JP4015587B2 - ドロップイン式コンロ用天板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロ用の天板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天板の主要部分(天板主体)を化粧耐熱ガラスや化粧琺瑯板等の装飾性の高い板で構成するドロップイン式コンロ用の天板は知られている。このような天板では、天板主体の周縁部を保護するため、天板主体を囲う額縁状の外枠を設けて、カウンタトップに天板を外枠において着座させている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
外枠は、左右一対の側枠材と、両側枠材の前端部間に跨る前枠材と、両側枠材の後端部間に跨る後枠材とで構成される。そして、側枠材と前枠材と後枠材とは、共に、カウンタトップに着座する外側のスカート部と、スカート部の内縁部から下方にのびる垂下壁部と、垂下壁部の下縁から内方に張り出す天板主体の受け部とを有する形状に形成されている。
【0004】
また、最近は、外枠を省略してコストダウンを図るため、一枚の金属製(アルミニウム等)の平板で天板を構成することも試みられている。
【0005】
ところで、システムキッチンにおいて、各独立したドロップイン式コンロをユーザの要望に応じて複数組み合わせて並設するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
このようにドロップイン式コンロを複数並設する場合、視覚的に各コンロの天板が一体的に連続しているような感じを与えられれば、商品性が向上する。然し、上記従来例の天板では、外枠の側枠材にも前後の枠と同様にスカート部を形成しているため、隣接する一方のコンロの天板の天板主体と他方のコンロの天板の天板主体との間に両天板の側枠材のスカート部が幅広く存在することになり、各天板が個々独立して存在する印象を与え易く、両天板の視覚的一体感は得られない。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−193946号公報(段落0004、図1、図2)
【特許文献2】
実開昭58−89708号公報(第2図、第3図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の点に鑑み、複数のドロップイン式コンロを並設した状態で天板の視覚的一体感を得られるようにしたドロップイン式コンロ用天板を提供することをその課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロ用の天板であって、天板主体と天板主体を囲う額縁状の外枠とから成り、外枠を、左右一対の側枠材と、両側枠材の前端部間に跨る前枠材と、両側枠材の後端部間に跨る後枠材とで構成するものにおいて、前枠材の前縁部に、前方にのびるスカート部を形成すると共に、各側枠材の外側縁部に、板幅方向を上下方に沿わせた薄板状の起立板部を形成し、更に、各側枠材の起立板部の少なくとも上縁の色を天板主体の上面と同一の色にすると共に、前枠材の少なくともスカート部の表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすることを特徴とする。
【0010】
上記の構成によれば、複数のドロップイン式コンロを並設した場合、隣接する一方のコンロの天板の天板主体と他方のコンロの天板の天板主体との間に両天板の側枠材の起立板部が存在することになるが、起立板部は薄板状であるため、両天板の天板主体間の間隔を狭めることができ、しかも、両天板の天板主体間に露出する起立板部の上縁は天板主体の上面と同一色であるため、一見すると両天板の天板主体が連続しているような感じを受ける。
【0011】
更に、本発明によれば、目立ち易い箇所である天板の前部において、前枠材のスカート部が天板主体の上面とは異なる色で横方向に帯状に延在することになる。そのため、隣接する両天板の前枠材のスカート部の横方向への連続性が視覚的に強く印象付けされ、両天板が横方向に一体的に連続していると視覚的に錯覚させる因子としてスカート部が有効に機能する。かくして、両天板の視覚的一体感を得ることができ、複数のドロップイン式コンロを並設する場合の商品性の向上を図れる。
【0012】
特に、各側枠材の起立板部の前端部を前枠材のスカート部の裏面に入り込ませれば、隣接する両天板の前枠材のスカート部同士を中間に側枠材の起立板部を挟むことなく当接させることができ、スカート部による両天板の一体感の印象付け効果をより高めることができる。
【0013】
また、後枠材の後縁部に、後方にのびるスカート部を形成し、前記各側枠材部の起立板部の後端部を後枠材のスカート部の裏面に入り込ませると共に、後枠材の少なくともスカート部の表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすれば、後枠材のスカート部によっても隣接する両天板の一体感を印象付けることができ、有利である。
【0014】
また、後枠材を天板主体の後方に離隔させて配置し、前記両側枠材間に天板主体の後縁に沿わせて仕切枠材を配置して、仕切枠材と後枠材との間に、コンロ本体内のバーナの燃焼用空気を取入れたり、グリル付きコンロではグリルからの排気を排出するために、コンロ本体内に連通する通気口を画成し、更に、通気口からの煮こぼれ汁等の異物の落下を防止するために、仕切枠材側から通気口を覆うようにして後上方にのびるフードを設けることが考えられる。この場合、フードが目立つように、フードの表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすれば、フードによっても隣接する両天板の一体感を印象付けることができる。
【0015】
更に、上記の如く仕切枠材側から後上方にのびるフードを設ける場合、フードが目に付き易いため、フードの表面の色を天板主体の上面と異なる色にすれば、仮に前枠材や後枠材の表面の色を天板主体の上面と同一の色にして、前枠材や後枠材を目立たなくしても、隣接する両天板の一体感をフードだけで印象付けることができる。尚、この場合も、各側枠材の外縁部に上記と同様の起立板部を形成して、起立板部の少なくとも上縁の色を天板主体の上面の色と同一の色にすることにより、隣接する両天板の天板主体が連続しているような感じを得られるようにする。
【0016】
ところで、外枠を省略してコストダウンを図るため、一枚の金属製(アルミニウム等)の平板で天板を構成することも考えられる。そこで、本発明の他の特徴によれば、このような1枚の金属製平板で構成されるドロップイン式コンロ用天板において、天板の上面の前部と後部との少なくとも一方に、天板の他部とは異なる視覚的な印象を与える模様を横方向に帯状に連続するように付した模様形成部を設けている。
【0017】
これによれば、隣接する両天板の模様形成部の横方向への連続性が視覚的に強く印象付けされ、両天板が横方向に一体的に連続していると視覚的に錯覚させる因子として模様形成部が有効に機能する。かくして、両天板の視覚的一体感を得ることができ、複数のドロップイン式コンロを並設する場合の商品性の向上を図れる。
【0018】
また、天板を構成する前記平板の後部を折り起こすことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けると共に、折り起こされた平板の後部により通気口の前縁から通気口を覆うようにして後上方にのびるフードを構成する場合、フードは元々目立つから、フードの表面に上記模様を付して、フードを模様形成部に構成すれば、隣接する両天板の一体感を効果的に印象付けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、システムキッチンのカウンタトップ1に2台のドロップイン式コンロ2,2を並設した状態を示している。各コンロ2は、図2に示す如く、カウンタトップ1に開設したコンロ開口1aに落とし込まれるコンロ本体3と、コンロ本体3の上面を覆うようにしてカウンタトップ1上に載置される天板4とを備えている。
【0020】
コンロ本体3は、その周壁部3aの上縁に形成したフランジ部3bにおいてコンロ開口1aの開口縁部に吊持されている。尚、フランジ部3bにはシール部材3cが装着されている。また、コンロ本体3内には、熱源としてのバーナ5と、天板4上に設けた操作摘み6aで操作されるバーナ5用のコック6とが配置されている。尚、図示のバーナ5は、環状のバーナ本体5aから径方向内方にのびる炎孔5bを有する内炎式バーナであり、バーナ5上には環状の火炎ガイド5cが設けられている。また、バーナ5の内径部の下方には汁受け皿5dが設けられている。
【0021】
天板4は、耐熱ガラスから成る天板主体7と、天板主体7を囲う額縁状の外枠8とで構成されている。天板主体7には、バーナ5を臨ませるバーナ開口7aが開設されている。バーナ開口7aの開口縁部には、割れ防止のための保護リング7bが装着されている。そして、保護リング7b上に環状の五徳受け9aを載置して、五徳受け9aにより天板4上に設ける五徳9を支持している。また、五徳9に重量物を載置したときの天板主体7の下方への撓みを抑制するため、コンロ本体3内に、保護リング7bの下面に当接する支持部材10を立設している。
【0022】
外枠8は、図3に示す如く、前後方向に長手の左右一対の側枠材81,81と、両側枠材81,81の前端部間に跨る前枠材82と、両側枠材81,81の後端部間に跨る後枠材83と、後枠材83の前側で両側枠材81,81間に跨る仕切枠材84とで構成されている。そして、後枠材83と仕切枠材84との間にコンロ本体3内に連通する通気口11を画成し、バーナ5の燃焼用空気を通気口11から取入れられるようにしている。側枠材81、前枠材82、後枠材83及び仕切枠材84は、夫々アルミニウムの押出し成形材で形成されている。
【0023】
前枠材82は、図2に示す如く、前縁部に、前方にのびてカウンタトップ1に着座するスカート部82aを有し、且つ、スカート部82aの内縁から下方に垂下する垂下壁部82bと、垂下壁部82bの下縁から内方に水平に張り出す水平板部82cとを有する形状に形成されている。後枠材83は、後縁部に、後方にのびてカウンタトップ1に着座するスカート部83aを有し、且つ、スカート部83aの内縁から下方に垂下する垂下壁部83bと、垂下壁部83bの下縁から内方に水平に張り出す水平板部83cとを有する形状に形成されている。仕切枠材84は、通気口11を覆うようにして後上方にのびるフード12と、フード12の前縁から下方に垂下する垂下壁部84aと、垂下壁部84aの下縁から内方に水平に張り出す水平板部84bとを有する形状に形成されている。また、側枠材81は、図4に示す如く、外側縁部に、カウンタトップ1に着座する、板幅方向を上下方向に沿わせた薄板状の起立板部81aを有すると共に、起立板部81aの板幅方向(上下方向)中間から内方に水平に張り出す水平板部81bを有する形状に形成されている。尚、本実施形態では、起立板部81aの板厚(上方から見たときの横方向幅)が約1mmであって、前後の枠材82,83のスカート部82a,83aの前後方向幅が約20mmであるのに対し非常に狭くなっている。
【0024】
外枠8の組み立てに際しては、左右の各側枠材81の前端部に前枠材82の左右の各端部を両者の水平板部81b、82cにおいて蟻継手方式でカシメ結合すると共に、各側枠材81の後端部に後枠材83の左右の各端部を両者の水平板部81b、83cにおいてL形金具85により結合し、最後に、各側枠材81の後部に仕切枠材84の左右の各端部を両者の水平板部81b、84bにおいて蟻継手方式でカシメ結合する。また、各側枠材81の起立板部81aの前後の各端部81a´を前枠材82と後枠材83のスカート部82a、83aの裏面に入り込ませている。
【0025】
天板主体7は、左右の側枠材81,81と前枠材82と仕切枠材84とで構成される方形空間に装着される。即ち、天板主体7の周縁部下面をこれら枠材81,82,84の水平板部81b,82c,84bに受けさせた状態で、天板主体7の周囲にシリコンゴム等のコーキング剤7cを充填して、天板主体7を固定している。
【0026】
また、天板主体4の上面は暗色に着色されており、各側枠材81の少なくとも起立板部81aの上縁を天板主体4の上面の色と同一の色に着色している。本実施形態では、側枠材81の陽極酸化処理に際し、側枠材81の全面を天板主体4の上面と同一の色に着色している。一方、前枠材82の少なくともスカート部82aの表面、後枠材83の少なくともスカート部83aの表面及び仕切枠材84の少なくともフード12の表面の色は、天板主体7の上面の色とは異なる色、例えば、これら枠材81,82,84の地(アルミニウム)の色であるシルバー色にしている。尚、前枠材82のスカート部82aの表面の色と後枠材83のスカート部83aの表面の色とフード12の表面の色は、天板主体7の上面の色と異なる限り、互いに同色であっても異色であっても良い。
【0027】
ここで、カウンタトップ1に図1に示すように2台のコンロ2,2を両者の天板4,4同士が接するように並設した場合、両天板4,4の天板主体7,7間に両天板4,4の側枠材81,81の起立板部81a,81aが存在することになるが、起立板部81aは薄板状であるため、両天板4,4の天板主体7,7間の間隔を狭めることができ、しかも、両天板4,4の天板主体7,7間に露出する起立板部81aの上縁は天板主体7の上面と同一色であるため、一見すると両天板4,4の天板主体7,7が連続しているような感じを受ける。
【0028】
また、前後の枠材82,83のスカート部82a,83aとフード12とが天板主体7の上面とは異なる色で横方向に帯状に延在することになる。そのため、隣接する両天板4,4のこれらスカート部82a,83a及びフード12の横方向への連続性が視覚的に強く印象付けされ、両天板4,4が横方向に一体的に連続しているとの視覚的な錯覚効果が得られる。特に、本実施形態のように各側枠材81の起立板部81aの前後の各端部81a´を前後の枠材82,83のスカート部82a,83aの裏面に入り込ませれば、隣接する両天板4,4の前枠材82,82のスカート部82a,82a同士と後枠材83,83のスカート部83a,83a同士とが中間に側枠材81の起立板部81aを挟むことなく直に接するようになり、スカート部82a,83aによる両天板4,4の一体感の印象付け効果(錯覚効果)をより高めることができる。
【0029】
また、フード12による錯覚効果を高めるには、フード12をその側端部が側枠材81の起立板部81aの上方に張り出すように形成し、隣接する両天板4,4のフード12,12同士が直に接するようにすることが望ましい。尚、本実施形態では、フード12を仕切枠材84に一体に形成したが、別体のフードを仕切枠材84の後側に後付けすることも可能である。また、フード12を設ける場合、後枠材83のスカート部83aが見えにくくなるため、このスカート部83aの色は天板主体7の上面の色と特に異ならせなくても良い。更に、前枠材82のスカート部82aも天板主体7の上面と同色とし、隣接する両天板4,4の一体感の錯覚効果をフード12だけで得ることも可能である。
【0030】
また、本実施形態では、後枠材83との間に通気口11を設けるために仕切枠材84を設けたが、通気口11を設けない場合は、仕切枠材84を省略し、後枠材83を天板主体7の後縁に沿うように配置する。更に、本実施形態では、天板主体7をガラス製としたが、化粧琺瑯板等のガラス以外の材料で天板主体7を形成しても良い。また、本実施形態では、並設した2台のコンロ2,2を共にバーナ5が1個の一口コンロとしたが、一方を二口コンロとする場合も、その天板を本実施形態と同様に構成して、両コンロの天板の一体感を得ることができる。
【0031】
図5は第2の実施形態を示している。このものでも、カウンタトップ1に2台のドロップイン式コンロ2,2を並設しており、上記第1実施形態と同様の部材に上記と同一の符号を付している。第1実施形態と相違するのは、各コンロ2の天板4を、1枚の金属製、例えば、アルミニウム製の比較的肉厚(例えば、厚さ6mm)の平板41で構成している点である。第2実施形態の天板4(平板41)の下面の後部を除く周縁部には、図6に示す如く、パッキン42が取付けられており、カウンタトップ1のコンロ開口1aの開口縁部に係止されるコンロ本体3のフランジ部3bの外側において、天板4をパッキン42を介してカウンタトップ1に着座させている。
【0032】
天板4を構成する平板41の後部は若干肉薄に形成されている。そして、平板41の後部を折り起こすことにより、コンロ本体3内に連通する通気口11を形成し、更に、折り起こされた平板41の後部により通気口11の前縁から通気口11を覆うようにして後上方にのびるフード12を構成している。
【0033】
また、天板4の上面前部に、天板4の他部とは異なる視覚的な印象を与える模様を横方向に帯状に連続するように付した模様形成部43を設けると共に、天板4の上面後部たるフード12の表面にも同様の模様を付して、フード12も模様形成部43に構成している。模様形成部43の模様は、ショットブラスト処理で形成される梨地模様等の表面の凹凸による機械的な模様であっても、また、天板4の上面のフッ素樹脂コーティング等に際して他部とは異なる色に着色することで得られる着色模様であっても良い。
【0034】
何れにしても、上記の如く模様形成部43を設けることにより、隣接する両天板4,4の模様形成部43の横方向への連続性が視覚的に強く印象付けされる。そのため、両天板4,4が横方向に一体的に連続していると視覚的に錯覚させる因子として模様形成部43が有効に機能し、両天板4,4の視覚的一体感を得ることができる。尚、錯覚効果を高めるには、模様形成部43を天板4の横方向全幅に亘って帯状に連続するように設けることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の天板を備えるドロップイン式コンロを2台並設した状態を示す斜視図。
【図2】図1のII―II線で切断した拡大切断面図。
【図3】第1実施形態の天板の外枠の平面図。
【図4】図1のIV―IV線で切断した拡大切断面図。
【図5】本発明の第2実施形態の天板を備えるドロップイン式コンロを2台並設した状態を示す平面図。
【図6】図5のVI―VIで切断した中間部省略の拡大切断面図。
【符号の説明】
1…カウンタトップ、1a…コンロ開口、2…ドロップイン式コンロ、3…コンロ本体、4…天板、41…平板、43…模様形成部、7…天板主体、8…外枠、81…側枠材、81a…起立板部、82…前枠材、82a…スカート部、83…後枠材、83a…スカート部、84…仕切枠材、11…通気口、12…フード
Claims (7)
- コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロ用の天板であって、天板主体と天板主体を囲う額縁状の外枠とから成り、外枠を、左右一対の側枠材と、両側枠材の前端部間に跨る前枠材と、両側枠材の後端部間に跨る後枠材とで構成するものにおいて、
前枠材の前縁部に、前方にのびるスカート部を形成すると共に、各側枠材の外側縁部に、板幅方向を上下方に沿わせた薄板状の起立板部を形成し、
更に、各側枠材の起立板部の少なくとも上縁の色を天板主体の上面と同一の色にすると共に、前枠材の少なくともスカート部の表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすることを特徴とするドロップイン式コンロ用天板。 - 前記各側枠材の起立板部の前端部を前記前枠材のスカート部の裏面に入り込ませることを特徴とする請求項1に記載のドロップイン式コンロ用天板。
- 前記後枠材の後縁部に、後方にのびるスカート部を形成し、前記各側枠材部の起立板部の後端部を後枠材のスカート部の裏面に入り込ませると共に、後枠材の少なくともスカート部の表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすることを特徴とする請求項2に記載のドロップイン式コンロ用天板。
- 前記後枠材を天板主体の後方に離隔させて配置し、前記両側枠材間に天板主体の後縁に沿わせて仕切枠材を配置して、仕切枠材と後枠材との間に、コンロ本体内に連通する通気口を画成し、仕切枠材側から通気口を覆うようにして後上方にのびるフードを設けると共に、フードの表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のドロップイン式コンロ用天板。
- コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロ用の天板であって、天板主体と天板主体を囲う額縁状の外枠とから成り、外枠を、左右一対の側枠材と、両側枠材の前端部間に跨る前枠材と、両側枠材の後端部間に跨る後枠材とで構成するものにおいて、
後枠材を天板主体の後方に離隔させて配置し、両側枠材間に天板主体の後縁に沿わせて仕切枠材を配置して、仕切枠材と後枠材との間に、コンロ本体内に連通する通気口を画成し、仕切枠材側から通気口を覆うようにして後上方にのびるフードを設けると共に、各側枠材の外側縁部に、板幅方向を上下方に沿わせた薄板状の起立板部を形成し、
更に、各側枠材の起立板部の少なくとも上縁の色を天板主体の上面と同一の色にすると共に、フードの表面の色を天板主体の上面とは異なる色にすることを特徴とするドロップイン式コンロ用天板。 - コンロ本体をカウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロ用の天板であって、1枚の金属製平板で構成されるものにおいて、
天板の上面の前部と後部との少なくとも一方に、天板の他部とは異なる視覚的な印象を与える模様を横方向に帯状に連続するように付した模様形成部を設けることを特徴とするドロップイン式コンロ用天板。 - 天板を構成する前記平板の後部を折り起こすことによりコンロ本体内に連通する通気口を設けると共に、折り起こされた平板の後部により通気口の前縁から通気口を覆うようにして後上方にのびるフードを構成し、このフードの表面に前記模様を付して、フードを前記模様形成部に構成することを特徴とする請求項6に記載のドロップイン式コンロ用天板。
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