JP4020519B2 - 金属線材への電気メッキ方法およびその装置 - Google Patents

金属線材への電気メッキ方法およびその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4020519B2
JP4020519B2 JP37152798A JP37152798A JP4020519B2 JP 4020519 B2 JP4020519 B2 JP 4020519B2 JP 37152798 A JP37152798 A JP 37152798A JP 37152798 A JP37152798 A JP 37152798A JP 4020519 B2 JP4020519 B2 JP 4020519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal wire
plating
anode plate
insoluble anode
electroplating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP37152798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000192291A (ja
Inventor
義則 大森
実 松尾
靖 若生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP37152798A priority Critical patent/JP4020519B2/ja
Publication of JP2000192291A publication Critical patent/JP2000192291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4020519B2 publication Critical patent/JP4020519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッキ液中を走行する金属線材に不溶性陽極板を対極として電気メッキを施す金属線材への電気メッキ方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属線材に電気メッキを施すために従来一般に用いられている装置の例を図5に示す。この装置は、メッキ液を収容するメッキ槽13と、メッキ槽13の底部のみに設けられた陽極板2とを有し、メッキ液中を並列して走行する複数の金属線材1に、陽極板2を対極として電気メッキを施すものである。ここで、走行する金属線材1はガイドローラ11等により所定の線材パスラインに誘導され、同時に給電ブラシ、給電ローラ等の給電手段12およびメッキ電源(図示せず)により陽極板2との間に電流を流すことにより、金属線材1にメッキが施される。なお、メッキ液をポンプPによりメッキ槽13と補助槽14とを循環させ、メッキ槽13からオーバーフローさせることによりメッキ液面6を金属線材1の上方に位置させている。
【0003】
メッキ処理に伴って消費されるメッキ金属イオンを補給する方法としては、陽極板2としてメッキ金属と同材質の金属板等を用い、陽極板2自身がメッキ液に溶解してメッキ金属イオンを補給する方法がある。ところが、この方法では陽極板2の溶解により陽極板2と金属線材1との距離が変化するため安定した品質が得難く、さらに、陽極板の交換、補給等の作業が煩雑である等の問題がある。そこで、メッキ金属イオン補給手段を別途設け、陽極板2として、メッキ液中に実質的に溶解しないいわゆる不溶性陽極板を用いる方法が採用されてきている。
【0004】
図5に示す従来の電気メッキ装置は、メッキ槽13の底部のみに陽極板2を設けているため構造が簡単であり、通線作業等を陽極板2が阻害しないという利点があるが、金属線材1の下側にのみ陽極板2が位置するため、金属線材周囲の電流密度分布が不均一になり易く、陽極板2に面する側のメッキ付着量がその反対側の付着量よりも多くなり易いという問題点がある。
【0005】
そこで、この問題を解決するために、図6に示すように、金属線材1の上下両側に陽極板2を設け、金属線材周囲の電流密度分布の均一化を図る方法がある。しかしながら、この方法は、線材パスラインの上方に設けられた陽極板2が通線作業を阻害するのみならず、陽極板2として不溶性陽極板を使用した際に、通電に伴って陽極板2の表面から発生するガスがメッキ液中に滞留するため、メッキ効率が低下するという問題点がある。
【0006】
さらに、電流密度分布の均一化、あるいはメッキ速度向上を目的としてメッキ液の撹拌を行おうとしても、メッキ槽13の底部が陽極板2に占められているため、撹拌手段の設置位置が制限され、有効な強撹拌の実施が困難である。
【0007】
また、従来の方法は、メッキ量の異なる多数の仕様のメッキ線材の同時生産等の、種々の生産態様への適応性についても問題がある。この適応性の向上策の一つとして、陽極板の一部を遮蔽してメッキ設備の有効長さを可変とする手段があり、例えば、特開平6−306695号公報には、金属ストリップと平行に配した略長方形の非消耗型電極の表面に接して、幅方向に分割されたアノードマスクを個々に出入り自在に設けた金属ストリップの連続電気装置が開示されている。しかしながら、金属ストリップとアノードマスクとの干渉を避けるにはアノードマスクを側方へ出入り自在に設ける必要があるため、装置が複雑になるとともに液漏れ防止等の処置、保全が煩雑となるという問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来技術の問題点をふまえ、本発明の第1の目的は、被メッキ物である線材の周囲に均一にメッキを施すことができる金属線材へのメッキ方法および装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加え、メッキ液強撹拌によるメッキ速度の向上を図ることができる金属線材へのメッキ方法および装置を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、上記第1および第2の目的に加え、陽極板の一部遮蔽によるメッキ設備有効長さの変更を、効果的かつ容易に行うことができる金属線材へのメッキ方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の金属線材へのメッキ方法は、メッキ液中を走行する金属線材に、不溶性陽極板を対極として電気メッキを施す方法において、不溶性陽極板を、金属線材の左右両側方に、両者の板面同士を対向させて配置し、不溶性陽極板を部分的にシールド板にて覆い、不溶性陽極板の有効長さを短縮して電気メッキを行うことを特徴とするものであり、好ましくは、左右両側方の不溶性陽極板の板面を、金属線材に対して上下対称かつ左右対称となるように配置する。シールド板による不溶性陽極板の一部遮蔽は、本発明の特徴である陽極板配置形態により、容易かつ簡便に行うことができる。
【0010】
また、陽極板によって占有されない金属線材の下方にメッキ液撹拌手段を設けてメッキ液を撹拌することにより、メッキ速度を向上させることができる。
【0012】
次に、本発明のメッキ装置は、メッキ液を収容するメッキ槽と、該メッキ槽内に設けられた不溶性陽極板とを有し、所定の線材パスラインに沿ってメッキ液中を走行する金属線材に、不溶性陽極板を対極として電気メッキを施す金属線材への電気メッキ装置において、不溶性陽極板を、線材パスラインの左右両側方に、両者の板面同士を対向させて設け、不溶性陽極板の一部を覆うための着脱自在のシールド板を有することを特徴とするものである。
【0013】
本装置においては、メッキ液を撹拌するためのメッキ液撹拌手段をメッキ槽底部に設け、メッキ速度を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の特徴である不溶性陽極板の一配置形態について、図1を参照して説明する。図1において、(a)は線材走行方向の側方から見た図であり、(b)は(a)のX−X’に沿う断面図である。被メッキ物である金属線材1は、上流に設けられた巻出し手段および下流に設けられた巻取り手段等により、矢印の方向に走行する。不溶性陽極板2は、金属線材1の左右両側方に、両者の板面を対向させて配置する。これにより、金属線材1の片側にのみ不溶性陽極板を設けた場合に比べ電流密度分布が均一になるとともに、金属線材1の上方および下方に、不溶性陽極板2によって占められないスペース3および4が確保される。上方のスペース3により、通線作業や操業状態監視が容易となる。また、下方のスペース4により、メッキ液撹拌手段の効果的設置が可能となる。
【0015】
図1においては、後述するシールド板の適用も考慮して、平板状の不溶性陽極板2をほぼ垂直に設けてあるが、不溶性陽極板2の形状は平板に限定されるものではない。また、図1に示す不溶性陽極板2は、メッキ液中に全体を埋没させて設置してあるが、図2(a)に示すように、上端をメッキ液面6の上方に露出させて設置してもよい。また、電流密度分布の均一化を促進すべく、例えば、図2(b)に示すように断面を湾曲状としたり、あるいは(c)に示すようにカギカッコ状とすることもできる。
【0016】
特に好ましい陽極板設置形態は、上下のスペース3および4によるメリットの享受および電流密度分布の均一性の観点から、左右両側方の不溶性陽極板2を、金属線材に対して実質的に上下対称かつ左右対称に配置すること、言い換えれば、左右対称に配置した不溶性陽極板2に挟まれたメッキ液のほぼ中央に金属線材を走行させることである。図1および図2の(a)〜(c)に示す各配置形態は、いずれもこの好ましい形態に従うものである。上下対称については、図2(a)のように、不溶性陽極板の上端が液面6の上方に露出している場合は、露出している部分を無視することとする。
【0017】
なお、不溶性陽極板の素材については特に限定するものではなく、表面に貴金属の被覆層を有する板状あるいはメッシュ状の耐食性金属等の、公知のものを使用することができる。
【0018】
本発明においては、不溶性陽極板2によって占められていない金属線材1の下方のスペース4にメッキ液撹拌手段を設けることができ、かかるメッキ液撹拌手段として、例えば、図3に示すような、気体吹き込みによる撹拌を適用することができる。図3において、(a)は線材走行方向の側方から見た図であり、(b)は(a)のY−Y’に沿う断面図である。図3に示すメッキ液撹拌手段7は、多数の気体吹き込み孔8を有するパイプを金属線材1の直下に設けたものであり、気体吹き込み孔8から気体をメッキ液中に気泡として吹き込むことによりメッキ液を撹拌する。本発明においては、陽極板設置によるメッキ液撹拌手段7の設置条件に対する制限が極めて小さく、かつ吹き込まれた気泡がメッキ液中に滞留することがないため、効果的な強撹拌を実施することができる。
【0019】
次に、着脱自在のシールド板による遮蔽を適用した本発明の一実施形態について図4を参照して説明する。図4に示す実施形態では、複数の金属線材1a〜1fを並列して走行させ、メッキ付着量の異なる多種類のメッキ線材を同時に製造するものである。ここでは、金属線材1a〜1fの各々に対する不溶性陽極板2の配置形態は図2(a)に従っている。
【0020】
各金属線材に対する不溶性陽極板2の有効長さは、その板面の一部を、絶縁材料製の着脱自在のシールド板9または10により遮蔽することにより調整することができる。例えば、図示する例では、金属線材1aおよび1bの左右両側面に対向する不溶性陽極板の板面は各々シールド板9によって遮蔽され、有効長さLpが不溶性陽極板の長さLaよりも短縮されている。一方、金属線材1c〜1eの左右両側面に対向する不溶性陽極板の板面は遮蔽されておらず、その有効長さは不溶性陽極板そのものの長さLaに等しい。これにより、金属線材1a〜1fが1対の給電ローラ12を供用しかつ線材走行速度を同じとした簡単な装置構造であっても、すなわち金属線材1a〜1fへの給電電圧が等しくかつメッキ液中での滞在時間を同じとしても、メッキ付着量の多いメッキ線材1c〜1eと少ないメッキ線材1aとを同時に製造することができる。
【0021】
不溶性陽極板の有効長さLpは、遮蔽のために適用するシールド板の長さを変更することで調整できるが、図4における金属線材1fの左右両側に適用した不溶性陽極板のように、長さの短いシールド板10を多数用意し、その適用個数を調整することで有効長さLpを調整してもよい。各シールド板9または10は、不溶性陽極板2の上方から被せるようにして装着することができ、また取り外しは、逆に上方に持ち上げて行うことができる。シールド板着脱の操作は金属線材1a〜1fと干渉しないため、操業中でも可能である。また、着脱のための動力装置等を特に設ける必要はなく、シールド板9または10に把手等を設ければ、手をメッキ液で汚すことなく手動で着脱することができる。
【0022】
【実施例】
以下、実施例に基づきさらに詳しく説明する。
実施例1
図4に示す電気メッキ装置を用い、製品1kg当たりのメッキ付着量が約2gで、直径1.5mmの亜鉛メッキ鋼線材を製造した。不溶性陽極板2としては表面に白金を被覆したチタンメッシュを用い、各鋼線材の左右両側方に設置した不溶性陽極板2間の距離は15mmとした。また、メッキ液は硫酸亜鉛を主成分とするものを用い、ポンプによりメッキ槽13と補助槽(図示せず)とを循環させ、メッキ槽13からオーバーフローさせた。また、メッキ液面6を鋼線材パスラインの上方の所定の位置に上げるため、メッキ槽13の下流側および上流側の壁に、鋼線材を通過させるためのスリットを設けた。メッキ液面の高さは、メッキ槽底面から約60mmとした。鋼線材は、本発明の好適条件に従い、左右対称に配置した不溶性陽極板に挟まれたメッキ液のほぼ中央を走行させた。また、シールド板9、10を全て取り外し、陰極電流密度12A/dmにて電気メッキを行った。
【0023】
製造された亜鉛メッキ鋼線材のメッキ付着状態を、従来例のメッキ鋼線材についての結果とともに図7に示す。図7中、(a)が実施例1のものであり、(b)が従来例のものである。ここで、(b)に示す従来例のメッキ鋼線材は、図5に示すような不溶性陽極板をメッキ槽底部にのみ設けた装置を用い、メッキ液、陰極電流密度およびメッキ槽滞在時間を実施例1と同じにして製造したものである。なお、図7は、メッキ鋼線材の1/4周毎の亜鉛メッキ付着量を、蛍光X線分析における特性X線のカウント値にて評価し、レーダーチャートで表したものである。
【0024】
図7に示すように、(b)に示す従来例によるメッキ鋼線材は、下側すなわち不溶性陽極板に面する側の亜鉛付着量が高く、メッキ鋼線材周囲のメッキ付着量分布が不均一である。これに対し、(a)に示す実施例によるメッキ鋼線材は、上下左右のメッキ付着量の差が著しく小さく、メッキが周囲に均一に付着している。
【0025】
実施例2
図3に示すような、気体吹き込みによるメッキ液撹拌手段7を有するメッキ装置を用い、直径2mmの鋼線材に銅メッキを施した。メッキ液撹拌手段7としては、30mmピッチで設けた直径3mmの気体吹き込み孔8を多数有する塩化ビニル製パイプを用い、気体吹き込み孔8が鋼線材1の直下に位置するようにメッキ層底部に設置した。不溶性陽極板2としては表面に白金を被覆したチタンメッシュを用い、鋼線材1の左右両側方に設置した不溶性陽極板2間の距離は20mmとした。また、メッキ液はピロリン酸銅を主成分とするものを用いた。
【0026】
吹き込み気体としては空気を用い、吹き込み流量約100リットル/分にてメッキ液を撹拌しながらメッキを行ったところ、電流効率が95%未満となる限界電流密度が、撹拌を行わない場合に比べ約2倍に向上した。また、メッキの均一性も良好であり、実施例1と同等以上の結果が得られた。
【0027】
実施例3
実施例1にて用いた電気メッキ装置に着脱自在のシールド板を適用し、製品1kg当たりのメッキ付着量が異なる直径1.5mmの亜鉛メッキ鋼線材1a〜1fを同時に製造した例を以下の表1に示す。
【0028】
【表1】
Figure 0004020519
*Laは、不溶性陽極板の長さである。
【0029】
表1に示すように、不溶性陽極板2の一部にシールド板を適用することにより、メッキ付着量の異なるメッキ鋼線材を同時に製造することができた。メッキ付着量は、シールド板適用によって調整された陽極板有効長さLpにほぼ対応しており、各メッキ鋼線材のメッキの均一性も良好であった。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の金属線材への電気メッキ方法および装置は、被メッキ物である線材の周囲に均一にメッキを施すことができる。しかも、メッキ液強撹拌によるメッキ速度向上を、容易かつ効果的に行うことができる。さらに、シールド板による陽極の一部遮蔽も容易であり、メッキ量の異なる多数の仕様のメッキ線材の同時生産等の、種々の生産態様への適応性にも優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属線材への電気メッキ方法および装置の一例を示す図である。
【図2】本発明の金属線材への電気メッキ装置の、夫々別の形態を示す図である。
【図3】メッキ液撹拌手段を設けた、本発明の金属線材への電気メッキ装置を示す図である。
【図4】シールド板を適用した、本発明の金属線材への電気メッキ装置を示す図である。
【図5】従来の金属線材への電気メッキ装置の一例を示す図である。
【図6】従来の金属線材への電気メッキ装置の他の一例を示す図である。
【図7】本発明の金属線材への電気メッキ方法、および従来の金属線材への電気メッキ方法により製造したメッキ線材の、メッキ付着状況を示すグラフである。
【符号の説明】
1 金属線材
1a〜1f 金属線材
2 (不溶性)陽極板
3 上方のスペース
4 下方のスペース
5 メッキ槽底部
6 メッキ液面
7 メッキ液撹拌手段
8 気体吹き込み孔
9、10 シールド板
11 ガイドローラ
12 給電手段
13 メッキ槽
14 補助槽

Claims (5)

  1. メッキ液中を走行する金属線材に、不溶性陽極板を対極として電気メッキを施す方法において、
    不溶性陽極板を、金属線材の左右両側方に、両者の板面同士を対向させて配置し、
    不溶性陽極板を部分的にシールド板にて覆い、不溶性陽極板の有効長さを短縮して電気メッキを行うことを特徴とする金属線材への電気メッキ方法。
  2. 金属線材の左右両側方の不溶性陽極板の板面を、金属線材に対して上下対称かつ左右対称となるように配置する請求項1記載の金属線材への電気メッキ方法。
  3. 金属線材の下方にメッキ液撹拌手段を設け、メッキ液を撹拌しつつ電気メッキを行う請求項1または2記載の金属線材への電気メッキ方法。
  4. メッキ液を収容するメッキ槽と、該メッキ槽内に設けられた不溶性陽極板とを有し、所定の線材パスラインに沿ってメッキ液中を走行する金属線材に、不溶性陽極板を対極として電気メッキを施す金属線材への電気メッキ装置において、
    不溶性陽極板を、線材パスラインの左右両側方に、両者の板面同士を対向させて設け、不溶性陽極板の一部を覆うための着脱自在のシールド板を有することを特徴とする金属線材への電気メッキ装置。
  5. メッキ槽底部に、メッキ液を撹拌するためのメッキ液撹拌手段を有する請求項記載の金属線材への電気メッキ装置。
JP37152798A 1998-12-25 1998-12-25 金属線材への電気メッキ方法およびその装置 Expired - Fee Related JP4020519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37152798A JP4020519B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 金属線材への電気メッキ方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37152798A JP4020519B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 金属線材への電気メッキ方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000192291A JP2000192291A (ja) 2000-07-11
JP4020519B2 true JP4020519B2 (ja) 2007-12-12

Family

ID=18498859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37152798A Expired - Fee Related JP4020519B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 金属線材への電気メッキ方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4020519B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI565574B (zh) * 2014-10-20 2017-01-11 東榮科技股份有限公司 晶圓切割線材的製造方法及其電鍍處理設備

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1303889B1 (it) * 1998-12-01 2001-03-01 Giovanna Angelini Procedimento ed apparecchiatura per la cromatura in continuo di barree relativa struttura di anodo
JP4904097B2 (ja) 2006-06-30 2012-03-28 ダイソー株式会社 金属線材メッキ用不溶性陽極及びそれを用いた金属線材メッキ方法
EP2123799B1 (en) * 2008-04-22 2015-04-22 Rohm and Haas Electronic Materials LLC Method of replenishing indium ions in indium electroplating compositions
JP2013155413A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Fudauchi Kogyo Co Ltd 非接触めっき方法及びその装置
JP2016089186A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 京セラサーキットソリューションズ株式会社 電解めっき装置
JP6879550B2 (ja) * 2017-05-01 2021-06-02 株式会社エムエスデー 電鋳装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI565574B (zh) * 2014-10-20 2017-01-11 東榮科技股份有限公司 晶圓切割線材的製造方法及其電鍍處理設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000192291A (ja) 2000-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6872288B2 (en) Apparatus for controlling flow in an electrodeposition process
US4514266A (en) Method and apparatus for electroplating
JP4020519B2 (ja) 金属線材への電気メッキ方法およびその装置
US3803013A (en) Electrolytic plating apparatus and method
US6979391B1 (en) Method and device for the electrolytic treatment of electrically conducting structures which are insulated from each other and positioned on the surface of electrically insulating film materials and use of the method
JPS58199895A (ja) 金属条片をメツキする方法及び装置
JPS646280B2 (ja)
JP4204125B2 (ja) 電気メッキ用陽極装置
CA1165271A (en) Apparatus and method for plating one or both sides of metallic strip
US6361673B1 (en) Electroforming cell
JPH0730690Y2 (ja) 電気めっき用分割型不溶性電極
JPH01156494A (ja) 電気メッキ方法及び装置
CN219449919U (zh) 一种将电镀药水进行水平对流循环的装置
KR100418404B1 (ko) 불용성 양극을 사용하는 수직형 전기도금 장치
KR0174269B1 (ko) 와이어 형태의 물체를 연속으로 전해처리하기 위한 장치
JPWO2002079548A1 (ja) 電解めっき槽
US5478457A (en) Apparatus for the continuous electrolytic treatment of wire-shaped objects
JPS6145164Y2 (ja)
JPH073000B2 (ja) 電気めっき装置
JPH06299398A (ja) めっき装置およびめっき方法
KR790001163B1 (ko) 금속스트립, 특히 강스트립의 수평직선형 도금방법
KR200260904Y1 (ko) 용액확산방지턱을 갖는 콘덕터롤
JP2540023Y2 (ja) 竪型電解めっき装置
KR820001080Y1 (ko) 금속 스트립의 수평직선형 도금장치
KR20070077900A (ko) 수직 도금 장치 및 이를 이용한 수직 도금 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees