1,OCK2の立下りエッジで、9番目のデータ信号1aが第1段目の転送素子51に保持されることになる。この時の18段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fの出力状態を、図2中に奇数サイクルでの出力として示す。
(偶数サイクルでのシフト動作)
偶数サイクルでは、図3の通り、偶数サイクル期間に亘って、OCK1=HIGH(第1の固定論理信号)、OCK2=LOW(第2の固定論理信号)となる。よって、図3では省略しているが、/OCK1=LOW、/OCK2=HIGHである。これらを、スキップ用論理固定信号と称する。
よって、偶数サイクルでは、奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cにて、データスルー動作が実施されることになる。
一方、偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53に入力されるクロック信号ECK1,ECK2は、クロック信号CKの逆相信号(つまり反転クロック信号/CKと同じ)と同じシフト用クロック信号となる。また、図3では省略しているが、反転クロック信号/ECK1,/ECK2は、クロック信号CKと同じシフト用クロック信号となる。
よって、偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53にて、クロック信号ECK1,ECK2の立下りエッジのタイミングで、それぞれデータ転送が実施されることになる。
この偶数サイクルにおいても、9発目のクロック信号ECK1,ECK2の立下りエッジで、9番目のデータ信号1fが第2段目の転送素子51Fに保持されることになる。この時の18段の転送素子51A〜51F、52A〜52F、53A〜53Fの出力状態を、図2中に偶数サイクルでの出力として示す。
このように、本実施形態では、18段の転送素子に9発のクロック信号CKに基づいて、9つのデータを転送することができ、データ転送時間を従来よりも1/2にすることができる。この際、隣接する奇数番目と偶数番目の転送素子には、同じデータが保持されている。従って、本シフトレジスタ40は、例えば液晶表示装置、EL表示装置などの表示装置において、画素データを補間して画像を拡大するときには、シフトレジスタ40の出力をそのまま利用することができる。
しかし、図1に示す蛍光表示管20を駆動するには、図1に示す点灯画素領域40外の非点灯画素にも点灯データを送出してしまうことになる。従って、本実施形態では、図1のアノード駆動回路32を図6に示すように構成している。
(アノード駆動回路)
図6はアノード駆動回路32のブロック図を示している。図6は、例えば車載用蛍光表示管20を駆動するためのアノード回路であり、シフトレジスタ40の後段に、論理固定回路80、ラッチ回路90、階調制御回路100、セレクタ110、レベルシフタ120及びドライバ130を備えている。なお、セレクタ110は、例えば車両のヘッドライトの点灯等に連動して輝度を変更するものである。
論理固定回路80の一例を図7に示す。図7は、論理固定回路80の一部を示し、第1段の転送素子51A及び第2段の転送素子51Fの出力段に接続される部分を示している。各転送素子51A,51Fの出力側には、各転送素子51,51Fの出力と非表示データ(例えばグランド電位)とを選択するスイッチ回路82が設けられている。このスイッチ回路82は、各転送素子51A,51Fの出力線に接続された第1のトランスミッションゲート82Aと、接地電位に接続された第2のトランスミッションゲート82Bとを有する。第1,第2のトランスミッションゲート82A,82Bは、いずれか一方がオンするように、例えば制御信号DENAの論理によって切り換えられる。図7の場合、奇数サイクルでは制御信号DENAの論理がHIGHとされ、奇数段の転送素子51Aに接続された第1のトランスミッションゲート82Aがオンされる。よって、図2に示す奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cから、データ信号1a〜1c、2a〜2c、3a〜3cが論理固定回路80を通過してラッチ回路90にラッチされる。
奇数サイクルでは、図7に示す偶数番目の転送素子51Fに接続された第1のトランスミッションゲート82Aはオフされる。代わりに、第2のトランスミッションゲート82Bがオンされ、接地電位(非表示データ“0”)が出力される。こうして、図2に示す偶数番目の転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53からの出力1a〜1c、2a〜2c、3a〜3cは論理固定回路80にて通過が阻止され、代わりに非表示データ“0”がラッチ回路90にラッチされる。
この結果、選択グリッドG3,G4に対向するアノード24であって、図1に示す点灯画素領域40の外側のアノード24(アノード信号1D〜1F、2D〜2F、3D〜3Fに相当)には非表示データが送られることになる。よって、蛍光表示管20を最適に表示駆動できる。
偶数サイクルでは、制御信号DENAの論理がLOWとされ、図2に示す偶数番目の転送素子転送素子51F,51E,51D,52F,52,52D,53F,53E,53からの出力1d〜1f、2d〜2f、3d〜3fが論理固定回路80を通過してラッチ回路90にラッチされる。逆に、図2に示す奇数番目の転送素子51A,51B,51C,52A,52B,52C,53A,53B,53Cからの出力1d〜1f、2d〜2f、3d〜3fは論理固定回路80にて通過が阻止され、代わりに非表示データ“0”がラッチ回路90にラッチされる。よって、偶数サイクルであっても、点灯画素領域内の画素のみに点灯データを送出することができ、蛍光表示管20を最適に表示駆動できる。
(双方向シフトレジスタ)
図4の片方向シフトレジスタを変形した双方向シフトレジスタの一例を図8及び図9に示す。図8では、転送素子51A,51Fにそれぞれ第4のクロックドインバータ64,74を追加している。
また、図4とは異なり、転送素子51Aの第3のクロックドインバータ63に供給されるクロック信号をOCK3,/OCK3と定義し、転送素子51Fの第3のクロックドインバータ73に供給されるクロック信号をECK3,/ECK3と定義する。追加された第4のクロックドインバータ64にはクロック信号OCK4,/OCK4が供給され、追加された第4のクロックドインバータ7にはクロック信号ECK4,/ECK4が供給される。
ここで、シフト方向及び逆シフト方向の時の各クロック信号の態様を図10及び図11に示す。
図10に示す順シフト方向Aへのシフト動作にあっては、図5の構成で動作可能であるので、図8及び図9に示す第4のクロックドインバータ64,74はそれぞれ動作させる必要がない。このため、図10に示すように、奇数サイクル及び偶数サイクルの双方にて、第4のクロックドインバータ64,74へのクロック信号OCK4=ECK4=LOW固定とし、反転クロック信号/OCK4=/ECK4=HIGH固定とする。こうすると、第4のクロックドインバータ64,74のP型トランジスタTr1とN型トランジスタTr4は常にオフであり、第4のクロックドインバータ64,74はオープン状態となる。なお、偶数サイクルでのOCK1=HIGH固定、/OCK=LOW固定を第1の固定論理信号と称し、OCK2=OCK3=LOW固定、/OCK2=/OCK3=HIGH固定を第2の論理固定信号と称し、上述のクロック信号OCK4,/OCK4,ECK4,/ECK4を第3の論理固定信号と称する。
次に、図11に示す逆シフト方向Dへのシフト動作にあっては、図8及び図9に示す第2のクロックドインバータ62,72はそれぞれ動作させる必要がない。このため、図11に示すように、奇数サイクル及び偶数サイクルの双方にて、第2のクロックドインバータ62,72へのクロック信号OCK2=ECK2=HIGH固定とし、反転クロック信号/OCK2=/ECK2=LOW固定とする。こうすると、第2のクロックドインバータ62,72のP型トランジスタTr1とN型トランジスタTr4は常にオフであり、第2のクロックドインバータ62,72はオープン状態となる。なお、この場合は、転送素子51Aにあっては、第3のクロックドインバータ63が前段のインバータとして機能し、第1及び第4のクロックドインバータ61,64が後段のフリップフロップとして機能する。転送素子51Fでも同様である。
また、図10及び図11に示すクロック信号の切り換えを行うために、図2に示す制御信号DENA、クロック信号CK,/CKに加えて、順シフト方向Aとは異なる逆シフト方向Dを指定する逆シフト信号を、図2に示す制御回路40にさらに入力させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明は、偶数番目の転送素子と奇数番目の転送素子とに大別して、データシフト動作/データスルー動作を切り換えるものに限らない。一サイクル内に順次入力されるN(Nは2以上の整数)個のデータ信号群を転送するM(M>Nで、Mは3以上の整数)段の転送素子を設け、一サイクル中にN個のクロック信号と、制御信号とが入力され、制御信号に基づいて、M段の中の任意のN段の転送素子にシフト用クロック信号を、残りの(M−N)段の転送素子にスキップ用固定論理信号をそれぞれ供給してもよい。
また、本発明のシフトレジスタは、蛍光表示管の駆動に用いるものに限らず、液晶表示装置、EL表示装置等のマトリクス型表示装置のデータ転送に用いることができる。その利用形態として、上述した通り拡大表示に用いることができる。
本発明の実施形態である表示装置(蛍光表示装置)を示す図である。 図1に示すアノード駆動回路内に設けられるシフトレジスタのブロック図である。 図2に示すシフトレジスタの動作タイミングチャートである。 図2に示す18段の転送素子のうちの2段を示す回路図である。 図4に示す2段の転送素子を構成するトランジスタの接続図である。 図1に示すアノード駆動回路の一例を示すブロック図である。 図6に示す論理固定回路の一例を示す回路図である。 双方向シフトレジスタの回路図である。 図8に示す2段の転送素子を構成するトランジスタの接続図である。 図8及び図9に示す双方向シフトレジスタでの順シフト方向動作に用いるクロック信号の波形図である。 図8及び図9に示す双方向シフトレジスタでの逆シフト方向動作に用いるクロック信号の波形図である。
符号の説明
10 蛍光表示装置、20 蛍光表示管、22 グリッド、24 アノード、26 グリッド線、28 アノード線、30 表示ドライバ装置、32 アノード駆動回路、34 グリッド駆動回路、40 点灯画素領域、50 シフトレジスタ、51A〜51F,52A〜52F,53A〜53F 転送素子、54 制御回路、60,70 フリップフロップ、61,71 第1のクロックドインバータ、62,72 第2のクロックドインバータ、63,73 第3のクロックドインバータ、64,74 第4のクロックドインバータ、80 論理固定回路、82A 第1のトランスミッションゲート、82B 第2のトランスミッションゲート、90 ラッチ回路、100 階調制御回路、110 セレクタ、120 レベルシフタ、130 ドライバ

Claims (12)

  1. 一サイクル内に順次入力されるN(Nは2以上の整数)個のデータ信号群を転送するM(M>Nで、Mは3以上の整数)段の転送素子と、
    前記一サイクル中に前記N個のクロック信号と、制御信号とが入力され、前記制御信号に基づいて、前記M段の中のN段の転送素子にシフト用クロック信号を、(M−N)段の転送素子にスキップ用固定論理信号をそれぞれ供給する制御回路と、
    を有し、
    前記N段の転送素子の各々は、前記シフト用クロック信号に基づいて、該転送素子が保持していたデータ信号に代えて、入力されたデータ信号を新たに保持し、
    前記(M−N)段の転送素子の各々は、前記スキップ用固定論理信号に基づいて、前段側の転送素子が保持していたデータ信号を次段側の転送素子にスルーさせることを特徴とするシフトレジスタ。
  2. 請求項1において、
    前記M段の転送素子の各々は、前記データ信号のシフト方向の前段に設けられた第1のクロックドインバータと、前記シフト方向の後段にて前記第1のクロックドインバータに直列接続されたフリップフロップとを有し、
    前記フリップフロップは、第2及び第3のクロックドインバータをループ接続して構成されることを特徴とするシフトレジスタ。
  3. 請求項2において、
    前記シフト用クロック信号は第1エッジと第2エッジとを有し、
    前記第1のクロックドインバータは、入力されたデータ信号を、前記シフト用クロック信号の前記第1エッジのタイミンクで反転して転送し、
    前記第2のクロックドインバータは、前記第1のクロックドインバータを介して入力されたデータ信号を、前記シフト用クロック信号の前記第2エッジのタイミンクで反転して転送し、
    前記第2及び第3のクロックドインバータは、前記第2エッジの時のタイミンクで転送されるデータ信号の論理を保持することを特徴とするシフトレジスタ。
  4. 請求項2または3において、
    前記スキップ用固定論理信号は、前記第1のクロックドインバータに供給される第1の固定論理信号と、前記第1の固定論理信号とは逆相であって前記フリップフロップに供給される第2の固定論理信号とを有し、
    前記(M−N)段の転送素子の各々は、前記第1及び第2の固定論理信号に基づいて、前段側の転送素子が保持していたデータ信号を次段側の転送素子にスルーさせることを特徴とするシフトレジスタ。
  5. 請求項において、
    前記制御回路には、前記シフト方向とは異なる逆シフト方向を指定する逆シフト信号がさらに入力され、
    前記第1のクロックドインバータにループ接続される第4のクロックドインバータがさらに設けられ、
    前記シフト信号が入力された時に、前記制御回路は、前記2のクロックドインバータをオープン状態に設定する第3の固定論理信号を供給し、前記第3のクロックドインバータよりも前記逆シフト方向の後段に設けられた前記第1及び第4のクロックドインバータにてフリップフロップを構成することを特徴とするシフトレジスタ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記制御回路は、前記一サイクルに続く次の一サイクルでは、前記制御信号に基づいて、前記(M−N)段の転送素子に前記シフト用クロック信号を、前記M段の転送素子に前記スキップ用固定論理信号をそれぞれ供給することを特徴とするシフトレジスタ。
  7. 請求項6において、
    前記M段の転送素子は奇数段及び偶数段のいずれか一方に配置され、前記(M−N)段の転送素子は奇数段及び偶数段のいずれか他方に配置されていることを特徴とするシフトレジスタ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタの前記N段の転送素子の出力線に接続されたラッチ回路と、
    前記ラッチ回路にてラッチされたデータ信号に基づいて、表示信号を出力するドライバ回路とを有することを特徴とする表示ドライバ装置。
  9. 請求項8において、
    前記制御信号に基づいて、前記データ信号をスルーさせた前記転送素子の出力を強制的に論理固定する論理固定回路をさらに有することを特徴とする表示ドライバ装置。
  10. 請求項8または9に記載の表示ドライバ装置と、
    前記表示ドライバ装置により駆動される表示パネルと、
    を有することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項10において、
    前記表示パネルは蛍光表示管であり、
    前記表示ドライバ装置は、前記蛍光表示管の複数のアノード線に表示信号を出力することを特徴とする表示装置。
  12. 請求項10または11に記載の表示装置を有することを特徴とする電子機器。
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