JP4026523B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FAX送信先を1件しか指定できない動作モードを有し、かつ、同報送信用のFAX番号群の登録が可能なファクシミリ装置に、関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に市販されているファクシミリ装置の大部分は、FAX送信を行うために必要な一連の処理(電話番号等の設定が完了した後の,シグナリング処理で始まる処理)が自動的に行われる動作モード(以下、自動送信モードと表記する)と、シグナリング処理により呼接続が完了した後、ユーザによって所定の指示が出されたときに、実際のFAX送信が開始される動作モード(以下、手動送信モードと表記する)とを、有する装置となっている。
【0003】
また、一般に市販されているファクシミリ装置の大部分は、FAX送信作業を簡単に行えるようにするため(FAX番号をキー入力しなくても良いようにするため)に、FAX番号を短縮番号に対応づけて登録しておくことや、複数のFAX番号をグループ番号に対応づけて登録しておくことが出来る装置となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した手動送信モードは、同報送信が行えない動作モード(FAX送信先のFAX番号を1件しか指定できない動作モード)であるので、既存のファクシミリ装置は、いずれも、手動送信モード時には、FAX送信先のFAX番号を、テンキー入力することと、短縮番号に対応づけられて登録されているFAX番号の中から選択することのみが出来る装置となっている。
【0005】
しかしながら、グループ番号に対応づけた形で1個のFAX番号を登録しておくことが可能であることを考えると、既存のファクシミリ装置は、ユーザが、自身が登録しておいた情報を利用できない場合がある装置となっていることになる。
【0006】
そこで、本発明の課題は、手動送信モードのような、FAX送信先のFAX番号を1件しか指定できない動作モード時に、装置内に同報送信作業を容易に行えるようにするために記憶されている宛先規定情報を利用可能なファクシミリ装置を、提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のファクシミリ装置は、他のファクシミリ装置の電話番号を1つ以上含む送信先規定情報を、複数個、記憶した送信先情報記憶手段と、原稿に応じた内容のファクシミリデータを生成して1台以上のファクシミリ装置のそれぞれに対して送信するための第1種送信処理と、原稿に応じた内容のファクシミリデータを生成して1台のファクシミリ装置のみに対して送信するための第2種送信処理とを、実行可能なファクシミリ送信手段と、表示装置及び入力装置を有するユーザインタフェース手段であって、第1種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされる各ファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるときには、ユーザが入力装置を操作することにより、送信先規定情報記憶手段に記憶されている送信先規定情報の中から、そこに含まれる電話番号を送信先電話番号として指定する1つ以上の送信先規定情報を任意に選択することが可能な手段として動作し、第2種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされるファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるときには、ユーザが入力装置を操作することにより、送信先規定情報記憶手段に記憶されている,1個の電話番号のみを含む送信先規定情報の中から、そこに含まれる電話番号を送信先電話番号として指定する送信先規定情報を1個だけ選択することが可能な手段として動作するユーザインタフェース手段とを、備える。
【0008】
すなわち、本発明のファクシミリ装置は、送信先のファクシミリ装置を1台しか指定できない処理である第2種送信処理にてファクシミリデータが送信されるファクシミリ装置の電話番号を指定するために、ユーザが、同報送信作業を容易に行えるようにするための情報として装置内部に記憶されている宛先規定情報のうち、電話番号(FAX番号)を1個しか含まない宛先規定情報を利用できる構成を有する。従って、本発明のファクシミリ装置は、既存のファクシミリ装置よりも、ユーザが使い易い装置(第2種送信処理用の電話番号を別途登録しておかなくても良い装置)として機能することになる。
【0009】
なお、本発明のファクシミリ装置を実現するに際しては、ユーザインタフェース手段として、具体的な構成の異なる様々な手段を用いることが出来る。例えば、ユーザインタフェース手段として、第2種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされるファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるときには、ユーザが、送信先情報記憶手段に記憶されている各送信先規定情報に含まれる電話番号の数を確認することと、1個の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うこととが可能であり、複数の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うことが不可能な手段として動作する手段を用いることができる。
【0010】
また、送信先情報記憶手段内の各送信先規定情報を、互いに異なるM文字の文字列である選択用情報に対応付けられたものとしておき、ユーザインタフェース手段を、ユーザが入力装置を操作することにより、そこに含まれる電話番号を送信先電話番号として指定する送信先規定情報を、その送信先規定情報に対応づけられている選択用情報を入力することにより選択できる手段として動作する手段としておいても良い。
【0011】
さらに、送信先情報記憶手段内の各送信先規定情報を、互いに異なるM文字の文字列である選択用情報に対応付けられたものとしておき、ユーザインタフェース手段を、第2種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされるファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるとき、表示装置及び入力装置を、ユーザが、送信先情報記憶手段に記憶されている各送信先規定情報に含まれる電話番号の数を確認することと、1個の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うこととが可能であり、複数の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うことが不可能な手段として動作することと、ユーザが入力装置を操作することにより、そこに含まれる電話番号を送信先電話番号として指定する送信先規定情報を、その送信先規定情報に対応づけられている選択用情報を入力することにより選択できる手段として動作することとが可能な手段としておいても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置は、コピー機,デジタル文書作成装置(セットされた原稿からデジタル文書[当該原稿のイメージデータファイル]を作成して他のコンピュータへTCP/IP送信する機能を有する装置),及び,ネットワークプリンタとしても動作可能な装置(いわゆるデジタル複合機)なのであるが、以下では、ファクシミリとして機能に関する部分を中心に、本ファクシミリ装置の構成及び動作の説明を行うことにする。
【0014】
まず、図1〜図3を用いて、本実施形態に係るファクシミリ装置10のハードウェア構成を、説明する。
【0015】
図1に示してあるように、本実施形態に係るファクシミリ装置10は、制御ユニット11とスキャナ12とプリンタ13とが組み合わされた装置である。また、ファクシミリ装置10は、図2に示してあるように、一般的なデジタル複合機/コピー機と同様の外観を有する装置となっている。
【0016】
本ファクシミリ装置10に用いられているプリンタ13は、コンピュータの周辺機器として使用可能なプリンタに、ファクシミリ装置10を構成するための(制御ユニット11とプリンタ13とを接続するための)拡張ボードが装着された機器である。スキャナ12は、コンピュータの周辺機器として使用可能なスキャナに、ファクシミリ装置10を構成するための(制御ユニット11とスキャナ12とを接続するための)拡張ボードが装着された機器である。このスキャナ12は、両面原稿の読み取りが可能な機器(原稿を裏返せるADF(Automatic Document Feeder)を備えた機器)となっている。
【0017】
制御ユニット11は、ファクシミリ装置10(スキャナ12とプリンタ13と自ユニット)を、FAX番号(ファクシミリ装置の電話番号)を短縮番号に対応づけて登録しておくことや、1つ以上のFAX番号をグループ番号に対応づけて登録しておくことが可能な機器として機能させるユニットである。なお、制御ユニット11は、ファクシミリ装置10を、ユーザにとっての短縮番号(ユーザがテンキー入力しなければならない情報,タッチスクリーン31上に短縮番号として表示される情報)が“001”〜“200”であり、ユーザにとってのグループ番号が“01”〜“30”(グループ番号のテンキー入力時に入力しなければならない情報は、“*01”〜“*30”)である機器として動作させるユニットとなっている。
【0018】
この制御ユニット11は、図1に示してあるように、CPU21,ROM22,RAM23,HDD24,通信制御回路25,画像処理回路26,LCD制御回路27,入力インタフェース回路(入力I/F)28,ネットワークインタフェース回路(NW−I/F)29,モデム30,タッチスクリーン31,スイッチ部32等で構成されている。
【0019】
制御ユニット11を構成しているタッチスクリーン31は、液晶ディスプレイ(LCD)35上に透明な接触位置センサ36を重ねた素子である。スイッチ部32は、図3に示してあるように、制御ユニット11の筐体上に設けられたスタートキー32s、ストップキー、テンキー(“0”〜“9”キー、“*”キー、及び“C/#”キー)等と、それらの制御回路(図示せず)とからなるユニットである。
【0020】
CPU21は、ファクシミリ装置10の各部(制御ユニット11内の各部、スキャナ12及びプリンタ13)を統合的に制御する制御回路である。ROM22は、CPU21の動作手順を規定するプログラムやCPU21(プログラム)が利用するデータが記録されている読み出し専用のメモリである。RAM23は、CPU21(プログラム)の作業領域として用いられるメモリである。通信制御回路25は、CPU21が、スキャナ12或いはプリンタ13との間で情報交換(コマンドの送信、画像データの受信、印刷データの送信)を行うために使用する回路である。画像処理回路26は、スキャナ12によって生成された画像データ(本実施形態では、多値画像データ)に対して各種の画像処理を施すための回路である。
【0021】
LCD制御回路27は、タッチスクリーン31(LCD35)に、CPU21から指示された内容の画像(画面)を表示させる回路である。入力インタフェース回路28は、ユーザ(ファクシミリ装置10の操作者)がテンキー部32或いはタッチスクリーン31(接触位置センサ36)に対して行った操作内容を、CPU21に通知する回路である。ネットワークインタフェース回路29は、制御ユニット11をLANに接続するための回路であり、モデム30は、制御ユニット11を電話回線網に接続するための回路である。
【0022】
HDD24は、一時ファイル(プリンタ13に供給するデータ,FAX送信するデータ,受信したFAXデータ(印刷してないもの),他コンピュータに送信するデジタル文書データ等のファイル)や、電源が落とされても保持しておくことが必要な各種の情報を記憶しておくために、制御ユニット11に搭載されている補助記憶装置(ハードディスク装置)である。
【0023】
このHDD24上には、短縮番号に対応づける形でユーザにより登録されたFAX番号を記憶しておくための短縮別宛先管理テーブルと、グループ番号に対応づける形でユーザにより登録された幾つかのFAX番号からなる情報を記憶しておくためのグループ別宛先管理テーブルとが、用意されている。そして、このHDD24上に用意されている短縮別宛先管理テーブルは、上記した範囲の短縮番号(“001”〜“200”)のそれぞれについて、FAX番号,FAX番号が登録されていないことを示す“未登録”のいずれかを記憶しているように、その内容更新が行われるテーブルとなっている。また、グループ別宛先管理テーブルは、上記した範囲のグループ番号(“01”〜“20”)のそれぞれに対して、1つ以上のFAX番号,FAX番号が登録されていないことを示す“未登録”のいずれかを記憶しているように、その内容更新が行われるテーブルとなっている。以下、説明の便宜上、短縮別宛先管理テーブルに短縮番号と対応付けられて記憶されているFAX番号のことを短縮情報と表記し、グループ別宛先管理テーブルにグループ番号に対応付けられて記憶されている1つ以上のFAX番号からなる情報のことをグループ情報と表記する。また、短縮別宛先管理テーブルに記憶されている短縮情報或いは“未登録”のことを、登録内容情報と表記する。さらに、グループ別宛先管理テーブルに記憶されているグループ情報或いは“未登録”のことも、登録内容情報と表記する。
【0024】
次に、図4〜図6を用いて、本ファクシミリ装置10の動作(制御ユニット11の動作)の概要を説明する。
【0025】
制御ユニット11は、通常は、図4に示した構成のFAX用基本画面をタッチスクリーン31(LCD35)に表示させている状態で、このFAX用基本画面上のボタンやテンキーがユーザにより押下されるのを待機している。
【0026】
このFAX用基本画面上の“モード切替”ボタン40は、ファクシミリ装置10をコピー機等として動作させたい場合に、ユーザが押下するボタンである。
【0027】
“画質”ボタン45は、その時点における画質条件値を表す文字列(図では、“標準”)が、その内部に示されるボタンであるとともに、押下すると、タッチスクリーン31上に画質条件値を変更するための画面が表示されるボタンである。“読み取り”ボタン47は、その時点における片面/両面条件値を表す文字列(図では、“片面”)が、その内部に示されるボタンであるとともに、押下すると、タッチスクリーン31上に片面/両面条件値を変更するための画面が表示されるボタンである。読取濃度表示領域462は、図形46Mの表示位置が、その時点における読取濃度条件値(“1”〜“7”の数値情報)に応じた位置に示される領域(図形)であり、“うすく”ボタン461,“こく”ボタン463は、それぞれ、押下すると、読取濃度条件値が“1”デクリメント、“1”インクリメントされるボタンである。なお、画質条件値、片面/両面条件値、読取濃度条件値とは、FAX送信原稿からFAXデータ(他ファクシミリ装置に送信される2値データ)を生成するために制御ユニット11が実行する処理の処理条件(スキャナ12の制御条件、スキャナ12に生成させたイメージデータに対する画像処理条件)を規定する情報のことである。以下、これら3種の条件値からなる情報のことを、スキャン条件情報と表記する。
【0028】
FAX番号表示欄41aは、FAX送信先のFAX番号の指定が完了している場合には、そのFAX番号が内部に表示される欄である。なお、制御ユニット11は、FAX送信先のFAX番号が複数個指定されている場合には、FAX用基本画面として、図5に示した構成のもの(FAX番号表示欄41aを有する領域41の代わりに、FAX番号表示欄41aを有さない領域41′を備えたもの)を表示するユニットとなっている。
【0029】
FAX用基本画面(図4)上の“オンフック”ボタン42は、送信モードが自動送信モードとなっている場合には、通常の形態で表示され、送信モードが手動送信モードとなっている場合には、通常の形態とは白黒が逆になった形態(以下、反転形態と表記する)で表示されるボタンである。また、“オンフック”ボタン42は、それを押下すると、送信モードが切り替えられるボタンとなっている。すなわち、図4に示したFAX用基本画面上の“オンフック”ボタン42は、制御ユニット11を、図6に示したFAX用基本画面がタッチスクリーン31上に表示されている状態(手動送信モードで動作している状態)とするためのボタンとなっている。また、図6に示したFAX用基本画面上の“オンフック”ボタン42は、制御ユニット11を、図4に示したFAX用基本画面がタッチスクリーン31上に表示されている状態(自動送信モードで動作している状態)とするためのボタンとなっている。
【0030】
そして、FAX用基本画面(図4、図6)上の“短縮/グループ”ボタン43は、短縮番号/グループ番号のテンキー入力によりFAX送信先を指定する際に、ユーザが押下するボタンとなっており、“宛先リスト”ボタン44は、短縮情報リスト/グループ情報リスト(詳細は後述)からの短縮情報/グループ情報の選択によりFAX送信先を指定する際に、ユーザが押下するボタンとなっている。
【0031】
以上のことを前提として、以下、制御ユニット11の動作をさらに具体的に説明する。
【0032】
上記説明から明らかなように、本ファクシミリ装置10は、図4に示したFAX用基本画面上の“短縮/グループ”ボタン43或いは“宛先リスト”ボタン44を押下すれば、登録しておいた短縮情報/グループ情報を利用した自動送信を行え、図6に示したFAX用基本画面上の“短縮/グループ”ボタン43或いは“宛先リスト”ボタン44を押下すれば、登録しておいた短縮情報/グループ情報を利用した手動送信を行える装置となっている。
【0033】
まず、“短縮/グループ”ボタン43押下時の制御ユニット11の動作を説明する。
【0034】
図7に、“短縮/グループ”ボタン43(図4,図6)が押下されたときに制御ユニット11がその実行を開始する短縮/グループ番号入力受付処理の流れ図を示す。
【0035】
図示したように、短縮/グループ番号入力受付処理を開始した制御ユニット11は、入力済文字列を“NULL”に初期化(ステップS101)した後に、短縮/グループ番号入力用画面をタッチスクリーン31上に表示するための短縮/グループ番号入力用画面表示処理(ステップS102)を、行う。
【0036】
このステップS102で行われる短縮/グループ番号入力用画面表示処理は、その時点におけるスキャン条件情報(画質条件値,片面/両面条件値、読取濃度条件値)、入力済文字列を利用して、図8に示したような構成の短縮/グループ番号入力用画面をタッチスクリーン31上に表示する処理である。なお、
【0037】
すなわち、この短縮/グループ番号入力用画面表示処理は、それまでタッチスクリーン31上に表示されていたFAX用基本画面(図4,図6)に対して、“モード切替”ボタン40を取り除き,FAX番号表示欄41aを、入力済文字列がその内部に示される入力済文字列表示欄48に変更し,“短縮/グループ”ボタン43の表示形態を反転形態(通常とは白黒が逆になっている表示形態)に変更し,他の各ボタンの表示形態を無効形態に変更する処理を施した画面相当の画面を、短縮/グループ番号入力用画面としてタッチスクリーン31上に表示する処理となっている。
【0038】
短縮/グループ番号入力用画面表示処理(図7:ステップS102)を終えた制御ユニット11は、有効なテンキーが押下されるのを待機する状態(ステップS103)となる。ここで、“有効なテンキー”とは、対応する文字を、その時点における入力済文字列の末尾に追加することによって得られる文字列が、“001”〜“200”,"*01"〜“*30”の中のいずれかの文字列の先頭部分に一致するという条件を満たすテンキーのことである。すなわち、入力済文字列が“NULL”である場合における有効なキーとは、“0”〜“2”キー、“*”キーのことであり、入力済文字列が“*”である場合における有効なキーとは、“0”〜“3”キーのことである。また、入力済文字列が、“0”、“1”、“01”〜“19”、“*1”〜”*2”のいずれかである場合における有効なキーとは、“0”〜“9”キーのことであり、入力済文字列が、“00”或いは“*0”である場合における有効なキーとは、“1”〜“9”キーのことである。そして、入力済文字列が、“*3”、“2”、“20”のいずれかである場合における有効なキーとは、“0”キーのことである。
【0039】
制御ユニット11は、有効なキーが押下されたときにステップS103の処理を終了し、続くステップS104にて、押下されたキーに応じた文字(“0”〜“9”或いは“*”)を入力済文字列の末尾に追加して、内容変更後の入力済文字列を入力済文字列表示欄48内に表示する処理を行う。その後、制御ユニット11は、入力済文字列が3文字の文字列となったか否か(今回、入力された文字が3文字目であるか否か)を判断(ステップS105)し、入力済文字列が3文字の文字列となっていなかった場合(ステップS105;NO)には、ステップS103に戻って、再び、テンキーが押下されるのを待機する。
【0040】
そして、制御ユニット11は、入力済文字列が3文字の文字列となったとき(ステップS105;YES)に、この処理ループ(ステップS103〜S105)を抜け出して、現在の送信モードが自動送信モードであった場合(ステップS106;自動)には、対応登録内容情報が“未登録”であるか否かを判断する(ステップS107)。ここで、対応登録内容情報とは、入力文字列の1文字目が“*”である場合には、入力文字列の2文字目以降の2文字と一致するグループ番号に対応づけられているグループ別宛先管理テーブル内の登録内容情報(グループ情報或いは“未登録”)のことであり、入力文字列の1文字目が“*”でない場合には、入力文字列と一致する短縮番号に対応づけられた形で短縮別宛先管理テーブルに記憶されている登録内容情報(短縮情報或いは“未登録”)のことである。
【0041】
対応登録内容情報が“未登録”であった場合(ステップS107;YES)、制御ユニット11は、図9に示したようなエラー通知画面、すなわち、短縮情報/グループ情報が登録されていない短縮番号/グループ番号が入力されたことが示されたエラー通知画面を、タッチスクリーン31上に一定時間(本実施形態では、2秒)表示する処理(ステップS108)を行う。その後、制御ユニット11は、入力済文字列表示欄48内に何も示されていない短縮/グループ番号入力用画面(図8)をタッチスクリーン31上に表示させる処理(ステップS101及びS102)を行ってから、ステップS103にて、有効なテンキーが押下されるのを待機している状態となる。
【0042】
一方、対応登録内容情報が“未登録”ではなかった場合(ステップS107;NO)、制御ユニット11は、FAX送信ジョブ情報設定処理(ステップS111)を行う。ここで、FAX送信ジョブ情報設定処理とは、対応登録内容情報や入力済文字列を含む情報を、この短縮/グループ番号入力受付処理の完了後に使用されるFAX送信ジョブ情報として記憶する処理のことである。
【0043】
FAX送信ジョブ情報設定処理を終えた制御ユニット11は、所定時間(本実施形態では、0.5秒)が経過するのを待機(ステップS112)した後に、短縮/グループ番号入力受付処理を終了する。なお、このステップS121の処理が行われるようにしてあるのは、短縮/グループ番号入力用画面上で、ユーザが、自身が入力した短縮番号/グループ番号を確認できるようにするため(ステップS121の処理が行われないようにしておいた場合、入力された3個目の文字が入力済文字列表示欄48内に表示されている時間が極めて短くなり、その結果として、ユーザが、短縮/グループ番号入力用画面上では、自身が入力した短縮番号/グループ番号を確認できないことになるため)である。
【0044】
これに対して、現在の送信モードが手動送信モードであった場合(ステップS106;手動)、制御ユニット11は、対応登録内容情報が、“未登録”、複数のFAX番号を含む情報、FAX番号を1つだけ含む情報のいずれであるかを判断する(ステップS109)。
【0045】
そして、制御ユニット11は、対応登録内容情報が“未登録”であった場合(ステップS109;未登録)には、既に説明したステップS108以降の処理を開始する。すなわち、この場合、制御ユニット11は、図9に示したようなエラー通知画面をタッチスクリーン31上に一定時間表示した後に、タッチスクリーン31上に、入力済文字列表示欄48内に何も示されていない短縮/グループ番号入力用画面(図8)を表示する。そして、制御ユニット11は、短縮番号/グループ番号がテンキー入力されるのを待機する状態となる。
【0046】
また、対応登録内容情報が、複数のFAX番号を含む情報(この情報は、グループ情報)であった場合(ステップS109;宛先複数件)、制御ユニット11は、図10に示したようなエラー通知画面、すなわち、手動送信時には選択不可能なグループ番号が入力されたことが示されたエラー通知画面をタッチスクリーン31上に一定時間(本実施形態では、2秒)表示する処理(ステップS110)を行う。そして、制御ユニット11は、ステップS101以降の処理を開始する。
【0047】
また、制御ユニット11は、対応登録内容情報が、FAX番号を1つだけ含む情報であった場合(ステップS109;宛先1件)、すなわち、対応登録内容情報が、短縮情報、或いは、FAX番号を1つだけ含むグループ情報であった場合には、既に説明したステップS111及びS112の処理を行った後に、この短縮/グループ番号入力受付処理を終了する。
【0048】
そして、短縮/グループ番号入力受付処理を終了した制御ユニット11は、送信モードが手動送信モードとなっている場合には、その時点におけるFAX送信ジョブ情報に基づき、タッチスクリーン31上に図11に示したような内容のFAX用基本画面を表示してから、シグナリング処理を開始する。そして、そのシグナリング処理の完了後、スタートキー32sが押下されたときに、スキャナ12にセットされている原稿に応じた内容のFAXデータを生成して実際に送信する処理を開始する。
【0049】
一方、送信モードが自動送信モードとなっていた場合、制御ユニット11は、その時点におけるFAX送信ジョブ情報に基づき、タッチスクリーン31上に図12に示したような内容のFAX用基本画面を表示してから、スタートキー32s等が押下されるのを待機する状態となる。そして、スタートキー32sが押下されたときに、スキャナ12にセットされている原稿に応じた内容のFAXデータを生成した後、生成したFAXデータをFAX送信ジョブ情報内の各FAX番号を有する機器に送信する処理を開始する。
【0050】
次に、“宛先リスト”ボタン44押下時の制御ユニット11の動作を説明する。
【0051】
“宛先リスト”ボタン44(図4,図6)が押下された場合、制御ユニット11は、図13に示したような宛先選択画面をタッチスクリーン31上に表示した後、この宛先選択画面の内容をユーザによって行われた操作に応じたものに変更していく処理である選択指示受付処理を、開始する。
【0052】
以下、選択指示受付処理の内容を説明する代わりに、宛先選択画面上の各アイテム(領域、ボタン)の機能を説明することにする。
【0053】
宛先選択画面に設けられている短縮情報表示領域50aは、短縮別宛先管理テーブルに記憶されている短縮情報(FAX番号)とそれに対応づけられている短縮番号とを組み合わせた短縮情報提示情報("[002] 0-001XXX-XXXX-XXX"等)を短縮番号順に並べた短縮情報リスト(仮想的なリスト)の一部(通常、5つの短縮情報提示情報)が、その内部に示される領域であると共に、1つの短縮情報提示情報の周囲に、自情報が処理対象となっていることを示す枠(以下、フォーカス枠と表記する)が示される領域である。また、短縮情報表示領域50aは、選択されている短縮情報(選択方法は後述)に関する短縮情報提示情報の左側に、チェックマークが表示される領域となっている。
【0054】
さらに、短縮情報表示領域50aは、Downボタン55が押下されると、フォーカス枠の表示位置が最下段ではない場合には、フォーカス枠の表示位置が1段下に移動し、フォーカス枠の表示位置が最下段であった場合には、短縮情報リストにおける次の5つの短縮情報提示情報が示されており、かつ、フォーカス枠が最上段に示されているものに、その内容が変更される領域(その内容が5行分スクロールされる領域)となっている。また、短縮情報表示領域50aは、Upボタン54が押下されると、フォーカス枠の表示位置が最上段ではない場合には、フォーカス枠の表示位置が1段上に移動し、フォーカス枠の表示位置が最上段であった場合には、短縮情報リストにおける次の5つの短縮情報提示情報が示されており、かつ、フォーカス枠が最上段に示されているものに、その内容が変更される領域となっている。
【0055】
要するに、この短縮情報表示領域50aは、短縮情報リストの内容が5つずつ表示される領域となっている。なお、短縮情報表示領域50aは、短縮情報リストの末尾の短縮情報提示情報がその内部に示されている場合には、その内部に示されている短縮情報提示情報の総数が“5”ではないことがある領域となっている。具体的には、短縮情報表示領域50aは、末尾の短縮情報提示情報がその内部に示されている場合、"5×Int((Mmax−1)/5)+1"〜Mmax(Mmaxは、短縮情報リスト内の短縮情報提示情報の総数)番目までの短縮情報提示情報がその内部に示される領域となっている。また、短縮情報表示領域50aは、短縮情報リストの末尾の短縮情報提示情報の周囲にフォーカス枠が示されている状態でDownボタン55が押下されると、短縮情報リストにおける先頭の5つの短縮情報提示情報が示されており、かつ、フォーカス枠が最上段に示されているものに、その内容が変更される領域となっている。さらに、短縮情報表示領域50aは、短縮情報リストの先頭の短縮情報提示情報の周囲にフォーカス枠が示されている状態でUpボタン54が押下されると、短縮情報リストの末尾の5つ以下の短縮情報提示情報("5×Int((Mmax−1)/5)+1"〜Mmax番目までの短縮情報提示情報)がその内部に示されており、かつ、フォーカス枠が最下段に示されているものに、その内容が変更される領域となっている。
【0056】
宛先選択画面(図13)上の“グループ選択”ボタン51bは、それを押下すると、タッチスクリーン31上に表示されている宛先選択画面が、図14に示したもの、すなわち、短縮情報表示領域50aの代わりに、グループ情報表示領域50bを備えたものに変更されるボタンとなっている。なお、図14に示した宛先選択画面は、手動送信モード時に表示されるものであり、自動送信モード時に、“グループ選択”ボタン51bの押下により表示される宛先選択画面は、この図に示したものとは若干内容の異なるもの(詳細は後述)となっている。
【0057】
そして、このタイプの宛先選択画面上のグループ情報表示領域50bは、グループ別宛先管理テーブルに記憶されているグループ情報に含まれるFAX番号の数とそれに対応づけられているグループ番号とを組み合わせた文字列("[*01] 4件"等;以下、グループ情報提示情報と表記する)に関する仮想的なリストであるグループ情報リストの内容が、短縮情報表示領域50aと同様の形で示される領域となっている。
【0058】
また、この宛先選択画面(図14)上の“グループ選択”ボタン51aは、それを押下すると、タッチスクリーン31上に表示されている宛先選択画面が、図13に示したものに変更されるボタンとなっており、宛先選択画面(図13、図14)上の“解除”ボタン53は、フォーカス枠で囲まれている短縮情報提示情報/グループ情報提示情報が、左側にチェックマークが示されているものであるときだけに有効となるボタンであると共に、それを押下すると、短縮情報提示情報/グループ情報提示情報の左に示されているチェックマークが消えるボタン(選択されている短縮情報/グループ情報の選択が解除されるボタン)となっている。
【0059】
以上、説明した各アイテムは、送信モード,表示中の宛先選択画面のタイプ((図13に示したものであるか図14に示したものであるか)に依らず、上記のように機能するアイテムであるが、短縮情報報/グループ情報を選択するためのボタンである“選択”ボタン52は、送信モードと、表示中の宛先選択画面のタイプとに依り、機能が異なるボタンとなっている。
【0060】
具体的には、自動送信モード時における図13に示したタイプの宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、フォーカス枠で囲まれている短縮情報提示情報が、左側にチェックマークが示されていないものである場合に有効となるボタンであって、その押下により、フォーカス枠で囲まれている短縮情報提示情報の左側にチェックマークを表示する処理(対応する短縮情報が選択されたことを記憶する処理)が行われるボタンとなっている。一方、手動送信モード時における図13に示したタイプの宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、フォーカス枠で囲まれている短縮情報提示情報が、左側にチェックマークが示されていないものである場合に有効となるボタンであって、その押下により、フォーカス枠で囲まれている短縮情報提示情報の左側にチェックマークが表示する処理(対応する短縮情報が選択されたことを記憶する処理)と、今回、選択された短縮情報とは異なる短縮情報/グループ情報が選択されている場合には、その短縮情報/グループ情報の選択を解除する処理とが、行われるボタンとなっている。
【0061】
また、自動送信モード時における図14に示したタイプの宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、フォーカス枠で囲まれているグループ情報提示情報が、左側にチェックマークが示されていないものである場合に有効となるボタンであって、その押下により、フォーカス枠で囲まれているグループ情報提示情報の左側にチェックマークが表示する処理(対応するグループ情報が選択されたことを記憶する処理)が行われるボタンとなっている。一方、手動送信モード時における図14に示したタイプの宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、図14,図15に示したように、フォーカス枠で囲まれているグループ情報提示情報が、左側にチェックマークが示されていないものであり、かつ、電話番号を1件しか含まないものである場合にのみ有効となるボタンとなっている。また、手動送信モード時における図14に示したタイプの宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、その押下により、フォーカス枠で囲まれているグループ情報提示情報の左側にチェックマークを表示する処理(対応する短縮情報が選択されたことを記憶する処理)と、今回、選択されたグループ情報とは異なる短縮情報/グループ情報が選択されている場合には、その短縮情報/グループ情報の選択を解除する処理とが、行われるボタンとなっている。
【0062】
すなわち、自動送信モード時における宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、短縮情報/グループ情報を複数個選択可能なボタンとなっており、手動モード時における宛先選択画面上の“選択”ボタン52は、短縮情報、或いは、FAX番号を1つだけ含むグループ情報を、1個だけ選択可能なボタンとなっている。
【0063】
そして、宛先選択画面(図13〜図15)上の“戻る”ボタン56は、それが押下されると、制御ユニット11が、選択されている各短縮情報と各グループ情報内の全てのFAX番号と他の幾つかの情報を含めたFAXジョブ情報を用意してから選択指示受付処理を終了し、短縮/グループ番号入力受付処理終了後と同様に、送信モードとFAXジョブ情報とに応じた内容の処理(図5,図11,図12に示したようなFAX用基本画面の表示で始まる処理)を開始するボタンとなっている。
【0064】
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係るファクシミリ装置10は、FAX番号を1つだけ含むグループ情報が、手動送信時のFAX送信先を指定するために利用できる装置となっている。このため、このファクシミリ装置10は、既存のファクシミリ装置よりも、ユーザが使い易い装置(手動送信用のFAX番号を別途登録しておかなくても良い装置)として機能することになる。
【0065】
<変形形態>
本実施形態に係るファクシミリ装置10は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、ファクシミリ装置10は、3種の装置として機能する装置であったが、ファクシミリ装置10を、ファクシミリとしてのみ機能する装置や、ファクシミリ及びコピー機として機能する装置に変形しても良い。また、ファクシミリ装置10は、FAX番号を登録することしかできない装置であったが、FAX送信先の名称も登録できるようにファクシミリ装置10を変形しておいても良い。
【0066】
また、ファクシミリ装置10は、3つの装置(制御ユニット11,スキャナ12及びプリンタ13)が組み合わされた装置であったが、ファクシミリ装置10と同等の機能を有する装置を、1つの装置で実現しても良く、4つ以上の装置(例えば、組み合わせることによりコピー機として機能する3つの装置と、それらの装置からなる装置に、ファクシミリとしての機能を付加できる装置)で実現しても良い。
【0067】
また、短縮/グループ番号入力受付処理(図7)を、有効ではないテンキーが押下された場合、その旨をユーザに通知するためのエラー通知画面が表示された後、ステップS101からの処理が再実行される処理としておいても良い。
【0068】
さらに、FAX用基本画面、宛先選択画面、短縮/グループ番号入力用画面等の具体的な構成を上記したものとは異なるものとしておいても良いことは、当然のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る情報送信装置の構成図。
【図2】 実施形態に係る情報送信装置の外観図。
【図3】 実施形態に係る情報送信装置に用いられている制御ユニットの外観図。
【図4】 制御ユニットが表示するFAX用基本画面の説明図。
【図5】 制御ユニットが表示するFAX用基本画面の説明図。
【図6】 制御ユニットが表示するFAX用基本画面の説明図。
【図7】 制御ユニットが実行する短縮/グループ番号入力受付処理の流れ図。
【図8】 制御ユニットが表示する短縮/グループ番号入力用画面の説明図。
【図9】 制御ユニットが表示するエラー通知画面の説明図。
【図10】 制御ユニットが表示するエラー通知画面の説明図。
【図11】 制御ユニットが表示するエラー通知画面の説明図。
【図12】 制御ユニットが表示するFAX用基本画面の説明図。
【図13】 制御ユニットが表示する宛先選択画面の説明図。
【図14】 制御ユニットが表示する宛先選択画面の説明図。
【図15】 制御ユニットが表示する宛先選択画面の説明図。
【符号の説明】
10 情報送信装置、11 制御ユニット、12 スキャナ、13 プリンタ

Claims (4)

  1. 他のファクシミリ装置の電話番号を1つ以上含む送信先規定情報を、複数個、記憶した送信先情報記憶手段と、
    原稿に応じた内容のファクシミリデータを生成して1台以上のファクシミリ装置のそれぞれに対して送信するための第1種送信処理と、原稿に応じた内容のファクシミリデータを生成して1台のファクシミリ装置のみに対して送信するための第2種送信処理とを、実行可能なファクシミリ送信手段と、
    表示装置及び入力装置を有するユーザインタフェース手段であって、前記第1種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされる各ファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるときには、ユーザが前記入力装置を操作することにより、前記送信先規定情報記憶手段に記憶されている送信先規定情報の中から、そこに含まれる電話番号を前記送信先電話番号として指定する1つ以上の送信先規定情報を任意に選択することが可能な手段として動作し、前記第2種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされるファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるときには、ユーザが前記入力装置を操作することにより、前記送信先規定情報記憶手段に記憶されている,1個の電話番号のみを含む送信先規定情報の中から、そこに含まれる電話番号を前記送信先電話番号として指定する送信先規定情報を1個だけ選択することが可能な手段として動作するユーザインタフェース手段
    とを、備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記ユーザインタフェース手段は、前記第2種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされるファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるときには、ユーザが、前記送信先情報記憶手段に記憶されている各送信先規定情報に含まれる電話番号の数を確認することと、1個の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うこととが可能であり、複数の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うことが不可能な手段として動作する
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記送信先情報記憶手段内の各送信先規定情報が、互いに異なるM文字の文字列である選択用情報に対応付けられており、
    前記ユーザインタフェース手段は、ユーザが前記入力装置を操作することにより、そこに含まれる電話番号を前記送信先電話番号として指定する送信先規定情報を、その送信先規定情報に対応づけられている前記選択用情報を入力することにより選択できる手段として動作する
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 前記送信先情報記憶手段内の各送信先規定情報が、互いに異なるM文字の文字列である選択用情報に対応付けられており、
    前記ユーザインタフェース手段は、前記第2種送信処理によるファクシミリデータの送信対象とされるファクシミリ装置の電話番号をユーザに指定させるとき、前記表示装置及び前記入力装置を、ユーザが、前記送信先情報記憶手段に記憶されている各送信先規定情報に含まれる電話番号の数を確認することと、1個の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うこととが可能であり、複数の電話番号が含まれる送信先規定情報を選択する操作を行うことが不可能な手段として動作することと、ユーザが前記入力装置を操作することにより、そこに含まれる電話番号を前記送信先電話番号として指定する送信先規定情報を、その送信先規定情報に対応づけられている前記選択用情報を入力することにより選択できる手段として動作することとが可能な手段である
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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