JP4018509B2 - 電子部品内蔵の電気接続箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品内蔵の電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品内蔵の電気接続箱においては、図6に示すように、複数の回路基板10,11を積層収納する場合、回路基板10,11を積層してから箱体12に入れていた(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−327041号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電気接続箱は、回路基板10,11を積層するための工数、および積層した回路基板10,11を箱体12に収納するための工数がかかるため、全体の組み立て工数が多くなるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することであり、全体の組み立て工数を低減できる電子部品内蔵の電気接続箱を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、上面に開口が設けられた略箱形状のケースと、前記ケースに収容されるフラットワイヤから成る複数の回路体と、前記ケースの底部に収容される電気回路基板と、を有する電気接続箱であって、個々の前記回路体は、二層のフラットワイヤを交差積層し、一方の層のフラットワイヤと他方の層のフラットワイヤとを所定位置において電気抵抗溶接で接続して形成されており、前記回路体を支持するために、前記電気回路基板から前記開口に向かい前記ケースの側壁に沿って立ち上がる第1立上部と前記ケースの底部から前記開口に向かい前記ケースの側壁に沿って立ち上がる第2立上部とを備え、前記第1立上部及び第2立上部は、互いに近付く方向に向かって段階的に低層となる階段状の段差面を有し、前記第1立上部の前記段差面の各々には、前記電気回路基板に接続する複数の圧接端子が設けられ、前記第2立上部の前記段差面の各々には、前記ケースの外部に引き出されて他の電気回路基板に接続可能な複数の圧接端子が設けられ、前記回路体のそれぞれは、一層のフラットワイヤの両端が、前記第1立上部及び第2立上部の対応する段差面に設けられた前記圧接端子に圧接接続されて前記第1立上部及び第2立上部の対応する前記段差面の間に架け渡され、前記第1立上部及び第2立上部の隣接する前記段差面の間に架け渡された前記回路体の間に絶縁シートが介装されることを特徴とする電気接続箱によって達成できる
【0007】
本発明によれば、下層から順に組付けが可能となるので、組み立て工数を低減できる。
【0008】
また、第 1 立上部及び第2立上部をケース側壁に沿って設けているため、第 1 立上部及び第2立上部の圧接端子間に架け渡される複数の電線を長くできるのでこれらの電線に対して他の電線を交差接続した場合、マトリクスの形式を広くできる。
【0010】
また、回路体を下層段差部および上層段差部に順次取り付けるだけで組み付けることができるので、回路体の組み立てが容易である。
【0012】
また、回路体の間に介装した絶縁シートは、上層フラットワイヤおよび下層フラットワイヤの電線における絶縁被膜に、溶接治具による孔が残存している場合でも、上層フラットワイヤおよび下層フラットワイヤがショートするのを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電子部品内蔵の電気接続箱の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の電子部品内蔵の電気接続箱2を示す。この電気接続箱2は、上面に開口20aが設けられた略箱形状のケース20と、このケース20の底部20bに収容される電気回路基板21と、この電気回路基板21から開口20aに向かって立ち上がる第1立上部22と、この第1立上部22の上部に露出するとともに電気回路基板21に接続された複数の圧接端子23が設けられた第1圧接端子部24とを有している。
【0015】
また、この電気接続箱2は、ケース20の底部20bから開口20aに向かって立ち上がる第2立上部25と、この第2立上部25の上部に露出するとともにケース20の外部に引き出されて他の電気回路基板(図示せず)に接続可能な複数の圧接端子26が設けられた第2圧接端子部27と、上記第1圧接端子部24および第2圧接端子部27間に架け渡される複数の電線28からなる回路体29とを有している。
【0016】
図2に示すように、第1圧接端子部24および第2圧接端子部27は、互いに近付く方向に向かって段階的に低層となるように、上層段差部24a,27aおよび下層段差部24b,27bを有する略階段形状に形成されている。
また、上記第1圧接端子部24および第2圧接端子部27における上層段差部24a,27aおよび下層段差部24b,27bにそれぞれ圧接端子23が設けられている。
【0017】
図3に示すように、回路体29は、複数のフラットワイヤ30a〜30dを交差積層させるとともに、各フラットワイヤ30a〜30dの所定位置同士を電気抵抗溶接で接続することにより形成されている。
なお、フラットワイヤ30aと30bは重ねて溶接されているが、電気的に接続していない。また、フラットワイヤ30cと30dも重ねて溶接されているが、電気的に接続していない。
【0018】
図4に示すように、第1圧接端子部24と第2圧接端子部27の上層段差部24a,27a間に架け渡された上層フラットワイヤ31と、各下層段差部24b,27b間に架け渡された下層フラットワイヤ32との間に絶縁シート33が介装されている。
この場合には、次に説明するように、上層フラットワイヤ31および下層フラットワイヤ32がショートするのを防止できる。
【0019】
すなわち、図5に示すように、上層フラットワイヤ31は、ケース20内に収納する前に、2個のフラットワイヤ31a,31bを電気抵抗溶接により接続する。
すなわち、図5(a)に示すように、あらかじめフラットワイヤ31a,31bの所定位置をレーザーカッタ等により被覆を剥がした後、図5(b)〜(c)に示す手順で、該当個所を電極34aおよびアンビル34bで挟持して電気抵抗溶接をするが、図5(d)に示すように、溶接終了後には、両方のフラットワイヤ31a,31bの絶縁皮膜に溶接治具34a,34bによってできた孔35が残存する。この孔35は、下層フラットワイヤ32のフラットワイヤ32a,32bにも残存する。
【0020】
しかしながら、上層フラットワイヤ31と下層フラットワイヤ32との間に絶縁シート33が介装されているので、上層フラットワイヤ31と下層フラットワイヤ32に孔35,35があったとしても、その間でショートするのを防止できる。
【0021】
以上のように、この電気接続箱2によれば、ケース20の底部20bから順次、電気回路基板21、第1圧接端子部24および第2圧接端子部27、回路体29を収納していくことによって組み立てることができるので、従来に比べて組み立て工数を大幅に低減できる。
特に、回路体29,29を下層段差部24b,27bおよび上層段差部24a,27aに順次取り付けるだけで組み付けることができるので、回路体29の組み立てが容易になる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、下層から順に組付けが可能となるので、組み立て工数を低減できる。
そして、 1 立上部及び第2立上部をケース側壁に沿って設けているため、第 1 立上部及び第2立上部の圧接端子間に架け渡される複数の電線に対して他の電線を交差接続した場合、マトリクスの形式を広くできる
【0023】
さらに、回路体間に絶縁シートを設けているため、上層フラットワイヤおよび下層フラットワイヤの電線における絶縁被膜に、溶接用治具による孔が残存している場合でも、回路体間がショートするのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の電子部品内蔵の電気接続箱を示す断面図である。
【図2】第1および第2圧接端子部を示す図である。
【図3】フラットワイヤを示す図である。
【図4】絶縁シートを示す図である。
【図5】一般的な電気抵抗溶接を示す図である。
【図6】従来例に係る電子部品内蔵の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2 電子部品内蔵の電気接続箱
20 ケース
20a 開口
20b 底部
21 電気回路基板
22 第1立上部
23,26 圧接端子
24 第1圧接端子部
24a,27a 上層段差部
24b,27b 下層段差部
25 第2立上部
27 第2圧接端子部
28 電線
29 回路体
30a〜30d,31a,32a フラットワイヤ
31 上層フラットワイヤ
32 下層フラットワイヤ
33 絶縁シート
34a,34b 溶接治具
35 孔

Claims (1)

  1. 上面に開口が設けられた略箱形状のケースと、前記ケースに収容されるフラットワイヤから成る複数の回路体と、前記ケースの底部に収容される電気回路基板と、
    を有する電気接続箱であって、
    個々の前記回路体は、二層のフラットワイヤを交差積層し、一方の層のフラットワイヤと他方の層のフラットワイヤとを所定位置において電気抵抗溶接で接続して形成されており、
    前記回路体を支持するために、前記電気回路基板から前記開口に向かい前記ケースの側壁に沿って立ち上がる第1立上部と前記ケースの底部から前記開口に向かい前記ケースの側壁に沿って立ち上がる第2立上部とを備え、
    前記第1立上部及び第2立上部は、互いに近付く方向に向かって段階的に低層となる階段状の段差面を有し、前記第1立上部の前記段差面の各々には、前記電気回路基板に接続する複数の圧接端子が設けられ、前記第2立上部の前記段差面の各々には、前記ケースの外部に引き出されて他の電気回路基板に接続可能な複数の圧接端子が設けられ、
    前記回路体のそれぞれは、一層のフラットワイヤの両端が、前記第1立上部及び第2立上部の対応する段差面に設けられた前記圧接端子に圧接接続されて前記第1立上部及び第2立上部の対応する前記段差面の間に架け渡され、
    前記第1立上部及び第2立上部の隣接する前記段差面の間に架け渡された前記回路体の間に絶縁シートが介装されることを特徴とする電気接続箱。
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