JP4021819B2 - 遊技装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば、いわゆるスロットマシンや回胴式遊技機などの遊技装置に関する。
遊技装置として、外周に図側を配列した複数(通常、3個)のリールを回転させ、遊技者の操作に基づいて各リールを停止させ、全てのリールが停止したときに表示される図柄の組み合わせに基づいて入賞を判定し、その判定結果に従ってメダルを払い出す遊技機、いわゆる、パチスロと称される回胴式遊技機が知られている。
従来、回胴式遊技機の構造は、一体箱状に形成された筺体の内部に仕切板を配置して内部を上下に区切り、上方空間に複数のリールを有するリールユニット、ランプやスピーカなどの演出ユニット、これらを制御する遊技制御基板および演出制御基板を配置するとともに、下方空間にメダルホッパ、メダル回収ボックスおよび電源ユニットなどを配置した構造である。
ところで、遊技者のニーズも多様化しているため、遊技者の興味を喚起するためには、遊技構造を短期間で新機種に入れ替えなければならなくなってきている。しかし、従来の構造では、筐体毎に入れ替え作業をしなければならないため、運搬、設置作業に時間、労力がかかり、その結果、ホール管理者においては、作業時間、作業コスト、作業量の維持管理において多大な費用負担が強いられるという問題があった。
そこで、機種変更を容易に行うことを目的とした出願が提案されている。例えば、外周に図柄を配列した複数のリールを有するリールユニットと、遊技に関連した演出を行う演出装置と、前記リールユニットを制御する遊技制御手段と、演出装置を制御する演出制御手段とを備えたスロットマシンにおいて、リールユニット、遊技制御手段および演出制御手段を一体的に組み付けてユニット化し、このユニットを筐体内に交換可能に取り付けたスロットマシンが提案されている(たとえば、特許文献1)。
特開2003−10384号公報
特許文献1では、リールユニット、遊技制御手段および演出制御手段を一体的に組み付けてユニット化し、このユニットを筐体内に交換可能に取り付けた構成であるため、交換作業がやりずらく、労力、作業時間があまり軽減できないという課題が残る。つまり、筐体に対して蓋体を開けた状態のままで、筐体内からユニットを取り出し、新たなユニットを筐体内に組み込まなければならないため、蓋体が邪魔なうえ、狭い筐体内の作業が強いられるため、交換作業がやりずらく、労力、作業時間があまり軽減できない。
このような課題に対し、本出願人は、先に、下部ユニットと、この下部ユニットに対して分離可能かつ一体に連結可能に構成された上部ユニットとを備え、この上部ユニットは、筐体と、この筐体に配置された複数のリールを有するリールユニット、演出ユニット、前記リールユニットを制御する遊技制御手段および前記演出ユニットを制御する演出制御手段とを備えた遊技機を提案した。
このように構成した場合、上部ユニットを下部ユニットから引き出し、さらに、この上部ユニットの筐体に取り付けられたリールユニットなどの入れ替え作業を行うが、リールユニットは比較的重量のある部品であるため、このリールユニットが取り付けられた上部ユニットを下部ユニットに対して引き出し、あるいは、押し込む作業は重労働となる。
本発明の目的は、上部ユニットを下部ユニットに対して容易に引き出し押し込む作業が容易に行える遊技装置を提供することにある。
本発明の遊技装置は、下部ユニットと、この下部ユニットに対して分離可能かつ前後方向に移動可能に構成された上部ユニットとを備え、この上部ユニットは、筐体と、この筐体の内部に配置され複数のリールを有するリールユニットと、演出ユニットと、前記リールユニットを制御する遊技制御手段および前記演出ユニットを制御する演出制御手段とを備え、前記下部ユニットには前記上部ユニットの前後方向に延びるとともに水平摺動面および鉛直摺動面を形成するレール部材と、前記上部ユニットが後端側へ向かって収納されたとき前記上部ユニットに当接し前記上部ユニットの前方への引き出しを規制するストッパ機構とが設けられ、前記レール部材には前記上部ユニットが後端側へ向かって収納されたとき前記上部ユニットに当接し前記上部ユニットの後退を規制するストッパ部材が取り付けられ、前記上部ユニットの筐体底部には前記レール部材と摺動可能とされる摺動脚部材が設けられ、この摺動脚部材は、上部ユニットの側板に固定される固定片と、前記固定片の下端から上部ユニットの内部に向かって折り曲げられた水平曲折片と、前記水平曲折片の先端から下方に向かって折り曲げられ、上部ユニットの底板に一体的に連結される連結片と、この連結片の下端に形成された摺動部とを備え、この摺動部は、前記レール部材の水平摺動面と鉛直摺動面とにそれぞれ摺動可能とされる水平摺動面および鉛直摺動面を外側に形成した断面略L字形であることを特徴とする。
この発明によれば、リールユニットなどの入れ替え作業を行うにあたり、上部ユニットを下部ユニットから引き出し、あるいは、押し込むが、下部ユニットの上にはレール部材が設けられており、このレール部材の上を摺動脚部材が摺動しながら上部ユニットが移動するので、上部ユニットの引き出し作業や押し込み作業が容易に行える。特に、摺動脚部材とレール部材とはそれぞれ水平摺動面と鉛直摺動面との互いに交差する2面で摺動可能とされているため、下部ユニットで上部ユニットの重力方向の力と水平方向の力とを支持することができるので、上部ユニットを容易に前後方向に移動させることができる。
また、上部ユニットを押し込んで収納する際に上部ユニットがストッパ部材に当接することで、上部ユニットが所定位置より後退することがない。そのため、上部ユニットの位置決めができることになり、上部ユニットの押し込み作業がより容易になる。
本発明では、前記レール部材は断面略コ字形とされ、前記水平摺動面と対向する一片部が前記摺動脚部材の上方への移動を規制する構成が好ましい。
この発明では、摺動脚部材の摺動部分がコ字形のレール部材の内側に位置し、その上方の移動が一片部で規制されることで、上部ユニットがレール部材の上の軌跡から外れることなく確実に前後移動することができる。
本発明では、前記ストッパ機構は、前記レール部材に形成された開口に対して先端が出没可能に設けられたストッパ片と、前記ストッパ片を常時上方へ突出する方向へ付勢する付勢手段とを備えることが好ましい。
さらに、前記ストッパ部材は、前記下部ユニットの上面に固定された固定片と、この固定片の前端縁から上方へ折り曲げられるとともに前記上部ユニットに当接する起立片とを備えている構成が好ましい。
この発明では、ストッパ部材の固定片と起立片とが一体に形成されているので、ストッパ部材を押出成型やプレス成型などによって容易に製造することができる。
また、前記下部ユニットは、天板と、この天板に上端縁から離れた位置で取り付けられる側板とを備え、この側板の上端側内側に前記レール部材の固定片が固定される構成が好ましい。
この発明では、上部ユニットの底板と下部ユニットの天井板との間にスペースが形成されることになるので、このスペースの中にレール部材とこのレール部材の上に位置する摺動脚部材とが配置されることになる。そのため、上部ユニットと下部ユニットとを隙間なく上下に配置することができるので、遊技装置の外観が良好となる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の遊技システムを示す正面図である。図2は、遊技装置の前扉を開放した状態を示す斜視図である。図3は、遊技装置の前扉を開放した状態の正面図である。図4は、遊技装置の上部ユニット筐体内を上方から見た斜視図である。図5は、遊技装置の上部ユニット筐体内を下方から見た斜視図である。図6は、遊技装置の上部ユニットに設けられる閉塞ロック機構を示す図である。図7は、遊技装置の下部ユニットを上方から見た斜視図である。図8は、遊技装置の下部ユニットに取り付けられるコネクタを示す斜視図である。図9は、遊技装置の下部ユニットに取り付けられるヒンジ機構を示す図である。図10は、遊技装置の下部ユニットの前扉を裏面から見た斜視図である。図11は、遊技装置の上部ユニットと下部ユニットとの分離連結手段を示す図である。図12は、遊技装置の上部ユニットと下部ユニットとの締結手段を示す図である。
[遊技システムの全体構成]
遊技システムは、図1に示すように、いわゆる「島」を構成する構造体Aと、遊技装置Bと、遊技媒体貸出装置Cとを備えている。構造体Aは、いわゆる「ホール」と称される床面上に配列設置される。遊技装置Bは、いわゆる「パチスロ」と称される回胴式遊技機で、構造体Aに所定間隔おきに形成された枠空間内にそれぞれ収納配置される。遊技媒体貸出装置Cは、遊技装置Bにて遊技するための遊技媒体であるメダルを貸し出すための装置で、構造体Aの枠空間内に各遊技装置Bと隣接配置される。
[構造体の構成]
構造体Aは、図1に示すように、複数の遊技装置Bおよび遊技媒体貸出装置Cを載置するための載置台A1と、遊技装置Bおよび遊技媒体貸出装置Cが並設した組毎にこれらを収納配置するための枠空間を形成する枠フレームA2とを備えている。載置台A1は、横方向に長い略直線状の箱形状に形成されている。枠フレームA2は、遊技装置Bおよび遊技媒体貸出装置Cの組の間を仕切る仕切桟A21と、これら仕切桟A21の上端に跨って載置台A1と略平行に架け渡された上梁A22とを備えて構成されている。
[遊技装置の構成]
遊技装置Bは、図2および図3に示すように、上部ユニットB1と、下部ユニットB2と、これら上部ユニットB1および下部ユニットB2を分離可能かつ一体的に連結可能とする分離連結手段B3とを備えている。
(上部ユニットの構成)
上部ユニットB1は、図2および図3に示すように、筐体B11と、リールユニットB12と、演出ユニットB13と、遊技制御手段B14と、演出制御手段B15とを備えている。
筐体B11は、一対の側板110と、この一対の側板110の上端間に架け渡された天板120と、一対の側板110の下端間に架け渡された底板130と、一対の側板110の後端間に架け渡された背板140と、一対の側板110の前端間に架け渡された前扉150とを備え、側面から見て略台形箱形状に形成されている。
側板110は、木製、たとえば、合板や集成材などによって台形板状に形成されているとともに、高さ方向中間位置よりやや下方位置に側面側把手111を備える。側面側把手111は、側板110の下部に横長矩形状の取付孔112が形成され、この取付孔112に合成樹脂によって偏平角筒状に形成された把手部材113が嵌合されて構成されている。把手部材113は、外端(側板外表面側)が開口されかつ内端に底壁を有する偏平角筒状の把手本体113Aと、この把手本体113Aの外周面に一体的に突設され側板110の内面に固定されるフランジ113Bとを備える。なお、向かって右側の側板110には、内面側前端縁上下位置に係合ピン114が水平に突設されているとともに、それらの間に係合ガイド片115が設けられている。係合ガイド片115は、図4に示すように、側板110内面に固定された固定片115Aと、この固定片115Aの下端から直角にかつ水平に折曲された受片115Bとを有するL字形状で、受片115Bの前端縁が下方へ傾斜された形状に形成されている。
天板120は、木製、たとえば、合板や集成材などによって横長矩形板状に形成されているとともに、後端縁に沿ってかつ所定間隔隔てて貫通形成された複数(3つ)の通気孔121(図5参照)を備えている。これら通気孔121は、天板120の内面側に貼り付けられた金属製のメッシュ体122によって塞がれている。このメッシュ体122は平面矩形状の金属板に複数の孔を有するパンチングメタルから形成されており、その上面が天板120の下面に接着、ボルト締めなどで固定されている。
底板130は、図4に示すように、鋼鈑によって横長矩形板状に一体形成されたベース部材131を備えている。このベース部材131の両側には摺動脚部材132が一体的に取り付けられている。
ベース部材131は、横長矩形板状で、前端および両端に下方に略直角に折り曲げられた折曲片131A,131Bを有するとともに、後端に上方へ略直角に折り曲げられた折曲片131Cを備える。前端側折曲片131Aには、両側に封止ねじ挿入孔131A1が形成されているとともに、略中央位置に金属製の前面側把手133が一体的に取り付けられている。前面側把手133は、前端側折曲片131Aの長さの約1/3程の長さを有し、前端側折曲片131Aから前方に延長されたのち、上方へ直角に起立された形状を備えている。後端側折曲片131Cは、背板140の内面に固定されている。
背板140は、木製、たとえば、合板や集成材などによって、側板の高さ寸法に対応する高さを有する横長矩形板状に形成されている。また、背板140には、図5に示すように、上端縁に沿って複数の通気孔141が貫通形成されているとともに、上部両端縁に沿って縦長形状の通気孔142が貫通形成されている。これらの通気孔141,142は図示しない金属製のメッシュ体で塞がれている。
前扉150は、一端側が側板110(正面から見て左側の側板)にヒンジ機構151を介して開閉可能に装着されているとともに、他端側に閉塞ロック手段160を備えている。前扉150の外表面には、図1に示すように、略中央に横長矩形状の表示パネル153が、その両側にサイドランプ154が、これらの上部に液晶表示部155およびスピーカ156が、最上部に上部ランプ157が、それぞれ設けられている。表示パネル153の内部中央には、透明な窓部153Aが形成されている。
閉塞ロック手段160は、図6に示すように、前扉150の他端側に設けられた固定プレート161と、この固定プレート161に隣接して上下方向へ変位可能に配置された可動プレート162と、この可動プレート162を常時下方へ付勢する付勢手段163とを備えている。
固定プレート161には、前扉150を閉じる方向へ回動していったとき、側板110の係合ガイド片115上に乗り上げる乗上片161Aが一体に形成されているとともに、その上下位置に乗上片161Aが係合ガイド片115に乗り上げた状態において、側板110の係合ピン114に嵌り込む嵌合溝161Bが形成されている。乗上片161Aの下面には、係合ガイド片115上に乗り上げる段状の切欠部161A1が形成されているとともに、その切欠部161A1の前端縁が前方へ向かって上方へ傾斜する傾斜面161A2に形成されている。嵌合溝161Bは、内径が係合ピン114の径より僅かに大きい径で、固定プレート161の前端縁に開口されている。
可動プレート162は、固定プレート161に2本のピンを介して上下方向へ変位可能に設けられたプレート本体162Aを備える。プレート本体162Aには、付勢手段163によってプレート本体162Aが下方へ付勢された状態において、固定プレート161の下端より下方へ突出する操作部162Bが設けられているとともに、固定プレート161の嵌合溝161Bと対応する位置にロック片162Cが一体的に形成されている。ロック片162Cは、プレート本体162Aから前方へ向かって突出され、その突出部の下面に下向き開口を有する溝部162C1およびこの溝部162C1から連続して前方へ向かうに従って上方へ傾斜する傾斜面162C2を備える。
付勢手段163は、引張コイルばねによって構成され、下端が固定プレート161に固定され、上端が可動プレート162に固定されている。
リールユニットB12は、図2および図3に示すように、リールボックス171と、このリールボックス171内に並設して収納配置された複数(3つ)のリール172とを備えている。
リールボックス171は、たとえば、鋼鈑などによって前面を開放した略直方体形状の箱状に形成され、下面が筐体B11の底板130に固定されている。
リール172は、前扉150の透明な窓部153Aに臨む位置でリールボックス171内に配置され、それぞれに連結されたモータ(たとえば、ステッピングモータ)の駆動によって回転される。リール172の外周面には、複数個(たとえば、21個)の図柄が等間隔で配列されている。図柄は、ビッグボーナス(BB)図柄、レギュラーボーナス(RB)図柄、小役図柄、リプレイ図柄などから構成され、それぞれのリール172毎に図柄が異なる配列で配置されている。リール172の内部には、それぞれのリール172の図柄を背面(リール内部)から照らすバックライトが取り付けられている。これにより、遊技者は、表示パネル153の透明な窓部153Aを通して、各リール172の絵柄の移動を視認することができる。
演出ユニットB13は、図1に示すように、前扉150の外表面には設けられた各種ランプおよびスピーカなどで構成されている。具体的には、前扉150の略中央両側に設けられたサイドランプ154と、上部に設けられた液晶表示部155およびスピーカ156と、最上部に設けられた上部ランプ157とから構成されている。これらランプ154,157、液晶表示部155、スピーカ156は、図示しない駆動回路を介して演出制御手段B15によって制御され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サラウンドなどの出力を行うほか、さまざまな内部当選の結果を遊技者に告知する。
遊技制御手段B14は、図3および図5に示すように、筐体B11の背板140の内面に基板取付フレーム191を介して取り付けられた遊技制御基板192によって構成されている。
基板取付フレーム191は、金属(鋼鈑など)によって横長矩形枠形状に形成され、筐体B11の背板140の内面に止めねじによって固定されている。また、基板取付フレーム191には、メッシュ体122から延長された連結帯122Aが接側されている。つまり、メッシュ体122と基板取付フレーム191とが導通接続されている。
遊技制御基板192は、入力ポートおよび出力ポートを有するとともに、メダルセンサ、クロック発生回路、スタートレバー、第1〜第3のリールインデックス、停止ボタン、第1〜第3のリール表示器、メダルブロックソレノイド、スタートレバーLED、3個のBET表示ランプなどの周辺機器(いずれも図示省略)が電気的に接続されている。リールインデックスでは、リール172が一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準値からの回転角度をリール172の回転位置として計数し、その計数値を遊技制御基板192に与える。遊技制御基板192では、各リール172の回転位置の組み合わせから(絵柄の組み合わせから)、入賞を判定し、メダルの払い出しや、遊技状況に応じて演出制御手段B15に各種信号を出力する。
演出制御手段B15は、図3に示すように、筐体B11の一方の側板110の内面に基板取付フレーム201を介して取り付けられた演出制御基板202によって構成されている。基板取付フレーム201とメッシュ体122とは導通接続されている。本実施形態では、基板取付フレーム191,201は金属板などで接続され、かつ、アース接続されている。これにより、筐体B11全体がシールドされることになる。
演出制御基板202は、CPU、音声LSI、データ入力回路、クロック発生回路、制御用ROM、RAM、音声用ROM、アンプ回路などを備え、液晶表示部155、上部ランプ157、サイドランプ154、リールバックライト、スピーカ156などを制御する。つまり、遊技制御基板192からの信号に基づき、遊技状況に応じて、液晶表示部155、上部ランプ157、サイドランプ154、リールバックライト、スピーカ156などを制御する。
(下部ユニットの構成)
下部ユニットB2は、図1、図2および図3に示すように、筐体B21と、遊技媒体投入手段B22と、操作手段B23と、電源ユニットB24と、外部集中端子板B25と、遊技媒体回収払出手段B26とを備えている。
筐体B21は、一対の側板210と、この一対の側板210の上端縁から所定寸法離れた位置間に架け渡された天板220と、一対の側板210の下端間に架け渡された底板230と、一対の側板210の後端間に架け渡された背板240と、一対の側板210の前端間に架け渡された前扉250とを備え、側面から見て略台形箱形状に形成されている。
側板210は、木製、たとえば、合板や集成材などによって台形板状に形成されている。なお、向かって左側の側板210内面には電源ユニットB24が取り付けられているとともに、向かって右側の側板210の内面前端縁上下位置に係合ピン214が水平に突設されているとともに、それらの間に係合ガイド片215が設けられている。係合ガイド片215は、係合ガイド片115と同様に、側板210内面に固定された固定片と、この固定片の下端から直角にかつ水平に折曲された受片とを有するL字形状で、受片の前端縁が下方へ傾斜された形状に形成されている。
天板220は、木製、たとえば、合板や集成材などによって横長矩形板状に形成されているとともに、一対の側板210の上部間に止めねじによって固定されている。天板220の前端縁には、図7に示すように、後端縁に向かって凹状に切り欠かれた凹部221が形成されている。凹部221は、下部ユニットB2内に配置された遊技媒体回収払出手段B26に、下部ユニットB2の上部からメダルの補充する際のメダル投入口として形成されている。
天板220の上面において、両端側には上部ユニットB1の摺動脚部材132を前後方向へ摺動自在にガイドするレール部材222が固定されているとともに、このレール部材222の間には上部ユニットB1が後端側へ向かって収納されたとき上部ユニットB1に当接し上部ユニットB1の後退を規制するストッパ部材223が固定されている。ストッパ部材223は、天板220上面に固定された固定片223Aと、この固定片223Aの前端縁から上方へ略直角に折り曲げられ上部ユニットB1の下端部に当接する起立片223Bとを備えている。固定片223Aは、数本の止めねじ224によって天板220に固定されている。起立片223Bには、両側に封じねじ螺合孔223B1が形成されている。
天板220の下面において、凹部保護プレート225およびコネクタ取付プレート226が、ストッパ部材223を固定した止めねじ224によって固定されている。凹部保護プレート225は、天板220の下面に固定された固定片225Aと、この固定片225Aの先端から上方へ起立した起立片225Bとを有し、起立片225Bが凹部221内端面を覆うように配置されている。コネクタ取付プレート226は、図8に示すように、天板220の下面に固定された固定片226Aと、この固定片226Aの先端から下方へ垂下した垂下片226Bとを有している。垂下片226Bには、両端側に係合孔227が形成されているとともに、これらの間にコネクタ228が取り付けられている。
コネクタ228には、電源用コネクタ端子228A、演出ユニット用コネクタ端子228B、主基板用コネクタ端子228Cなどが設けられているとともに、これらが透明な合成樹脂などから形成されたコネクタカバー229によって覆われている。
コネクタカバー229は、背面側を開口した偏平箱状のカバー本体229Aと、このカバー本体229Aの開口部一端側に一体的に設けられ係合孔227に回動可能に係合される折返フック片229Bと、カバー本体229Aの開口部他端側に一体的に設けられ係合孔227に係止される係合爪229Cとを備えている。折返フック片229Bは、カバー本体229Aの開口部一端縁からカバー本体229Aの側壁と略平行になるように略U字形状に折曲形成されている。係合爪229Cは、カバー本体229Aの開口部一端縁から延長され弾性変形可能な腕部229C1と、この腕部229C1の先端に外側に突起した爪部229C2とを備えている。爪部229C2の先端外側面は、先端から腕部へ向かうに従って外側へ傾斜する傾斜面に形成されている。
底板230は、木製、たとえば、合板や集成材などによって横長矩形板状に形成されるとともに、一対の側板210の下部間に止めねじによって固定されている。
背板240は、木製、たとえば、合板や集成材などによって、側板の高さ寸法に対応する高さを有する横長矩形板状に形成されている。
前扉250は、一端側が片方の側板210に図9に示すヒンジ機構251を介して開閉可能に装着されているとともに、他端側に閉塞ロック手段260を備えている。前扉の外表面には、図1に示すように、表示パネル253が取り付けられているとともに、その下方位置に、入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口255、および、メダル受皿部256がそれぞれ設けられている。また、前扉250の内表面(裏面)側には、図10に示すように、操作手段B23の各種ボタン(スタートレバーや停止ボタンなど)を一括して配置する中継基板257が設けられている。
なお、閉塞ロック手段260は、上部ユニットB1の前扉150の閉塞ロック手段160と同一構造であるため、説明を省略する。
遊技媒体投入手段B22は、前扉250の上端面に設けられたメダル投入口によって構成されている。
操作手段B23は、前扉250の外表面上部位置に配置された複数のボタンによって構成されている。すなわち、複数のリール172を回転させて遊技をスタートさせるためのスタートレバー261、各リール172の回転停止を指令する3つの停止ボタン262のほか、ベッドスイッチや精算ボタンなどから構成されている。
電源ユニットB24は、リールユニットB12、演出ユニットB13、遊技制御手段B14、演出制御手段B15、遊技媒体回収払出手段B26などに電力を供給するためのもので、筐体B21の(左側)側板210の内面に固定されている。
外部集中端子板B25は、筐体B21の(右側)側板210の内面に固定されている。
遊技媒体回収払出手段B26は、下部ユニット内に設けられたメダルホッパ271と、このメダルホッパから溢れたメダルを収容する余剰メダル収容タンク272とを備えている。メダルホッパ271は、既存の構造のもので、所定量のメダルを貯えるとともに、遊技制御基板B14からの指令に基づき、貯えたメダルをメダル払出口から払い出す。
(分離連結手段の構成)
分離連結手段B3は、図11に示すように、上部ユニットB1の底板130に設けられた摺動脚部材132と、下部ユニットB2の天板220に設けられたレール部材222と、上部ユニットB1が下部ユニットB2の定位置に組み込まれた状態において上部ユニットB1の前方への移動を阻止するストッパ機構B33と、上部ユニットB1の底板130と下部ユニットB2の天板220とを締結する締結手段B34とを備えて構成されている。
摺動脚部材132は、1枚の板材の折り曲げ加工によって形成されている。つまり、上部ユニットB1の側板110内面にねじ止め固定された固定片132Aと、この固定片132Aの下端から筐体B11内へ向かって略直角に折り曲げられた水平折曲片132Bと、この水平折曲片132Bの先端から下方へ向かって略直角に折り曲げ加工され溶接などにより底板130の折曲片131Bの側面に一体的に連結される連結片132Cと、この連結片132Cの下端に折曲形成された断面略L字形状の摺動部132Dとを有する形状に折り曲げ加工されている。摺動部132Dは、その外側に水平摺動面および鉛直摺動面をそれぞれ形成している。
レール部材222は、1枚の板材の折り曲げ加工によって形成されている。つまり、断面コ字型に折曲形成され、摺動脚部材132の摺動部132Dを筐体B21の前後方向へ移動可能にガイドするガイド部222Aと、このガイド部222Aの上部水平片の2箇所から上方に切り起こされた固定片222Bと、ガイド部222Aの下部水平片先端から僅か上方へ段差を持って折曲されたのち筐体B21内へ水平に延長された延長部222Cとを有する形状に折り曲げ加工されている。固定片222Bは筐体B21の側板210内面に、延長部222Cは筐体B21の天板220にそれぞれ止めねじによって固定されている。ガイド部222Aの上面は摺動脚部材132の水平摺動面と対向する水平摺動面であり、固定片222Bの下部内側面は摺動脚部材132の鉛直摺動面と対向する鉛直摺動面である。固定片222Bは所定個所が略直角に折れ曲がって一片部222Dを形成しており、この一片部222Dおよび2つの摺動面からレール部材222が断面略コ字形に形成される。一片部222Dは摺動脚部材132の上方への移動を規制する部位として機能する。
ストッパ機構B33は、下部ユニットB2の側板210に固定された保持枠311と、この保持枠311内に上下方向へ昇降可能に設けられたストッパ片312と、このストッパ片312を常時上方へ突出する方向へ付勢する付勢手段313とを備えている。ストッパ片312は、先端が下部ユニットB2の天板220およびレール部材222に形成された開口312Aに対して出没可能に設けられているとともに、下端に操作部312Bを備える。付勢手段313は、引張スプリングによって構成されている。引張スプリングは、その上端が保持枠311の上部に係止され、下端がストッパ片312の下端に係止されている。
締結手段B34は、下部ユニットB2の天板220およびレール部材222に設けられた挿通孔から上部ユニットB1の底板130に設けられた挿通孔321を通って挿通された連結ボルト322と、上部ユニットB1の底板130上側から連結ボルト322に螺合されるナット部材323とから構成されている。レール部材222には、図12に示すように、めねじ324が形成されている。連結ボルト322には、上部にナット部材323およびめねじ324に螺合するおねじ322Aが形成されているとともに、下端部につまみ322Bが設けられている。
従って、連結ボルト322のおねじ322Aがナット部材323から外れた状態でも、連結ボルト322のおねじ322Aの部分がレール部材222のめねじ324の部分でそれ以上下方へ落下することが阻止されている。つまり、連結ボルト322の落下が防止されている。
また、連結ボルト322およびナット部材323は、それぞれ導電性を有する金属によって構成されているとともに、これらに下部ユニットB2および上部ユニットB1の金属金物が接続されている。
[遊技媒体貸出装置の構成]
遊技媒体貸出装置Cは、図1に示すように、遊技装置Bに対して正面から見て右側に位置して、構造体A内に配置される。側面から見て、遊技装置Bと略同形状で横幅寸法が例えば十数cm程度の偏平状のケース体C1を有している。
遊技媒体貸出装置の一例として、例えば、ケース体C1の正面には、カード挿入口C11、紙幣挿入口C12、メダル払出口C13が上から順に設けられている。メダル払出口C13には、シュートC14が取り付けられている。シュートC14の下端は、下部ユニットB2のメダル受皿部256に臨ませられている。
[遊技システムの作用]
(上部ユニットの結合動作)
上部ユニットB1を下部ユニットB2に結合するには、下部ユニットB2の天板220上に上部ユニットB1を載置する。この際、下部ユニットB2のレール部材222に上部ユニットB1の摺動脚部材132が嵌り込むように、下部ユニットB2に対して上部ユニットB1を位置合わせするとともに、ストッパ機構B33のストッパ片312を付勢手段(引張スプリング)313に抗して下方へ引き下げ、ストッパ片312の上端を開口312Aより下方に位置させる。
この状態において、上部ユニットB1を下部ユニットB2の後方へ押し込んでいくと、上部ユニットB1の底板130の前端側折曲片131Aが下部ユニットB2の天板220に設けられたストッパ部材223に当接される。ここで、ストッパ機構B33の付勢手段(引張スプリング)313の付勢力によってストッパ片312を上昇させ、ストッパ片312の上端を開口312Aより上方へ突出させると、ストッパ片312の突出部が上部ユニットB1の摺動脚部材132の前端に当接した状態となるため、上部ユニットB1の前方への引き出しが阻止される。
ここで、締結手段B34の連結ボルト322を上へ持ち上げながら、おねじ322Aをナット部材323に螺合していくと、これらによって、上部ユニットB1の底板130と下部ユニットB2の天板220とが締め付けられていくから、上部ユニットB1を下部ユニットB2に一体的に結合することができる。
最後に、上部ユニットB1の前端側折曲片131Aの両側に設けられた封止ねじ挿入孔131A1から封止ねじを挿入し、下部ユニットB2のストッパ部材223に設けられたねじ螺合孔223B1に螺合したのち、封止を行う。これにより、上部ユニットB1と下部ユニットB2とが一体とみなされる。
(上部ユニットの分離動作)
上部ユニットB1を下部ユニットB2から分離するには、部ユニットB2の前扉250を開放し、締結手段B34の連結ボルト322を緩める。つまり、上部ユニットB1側に位置するナット部材323を保持して回動規制した状態で、連結ボルト322を緩める。すると、連結ボルト322がナット部材323から外れる。この状態において、ストッパ機構B33のストッパ片312を付勢手段(引張スプリング)313に抗して下方へ引き下げ、ストッパ片312の上端を開口312Aより下方に位置させた状態において、上部ユニットB1の前面側把手133に指を掛けて上部ユニットB1を前方へ引き出す。

上部ユニットB1の側面側把手111が構造体Aより露出する位置まで、上部ユニットB1を引き出したのち、上部ユニットB1の側面側把手111を両側から両手で把持しながら、上部ユニットB1を更に前方へ引き出すと、上部ユニットB1を下部ユニットB2から分離させることができる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、次の作用効果が期待できる。
<上部ユニットと下部ユニットとの分離・連結構造に伴う効果>
(1)下部ユニットB2に対して上部ユニットB1を、分離連結手段B3によって分離可能かつ前後方向に移動可能としたので、遊技装置Bの機種入れ替え作業時には、上部ユニットB1のみを丸ごと入れ替えるだけでよいから、入れ替え作業時の作業効率を向上させることができる。つまり、入れ替え作業時の作業時間の短縮、入れ替え作業の簡便化が図れる。その結果、遊技装置Bが設置される遊技ホールの保守管理費用の低減が図れる。
(2)分離連結手段B3は、上部ユニットB1の底板130に設けられた摺動脚部材132と、下部ユニットB2の天板220に設けられ摺動脚部材132を下部ユニットB2の前後方向へ移動可能に案内するレール部材222とを備えているから、上部ユニットB1を下部ユニットB2に押し込んで連結する際、あるいは、上部ユニットB1を下部ユニットB2から引き出して分離する際、これらの作業を容易にかつ安全に行うことができる。
たとえば、上部ユニットB1を下部ユニットB2に連結する際には、下部ユニットB2のレール部材222に上部ユニットB1の摺動脚部材132が嵌り込むように、下部ユニットB2に対して上部ユニットB1を位置合わせしたのち、上部ユニットB1を下部ユニットB2の後方へ押し込んでいくだけで、上部ユニットB1を下部ユニットB2の上に組み込むことができる。さらに、上部ユニットB1が定位置まで押し込まれると、上部ユニットB1が下部ユニットB2のストッパ部材223に当接して、上部ユニットB1のそれ以上の押し込みが阻止されるから、上部ユニットB1を下部ユニットB2の定位置に位置決めすることができる。従って、連結作業を容易にかつ安全に行うことができる。しかも、上部ユニットB1を下部ユニットB2に対してスライドさせることで、連結、分離が行えるので、構造体Aで仕切られた枠空間内に上部ユニットB1および下部ユニットB2が収納配置されているように状況にあっても、これらの作業を容易にかつ安全に行うことができる。
(3)摺動脚部材132とレール部材222とはそれぞれ水平摺動面と鉛直摺動面との互いに交差する2面で摺動可能とされているため、下部ユニットB2で上部ユニットB1の重力方向の力と水平方向の力とを支持することができるので、この点からも、上部ユニットB1を容易に前後方向に移動させることができる。
(4)レール部材222は断面略コ字形とされ、水平摺動面と対向する一片部222Dが摺動脚部材132の上方への移動を規制する構成とされているので、摺動脚部材132の摺動部分がコ字形のレール部材222の内側に位置し、その上方の移動が一片部222Dで規制されることで、上部ユニットB1がレール部材222の上の軌跡から外れることなく確実に前後移動することができる。
(5)分離連結手段B3は、更に、上部ユニットB1が下部ユニットB2の定位置に組み込まれた状態において、上部ユニットB1の前方への移動を阻止するストッパ機構B33と、上部ユニットB1の底板130と下部ユニットB2の天板220とを締結する締結手段B34とを備えているから、ストッパ機構B33によって上部ユニットB1が定位置に押し込まれたのちは、前方への脱出が阻止される。従って、その後、締結手段B34によって、上部ユニットB1と下部ユニットB2との締結作業を安全に行うことができる。
(6)ストッパ機構B33は、下部ユニットB2の側板210に固定された保持枠311と、この保持枠311内に上下方向へ昇降可能に設けられたストッパ片312と、このストッパ片312を常時上方へ突出する方向へ付勢する付勢手段313とを備える。ストッパ片312は、先端が下部ユニットB2の天板220に形成された開口312Aに対して出没可能に設けられているとともに、下端に操作部312Bを備えているから、上部ユニットB1を下部ユニットB2に組み込む際、ストッパ片312を付勢手段313に抗して下方へ引き下げ、ストッパ片312の上端を開口312Aより下方に位置させた状態で上部ユニットB1を下部ユニットB2に組み込んだのち、付勢手段313の付勢力によってストッパ片312を上昇させ、ストッパ片312の上端を開口312Aより上方へ突出させると、ストッパ片312の突出部が上部ユニットB1の摺動脚部材132の前端に当接した状態となるため、上部ユニットB1の前方への引き出しが自動的に阻止される。
(7)締結手段B34は、下部ユニットB2の天板220およびレール部材222に設けられた挿通孔を通って上部ユニットB1の底板130に設けられた挿通孔321に挿通された連結ボルト322と、上部ユニットB1の底板130上から連結ボルト322に螺合されるナット部材323とを備えている。レール部材222にはめねじ324が形成され、連結ボルト322には上部にナット部材323およびめねじ324に螺合するおねじ322Aが形成されているから、連結ボルト322のおねじ322Aがナット部材323から外れた状態でも、連結ボルト322のおねじ322Aの部分がレール部材222のめねじ324の部分でそれ以上下方へ落下することが阻止されるため、連結ボルト322の落下、紛失を防止できる。
(8)レール部材222には上部ユニットB1が後端側へ向かって収納されたとき上部ユニットB1に当接し上部ユニットB1の後退を規制するストッパ部材223が取り付けられているから、上部ユニットB1を押し込んで収納する際に上部ユニットB1がストッパ部材223に当接することで、上部ユニットB1の押し込み時の位置決めが行えるので、上部ユニットB1の押し込み作業がより容易になる。
(9)ストッパ部材223は、下部ユニットB2の上面に固定された固定片223Aと、この固定片223Aの前端縁から上方へ折り曲げられ上部ユニットB1に当接する起立片223Bとを備えているから、固定片223Aと起立片223Bとが一体形成されることになる。そのため、ストッパ部材223を押出成型やプレス成型などによって容易に製造することができる。
(10)レール部材222は、摺動脚部材132Aをガイドするガイド部222Aと、このガイド部222Aの上部水平片から上方に切り起こされる固定片222Bとを備えているので、ガイド部222Aと固定片222Bとが一体に形成されることで、レール部材222を押出成型やプレス成型などによって容易に製造することができる。
(11)下部ユニットB2は、天板220と、この天板220に上端縁から離れた位置で取り付けられる側板210とを備え、この側板210の上端側内側にレール部材222の固定片222Bが固定される構成であるので、上部ユニットB1の底板130と下部ユニットB2の天井板220との間にスペースが形成されることになるので、このスペースの中にレール部材222とこのレール部材の上に位置する摺動脚部材132とが配置されることになる。そのため、上部ユニットB1と下部ユニットB2とを隙間なく上下に配置することができるので、遊技装置の外観が良好となる。
<上部ユニットの効果>
(12)上部ユニットB1には、底板130の前端に金属製の前面側把手133が一体的に取り付けられているとともに、側板110に側面側把手111が設けられているから、上部ユニットB1を下部ユニットB2に連結する際、あるいは、上部ユニットB1を下部ユニットB2から分離する際に、これらの把手133,111を使って、作業を容易にかつ安全に行うことができる。たとえば、上部ユニットB1を下部ユニットB2から前方へ引き出す際には、まず、前面側把手133を使って上部ユニットB1を前方へ引き出し、側面側把手111が構造体Aより露出された位置まで引き出されたのち、側面側把手111を使って上部ユニットB1を下部ユニットB2から完全に分離できるから、つまり、上部ユニットB1を下部ユニットB2から完全に分離する時点では側面側把手111を使って上部ユニットB1を両側から持ち抱えることができるから、これらの作業を容易にかつ安全に行うことができる。
(13)上部ユニットB1は筐体B11を有し、筐体B11は木製の側板110、天板120、背板140と、鋼板から一体形成された底板130とから構成されているから、底板130の剛性を高めることができる。しかも、底板130は、鋼板で形成されるため、底板130に比較的重量のあるリールユニットB12が取り付けられても、リールユニットB12の重さによって底板130が撓むことがない。そのため、この点からも、上部ユニットB1を下部ユニットB2に対して容易に引き出し押し込む作業が容易に行える。さらに、ベース部材131の両側に一体的に金属製の摺動脚部材132が結合されているので、摺動脚部材132によってベース部材131の剛性を高めることができる。そのうえ、ベース部材131の各辺にも折曲片131A,131B,131Cが形成されているから、これらの相乗効果によってより高い剛性を確保できる。その結果、ベース部材131の上面に固定されたリールボックス171を安定して支持することができる。
(14)上部ユニットB1の前扉150には、前扉150を下方から上方へ力を掛けた状態で、前扉150を閉じると、前扉150を筐体B11に閉塞ロックできる閉塞ロック手段160が設けられているから、筐体B11に対して前扉150を確実に閉じることができるとともに、ヒンジ機構151への負荷も軽減できる。
通常、ヒンジ機構には前扉およびこれに取り付けられた付属物の重量がかかっているため、前扉を開けたとき、前扉が正規の高さ位置より下がって開放される虞がある。このような状態のまま、前扉を閉じると、筐体側と前扉側の係合部がずれて正確に閉じられないばかりでなく、ヒンジ機構にも無理な力がかかりヒンジ機構の破損を招く虞がある。本実施形態の閉塞ロック手段160では、前扉150を下方から上方へ力を掛けた状態で、前扉150を閉じると、前扉150を筐体B11に閉塞ロックできるようにしたから、筐体B11に対して前扉150を確実に閉じることができるとともに、ヒンジ機構151への負荷も軽減できる。
(15)閉塞ロック手段160は、前扉150の他端側に設けられた固定プレート161と、この固定プレート161に隣接して上下方向へ変位可能に配置された可動プレート162と、この可動プレート162を常時下方へ付勢する付勢手段163とを備え、固定プレート161には、前扉150を閉じる方向へ回動していったとき、側板110の係合ガイド片115に乗り上げる乗上片161Aが一体に形成されているから、前扉150が正規の高さ位置より下がって開放された状態から、前扉150を閉じても、前扉150側の乗上片161Aが側板110の係合ガイド片115上に乗り上げて、前扉150の高さ位置を正規に位置に戻すから、前扉150を確実に閉じることができる。
しかも、乗上片161Aの下面には、係合ガイド片115上に乗り上げる段状の切欠部161A1が形成されているとともに、その切欠部161A1の前端縁が前方へ向かって上方へ傾斜する傾斜面161A2に形成されているから、この傾斜面161A2によって乗上片161Aを係合ガイド片115上にスムーズに乗り上がらせることができる。
(16)可動プレート162には、付勢手段163によってプレート本体162Aが下方へ付勢された状態において、固定プレート161の下端より下方へ突出する操作部162Bが設けられているとともに、固定プレート161の嵌合溝161Bと対応する位置にロック片162Cが一体的に形成されている。ロック片162Cは、プレート本体162Aから前方へ向かって突出され、その突出部の下面に下側に開口を有する溝部162C1およびこの溝部162C1から連続して前方へ向かうに従って上方へ傾斜する傾斜面162C2を備えた形状に形成されているから、前扉150を閉じる方向へ回動していくと、ロック片162Cの傾斜面162C2が係合ピン114に当接し、更に、閉じる方向へ回動すると、可動プレート162が付勢手段163に抗して上方へ移動されるから、溝部162C1が開放され係合ピン114に嵌り込む。すると、可動プレート162が付勢手段163によって下方へ移動されるため、溝部162C1が塞がれる。つまり、溝部162C1からの係合ピン114の脱出が阻止された状態となるから、前扉150の開放が規制される。
<下部ユニットの効果>
(17)下部ユニットB2において、木製の天板220の前端縁には凹部221が形成され、この凹部221の内端面を覆うように、凹部保護プレート225が設けられているから、下部ユニットB2の上部からメダルを補充する際にメダル補充用容器が凹部221に当たっても、凹部221が損傷するのを防止できる。
(18)凹部保護プレート225は、下部ユニットB2の天板220上にストッパ部材223を固定するための止めねじ224を利用して、下部ユニットB2に固定されているから、部品点数を少なくできる。つまり、止めねじ224の数を少なくでき、その結果、組立作業工数も削減できる。
更に、止めねじ224を利用して、ストッパ部材223および凹部保護プレート225だけでなく、コネクタ228を取り付けるためのコネクタ取付プレート226も固定されているから、より部品点数の削減、組立工数の削減が図れる。
(19)コネクタ228には、電源用コネクタ端子228A、演出ユニット用コネクタ端子228B、主基板用コネクタ端子228Cなどが設けられているとともに、これらが透明な合成樹脂などから形成されたコネクタカバー229によって覆われているから、前扉250を開けて保守点検作業を行うにも、安全性を確保できる。
(20)コネクタカバー229は、背面側を開口した偏平箱状のカバー本体229Aと、このカバー本体229Aの開口部一端側に一体的に設けられ係合孔227に回動可能に係合される折返フック片229Bと、カバー本体229Aの開口部他端側に一体的に設けられ係合孔227に係止される係合爪229Cとを備えているから、係合爪229Cを係合孔227から外したのち、折返フック片229Bを支点としてコネクタカバー229を回動すれば、コネクタ228を露出した状態に開放できる。しかも、折返フック片229Bが係合孔227に回動可能に係合しているから、コネクタカバー229が外れて紛失してしまう虞もない。
[他の実施形態]
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
たとえば、前記実施形態では、下部ユニットB2の筐体B21に、遊技媒体投入手段B22、操作手段B23、電源ユニットB24、外部集中端子板B25、遊技媒体回収払出手段B26を組み込んだが、これら全てを組み込まなくてもよい。遊技装置の機種などに応じて、適宜組み合わせて組み込めばよい。
ストッパ機構B33についても、他の構成でもよい。締結手段B34についても、他の構成、たとえば、前記実施形態とは逆に、上部ユニットB1側から下部ユニットB2にボルトを挿通・螺合して締結するような構造とすれば、操作しやすい利点がある。
また、レール部材222に上部ユニットB1が後端側へ向かって収納されたとき上部ユニットB1に当接し上部ユニットB1の後退を規制するストッパ部材223を設けたがたとえば、下部ユニットB2の背板240の高さを高くし、この背板240の上端部に上部ユニットB1を当接させる構成のものでもよい
さらに、「島」を構成する遊技装置に適用するものに限らず、1台のみの遊技装置にも本発明を適用することができる。
本発明は、いわゆる「パチスロ」と称される回胴式遊技装置に利用できる他、たとえば、いわゆる「パチンコ」と称されるパチンコ式遊技装置、スロットマシン、業務用テレビゲーム機などにも利用することができる。
本発明の一実施形態の遊技システムを示す正面図。 遊技装置の前扉を開放した状態を示す斜視図。 遊技装置の前扉を開放した状態の正面図。 遊技装置の上部ユニット筐体内を上方から見た斜視図。 遊技装置の上部ユニット筐体内を下方から見た斜視図。 遊技装置の上部ユニットに設けられる閉塞ロック機構を示す図。 遊技装置の下部ユニットを上方から見た斜視図。 遊技装置の下部ユニットに取り付けられるコネクタを示す斜視図。 遊技装置の下部ユニットに取り付けられるヒンジ機構を示す図。 遊技装置の下部ユニットの前扉を裏面から見た斜視図。 遊技装置の上部ユニットと下部ユニットとの分離連結手段を示す図。 遊技装置の上部ユニットと下部ユニットとの締結手段を示す図。
符号の説明
A… 構造体
B… 遊技装置
B1… 上部ユニット
B11… 筐体
B12… リールユニット
B13… 演出ユニット
B14… 遊技制御手段
B15… 演出制御手段
B2… 下部ユニット
B21… 筐体
B22… 遊技媒体投入手段
B23… 操作手段
B24… 電源ユニット
B25… 外部集中端子板
B26… 遊技媒体回収払出手段
B3… 分離連結手段
B33… ストッパ機構
B34… 締結手段
C… 遊技媒体貸出手段
130… 底板
132A…摺動脚部材
222… レール部材
222D…一片部
223… ストッパ部材
223A…固定片
223B…起立片

Claims (5)

  1. 下部ユニットと、この下部ユニットに対して分離可能かつ前後方向に移動可能に構成された上部ユニットとを備え、
    この上部ユニットは、筐体と、この筐体の内部に配置され複数のリールを有するリールユニットと、演出ユニットと、前記リールユニットを制御する遊技制御手段および前記演出ユニットを制御する演出制御手段とを備え、
    前記下部ユニットには前記上部ユニットの前後方向に延びるとともに水平摺動面および鉛直摺動面を形成するレール部材と、前記上部ユニットが後端側へ向かって収納されたとき前記上部ユニットに当接し前記上部ユニットの前方への引き出しを規制するストッパ機構とが設けられ、前記レール部材には前記上部ユニットが後端側へ向かって収納されたとき前記上部ユニットに当接し前記上部ユニットの後退を規制するストッパ部材が取り付けられ、前記上部ユニットの筐体底部には前記レール部材と摺動可能とされる摺動脚部材が設けられ、この摺動脚部材は、上部ユニットの側板に固定される固定片と、前記固定片の下端から上部ユニットの内部に向かって折り曲げられた水平曲折片と、前記水平曲折片の先端から下方に向かって折り曲げられ、上部ユニットの底板に一体的に連結される連結片と、この連結片の下端に形成された摺動部とを備え、この摺動部は、前記レール部材の水平摺動面と鉛直摺動面とにそれぞれ摺動可能とされる水平摺動面および鉛直摺動面を外側に形成した断面略L字形であることを特徴とする遊技装置。
  2. 請求項1に記載された遊技装置において、前記レール部材は断面略コ字形とされ、前記水平摺動面と対向する一片部が前記摺動脚部材の上方への移動を規制することを特徴とする遊技装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された遊技装置において、前記ストッパ機構は、前記レール部材に形成された開口に対して先端が出没可能に設けられたストッパ片と、前記ストッパ片を常時上方へ突出する方向へ付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする遊技装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載された遊技装置において、前記ストッパ部材は、前記下部ユニットの上面に固定された固定片と、この固定片の前端縁から上方へ折り曲げられるとともに前記上部ユニットに当接する起立片とを備えていることを特徴とする遊技装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された遊技装置において、前記下部ユニットは天板と、この天板に上端縁から離れた位置で取り付けられる側板とを備え、この側板の上端側内側に前記レール部材が固定されることを特徴とする遊技装置。
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