JP4028481B2 - コンロの天板の飾り枠 - Google Patents

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Description

本発明は、コンロ本体の上部に設けられた天板に備える飾り枠に関する。
システムキッチンに取り付けられるビルトイン式コンロにおいては、例えば、下記特許文献1に見られるように、ガラス等により平坦に形成された面板と、該面板の外周に設けられた飾り枠とからなる天板を有するものが知られている。
この種のコンロに備える飾り枠は、互いに連結された4本の同一形状の枠片からなり、面板外周に額縁状に設けられる。互いに隣り合う枠片は、見栄え良く角部が形成されるように、45°の傾斜角をもって切欠かれた端縁同士による当接部を形成している。
しかし、面板を飾り枠によって囲うものにおいては、飾り枠が目立って面板の面積が視覚的に狭く感じる場合がある。また、前記当接部においては、枠片に歪みが生じたときや、連結状態の精度が低下していたときには、当接部に隙間が生じたり、角部の先端に位置ズレが生じ、飾り枠の美観が低下するといった不都合があった。しかも、当接部は平面視状態で露出しており、調理の際に煮汁等が飾り枠の角部上に零れ落ちた場合には、当接部の間に煮汁等の汚れが付着しやすく、汚れ落としが煩わしい不都合がある。
特開2002−13739号公報(図3、図4)
かかる不都合を解消して、本発明は、飾り枠による天板の美観の低下を防止することができ、更に、連結状態を確実に維持して組立容易な飾り枠を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、コンロ本体の上部を覆う面板の外周に設けて該面板と共にコンロの天板を構成し、前記面板の前後側縁に沿って延びる一対の横枠片と、前記面板の左右側縁に沿って延びる一対の縦枠片とを備えるコンロの天板の飾り枠において、前記縦枠片は、面板の側縁部下面に沿って張り出す張出部と、該張出部の外縁から面板の側縁に沿って起立する薄板状の壁板部とを備え、前記横枠片は、各縦枠片に連結する基枠部材と、該基枠部材に装着されて該基枠部材の上部を全長にわたって覆うカバー部材とを備え、前記基枠部材は、面板の側縁部下面に沿って張り出す張出部と、該張出部から前方に延出する延出部とを備え、前記カバー部材は、縦枠片と横枠片との連結部の上方及び前記基枠部材の延出部の上方を覆う縁面部と、該縁面部の後端縁から面板の側縁に沿って垂下する垂下壁部とを備え、該カバー部材は、前記基枠部材と該カバー部材とのそれぞれの長手方向に形成されて互いに対応する凹凸係合による蟻溝嵌合構造により、前記基枠部材の一端から他端に向かってスライドさせて前記基枠部材に装着されることを特徴とする。更に、前記蟻溝嵌合構造としての一態様は、前記基枠部材が、該基枠部材の前記張出部と延出部との境界位置に沿って形成されて両端及び張出部側が開放された凹部と、該延出部の先端縁に沿って形成された凸部とを備え、前記カバー部材が、該カバー部材の前記垂下壁部に形成されて前記基枠部材の凹部に摺動自在に係合する係合凸部と、前記縁面部の先端に形成されて前記基枠部材の凸部に摺動自在に係合する係合凹部とを備えることによって構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、両縦枠片の薄板状の壁板部が前記面板の両側に沿って延びるので、両縦枠片が目立たず面板を広く見せることができる。また、両縦枠片と両横枠片とが連結されたとき、両縦枠片の端部と両横枠片の基枠部材の端部とが当接して角部となる。このとき、前記カバー部により角部の当接部分を覆うことができるので、その当接部分の位置ズレや隙間が比較的目立たなくなり、天板の外観を良好とすることができる。
更に、前記カバー部材は、いわゆる蟻溝嵌合構造、即ち、基枠部材の凹部に摺動自在に係合する係合凸部と、基枠部材の凸部に摺動自在に係合する係合凹部とにより基枠部材に確実に保持されるので、基枠部材とカバー部材とに隙間等が生じることを防止できると共にカバー部材の不用意な外れを防止することができる。しかも、カバー部材は、基枠部材の一端から他端に向かってスライドさせることで基枠部材に取り付けることができるので、飾り枠の組み立て作業を容易としてカバー部を基枠部材に一体的に取り付けることができる。
更にまた、横枠片をカバー部材と基枠部材とによって構成したことにより、カバー部材を例えばシステムキッチンの色と同色として美観を向上させることができる。このとき、複数色のカバー部材を用意しておき、所望の色のカバー部材を基枠部材に取り付ければよく、コストを低く抑えることができる。また、鍋等の落下によりカバー部材が損傷しても、基枠部材に対してカバー部をスライドさせてカバー部材のみを交換することができ、交換作業を容易に行うことができるだけでなく、基枠部材の交換は不要であるので交換にかかる部品コストも低く抑えることができる。
また、本発明において、前記縦枠片の壁板部の端部は、前記カバー部材の裏面形状に対応する形状に形成され、該壁板部の板厚面が前記カバー部材の裏面側に非露出状態で当接されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記縦枠片の壁板部の板厚面はカバー部材の裏面側に非露出状態で当接される。これにより、飾り枠の角部における両縦枠片の端部と両横枠片の基枠部材の端部との当接部分は、万一位置ズレや隙間が生じていても、カバー部材によって確実に覆い隠されて、コンロ上部の美観を向上させることができる。しかも、調理の際に煮汁等が飾り枠の角部に零れ落ちても、前記縦枠片の壁板部とカバー部材との当接部分がカバー部材の裏面側に位置するので、煮汁等の汚れの付着を小とすることができる。
また、本発明においては、前記縦枠片は、前記壁板部の下部に形成されたパッキン装着溝を備え、前記横枠片は、前記基枠部材の延出部の下部に形成されたパッキン装着溝を備え、前記縦枠片の端部と前記基枠部材の延出部の端部とは、互いに対応する傾斜角をもって切欠かれた当接部を介して両パッキン装着溝が連続していることを特徴とする。
本発明によれば、前記縦枠片の端部と前記基枠部材の延出部の端部との当接部は、互いに対応する傾斜角をもって切欠かれ、これによって、両パッキン装着溝が連続するので、飾り枠下部の全周にわたってパッキンを装着することができる。このとき、前記縦枠片の端部と前記基枠部材の延出部の端部との当接部に万一位置ズレや隙間が生じていても、カバー部材によって確実に覆い隠すことができるので、美観を損なうことなく角部において両パッキン装着溝を連続させることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の天板を示す説明的平面図、図2は飾り枠の説明的平面図、図3は飾り枠の分解説明図、図4は前枠片の基枠部材とカバー部材の断面形状を示す図3のIV−IV線断面説明図、図5は後枠片の基枠部材とカバー部材の断面形状を示す図3のV−V線断面説明図、図6は左側枠片の断面形状を示す図3のVI−VI線断面説明図、図7は右側枠片の断面形状を示す図3のVII−VII線断面説明図、図8は飾り枠の角部の一例を示す説明的底面図、図9は飾り枠の角部の他の例を示す説明的底面図、図10は飾り枠の角部を示す説明的斜視図、図11はカバー部材の一端部を示す説明的斜視図である。
本発明の実施形態における天板1は、図示しないコンロ本体の上部に設けられるものであり、図1に示すように、面板2と飾り枠3とを備えている。面板2は、例えばガラス等によって平坦に形成されており、コンロに備えられたバーナ(図示せず)が露出するバーナ用開口4が複数形成されている。飾り枠3は、面板2の全周に取り付けられている。面板2と飾り枠3との間には面板2の全周にわたってコーキング材5(図4乃至図7において仮想線により示す)が充填されている。また、面板2の後方には排気用ガード6が載置されている。排気用ガード6は後述するように飾り枠3に形成された排気用開口7(図2参照)への異物の落下等を防止するものである。
飾り枠3は、図1及び図2に示すように、面板2の前端縁に沿って延びる前枠片8(横枠片)と、面板2の左端縁に沿って延びる左側枠片9(縦枠片)と、面板2の右端縁に沿って延びる右側枠片10(縦枠片)と、面板2の後側に設けられる後枠片11(横枠片)とを備えている。
前枠片8は、図3に示すように、基枠部材12とカバー部材13とによって構成されている。図4に示すように、基枠部材12は、内方に水平に張り出して面板2を支持する張出部14と、前方に延出する延出部15とを備えている。図3に示すように、張出部14の左右両端部には一対のカシメ凹部14a,14bが切欠形成されている。また、基枠部材12には、図4に示すように、張出部14と延出部15との境界位置に沿って凹部16が形成されている。凹部16は、その両端及び張出部14側が開放されて溝状に延びている。延出部15にはその前方に突出する凸部17が形成されている。凸部17は、延出部15の先端縁に沿って延設されている。延出部15の底部には、パッキン18を装着するパッキン装着溝19が形成されている。パッキン装着溝19は、延出部15の長手方向に沿って延設されている。該基枠部材12は、アルミニウム材の引き抜き加工により形成され、一対のカシメ凹部14a,14bはプレス成形により形成される。
カバー部材13は、図4に示すように、基枠部材12の延出部15の上方を全長にわたって覆う縁面部20を備えている。縁面部20の後端縁には垂下壁部21が形成されている。垂下壁部21の下端縁には水平方向に突出して基枠部材12の凹部16に係合する係合凸部22が形成されている。縁面部20の先端には、基枠部材12の先端縁を抱き込むようにして基枠部材12の凸部17に係合する係合凹部23が形成されている。そして、カバー部材13は、係合凸部22及び係合凹部23をそれぞれ基枠部材12の凹部16及び凸部17に係合させた状態で基枠部材12の一端から他端に向かってスライドさせることによって基枠部材12に極めて容易に取り付けられる。これによってカバー部材13は、図4に仮想線示するように、係合凸部22及び係合凹部23が基枠部材12の凹部16及び凸部17に係合状態にあるので、基枠部材12から不用意に外れることがなく基枠部材12に一体的に取り付けられる。なお、このときの基枠部材12とカバー部材13との係合状態は、全体的にみれば、基枠部材12が凹部16から凸部17にわたって大きな蟻ほぞ状の凸部を構成しており、カバー部材13が係合凸部22から係合凹部23にわたって大きな蟻溝状の凹部を構成しているので、いわゆる蟻溝嵌合構造となっている。
後枠片11は、図2及び図3に示すように、基枠部材24とカバー部材25とによって構成されている。基枠部材24は、図3に示すように、面板2の後端縁に沿って延びる第1後枠部26と、第1後枠部26に平行に延びる第2後枠部27とを備え、更に第1後枠部26と第2後枠部27との間に平面視大略矩形状の平板部28を備えている。該基枠部材24は、アルミニウム材の引き抜き加工により形成されたものであり、これによって、第1後枠部26と第2後枠部27と平板部28とは一体に連設されている。平板部28にはコンロ本体(図示せず)に連通する排気用開口7がプレス成形により形成されている。該開口7は、図示しないが、例えば、コンロ本体に内蔵されたグリル庫の排気を行なうものとして設けられるものである。また、図5に示すように、前枠片8と同様に、第2後枠部27は、その後方に延出する延出部29を備えている。また、第2後枠部27には、平板部28と延出部29との境界位置に沿って凹部30が形成されている。凹部30は、その両端及び平板部28側が開放されて溝状に延びている。更に、第2後枠部27には、延出部29の後方に向かって突出する凸部31が形成されている。第1後枠部26は、図5に示すように、平板部28に沿って起立して面板2に当接する当接壁32と、当接壁32の下縁から前方に向かって水平に張り出す張出部33とが形成されている。図3に示すように、張出部33の左右両端部にはプレス成形による一対のカシメ凸部33a,33bが突出形成され、平板部28の左右両端部にはプレス成形による一対のカシメ凹部28a,28bが形成されている。また、図5に示すように、延出部29の底部には、延出部29の長手方向に沿ってパッキン18を装着するパッキン装着溝34が延設されている。
カバー部材25は、前述した前枠片8のカバー部材13と同一形状であり、図5に示すように、基枠部材24の延出部29の上方を全長にわたって覆う縁面部35と、縁面部35の後端縁に形成された垂下壁部36とを備えている。また、垂下壁部36の下端縁には水平方向に突出して基枠部材24の凹部30に係合する係合凸部37が形成されており、縁面部35の先端には、基枠部材24の先端縁を抱き込むようにして基枠部材24の凸部31に係合する係合凹部38が形成されている。カバー部材25は、係合凸部37及び係合凹部38をそれぞれ基枠部材24の凹部30及び凸部31に係合させた状態で基枠部材24の一端から他端に向かってスライドさせることによって、図5に仮想線示するように基枠部材24に一体的に取り付けられる。なお、本実施形態におけるカバー部材13,25はいずれもアルミニウム材により形成されており、基枠部材12,27と異なる塗装色としてもよく、これによってシステムキッチン等の色味を合わせて美観を向上させることができる。また、カバー部材13,25はアルミニウム材以外に合成樹脂により形成してもよい。
左側枠片9は、図3及び図6に示すように、内方に水平に張り出して面板2を支持する張出部39と、張出部39の外縁から面板2の左側縁に沿って起立する薄板状の壁板部40とを備えている。壁板部40は更に後枠片11の平板部28の左側縁を経て第2後枠部27にわたって延びている。壁板部40の下端部(本実施形態において正確には壁板部40と張出部39との境界下部)には、パッキン18を装着するパッキン装着溝41が形成されている。パッキン装着溝41は、張出部39の長手方向に沿って延設されている。図3に示すように、左側枠片9の張出部39には、前枠片8の張出部14に形成されているカシメ凹部14aに対応するカシメ凸部39aと、後枠片11の張出部33に形成されているカシメ凸部33aに対応するカシメ凹部39bと、平板部28に形成されているカシメ凹部28aに対応するカシメ凸部39cとが形成されている。左側枠片9は、アルミニウム材の引き抜き加工により形成されたものであり、カシメ凸部39a、カシメ凹部39b及びカシメ凸部39cはプレス成形により形成されている。
右側枠片10は、図3及び図7に示すように、左側枠片9と左右対称となる形状に形成されており、内方に水平に張り出して面板2を支持する張出部42と、張出部42の外縁から面板2の右側縁に沿って起立する薄板状の壁板部43とを備えている。壁板部43は更に後枠片11の平板部28の右側縁を経て第2後枠部27にわたって延びている。図7に示すように、壁板部43の下端部(本実施形態において正確には壁板部43と張出部42との境界下部)には、パッキン18を装着するパッキン装着溝44が形成されている。パッキン装着溝44は、張出部42の長手方向に沿って延設されている。図3に示すように、右側枠片10の張出部42には、前枠片8の張出部14に形成されているカシメ凹部14bに対応するカシメ凸部42aと、後枠片11の張出部33に形成されているカシメ凸部33bに対応するカシメ凹部42bと、平板部28に形成されているカシメ凹部28bに対応するカシメ凸部42cとが形成されている。
以上の構成による飾り枠3を組み立てるときには、先ず、前枠片8の基枠部材12にカバー部材13を取り付け、同じように後枠片11の基枠部材24にカバー部材25を取り付ける。このとき、カバー部材13,25は基枠部材12,24の長手方向にスライドさせるだけで基枠部材12,24に取り付けられる。なお、カバー部材13,25は、システムキッチン等の色味を合わせて選択された色のものを取り付けることが好ましい。
次いで、図2を参照して説明すれば、前枠片8の両端部に左側枠片9と右側枠片10とを連結する。このとき、前枠片8の張出部14に形成された各カシメ凹部14a,14bと、両側枠片9,10の各張出部39,42に形成されたカシメ凸部39a,42aとをカシメ嵌合させる。続いて、両側枠片9,10の後端部に後枠片11を連結する。即ち、両側枠片9,10の各張出部39,42に形成されたカシメ凹部39b,42bと、後枠片11の第1後枠部26の張出部33に形成された各カシメ凸部33a,33bとをカシメ嵌合させる。同時に、両側枠片9,10の後端部に形成された各カシメ凸部39c,42cと、後枠片11の平板部28に形成されたカシメ凹部28a,28bとをカシメ嵌合させる。これにより、図2に示すように、飾り枠3が形成される。
こうして各枠片が連結されて飾り枠3が形成されたとき、図8に一部を示すように、飾り枠3の角部には各枠片の端縁同士が当接する当接部45が形成される。該当接部45においては、互いに対応する45°の傾斜角をもって切欠かいておくことで、パッキン装着溝19,44が連続する。これによって、パッキン装着溝19,44に装着されたパッキン18の端縁が露出することなく、外観上好ましい。なお、該当接部45は、図9に一部を示すように、各枠片の端縁を傾斜して切り欠くことなく当接させ、パッキン装着溝44の一部を削り取っておくことでもパッキン装着溝19,44を連続させることができる。また、図8及び図9は飾り枠3の前右角部の底面のみを示しているが、他の3箇所の角部も同様である。一方、当接部45は、僅かな飾り枠3の歪みによって隙間が生じるおそれがあるが、図10に示すように、各角部がカバー部材13,25により覆われて露出することがないので、図8及び図9に示す当接部45に隙間が生じても、美観が損なわれることはない。また、図10に示すように、右側枠片10(及び左側枠片9)の壁板部43(40)の前後の端部46を、カバー部材13(25)の裏面形状に対応する形状とし、壁板部43(40)の板厚面47をカバー部材13(25)の裏面側に当接させることで、カバー部材13(25)によって壁板部43(40)の板厚面47を覆い隠すことができるので、カバー部材13(25)と壁板部43(40)との当接部分への汚れの付着等を確実に防止することができる。
更に、図1に示すように、面板2の両側に沿った両側枠片9,10の壁板部40,43は薄板状であるので、両側枠片9,10が目立たず面板2を広く見せることができる。
なお、図11に一部を示すように、カバー部材13(25)の両端の垂下壁部21(36)の一部と係合凸部22(37)とが両側枠片9,10の厚み分切り欠いた切り欠き48が形成されており、これによって飾り枠3を組み立てた後には、図10に示すように、カバー部材13(25)の不用意な外れが防止される。
また、本実施形態においては、図2及び図3に示すように、後枠片11の基枠部材24として第1後枠部26、第2後枠部27、及び平板部28を備えるものを採用したが、排気用開口7を設けない場合には、前枠片8と同形状の枠片を後枠片11として採用してもよい。
本発明の一実施形態の天板を示す説明的平面図。 飾り枠の説明的平面図。 飾り枠の分解説明図。 図3のIV−IV線断面説明図。 図3のV−V線断面説明図。 図3のVI−VI線断面説明図。 図3のVII−VII線断面説明図。 飾り枠の角部の一例を示す説明的底面図。 飾り枠の角部の他の例を示す説明的底面図。 飾り枠の角部を示す説明的斜視図。 カバー部材の一端部を示す説明的斜視図。
符号の説明
1…天板、2…面板、3…飾り枠、8…前枠片(横枠片)、9…左側枠片(縦枠片)、10…右側枠片(縦枠片)、11…後枠片(横枠片)、12,24…基枠部材、13,25…カバー部材、14,33,39,42…張出部、15,29…延出部、16,30…凹部、17,31…凸部、18…パッキン、19,34,41,44…パッキン装着溝、20,35…縁面部、21,36…垂下壁部、22,37…係合凸部、23,38…係合凹部、40,43…壁板部、45…当接部。

Claims (4)

  1. コンロ本体の上部を覆う面板の外周に設けて該面板と共にコンロの天板を構成し、前記面板の前後側縁に沿って延びる一対の横枠片と、前記面板の左右側縁に沿って延びる一対の縦枠片とを備えるコンロの天板の飾り枠において、
    前記縦枠片は、面板の側縁部下面に沿って張り出す張出部と、該張出部の外縁から面板の側縁に沿って起立する薄板状の壁板部とを備え、
    前記横枠片は、各縦枠片に連結する基枠部材と、該基枠部材に装着されて該基枠部材の上部を全長にわたって覆うカバー部材とを備え、
    前記基枠部材は、面板の側縁部下面に沿って張り出す張出部と、該張出部から前方に延出する延出部とを備え、
    前記カバー部材は、縦枠片と横枠片との連結部の上方及び前記基枠部材の延出部の上方を覆う縁面部と、該縁面部の後端縁から面板の側縁に沿って垂下する垂下壁部とを備え、
    該カバー部材は、前記基枠部材と該カバー部材とのそれぞれの長手方向に形成されて互いに対応する凹凸係合による蟻溝嵌合構造により、前記基枠部材の一端から他端に向かってスライドさせて前記基枠部材に装着されることを特徴とするコンロの天板の飾り枠。
  2. 前記蟻溝嵌合構造は、前記基枠部材が、該基枠部材の前記張出部と延出部との境界位置に沿って形成されて両端及び張出部側が開放された凹部と、該延出部の先端縁に沿って形成された凸部とを備え、前記カバー部材が、該カバー部材の前記垂下壁部に形成されて前記基枠部材の凹部に摺動自在に係合する係合凸部と、前記縁面部の先端に形成されて前記基枠部材の凸部に摺動自在に係合する係合凹部とを備えることによって構成されていることを特徴とする請求項1記載のコンロの天板の飾り枠。
  3. 前記縦枠片の壁板部の端部は、前記カバー部材の裏面形状に対応する形状に形成され、該壁板部の板厚面が前記カバー部材の裏面側に非露出状態で当接されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンロの天板の飾り枠。
  4. 前記縦枠片は、前記壁板部の下部に形成されたパッキン装着溝を備え、
    前記横枠片は、前記基枠部材の延出部の下部に形成されたパッキン装着溝を備え、
    前記縦枠片の端部と前記基枠部材の延出部の端部とは、互いに対応する傾斜角をもって切欠かれた当接部を介して両パッキン装着溝が連続していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のコンロの天板の飾り枠。
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