JP4013429B2 - 農作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トラクタや田植機等の農作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、左右一対の後輪を制動するディスク式ブレーキ装置と、前記ディスクを圧着する油圧式アクチュエータ、及びこのアクチュエータに圧油を送る制御弁とを設け、車体の旋回操作に連動して前記アクチュエータを作動させて旋回内側の後輪にブレーキをかけるブレーキ制御装置を備えたトラクタ等の農作業車が知られており、更に前記ブレーキ制御装置には、前記制御弁への通電出力を変更してブレーキ圧を変更するブレーキ圧設定器を備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のトラクタを操縦して旋回する際には、この圃場状態に応じて適宜ブレーキ圧を変更する場合があるが、前記従来のディスク式ブレーキ装置を有するブレーキ制御装置においては、ブレーキ作動中にブレーキ圧を変更、特に「弱」側操作しても、ディスク間の静止摩擦トルクが大きいために、ディスクの圧着状態が継続しブレーキ圧が変更されない場合が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記の課題を解決するべく、農作業車のブレーキ制御装置を以下のように構成した。
即ち、左右一対の後輪(3,3)を制動するディスク式ブレーキ装置(28,28)と、前記ディスクを圧着する油圧式アクチュエータ(37,37)、及びこの油圧式アクチュエータ(37,37)に圧油を送る制御弁(47,47)とを設け、車体のハンドル切角センサ(11)の検出値が旋回操作と判定される場合は、ブレーキ圧設定ダイヤル(1 6)の設定値に応じて、旋回内側の前記油圧式アクチュエータ(37)を作動させて旋回内側の後輪(3)にブレーキをかけるブレーキ制御装置を備えた農作業車であって、前記左右一対の後輪(3,3)を制動する左右の後輪ブレーキペダル(36,36)を設け、前記油圧式アクチュエータ(37,37)が作動中であっても左右の後輪ブレーキペダル(36,36)による操作が優先される構成とし、前記ブレーキ圧設定ダイヤル(16)の設定値が変更されると前記制御弁(47,47)への通電出力を変更してブレーキ圧を変更する構成とし、前記油圧アクチュエータ(37,37)が作動中で農作業車が旋回中に前記ブレーキ圧設定ダイヤル(16)の設定値がブレーキ圧「弱」側に変更された際には、前記通電出力を所定時間に亘って「切」に保持した後、設定値に応じた通電出力を行なうにあたり、油圧式アクチュエータ(37,37)のピストンを押す直前と想定される所定時間は最大流量で圧油を送る構成にすると共に、この所定時間はブレーキ圧の再設定圧が小さくなるほど短い時間となるように構成し、さらに、前記通電出力を「切」に保持する所定時間(T)の経過前において、ブレーキ圧設定ダイヤル(16)が弱い側に変更された場合には、現在経過中の所定時間(T)のみを有効とし、この所定時間(T)経過後に通電出力を行ってブレーキを作動させる制御手段(48)を設けたことを特徴とする農作業とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】
以上のように構成した農作業車は、車体の旋回操作、即ち、車体のハンドル切角センサの検出値が旋回操作と判定される場合は、ブレーキ圧設定ダイヤルの設定値に応じたブレーキ圧となるよう制御弁に対し通電出力が行われ、油圧アクチュエータが作動して旋回内側の後輪にブレーキがかかる。
左右一対の後輪を制動する左右の後輪ブレーキペダルを設け、油圧式アクチュエータが作動中であっても左右の後輪ブレーキペダルによる操作が優先される。
農作業車が旋回中において、ブレーキ設定ダイヤルの設定値がブレーキ圧「弱」側に変更されると、一旦制御弁に対し所定時間Tにわたってブレーキ圧を「切」に相当する通電出力を行なって、前記ディスク間の圧着状態を緩和した後に設定値に応じたブレーキ圧となるよう通電出力を行なうが、油圧式アクチュエータのピストンを押す直前と想定される所定時間は最大流量で圧油を送る。この所定時間はブレーキ圧の再設定圧が小さくなるほど短い時間となるようにする。
通電出力を「切」に保持する所定時間Tの経過前において、ブレーキ圧設定ダイヤル16が弱い側に変更された場合には、現在経過中の所定時間Tのみを有効とし、この所定時間T経過後に通電出力を行ってブレーキを作動させる。
【0006】
しかして、前記静摩擦トルクによるブレーキ圧の変更が成されないといった課題を解消することができ、圃場の状態に応じて適宜ブレーキ圧を変更することができる。
また、ディスク間の圧着状態を緩和した後に設定値に応じたブレーキ圧となるよう通電出力を行なうが、このとき油圧式アクチュエータのピストンを押す直前と想定される所定時間は最大流量で圧油を送る構成としているので、出力オフによるタイムラグを軽減させることができるようになる。
また、通電出力を「切」に保持する所定時間(T)の経過前において、ブレーキ圧設定ダイヤルが弱い側に変更された場合には、現在経過中の所定時間(T)のみを有効とし、この現在経過中の所定時間(T)経過後に通電出力を行ってブレーキを作動させるようにしているので、迅速に変更後の設定圧によるブレーキ出力をしブレーキの効きのタイムラグを防止し、円滑に旋回することができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、農作業車の一例を示すトラクタ1の全体側面図であって、このトラクタ1は車体前部左右に一対の前輪2,2を、車体後部左右に一対の後輪3,3を設けている。前記左右前輪2,2の車軸を支持する前車軸ケース4は、前フレーム5の下側に取り付けられ、左右後輪3,3を支持する後車軸ケース6,6は、ミッションケース7の後側面に取り付けられている。
【0008】
前記前フレーム5の中央部上側には、ディーゼル式エンジン8を搭載し、エンジン8とその補機類(図示省略)との前方、左右両側方をボンネット9で被覆し、この後方のハンドル10を左右に回転操作させると、前記左右前輪2,2が左右に舵取りされる。また、このハンドル10の回動基部には、車体の旋回操作を検出する手段であるハンドル切角センサ11が設けられている。
【0009】
左右後輪3,3の上側は、左右フェンダ12,12で被覆し、左右フェンダ12,12の間に座席13が設けられている。座席13下方のフロア14の前部右側には、左右後輪3,3を夫れ夫れ独立して制動する左右ブレーキぺダル15,15が設けられている。また、座席13の側方にはハンドル10、後述する後輪ブレーキ圧を変更する設定器であるブレーキ圧設定ダイヤル16等が設けられている。
【0010】
車体の後部には、作業機昇降用油圧シリンダ17により上下回動するリフトアーム18,18が設けられ、このリフトアーム18,18の先端部と、ロワーリンク19,19の中間部との間を、リフトロッド20,20で連結し、リフトアーム18,18を上下回動することにより、ロワーリンク19,19の後端部に連結した作業機が昇降される構成となっている。
【0011】
図2には、前記トラクタ1の伝動系統図が図示されている。エンジン8の回転動力は、主クラッチ21を経由して前記ミッションケース7の前部に入力される。主クラッチ21を経由した動力は、前後輪を駆動する走行駆動系と、作業機を駆動するPTO駆動系の2系統に分岐される。
【0012】
走行駆動系は、前後進切替装置22、主変速装置23、副変速装置24を経て、ピニオン軸25により、後輪デフ装置26に伝動される。更に、後輪デフ装置26から左右の後輪駆動軸27,27、後車軸ケース6,6内の伝動装置を経て、左右後輪3,3に伝達される。左右の後輪出力軸27,27には、ディスク式ブレーキ装置28,28が設けられている。
【0013】
前記ピニオン軸25の動力は、これに並行に架設した前輪駆動伝達軸29にも伝動される。前輪駆動伝達軸29には、2つの湿式多板クラッチからなる4WD切替装置30が設けられ、この4WD切替装置30のクラッチの1つを圧着することで、トラクタを左右後輪3,3と左右前輪2,2の回転速度が略等速である「前後輪等速四駆」の状態と、旋回時に左右前輪2,2の回転速度が左・右後輪3,3の回転速度に対して略2倍の「前輪増速四駆」の状態とを切り替えることができ、更に両クラッチを伝動「切」とすることで、後輪3,3だけを駆動する「後輪二駆」の状態に切り替えるものである。
【0014】
また、前記4WD切替装置30を経由した動力は、ミッションケース7の前方に取り出され、更に、前輪駆動軸31を介して、前車軸ケース4に伝動される。
前車軸ケース4の左右方向中間部には、前輪デフ装置32が設けられていて、前車軸ケース4に入力された動力は、前輪デフ装置32を経由して、左右前輪2,2を駆動する構成である。
【0015】
一方、前記PTO駆動系は、PTO変速装置33を経て、ミッションケース7の後面から後方に突出するPTO軸34に取り出され、作業機(図示省略)に伝動される構成である。
後輪ブレーキ装置28は、図3に示されるように、後車軸ケース6の外部に前記のブレーキディスクを圧着するブレーキ操作軸35aを突出して設け、これに一体的に前後回動するブレーキアーム35bを取り付け、ブレーキアーム35bの先端部と、前記後輪ブレーキぺダル36との間にブレーキロッド35cを連結している。これにより、後輪ブレーキぺダル36を踏み込むと、ブレーキアーム35bが前側(図では右側)に回動し、後輪3が制動される。なお、後輪ブレーキ装置28は左右一対設けられている。
【0016】
また、後輪3にブレーキをかける油圧式アクチュエータであるブレーキ油圧シリンダ37のピストン37aの先端部が、前記ブレーキアーム35bの先端部後面に当接しており、このピストン37aが伸長すると、ブレーキアーム35bが前側に回動して、前述同様ブレーキディスクが圧着して後輪3にブレーキがかかる。後輪ブレーキぺダル36の踏み込み動作及びピストン37aの伸長が解除されると、復帰スプリング38の作用により、ブレーキアーム35bが後側に引き戻され、後輪ブレーキが解除される。
【0017】
後輪ブレーキ装置28は前記の構成であるので、ブレーキ油圧シリンダ37が作動していても、左右の後輪ブレーキぺダル36,36による操作が優先されている。
図4は、トラクタ1の一部油圧回路を示している。トラクタ1には主油圧ポンプ39及びパワステ油圧ポンプ40を備え、主油圧ポンプ39から吐出する圧油により、前記昇降油圧シリンダ17、作業機ローリング用油圧シリンダ41、4WD切替用油圧クラッチ30、及び、左右後輪ブレーキ用油圧シリンダ37,37を作動させる。また、前記パワステ油圧ポンプ40から吐出した圧油により、パワステ装置42を作動させる構成である。
【0018】
前記主油圧ポンプ39側の回路について詳細に説明すると、同ポンプ39から吐出された圧油は、作業機昇降用油圧シリンダ17とローリング用油圧シリンダ41を接続する作業機系の回路と、4WD切替装置30とブレーキ油圧シリンダ37,37とを接続する走行系の回路に分岐されている。
【0019】
そして、前記ブレーキ油圧シリンダ37への回路には、後輪ブレーキ圧を変更する制御弁である比例圧力制御弁47,47を設け、このソレノイドへの通電量を変更することで油路開度を変更し、ブレーキ圧を変更する構成となっている。尚、図中符号44及び45は、各種制御弁を内装するバルブケースを示す。
【0020】
次に、トラクタ1の制御手段であるコントローラ48、及びブレーキ制御装置について説明する。
コントローラ48は、図5に示すように、内部にCPU、EEPROM,RAM、タイマー等を有し、入力側には、ブレーキ圧設定ダイヤル16、ハンドル切角センサ11、車速センサ49等を接続して設け、出力側には左右の比例圧力制御弁47,47のソレノイド47a,47aや他の制御弁へのソレノイドを接続している。
【0021】
そして、コントローラ48では、前記ブレーキ圧設定ダイヤル16の設定値を検出し、この検出値に応じて前記比例圧力制御弁47,47のソレノイド47a,47aへの通電出力を変更することで同制御弁の開度を変更する。これにより、ブレーキ油圧シリンダ37,37のシリンダ内圧が変わり、ブレーキディスクの圧着力が変更され左右後輪3,3のブレーキ圧が変更される。
【0022】
次に、図6に基づき、この発明のブレーキ制御装置の作用について説明する。
最初にコントローラ48によって各種センサやスイッチ、設定器等の状態が読み込まれる。そして、ハンドル切角センサ11の検出値が車両の旋回操作と想定される程一定角度以上かどうかが判定され、これがYESの場合は、前記ブレーキ圧設定ダイヤル16の設定値に応じて通電出力値を読み込みセットした後、その値に応じて旋回内側の前記比例圧力制御弁47に通電が行なわれる。
【0023】
しかして、トラクタ1は、旋回内側の後輪3にブレーキがかかった状態で旋回する。
そしてこの旋回中には、前記ブレーキ圧設定ダイヤル16の設定値が変更されたかどうかを判定すると共に、これがYESであるときには、変更値がブレーキ圧「弱」側かどうかを判定する。そして前記判定が共にYESのときに、所定時間T(例えば、80msec)に亘り、ブレーキ出力を「切(OFF)」としその後に、再度ブレーキ圧設定ダイヤル16で設定された設定値に応じて通電出力をセットし比例圧力制御弁47への通電を開始する。
【0024】
尚、ここではブレーキOFF後のブレーキ出力再開初期において、前記ブレーキ油圧シリンダのピストンが実際にブレーキアーム35bを押していく過程では前記復帰スプリング38等の負荷がかかる。このときに、前述のように出力を「切」とした後に再度設定値に応じてブレーキ圧を上げていくとタイムラグを生じる場合が有ので、ピストンを押す直前と想定される所定時間(イニシャル時間)だけ最大流量で圧油を送る。これにより、出力OFFによるタイムラグを軽減することができる。またこのイニシャル時間は、ブレーキ圧の再設定値が小さくなるほど短く変更する構成としても良い。
【0025】
図7に示すタイムチャートは、前記ブレーキ圧設定ダイヤル16の設定値を変更した場合の比例圧力制御弁47のソレノイド47aへの通電状態を示すタイムチャートである。ここでは、ダイヤル16値が「弱」側に操作され、前記所定時間T経過前に、更にブレーキ圧設定ダイヤル16が1段階弱い側に変更された場合には、後者の所定時間Tのブレーキ出力OFFを行なわずに、最初の出力OFFのみを有効とし、所定時間経過後に即座にブレーキ出力を行なう構成となっている。尚、2段階以上ブレーキ設定圧が弱い側に変更された場合も同様である。
【0026】
このようにブレーキ出力OFF中に、続けて「弱」側への設定操作がなされたときに、更に所定時間Tの出力OFFをすると、ブレーキの効きにタイムラグが生じ、円滑に旋回できない。しかし、前記のように制御することにより、迅速に変更後の設定圧によるブレーキ出力をしブレーキの効きのタイムラグを防止し、円滑に旋回することができる。
【0027】
以上のように、ブレーキ圧設定ダイヤル16がブレーキ圧「弱」側に操作された場合には、所定時間Tにわたり通電出力を「切」とし、その後に調節されたブレーキ出力を行なうので、ブレーキディスクの圧着状態が確実に緩和されてディスクの滑りが円滑となり、設定通りのブレーキ圧にて車体を旋回させることができトラクタの旋回性を向上することができる。
【0028】
尚、前記比例圧力制御弁47への通電出力は「切」として油圧シリンダ37のピストンを最短まで短縮する構成としたが、これはブレーキ圧「0」に近い弱い通電出力としてブレーキ圧、即ちディスクの圧着を解除する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体側面図である。
【図2】伝動系統図である。
【図3】後輪ブレーキ装置の切断側面図である。
【図4】油圧回路図である。
【図5】制御回路のブロック図である。
【図6】フローチャートである。
【図7】タイムチャートである。
【符号の簡単な説明】
1 トラクタ
2 前輪
3 後輪
11 ハンドル切角センサ
16 ブレーキ圧設定ダイヤル
28 ディスク式ブレーキ装置
36 後輪ブレーキペダル
37 油圧式アクチュエータ(ブレーキ油圧シリンダ
47 制御弁比例圧力制御弁
48 制御手段(コントローラ

Claims (1)

  1. 左右一対の後輪(3,3)を制動するディスク式ブレーキ装置(28,28)と、前記ディスクを圧着する油圧式アクチュエータ(37,37)、及びこの油圧式アクチュエータ(37,37)に圧油を送る制御弁(47,47)とを設け、車体のハンドル切角センサ(11)の検出値が旋回操作と判定される場合は、ブレーキ圧設定ダイヤル(16)の設定値に応じて、旋回内側の前記油圧式アクチュエータ(37)を作動させて旋回内側の後輪(3)にブレーキをかけるブレーキ制御装置を備えた農作業車であって、前記左右一対の後輪(3,3)を制動する左右の後輪ブレーキペダル(36,36)を設け、前記油圧式アクチュエータ(37,37)が作動中であっても左右の後輪ブレーキペダル(36,36)による操作が優先される構成とし、前記ブレーキ圧設定ダイヤル(16)の設定値が変更されると前記制御弁(47,47)への通電出力を変更してブレーキ圧を変更する構成とし、前記油圧アクチュエータ(37,37)が作動中で農作業車が旋回中に前記ブレーキ圧設定ダイヤル(16)の設定値がブレーキ圧「弱」側に変更された際には、前記通電出力を所定時間に亘って「切」に保持した後、設定値に応じた通電出力を行なうにあたり、油圧式アクチュエータ(37,37)のピストンを押す直前と想定される所定時間は最大流量で圧油を送る構成にすると共に、この所定時間はブレーキ圧の再設定圧が小さくなるほど短い時間となるように構成し、さらに、前記通電出力を「切」に保持する所定時間(T)の経過前において、ブレーキ圧設定ダイヤル(16)が弱い側に変更された場合には、現在経過中の所定時間(T)のみを有効とし、この所定時間(T)経過後に通電出力を行ってブレーキを作動させる制御手段(48)を設けたことを特徴とする農作業車。
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