JP4015163B2 - 球技用の得点カウンターカード - Google Patents

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本発明は球技用の得点カウンターカードに関し、特に、卓球の試合において容易に攻守交代のタイミングを認識することができる得点カウンターカードに関する。
従来の卓球の試合では5本毎に攻守交代が行われており、攻守交代の時期を正確に判断することが、円滑な試合進行を実現するための重要な要素になっていた。しかしながら、近年における卓球のルール改正により2本毎に攻守交代することとなったため、攻守交代の時期を逸してしまうという事態が生じている。このようなことから、新ルールに沿った卓球の試合において、何れのプレイヤーがサーバーであるべきかを判断するためのカウンターが開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−625号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたカウンターの場合、両プレイヤーの獲得点数を合計する作業や、合計した点数に基づいて表を参照する作業が必要であり、必ずしも試合の円滑な進行を実現し得るものともいえない。また、特許文献1に開示されたカウンターは、攻守交代時期を逸してしまったがために、何れのプレイヤーがサーバーであるかを容易に確認できるようにすることを目的とするものであるが、本来的には攻守交代の時期を逸しないようにすることが、円滑な試合進行のための根本的な解決の道である。また、このような事情は卓球の試合のみに限られず、現在及び将来において存在する卓球と同様のルールを有する球技においても同様である。
そこで本発明は、球技の試合においてプレイヤー又は審判員が、攻守交代のタイミングを容易に認識することができる得点カウンターカードを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情を鑑みてなされたものであり、本発明に係る得点カウンターカードは、連続する数字のうち奇数を1つずつ表示する複数の奇数カードと、偶数を1つずつ表示する偶数カードとを備え、前記奇数カード及び偶数カードは、表示された数字の書体、表示された数字の色彩又は模様、及びカード自体の色彩又は模様のうち、少なくとも1つにおいて互いに相違するように構成されている。
このような構成とすることにより、奇数カードと偶数カードとは、互いに異なるものだと視覚的に容易に認識され、奇数カード同士又は偶数カード同士は、互いに同様のものだと視覚的に容易に認識される。一方、2本毎に攻守交代する球技での攻守交代のタイミングは、攻守それぞれのプレイヤーの得点が奇数同士又は偶数同士の組み合わせになっているときであり、奇数及び偶数の組み合わせになっているときは交代タイミングではない。従って、上述したような構成とすれば、得点カウンターカードを一瞥するだけで、攻守それぞれのプレイヤーの得点の組み合わせが、奇数又は偶数同士の組み合わせであるか、あるいは奇数及び偶数の組み合わせであるかを視覚的に認識でき、その結果、攻守交代のタイミングを判断することができ、これを逸するのを抑制することができる。
また、任意に選択された連続する2つの数字に対応する2枚のカードの端部には、外方への延設部が互いに位置を相違させて設けられていてもよい。このような構成とすることにより、複数のカードが重なった状態において、得点変動時にカードを1枚ずつ容易に捲ることができる。即ち、上述したような構成にすれば、1枚ごとに前後の数字のカードとは異なる位置に延設部が設けられているため、この延設部に指を掛けて捲ることにより、2枚同時に捲ってしまうようなことが防止される。
また、前記延設部は、数字が連続する3枚のカード毎に同じ位置に設けられていてもよい。このような構成とすることにより、上述したのと同様に1枚ずつ容易に捲ることができると共に、更に延設部に指を掛けやすくなっている。例えば、「0,3,6,…」の数字が表示されたカードには下部左端に延設部を設け、「1,4,7,…」の数字が表示されたカードには下部中央に延設部を設け、「2,5,8,…」の数字が表示されたカードには下部右端に延設部を設ける。このようにすると、例えば「0」の数字が表示されたカードの延設部と、「3」の数字が表示されたカードの延設部との間に、カード2枚分の厚み(即ち、「1,2」の数字が夫々表示された2枚のカードの厚み)に相当するスペースが設けられる。このように、延設部と延設部との間に所定のスペースが設けられるため、延設部に指を掛けて1枚のカードを捲りやすくなる。
また、前記突出部は、前記奇数カードにおいて同一箇所に設けられ、前記偶数カードにおいては前記奇数カードとは異なる同一箇所に設けられていてもよい。このような構成とすることにより、隣り合う奇数カードと偶数カードとを一緒に捲ってしまうことを防止することができ、奇数カード間、及び偶数カード間には夫々カード1枚分の厚みに相当するスペースが設けられるため、延設部に指を掛けて1枚のカードを捲りやすくなる。更に、試合中に得点を管理する審判員からすれば、直接にカードに表示された数字を確認せずとも、攻守の両プレイヤーの現在の得点が、奇数同士又は偶数同士の組み合わせになっているか、あるいは奇数及び偶数の組み合わせになっているかを判断することができる。即ち、最近捲られたカードにおいて延設部が設けられている箇所が、攻守の両プレイヤーにおいて同一であれば、現在の両プレイヤーの得点は奇数同士又は偶数同士の組み合わせになっており、攻守交代の時期であることが判断できる。また、延設部の設けられている箇所が互いに異なっていれば、奇数及び偶数の組み合わせになっているため、攻守交代の時期ではないことが判断できる。
また、カードの上部には、複数のカードを束ねるリングを通すための孔が設けられており、該孔は、上下に角部が位置するように配置された矩形状に形成されていてもよい。このような構成とすることにより、リングとカードの孔との接触面積を削減することができるので摩擦の減少に伴ってカードを捲り易くなり、また、孔周辺の摩耗を抑制することができる。
また、上述した得点カウンターカードは、卓球の得点をカウントするためのものであってもよい。卓球の試合は2本毎に攻守交代するため、上述したような構成の得点カウンターカードを用いれば、攻守交代の時期を逸するのを抑制でき、円滑な試合進行に貢献することができる。
本発明によれば、球技の試合においてプレイヤー又は審判員が、攻守交代のタイミングを容易に判断することができる得点カウンターカードを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る得点カウンターカードについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、三つ折り式の卓球用カウンター1の組み立てられた状態を示す斜視図である。図1に示すように、この卓球用カウンター1は、正面視で横長の長方形状であり側面視で三角形状を成すベース部2を有し、該ベース部2は、正面側の正面板部3、背面側の背面板部4、及び底面を成す底面板部5から構成されている。そして、ベース部2の上部には、6つのリング6,6,…が略均等の間隔を空けて配設されている。
6つのリング6,6,…のうち、中央の2つのリング6,6は、セットカウント用のカード(以下、「セットカウントカード」という)7,7を支持するためのものであり、1つのリング6に対して1組のセットカウントカード7が支持されている。また、セットカウントカード7,7の左右に夫々2つずつ配されたリング6は、得点カウンターカード8を支持するためのものであり、左側の2つのリング6,6によって1組の得点カウンターカード8が支持され、右側の2つのリング6,6によって別の1組の得点カウンターカード8が支持されている。
図2は、得点カウンターカード8の構成を示す平面図であり、一例として「5,7」の数字(奇数)8aが夫々表示された2枚の奇数カード8Aと、「6」の数字(偶数)8bが表示された1枚の偶数カード8Bとを示している。この図2に示すように、奇数カード8A及び偶数カード8Bは、共に縦長の長方形状になっており、その上部には左右に合計2つの孔9が設けられている。この孔9は、上下に角部が位置するように配置された矩形状(即ち、菱形)を成しており、この2つの孔9の夫々にリング6が通されて、得点カウンターカード8はベース部2に支持される(図1参照)。リング6が通される孔9が上述したような構成を有することにより、リング6と孔9との接触面積が少なくなり、摩擦抵抗が減少して得点カウンターカード8が捲りやすい。また、摩擦による孔9近傍の摩耗を抑制することもできる。
図2に示すように、得点カウンターカード8の正面には、比較的大きく数字が表示されている。そして、奇数カード8Aと偶数カード8Bとでは、表示された数字8a,8bの書体が互いに異なっており、本実施の形態では、奇数カード8Aには明朝体の書体で「5,7」の数字8aが表示され、偶数カード8Bには太字ゴシック体の書体で「6」の数字8bが表示されている。なお、図2に示されていない他の奇数カード8A及び偶数カード8Bにおいて表示されている数字8a,8bも同様の書体になっている。このように奇数8aと偶数8bとで異なる書体にしているため、ベース部2に支持された左右の得点カウンターカード8を、注視することなく一瞥するだけで、両カードに表示された数字の組み合わせ(奇数8a同士又は偶数8b同士の組み合わせ、あるいは、奇数8a及び偶数8bの組み合わせ)を容易に判別することができる。従って、卓球の試合を行っている攻守の両プレイヤーは、同じ書体の組み合わせだと判別した場合は、攻守交代の時期だと容易に判断できる。
また、図2に示す奇数カード8Aと偶数カード8Bとでは、数字8a,8bの書体の他に、数字8a,8bの色彩も互いに異なるように成してあり、更に、数字8a,8bが表示される表示面8c,8dの色彩も互いに異なるように成してある。例えば、奇数カード8Aに表示された奇数8aは緑色に彩色されている一方、偶数カード8Bに表示された偶数8bは白色に彩色されている。また、奇数カード8Aの表示面8cは青色に彩色されている一方、偶数カード8Bの表示面8dは黒色に彩色されている。このようにすることにより、ベース部2に支持された左右の得点カウンターカード8を見たときに、両カードに表示された数字の組み合わせをより一層容易に判別することができる。更に、数字8a,8bの模様を互いに異なるようにし、また、表示面8c,8dの模様を互いに異なるようにしてもよい。
また、本実施の形態に係る卓球用カウンター1では、その利用者が上述したような判断基準を認識して有効に試合進行を行えるよう、説明文がベース部2の正面板部3に表示されている。図3は、説明文の表示例を示すものであり、図1に示した卓球用カウンター1の部分拡大図である。図3に示すように、卓球用カウンター1の正面板部3の中央部分であって、セットカウントカード7の下方かつ左右の得点カウンターカード8に挟まれた部分には、説明文3a〜3cが表示されている。説明文3aには「同じ書体、あるいはカード自体の色が同じになれば攻守交代」と表示され、説明文3bには「1セット目のサーバーは、セットカウントの表示合計が偶数時にサーブ権を有する(1セット目のレシーバーは、奇数時にサーブ権を有する)」と表示され、また、説明文3cには「審判員は試合開始前のプレーヤーに上記旨を伝えてください」と表示されている。
説明文3aの表示を確認することにより、プレイヤー及び審判員は、既に説明したような攻守交代の時期を得点カウンターカード8の書体や色彩などに基づいて適切に判断することができる。また、卓球の場合、1セット目のサーバーは、左右のセットカウントカード7の表示合計が偶数のとき、その時点におけるセットにて最初にサーブ権を有することとなる。逆に1セット目のレシーバーは、左右のセットカウントカード7の表示合計が奇数のときに、その時点におけるセットにて最初にサーブ権を有することとなる。このことは、説明文3bを参照することによってプレイヤー及び審判員に認識させることができ、試合進行のより一層の円滑化に貢献することができる。また、説明文3cを表示しておくことにより、審判員がこの説明文3cの表示内容に従い、説明文3a,3bの表示内容をプレイヤーに認識させることができる。
図2に示すように、連続する3つの数字「5,6,7」が表示された各カード8の下部には、夫々位置を異ならせて下方へ延びる延設部8eが設けられている。本実施の形態では、「5」の数字が表示されたカード8には、下部右端に逆三角形状の延設部8eが設けられており、「6」の数字が表示されたカード8には、下部左端に逆三角形状の延設部8eが設けられており、更に、「7」の数字が表示されたカード8には、下部中央に逆三角形状の延設部8eが設けられている。なお、図2に示されていない他のカード8においても、下部左端,下部中央,下部右端,下部左端,下部中央…というように順に延設部8eが設けられている。
図4は、このような連続する数字が表示された複数のカード8が重ねられた状態を示す正面図であり、図5は、図4に示すカード8を様々の方向から見た図面であり、より具体的には、(a)はVa矢視方向からの側面図、(b)はカード8の左右方向中央部を通るVb-Vb線で切断したときの断面図、(c)はVc矢視方向からの側面図である。図4に示すように、重ねられた3枚のカード8は、互いに異なる位置に延設部8eが設けられている。また、図5(a)に示すように、例えば下部左端に延設部8eが設けられた前後する2枚のカード8,8に注目すると、これらに設けられた各延設部8e,8e間には、所定のスペース10が形成されている。
同様に、図5(b)に示すように、下部中央に延設部8eが設けられた前後する2枚のカード8,8に注目すると、これらに設けられた各延設部8e,8e間にスペース10が形成されており、図5(c)に示すように、下部右端に延設部8eが設けられた前後する2枚のカード8,8に注目すると、これらに設けられた各延設部8e,8e間にスペース10が形成されている。このスペース10は、カード8が有する厚みの2倍の距離を有している。なお図5では、構成をより理解しやすくするため、カード8の厚みを実際よりも大きく示している。
このような構成を備えることにより、複数のカード8が重ねられた状態から、最表面に位置する1枚のカード8を容易に捲ることができる。即ち、前後して重ねられた3枚のカード8は、互いに異なる位置に延設部8eが設けられているため、間違って2枚以上のカード8を一時に捲ってしまうことがない。特に、既に捲られてベース部2の背面側に位置するカード8の延設部8eの位置を見れば、次に捲るべきカード8の延設部8eの位置を知ることができるため、次に捲るべき1枚のカード8のみを、その延設部8eに指を掛けて捲ることができる。更に、図5に示すように延設部8eの背面側には所定のスペース10が形成されているため、延設部8eに指を掛け易く、より一層1枚のカード8を捲りやすくなっている。
次に、他の構成を備える得点カウンターカード11について、図6の平面図を参照して説明する。図6に示す得点カウンターカード11は、延設部11eの構成において図2に示す得点カウンターカード8と異なり、その他の構成は同様である。従って、ここでは得点カウンターカード11の延設部11eについて詳説し、その他の構成の説明は省略する。
図6に示すように、得点カウンターカード11は奇数カード11A及び偶数カード11Bを備え、夫々の下部には下方へ延びる延設部11eが設けられている。奇数カード11Aに設けられた延設部11eは、奇数カード11Aの下部左端から下方へ延設されており、偶数カード11Bに設けられた延設部11eは、偶数カード11Bの下部右端から下方へ延設されている。
このような構成を備えることにより、試合中に卓球用カウンター1の背後にいる審判員が、攻守の両プレイヤーの得点を示す数字の組み合わせを容易に判別することができ、攻守交代の時期を判断することができる。即ち、得点カウンターカード11の裏面に、表側にて表示中の得点を示す数字が記載されていない場合には、試合中において審判員は、得点カウンターカード11に表示された現時点の得点を示す数字を確認しにくい。しかし、上述した得点カウンターカード11によれば、直近に捲られてベース部2の背面側にある左右のカード11に表示された数字の組み合わせを、延設部11eの位置によって判別することができる。例えば、左右のカード11の延設部11eが、卓球用カウンター1の背後にいる審判員から見て共に左側又は右側に位置する場合、これらのカード11は偶数同士又は奇数同士の組み合わせだと判別できる。その結果、その時点で卓球用カウンター1が表側にて表示している左右の数字の組み合わせは、奇数同士又は偶数同士であると判別でき、攻守交代の時期であると判断することができる。
一方、直近に捲られて背後にある左右のカード11の延設部11eが、卓球用カウンター1の背後にいる審判員から見て左側と右側とに位置する場合、これらのカード11は偶数と奇数との組み合わせだと判別することができる。その結果、その時点で卓球用カウンター1が表側にて表示している左右の数字の組み合わせは、奇数と偶数との組み合わせであると判別でき、攻守交代の時期ではないと判断することができる。
なお、何れの場合であっても、攻守交代の時期を判断するに際しては、奇数同士であるか、又は偶数同士であるかを判別する必要はない。また、左右の数字が奇数及び偶数の順の組み合わせであるか、又は偶数及び奇数の順の組み合わせであるかを判別する必要もない。
また、セットカウントカード7についても、上述した得点カウンターカード8,11と同様の構成としてもよい。その場合には、セットカウントカード7も、1枚ずつ捲りやすく複数枚を一時に捲ってしまうことがなくなる。また、攻守両者のセット数が奇数同士又は偶数同士の組み合わせであるか否かを容易に判別することができる。
次に、更に他の実施の形態に係る得点カウンターカードについて、図7を用いて説明する。図7に示すように、複数の得点カウンターカードから成るカード群20は、図1〜5を用いて既に説明した得点カウンターカード8と同様の構成を成す「1」〜「9」の数字を表示するカード8と、これらと異なる構成を成す「10」以上の数字を表示するカード21とが組み合わされている。
「10」以上の数字を表示するカード21についてより具体的に説明すると、これらのカード21は、カード8と明確に区別できる異なる色彩が施されている。例えば、本実施の形態に係るカード21は、偶数(例えば、「10」)を表示するカード21Bにおいては数字21bが白色で表示面21dが赤色、奇数(例えば、「11」)を表示するカード21Aにおいては数字21aが赤色で表示面21cが白色になっている。このような構成とすることにより、以下のような効果を奏することができる。
即ち、卓球では一方のプレイヤーが9点以下のときに他のプレイヤーが10点になると、セットカウントとなり、後者のプレイヤーが前者のプレイヤーに対して2点以上離して11点目を獲得すると、後者のプレイヤーがそのセットを獲得することとなる。また、両者の獲得点数が共に10点となった場合にはジュースとなり、以後、両者の獲得点数に2点差がつくと勝敗が決せられる。従って、上述したように10点以上を示すカード21の色彩を、9点以下を示すカード8と異なるようにしておくと、セットカウント又はジュースになったことが、審判員及びプレイヤーはもちろんのこと、プレイを離れて観戦する観客からも容易に判別することができる。
また、このようにプレイを離れて観戦する多くの観客が、セットカウント又はジュースになったことを容易に判別することができるが故に、以後、勝敗が決せられるまでの間、この観客はプレイに対して注目することとなり、より一層の緊迫感をもって観戦することになる。
なお、上述したような「10」以上の数字を表示するカード21は、既に説明したカード8の延設部8eと同様の延設部21eを有している。また、図7に示したカード21を用いて説明した技術的思想は、カード8に換えて図6を用いて説明したカード11と組み合わせることも可能であることは言うまでもない。
更に、本実施の形態においては、シート状のカード8,11,21に得点を示す数字を表示した得点カウンターカードについて例示しているが、これに限られるものではない。即ち、他の例として、電球やLED等を用いて数字を表示する電光掲示型の得点カウンターにおいても、本発明に係る技術的思想を適用することができ、同様の効果を奏することができる。この場合は、電光掲示される数字に関し、奇数と偶数とで書体,色彩,及び模様のうち少なくとも1つが互いに異なるようにすることにより、審判員,プレイヤー,及び観客等が奇数と偶数とを容易に判別できるようにすればよい。また、これに加えて数字の周囲の部分(図2に示す表示面8c,8dに相当する部分)に関し、表示するのが奇数の場合と偶数の場合とで色彩及び/又は模様が互いに異なるようにすればよい。
本発明は、球技の試合においてプレイヤー又は審判員が、攻守交代のタイミングを容易に判断することができる得点カウンターカードに適用でき、特に卓球用の得点カウンターカードへの適用に好適である。
本発明の実施の形態に係る三つ折り式の卓球用カウンターの組み立てられた状態を示す斜視図である。 図1に示す卓球用カウンターが備える得点カウンターカードの構成を示す平面図である。 図1に示した卓球用カウンターの部分拡大図であり、ベース部の正面板部に表示された説明文を示す図面である。 連続する数字が表示された複数のカードが重ねられた状態を示す正面図である。 図4に示すカードを様々の方向から見た図面であり、(a)はVa矢視方向からの側面図、(b)はカードの左右方向中央部を通るVb-Vb線で切断したときの断面図、(c)はVc矢視方向からの側面図である。 他の構成を備える得点カウンターカードを示す平面図である。 更に他の実施の形態に係る得点カウンターカードを示す図面である。
符号の説明
1 卓球用カウンター
2 ベース部
3 正面板部
4 背面板部
5 底面板部
6 リング
7 セットカウントカード
8,11,21 得点カウンターカード
8A,11A,21A 奇数カード
8B,11B,21B 偶数カード
8a,11a,21a 数字(奇数)
8b,11b,21b 数字(偶数)
8c,8d,11c,11d,21c,21d 表示面
8e,11e,21e 延設部
9 孔
10 スペース

Claims (4)

  1. 連続する数字のうち奇数を1つずつ表示する複数の奇数カードと、偶数を1つずつ表示する偶数カードとを備え、前記奇数カード及び偶数カードは、表示された数字の書体、表示された数字の色彩又は模様、及びカード自体の色彩又は模様のうち、少なくとも1つにおいて互いに相違するように構成されていることを特徴とする球技用の得点カウンターカード。
  2. 任意に選択された連続する2つの数字に対応する2枚のカードの端部には、外方への延設部が互いに位置を相違させて設けられており、
    前記延設部は、数字が連続する3枚のカード毎に同じ位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の球技用の得点カウンターカード。
  3. 任意に選択された連続する2つの数字に対応する2枚のカードの端部には、外方への延設部が互いに位置を相違させて設けられており、
    前記延設部は、前記奇数カードにおいて同一箇所に設けられ、前記偶数カードにおいては前記奇数カードとは異なる同一箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の球技用の得点カウンターカード。
  4. カードの上部には、複数のカードを束ねるリングを通すための孔が設けられており、該孔は、上下に角部が位置するように配置された矩形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の球技用の得点カウンターカード。
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