JP4019389B2 - Icソケットのコンタクトピン、コンタクトピンユニット及びicソケット - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICの電気的テストを行うために、IC側電極と外部電気的テスト回路とを接続するICソケットのコンタクトピン、特に高周波用のICを電気的に検査及び測定するのに適したコンタクトピン、このコンタクトピンが装着されたコンタクトピンユニット、及びコンタクトピンやコンタクトユニットが複数装着されるICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ICの電気的テストを行う際に使用されるICソケットは、IC側電極に対応するように複数のコンタクトピンが装着されており、このコンタクトピンがICソケットにセットされたICの電極と外部電気的テスト回路とを接続するようになっている。このようなICソケットのうち高周波用ICソケットに使用されるコンタクトピンは、自己インダクタンスを小さくして正確な検査及び測定を可能とするため、IC側電極と外部電気的テスト回路との距離が短くなるようにその形状が工夫されている。
【0003】
例えば、図6に示すコンタクトピン50は、基部51がICソケット52の本体53に装着され、IC側電極(リード)54と接触する第1接触部55がバネ部56を介して基部51に接続されており、その第1接触部55がIC側電極54に押圧されて下方へ所定距離変位すると、基部51から延出する第2接触部57に第1接触部55が当接して、IC側電極54と外部電気的テスト回路(図示せず)とを基部51を介して最短距離で接続する導通ルートが形成されるようになっている(実開昭62−157086号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術は、第1接触部55の変位量が第2接触部57によって規制されてしまうため、第1接触部55と第2接触部57間の寸法のばらつきや第1接触部55の変位量のばらつき等によって第1接触部55と第2接触部57の接触圧が大きく変動することになり、適正な接触圧が得にくいという問題があった。尚、このような場合には、ICの正確な検査・測定が困難になるだけでなく、IC側電極を傷つける虞がある。
【0005】
そのため、例えば、図7に示すように、第1接触部60がIC側電極61に押圧されると、その第1接触部60が第2接触部62に対して摺動して、最短の導通ルートが形成されるようにした技術が開発された(特公平7−44053号公報参照)。
【0006】
この従来技術は、自己インダクタンスが小さく、優れたICの電気的テストを可能とするものであるが、第1接触部60と第2接触部62の摺動部分が磨耗し、第1接触部60と第2接触部62の接触圧が経時的に不安定化する場合があり、近年の高精度化・高寿命化の要請と共に高信頼性の要求に充分応えることができなくなってきているため、更に改良されたICソケットのコンタクトピンの提供が望まれていた。又、その改良されたコンタクトピンが装着されたコンタクトピンユニット及びICソケットの提供が望まれていた。
【0007】
本発明は、このような要望に応えるために案出されたものであり、第1接触部と第2接触部の磨耗を低減することができ、しかも第1接触部と第2接触部との接触圧を常時適正に保持できるICソケットのコンタクトピンと、これを装着したコンタクトピンユニット及びICソケットを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、IC側電極と外部電気的テスト回路とを接続するICソケットのコンタクトピンにおいて、前記ICソケットの本体に装着され、前記外部電気的テスト回路に接続される基部と、この基部にバネ部を介して弾性的に支持され、前記IC側電極に接触する第1接触部と、この第1接触部に所定の間隔をあけて対向するように、前記基部から延出された第2接触部とを備えている。このうち、前記バネ部は、前記第1接触部が前記IC側電極によって押圧された際に、前記第1接触部が前記第2接触部に対して所定の間隔を保って変位するように形成されている。又、前記第1接触部と前記第2接触部との間の隙間には、前記第1接触部と前記第2接触部とに転接する導電性の転動体が収容されている。そして、前記転動体は、前記第1接触部が前記IC側電極によって押圧されて変位しても、常時同じ接触圧で第1接触部と第2接触部に転接し、前記IC側電極と前記外部電気的テスト回路とを最短距離で接続する導通ルートを形成するようになっている。
【0009】
又、請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、前記第1接触部には、前記第2接触部側へ突出し、前記転動体を回動可能に支持する支持突起が形成され、前記第2接触部には、前記IC側電極と第1接触部との接触が解除された際に、前記バネ部の復元力を支持突起及び転動体を介して受けるストッパ突起が形成されたことを特徴としている。
【0010】
又、請求項3のコンタクトピンユニットに関する発明は、前記請求項1又は請求項2のICソケットのコンタクトピンと、このコンタクトピンが装着されるコンタクトピン取付溝を有する仕切リブと、を備えたことを特徴としている。
【0011】
又、請求項4のICソケットに関する発明は、前記請求項1又は請求項2のICソケットのコンタクトピンが、前記IC側電極に対応して前記ICソケットの本体に複数形成されたコンタクトピン取付溝に装着されることを特徴としている。
【0012】
又、請求項5のICソケットに関する発明は、前記請求項3のコンタクトピンユニットが、前記IC側電極に対応して前記ICソケットの本体に複数形成されたコンタクトピンユニット取付部に装着されることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態を示すコンタクトピン1の正面図であり、図2は、本実施の形態のコンタクトピン1が装着されたICソケット2の一部を切り欠いて示す正面図である。
【0015】
これらの図に示すように、本実施の形態のコンタクトピン1は、ICソケット2の合成樹脂製本体3に形成されたコンタクトピン取付溝4内に装着される基部5と、この基部5の一端側から延出するバネ部6と、このバネ部6の先端に形成された第1接触部7と、前記基部5の他端側から第1接触部7に対向するように延出する第2接触部8と、前記基部5から前記第1の接触部7及び第2接触部8とは反対の方向へ延出する接続端子10と、前記第1接触部7と第2接触部8とに転接する転動体11とを備えている。そして、このようなコンタクトピン1は、ベリリュウム銅の薄板状部材を打ち抜き加工することにより形成されており、表面に金メッキが施されている。又、転動体11は、鋼或いは真鍮等の球体或いは円柱体等で形成され、表面に金メッキが施されている。
【0016】
ここで、基部5は、図1中横方向に長い長方形形状をしており、その一端部側(図1中右端部側)にバネ部6が一体に形成されている。このバネ部6は、基部5に一体に形成された円弧状部分6aと、この円弧状部分6aの端部から基部5と略平行に図1中左側へ向かって延びるように形成された片持ち梁部分6bとからなっており、円弧状部分6aと基部5との接続部分近傍が撓み変形の支点12となるように形成されている。
【0017】
そして、この片持ち梁部分6bの先端部側(図中左側端部)には、図中上方へ向かって延び、IC側電極(リード端子)13に接続される第1接触部7が一体に形成されている。又、この第1接触部7の下端には、前記第2接触部8側へ突出し、転動体11を回動可能に支持する支持突起14が一体に形成されている。
【0018】
そして、その第1接触部7と所定の間隔をあけて対向するように、基部5の他端側(図中左端部側)には、第2接触部8が一体に形成されており、この第2接触部8の上端側には、第1接触部7側へ向かって延びるストッパ突起15が一体に形成されている。このストッパ突起15は、第1接触部7とIC側電極13との接触状態が解除された際に、支持突起14及び転動体11を介してバネ部6の復元力を受けるようになっている。その結果、第1接触部7の図中上方への移動が規制される。したがって、ストッパ突起15は、第1接触部7の上端位置(図中実線位置)での位置決め手段としても機能する。
【0019】
ここで、第1接触部7と第2接触部8の互いに対向する面16,17は、第1接触部7が変位しても第1接触部7と第2接触部8との間隔が変化しないように、バネ部6の支点12を基点とする半径R1と半径R2の曲面にそれぞれ形成されている。又、これら第1接触部7と第2接触部8の互いに対向する面は、転動体11との接触圧が所定の圧力となるように、その寸法が形成されている。したがって、転動体11は、第1接触部7がIC側電極13に押圧されて変位しても、常時同じ接触圧で第1接触部7と第2接触部8に転接し、IC側電極13と外部電気的テスト回路18とを最短距離で接続する導通ルートを形成することになる。尚、本実施の形態においては、第1接触部7は、第2接触部8及び基部5に対して少なくとも0.4〜0.5mmの変位が可能となるように、第1接触部7の支持突起14と基部5との隙間寸法が決定されている。
【0020】
接続端子10は、基部5の下面の異なった位置から延出する2種の形態で形成されており、ICソケット2の本体3の嵌合溝部(図示せず)に引っかかる係止用突起20が形成されている。したがって、コンタクトピン1は、ICソケット2の本体3から簡単に脱落するようなことがない。
【0021】
上記のようなコンタクトピン1は、図2に示すような1Cソケット2に複数装着される。この図2に示すように、ICソケット2の本体3には、IC側電極13と同数のコンタクトピン取付溝4が形成されており、このコンタクトピン取付溝4に本実施の形態に係るコンタクトピン1が圧入されている。ICソケット2は、蓋体21が本体3に対して開閉できるように、その蓋体21と本体3の端部がピン22で回動可能に連結されると共に、そのピン22に蓋体21を開く方向へ常時付勢するバネ(図示せず)が取り付けられている。又、蓋体21内側には、蓋体21が閉じられた際に、IC側電極13をコンタクトピン1の第1接触部7に押圧する押圧部材23が形成されている。尚、各コンタクトピン1は、隣接する他のコンタクトピン1と合成樹脂製本体のリブ24で仕切られている。又、転動体11はコンタクトピン1の面16,17間で転接移動するが、両側のリブ24,24で規制され脱落することはない。
【0022】
ここで、図2に示すように、蓋体21が開いた状態にある時に、IC25が本体3上の所定位置に置かれ、次いで蓋体21が閉じられると、本体3に取り付けられたロックレバー26により蓋体21が本体3にロックされるようになっている。この際に、IC側電極13が蓋体21の押圧部材23に押されてコンタクトピン1の第1接触部7に接触する。
【0023】
以上のように本実施の形態に係るコンタクトピン1は、第1接触部7がIC側電極13に押圧された場合、バネ部6が撓み変形の支点12を基準として変形することになり、第1接触部7が第2接触部8と等しい間隔を保った状態で変位する。したがって、本実施の形態のコンタクトピン1は、第1接触部7と第2接触部8との間に収容された転動体11が常時同様の接触圧で第1接触部7と第2接触部8とに転接することになり、第1接触部7と転動体11及び第2接触部8と転動体11の各接触面の磨耗が少なく、第1接触部7と転動体11及び第2接触部8と転動体11との各接触面圧が安定するため、IC側電極13と第1接触部7との接触面圧も安定化し、従来例に比較して耐久性が向上すると共に検査・測定の信頼度が向上する。尚、本実施の形態に係るコンタクトピン1の自己インダクタンスを測定し、従来例と比較した結果、接触面圧が従来例よりも安定した分だけ自己インダクタンスが小さくなったことが確認された。
【0024】
又、本実施の形態は、IC側電極13と第1接触部7との接触面圧が安定化するため、IC25の検査時等にIC側電極13を第1接触部7で傷つけるようなことがない。
【0025】
又、本実施の形態は、図1に示すように、第1接触部7と第2接触部8との間の隙間に転動体11を収容し、この転動体11の下方を支持突起14で支持して、転動体11の上方への移動をストッパ突起15で規制するようになっているため、転動体11が第1接触部7と第2接触部8との間から簡単に脱落するようなことがない。
【0026】
ここで、本実施の形態は、基部5から延設された接続端子10が外部電気的テスト回路18側に半田づけ接続されるようになっているが、図3に示すように、コンタクトピン28の接続端子27を好ましくは弾性をもって短く形成し、その先端部を外部電気的テスト回路18上に圧着接続させるようにしてもよい。
【0027】
又、本実施の形態は、ICソケット2として、図2に示す上蓋開閉式ソケット(クラムシェルタイプ・ソケット)を例示し、このクラムシェルタイプ・ソケットにコンタクトピン1を装着する例を示したが、これに限られず、図4に示すオープントップタイプ・ソケット30に本実施の形態のコンタクトピン1を装着するようにしてもよい。尚、この図4に示すオープントップタイプ・ソケット30は、図示しないバネで付勢された爪31がIC側電極13をコンタクトピン1の第1接触部7に押圧している。この状態で上部ブロック32を下部ブロック33側へ押し込むと、上部ブロック32で押圧された爪31がピン34を中心として回動して開き、IC25をとりだすことができるようになっている。上部ブロック32は、その後に図示しないバネで上方の初期位置(図の位置)に戻される。
【0028】
又、本実施の形態は、上記したように、ICソケット2のコンタクトピン取付溝4にコンタクトピン1を装着するようになっているが、これに限られず、図5に示すように、薄板状の合成樹脂製の仕切リブ35にコンタクトピン取付溝36を形成し、このコンタクトピン取付溝36にコンタクトピン1を装着してコンタクトピンユニット37を構成し、このコンタクトピンユニット37を図示しないICソケットの所定の嵌合凹部に嵌合して装着するようにしてもよい。このようにすれば、ICソケット2の本体3に細かなコンタクトピン取付溝4を多数精度良く形成する必要がなくなり(図2参照)、ICソケットの製造が容易になる。又、このように、予め合成樹脂製の仕切リブ35にコンタクトピン1を装着してコンタクトピンユニット37とした後、そのコンタクトピンユニット37をICソケットのコンタクトピンユニット取付部(図示せず)に組み付ける態様によれば、コンタクトピン1を本体3のコンタクトピン取付溝4に直接圧入する図2の実施の形態に比較して、コンタクトピン1のICソケットへの組み付け作業が容易になる。
【0029】
尚、上記実施の形態において、コンタクトピン1は、ベリリュウム銅で形成され、表面に金メッキを施す態様を例示したがこれに限られるものでなく、導電性及びばね性に優れた材料を適宜使用することができる。又、コンタクトピン1,28は、図1及び図2の形態のものに限られるものでなく、第1接触部が基部にバネ部を介して支持され、第1接触部がIC側電極で押圧されると、第1接触部が第2接触部と所定の間隔を保って変位するようになっており、その第1接触部と第2接触部との間に両者と転接する転動体が収容されたものであればよく、適宜設計変更して使用することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、IC側電極によって第1接触部が押圧されると、第1接触部を弾性的に支持するバネ部が弾性変形し、第1接触部が第2接触部に対して所定の間隔を保持した状態で変位するため、第1接触部と第2接触部との間に収容された転動体が常時同様の接触圧で第1接触部と第2接触部に転接し、第1接触部と転動体の接触面及び第2接触部と転動体の接触面の磨耗が少なくなる。したがって、請求項1の発明は、IC側電極に押圧される第1接触部を第2接触部に対して円滑に変位させることができ、IC側電極と第1接触部、第1接触部と転動体及び転動体と第2接触部の各接触面の面圧が安定するため、第1接触部と第2接触部とが直接摺接していた従来例に比較し、耐久性が向上すると共に、電気的検査及び測定の信頼度が向上する。
【0031】
又、請求項2の発明によれば、第1接触部には、対向する第2接触部側へ突出し、転動体を回動可能に支持する支持突起が形成され、第2接触部には、IC側電極と第1接触部との接触が解除された際に、バネ部の復元力を支持突起及び転動体を介して受けるストッパ突起が形成されているため、転動体を第1接触部と第2接触部との間の隙間に収容保持することができ、支持突起とストッパ突起とで転動体の脱落を防止することができる。
【0032】
又、請求項3の発明によれば、コンタクトピンを仕切リブのコンタクトピン取付溝に装着することにより、コンタクトピンユニットを構成するようになっているため、ICソケットに仕切リブを形成する場合に比較し、ICソケットの製造が容易になる。
【0033】
又、請求項4の発明及び請求項5の発明に係るICソケットは、耐久性及び電気的特性に優れたコンタクトピンを複数備えているため、ICソケットの耐久性が向上し、電気的検査及び測定の信頼度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すコンタクトピンの正面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るICソケットの一部を切り欠いて示す正面図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すコンタクトピンの正面図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すICソケットの要部断面図。
【図5】本発明の実施の形態を示すコンタクトピンユニットの構成図。図5(a)はコンタクトピンユニットの正面側断面図(図5(b)のA−A線に沿う断面図)、図5(b)はコンタクトピンユニットの平面図(図5(a)のB方向矢視図。
【図6】第1の従来例を示すコンタクトピンの正面図。
【図7】第2の従来例を示すコンタクトピンの正面図。
【符号の説明】
1,28……コンタクトピン、2……ICソケット、3……本体、4,36……コンタクトピン取付溝、5……基部、6……バネ部、7……第1接触部、8……第2接触部、11……転動体、13……IC側電極、14……支持突起、15……ストッパ突起、18……外部電気的テスト回路、30……オープントップタイプ・ソケット(ICソケット)、35……仕切リブ、37……コンタクトピンユニット

Claims (5)

  1. IC側電極と外部電気的テスト回路とを接続するICソケットのコンタクトピンにおいて、
    前記ICソケットの本体に装着され、前記外部電気的テスト回路に接続される基部と、
    この基部にバネ部を介して弾性的に支持され、前記IC側電極に接触する第1接触部と、
    この第1接触部に所定の間隔をあけて対向するように、前記基部から延出された第2接触部とを備え、
    前記バネ部は、前記第1接触部が前記IC側電極によって押圧された際に、前記第1接触部が前記第2接触部に対して所定の間隔を保って変位するように形成され、
    前記第1接触部と前記第2接触部との間の隙間には、前記第1接触部と前記第2接触部とに転接する導電性の転動体が収容され
    前記転動体は、前記第1接触部が前記IC側電極によって押圧されて変位しても、常時同じ接触圧で第1接触部と第2接触部に転接し、前記IC側電極と前記外部電気的テスト回路とを最短距離で接続する導通ルートを形成する、
    ことを特徴とするICソケットのコンタクトピン。
  2. 前記第1接触部には、前記第2接触部側へ突出し、前記転動体を回動可能に支持する支持突起が形成され、
    前記第2接触部には、前記IC側電極と第1接触部との接触が解除された際に、前記バネ部の復元力を支持突起及び転動体を介して受けるストッパ突起が形成されたことを特徴とする請求項1記載のICソケットのコンタクトピン。
  3. 前記請求項1又は請求項2のICソケットのコンタクトピンと、このコンタクトピンが装着されるコンタクトピン取付溝を有する仕切リブと、を備えたことを特徴とするコンタクトピンユニット。
  4. 前記請求項1又は請求項2のICソケットのコンタクトピンが、前記IC側電極に対応して前記ICソケットの本体に複数形成されたコンタクトピン取付溝に装着されることを特徴とするICソケット。
  5. 前記請求項3のコンタクトピンユニットが、前記IC側電極に対応して前記ICソケットの本体に複数形成されたコンタクトピンユニット取付部に装着されることを特徴とするICソケット。
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