JP4014223B2 - 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法 - Google Patents

受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4014223B2
JP4014223B2 JP51410097A JP51410097A JP4014223B2 JP 4014223 B2 JP4014223 B2 JP 4014223B2 JP 51410097 A JP51410097 A JP 51410097A JP 51410097 A JP51410097 A JP 51410097A JP 4014223 B2 JP4014223 B2 JP 4014223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
data
digital
frame
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51410097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11502389A (ja
Inventor
リヒャルト セース スピーロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JPH11502389A publication Critical patent/JPH11502389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4014223B2 publication Critical patent/JP4014223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H40/00Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
    • H04H40/18Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
    • H04H40/27Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/20Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ディジタル送信信号を受信する受信機であって、前記ディジタル送信信号は、チャネル符号化されたディジタルデータシーケンスを有し、前記ディジタルデータシーケンスは、種々のデータタイプの複数のシーケンスを有し、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つのシーケンスは、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つの他のシーケンスと共に前記ディジタルデータシーケンス内に、前記少なくとも一つのシーケンスを取り出すには、前記少なくとも一つの他のシーケンスを取り出す必要があるように埋め込まれていて、
− 受信した前記ディジタル送信信号をチャネルデコードし前記ディジタルデータシーケンスを形成する手段と、
− 前記ディジタルデータシーケンス内に埋め込まれている前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの前記少なくとも一つのシーケンスを取り出す手段と、
− 前記受信されチャネルデコードされたディジタル送信信号から前記ディジタルデータシーケンスの少なくとも一部を当該受信機の出力に供給する手段とを有する受信機に関する。
【0002】
本発明はさらに、ディジタルデータシーケンスの少なくとも一部を供給する方法であって、前記ディジタルデータシーケンスは、種々のデータタイプの複数のシーケンスを有し、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つのシーケンスは、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つの他のシーケンスと共に前記ディジタルデータシーケンス内に埋め込まれている方法に関する。
【背景技術】
【0003】
冒頭による受信機は、1995年2月オランダのフィリップス・コンシューマ・エレクトロニクス社出版のパンフレット「DAB452ディジタル・オーディオ放送試験受信機(DAB452 Digital Audio Broadcasting test receiver)”から既知である。この既知の受信機においては、受信したディジタルオーディオ放送信号が、ディジタルデータシーケンスに、周波数変換され、高速フーリエ変換装置により復調され、インターリーブ解除され、デコードされる。このデータシーケンスは、例えばオーディオフレームを有する主サービスチャネルデータ、高速情報チャネルデータ等の種々のデータタイプの複数のシーケンスを有するものである。主サービスチャネル内のオーディオフレームは、オーディオデータ及びプログラムに関連付けられたデータ(PAD)を有する。オーディオフレーム内のオーディオデータの最大量は、該フレーム内のPADの量に依存する。すなわち、PADは、オーディオデータと共に前記ディジタルデータシーケンス内に埋め込まれている。前記既知のDAB受信機は、これら目的のために、オーディオデコード手段を有する。このオーディオデコード手段は、前記オーディオフレームからオーディオデータを取り出すだけではなく、これらオーディオフレームからPADも取り出す。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、改善された受信機及びディジタルデータシーケンスを供給する改善された方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による受信機は、前記供給手段が、前記埋め込まれている少なくとも一つの他のシーケンスと別個とされた前記取り出された少なくとも一つのシーケンスを前記ディジタルデータシーケンスの前記少なくとも一部に付加するように構成されることを特徴とする。本発明は、前記ディジタルデータシーケンスを受信する周辺装置が、埋め込まれたデータを取り出すためのデコード手段を常に有してはいないことの認識に基づいている。すなわち、これら周辺装置は、このようなデータを得るための余分な分析及び取り出し手段を持つ必要がある。固定されたフォーマットのデータストリームに前記少なくとも一つのシーケンスを2回付加することにより、周辺装置は、前記ディジタルデータシーケンスから前記少なくとも一つのシーケンスをより容易に識別し取り出すことができ、これにより、該周辺装置の複雑さを減少させることができる。例えば、DAB受信機においては、オーディオフレームをデコードするためのデコード手段が与えられる。これらオーディオデコード手段においては、PADも同様にデコードされる。このように取り出されたPADはDAB受信機内で既に利用可能であるため、これは、前記供給手段にPADを供給するために有利に使用することができる。
【0006】
本発明のある実施例は、前記供給手段は、前記少なくとも一つのシーケンス内のデータタイプを識別してデータタイプ識別子を生成し、該データタイプ識別子を前記取り出された少なくとも一つのシーケンスに付加するように動作することを特徴とする。この手段により、前記ディジタルデータシーケンス内の前記少なくとも一つのシーケンスが容易に認識できる。これは、データが、パケット自体で情報を含み、ヘッダを有する、これらパケットに構築されるようなディジタルデータシーケンスにおいて特に有利である。
【0007】
本発明のある実施例は、前記供給手段は、前記少なくとも一つのシーケンスの長さを識別して長さインジケータを生成し、該長さインジケータを前記取り出された少なくとも一つのシーケンスに付加するように動作することを特徴とする。この手段により、前記少なくとも一つのシーケンスがどの様な長さであるかを周辺装置が知ることができる。これは、前記少なくとも一つのシーケンスが可変の長さを持つ可能性がある場合特に有利であり、データがパケットに構築される場合非常に役立つ。
【0008】
本発明のある実施例は、前記ディジタル送信信号が、ディジタルオーディオ放送信号であり、前記少なくとも一つのシーケンスが、プログラムに関連付けられたデータであることを特徴とする。本発明によるこれら手段は、前記少なくとも一つのシーケンスがプログラムに関連付けられたデータであるような、DAB受信機における適用に関して特に有利である。
【0009】
本発明のある実施例は、前記ディジタルデータシーケンスの少なくとも一部が、IEC958フォーマットにより構築されることを特徴とする。これは、DABデータシーケンスが非常に特殊なフォーマットを持つが、IEC958インタフェースはより共通的に使用されるため、周辺装置と共により標準化されたインタフェースを実現する。
【0010】
本発明のある実施例は、前記供給手段が、前記少なくとも一つのシーケンスを前記IEC958フォーマットでユーザデータチャネルに付加するように構成されることを特徴とする。IEC958インタフェース内のユーザデータチャネルは、複数の目的に対して利用可能である。PADを搬送するためのユーザデータチャネルを選択することにより、取り出されたPADが、IEC958フォーマットの通常のフレーム構造に付加される必要がなく、すなわち、オリジナルのデータに関してデータ容量をセーブする。
【0011】
本発明の上述の目的及び特徴は、以下の図を参照して、以下の好ましい実施例の記載からより明白になるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図中、同じ要素には同じ参照番号がつけてある。
【0013】
第1図は、本発明によるディジタル信号を受信する受信機の一実施例の図である。受信アンテナ2は、当該受信機の第1の入力に接続されている。この受信機の入力は、フロント・エンド・ユニット4に接続されている。フロント・エンド・ユニット4の出力は、FFTプロセッサ6の入力に接続されている。FFTプロセッサ6の出力は、チャネル・デコーダ8の入力に接続されている。
【0014】
ディジタル信号を受信するための受信機は、ディジタル・オーディオ放送システム(DAB)で使用することができる。複数のキャリアを有し、これらキャリア上でディジタル信号は変調されているようなOFDM信号が、前記受信機により受信され、フロント・エンド・ユニット4で増幅され、周波数変調される。次いで、フロント・エンド・ユニット4の出力信号は、FFTプロセッサ6に送られ、前記ディジタル信号を得るために復調される。FFTプロセッサ6の出力において、コード化され、インタリーブされた信号が得られる。FFTプロセッサ6はまた、フロント・エンド・ユニット4の同期を行うために、信号プロセッサ14に情報を送る。この信号プロセッサはまた、受信した送信の電界強度及び該送信の識別、送信識別情報すなわちTIIに関する、FFTプロセッサ6からの情報を取り出すこともできる。このTIIは、各DABフレームの開始時のヌル記号に存する。FFTプロセッサ6の出力における信号は、再構築されたディジタル信号を得るために、デコーダ8によりインタリーブ解除され、デコードされる。例えば、フィリップスのSAA2500のようなオーディオ・デコーダが、オーディオ・フレームを有する前述のディジタル信号をデコードするために、デコーダ8の出力に結合されている。第1の出力において、オーディオ・デコーダ10は、オーディオ・フレームに埋め込まれているプログラムに関連付けられたデータ36、すなわち、PADを供給する。このPADは、制御ユニット12に送られ、さらに処理される。第2の出力において、オーディオ・デコーダ10はオーディオ・データ32を供給する。制御ユニット12はさらに、受信機の同調及びデコーダ8でのデコード処理を制御する。制御ユニット12は、ユーザから情報を受信し、情報をユーザに供給するデータ34を用いるインターフェースを備えている。
【0015】
第2図は、DAB送信フレームのである。DABフレームは3つのフィールドを含む。すなわち、同期チャネルSC、高速情報チャネルFIC及び主サービス・チャネルMSCである。FICは、多数の高速情報ブロックFIBを含む。FIBの数は、DAB送信モードに依存する。モードIの場合には、DABフレームは、12個のFIBを含み、モードIIの場合には、3個のFIB、モードIIIの場合には、4個のFIBを含む。主サービスチャネルは、多数の共通インターリーブフレームCIFを有する。この数も、DAB送信モードに依存する。モードIの場合には、DABフレームは、4個のCIFを、モードIIの場合には、1個のCIFを、モードIIIの場合には、1個のCIFを含む。モードIの場合には、第1の3個のFIBが、第1のCIFに割り当てられ、第2の3個のFIBが、第2のCIF等に割り当てられる。主サービス・チャネルは、それぞれがサブチャネル識別番号SubChIdを持つ、多数のサブチャネルに分割される時間的にインタリーブされたデータ・チャネルであり、各サブチャネルは、オーディオ及びデータ等の一つ以上のサービス要素を搬送することができる。MSCは、64ビットの複数の容量ユニットにさらに分割され、サブチャネルは、これら容量ユニットの一つ以上を占有することができる。サブチャネルの組織及びこれらサブチャネルの容量ユニットにおける位置は、他のアイテムと一緒にFICにより送信される。DAB送信フレーム、該フレームの構造及び内容の詳細な説明については、1995年にソフィア・アンチポリス所在のヨーロッパ遠隔通信規格協会が発行した「無線放送システム;移動、携帯及び定置受信機に対するディジタル・オーディオ放送(DAB)」ETS300 401を参照されたい。
【0016】
第1図の受信機においては、現在使用されているデコーダ8は、DABシーケンス全部をデコードすることができず、DABデータの選択された部分しかデコードできない。例えば、ユーザは、制御ユニット12に、例えば、「無線3」のようなあるプログラムからのオーディオ・データを、オーディオ・デコーダ10に供給するように命令する。次いで、制御ユニット12は、FICを分析し、「無線3」のプログラムが、主サービス・チャネルのどのサブチャネル上に存在するのかを決定する。次いで、制御ユニット12は、どの容量ユニットが上記サブチャネルに割り当てられているか、例えば、CU6、7及び8を決定する。次いで、制御ユニット12は、デコーダ8に、デコードし、CU6、7及び8からデコードしたデータを出力し、デコードしたデータがあることを知らせるために、第1のウィンドウ信号を活性化するように命令する。オーディオ・デコーダ10は、上記データ及びウィンドウ信号を受信し、該出力に含まれるオーディオ・データを供給する。すなわち、デコーダ8は、限られたデータ量しか供給できない。将来のデコーダ8は、DAB信号から完全なデコードされたデータをDAB信号から供給することができるであろう。
【0017】
本発明によれば、第1図の受信機はさらに、
− 第1のシーケンスのデータを受信するためデコーダ8の出力に結合される第1の入力(前述のように、このシーケンスは、デコーダ8に依存して、完全なDABデータ・シーケンスか少なくとも該DABデータ・シーケンスの一部の何れかを有する)
− 第2のタイプのフレームで構築された第2のシーケンスのデータ36を供給するための出力(第1のタイプのフレームのフレーム長は、第2のタイプのフレームのフレーム長とは異なる。第2のシーケンスは、少なくとも2つの別個のシーケンスを有する。これら別個のシーケンス各々は、異なるデータ・タイプのために予約され、第2のタイプのフレーム内に配置されている。ここで、第2タイプの各フレームは、第2のシーケンス内のこれら別個のシーケンスを識別するためのフレーム・タイプ識別子を含む。)
を持つ変換手段16を有している。
【0018】
本発明の他の態様によれば、変換手段16は、DAB信号のヌル記号に含まれているTIIを受信するため、信号プロセッサ14の第2の出力に結合されている第2の入力を持っている。この信号プロセッサ14はまた、ヌル記号のFFTから測定した相対的な電界強度を供給し、必要ならば、選択されたキャリヤ・ペアの同相及び直角位相成分の値も供給する。次いで、変換手段16は、信号プロセッサ14により供給されるTII及び他のデータを、第2のシーケンスに挿入することができる。その方法については、第2のシーケンス内のフレームの内容について扱う際にさらに詳細に説明する。
【0019】
前述の態様とは別個のものとさえ見られるかもしれない、本発明の他の態様によれば、変換手段16が、PADを供給するオーディオ・デコーダ10の第2の出力に結合されている第3の入力を持つことである。次いで、このPADも、前記シーケンス中に挿入される。この挿入は、TII及び関連データの挿入方法と同様に行うことができ、PADに対して個別のデータ・タイプ識別子を供給し、個別のパケット内にPADを挿入する。これについてはこれ以上詳細に説明しない。後で詳細に説明する好適な実施例においては、第2のタイプのフレームが、IEC958フォーマットによるフレームである場合、PADはユーザ・データ・チャネルの第2のシーケンス内に挿入される。
【0020】
変換手段16は、供給手段とも呼ばれる。何故なら、変換手段は、実際に外部、例えば、周辺装置等に第2のシーケンスのデータを供給するからである。
【0021】
第3A図は、本発明の一実施例による第2のシーケンスのフレームの図である。本発明においては、第1のシーケンスのデータは、該第1のシーケンスのフレーム長とは異なるフレーム長を有する第2のシーケンスのデータに変換される。一実施例においては、第2のシーケンスのフレーム長は、24ビットの長さに選択され、そのうち最初の20ビットは、すなわち、b0..b19ビットは、データ(DT)用に予約され、b20..b23ビットは、フレーム・タイプ識別子(FTI)用に予約されている。このように選択することにより、第2のシーケンスのフレームをIEC958規格によるサブフレームに組み込むことができる。この規格の詳細については、1989年に、スイスの国際電子技術委員会、中央部局が発行した国際規格IEC958の「ディジタル・オーディオ・インターフェース」の文献を参照されたい。
【0022】
第3B図は、IEC958サブフレームの図である。IEC958は、4ビットのプリアンブルPR、補助データAXD用の4ビット・フィールド、オーディオ・データAD用の20ビット・フィールド及び4つの1ビット・フィールド、すなわち、妥当性フラグ・ビットV、ユーザ・データ・チャネル・ビットU、チャネル状態ビットC、及びパリティ・ビットPを含む。チャネル状態ビットCは、1ビットのチャネル状態語を含み、チャネルを通して送られるデータの情報を与える。ユーザ・データ・チャネル・ビットUは、1ビットのユーザ・データ・チャネルを含む。第2のシーケンスのフレームが、IEC958サブフレームに組み込まれている場合には、該フレームはビット位置a4..a27に収容される。この場合、妥当性フラグ・ビットVは、オーディオ・デコーダにより誤ってデコードされないように、「1」に設定されるべきである。チャネル状態語においては、状態が「非オーディオ」(バイト0のビットを1)に設定され、「コピーライト」主張(バイト0のビット2=「0」)されるべきである。バイト0のビット3、4及び5は、「000」に設定され、バイト0のビット6及び7は、モード0(=「00」)に設定されるべきである。ディジタル・オーディオの放送受信用のカテゴリコード「001」が、使用されるべきである(バイト1のビット0、1、2=「001」)。発生状態ビットは、「オリジナル」(バイト1のビット7=「0」)に設定されるべきである。バイト2においては、ソース番号及びチャネル番号が、「無指定」(バイト2=「00000000」)に設定されるべきである。サンプリング周波数は、48kHz(バイト3のビット0、1、2、3=「0100」)であるべきである。±1000ppmのクロック精度が、「レベルII」(バイト3のビット4、5=「00」)であるべきである。すなわち、チャネル状態語の最初の4つのバイトを次のように、すなわち、バイト0を「01000000」、バイト1を「00100100」、バイト2を「00000000」、バイト3を「01000000」に設定することが推奨される。バイト1のビット3、4、5、6は、「0010」に設定される。これは、入力「DAB」がカテゴリ「放送受信」に規定されるべきであることを提示している。
【0023】
表1は、フレーム・タイプ識別子のビットb20..b23の値の例である。
【表1】
Figure 0004014223
【0024】
フレーム・タイプ識別子の値、「0001」、「XX10]、「0100」及び「0111」は、パケットでのデータ転送を示す。値「0001」及び「0111」は、パケットの始まりを通知し、この値「0111」はさらに、パケット内のデータ・タイプも識別している。値「XX10]は、パケットの継続を通知し、値「0100」は、パケットの終わりを示す。パケットでのデータ転送の利点は、使用されるオーバーヘッドが少なくて済むということである。何故なら、例えば、データ・タイプ及びパケットの長さを通知するヘッダ・フレーム(及びあれば付随(trailer)フレーム)しかオーバーヘッドとして使用されないからである。この高容量データ転送は、完全なDABデータをデコードすることができる将来のチャネル・デコーダ8と組合わせる場合に役立つ。
【0025】
値「XX10]のフレーム・タイプ識別子は、ビットb20及びb21の値は無視してよいということを意味する。これは、ビットb0..b19により供給された20個のデータ・ビットでは不十分で、1つ以上のデータ・ビットが継続しているフレーム内に必要とされる場合に特に役立つ。この場合、ビットb20及びb21が、データ・ビットに追加され、それにより22ビットのデータ・フィールドが実現される。ビットb20及びb21は、パケット内のデータ・タイプに依存して、データ・ビットとしては使用されない場合、これらビットは、好適には「00」に設定されるべきである。例えば、MSCデータの場合、ビットb20及びb21は、データ・フィールドに追加される。一方、FICまたはTIIデータの場合、ビットb20及びb21は、フレーム・タイプ識別子の一部である。
【0026】
値「1111」のフレーム・タイプ識別子は、データ及び該データのデータ・タイプ識別子を含むフレームを通知する。各フレームがこのような識別子を含んでいるので、各フレームを相互に独立して処理することができる。これは、今全てのフレームがデータ・タイプ識別子を含む必要があるので多量のオーバーヘッドを犠牲にするが、受信側におけるフレーム処理を非常に容易にする。
【0027】
値「0000」のフレーム・タイプ識別子は、b0..b19の全ての位置に置いて通常論理値「0」しか持たない、パディング・フレームを通知する。このフレーム・タイプは、転送できる状態のデータがない場合に使用され、データが存在しない場合、第2のシーケンスにおける継続的なフレームの流れを確実にする。
【0028】
値「0101」のフレーム・タイプ識別子は、第1のシーケンスにおけるフレームの開始、すなわち、例えば、論理DABフレームの開始を知らせる。このフレームは、残りのビット位置b0..b19上にいくつかの情報を含ませることができる。さらに、ビットb0..b3は、同期フレームコンテンツインジケータSFCI用に予約され、例えば「0001」の値を持つような場合、コンテンツフィールドCF、すなわち、残りのビット、b4..b19は、過去のDABフレームのFICの再符号化により検出された訂正エラーの数を含むことを指示する。他のビットb0..b3の値は予約されている。
【0029】
(「XX10]及び「0100」に関連付けられる、値「0111」のTIIフレーム・タイプ識別子、及び値「1111」のフレーム・タイプ識別子を用いる)低容量データ転送の場合、フレーム・タイプ識別子の値が「1111」であるフレームは、例えば、IEC958フォーマットのチャネルAを通じて送信され、あるならば、次いで、TIIフレームが、IEC958フォーマットのチャネルBを通じて送信される。低容量データ伝送は、限られたデータ量しか搬送される必要がないので、現在用いられているチャネル・デコーダ8と組合わせた場合特に有用である。
【0030】
このように、変換手段16は、TIIデータ及び関連付けられるデータを、高容量データ転送に対してパケット内に収容するか、低容量データ転送に対してパケット内に収容する。MSCデータ及びFICデータ等の他のデータに対しても同様である。上記の説明は単に例示としてのものに過ぎず、本発明を制限するものでないことは明らかであろう。
【0031】
表1に示すように、低容量データ転送に対するフレーム・タイプ識別子がある。これらのフレーム・タイプ識別子は、(パケットの残りを指示するため関連付けられる値「XX10」及び「0100」と共に)「1111」及び「0111」の値を有する。
【0032】
「1111」の値のフレーム・タイプ識別子を持つフレームは、好適には、第3A図のフレーム内のビット位置b8..b15に位置する8ビットのデータDTを有する。データ・タイプ識別子DTIは、表2に示すように、データの出所を示すため及びフレームのビットb0..b5内の6ビット・フィールドIDFが使用されていることを示すために、ビットb6及びb7の位置で該フレームに追加される。
【表2】
Figure 0004014223
【0033】
サブチャネル識別子SubChIdは、すでに説明したように、MSC内のサブチャネルを識別するための識別子である。第1図のチャネル・デコーダ8は、DABデータ・シーケンスと共にウィンドウ信号を供給することができる。このようなウィンドウ信号は、あるデータ・タイプに属するデータがDABデータ・シーケンス内に存在する間活性化される。例えば、制御ユニットは、特定のサブチャネルがMSCの容量ユニット6、7及び8内に存する限り、FICから得られる。ここで、制御ユニットは、チャネル・デコーダ8に、容量ユニット6、7及び8からのデコードされたデータがチャネル・デコーダ8の出力に存在する間、ウィンドウ信号1を活性化するように指示する。ここで、ウィンドウ信号1は、当該出力に容量ユニット6、7及び8からデコードされたデータが存在することを通知し、前記制御ユニットはこのデータが特定のサブチャネル番号に関連付けられていることが分かる。フレーム・フォーマットにおいて、フレーム内のビット位置b16..b19に、4ビットのウィンドウ信号識別子を設けることにより、前記チャネル・デコーダからの16個の異なるウィンドウ信号を識別することができる。ウィンドウ信号は、データがMSCからのものである場合には、フレームのビット位置b0..b5における識別フィールド内にサブチャネル識別子を挿入することにより、サブチャネルとリンクさせることができる。他の場合には、識別フィールドは予約されている。ウィンドウ信号の1つを、パディングに対して使用し、獲得できるデータがないことを示しても良い。
【0034】
値が「0111」のフレーム・タイプ識別子は、低容量データ転送に対するTII情報パケットのヘッダを示し、すなわち、データタイプ識別子としても機能する。「XX10」及び「0100」の値のフレームタイプを持つフレームが、データを搬送する。(値が「0111」である)ヘッダ・フレーム内には、ビット位置b11..b15の5ビットワードが、受信される送信数(NRT)を指示するために予約されている。NRTは、1−24の範囲内とすることができる。他の値は予約されている。(NRT−1)個の継続フレーム及び一個の付随フレームがあり、これらフレームは以下のように満たされる。これらのフレーム各々は、ビット位置b8..b12に5ビットのサブ識別子を、ビット位置b13..b19に7ビットの主識別子を含み、主識別子及びサブ識別子は、1995年にソフィア・アンチポリス所在のヨーロッパ遠隔通信規格協会発行の「移動、携帯、定置受信機に対するディジタル・オーディオ放送(DAB)」、ETS300 401の「無線放送システム」の文献の8.1.9項に記載されている。さらに、微弱の信号を指示する「001」から非常に強い信号を示す「111」までの範囲の相対的な電界強度を指示するために、3ビット(b5..b7)が予約されている。値「000」は、「信号が送られていない」ことを示す。残りのビット、b0..b4は予約されている。すでに説明したように、最後のデータ・フレームは、値「0100」のフレーム・タイプ識別子を有するが、特定の付随フレームは必要ないので、前記継続フレームと同じ種類のデータを含む。
【0035】
低容量データ転送の場合には、TIIフレームを、フレーム・タイプ1111のデータ・フレームと変更することができる。パディング・フレームは自由に挿入することができる。
【0036】
低容量データ伝送の場合には、TIIフレームをフレームタイプ「1111」のデータ・フレームと交互に使用できる。パディング・フレームは自由に挿入することができる。
【0037】
値が「0001」であるフレームタイプ識別子は、高容量データ伝送用のパケットのヘッダ・フレームを識別する。表3に示すように、この目的のために、ヘッダ・フレーム内のビット、b18およびb19は、データタイプ識別子を形成し、パケット内に含まれるデータタイプを示すために予約される。
【表3】
Figure 0004014223
【0038】
値が「XX10]のフレームタイプ識別子は、継続フレーム、すなわち、パケットの一部であるフレームを示し、値が「0100」のフレームタイプ識別子は、パケットの終わりを示す付随フレームと見なすことができる。
【0039】
MSCデータが送信されている場合には(b18=0 b19=1)、ヘッダ・フレームは、ビット、b0..b11に、RDIフレームの数M、すなわち、パケットの長さを、そしてビット、b12..b17にサブチャネル識別子を設けることができる。継続フレームは、全てのデータを搬送する。パケット内の終わりから二番目のフレームは、データを含むことができ、データ・ビットの総数であるパディング・ビットは、パケット内の使用可能なビットの総数に対応してなくてもよい。付随フレームは、16ビットのフィールドを含み、このフィールドは再復号化の際に検出された訂正エラーの数を特定する。例外としては、コード「1111 1111 1111 1111」は、この情報が送信されないものであることを示すべきである。MSCデータを送信中の場合には、「XX10]の値を有するフレームタイプ識別子は、望ましくは最後の2ビット「10」に短縮することが好ましい。表1を見れば、継続フレームであることを認識するには、これら最後の2ビット(b20およびb21)で十分であることが明らかであろう。この結果、余分の2ビット(b20およびb21)がデータ用に使用されることになり、データ・フィールドが20ビットから24ビットに拡張する。この2ビットを必要としない他の場合には、これらデータは「00」にセットされる。
【0040】
FICデータが送信されている場合には(b18=0 b19=1)、ヘッダ・フレームは、例えば、ビットb14およびb15は、DAB送信モードを示す二つのビットを有する。表4は、ビットb14およびビットb15の値と、関連するDAB送信モードを示す。
【表4】
Figure 0004014223
【0041】
FICヘッダ・フレームにおいて、FIB数用に4ビット(例えば、ビットb10..b13)が予約されている。DAB送信モードIIおよびIIIの場合には、FIB数フィールドは、FIBを指定する、符号を持たない二進数にコード化される。表5にFIB数のコード化を示す。
【表5】
Figure 0004014223
【0042】
フレームタイプ識別子の値が「0100」である付随フレームは、FICパケットの場合には下記のものを含む。3桁のビット(例えば、ビットb16..b18のような)は、エラー表示タイプ(EIT)用に予約され、16桁のビット(例えば、ビット、b0..b15のような)は、エラー・チェック・フィールド(ECF)を指定する。表6は、EITに対するコードおよびECF内の関連する内容を示す。
【表6】
Figure 0004014223
【0043】
DAB送信モードIの場合には、一つの送信フレーム内に含まれている12のFIBを96ms毎に一回で、または24msの間隔を置いて3のFIBずつ4回に分けて送信することができる。
【0044】
TIIデータを送信している場合には(b18=1 b19=0)、ヘッダ・フレームは、この例示の場合には、さらに3ビット、すなわち、b8..b10を含むTIIフォーマット識別子を有する。「010」の数を有するTIIフォーマット識別子は、基本フォーマットを示し、値「001」は拡張フォーマットを示す。低容量フォーマットの場合と同じように(フレームタイプ識別子値=「0111」)、ビット、b11..b15はNRTを含む。
【0045】
基本フォーマットの場合(ヘッダ中のb8..b10は「010」に等しい)、TIIパケットの残りの部分は、低容量フォーマット内と同じである。
【0046】
拡張フォーマットの場合(ヘッダ中のb8..b10は「001」に等しい)、第一のNRT継続フレームの内容は、基本フォーマットの内容と同じであるが、ビットb1..b4は下記のように使用される。ビットb1は、ヌル記号インジケータであり、新しいヌル記号からのデータが最初に送信されるときに変化する。拡張フォーマットの場合には、選択したキャリヤ・ペアのヌル記号のサンプルに対して、第1図のプロセッサ6内で行われた離散フーリエ変換の復号結果が供給される。この目的のために、ビットb2..b4は、主識別子および副識別子によって識別された送信機に関する情報が送られるキャリヤ・ペア(NCP)の数を示す。上記のNRTフレームの数の後にある継続フレームにおいては、2の補数としてコード化された16ビットが、NRTフレームの数内で識別された各送信機に対して、NCPによって指定されたキャリヤ・ペアの各数に対するヌル記号のいくつかのサンプルに関するFFTの結果の実数および虚数部分を含む。
【0047】
MSCサブチャネルからのデータ、任意のフォーマットのFICおよびTIIの送信の時間的順序は自由である。パディング・フレームは、任意の場所に挿入することができる。しかし、通常、一つの論理的DABフレームに関連するすべてのデータは、同期フレームの二つの連続送信により指定された間隔中に送信しなければならない。必要ならば、TIIデータはいくつかのパケットに分割して送信することができる。各キャリヤ・ペアのTII情報は、好適には評価されたヌル記号一つにつき一度だけ送信することが好ましく、またそうしなければならない。しかし、この情報は、いくつかの論理フレームに分割することができる。新しいデータ・セットの開始は、ヌル記号インジケータの新しい値により表示される。
【0048】
第一のシーケンスの場合には、FICにすでに内蔵されている一つのTIIデータ以外のTIIデータは含まれていない。DAB信号は、また各DABフレームの開始時に、ヌル記号内にTIIデータを含む。本発明では、このTIIデータが、受信した送信機の相対的電界強度と共にFFTプロセッサ6から取り出され、第二のシーケンス内に挿入される。
【0049】
第一のシーケンスの場合には、ビット・ストリーム上のオーディオ情報と一緒に、PADデータが埋め込まれる。このPADデータを取り出すには、最初にオーディオ・フレームを取り出し、その後でそこからPADデータを取り出す必要がある。これは厄介な動作であり、余分なハードウェアを必要とする。大部分のDAB受信機は、オーディオ復号化手段を有し、この復号化手段はまたオーディオ・フレームからPADデータも取り出す。本発明では、これが、別個とされたシーケンスとして第二のシーケンス内にこのPADを挿入することによって有利に使用され得る。このため、第二のシーケンスを受信する周辺装置は、第二のシーケンスからPADデータを非常に容易に取り出すことができる。何故なら、オーディオ復号化手段を必要としないからである。
【0050】
第4図は、本発明の受信機内で使用する、PADメッセージの構造の一例である。この場合、PADは取り出され、第二のシーケンス内に挿入される。PADメッセージは下記の構成を含む。すなわち、
− メッセージが、後で説明する構造を持つことを知らせるためのヘッダ(HDR)、
− PADメッセージ内で、後に続くバイト数を指定するバイト長インジケータ(LI)、
− ETS300 401で規定されているF−PADを運ぶ2バイトのフィールド(F−PAD)、
− 必要ならば、ETS300 401に指定されているX−PADフィールドからの多数のバイトを運ぶもう一つのフィールド(X−PAD)。これらバイトもまた論理的な順序に配列されている。
【0051】
ヘッダもバイト長インジケータも、好適には1バイト・フィールドであることが好ましい。この場合、ヘッダはメッセージの構造を識別するための16進法の値「AD」を含む。X−PADフィールドは任意のものである。その存在および長さは、バイト長インジケータLIから入手することができる。DAB受信機は、実際にX−PADデータ内に含まれているものよりも多くのバイトをX−PAD内に供給できることに注意されたい。この場合、DAB受信機は、それらがオーディオ・データを含む場合、PADを含む場合を区別しないで、オーディオ・フレームの終わりの部分からバイトを搬送する。
【0052】
望ましい実施例においては、IEC958インターフェースのユーザ・データ・チャネルを通して、PADメッセージを送信することができる。このことは、第一のビットが、常に「1」にセットされているスタート・フラグ(SF)であり、それぞれがその後に7つの情報ビットが続く、8つのビットを含む情報ユニット(IU)により送信されることを意味している。ユーザ・データ・メッセージは、三つのIUのヘッダおよび多数のデータIUを有する。
【0053】
第5A図は、ユーザ・データ・メッセージの第一ヘッダIUの図である。第一のIUは、メッセージのタイプを識別するための識別子(TMI)を有する第一の5ビットフィールドを有する。望ましくは、このフィールドは二進法の値「10010」を有する。上記フィールドは、さらに、最終フラグビット(LF)を有する。このフラグは、当該メッセージが或るPADメッセージと共に搬送する一連のユーザ・データ・メッセージの最後がメッセージである場合、「1」にセットされる。他の場合、LFを「0」にセットしなければならない。最後に、上記フィールドは、第一フラグ・ビット(FF)を有する。このビットは、当該メッセージが或るPADメッセージと共に搬送する一連のユーザ・データ・メッセージの最初がメッセージである場合、「1」にセットしなければならない。他の場合、FFを「0」にセットしなければならない。
【0054】
第5B図は、ユーザ・データ・メッセージの第二のヘッダIUの図である。このヘッダ内の第2のIUは、7ビットのメッセージ長インジケータ(LI)を有する。第3のヘッダIUは、この長さの値内に含まれていることに留意されたい。
【0055】
第5C図は、ユーザ・データ・メッセージの第3のIUの図である。このヘッダ内の第3のIUは、望ましくはIEC958フォーマットのチャネル状態の元の分類コード(バイト1のビット、b0..b6)を複製する7ビットのフィールド(OCC)を含む。
【0056】
第5D図は、ユーザ・データ・メッセージのデータIUの図である。IUがデータ、すなわち、PADメッセージの一部を含んでいる場合には、残りの7のビットをユーザ・データ・フィールド(UDF)内のデータのために使用することができる。望ましい実施例の場合、IUの第2のビット(7ビットのユーザ・データ・フィールドの第1のビット)を、後続の6のユーザ・データ・ビット内でエラーを検出したかどうかを知らせるためのエラー・フラグ(EF)用に予約できる。即ち、ユーザ・データIUは、望ましくは、ユーザ・データ・フィールド(UDF)により、6ビットのユーザ・データを搬送でき、エラー・フラグがなくてすむ場合には、7ビットを送ることができる。メッセージ内の最後のUDFは、6ビット(または7ビット)以下のビットが使用されている場合には、多数のパディング・ビットを設けることができる。
【0057】
ユーザ・データ・メッセージ内のIUは、最大8のパディング・ビットを持ち、論理的値が「0」であるパディング・ビットにより分離することができる。あるビットの値が「1」である場合は、論理値「0」を有する後続の9の連続ビットが、新しいユーザ・データ・メッセージに最初の部分であると認識される。異なるユーザ・データ・メッセージに属するIUの間のパディングは、その長さが少なくとも9ビットである限りは、最大の長さに制限はない。一つのユーザ・データ・メッセージに収容できないPADメッセージは、いくつかのユーザ・データ・メッセージに分割することができる。PADメッセージは、バイト単位で分割する必要はない。ユーザ・データ・メッセージのヘッダは、PADメッセージを作成すると共に、メッセージがDAB−PADを含んでいることを示し、また、ユーザ・データ・メッセージの長さや、メッセージがスタート部分であるのか継続メッセージであるのか、一連のメッセージの終了部分であるのかということを示す。
【0058】
IEC958ユーザ・データ・チャネル内へPADメッセージを追加挿入する上述の例は、次のような理由で特に優れている。その理由は、ユーザ・データ・チャネル内の他のデータのコード化および復号化とは別に、コード化および復号化を行うことができる電子回路が容易に入手できることである。このことは、特にPADのみのアクセスが必要な上記周辺装置の場合には、コード化/復号化が簡単になるので非常に有利である。
【0059】
上述の実施例は、単に本発明を説明するためのものに過ぎない。埋設データはDABデータ内のPADに限定されない。さらに、本発明の範囲から逸脱しないで、PADをIEC958に適合しない他のビット・ストリームおよび他の構造内に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】本発明によるディジタル記号を受信するための受信機の一実施例の図である。
【図2】DAB送信フレームの図である。
【図3A】本発明の一実施例による第2のシーケンスのフレームの図である。
【図3B】IEC958サブフレームの図である。
【図4】本発明による受信機において使用するためのPADメッセージの構造の一例の図である。
【図5A】ユーザ・データ・メッセージの第1のヘッダIUの図である。
【図5B】ユーザ・データ・メッセージの第2のヘッダIUの図である。
【図5C】ユーザ・データ・メッセージの第3のヘッダIUの図である。
【図5D】ユーザ・データ・メッセージのデータIUの図である。

Claims (12)

  1. ディジタル送信信号を受信する受信機であって、
    前記ディジタル送信信号は、チャネル符号化されたディジタルデータシーケンスを有し、
    前記ディジタルデータシーケンスは、種々のデータタイプの複数のシーケンスを有し、
    前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つのシーケンスは、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つの他のシーケンスと共に前記ディジタルデータシーケンス内に、前記少なくとも一つのシーケンスを取り出すには、前記少なくとも一つの他のシーケンスを取り出す必要があるように埋め込まれていて、
    − 受信した前記ディジタル送信信号をチャネルデコードし前記ディジタルデータシーケンスを形成する手段と、
    − 前記ディジタルデータシーケンス内に埋め込まれている前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの前記少なくとも一つのシーケンスを取り出す手段と、
    − 前記受信されチャネルデコードされたディジタル送信信号から前記ディジタルデータシーケンスの少なくとも一部を当該受信機の出力に供給する手段とを有する受信機において、
    前記供給手段は、前記埋め込まれている少なくとも一つの他のシーケンスと別個とされた前記取り出された少なくとも一つのシーケンスを前記ディジタルデータシーケンスの前記少なくとも一部に付加するように構成されることを特徴とする受信機。
  2. 請求項1に記載の受信機において、
    前記供給手段は、前記少なくとも一つのシーケンス内のデータタイプを識別してデータタイプ識別子を生成し、該データタイプ識別子を前記取り出された少なくとも一つのシーケンスに付加するように動作することを特徴とする受信機。
  3. 請求項1または2に記載の受信機において、
    前記供給手段は、前記少なくとも一つのシーケンスの長さを識別して長さインジケータを生成し、該長さインジケータを前記取り出された少なくとも一つのシーケンスに付加するように動作することを特徴とする受信機。
  4. 請求項1、2または3に記載の受信機において、
    前記ディジタル送信信号はディジタルオーディオ放送信号であり、
    前記少なくとも一つのシーケンスは、プログラムに関連付けられたデータであることを特徴とする受信機。
  5. 請求項1、2、3または4に記載の受信機において、
    前記ディジタルデータシーケンスの少なくとも一部は、IEC958フォーマットにより構築されることを特徴とする受信機。
  6. 請求項5に記載の受信機において、
    前記供給手段は、前記少なくとも一つのシーケンスを前記IEC958フォーマットでユーザデータチャネルに付加するように構成されることを特徴とする受信機。
  7. 請求項1に記載の受信機の出力にディジタルデータシーケンスの少なくとも一部を供給する方法であって、前記ディジタルデータシーケンスは、種々のデータタイプの複数のシーケンスを有し、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つのシーケンスは、前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの少なくとも一つの他のシーケンスと共に前記ディジタルデータシーケンス内に、前記少なくとも一つのシーケンスを取り出すには、前記少なくとも一つの他のシーケンスを取り出す必要があるように埋め込まれている方法において、
    − チャネル符号化されたディジタルデータシーケンスを有するディジタル送信信号を受信する工程と、
    − 受信した前記ディジタル送信信号をチャネルデコードし前記ディジタルデータシーケンスを形成する工程と、
    − 前記ディジタルデータシーケンス内に埋め込まれている前記種々のデータタイプの複数のシーケンスのうちの前記少なくとも一つのシーケンスを取り出す工程と、
    − 前記埋め込まれている少なくとも一つの他のシーケンスと別個とされた前記取り出された少なくとも一つのシーケンスを前記ディジタルデータシーケンスの前記少なくとも一部に挿入する工程とを有することを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、
    前記少なくとも一つのシーケンス内のデータタイプを識別してデータタイプ識別子を生成し、該データタイプ識別子を前記取り出された少なくとも一つのシーケンスに付加する工程を有することを特徴とする方法。
  9. 請求項7または8に記載の方法において、
    前記少なくとも一つのシーケンスの長さを識別して長さインジケータを生成し、該長さインジケータを前記取り出された少なくとも一つのシーケンスに付加する工程を有することを特徴とする方法。
  10. 請求項7、8または9に記載の方法において、
    前記ディジタル送信信号はディジタルオーディオ放送信号であり、
    前記少なくとも一つのシーケンスは、プログラムに関連付けられたデータであることを特徴とする方法。
  11. 請求項7、8、9または10に記載の方法において、
    前記ディジタルデータシーケンスの少なくとも一部は、IEC958フォーマットにより構築されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    前記取り出された少なくとも一つのシーケンスが、前記IEC958フォーマットのユーザデータチャネルに挿入されることを特徴とする方法。
JP51410097A 1995-10-04 1996-09-25 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法 Expired - Fee Related JP4014223B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP95202670 1995-10-04
NL95202670.6 1995-10-04
PCT/IB1996/000991 WO1997013338A1 (en) 1995-10-04 1996-09-25 Receiver and method for providing data in an improved format

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007150591A Division JP2008035490A (ja) 1995-10-04 2007-06-06 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11502389A JPH11502389A (ja) 1999-02-23
JP4014223B2 true JP4014223B2 (ja) 2007-11-28

Family

ID=8220683

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51410097A Expired - Fee Related JP4014223B2 (ja) 1995-10-04 1996-09-25 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法
JP2007150591A Pending JP2008035490A (ja) 1995-10-04 2007-06-06 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007150591A Pending JP2008035490A (ja) 1995-10-04 2007-06-06 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5796785A (ja)
EP (1) EP0843920B1 (ja)
JP (2) JP4014223B2 (ja)
WO (1) WO1997013338A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424725B1 (en) 1996-05-16 2002-07-23 Digimarc Corporation Determining transformations of media signals with embedded code signals
US6122403A (en) 1995-07-27 2000-09-19 Digimarc Corporation Computer system linked by using information in data objects
US6408082B1 (en) 1996-04-25 2002-06-18 Digimarc Corporation Watermark detection using a fourier mellin transform
FI100629B (fi) * 1996-05-09 1998-01-15 Nokia Oy Ab Linkkiobjektin käyttö digitaalisessa yleisradiojärjestelmässä
SE9703630L (sv) * 1997-03-03 1998-09-04 Telia Ab Förbättringar av, eller med avseende på, synkronisering
US7284187B1 (en) * 1997-05-30 2007-10-16 Aol Llc, A Delaware Limited Liability Company Encapsulated document and format system
EP0902563B1 (en) * 1997-09-09 2006-01-25 Sony Deutschland GmbH Detection method for the transmitter identification information signal in the null symbol of a DAB stream
US6148422A (en) * 1997-10-07 2000-11-14 Nortel Networks Limited Telecommunication network utilizing an error control protocol
US5945932A (en) * 1997-10-30 1999-08-31 Audiotrack Corporation Technique for embedding a code in an audio signal and for detecting the embedded code
JP2000224062A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Sony Corp デジタル音声放送の受信機
US6871180B1 (en) 1999-05-25 2005-03-22 Arbitron Inc. Decoding of information in audio signals
EP1087585B1 (en) * 1999-09-17 2013-08-21 Alcatel-Lucent Identification of a terrestrial repeater using inactive subcarriers of a multicarrier signal
US6434408B1 (en) * 2000-09-29 2002-08-13 Datex-Ohmeda, Inc. Pulse oximetry method and system with improved motion correction
US7161239B2 (en) 2000-12-22 2007-01-09 Broadcom Corporation Ball grid array package enhanced with a thermal and electrical connector
PT1978747E (pt) * 2001-11-29 2014-07-24 Panasonic Ip Corp America Método de remoção de distorção de codificação
US6934570B2 (en) * 2002-01-08 2005-08-23 Masimo Corporation Physiological sensor combination
US6993285B2 (en) * 2002-04-11 2006-01-31 International Business Machines Corporation Audio buffer processing
US6801965B2 (en) 2002-04-11 2004-10-05 International Business Machines Corporation Audio buffer station allocation
US20030195978A1 (en) * 2002-04-11 2003-10-16 International Business Machines Corporation Audio buffer selective data processing
US9711153B2 (en) 2002-09-27 2017-07-18 The Nielsen Company (Us), Llc Activating functions in processing devices using encoded audio and detecting audio signatures
US7222071B2 (en) 2002-09-27 2007-05-22 Arbitron Inc. Audio data receipt/exposure measurement with code monitoring and signature extraction
US8959016B2 (en) 2002-09-27 2015-02-17 The Nielsen Company (Us), Llc Activating functions in processing devices using start codes embedded in audio
EP1740006B1 (en) * 2005-06-27 2008-01-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Dynamic channel allocation method in an OFDMA mobile communication system
KR101405965B1 (ko) * 2007-06-25 2014-06-12 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
US8713593B2 (en) 2010-03-01 2014-04-29 Zazum, Inc. Detection system and method for mobile device application
WO2011109083A2 (en) * 2010-03-01 2011-09-09 Zazum, Inc. Mobile device application
US8576817B2 (en) 2010-04-08 2013-11-05 Spectrum Bridge, Inc. System and method for managing radio access to spectrum and to a spectrum management system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6261438A (ja) * 1985-09-12 1987-03-18 Fujitsu Ltd サ−ビスチヤンネル信号変換回路
JPS63196134A (ja) * 1987-02-09 1988-08-15 Fujitsu Ltd デジタルネツトワ−クの分割秘匿方式
JPH03104333A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Nec Corp 符号化復号化装置
DE4118424A1 (de) * 1991-06-05 1992-12-10 Thomson Brandt Gmbh Verfahren zur verarbeitung und wiedergabe empfangener digital codierter audio-daten und rundfunkempfaenger zum empfang von digital codierter ton-rundfunkdaten (dar)
US5584051A (en) 1991-11-01 1996-12-10 Thomson Consumer Electronics Sales Gmbh Radio broadcast transmission system and receiver for incompatible signal formats, and method therefor
JPH05300118A (ja) * 1992-03-04 1993-11-12 Nec Corp 監視信号の分離多重システム
EP0596440B1 (en) * 1992-11-02 1997-07-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Station selecting apparatus for digital modulation signal use
DE4319769C1 (de) * 1993-06-15 1994-07-14 Grundig Emv Verfahren und Anordnung zur Einstellung der lokalen Oszillatoren eines Empfängers in einem Mehrkanalübertragungssystem
US5457815A (en) * 1994-01-13 1995-10-10 Morewitz, Ii; Herbert RBDS scan, identify and select receiving method and system
DE19503540A1 (de) * 1995-02-03 1996-09-05 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Empfang und zur Ausgabe eines Rundfunkprogrammes mit zugefügten digitalen Informationen und Rundfunkempfängern dazu

Also Published As

Publication number Publication date
EP0843920B1 (en) 2013-12-11
JPH11502389A (ja) 1999-02-23
EP0843920A1 (en) 1998-05-27
WO1997013338A1 (en) 1997-04-10
JP2008035490A (ja) 2008-02-14
US5796785A (en) 1998-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4014223B2 (ja) 受信機及び改善されたフォーマットでデータを提供する方法
JP4014224B2 (ja) ディジタルオーディオ放送のデータシーケンスのフォーマットを変換するためのディジタルオーディオ放送受信機、装置および方法
EP1628420A2 (en) Mobile broadcast receiver for decoding broadcast services selected by the user
CN107431545B (zh) 用于hd无线电接收器的模拟与数字音频混合的方法和装置
KR100698273B1 (ko) 멀티미디어 방송 시스템 및 멀티미디어 방송 채널 관리방법
US20050262419A1 (en) Superframe error coding in digital audio broadcasting systems
EP1566905A1 (en) Enhanced error protection for packet-based service delivery in digital broadcasting systems
KR20070055970A (ko) 디지털 방송 시스템에서 서로 다른 버전의 전자 서비스가이드를 송수신하는 방법 및 장치
JPH04502693A (ja) 無線データ・システム
KR101119250B1 (ko) 디지털 방송 시스템에서 슬립 모드시 긴급 서비스 송수신을위한 방법 및 이를 위한 송수신기
TW200408207A (en) Digital Audio Broadcasting receiver
KR101013646B1 (ko) 아날로그 라디오 전송 시스템 내의, 대체 r 디지털 송신주파수와 관련한 부가 데이터 전송 방법 및 장치
WO1997028620A1 (en) Coding of file segments on a digital radio channel
KR20070062755A (ko) 한시적으로 ca 디지털 방송을 제공하는 방법
KR101181776B1 (ko) 재난 정보 송수신 방법 및 재난 정보 수신 장치
JP2011176547A (ja) デジタルオーディオ放送受信装置及びデジタルオーディオ放送受信方法
KR100831357B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송의 송신방법 및 수신방법
EP0833468B1 (en) Receiver for receiving mulliplexed broadcast programmes, comprising audio data and supplementary broadcast data
JP3830074B2 (ja) ディジタル放送受信装置及びそのラベル表示方法
JP3290083B2 (ja) 放送受信機
JP2001352264A (ja) ディジタル放送受信装置及びその割り込み受信制御方法
KR100930729B1 (ko) 방송 시스템에서의 신호 송신 방법 및 신호 수신 방법
CN101375601A (zh) 发射和接收数字广播信号的方法和接收系统
JPH10303763A (ja) ディジタル放送用ラジオ受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060905

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070606

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees