JP2000016001A - 反射ホイールと反射ナット - Google Patents
反射ホイールと反射ナットInfo
- Publication number
- JP2000016001A JP2000016001A JP10207119A JP20711998A JP2000016001A JP 2000016001 A JP2000016001 A JP 2000016001A JP 10207119 A JP10207119 A JP 10207119A JP 20711998 A JP20711998 A JP 20711998A JP 2000016001 A JP2000016001 A JP 2000016001A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- wheel
- present
- reflecting
- corner cube
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】夜間、対側面接近車輌から照射されるヘッドラ
イト光を本発明が高輝度再帰反射させ前記車輌ドライバ
ーに視覚させることで、本発明を装着した車輌の存在を
効果的に知らしめ、ドライバーの夜間の視覚不足が誘発
する車輌側面追突事故を効果的に防止する。 【構成】車輌用ホイール（１）の表面に任意の再帰反射
材を設けたことを特徴とする反射ホイール。
イト光を本発明が高輝度再帰反射させ前記車輌ドライバ
ーに視覚させることで、本発明を装着した車輌の存在を
効果的に知らしめ、ドライバーの夜間の視覚不足が誘発
する車輌側面追突事故を効果的に防止する。 【構成】車輌用ホイール（１）の表面に任意の再帰反射
材を設けたことを特徴とする反射ホイール。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、夜間の交差点等におい
て、ドライバーの視覚不足が誘発する交差走行車輌等の
側面への追突事故を防止する保安用の反射ホイールと反
射ナットに関するものである。
て、ドライバーの視覚不足が誘発する交差走行車輌等の
側面への追突事故を防止する保安用の反射ホイールと反
射ナットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動車のホイール（１）やホイー
ル固定用のナット（２）類は無反射式である。
ル固定用のナット（２）類は無反射式である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、自動車ボディー
の側面には、再帰反射材が設けられていないため、夜間
において、特に信号機等の設けられていない交差点等で
は、前方を横切る車輌の存在を視覚しにくく、この視覚
不足が誘発する側面追突事故が多発している。本発明
は、上記の側面追突事故を効果的に防止する車輌装着用
の保安用品を具現化することを目的としている。
の側面には、再帰反射材が設けられていないため、夜間
において、特に信号機等の設けられていない交差点等で
は、前方を横切る車輌の存在を視覚しにくく、この視覚
不足が誘発する側面追突事故が多発している。本発明
は、上記の側面追突事故を効果的に防止する車輌装着用
の保安用品を具現化することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
においては、従来の自動車用ホイール（１）の表面に再
帰反射シート（４）を粘着して設ける。
においては、従来の自動車用ホイール（１）の表面に再
帰反射シート（４）を粘着して設ける。
【０００５】請求項２に記載の本発明においては、当該
ホイール（１）の表面に、コーナーキューブプリズムを
反転した三面構成よりなる微小な凹面形状（３）を複数
連続して面状に設け、当該凹面形状（３）部分にアルミ
メッキあるいはクロームメッキ等の鏡面処理を施す。
ホイール（１）の表面に、コーナーキューブプリズムを
反転した三面構成よりなる微小な凹面形状（３）を複数
連続して面状に設け、当該凹面形状（３）部分にアルミ
メッキあるいはクロームメッキ等の鏡面処理を施す。
【０００６】請求項３に記載の本発明においては、ホイ
ール固定用の袋ナット（２）の頭部面に反射シート
（４）を粘着して設ける。
ール固定用の袋ナット（２）の頭部面に反射シート
（４）を粘着して設ける。
【０００７】請求項４に記載の本発明においては、当該
ナット（２）の頭部面に、コーナーキューブプリズムを
反転した三面構成よりなる微小な凹面形状（３）を複数
連続して面状に設け、当該凹面にアルミメッキあるいは
クロームメッキ等の鏡面処理を施す。
ナット（２）の頭部面に、コーナーキューブプリズムを
反転した三面構成よりなる微小な凹面形状（３）を複数
連続して面状に設け、当該凹面にアルミメッキあるいは
クロームメッキ等の鏡面処理を施す。
【０００８】
【作用】従来のホイール（１）またはナット（２）の代
わりに本発明を使用することで、夜間、対側面接近車輌
から照射されるヘッドライト光を本発明が高輝度再帰反
射させ前記ドライバーに視覚させることで、本発明を装
着した車輌の存在を効果的に知らしめる。
わりに本発明を使用することで、夜間、対側面接近車輌
から照射されるヘッドライト光を本発明が高輝度再帰反
射させ前記ドライバーに視覚させることで、本発明を装
着した車輌の存在を効果的に知らしめる。
【０００９】
【実施例】以下、請求項１に記載の本発明の実施例につ
いて図面を参照して説明する。図１及び図３に示すよう
に、自動車用アルミホイール（１）の幅広スポーク部分
において、コーナーキューブプリズム式の反射シート
（４）を粘着する面部分を、当該反射シート（４）の厚
み分として０．５ミリメートル落とし込んだ面形状とし
てアルミホイール（１）を鋳造した後、当該反射シート
を該面に粘着して設ける。 本発明は以上のような構造
で、従来の自動車用ホイール（１）と換装して使用すれ
ばよい。
いて図面を参照して説明する。図１及び図３に示すよう
に、自動車用アルミホイール（１）の幅広スポーク部分
において、コーナーキューブプリズム式の反射シート
（４）を粘着する面部分を、当該反射シート（４）の厚
み分として０．５ミリメートル落とし込んだ面形状とし
てアルミホイール（１）を鋳造した後、当該反射シート
を該面に粘着して設ける。 本発明は以上のような構造
で、従来の自動車用ホイール（１）と換装して使用すれ
ばよい。
【００１０】以下、請求項２に記載の本発明の実施例に
ついて図面を参照して説明する。図２、図４および図５
に示すように、自動車用アルミホイール（１）の幅広ス
ポーク部分に、底辺を形づくる三辺が各々２４４９ミク
ロンメートル、高さが１０００ミクロンメートルのコー
ナーキューブプリズムを反転したときにできる三面構成
よりなる微小な凹面形状（３）を複数連続して面状に設
けたアルミホイール形状を一体鋳造し、当該アルミホイ
ール（１）全面にクロームメッキ処理を施す。本発明は
以上のような構造で、従来の自動車用ホイール（１）と
換装して使用すればよい。尚、当該凹面形状は、当該ア
ルミホイール（１）の円周面分部にも施すことで、より
大きな視覚効果が期待出来る。
ついて図面を参照して説明する。図２、図４および図５
に示すように、自動車用アルミホイール（１）の幅広ス
ポーク部分に、底辺を形づくる三辺が各々２４４９ミク
ロンメートル、高さが１０００ミクロンメートルのコー
ナーキューブプリズムを反転したときにできる三面構成
よりなる微小な凹面形状（３）を複数連続して面状に設
けたアルミホイール形状を一体鋳造し、当該アルミホイ
ール（１）全面にクロームメッキ処理を施す。本発明は
以上のような構造で、従来の自動車用ホイール（１）と
換装して使用すればよい。尚、当該凹面形状は、当該ア
ルミホイール（１）の円周面分部にも施すことで、より
大きな視覚効果が期待出来る。
【００１１】以下、請求項３に記載の本発明の実施例に
ついて図面を参照して説明する。図６及び図７に示すよ
うに、アルミホイール固定用の袋ナット（２）の頭部に
おいて、コーナーキューブプリズム式の反射シート
（４）を粘着する直径１５ミリメートルの面部分を、当
該反射シート（４）の厚み分として０．５ミリメートル
落とし込んだ面形状として当該ナット（２）を成型した
後、当該反射シート（４）を該面に粘着して設ける。本
発明は以上のような構造で、従来のホイール固定用ナッ
トと換装して使用すればよい。尚、本発明に用いる再帰
反射材は、コーナーキューブプリズム式の反射シート
（４）以外に、図１１に示すように、底辺を形づくる三
辺が各々４８９８ミクロンメートル、高さが２０００ミ
クロンメートルのコーナーキューブプリズムを複数設け
たパネル状の反射材を透過性のあるポリカーボネイト樹
脂等で成形して、通常ナット（２）の前面に接着剤等で
固着して設けたのでもよい。
ついて図面を参照して説明する。図６及び図７に示すよ
うに、アルミホイール固定用の袋ナット（２）の頭部に
おいて、コーナーキューブプリズム式の反射シート
（４）を粘着する直径１５ミリメートルの面部分を、当
該反射シート（４）の厚み分として０．５ミリメートル
落とし込んだ面形状として当該ナット（２）を成型した
後、当該反射シート（４）を該面に粘着して設ける。本
発明は以上のような構造で、従来のホイール固定用ナッ
トと換装して使用すればよい。尚、本発明に用いる再帰
反射材は、コーナーキューブプリズム式の反射シート
（４）以外に、図１１に示すように、底辺を形づくる三
辺が各々４８９８ミクロンメートル、高さが２０００ミ
クロンメートルのコーナーキューブプリズムを複数設け
たパネル状の反射材を透過性のあるポリカーボネイト樹
脂等で成形して、通常ナット（２）の前面に接着剤等で
固着して設けたのでもよい。
【００１２】以下、請求項４に記載の本発明の実施例に
ついて図面を参照して説明する。図８および図９に示す
ように、アルミホイール固定用の袋ナット（２）の頭部
を、底辺を形づくる三辺が各々４８９８ミクロンメート
ル、高さが２０００ミクロンメートルのコーナーキュー
ブプリズムを反転したときにできる三面構成よりなる微
小な凹面形状を６個組み合わせて六角形の面状に設けた
形状にて一体成型し、当該ナット（２）の全面にクロー
ムメッキ処理を施す。本発明は以上のような構造で、従
来のホイール固定用ナット（２）と換装して使用すれば
よい。尚、本発明に用いる再帰反射形状は、図１０に示
すように、前記凹面形状をアルミ材等で個別に成型して
クロームメッキ処理したものを、通常ナットの前面に、
固着して設けたのでもよい。
ついて図面を参照して説明する。図８および図９に示す
ように、アルミホイール固定用の袋ナット（２）の頭部
を、底辺を形づくる三辺が各々４８９８ミクロンメート
ル、高さが２０００ミクロンメートルのコーナーキュー
ブプリズムを反転したときにできる三面構成よりなる微
小な凹面形状を６個組み合わせて六角形の面状に設けた
形状にて一体成型し、当該ナット（２）の全面にクロー
ムメッキ処理を施す。本発明は以上のような構造で、従
来のホイール固定用ナット（２）と換装して使用すれば
よい。尚、本発明に用いる再帰反射形状は、図１０に示
すように、前記凹面形状をアルミ材等で個別に成型して
クロームメッキ処理したものを、通常ナットの前面に、
固着して設けたのでもよい。
【００１３】
【発明の効果】夜間、対側面接近車輌から照射されるヘ
ッドライト光を本発明が高輝度再帰反射させ前記車輌ド
ライバーに視覚させることで、本発明を装着した車輌の
存在を効果的に知らしめ、ドライバーの夜間の視覚不足
が誘発する側面衝突事故を効果的に防止する。特に、本
発明は、走行する車輌の回転部分に装着されるため、固
定された不動の反射材と異なり、動的変化のある再帰反
射が行われるため、本発明を装着した車輌の存在を極め
て効果的にドライバーに視覚せしめる。尚かつ、請求項
２および請求項４に記載の本発明においては、従来のガ
ラスビーズやコーナーキューブプリズムの光学原理を利
用した再帰反射材とは異なり、当該凹面形状（３）のみ
で再帰反射を可能としており、当該アルミホイール
（１）および当該ナット（２）の面形状として一体成型
することで、生産コストを低減でき、また、耐候性面等
において半永久的な再帰反射性能を維持することが可能
である。
ッドライト光を本発明が高輝度再帰反射させ前記車輌ド
ライバーに視覚させることで、本発明を装着した車輌の
存在を効果的に知らしめ、ドライバーの夜間の視覚不足
が誘発する側面衝突事故を効果的に防止する。特に、本
発明は、走行する車輌の回転部分に装着されるため、固
定された不動の反射材と異なり、動的変化のある再帰反
射が行われるため、本発明を装着した車輌の存在を極め
て効果的にドライバーに視覚せしめる。尚かつ、請求項
２および請求項４に記載の本発明においては、従来のガ
ラスビーズやコーナーキューブプリズムの光学原理を利
用した再帰反射材とは異なり、当該凹面形状（３）のみ
で再帰反射を可能としており、当該アルミホイール
（１）および当該ナット（２）の面形状として一体成型
することで、生産コストを低減でき、また、耐候性面等
において半永久的な再帰反射性能を維持することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】請求項１に記載の本発明の正面図である。
【図２】請求項２に記載の本発明の正面図である。
【図３】図１において、Ａ−Ａ’でカットし、反射シー
ト（４）周辺部を一部拡大した請求項１に記載の本発明
の断面図である。
ト（４）周辺部を一部拡大した請求項１に記載の本発明
の断面図である。
【図４】図２において、Ｂ−Ｂ’でカットし、凹面形状
（３）部分を一部拡大した請求項２に記載の本発明の断
面図である。
（３）部分を一部拡大した請求項２に記載の本発明の断
面図である。
【図５】図２において、Ｃ−Ｃ’でカットし、凹面形状
（３）部分を一部拡大した請求項２に記載の本発明の断
面図である。
（３）部分を一部拡大した請求項２に記載の本発明の断
面図である。
【図６】請求項３に記載の本発明の正面図である。
【図７】図６においてＤ−Ｄ’でカットしたときの請求
項３に記載の本発明の断面図である。
項３に記載の本発明の断面図である。
【図８】請求項４に記載の本発明の正面図である。
【図９】図８においてＥ−Ｅ’でカットしたときの請求
項４に記載の本発明の断面図である。
項４に記載の本発明の断面図である。
【図１０】請求項４に記載の本発明の実施例を説明する
断面図である。
断面図である。
【図１１】請求項３に記載の本発明の実施例を説明する
断面図である。
断面図である。
１ ホイール ２ ナット ３ 凹面形状 ４ 反射シート
Claims (4)
- 【請求項１】車輌用ホイール（１）の表面に任意の再帰
反射材を設けたことを特徴とする反射ホイール。 - 【請求項２】車輌用ホイール（１）の表面にコーナーキ
ューブプリズムを反転した三面構成よりなる凹面形状
（３）を設け、当該凹面に任意の鏡面処理を施したこと
を特徴とする反射ホイール。 - 【請求項３】ナット（２）の頭部に任意の再帰反射材を
設けたことを特徴とする反射ナット。 - 【請求項４】ナット（２）の頭部にコーナーキューブプ
リズムを反転した三面構成よりなる凹面形状（３）を設
け、当該凹面に任意の鏡面処理を施したことを特徴とす
る反射ナット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10207119A JP2000016001A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 反射ホイールと反射ナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10207119A JP2000016001A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 反射ホイールと反射ナット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000016001A true JP2000016001A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16534516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10207119A Pending JP2000016001A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 反射ホイールと反射ナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000016001A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1325287C (zh) * | 2003-01-24 | 2007-07-11 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用车轮 |
| US7246860B1 (en) | 2005-10-04 | 2007-07-24 | Gary R Seitz | Wheel plugs for vehicle wheels |
| JP2016094043A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 株式会社スーパースター | 自動車用ホイールの装飾方法 |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10207119A patent/JP2000016001A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1325287C (zh) * | 2003-01-24 | 2007-07-11 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用车轮 |
| US7246860B1 (en) | 2005-10-04 | 2007-07-24 | Gary R Seitz | Wheel plugs for vehicle wheels |
| JP2016094043A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 株式会社スーパースター | 自動車用ホイールの装飾方法 |
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