JP4015566B2 - 車両用車輪 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤを装着するリムと、車軸を挿通せしめるハブと、そのハブより放射状に延びてリムおよびハブを結ぶ複数のスポークとを備えるホイールに、リフレクタが取付けられる車両用車輪の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホイールにおけるスポークの外側面にリフレクタが直接取付けられた車両用車輪、相互に隣接したスポーク間にわたって設けられるリブにリフレクタが取付けられた車両用車輪、ならびに相互に隣接したスポークにそれらのスポーク間にわたるリフレクタが取付けられた車両用車輪が、特許文献1で既に知られている。
【0003】
【特許文献1】
実開昭53−103251号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の車両用車輪では、リフレクタの取付け座がスポークの外側面と面一に設定されており、スポークの外側面から外側方へのリフレクタの突出量が大きくなる。このため走行風による抵抗を受け易くなり、取付け構造を強固なものとする必要があるので組付けに時間がかかるだけでなく、リフレクタが汚れ易く、メンテナンスが煩雑である。またリフレクタがスポークの幅よりも大きな円形に形成されており、外観性に優れているとは言い難い。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、スポークの外側面からのリフレクタの突出量を小さくし、リフレクタの取付けを容易とするとともにメンテナンスを容易とし、さらに外観性にも優れた車輪用車輪を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、タイヤを装着するリムと、車軸を挿通せしめるハブと、そのハブより放射状に延びてリムおよびハブを結ぶ複数のスポークとを備えるホイールに、リフレクタが取付けられる車両用車輪において、各々のスポークは、左右両側壁部が相互間に中空部を挟んで並ぶ中空スポークであって、その左右両側壁部には、それら側壁部を左右に貫通する貫通孔が各々形成されると共に、その各貫通孔の内端部に、該貫通孔の中心側に向けて張り出す内向き鍔が一体に設けられていて、この内向き鍔により、各スポークの外側面側に臨む取付け座が形成され、その貫通孔に対応した形状に形成された前記リフレクタが、該貫通孔に埋め込まれて該孔を塞ぐように前記取付け座に取付けられ、前記リフレクタが、外表面を反射面とした合成樹脂製の反射板と、この反射板を一体に保持すると共に前記取付け座上に係合、載置される合成樹脂製のホルダとで構成され、そのホルダには、前記内向き鍔に弾発的に係合する係合爪が設けられることを特徴とする。
【0007】
このような請求項1記載の発明の構成によれば、中空スポークの左右両側壁部に各々設けられた貫通孔の内端部に、該貫通孔の中心側に向けて張り出す内向き鍔が一体に設けられていて、この内向き鍔により、各スポークの外側面側に臨む取付け座が形成され、その貫通孔に対応した形状のリフレクタが、貫通孔に埋め込まれて該孔を塞ぐように貫通孔内端部の取付け座に取付けられるので、スポークの外側面から外側方へのリフレクタの突出量を小さく抑えることができる。このため走行風による抵抗を受け難くなり、取付け構造を強固なものとする必要がないので取付け構造を簡略化して組付けを容易とすることができ、しかもリフレクタを汚れ難くしてメンテナンスを容易とすることができる。またリフレクタをスポークの幅よりも小さくし、優れた外観を得ることができる。
【0008】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記リフレクタが、前記スポークの長手方向に沿って長い形状に形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、スポークの幅からはみ出さないようにしてリフレクタの表面積を増大することができ、外観性をより優れたものとすることができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記リフレクタが、前記スポークの外側面とほぼ面一となるようにして前記取付け座に取付けられることを特徴とし、かかる構成によれば、外観性をより優れたものとすることができるだけでなく、走行風による抵抗をより一層受け難くすることができる。
【0010】
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記リフレクタが、車輪の接地面に対して90度以外の角度をなす反射面を有して、前記取付け座に取付けられることを特徴とし、かかる構成によれば、リフレクタが車軸の軸線まわりに同一軌道上を動くにもかかわらず、リフレクタからの反射光の向きを変化させることができ、リフレクタをより視認し易くして安全性を高めることができる。
【0011】
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記リム、ハブおよび複数の前記スポークが、アルミニウム合金によって一体に鋳造成形されることを特徴とし、かかる構成によれば、ホイール全体を継ぎ目なくすっきりとした形状として外観性を高めることができるとともに、ホイールひいては車輪の軽量化を図ることができる。
【0012】
請求項6記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ハブに取付けられるブレーキディスクの外周よりも外方に、前記リフレクタの少なくとも一部が側方から見えるように配置されることを特徴とし、かかる構成によれば、スポークの外側方に配置されるブレーキディスクがハブに取付けられるにもかかわらず、リフレクタの少なくとも一部を側方から確実に視認し得るようにして、安全性を高めることができる。
【0013】
請求項7記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、1つのスポークに、複数のリフレクタが取付けられることを特徴とし、かかる構成によれば、より優れた外観性を得ることができる。
【0014】
さらに請求項8記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、色の異なる複数のリフレクタが、前記ホイールに取付けられることを特徴とし、かかる構成によれば、色の変化をつけることによってより優れた外観性を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図3は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型車両の側面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3矢視図である。
【0017】
先ず図1において、このスクータ型車両の車体フレーム(図示せず)は、合成樹脂から成る車体カバー5で覆われており、前記車体フレームの前端で操向可能に支承されたフロントフォーク6の下端に前輪WFが軸支され、前記フロントフォーク6には、車体カバー5の後部上に配置される乗車シート7上のライダーによる操向操作を可能としてバー状の操向ハンドル8が連結される。また前記車体フレームには、パワーユニットPの前部が上下揺動可能に支承されており、このパワーユニットPで駆動される後輪WRがパワーユニットPの後部に回転自在に支承され、パワーユニットPの後部および前記車体フレーム間にリヤクッション9が設けられる。
【0018】
図2および図3において、前輪WFのホイール10は、タイヤ14を装着するリム11と、車軸15(図1参照)を挿通せしめるハブ12と、前記車軸15の半径方向に(即ちハブ12より放射状に)延びて前記リム11および前記ハブ12間を結ぶ複数たとえば3つのスポーク13,13,13とを備えるものであり、リム11、ハブ12および複数の前記スポーク13…はアルミニウム合金によって一体に鋳造成形される。
【0019】
各スポーク13は、図2,図3に示されるように、左右両側壁部が相互間に中空部を挟んで並ぶ中空スポークであって、その左右両側壁部には、それら壁を左右に貫通するリフレクタ取付用の貫通孔19が形成される。
【0020】
前記ハブ12は、車軸15の軸線に沿って相互に対向する一対の円形の平板部12a,12aを有して円盤状に形成され、両平板部12a,12aの中央部間にわたっては車軸15を挿通せしめる円筒状のカラー16が設けられる。また前記スポーク13…は、前記車軸15の周方向に沿って長い偏平な筒形の横断面形状を有するとともに前記車軸15の軸線方向に沿う幅が前記リム11側に向かうにつれて狭くなるように形成される。
【0021】
ところで、前記各スポーク13…の少なくとも一部、この実施例では全てのスポーク13…の左右両側には、リフレクタR1が取付けられるものであり、該リフレクタR1は、外表面を反射面17aとした合成樹脂製の反射板17と、該反射板17を一体に保持する合成樹脂製のホルダ18とで構成される。
【0022】
前記リフレクタR1を取付けるために、前記スポーク13…の左右両側壁には、前記したようにリフレクタ取付用の貫通孔19…が形成され、その貫通孔19…は、スポーク13…の長手方向に沿って長い形状たとえば楕円形状に形成される。また貫通孔19…の内端部には、該貫通孔19…の内側面から中心側に向けて張り出す内向き鍔20…が一体に設けられており、この内向き鍔20…は、スポーク13…の外側面に臨む取付け座20aを形成しており、その取付け座20a上に前記ホルダ18が係合、載置される。
【0023】
リフレクタR1は、前記貫通孔19に対応した形状に形成されており、そのほぼ全体が前記貫通孔19に埋め込まれて該孔19を塞ぐようにして前記取付け座20aに取付けられ、前記スポーク13の外側面とほぼ面一となる。
【0024】
而して前記取付け座20aにリフレクタR1を取り付けるために、該リフレクタR1のホルダ18には、周方向に間隔をあけて複数たとえば4つの係合爪18a…が一体に設けられており、各係合爪18a…が前記内向き鍔20に弾発的に係合することにより、リフレクタR1がスポーク13の外側面とほぼ面一となるようにして取付け座20aに取付けられる。
【0025】
しかも車軸15の軸線に沿うスポークの幅がリム11側に向かうにつれて狭くなるものであり、リフレクタR1がその外表面に備える反射面17aはスポークの外側面にほぼ面一となるので、リフレクタR1は、前輪WFの接地面に対して90度以外の角度をなす反射面17aを有して取付け座20aに取付けられることになる。
【0026】
また前輪WFのハブ12には、ディスクブレーキ21のブレーキディスク22が複数のボルト23…等で同軸に取付けられるのであるが、リフレクタR1…は、ブレーキディスク22の外周よりも外方にリフレクタR1…の少なくとも一部が側方から見えるように配置されてスポーク13…に取付けられており、この実施例では、リフレクタR1…の一部がブレーキディスク22の外周よりも外方に配置される。
【0027】
また後輪WRも上記前輪WFと同様に構成されており、図1で図示される部分に前輪WFと同一の参照符号を付すのみで、後輪WR側の詳細な説明については省略する。
【0028】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、前輪WFおよび後輪WRが備えるホイール10…における中空のスポーク13…の左右両側壁部に、内端部に取付け座20a…を有する貫通孔19…が外端を該スポーク13…の外側面に開口するようにして設けられており、貫通孔19…に対応した形状に形成されるリフレクタR1…が、その大部分を前記貫通孔19…に埋め込んで取付け座20a…に取付けられる。
【0029】
したがってスポーク13…の外側面から外側方へのリフレクタR1…の突出量を小さく抑えることができ、その結果、走行風による抵抗を受け難くなり、取付け構造を強固なものとする必要がないので、複数の係合爪18a…による弾発係合による簡略化した取付け構造でリフレクタR1…を取付けることができ、リフレクタR1…の組付けが容易となり、またリフレクタR1…を汚れ難くしてメンテナンスを容易とすることができる。しかもリフレクタR1…をスポーク13…の幅よりも小さくして優れた外観を得ることができる。
【0030】
またリフレクタR1はスポーク13の長手方向に沿って長い形状たとえば楕円形状に形成されており、スポーク13の幅からはみ出さないようにしてリフレクタR1の表面積を増大することができ、外観性をより優れたものとすることができる。
【0031】
しかもリフレクタR1はスポーク13の外側面とほぼ面一となるようにして取付け座20aに取付けられるので、外観性をより優れたものとすることができるだけでなく、走行風による抵抗をより一層受け難くすることができる。
【0032】
またリフレクタR1が前輪WFおよび後輪WRの接地面に対して90度以外の角度をなす反射面17aを有して取付け座20aに取付けられるので、リフレクタR1が車軸15の軸線まわりに同一軌道上を動くにもかかわらず、リフレクタR1からの反射光の向きを変化させることができ、リフレクタR1をより視認し易くして安全性を高めることができる。
【0033】
またホイールのハブ12に取付けられるブレーキディスク22の外周よりも外方にリフレクタR1…の少なくとも一部が側方から見えるように配置されるので、スポーク13…の外側方に配置されるブレーキディスク22がハブ12に取付けられるにもかかわらず、リフレクタR1…の少なくとも一部を側方から確実に視認し得るようにして、安全性を高めることができる。
【0034】
さらにホイール10を構成するリム11、ハブ12および複数のスポーク13…が、アルミニウム合金によって一体に鋳造成形されるので、ホイール10全体を継ぎ目なくすっきりとした形状として外観性を高めることができるとともに、ホイール10ひいては前輪WFおよび後輪WRの軽量化を図ることができる。
【0035】
本発明の第2実施例として図4で示すように、相似形である複数たとえば一対のリフレクタR1,R2が、ホイール10のスポーク13に該スポーク13の長手方向に並んで取付けられてもよい。この際、両リフレクタR1,R2が、たとえばリム11側に向かうにつれて幅が狭くなるとともにスポーク13の長手方向に長い台形状であって、ハブ12側のリフレクタR2がリム11側のリフレクタR3よりも大きく形成されるようにしてもよい。
【0036】
この第2実施例によれば、より優れた外観を得ることができる。
【0037】
本発明の第3実施例として、図5で示すように、同一形状である複数たとえば一対のリフレクタR4,R4が、ホイール10のスポーク13に、ハブ12の周方向に並ぶようにして取付けられてもよい。この際、両リフレクタR4,R4が、たとえばスポーク13の長手方向に長い長方形状に形成されるようにしてもよく、この第3実施例によっても上記第2実施例と同様に優れた外観を得ることができる。
【0038】
図6はリフレクタの変形例を示すものであり、図6(A)で示す略三角形状のリフレクタR5や、図6(B)で示す菱形のリフレクタR6を用いることも可能である。
【0039】
本発明のさらに他の実施例として、色の異なる複数のリフレクタがホイール10に取付けられてもよい。この場合、同一のスポーク13に取付けられる複数のリフレクタの色を異ならせるようにしてもよく、またスポーク13ごとにリフレクタの色を異ならせるようにしてもよく、このようにすれば、より優れた外観性を得ることができる。
【0040】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0041】
たとえば上記実施例では、複数の係合爪18a…による弾発係合によってリフレクタR1をスポーク13に取付けるようにしたが、ねじ込みもしくは接着による取付け構造を採用することも可能である。
【0042】
さらに本発明は、スクータ型車両の前輪WFおよび後輪WRに限定されず、車両全般の車輪に関連して広く実施することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、中空スポークの左右両側壁部に各々設けられた貫通孔の内端部に、該貫通孔の中心側に向けて張り出す内向き鍔が一体に設けられていて、この内向き鍔により、各スポークの外側面側に臨む取付け座が形成され、その貫通孔に対応した形状のリフレクタが、貫通孔に埋め込まれて該孔を塞ぐように貫通孔内端部の取付け座に取付けられるので、スポークの外側面から外側方へのリフレクタの突出量を小さく抑えることができ、走行風による抵抗を受け難くして取付け構造を簡略化することで組付けが容易となり、しかもリフレクタを汚れ難くしてメンテナンスを容易とすることができる。またリフレクタをスポークの幅よりも小さくし、優れた外観を得ることができる。
【0044】
また請求項2記載の発明によれば、スポークの幅からはみ出さないようにしてリフレクタの表面積を増大することができ、外観性をより優れたものとすることができる。
【0045】
請求項3記載の発明によれば、外観性をより優れたものとすることができるだけでなく、走行風による抵抗をより一層受け難くすることができる。
【0046】
請求項4記載の発明によれば、リフレクタが車軸の軸線まわりに同一軌道上を動くにもかかわらず、リフレクタからの反射光の向きを変化させることができ、リフレクタをより視認し易くして安全性を高めることができる。
【0047】
請求項5記載の発明によれば、ホイール全体を継ぎ目なくすっきりとした形状として外観性を高めることができるとともに、ホイールひいては車輪の軽量化を図ることができる。
【0048】
請求項6記載の発明によれば、スポークの外側方に配置されるブレーキディスクがハブに取付けられるにもかかわらず、リフレクタの少なくとも一部を側方から確実に視認し得るようにして、安全性を高めることができる。
【0049】
請求項7記載の発明によれば、より優れた外観性を得ることができる。
【0050】
さらに請求項8記載の発明によれば、色の変化をつけることによってより優れた外観性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のスクータ型車両の側面図である。
【図2】 図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】 図2の3矢視図である。
【図4】 次2実施例の図3に対応した側面図である。
【図5】 第3実施例の図3に対応した側面図である。
【図6】 リフレクタの変形例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・ホイール
11・・・リム
12・・・ハブ
13・・・スポーク
14・・・タイヤ
15・・・車軸
17a・・反射面
19・・・貫通孔
20・・・内向き鍔
20a・・取付け座
22・・・ブレーキディスク
R1〜R6・・・リフレクタ
WF・・・前輪
WR・・・後輪
Claims (8)
- タイヤ(14)を装着するリム(11)と、車軸(15)を挿通せしめるハブ(12)と、そのハブ(12)より放射状に延びてリム(11)およびハブ(12)を結ぶ複数のスポーク(13)とを備えるホイール(10)に、リフレクタ(R1〜R6)が取付けられる車両用車輪において、
各々のスポーク(13)は、左右両側壁部が相互間に中空部を挟んで並ぶ中空スポークであって、その左右両側壁部には、それら側壁部を左右に貫通する貫通孔(19)が各々形成されると共に、その各貫通孔(19)の内端部に、該貫通孔(19)の中心側に向けて張り出す内向き鍔(20)が一体に設けられていて、この内向き鍔(20)により、各スポーク(13)の外側面側に臨む取付け座(20a)が形成され、
その貫通孔(19)に対応した形状に形成された前記リフレクタ(R1〜R6)が、該貫通孔(19)に埋め込まれて該孔(19)を塞ぐように前記取付け座(20a)に取付けられ、
前記リフレクタ(R1〜R6)は、外表面を反射面(17a)とした合成樹脂製の反射板(17)と、この反射板(17)を一体に保持すると共に前記取付け座(20a)上に係合、載置される合成樹脂製のホルダ(18)とで構成され、そのホルダ(18)には、前記内向き鍔(20)に弾発的に係合する係合爪(18a)が設けられることを特徴とする、車両用車輪。 - 前記リフレクタ(R1〜R6)が、前記スポーク(13)の長手方向に沿って長い形状に形成されることを特徴とする請求項1記載の車両用車輪。
- 前記リフレクタ(R1〜R6)が、前記スポーク(13)の外側面とほぼ面一となるようにして前記取付け座(20a)に取付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用車輪。
- 前記リフレクタ(R1〜R6)が、車輪(WF,WR)の接地面に対して90度以外の角度をなす反射面(17a)を有して、前記取付け座(20a)に取付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用車輪。
- 前記リム(11)、ハブ(12)および複数の前記スポーク(13)が、アルミニウム合金によって一体に鋳造成形されることを特徴とする請求項1記載の車両車輪。
- 前記ハブ(12)に取付けられるブレーキディスク(22)の外周よりも外方に、前記リフレクタ(R1〜R6)の少なくとも一部が側方から見えるように配置されることを特徴とする請求項1記載の車両用車輪。
- 1つのスポーク(13)に、複数のリフレクタ(R2,R3;R4)が取付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用車輪。
- 色の異なる複数のリフレクタが、前記ホイール(10)に取付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用車輪。
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