JPH11251022A - Icソケットのコンタクトピン、コンタクトピンユニット及びicソケット - Google Patents

Icソケットのコンタクトピン、コンタクトピンユニット及びicソケット

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JPH11251022A
JPH11251022A JP6208598A JP6208598A JPH11251022A JP H11251022 A JPH11251022 A JP H11251022A JP 6208598 A JP6208598 A JP 6208598A JP 6208598 A JP6208598 A JP 6208598A JP H11251022 A JPH11251022 A JP H11251022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐久性及び電気的特性が優れたICソケットの
コンタクトピンを提供する。 【解決手段】ICソケット2の本体3に装着され、外部
電気的テスト回路18に接続される基部5と、この基部
5にバネ部6を介して弾性的に支持され、IC側電極1
3に接触する第1接触部7と、この第1接触部7に所定
の間隔をあけて対向するように、基部5から延出された
第2接触部8とを備えている。このうち、バネ部6は、
第1接触部7がIC側電極13によって押圧された際
に、第1接触部7が第2接触部8に対して所定の間隔を
保って変位するように形成されている。又、第1接触部
7と第2接触部8との間の隙間には、第1接触部7と第
2接触部8とに転接する転動体11が収容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICの電気的テス
トを行うために、IC側電極と外部電気的テスト回路と
を接続するICソケットのコンタクトピン、特に高周波
用のICを電気的に検査及び測定するのに適したコンタ
クトピン、このコンタクトピンが装着されたコンタクト
ピンユニット、及びコンタクトピンやコンタクトユニッ
トが複数装着されるICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICの電気的テストを行う際に
使用されるICソケットは、IC側電極に対応するよう
に複数のコンタクトピンが装着されており、このコンタ
クトピンがICソケットにセットされたICの電極と外
部電気的テスト回路とを接続するようになっている。こ
のようなICソケットのうち高周波用ICソケットに使
用されるコンタクトピンは、自己インダクタンスを小さ
くして正確な検査及び測定を可能とするため、IC側電
極と外部電気的テスト回路との距離が短くなるようにそ
の形状が工夫されている。
【0003】例えば、図6に示すコンタクトピン50
は、基部51がICソケット52の本体53に装着さ
れ、IC側電極(リード)54と接触する第1接触部5
5がバネ部56を介して基部51に接続されており、そ
の第1接触部55がIC側電極54に押圧されて下方へ
所定距離変位すると、基部51から延出する第2接触部
57に第1接触部55が当接して、IC側電極54と外
部電気的テスト回路(図示せず)とを基部51を介して
最短距離で接続する導通ルートが形成されるようになっ
ている(実開昭62−157086号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術は、第1接触部55の変位量が第2接触部
57によって規制されてしまうため、第1接触部55と
第2接触部57間の寸法のばらつきや第1接触部55の
変位量のばらつき等によって第1接触部55と第2接触
部57の接触圧が大きく変動することになり、適正な接
触圧が得にくいという問題があった。尚、このような場
合には、ICの正確な検査・測定が困難になるだけでな
く、IC側電極を傷つける虞がある。
【0005】そのため、例えば、図7に示すように、第
1接触部60がIC側電極61に押圧されると、その第
1接触部60が第2接触部62に対して摺動して、最短
の導通ルートが形成されるようにした技術が開発された
(特公平7−44053号公報参照)。
【0006】この従来技術は、自己インダクタンスが小
さく、優れたICの電気的テストを可能とするものであ
るが、第1接触部60と第2接触部62の摺動部分が磨
耗し、第1接触部60と第2接触部62の接触圧が経時
的に不安定化する場合があり、近年の高精度化・高寿命
化の要請と共に高信頼性の要求に充分応えることができ
なくなってきているため、更に改良されたICソケット
のコンタクトピンの提供が望まれていた。又、その改良
されたコンタクトピンが装着されたコンタクトピンユニ
ット及びICソケットの提供が望まれていた。
【0007】本発明は、このような要望に応えるために
案出されたものであり、第1接触部と第2接触部の磨耗
を低減することができ、しかも第1接触部と第2接触部
との接触圧を常時適正に保持できるICソケットのコン
タクトピンと、これを装着したコンタクトピンユニット
及びICソケットを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、IC
側電極と外部電気的テスト回路とを接続するICソケッ
トのコンタクトピンであって、前記ICソケットの本体
に装着され、前記外部電気的テスト回路に接続される基
部と、この基部にバネ部を介して弾性的に支持され、前
記IC側電極に接触する第1接触部と、この第1接触部
に所定の間隔をあけて対向するように、前記基部から延
出された第2接触部とを備えている。このうち、前記バ
ネ部は、前記第1接触部が前記IC側電極によって押圧
された際に、前記第1接触部が前記第2接触部に対して
所定の間隔を保って変位するように形成されている。
又、前記第1接触部と第2接触部との間の隙間には、前
記第1接触部と前記第2接触部とに転接する導電性の転
動体が収容されている。
【0009】又、請求項2の発明は、前記請求項1の発
明において、前記第1接触部には、前記第2接触部側へ
突出し、前記転動体を回動可能に支持する支持突起が形
成され、前記第2接触部には、前記IC側電極と第1接
触部との接触が解除された際に、前記バネ部の復元力を
支持突起及び転動体を介して受けるストッパ突起が形成
されたことを特徴としている。
【0010】又、請求項3のコンタクトピンユニットに
関する発明は、前記請求項1又は請求項2のICソケッ
トのコンタクトピンと、このコンタクトピンが装着され
るコンタクトピン取付溝を有する仕切リブと、を備えた
ことを特徴としている。
【0011】又、請求項4のICソケットに関する発明
は、前記請求項1又は請求項2のICソケットのコンタ
クトピンが、前記IC側電極に対応して前記ICソケッ
トの本体に複数形成されたコンタクトピン取付溝に装着
されることを特徴としている。
【0012】又、請求項5のICソケットに関する発明
は、前記請求項3のコンタクトピンユニットが、前記I
C側電極に対応して前記ICソケットの本体に複数形成
されたコンタクトピンユニット取付部に装着されること
を特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態を示すコンタ
クトピン1の正面図であり、図2は、本実施の形態のコ
ンタクトピン1が装着されたICソケット2の一部を切
り欠いて示す正面図である。
【0015】これらの図に示すように、本実施の形態の
コンタクトピン1は、ICソケット2の合成樹脂製本体
3に形成されたコンタクトピン取付溝4内に装着される
基部5と、この基部5の一端側から延出するバネ部6
と、このバネ部6の先端に形成された第1接触部7と、
前記基部5の他端側から第1接触部7に対向するように
延出する第2接触部8と、前記基部5から前記第1の接
触部7及び第2接触部8とは反対の方向へ延出する接続
端子10と、前記第1接触部7と第2接触部8とに転接
する転動体11とを備えている。そして、このようなコ
ンタクトピン1は、ベリリュウム銅の薄板状部材を打ち
抜き加工することにより形成されており、表面に金メッ
キが施されている。又、転動体11は、鋼或いは真鍮等
の球体或いは円柱体等で形成され、表面に金メッキが施
されている。
【0016】ここで、基部5は、図1中横方向に長い長
方形形状をしており、その一端部側(図1中右端部側)
にバネ部6が一体に形成されている。このバネ部6は、
基部5に一体に形成された円弧状部分6aと、この円弧
状部分6aの端部から基部5と略平行に図1中左側へ向
かって延びるように形成された片持ち梁部分6bとから
なっており、円弧状部分6aと基部5との接続部分近傍
が撓み変形の支点12となるように形成されている。
【0017】そして、この片持ち梁部分6bの先端部側
(図中左側端部)には、図中上方へ向かって延び、IC
側電極(リード端子)13に接続される第1接触部7が
一体に形成されている。又、この第1接触部7の下端に
は、前記第2接触部8側へ突出し、転動体11を回動可
能に支持する支持突起14が一体に形成されている。
【0018】そして、その第1接触部7と所定の間隔を
あけて対向するように、基部5の他端側(図中左端部
側)には、第2接触部8が一体に形成されており、この
第2接触部8の上端側には、第1接触部7側へ向かって
延びるストッパ突起15が一体に形成されている。この
ストッパ突起15は、第1接触部7とIC側電極13と
の接触状態が解除された際に、支持突起14及び転動体
11を介してバネ部6の復元力を受けるようになってい
る。その結果、第1接触部7の図中上方への移動が規制
される。したがって、ストッパ突起15は、第1接触部
7の上端位置(図中実線位置)での位置決め手段として
も機能する。
【0019】ここで、第1接触部7と第2接触部8の互
いに対向する面16,17は、第1接触部7が変位して
も第1接触部7と第2接触部8との間隔が変化しないよ
うに、バネ部6の支点12を基点とする半径R1と半径
R2の曲面にそれぞれ形成されている。又、これら第1
接触部7と第2接触部8の互いに対向する面は、転動体
11との接触圧が所定の圧力となるように、その寸法が
形成されている。したがって、転動体11は、第1接触
部7がIC側電極13に押圧されて変位しても、常時同
じ接触圧で第1接触部7と第2接触部8に転接し、IC
側電極13と外部電気的テスト回路18とを最短距離で
接続する導通ルートを形成することになる。尚、本実施
の形態においては、第1接触部7は、第2接触部8及び
基部5に対して少なくとも0.4〜0.5mmの変位が
可能となるように、第1接触部7の支持突起14と基部
5との隙間寸法が決定されている。
【0020】接続端子10は、基部5の下面の異なった
位置から延出する2種の形態で形成されており、ICソ
ケット2の本体3の嵌合溝部(図示せず)に引っかかる
係止用突起20が形成されている。したがって、コンタ
クトピン1は、ICソケット2の本体3から簡単に脱落
するようなことがない。
【0021】上記のようなコンタクトピン1は、図2に
示すような1Cソケット2に複数装着される。この図2
に示すように、ICソケット2の本体3には、IC側電
極13と同数のコンタクトピン取付溝4が形成されてお
り、このコンタクトピン取付溝4に本実施の形態に係る
コンタクトピン1が圧入されている。ICソケット2
は、蓋体21が本体3に対して開閉できるように、その
蓋体21と本体3の端部がピン22で回動可能に連結さ
れると共に、そのピン22に蓋体21を開く方向へ常時
付勢するバネ(図示せず)が取り付けられている。又、
蓋体21内側には、蓋体21が閉じられた際に、IC側
電極13をコンタクトピン1の第1接触部7に押圧する
押圧部材23が形成されている。尚、各コンタクトピン
1は、隣接する他のコンタクトピン1と合成樹脂製本体
のリブ24で仕切られている。又、転動体11はコンタ
クトピン1の面16,17間で転接移動するが、両側の
リブ24,24で規制され脱落することはない。
【0022】ここで、図2に示すように、蓋体21が開
いた状態にある時に、IC25が本体3上の所定位置に
置かれ、次いで蓋体21が閉じられると、本体3に取り
付けられたロックレバー26により蓋体21が本体3に
ロックされるようになっている。この際に、IC側電極
13が蓋体21の押圧部材23に押されてコンタクトピ
ン1の第1接触部7に接触する。
【0023】以上のように本実施の形態に係るコンタク
トピン1は、第1接触部7がIC側電極13に押圧され
た場合、バネ部6が撓み変形の支点12を基準として変
形することになり、第1接触部7が第2接触部8と等し
い間隔を保った状態で変位する。したがって、本実施の
形態のコンタクトピン1は、第1接触部7と第2接触部
8との間に収容された転動体11が常時同様の接触圧で
第1接触部7と第2接触部8とに転接することになり、
第1接触部7と転動体11及び第2接触部8と転動体1
1の各接触面の磨耗が少なく、第1接触部7と転動体1
1及び第2接触部8と転動体11との各接触面圧が安定
するため、IC側電極13と第1接触部7との接触面圧
も安定化し、従来例に比較して耐久性が向上すると共に
検査・測定の信頼度が向上する。尚、本実施の形態に係
るコンタクトピン1の自己インダクタンスを測定し、従
来例と比較した結果、接触面圧が従来例よりも安定した
分だけ自己インダクタンスが小さくなったことが確認さ
れた。
【0024】又、本実施の形態は、IC側電極13と第
1接触部7との接触面圧が安定化するため、IC25の
検査時等にIC側電極13を第1接触部7で傷つけるよ
うなことがない。
【0025】又、本実施の形態は、図1に示すように、
第1接触部7と第2接触部8との間の隙間に転動体11
を収容し、この転動体11の下方を支持突起14で支持
して、転動体11の上方への移動をストッパ突起15で
規制するようになっているため、転動体11が第1接触
部7と第2接触部8との間から簡単に脱落するようなこ
とがない。
【0026】ここで、本実施の形態は、基部5から延設
された接続端子10が外部電気的テスト回路18側に半
田づけ接続されるようになっているが、図3に示すよう
に、コンタクトピン28の接続端子27を好ましくは弾
性をもって短く形成し、その先端部を外部電気的テスト
回路18上に圧着接続させるようにしてもよい。
【0027】又、本実施の形態は、ICソケット2とし
て、図2に示す上蓋開閉式ソケット(クラムシェルタイ
プ・ソケット)を例示し、このクラムシェルタイプ・ソ
ケットにコンタクトピン1を装着する例を示したが、こ
れに限られず、図4に示すオープントップタイプ・ソケ
ット30に本実施の形態のコンタクトピン1を装着する
ようにしてもよい。尚、この図4に示すオープントップ
タイプ・ソケット30は、図示しないバネで付勢された
爪31がIC側電極13をコンタクトピン1の第1接触
部7に押圧している。この状態で上部ブロック32を下
部ブロック33側へ押し込むと、上部ブロック32で押
圧された爪31がピン34を中心として回動して開き、
IC25をとりだすことができるようになっている。上
部ブロック32は、その後に図示しないバネで上方の初
期位置(図の位置)に戻される。
【0028】又、本実施の形態は、上記したように、I
Cソケット2のコンタクトピン取付溝4にコンタクトピ
ン1を装着するようになっているが、これに限られず、
図5に示すように、薄板状の合成樹脂製の仕切リブ35
にコンタクトピン取付溝36を形成し、このコンタクト
ピン取付溝36にコンタクトピン1を装着してコンタク
トピンユニット37を構成し、このコンタクトピンユニ
ット37を図示しないICソケットの所定の嵌合凹部に
嵌合して装着するようにしてもよい。このようにすれ
ば、ICソケット2の本体3に細かなコンタクトピン取
付溝4を多数精度良く形成する必要がなくなり(図2参
照)、ICソケットの製造が容易になる。又、このよう
に、予め合成樹脂製の仕切リブ35にコンタクトピン1
を装着してコンタクトピンユニット37とした後、その
コンタクトピンユニット37をICソケットのコンタク
トピンユニット取付部(図示せず)に組み付ける態様に
よれば、コンタクトピン1を本体3のコンタクトピン取
付溝4に直接圧入する図2の実施の形態に比較して、コ
ンタクトピン1のICソケットへの組み付け作業が容易
になる。
【0029】尚、上記実施の形態において、コンタクト
ピン1は、ベリリュウム銅で形成され、表面に金メッキ
を施す態様を例示したがこれに限られるものでなく、導
電性及びばね性に優れた材料を適宜使用することができ
る。又、コンタクトピン1,28は、図1及び図2の形
態のものに限られるものでなく、第1接触部が基部にバ
ネ部を介して支持され、第1接触部がIC側電極で押圧
されると、第1接触部が第2接触部と所定の間隔を保っ
て変位するようになっており、その第1接触部と第2接
触部との間に両者と転接する転動体が収容されたもので
あればよく、適宜設計変更して使用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
IC側電極によって第1接触部が押圧されると、第1接
触部を弾性的に支持するバネ部が弾性変形し、第1接触
部が第2接触部に対して所定の間隔を保持した状態で変
位するため、第1接触部と第2接触部との間に収容され
た転動体が常時同様の接触圧で第1接触部と第2接触部
に転接し、第1接触部と転動体の接触面及び第2接触部
と転動体の接触面の磨耗が少なくなる。したがって、請
求項1の発明は、IC側電極に押圧される第1接触部を
第2接触部に対して円滑に変位させることができ、IC
側電極と第1接触部、第1接触部と転動体及び転動体と
第2接触部の各接触面の面圧が安定するため、第1接触
部と第2接触部とが直接摺接していた従来例に比較し、
耐久性が向上すると共に、電気的検査及び測定の信頼度
が向上する。
【0031】又、請求項2の発明によれば、第1接触部
には、対向する第2接触部側へ突出し、転動体を回動可
能に支持する支持突起が形成され、第2接触部には、I
C側電極と第1接触部との接触が解除された際に、バネ
部の復元力を支持突起及び転動体を介して受けるストッ
パ突起が形成されているため、転動体を第1接触部と第
2接触部との間の隙間に収容保持することができ、支持
突起とストッパ突起とで転動体の脱落を防止することが
できる。
【0032】又、請求項3の発明によれば、コンタクト
ピンを仕切リブのコンタクトピン取付溝に装着すること
により、コンタクトピンユニットを構成するようになっ
ているため、ICソケットに仕切リブを形成する場合に
比較し、ICソケットの製造が容易になる。
【0033】又、請求項4の発明及び請求項5の発明に
係るICソケットは、耐久性及び電気的特性に優れたコ
ンタクトピンを複数備えているため、ICソケットの耐
久性が向上し、電気的検査及び測定の信頼度が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すコンタクトピンの正
面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るICソケットの一部
を切り欠いて示す正面図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すコンタクトピン
の正面図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すICソケットの
要部断面図。
【図5】本発明の実施の形態を示すコンタクトピンユニ
ットの構成図。図5(a)はコンタクトピンユニットの
正面側断面図(図5(b)のA−A線に沿う断面図)、
図5(b)はコンタクトピンユニットの平面図(図5
(a)のB方向矢視図。
【図6】第1の従来例を示すコンタクトピンの正面図。
【図7】第2の従来例を示すコンタクトピンの正面図。
【符号の説明】
1,28……コンタクトピン、2……ICソケット、3
……本体、4,36……コンタクトピン取付溝、5……
基部、6……バネ部、7……第1接触部、8……第2接
触部、11……転動体、13……IC側電極、14……
支持突起、15……ストッパ突起、18……外部電気的
テスト回路、30……オープントップタイプ・ソケット
(ICソケット)、35……仕切リブ、37……コンタ
クトピンユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC側電極と外部電気的テスト回路とを
    接続するICソケットのコンタクトピンにおいて、 前記ICソケットの本体に装着され、前記外部電気的テ
    スト回路に接続される基部と、 この基部にバネ部を介して弾性的に支持され、前記IC
    側電極に接触する第1接触部と、 この第1接触部に所定の間隔をあけて対向するように、
    前記基部から延出された第2接触部とを備え、 前記バネ部は、前記第1接触部が前記IC側電極によっ
    て押圧された際に、前記第1接触部が前記第2接触部に
    対して所定の間隔を保って変位するように形成され、 前記第1接触部と第2接触部との間の隙間には、前記第
    1接触部と前記第2接触部とに転接する導電性の転動体
    が収容されたことを特徴とするICソケットのコンタク
    トピン。
  2. 【請求項2】 前記第1接触部には、前記第2接触部側
    へ突出し、前記転動体を回動可能に支持する支持突起が
    形成され、 前記第2接触部には、前記IC側電極と第1接触部との
    接触が解除された際に、前記バネ部の復元力を支持突起
    及び転動体を介して受けるストッパ突起が形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のICソケットのコンタク
    トピン。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2のICソケッ
    トのコンタクトピンと、このコンタクトピンが装着され
    るコンタクトピン取付溝を有する仕切リブと、を備えた
    ことを特徴とするコンタクトピンユニット。
  4. 【請求項4】 前記請求項1又は請求項2のICソケッ
    トのコンタクトピンが、前記IC側電極に対応して前記
    ICソケットの本体に複数形成されたコンタクトピン取
    付溝に装着されることを特徴とするICソケット。
  5. 【請求項5】 前記請求項3のコンタクトピンユニット
    が、前記IC側電極に対応して前記ICソケットの本体
    に複数形成されたコンタクトピンユニット取付部に装着
    されることを特徴とするICソケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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