JP4025143B2 - カバーシートの搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

カバーシートの搬送装置及び搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4025143B2
JP4025143B2 JP2002236786A JP2002236786A JP4025143B2 JP 4025143 B2 JP4025143 B2 JP 4025143B2 JP 2002236786 A JP2002236786 A JP 2002236786A JP 2002236786 A JP2002236786 A JP 2002236786A JP 4025143 B2 JP4025143 B2 JP 4025143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cover sheet
cover
placement surface
conveying member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002236786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004075272A (ja
Inventor
章 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2002236786A priority Critical patent/JP4025143B2/ja
Publication of JP2004075272A publication Critical patent/JP2004075272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4025143B2 publication Critical patent/JP4025143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクにおけるディスク基板等へ貼り合わされる薄膜状のカバーシートをシート載置面上から任意の位置へ搬送するためのカバーシートの搬送装置及び搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ光を用いて情報を記録し、又は再生する光ディスクとしては、例えば、CD−R(Compact Disc-recordable)、CD(Compact Disc)、DVD(digital versatile disc)、DVD−R(digital versatile disc-recordable)等が既に普及しているが、近年、光ディスクに対しては、映像情報等の情報を更に大量に格納したいという要望があり、高密度化の検討が進んでいる。このような光ディスクに対する記録密度は、おおむねディスク上の光ビームのスポットサイズで決まり、このスポットサイズは、レーザ波長をλ、対物レンズの開口数をNAとすると、λ/NAに比例する。このため、光ディスクに対する記録密度を高めるためには、レーザ光の短波長化と対物レンズの高NA化が必要となる。しかし、光ディスクの傾きにより発生するコマ収差はNAの3乗に比例して大きくなるため、高NA化によってディスクの傾きに対するマージンが極めて小さくなり、わずかな傾きでもビームスポットがぼやけ、高密度での記録及び再生が実現できなくなる。従って、高密度化に対応した光ディスクでは、例えば、特開平11−31337号公報に開示されているように、レーザ光の透過層であるカバー層を十分薄いもの(例えば、0.1mm程度のもの)とし、高NAに伴うディスクの傾きによるコマ収差の増加を抑制する必要がある。
【0003】
上記のような光ディスクの製造過程では、例えば、情報記録層が形成されたディスク基板の記録面上に透明な樹脂フィルムを基材とするカバーシートを貼り合せ、このカバーシートによりディスク基板上に透明なカバー層を形成する。このカバーシートの片側の面(貼合面)には予め粘着膜が形成されており、この粘着膜を介してカバーシートはディスク基板の記録面に貼り合わされる。
【0004】
また、上記のようなディスク基板に貼り合わされるカバーシートは、例えば、片側の面に粘着膜が形成された長尺帯状の樹脂フィルムの粘着面及び光入射面にそれぞれ剥離シート及び保護シートが貼り付けられた4層構造の積層シート材を加工素材として製造される。このとき、樹脂フィルムの粘着面に貼り付けられた剥離シートは、通常、打抜刃により打抜かれることなく長尺帯状のまま残される。この長尺帯状の剥離シートは、積層シート材から打抜かれたカバーシートを搬送するためのキャリアベースとして用いられる。
【0005】
図6には、積層シート材から打抜かれたカバーシートを搬送するカバーシートの搬送装置が示されている。このカバーシートの搬送装置(以下、単に「搬送装置」という。)110には、カバーシート112から剥離シート118を剥離するためのクサビ状の剥離ガイド部材111及び、この剥離ガイド部材111の下流側に支持された受け台114が設置されている。剥離ガイド部材111は、その先端部がシート搬送台62側を向くように支持されている。
【0006】
また搬送装置110には、複数のカバーシート112が貼り付けられた剥離シート118に所定の張力を付与しつつ、この剥離シート118に所定の剥離方向(矢印E方向)の引張り力を加えるテンション機構(図示省略)が設けられている。これにより、搬送装置110では、カバーシート112が剥離シート118を介して剥離ガイド部材111に一定の圧接力で圧接しつつ、剥離ガイド部材111の基端側から先端側へ向って移動する。このとき、剥離ガイド部材111の先端部付近では、カバーシート112に貼り付けられた剥離シート118がカバーシート112から剥離する。また剥離シート118が剥離されたカバーシート112は、剥離ガイド部材111の前方へ押出されて図示の受入位置に保持された受け台114上へスライドする。
【0007】
一方、受け台114は、その上面部が平面状のシート載置面115とされており、このシート載置面115には複数個の吸引穴(図示省略)が開口している。また搬送装置110には、受け台114を図6に示される受入位置とカバーシート112をディスク基板に貼り合わすための貼合装置(図示省略)との間で移動可能に支持する移送機構が設けられている。搬送装置110では、シート載置面115上にカバーシート112が載置されると、真空ポンプ等の真空発生装置により吸引穴へ負圧を供給する。これにより、カバーシート112がシート載置面115に吸着される。次いで、搬送装置110は、受け台114を受入位置貼合装置へ搬送し、カバーシート112を受け台114上から貼合装置の装填部へ移し替える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような搬送装置110では、カバーシート112を受け台114上へ送り出した後は、カバーシート112を貼合装置へ搬送完了した受け台114が受入位置に復帰するまで、カバーシート112をスライドテーブル116上から受け台114上へ送り出すことができない。従って、受入位置から貼合装置までの距離が長い場合、すなわち受け台114によるカバーシート112の搬送距離が長い場合には、スライドテーブル116上でカバーシート112が停止する時間が長くなる。このようなカバーシート112の停止時間の遅延は、光ディスクの製造ラインにおける製造効率の低下要因となって好ましくない。
【0009】
そこで、カバーシート112を受け台114上に載置した後、このカバーシート112を受け台114上からシート搬送用のシート搬送部材上へ載せ替え、このシート搬送部材によりカバーシート112を支持しつつ、このシート搬送部材と共にカバーシート112を受入位置から所定部位へ搬送することが考えられる。しかし、受け台114を受入位置に固定した状態で、粘着膜120を上方に向けて受け台114上に載置されたカバーシート112を、皺等の故障を発生させることなくシート搬送部材上へ載せ替えることが難しいという問題が生じる。
【0010】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、カバーシートに皺等の故障を発生させることなく、カバーシートをシート載置面上からシート搬送部材上へ載せ替え、このシート搬送部材によりカバーシートを任意の位置へ搬送できるカバーシートの搬送装置及び搬送方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカバーシートの搬送装置は、薄膜状の樹脂フィルム及び、該樹脂フィルムの片側の面上に形成された粘着膜を有するカバーシートの搬送装置であって、カバーシートが粘着膜を上方へ向けて載置されるシート載置面と、前記シート載置面に該シート載置面上に載置されるカバーシートの下部側に延在するように設けられた凹状の逃げ部と、前記逃げ部内に前記シート載置面上に載置されたカバーシートの外周側から挿入可能とされ、かつ該逃げ部内から前記シート載置面の上方へ離脱可能とされたシート搬送部材と、前記シート載置面上にカバーシートが載置されているときには前記逃げ部の上面側の開口部を閉塞し、前記シート搬送部材を前記逃げ部内に挿入するときには下降して該挿入を可能にする昇降支持部材と、前記昇降支持部材を下降させたときにカバーシートと接している前記シート載置面に設けられ、カバーシートを前記シート載置面に吸着させる吸引穴と、前記シート載置面上へカバーシートが載置されると、前記逃げ部内に挿入された前記シート搬送部材を前記シート載置面の上方までカバーシートと共に移動させ、該シート搬送部材によりカバーシートを支持しつつカバーシートを任意の位置へ搬送するシート移送手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
本発明に係るカバーシートの搬送装置によれば、シート載置面上へカバーシートが載置されると、シート移送手段が、逃げ部内に挿入されたシート搬送部材をシート載置面の上方までカバーシートと共に移動させ、このシート搬送部材によりカバーシートを支持しつつカバーシートを任意の位置へ搬送することにより、シート搬送部材をカバーシートの下面以外の部分に接触させることなく、カバーシートをシート載置面上から上方へ持ち上げた後、シート搬送部材によりカバーシートを下面側から支持しつつ任意の位置へ搬送できるので、シート載置面上に載置されたカバーシートに皺等の故障を発生させることなく、カバーシートをシート載置面上からシート搬送部材上へ載せ替え、このシート搬送部材により任意の位置へ搬送できる。
【0013】
このとき、シート搬送部材を逃げ部内に挿入するタイミングは、カバーシートがシート載置面上に載置される前、及び載置された後の何れでも良い。すなわち、カバーシートがシート載置面上に載置される前に、シート搬送部材を逃げ部内に挿入しておけば、シート搬送部材と接触することなく、カバーシートをシート載置面上に載置でき、またシート搬送部材が逃げ部内にシート載置面上に載置されたカバーシートの外周側から挿入可能とされていることから、カバーシートがシート載置面上に載置される後でも、シート搬送部材をカバーシートと接触させることなく逃げ部内に挿入できる。
【0014】
この結果、シート搬送部材によりカバーシートがシート載置面上から持ち上げられた後は、直ちに次のカバーシートをシート載置面上に載置できるので、カバーシートをシート載置面上に載せて搬送する場合と比較して、先行する1枚のカバーシートをシート載置面上に載置してから後続する1枚のカバーシートがシート載置面上に載置可能になるまでの時間を短縮できる。
また、シート載置面上にカバーシートが載置されているときには、逃げ部の上面側の開口部を昇降支持部材が閉塞することにより、カバーシートが逃げ部内に落ち込むことが防止される。
また、シート搬送部材を逃げ部内に挿入するときには、昇降支持部材が下降してシート搬送部材の挿入を可能にする。昇降支持部材を下降させたときにカバーシートと接しているシート載置面には吸引穴が設けられているので、カバーシートをシート載置面に吸着させることができる。これにより、昇降支持部材を下降させたときにおいて、逃げ部に面した部分のカバーシートが湾曲して逃げ部内へ垂れ下がることが防止される。
【0015】
また本発明に係るカバーシートの搬送方法は、薄膜状の樹脂フィルム及び、該樹脂フィルムの片側の面上に形成された粘着膜を有するカバーシートを、請求項1、2又は3記載のカバーシートの搬送装置を用いて搬送する搬送方法であって、前記シート載置面上にカバーシートが載置された後、前記シート移送手段により前記シート搬送部材を前記逃げ部内に挿入し、該シート搬送部材を前記シート載置面の上方までカバーシートと共に移動させ、該シート搬送部材によりカバーシートを支持しつつ、カバーシートを任意の位置へ搬送することを特徴とする。
【0016】
本発明のカバーシートの搬送方法によれば、シート載置面上にカバーシートが載置された後、シート移送手段によりシート搬送部材を逃げ部内に挿入し、シート搬送部材をシート載置面の上方までカバーシートと共に移動させ、このシート搬送部材によりカバーシートを支持しつつ、カバーシートを任意の位置へ搬送することにより、シート搬送部材をカバーシートの下面以外の部分に接触させることなく、カバーシートをシート載置面上から上方へ持ち上げた後、シート搬送部材によりカバーシートを下面側から支持しつつ任意の位置へ搬送できるので、シート載置面上に載置されたカバーシートに皺等の故障を発生させることなく、カバーシートをシート載置面上からシート搬送部材上へ載せ替え、このシート搬送部材により任意の位置へ搬送できる。
【0017】
このとき、シート搬送部材が逃げ部内にシート載置面上に載置されたカバーシートの外周側から挿入可能とされていることから、カバーシートがシート載置面上に載置される後でも、シート搬送部材をカバーシートと接触させることなく逃げ部内に挿入できる。
【0018】
この結果、シート搬送部材によりカバーシートがシート載置面上から持ち上げられた後は、直ちに次のカバーシートをシート載置面上に載置できるので、カバーシートをシート載置面上に載せて搬送する場合と比較して、先行する1枚のカバーシートをシート載置面上に載置してから後続する1枚のカバーシートがシート載置面上に載置可能になるまでの時間を短縮できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る光ディスクの製造ラインに適用されるカバーシートの搬送装置及び、その搬送方法について図面を参照して説明する。
【0020】
(実施形態の構成)
先ず、本発明の実施形態に係る光ディスクの製造ラインにより製造される光ディスクの構造について説明する。図1には、本発明の実施形態に係る光ディスクの製造ラインにより製造される光ディスクが示されている。この光ディスク10は、従来のDVD−R等の光ディスクに対して高密度の情報記録が可能とされたものであり、例えば、従来の光ディスクと比較して、記録再生用のレーザ光として短波長の青紫レーザ光を用いると共に、記録再生装置の対物レンズの開口数NAを0.85程度まで増大することで、12cm径の光ディスク10に対する片面記録容量が25Gバイト以上に高められている。
【0021】
光ディスク10には、円板状に形成されたディスク基板12が設けられており、このディスク基板12の片側の面は情報の記録面14とされている。このディスク基板12の記録面側には、光反射層18及び光吸収層20が順に積層されており、これらの光反射層18及び光吸収層20により情報記録層(以下、単に「記録層」という。)16が構成されている。また光ディスク10には、記録層16を覆うようにディスク基板12上に透明なカバー層22が設けられている。このカバー層22は、透明な樹脂フィルム26及び粘着膜28からなるカバーシート24により構成され、その厚さが100μm程度とされている。
【0022】
ディスク基板12は、PC(ポリカーボネイト)等の樹脂を素材としてモールド成形されている。光ディスク10におけるカバー層22を構成するカバーシート24は、PC(ポリカーボネイト)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の透明樹脂製の樹脂フィルム26を基材としており、この樹脂フィルム26の片側の面に一定厚さの粘着膜28が成膜されている。粘着膜28は、公知のアクリル系、ゴム系、シリコン系等の粘着剤により形成されるが、透明性及び耐久性の観点からは、アクリル系粘着剤が望ましい。またカバーシート24の厚さは、光ディスク10におけるカバー層22の厚さの設定値と略等しく設定され、例えば、カバー層22の厚さの設定値が100μmの場合には、樹脂フィルム26の厚さが80μm、粘着膜28の厚さが20μmにそれぞれ設定される。
【0023】
ディスク基板12の中心部には、光ディスク10の回転中心となる軸心SDに沿って円形のセンターホール29が穿設されている。またカバー層22の中心部にも、軸心Sを中心としてセンターホール29よりも大径とされた円形の開口部30が形成されている。
【0024】
上記のような光ディスクの製造ラインでは、モールド成形等により成形されたディスク基板12の片側の面に記録層16を形成するディスク基板の製造工程と、ディスク基板12に貼り合わされるカバーシート24を成形するカバーシートの成形工程とがそれぞれ独立して行われ、これらの工程によりディスク基板12及びカバーシート24を製造した後、貼合装置70(図5参照)によりディスク基板12にカバーシート24を貼り合せることで図1に示される光ディスク10が製造される。
【0025】
上記のようなカバーシート24は、例えば、片側の面に粘着膜が形成された長尺帯状の樹脂フィルムの粘着面及び光入射面にそれぞれ剥離シート及び保護シートが貼り付けられた4層構造の積層シート材を加工素材として製造される。具体的には、環状の打抜刃により積層シート材における保護シート及び樹脂フィルムを円板状に打抜くことでカバーシートを成形する。このとき、カバーシートの粘着膜に貼り付けられた剥離シートは、通常、打抜刃により打抜かれることなく長尺帯状のまま残される。この長尺帯状の剥離シートは、積層シート材から打抜かれたカバーシートを搬送するためのキャリアベースとして用いられる。
【0026】
図2及び図3には、本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置が示されている。このカバーシートの搬送装置(以下、単に「搬送装置」という。)32には、カバーシート24から剥離シート31を剥離するためのクサビ状の剥離ガイド部材38及び、この剥離ガイド部材111の下流側に支持された受け台34が設置されている。剥離ガイド部材38は、その先端部60がシート搬送台62側を向くように支持されている。
【0027】
また搬送装置32には、複数のカバーシート24が下面側に貼り付けられた剥離シート31に所定の張力を付与しつつ、この剥離シート31に所定の剥離方向(矢印E方向)の引張り力を加えるテンション機構(図示省略)が設けられている。これにより、搬送装置32では、カバーシート24が剥離シート31を介して剥離ガイド部材38に一定の圧接力で圧接しつつ、剥離ガイド部材38の基端側から先端側へ向って移動する。このとき、剥離ガイド部材38の先端部付近では、カバーシート24に貼り付けられた剥離シート31がカバーシート24から剥離する。また剥離シート31が剥離されたカバーシート24は、剥離ガイド部材38の前方へ押出されて図示の受入位置に固定された受け台34上へスライドする。
【0028】
図2に示されるように、受け台34は、その上面部が平面状のシート載置面40とされている。受け台34のシート載置面40には、それぞれ溝状とされた一対の逃げ部42がシート載置面40を横断するように形成されている。これらの逃げ部42は、その断面が搬送方向へ細長い矩形状とされ、カバーシート24の搬送方向(矢印F方向)に直交する横断方向(矢印T方向)に沿って直線的に延在している。また一対の逃げ部42は、搬送方向に沿ってシート載置面40の中心CFに対して互いに対称的に配置されている。受け台34には、シート載置面40における搬送方向における終端部にブロック状のストッパ部材44が設けられている。このストッパ部材44は、剥離ガイド部材38からシート載置面40上にスライドしてきたカバーシート24に当接し、このカバーシート24の中心が中心CFに一致するようにカバーシート24をシート載置面40の中心位置に位置決めする。
【0029】
図3に示されるように、受け台34には、シート載置面40の下部側に負圧室46が設けられると共に、この負圧室46からシート載置面40へ貫通する複数の吸引穴48が穿設されている。ここで、負圧室46は真空ポンプ等の真空発生装置(図示省略)に接続されており、真空発生装置は、シート載置面40上の中心位置にカバーシート24が位置決めされることに連動して負圧室46内に負圧を供給する。これにより、カバーシート24は、負圧室46内への負圧供給時に吸引穴48からの負圧の作用によりシート載置面40上に吸着される。
【0030】
受け台34には、一対の逃げ部42内にそれぞれ昇降支持部材52が高さ方向(矢印H方向)に沿って移動可能に配置されている。また受け台34内には、昇降支持部材52に連結された昇降駆動部50が配置されており、この昇降駆動部50は、昇降支持部材52を高さ方向に沿って支持位置(図3参照)と退避位置(図4参照)との何れかに移動させる。また昇降支持部材52は、その上面部が平面状のシート支持面54とされており、このシート支持面54は、搬送方向に沿った幅が逃げ部42の幅よりも僅かに狭くされ、また横断方向に沿った長さがシート載置面40の幅と略等しくされている。
【0031】
ここで、昇降支持部材52は、支持位置にあるときにはシート支持面54をシート載置面40と同一面上に支持し、また退避位置にあるときにはシート支持面54をシート載置面40の下方に支持する。従って、逃げ部42の上面側の開口部は、昇降支持部材52が支持位置にあるときにはシート支持面54により閉塞され、また昇降支持部材52が退避位置にあるときにはシート載置面40へ開口する。
【0032】
受け台34内に配置された昇降駆動部50は、剥離ガイド部材38の下側にあるカバーシート24がシート載置面40上に達する前に、昇降支持部材52を退避位置から支持位置へ上昇させる。従って、剥離ガイド部材38の下側からシート載置面40上へ移動してきたカバーシート24は、昇降支持部材52のシート支持面54により支持されつつ逃げ部42上を横断する。これにより、シート載置面40上を移動するカバーシート24が逃げ部42に引っ掛かることや、逃げ部42内に落ち込むことが防止される。また昇降駆動部50は、シート載置面40に載置されたカバーシート24が中心位置に位置決めされた後に、昇降支持部材52を支持位置から退避位置へ下降させる。このとき、カバーシート24は、吸引穴48からの負圧によりシート載置面40上に吸着されているので、逃げ部42に面した部分が湾曲して逃げ部42内へ垂れ下がることが防止される。
【0033】
図2及び図4に示されるように、搬送装置32には、受け台34上に載置されたカバーシート24を持ち上げ、このカバーシート24を搬送するためのシート移送機構56が設けられている。このシート移送機構56には、平板状のシート搬送部材58及び、このシート搬送部材58の基端部に連結された円柱状の支柱部材60が設けられている。シート搬送部材58は、その基端部が支柱部材60の上端部に連結されており、支持アーム部62を中心とする径方向に沿って細長いプレート状に形成されている。シート搬送部材58は、支柱部材60により片持ち状態で回転可能に支持されている。
【0034】
図2に示されるように、シート搬送部材58の先端側は二股状に分岐しており、これら一対の分岐部分は、それぞれ一対の逃げ部42に対して挿脱可能とされた梁状の支持アーム部62とされている。またシート搬送部材58における一対の支持アーム部62間は、その開口幅がカバーシート24における開口部30の直径よりも若干広くされている。また一対の支持アーム部62は、搬送方向に沿った幅が逃げ部42の幅よりも僅かに狭くされ、また横断方向に沿った長さがシート載置面40の幅よりも僅かに長くされている。
【0035】
支持アーム部62の上面部は平面状のシート支持面64とされている。ここで、シート搬送部材58は、逃げ部42内の昇降支持部材52が退避位置にあるときには、横断方向に沿って受け台34の外側から逃げ部42内に挿入可能とされ、また逃げ部42内へ挿入されたシート搬送部材58は、逃げ部42内からシート載置面40の上方へ離脱可能とされている。またシート支持面64には、それぞれ長手方向に沿って複数個の吸引穴66が開口しており、これらの吸引穴66は、フレキシブルパイプ等の配管を通して真空ポンプ等の真空発生装置(図示省略)に接続されている。
【0036】
シート移送機構56には、支柱部材60を介してシート搬送部材58を駆動するための搬送駆動部(図示省略)が設けられている。この搬送駆動部は、シート搬送部材58を高さ方向、搬送方向、横断方向及び、支柱部材60を中心とする回転方向に沿って移動させる。ここで、搬送駆動部は、高さ方向へはシート搬送部材58をそのシート支持面64がシート載置面40よりも僅かに低位となる挿入位置と、シート搬送部材58がシート載置面40の上方に位置するリフト位置との何れか移動(昇降)させる。また搬送駆動部は、シート搬送部材58を受け台34と貼合装置70(図5参照)との間で往復移動させる。
【0037】
シート移送機構56は、シート載置面40上に載置されたカバーシート24が中心位置に位置決めされた後、昇降駆動部50により支持位置にある昇降支持部材52が退避位置まで下降すると、図4に示されるように、搬送駆動部により高さ方向に沿って挿入位置に保持されたシート搬送部材58における一対の支持アーム部62をそれぞれ横断方向に沿って一対の逃げ部42内に挿入する。これに連動して、真空発生装置は受け台34内の負圧室46への負圧の供給を停止する。
【0038】
次いで、シート移送機構56は、搬送駆動部によりシート搬送部材58を挿入位置からリフト位置へ上昇させる。これにより、シート搬送部材58は、挿入位置からリフト位置への移動途中に、一対の支持アーム部62をシート載置面40上に載置されたカバーシート24の下面(光入射面)に当接させた後、一対の支持アーム部62によりカバーシート24を支持しつつカバーシート24と共にリフト位置まで上昇する。またシート移送機構56は、一対の支持アーム部62がカバーシート24に当接することに同期し、支持アーム部62におけるシート支持面64に開口する吸引穴66へ負圧を供給する。これにより、カバーシート24は一対の支持アーム部62のシート載置面76上に吸着され、一対の支持アーム部62上に安定的に支持される。このカバーシート24は、シート搬送部材58と共に貼合装置70へ搬送される。
【0039】
なお、一対の支持アーム部62の幅は、搬送時におけるカバーシート24の撓み量を十分に小さくする観点から、本実施形態のようにカバーシート24に保護シート27が貼り付けられている場合でも、10mm以上を確保することが好ましく、20mm以上を確保することが更に好ましい。このとき、一対の支持アーム部62は、その幅方向中心がそれぞれカバーシート24の中心からL/4(ここで、Lは、カバーシート24の直径で、本実施形態では120mm)だけ離れた位置と略一致するように位置調整することが好ましい。またカバーシート24に保護シート27が貼り付けられていない場合には、カバーシート24の撓み方向の剛性が低下することから、一対の支持アーム部62の幅は、20mm以上を確保することが好ましい。
【0040】
また一対の逃げ部42は、図7に示される受け台36のようにカバーシート24の搬送方向(矢印F方向)に沿って直線的に延在するように形成しても良い。このように一対の逃げ部42をカバーシート24の搬送方向(矢印F方向)に沿って直線的に延在するように形成した場合には、図2に示される受け台34と比較し、カバーシート24が逃げ部42を横断することなく、剥離ガイド部材38から受け台36上の中心位置まで移動するので、カバーシート24の剥離ガイド部材38から受け台36上への移動が円滑になる。
【0041】
貼合装置70には、図5に示されるように支持基台72が設けられると共に、この支持基台72上に肉厚円板状に形成された複数(図5では1個のみを示す。)の貼合テーブル74が設置されている。この貼合テーブル74の上面部は、カバーシート24が載置される平面状のシート載置面76とされている。貼合テーブル74の中心部には断面が円形とされた貫通穴78が穿設され、この貫通穴78と同軸的には支持基台72にも貫通穴80が穿設されている。貼合装置70には、貫通穴78,80を挿通してシート載置面76から先端部を突出させる昇降ピン82が設けられている。支持基台72の下面側には、貫通穴80に面してリニアアクチュエータ88が取り付けられており、このリニアアクチュエータ88は、昇降ピン82を高さ方向に沿って昇降可能に支持すると共に、図5(A)に示される伸長位置と図5(B)の2点鎖線で示される縮長位置との何れかに昇降させる。
【0042】
昇降ピン82のシート載置面76からの突出部には、その先端側に基端側よりも小径とされた縮径部84が形成されている。この縮径部84は、ディスク基板12におけるセンターホール29(図1参照)の内径よりも僅かに小径とされている。また昇降ピン82の縮径部84よりも基端側は、縮径部84よりも大径で、かつカバーシート24における開口部30(図1参照)の内径よりも僅かに小径とされた大径部86とされている。
【0043】
シート移送機構56は、先ず、シート搬送部材58により受け台34上から持ち上げたカバーシート24を貼合装置70における貼合テーブル74の上方までに搬送する。このとき、シート移送機構56は、シート搬送部材58により支持されたカバーシート24の中心が昇降ピン82の軸心SPと一致するようにカバーシート24を位置決めする。次いで、シート移送機構56は、リフト位置にあったシート搬送部材58をシート載置面76に対して僅かに上方の離脱位置(図5(A)参照)まで下降させる。シート搬送部材58が離脱位置まで下降することにより、カバーシート24は、図5(A)に示されるように、その開口部30内に伸長位置にある昇降ピン82の大径部86が挿入される。
【0044】
シート移送機構56は、シート搬送部材58が離脱位置まで下降すると、シート載置面76に開口する吸引穴66への負圧の供給を停止した後、昇降ピン82を中心とする径方向に沿ってシート搬送部材58を外周側へ水平移動させる。このとき、カバーシート24は、昇降ピン82により移動が拘束されていることから、シート搬送部材58が貼合テーブル74の外周側まで移動すると、図5(B)に示されるように、シート搬送部材58上から貼合テーブル74のシート載置面76上に載せ替えられる。またシート移送機構56は、次のカバーシート24の搬送に備え、シート搬送部材58を貼合テーブル74の外周側から受け台34に隣接する待機位置(図2参照)に復帰させる。
【0045】
この後、図5(B)の2点鎖線(想像線)で示されるように、貼合テーブル74上には、ディスク基板の搬送装置(図示省略)によりディスク基板12が貼合テーブル74上に搬送されてくる。このディスク基板の搬送装置は、ディスク基板12を下降させて、そのセンターホール29内に昇降ピン82の縮径部84が挿入されるとディスク基板12から離脱する。これにより、ディスク基板12は、その記録面14を下方へ向けてカバーシート24の粘着面に正対するように支持される。このとき、カバーシート24及びディスク基板12は、昇降ピン82により互いに中心が精度良く一致するように位置決めされる。
【0046】
ここで、貼合装置70は、外部空間に対して気密状態とすることが可能な真空槽(図示省略)内に収容されており、この真空槽には真空ポンプ等の真空発生装置が接続されており、この真空発生装置はカバーシート24及びディスク基板が貼合装置70に装填完了すると、真空槽内の空気を排出して真空槽内を所定の真空度まで減圧する。
【0047】
ディスク基板12が昇降ピン82により支持されると、貼合装置70は、リニアアクチュエータ88により伸長位置にあった昇降ピン82を図5(B)の2点鎖線で示される縮長位置に下降させる。これにより、ディスク基板12がその記録面14をカバーシート24の粘着膜28に当接させる位置まで下降する。この後、貼合装置70は、シリコンゴム、ウレタンゴム、バイトン等の弾性材料により形成されたパット状の加圧部材(図示省略)によりディスク基板12をカバーシート24側に加圧し、粘着膜28を介してディスク基板12の記録面14にカバーシート24を貼り合せる。これにより、ディスク基板12上に記録面14を覆うカバーシート24によってカバー層22(図1参照)が形成され、製品素材としての光ディスク10の製造が完了する。
【0048】
(実施形態の作用)
次に、上記したような光ディスクの製造ラインに適用された本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置及び搬送方法の作用について説明する。
【0049】
本実施形態に係る搬送装置32では、受け台34のシート載置面40上へカバーシート24が載置されると、シート移送機構56がシート搬送部材58の支持アーム部62を逃げ部42内に挿入し、このシート搬送部材58をシート載置面40上方のリフト位置までカバーシート24と共に上昇させた後、このシート搬送部材58によりカバーシート24を支持しつつカバーシート24を貼合装置70の貼合テーブル74上に搬送し、シート搬送部材58上から貼合テーブル74のシート載置面76上に載せ替えることにより、シート搬送部材58をカバーシート24の下面以外の部分に接触させることなく、カバーシート24をシート載置面40上から上方へ持ち上げた後、シート搬送部材58によりカバーシート24を下面側から支持しつつ貼合テーブル74上へ搬送し、貼合テーブル74のシート載置面76上に載せ替えることができるので、シート載置面40上に載置されたカバーシート24に皺等の故障を発生させることなく、このカバーシート24を受け台34のシート載置面40上からシート搬送部材上へ載せ替え、このシート搬送部材により貼合装置70の貼合テーブル74上に搬送し、貼合テーブル74のシート載置面76上に載置できる。
【0050】
この結果、シート移送機構56のシート搬送部材58によりカバーシート24がシート載置面40上から持ち上げられた後は、直ちに次のカバーシート24をシート載置面40上に載置できるので、1枚のカバーシートを受け台上に載せて、この受け台と共にカバーシートを搬送する場合と比較して、先行する1枚のカバーシート24をシート載置面40上に載置してから後続する1枚のカバーシート24がシート載置面40上に載置可能になるまでの時間を短縮できる。
【0051】
なお、本実施形態では、シート移送機構56により貼合装置70における貼合テーブル74上にカバーシート24を載置した後、この貼合テーブル74上のカバーシート24にディスク基板12を貼り合せる場合についてのみ説明したが、これとは逆に、貼合テーブル上にディスク基板12を載置した後、この貼合テーブル上のディスク基板12にカバーシート24を貼り合せる場合についても、本実施形態に係る搬送装置32によりカバーシート24を貼合装置の貼合テーブルへ搬送可能である。但し、この場合には、カバーシート24の粘着膜28を下方へ向けるために、シート搬送部材58をカバーシート24と共に反転させる必要がある。また、この場合には、カバーシート24をディスク基板12に貼り合せる貼合装置としては、ローラ面が弾性材料により形成された加圧ローラをカバーシート24上で転動させてカバーシート24をディスク基板12側へ加圧するローラ型の加圧装置を用いることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るカバーシートの搬送装置及び搬送方法によれば、カバーシートに皺等の故障を発生させることなく、カバーシートをシート載置面上からシート搬送部材上へ載せ替え、このシート搬送部材によりカバーシートを任意の位置へ搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置が適用された光ディスクの製造ラインにより製造される光ディスクの構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置の構成を示す斜視図であり、シート搬送部材の逃げ部内への挿入前の状態を示している。
【図3】 本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置が適用の構成を示す側面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置の構成を示す斜視図であり、シート搬送部材が逃げ部内へ挿入された状態を示している。
【図5】 本発明の実施形態に係るカバーシートとディスク基板との貼合装置の構成を示す側面断面図である。
【図6】 光ディスクの製造ラインへ適用される従来のカバーシートの搬送装置を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施形態に係るカバーシートの搬送装置における受け台の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 光ディスク
12 ディスク基板
14 記録面
22 カバー層
24 カバーシート
26 樹脂フィルム
28 粘着膜
32 搬送装置(カバーシートの搬送装置)
34 受け台
40 シート載置面
42 逃げ部
56 シート移送機構(シート移送手段)
58 シート搬送部材
62 支持アーム部
64 シート支持面
66 吸引穴(負圧供給手段)

Claims (4)

  1. 薄膜状の樹脂フィルム及び、該樹脂フィルムの片側の面上に形成された粘着膜を有するカバーシートの搬送装置であって、
    カバーシートが粘着膜を上方へ向けて載置されるシート載置面と、
    前記シート載置面に該シート載置面上に載置されるカバーシートの下部側に延在するように設けられた凹状の逃げ部と、
    前記逃げ部内に前記シート載置面上に載置されたカバーシートの外周側から挿入可能とされ、かつ該逃げ部内から前記シート載置面の上方へ離脱可能とされたシート搬送部材と、
    前記シート載置面上にカバーシートが載置されているときには前記逃げ部の上面側の開口部を閉塞し、前記シート搬送部材を前記逃げ部内に挿入するときには下降して該挿入を可能にする昇降支持部材と、
    前記昇降支持部材を下降させたときにカバーシートと接している前記シート載置面に設けられ、カバーシートを前記シート載置面に吸着させる吸引穴と、
    前記シート載置面上へカバーシートが載置されると、前記逃げ部内に挿入された前記シート搬送部材を前記シート載置面の上方までカバーシートと共に移動させ、該シート搬送部材によりカバーシートを支持しつつカバーシートを任意の位置へ搬送するシート移送手段と、
    を有することを特徴とするカバーシートの搬送装置。
  2. 前記シート搬送部材には、円板状に形成されたカバーシートの径方向に沿って互いに対称的となるように一対の支持アーム部が設けられ、
    前記シート移送手段は、前記シート搬送部材を前記挿入位置から前記離脱位置まで移動させる際に、一対の前記支持アーム部をそれぞれカバーシートの中心に対して略対称的な一対の領域に当接させつつ、該カバーシートを前記シート載置面上へ持ち上げることを特徴とする請求項1記載のカバーシートの搬送装置。
  3. 前記シート搬送部材のカバーシートの支持時に、前記シート搬送部材におけるカバーシートとの当接部に開口する吸引穴に負圧を供給する負圧供給手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のカバーシートの搬送装置。
  4. 薄膜状の樹脂フィルム及び、該樹脂フィルムの片側の面上に形成された粘着膜を有するカバーシートを、請求項1、2又は3記載のカバーシートの搬送装置を用いて搬送する搬送方法であって、
    前記シート載置面上にカバーシートが載置された後、前記シート移送手段により前記シート搬送部材を前記逃げ部内に挿入し、該シート搬送部材を前記シート載置面の上方までカバーシートと共に移動させ、該シート搬送部材によりカバーシートを支持しつつ、カバーシートを任意の位置へ搬送することを特徴とするカバーシートの搬送方法。
JP2002236786A 2002-08-15 2002-08-15 カバーシートの搬送装置及び搬送方法 Expired - Fee Related JP4025143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002236786A JP4025143B2 (ja) 2002-08-15 2002-08-15 カバーシートの搬送装置及び搬送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002236786A JP4025143B2 (ja) 2002-08-15 2002-08-15 カバーシートの搬送装置及び搬送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004075272A JP2004075272A (ja) 2004-03-11
JP4025143B2 true JP4025143B2 (ja) 2007-12-19

Family

ID=32020811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002236786A Expired - Fee Related JP4025143B2 (ja) 2002-08-15 2002-08-15 カバーシートの搬送装置及び搬送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4025143B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202235A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Lintec Corp シート貼付装置および貼付方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202235A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Lintec Corp シート貼付装置および貼付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004075272A (ja) 2004-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030098131A1 (en) Laminating apparatus for optical disc
JP4215998B2 (ja) 半導体ウエハの処理方法およびそのための半導体ウエハの転写装置
JP2006032678A (ja) フィルム剥離方法およびフィルム剥離装置
JP4025143B2 (ja) カバーシートの搬送装置及び搬送方法
JP2006165385A (ja) ウエハマウント方法およびこれを用いたウエハマウント装置
US7381286B2 (en) Laminate sheet material punching method and optical disk manufacturing method
JP4648081B2 (ja) 貼合装置及び貼合方法
JP3971429B2 (ja) 光ディスクの製造装置及び製造方法
JP2005216426A (ja) 光ディスクの製造方法
JP6177622B2 (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法
JP3924253B2 (ja) 光ディスクの製造方法
JP3703230B2 (ja) 保持台から記憶ディスクを取り上げる方法
JP3924240B2 (ja) 光ディスクの製造装置
JP2004134011A (ja) 光ディスクの製造方法及び製造装置
JP2003067991A (ja) 光ディスクの製造方法及びディスク積層体の搬送方法
JP2004079026A (ja) 粘着膜保護シートの剥離方法及び光ディスクの製造方法
JP2006351103A (ja) 光ディスクの製造装置
JP2005216425A (ja) 光ディスクの製造方法
JP4554445B2 (ja) 光ディスクの製造装置
JP2004047036A (ja) シート材のベース基板への貼合方法及び光ディスクの製造方法
JP3924230B2 (ja) 光ディスクの製造方法
JP2022186296A (ja) レーザーダイオードバー移載装置
JP2005353152A (ja) ディスク製造装置および製造方法
JP2005222660A (ja) 光ディスク用基板の製造方法、及び光ディスク
JP6177621B2 (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050215

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees