JP4017362B2 - 薄板組立方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などのフロントライトユニットなどに用いる薄板組立品の組立をおこなう薄板組立方法、薄板組立装置および薄板組立プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、一般的なフロントライトユニットの構成を示す説明図である。携帯電話機などのフロントライトユニット1は、図12に示すように、図示を省略するLED(Light Emitting Diode)付きのFPC(Flexible Printed Circuit)2が搭載されたホルダ3に導光体4およびライトガイドパイプ5を人手にて挿入している(たとえば図13参照)。
【0003】
ホルダ3はコの字型を呈しており、LED付きのFPC2がホルダ3の上面に接着されており、ホルダ3の両端内部にLEDが位置する。導光体4は、片面にプリズム面と呼ばれる鋸状の表面を有し、その面の範囲が有効発光領域となる。導光体4の厚さは、ホルダ3のコの字部分の開口部よりも若干厚く、導光体4の幅はホルダ3の幅よりも短い。ライトガイドパイプ5は板状を呈しており、その厚さはホルダ3の開口部より若干厚く、その幅はホルダ3より短く、導光体4より若干長い。
【0004】
導光体4およびライトガイドパイプ5を挿入するにあたって、まず、挿入個所の埃を除去するために、エアブローでホルダ3にエアを十分に吹き付ける。図13に示すように、ホルダ3にはLED付きのFPC2が接着されている。ホルダ3の開口部にライトガイドパイプ5を人手にて挿入する。つぎに、ライトガイドパイプ5がすでに挿入済のホルダ3を、図14に示すように、組立用治具6に設置して、ホルダ3の開口部に導光体4をライトガイドパイプ5に突き当たるまで挿入する(図15矢印a)。
【0005】
挿入後、ホルダ3と導光体4を幅方向について所定の位置関係に合わせるため、導光体4を組立用治具6の突き当て部までスライドさせる(図15矢印b)。導光体4の厚さはホルダ3の開口部より若干厚いため、ホルダ3に導光体4およびライトガイドパイプ5が固定される。組立用治具6から組立品を取外し(図16参照)、エアブローにて表面の埃を除去する。つぎに、組立品の導光体4表面の傷やゴミの検出とLEDの発光テストのため、ホルダ3に取り付けられたFPC2の端子部分にLED発光チェック用のクリップを取り付け、LEDを発光させる。導光体4表面を目視にて傷やゴミがないことを確認し、検査が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の組立方法では、導光体4およびライトガイドパイプ5の厚さはホルダ3の開口部よりも厚いため、人手にて導光体4およびライトガイドパイプ5をホルダ3に挿入する際に導光体4のプリズム面もしくはライトガイドパイプ5表面を擦り、傷つけることになる。これによって、プリズム面への集光量が低下し均一な発光が得られないなど製品の能力を低下させる可能性がある。
【0007】
また、通常は手作業でおこなうため、ホルダ3と導光体4およびライトガイドパイプ5の固定力が一定でなく、組立後に導光体4がずれるなど、安定した品質が得られないという問題点があった。さらに、組立から検査までの一連の作業を手作業でおこなっているため、ゴミや傷の発生が考えられ、また生産効率が悪いという問題点があった。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、導光体などの薄板組立品の組立を効率的かつ前記薄板に傷を付けることなく確実におこなうことが可能な薄板組立方法、薄板組立装置および薄板組立プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる薄板組立方法、薄板組立装置、薄板組立プログラムは、コの字型部材(ホルダ)の開口部に、分離した2つの先端を有する鋭利部材(ブレード)を挿入し、挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって開口部の幅を拡張し、幅が拡張された開口部に薄板を挿入し、薄板が開口部に挿入された後に、鋭利部材を開口部から抜き取ることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、薄板を、コの字型部材の薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入するものであっても、薄板に傷を付けることなく円滑に挿入組立をすることができるとともに、ハンドリング回数を減少し、製品の品質を向上することができる。
【0011】
また、鋭利部材が開口部から抜き取られた状態で、コの字型部材にあらかじめ取り付けられたLEDの発光検査をおこなうようにしてもよい。また、鋭利部材が開口部から抜き取られた状態で、コの字型部材および薄板に帯電した静電気を除去するようにしてもよい。また、鋭利部材が開口部から抜き取られた状態で、コの字型部材と薄板との固定力を測定するようにしてもよい。
【0012】
また、コの字型部材を鋭利部材に近づける方向に移動させることによって、鋭利部材を開口部へ挿入するようにしてもよい。これによって、鋭利部材を挿入するのに、鋭利部材自身を移動させる必要がない。また、開口部の幅が薄板の厚さよりも広くなるように拡張するようにしてもよい。これによって、薄板を開口部に挿入する際、薄板が開口部に接触することがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明の薄板組立方法、薄板組立装置および薄板組立プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
(薄板組立装置の概要)
図1は本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の側面図である。また、図2は本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の上面図である。同様に、図3は本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の正面図であり、図4は本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の断面図である。
【0015】
薄板組立装置は、以下の6つによって構成される。
(1)導光体4を設置するステージアセンブリ10、
(2)ホルダ3を設置するホルダステージアセンブリ11、
(3)ホルダ3の開口部を規定量だけ拡張するブレードユニット12、
(4)ホルダ3のFPC2上の端子にプローブを接触させてLEDを発光させるプローブユニット13、
(5)ワーク上に帯電した静電気を除去する除電ブローアセンブリ14、
(6)組立後の導光体4とホルダ3の固定力を測定する固定力測定装置19。
【0016】
より具体的には、図1〜4に示す薄板組立装置は、ステージアセンブリ10と、ホルダステージアセンブリ11と、ブレードユニット12と、プローブユニット13と、除電ブローアセンブリ14と、オペレーションパネル15と、エア機器収納部16と、図示を省略する制御ボックスと、エアスタンドと、固定力測定装置19と、LEDの発光チェック時に検査用LCDを設置する受けブロック26とから構成される。
【0017】
さらに、本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置に、ホルダ3、導光体4およびライトガイドパイプ5の搬送機構(図示省略)を設けることが望ましく、また、LEDチェックをおこなう検査機構を設けることが望ましい。本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置は、ホルダ3、導光体4およびライトガイドパイプ5の組立および組立後の検査をおこなう。
【0018】
(ステージアセンブリ・ホルダステージアセンブリの構成)
図5は、本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のステージアセンブリおよびホルダステージアセンブリの概観図である。図5に示すステージアセンブリ10は、導光体4およびライトガイドパイプ5を設置する薄板設置ブロック20と、導光体4およびライトガイドパイプ5の側面を位置決めして、挿入時にガイドの役目をするガイドブロック21a、21b、導光体のホルダに挿入される面と反対の面を位置決めする位置決めピン22と、設置した導光体4の側面をガイドブロック21aに突き当てる薄板突き当てブロック23と、図示は省略するが、薄板突き当てブロック23を動作させる薄板突き当てシリンダと、導光体4およびライトガイドパイプ5をホルダ3の近くまで移動する薄板移動シリンダ25と、から構成される。
【0019】
薄板設置ブロック20は、開口部を上面としたコの字型を呈しており、導光体4の有効発光領域以外の個所を支持している。導光体4およびライトガイドパイプ5との接触面には、傷防止のため黒色導電性プラスティックを使用している。導光体4およびライトガイドパイプ5の設置の有無を検出するため、導光体4およびライトガイドパイプ5との接触面には、複数個の穴を設けてあり、導光体4およびライトガイドパイプ5を図示を省略するバキュームによって吸着し、その有無を確認する。寸法および材質の異なるワークを使用する場合は、薄板設置ブロック20を交換する。このようにして、機種に依存しない汎用性のある機構を導入することで、機種変更に伴う装置改良の際の費用・工数を抑えることができ、迅速な対応ができる。
【0020】
ガイドブロック21aおよび21bは、薄板設置ブロック20に取り付けられており、21aの長さは21bの長さよりも長く(約2倍程度)、長手方向に対して左右対称な形をしている。ホルダ3と対向する部分は針状になっており、挿入時にその先端がホルダ3内部もしくはその近辺に移動して、導光体4およびライトガイドパイプ5の挿入を容易にする。ガイドブロック21aには、導光体4の設置の有無を検出するため、導光体4の側面と接触する面にはバキューム用の穴を複数個設けてある。また、ガイドブロック21aの導光体4との接触面は、ホルダに挿入する際の組立寸法を決定する基準面となる。導光体4の設置時の作業性を考慮して、導光体4の側面と接触面は、導光体4の長手方向の2/3程度である。
【0021】
なお、ガイドブロック21aおよび21bは、針状の部分が曲がりやすいため、焼き入れ処理を施している。位置決めピン22は、薄板設置ブロック20に圧入されており、導光体4のホルダ挿入面と反対側の面を位置決めする。薄板突き当てブロック23は、導光体4を突き当てた時に必要以上の負荷をかけて導光体4がたわまない様にバネを内蔵している。バネと部材との接触によって発塵する可能性があるため、ブロック内部はバキュームにて吸引・排気している。導光体4の設置時の作業性を考慮して、導光体4の側面と接触するブロックの寸法は、導光体4の長手方向の約半分程度としてある。
【0022】
薄板突き当てシリンダ(図中非表示)は、ロッドの先端に薄板突き当てブロック23が取り付けられており、導光体4を突き当てる前は、薄板突き当てブロック23と導光体4の間は、20mm程度開いており、作業性を考慮している。薄板突き当てシリンダからの発塵を防ぐため、クリーンルーム対応のシリンダを使用している。薄板移動シリンダ25は、薄板設定ブロック20の下面にあり、薄板設置ブロック20を前後移動して導光体4およびライトガイドパイプ5をホルダ3に接近させる。薄板移動シリンダ25からの発塵を防ぐため、クリーンルーム対応のシリンダを使用している。
【0023】
また図5において、ホルダステージアセンブリ11は、FPC2を下面としてホルダ3を設置するホルダ設置ブロック30と、設置したホルダ3を所定の位置に位置決めするホルダ突き当てブロック31と、ホルダ突き当てブロック31を動作させるホルダ突き当てシリンダ(図中非表示)とから構成される。
【0024】
ホルダ設置ブロック30は、門型を呈しており、その上面にホルダ3を設置する。ホルダ3の設置面には、ホルダ3の拡張時にホルダ3の開口部が上下動することによってホルダ3の設置部分の動きを吸収するゴム35が接着されている。ホルダ3の設置の有無を検出するため、ホルダ3と接触する面にはバキューム用の穴を複数個設けている。ホルダ3はLEDのチェック用の端子が上側を向くようにFPC2面を下にして設置するため、FPC2部分のニゲを設ける。寸法および材質の異なるワークを使用する場合は、ホルダ設置ブロック30を交換する。このようにして、機種に依存しない汎用性のある機構を導入することで、機種変更に伴う装置改良の際の費用・工数を抑えることができ、迅速な対応ができる。
【0025】
ホルダ位置決めブロック36は、ホルダ設置ブロック30に取り付けられており、ホルダ3の端面を位置決めする。ホルダ位置決めブロック36とガイドブロック21aによって、ホルダ3、導光体4およびライトガイドパイプ5の幅方向の組立寸法が決定される。ホルダ突き当てブロック31は、ホルダ3をホルダ位置決めブロック36に突き当ててクランプする役割を持つ。ホルダ3を突き当てる前は、ホルダ突き当てブロック31とホルダ3の間は、20mm程度開いており、作業性を考慮している。ホルダ突き当てシリンダは、ロッドの先端にホルダ突き当てブロック31が取り付けられており、シリンダからの発塵を防ぐためクリーンルーム対応のシリンダを使用している。
【0026】
ステージアセンブリ10およびホルダステージアセンブリ11は、ホルダ3と導光体4およびライトガイドパイプ5を一体で移動し、かつブレード40a,40b先端をホルダ3に挿入するブレード挿入シリンダ33に取り付けられている。そして、ブレード挿入シリンダ33は、図4に示したワーク移動シリンダ34に取り付けられており、ステージアセンブリ10およびホルダステージアセンブリ11をブレードユニット12まで移動させる。本発明の実施の形態におけるホルダ3へのブレード40a,40b先端の挿入量は、数百ミクロン程度である。ブレード挿入シリンダ33およびワーク移動シリンダ34は、発塵を防ぐため、クリーンルーム対応のシリンダを使用している。
【0027】
(ブレードユニットの構成)
図6および図7は、本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のブレードユニットの概観図の一例である。図6に示すブレードユニット12は、ホルダ3を拡張する1対のブレード40a,40bと、ブレード40a,40bを固定する取り付けブロック41と、ブレード40a,40bの開閉量を制御する拡張カム42と、拡張カム42を往復運動しブレード40a,40bを微量に拡張する拡張シリンダA(図中非表示)と、拡張カム42を往復運動しブレード40a,40bを大きく拡張する拡張シリンダB(図中非表示)と、ホルダ3の拡張後に導光体4およびライトガイドパイプ5を挿入するための挿入シリンダ45および挿入用板バネ46とから構成される。
【0028】
ブレード40a,40bは、ホルダ3に挿入する部分に10°のテーパーを付けており、鋭利な刃状を呈している。刃幅は導光体4の幅と同程度である。拡張時にブレード40a,40bの刃上部分が欠ける恐れがあるため、ブレード40a,40bは焼き入れ処理を施している。寸法および材質の異なるワークを使用する場合、ブレード40a,40bを交換する。このようにして、機種に依存しない汎用性のある機構を導入することで、機種変更に伴う装置改良の際の費用・工数を抑えることができ、迅速な対応ができる。取り付けブロック41は、中央付近に拡張カム42の上を転がるためのローラーフォロア47が取り付けられている。
【0029】
さらに、ブレード40a,40bの取り付け面の反対側にはバネ(図中非表示)があり、安定した拡張量を得るため、取り付けブロック41を常に拡張カム42に押し付けている。拡張カム42は、上下面の形状が対称になっており、上下面の厚さに対応した量だけブレード40a,40bの刃状部分が開閉する。拡張カム42は板状の部材を介して2つのLMガイド(図中非表示)が取り付けられており、精密な直線運動が可能であり、安定した拡張量を得る。
【0030】
なお、拡張カム42は、焼き入れ処理を施していることが望ましい。拡張シリンダAは、稼動部が部材を介して拡張カム42に取り付けられている。そして、図示を省略する拡張シリンダAの動作によって拡張カム42が往復運動し、その運動量によって挿入時のホルダ3の拡張量を決定する。本発明の実施の形態での拡張量は、数十ミクロン程度である。図示を省略する拡張シリンダBは、拡張シリンダAの下部に設置されている。拡張シリンダBの動作によって、拡張カム42が往復運動し、ブレード40a,40bの刃先を大きく開閉させる。拡張シリンダAおよび拡張シリンダBは、発塵を防ぐため、クリーンルーム対応のシリンダを使用している。
【0031】
挿入シリンダ45は、取り付けブロック41の上部に取り付けられており、ブレード40a,40bによってホルダ3拡張後の導光体4およびライトガイドパイプ5の挿入をおこなう。シリンダからの発塵を防ぐため、クリーンルーム対応のシリンダを使用している。挿入用板バネ46は、挿入シリンダ45のロッド先端に取り付けられており、導光体4およびライトガイドパイプ5挿入時に導光体4のホルダ3に挿入される面と反対の面を押す。挿入用板バネ46によって、導光体4を挿入する際に必要以上の負荷がかからないようにし、それによって製品へのダメージが生じないようにする。導光体4のホルダ3に挿入される面と反対の面には、凸形状のゲートがあるため、その部分にニゲを設けている。
【0032】
(プローブユニットの構成)
プローブユニット13は、図4に示すように、ホルダ3に接着されたFPC2上の端子に接触するコンタクトプローブ50aおよび50bと、コンタクトプローブ50aおよび50bを固定する固定ブロック51と、固定ブロック51を上下動させる上下シリンダ52と、コンタクトプローブ50aおよび50bを正確に端子上に接触させるためのLMガイド53とから構成される。
【0033】
コンタクトプローブ50aおよび50bは円筒形をしており、内部にバネを有する。直径はFPC2上の端子の幅よりも若干小さい。コンタクトプローブ50aは、FPC2上の端子に接触することで、LEDに規定の電流を流す。コンタクトプローブ50bは、FPC2の垂直方向の浮きを押えるために設けており、その先端はコンタクトプローブ50aの先端よりも下方にくるように取り付けられている。
【0034】
固定ブロック51には、4本のコンタクトプローブ50aと2本のコンタクトプローブ50bが取り付けられており、それぞれが所定のFPC2上の端子に接触する。上下シリンダ52のロッドの先端には、コンタクトプローブ50aおよび50bを有する固定ブロック51が取り付けられる。上下シリンダ52の上下動によって、コンタクトプローブ50aおよび50bのロード/アンロードをおこなう。上下シリンダ52は、発塵を防ぐため、クリーンルーム対応のシリンダを使用している。LMガイド53は、上下シリンダ52の上下動の直進性をよくして、コンタクトプローブ50aが精度よくFPC2上の端子に接触することを可能にする。
【0035】
(除電ブローアセンブリの構成)
除電ブローアセンブリ14は、図3に示すように、ワーク表面の静電気を除去する除電ブロー60と、ワークに対するブローの照射位置および角度を任意に決定する支柱61と、ブロー圧力を決定するレギュレータ62とから構成される。除電ブロー60は、ワーク表面の帯電量を自動的に感知して、それに応じたイオンを発生する。ブローは、組立後の検査の際に使用する。支柱61は、除電ブロー60のワークに対する照射角度と距離を決定しており、その調整が可能である。レギュレータ62は、支柱61の側面に取り付けられており、ブロー圧の調整をおこなう。
【0036】
(オペレーションパネルの構成)
オペレーションパネル15は、図3に示すように、ワークの組立開始と装置の原点復帰をおこなうスタート/原点復帰スイッチ70と、非常停止と非常停止解除をおこなう非常停止/リセット72と、導光体4のバキューム圧を表示しエラー検出をおこなう圧力センサ73aと、ホルダ3のバキューム圧を表示しエラー検出をおこなう圧力センサ73bと、エラー発生時および非常停止時に点灯する異常ランプ74と、LEDの発光チェック終了を決定する検査解除スイッチ75とから構成される。
【0037】
(エア機器収納部の構成)
エア機器収納部16は、図1に示すように、シリンダ動作用の電磁弁(図中非表示)と、除電ブロー動作用の電磁弁(図中非表示)と、ワークバキューム用の真空エジェクタ(図中非表示)と、エア機器を覆う保護カバー79とから構成される。
【0038】
(制御ボックスの構成)
図示を省略する制御ボックスは、その正面に図示を省略する漏電ブレーカと、電源ランプと、動作モードを選択するサムロータリースイッチ、自動モードと手動モードを切り替えるトグルスイッチを有し、内部には、シーケンス、電源フィルタを有する。
【0039】
(エアスタンドの構成)
エアスタンドは、フィルタレギュレータ、集合排気用の排気フィルタから構成される。
【0040】
(固定力測定装置の構成)
つぎに、本発明の実施の形態にかかる固定力測定装置の構成について説明する。図8は、本発明の実施の形態にかかる固定力測定装置の概観図である。図8において、固定力測定装置19は、ワーク設置アセンブリ90と、ホルダクランプアセンブリ91と、測定機設置アセンブリ92とから構成される。なお、固定力測定装置19は、薄板組立装置内に組み込まれることが望ましい。
【0041】
ワーク設置アセンブリ90は、ワークを設置する設置ブロック100と、ワークを固定する固定板101と、設置ブロック100を移動するLMガイド(図中非表示)とから構成される。設置ブロック100は、ステージアセンブリ10と同様に、導光体4の有効発光領域以外を支持する形状をしており、傷防止のために黒色導電性プラスティックを使用している。固定板101は、導光体4との接触部にゴムを使用している。2本のネジ103を用いて設置ブロック100に取り付けており、ネジで締めることによってゴムが導光体4に食い込み、その摩擦力でワークを固定する。その際に、ゴムは導光体4のエッジを押える形になり、有効発光領域とは接触しない。設置ブロック100は、LMガイドによって一方向にのみ動くことができる。
【0042】
ホルダクランプアセンブリ91は、ホルダ3の端面を位置決めする位置決めブロック105と、位置決めされた端面の反対の面を突き当てる突き当てブロック106と、突き当てブロック106を移動する別のLMガイド(図中非表示)とから構成される。位置決めブロック105は、ホルダ3の一端面を突き当て、基準の位置を決定する。突き当てブロック106は、突き当て面と反対側にバネを有し、その反発力でホルダ3を位置決めブロックに突き当てて固定する。また、操作性を考慮して、突き当てブロック106の上面にノブ109を取り付けている。
【0043】
測定機設置アセンブリ92は、ワーク設置アセンブリを往復運動させるシリンダ(図中非表示)と、そのシリンダの上部にデジタルフォースゲージ111を有している。デジタルフォースゲージ111の過負荷部先端とワーク設置アセンブリ90が連結してあり、シリンダを動作させて、導光体4がホルダ3から離れるまでにかかる力を測定することができる。
【0044】
ベース93には、ワーク設置アセンブリ90、ホルダクランプアセンブリ91、測定機設置アセンブリ92が固定されているほか、シリンダ動作用のメカバルブ112、減圧弁(図中非表示)が固定されている。
【0045】
(受けブロックの構成)
受けブロック26は、LEDの発光チェックの際に使用するLCDを設置できる構造になっており、薄板設置ブロック20の内部に挿入される。LCDの取り出しができるように人手にてスライド可能な機構である。LEDのチェック時に光が反射すると正確な検査ができないため、また静電気対策として、黒色導電性プラスティックを使用している。
【0046】
(薄板組立装置の動作)
つぎに、本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の動作、さらにはその薄板組立装置の使用方法について説明する。図9は、本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の組立処理の動作手順を示すフローチャートである。また、図10および図11は、ホルダ3とブレード40a,40bとの関係を示す説明図である。図10は、すでにFPC2が接着されたホルダ3内にライトガイドパイプ5を挿入したものを使用しており、図11は、未だライトガイドパイプが装着されていないものを使用している。
【0047】
図9において、まず準備として、制御ボックスの漏電ブレーカを入れて、スタート/原点復帰スイッチ70を押し(ONにし)、装置を原点復帰させる(ステップS101)。ついで、ステージアセンブリ10およびホルダステージアセンブリ11に、それぞれ導光体4およびホルダ3を所定の位置に設置する。スタート/原点復帰スイッチ70を押し、自動組立を開始する。
【0048】
まず、ステージアセンブリ10およびホルダステージアセンブリ11のそれぞれの突き当てシリンダ(薄板突き当てシリンダ、ホルダ突き当てシリンダ)のスイッチをONにし(ステップS102)、上記各シリンダ(薄板突き当てシリンダ、ホルダ突き当てシリンダ)が動作し、ワークをガイドブロック21a、ホルダ位置決めブロック36に突き当てて位置決め・固定する。
【0049】
位置決め後、ワークが所定の位置にあるか否かを検出するため、バキューム圧をチェックする(ステップS103)。バキューム圧が規定値に達してない場合、すなわち真空となっていない場合(ステップS103:No)は、エラーとなり、装置は非常停止する(ステップS104)。バキューム圧をチェックし、規定に達している場合(ステップS103:Yes)、ワーク移動シリンダ34をONすることでワーク移動シリンダ34が動作し(ステップS105)、ワーク全体をブレードユニット12まで移動する。このとき、拡張シリンダBをONにする(ステップS106)ことで、ブレード40a,40bは大きく開いている。
【0050】
つぎに、拡張シリンダAをOFFにする(ステップS107)ことで、ブレード40a,40bをホルダ3に挿入できるように閉じる。図10および図11における『(1)』がこの状態を示している。そして、ブレード40a,40bの先端をホルダ3内に挿入するために、ブレード挿入シリンダ33が動作する(ブレード挿入シリンダ33ON、ステップS108)。図10および図11における『(2)』がこの状態を示している。ここで、ブレード挿入シリンダ33が動作しており、ブレードは固定されているが、これに限定されるものではなく、ブレードが動作(移動)するようにしてもよく、たまブレードとホルダ(ブレード挿入シリンダ33)の両方が動作(移動)するようにしてもよい。
【0051】
ブレード40a,40b先端を挿入後、拡張シリンダAが動作し(拡張シリンダAON、ステップS109)、ブレード40a,40b先端を規定量だけ開き、ホルダ3の開口部を拡張する。図10および図11における『(3)』がこの状態を示している。拡張後、薄板移動シリンダ25をONする(ステップS110)することで、ガイドブロック21a、21b先端の針状部分がホルダ3内部もしくはその近辺に移動し、導光体4がホルダ3に近づき、挿入シリンダ45が動作し(挿入シリンダ45ON、ステップS111)、導光体4をホルダ3内部にライトガイドパイプに突き当たるまで挿入する。図10および図11における『(4)』がこの状態を示している。
【0052】
挿入完了後、ブレード挿入シリンダ33をOFFにし(ステップS112)、ブレードを退避させる。図10および図11における『(5)』がこの状態を示している。さらに、挿入シリンダ45をOFFにし(ステップS113)、拡張シリンダBをOFFにし(ステップS114)、ワーク移動シリンダ34をOFFにし(ステップS115)、原点に戻る。
【0053】
つぎに、LEDのチェックのため、上下シリンダ52をONする(ステップS116)ことで、上下シリンダ52が下降し、コンタクトプローブ50bがFPC2の浮きを押えて、コンタクトプローブ50aがFPC2上の端子に接触し、LEDが点灯する。LEDの点灯中は除電ブロー60がワーク表面に照射される。目視にて検査が終了したら、検査解除スイッチ75を押す(検査解除スイッチ75ON、ステップS117)と、ブローの照射が終わり、上下シリンダ52(ステップS118)、薄板突き当てシリンダ、ホルダ突き当てシリンダ、薄板移動シリンダ25(ステップS119)が順に退避して組立および検査が終了する。
【0054】
(固定力測定装置の動作)
つぎに、上記構成の固定力測定装置19の動作および使用方法について説明する。準備として、図示を省略するシリンダが原点にあること、デジタルフォースゲージ111の表示器が0.0Kgfでることを確認する。まず、突き当てブロック106を人手にて引いて、ホルダ3の端面を位置決めブロック105に突き当てながら設置ブロック100上にワークをセットし、突き当てブロック106を戻しワークを固定する。つぎに、固定板101でワークの上下方向を固定する。メカバルブ112を操作してシリンダを動作させて、固定された導光体4を引っ張り、そのときの最大力をデジタルフォースゲージ111から読み取る。その後、固定板101を外し、ホルダ3および導光体4を取外し、シリンダを原点に戻す。
【0055】
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、携帯電話機のフロントライトユニットの製造工程において、導光体4あるいはライトガイドパイプ5に傷を付けることなくホルダ3に挿入組立ができ、ハンドリング回数を減少し、製品の品質を向上することができる。また、固定力測定装置によってワーク組立の評価ができ、製品の品質の安定化を図ることができる。
【0056】
(付記1)導光体などの薄板を、コの字型部材の前記薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入する薄板組立方法であって、
前記コの字型部材の前記開口部に、分離した2つの先端を有する鋭利部材を挿入する鋭利部材挿入工程と、
前記鋭利部材挿入工程によって挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって前記開口部の幅を拡張する拡張工程と、
前記拡張工程によって幅が拡張された前記開口部に前記薄板を挿入する薄板挿入工程と、
前記薄板挿入工程によって前記薄板が前記開口部に挿入された後に、前記鋭利部材を前記開口部から抜き取る鋭利部材抜き取り工程と、
を含んだことを特徴とする薄板組立方法。
【0057】
(付記2)さらに、前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材にあらかじめ取り付けられたLEDの発光検査をおこなう検査工程を含んだことを特徴とする付記1に記載の薄板組立方法。
【0058】
(付記3)さらに、前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材および前記薄板に帯電した静電気を除去する除電工程を含んだことを特徴とする付記1または2に記載の薄板組立方法。
【0059】
(付記4)さらに、前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材と前記薄板との固定力を測定する固定力測定工程を含んだことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の薄板組立方法。
【0060】
(付記5)前記鋭利部材挿入工程は、前記コの字型部材を前記鋭利部材に近づける方向に移動させることによって、前記鋭利部材を前記開口部へ挿入することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の薄板組立方法。
【0061】
(付記6)前記拡張工程は、前記開口部の幅が前記薄板の厚さよりも広くなるように拡張することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の薄板組立方法。
【0062】
(付記7)導光体などの薄板を、コの字型部材の前記薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入する薄板組立装置であって、
前記コの字型部材を固定する固定部材と、
分離した2つの先端を有する鋭利部材と、
を備え、
前記コの字型部材を固定する固定部材と前記鋭利部材とを相対移動することによって、前記コの字型部材の開口部に前記分離した2つの先端部を挿入し、挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって前記開口部の幅を拡張し、幅が拡張された前記開口部に前記薄板を挿入し、前記薄板が前記開口部に挿入された後に、前記コの字型部材を固定する固定部材と前記鋭利部材とを相対移動することによって、前記鋭利部材を前記開口部から抜き取ることを特徴とする薄板組立装置。
【0063】
(付記8)さらに、前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材にあらかじめ取り付けられたLEDの発光検査をおこなう検査装置を備えたことを特徴とする付記7に記載の薄板組立装置。
【0064】
(付記9)さらに、前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材および前記薄板に帯電した静電気を除去する除電装置を備えたことを特徴とする付記7または8に記載の薄板組立装置。
【0065】
(付記10)さらに、前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材と前記薄板との固定力を測定する固定力測定装置を備えたことを特徴とする付記7〜9のいずれか一つに記載の薄板組立装置。
【0066】
(付記11)前記鋭利部材は、前記開口部の幅が前記薄板の厚さよりも広くなるように前記分離した2つの先端の間隔を広げることを特徴とする付記7〜10のいずれか一つに記載の薄板組立装置。
【0067】
(付記12)導光体などの薄板を、コの字型部材の前記薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入する薄板組立プログラムであって、
前記コの字型部材の前記開口部に、分離した2つの先端を有する鋭利部材を挿入させる鋭利部材挿入工程と、
前記鋭利部材挿入工程によって挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって前記開口部の幅を拡張させる拡張工程と、
前記拡張工程によって幅が拡張された前記開口部に前記薄板を挿入させる薄板挿入工程と、
前記薄板挿入工程によって前記薄板が前記開口部に挿入された後に、前記鋭利部材を前記開口部から抜き取らせる鋭利部材抜き取り工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする薄板組立プログラム。
【0068】
(付記13)さらに、前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材にあらかじめ取り付けられたLEDの発光検査をおこなわせる検査工程をコンピュータに実行させることを特徴とする付記12に記載の薄板組立プログラム。
【0069】
(付記14)さらに、前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材および前記薄板に帯電した静電気を除去させる除電工程をコンピュータに実行させることを特徴とする付記12または13に記載の薄板組立プログラム。
【0070】
(付記15)さらに、前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材と前記薄板との固定力を測定させる固定力測定工程をコンピュータに実行させることを特徴とする付記12〜14のいずれか一つに記載の薄板組立プログラム。
【0071】
(付記16)前記鋭利部材挿入工程は、前記コの字型部材を前記鋭利部材に近づける方向に移動させることによって、前記鋭利部材を前記開口部へ挿入させることを特徴とする付記12〜15のいずれか一つに記載の薄板組立プログラム。
【0072】
(付記17)前記拡張工程は、前記開口部の幅が前記薄板の厚さよりも広くなるように拡張させることを特徴とする付記12〜16のいずれか一つに記載の薄板組立プログラム。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、導光体などの薄板組立品の組立を効率的かつ前記薄板に傷を付けることなく確実におこなうことが可能な薄板組立方法、薄板組立装置および薄板組立プログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の上面図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の正面図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のステージアセンブリおよびホルダステージアセンブリの概観図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のブレードユニットの概観図の一例である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のブレードユニットの概観図の別の一例である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる固定力測定装置の概観図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置の組立処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のホルダとブレード先端との関係を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかる薄板組立装置のホルダとブレード先端との関係を示す別の説明図である。
【図12】一般的なフロントライトユニットの構成を示す説明図である。
【図13】従来のフロントライトユニットの組立手順を示す説明図である。
【図14】従来のフロントライトユニットの組立手順を示す別の説明図である。
【図15】従来のフロントライトユニットの組立手順を示す別の説明図である。
【図16】一般的なフロントライトユニットの概観図である。
【符号の説明】
1 フロントライトユニット
2 FPC
3 ホルダ
4 導光体
5 ライトガイドパイプ
6 組立用治具
10 ステージアセンブリ
11 ホルダステージアセンブリ
12 ブレードユニット
13 プローブユニット
14 除電ブローアセンブリ
15 オペレーションパネル
16 エア機器収納部
19 固定力測定装置
20 薄板設置ブロック
21a,21b ガイドブロック
22 位置決めピン
23 薄板突き当てブロック
25 薄板移動シリンダ
40a,40b ブレード
90 ワーク設置アセンブリ
91 ホルダクランプアセンブリ
92 測定機設置アセンブリ

Claims (5)

  1. 薄板を、コの字型部材の前記薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入し、前記薄板を前記コの字型部材開口部によって挟み込むことで、前記薄板と前記コの字型部材とを固定する薄板組立方法であって、
    前記コの字型部材の前記開口部に、分離した2つの先端を有する鋭利部材を挿入する鋭利部材挿入工程と、
    前記鋭利部材挿入工程によって挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって前記開口部の幅を拡張する拡張工程と、
    前記拡張工程によって幅が拡張された前記開口部に前記薄板を挿入する薄板挿入工程と、
    前記薄板挿入工程によって前記薄板が前記開口部に挿入された後に、前記鋭利部材を前記開口部から抜き取る鋭利部材抜き取り工程と、
    前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材にあらかじめ取り付けられたLEDの発光検査をおこなう検査工程と、
    を含んだことを特徴とする薄板組立方法。
  2. 薄板を、コの字型部材の前記薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入し、前記薄板を前記コの字型部材開口部によって挟み込むことで、前記薄板と前記コの字型部材とを固定する薄板組立方法であって、
    前記コの字型部材の前記開口部に、分離した2つの先端を有する鋭利部材を挿入する鋭
    利部材挿入工程と、
    前記鋭利部材挿入工程によって挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって前記開口部の幅を拡張する拡張工程と、
    前記拡張工程によって幅が拡張された前記開口部に前記薄板を挿入する薄板挿入工程と、
    前記薄板挿入工程によって前記薄板が前記開口部に挿入された後に、前記鋭利部材を前記開口部から抜き取る鋭利部材抜き取り工程と、
    前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材および前記薄板に帯電した静電気を除去する除電工程と、
    を含んだことを特徴とする薄板組立方法。
  3. 薄板を、コの字型部材の前記薄板の厚さよりも幅の狭い開口部に挿入し、前記薄板を前記コの字型部材開口部によって挟み込むことで、前記薄板と前記コの字型部材とを固定する薄板組立方法であって、
    前記コの字型部材の前記開口部に、分離した2つの先端を有する鋭利部材を挿入する鋭利部材挿入工程と、
    前記鋭利部材挿入工程によって挿入された鋭利部材の2つの先端の間隔を広げることによって前記開口部の幅を拡張する拡張工程と、
    前記拡張工程によって幅が拡張された前記開口部に前記薄板を挿入する薄板挿入工程と、
    前記薄板挿入工程によって前記薄板が前記開口部に挿入された後に、前記鋭利部材を前記開口部から抜き取る鋭利部材抜き取り工程と、
    前記鋭利部材抜き取り工程によって前記鋭利部材が前記開口部から抜き取られた状態で、前記コの字型部材と前記薄板との固定力を測定する固定力測定工程と、
    を含んだことを特徴とする薄板組立方法。
  4. 前記鋭利部材挿入工程は、前記コの字型部材を前記鋭利部材に近づける方向に移動させることによって、前記鋭利部材を前記開口部へ挿入することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の薄板組立方法。
  5. 前記拡張工程は、前記開口部の幅が前記薄板の厚さよりも広くなるように拡張することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の薄板組立方法。
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