JP4013321B2 - 変速機及びその補修方法 - Google Patents

変速機及びその補修方法 Download PDF

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  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャフト上のギヤ要素等の交換や補修を容易に行うことができる変速機及び補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に変速機は、図11に示すように、ローギヤ1、ハイギヤ2、フォワードギヤ3、リバースギヤ4、ローハイ切換え用のシンクロ機構5及び前後進切換え用のシンクロ機構6が装着されたカウンタシャフト9(以下、第2のシャフトという)と、スピードギヤ10及びアイドラギヤ11が装着されたインプットシャフト14(以下、第1のシャフトという)とが、所定のギヤ同士が噛合するように、それらシャフト両端を変速機ケース17の軸方向に対向する前後の側部で各軸受け部材7、8及び12、13を介して支持されている。なお、第1のシャフト14のアイドラギヤ11はアイドラシャフト19上のアイドラギヤ19aを介してアウトプットシャフト20のギヤに結合されている。
【0003】
このような変速機は、エンジンで駆動される第1のシャフト14の回転がシンクロ機構5の動作により第2のシャフト9上のローギヤ1又はハイギヤ2を介して第2のシャフト9に伝達され、更にシンクロ機構6の動作によってリバースギヤ3の回転が第1のシャフト14上のアイドラギヤ11に伝達され、該アイドラギヤ11と噛合したアイドラシャフト19上のアイドラギヤ19aを介してアウトプットシャフト20が後進の回転方向に駆動される。また、シンクロ機構6によってリバースギヤ4に第2のシャフト9の回転が伝達されるときは、該前進ギヤ4に噛合したアイドラシャフト19上のアイドラギヤ19aを介してアウトプットシャフト20が前進の回転方向に駆動される。
【0004】
上記変速機において、従来の変速機ケース17は、操作機構21の支持板22によって閉塞される上方開口18をもつ主ケース17Aを主体に構成されている。この主ケース17Aは、軸方向に対向する前方側部に第1のシャフト14の前端を支持する軸受け部材12の嵌合用孔12aと、第2のシャフト9の前端を支持する軸受け部材7の嵌合用孔7aとが形成され、また、主ケース17Aの後方側部には、図12に示すように、第1のシャフト14の後方側中間部を支持する軸受け部材13の嵌合用孔13aと、第2のシャフト9の後方端部を支持する軸受け部材8の嵌合用孔8aと、アイドラシャフト19の後端を支持する軸孔23と、アウトプットシャフト20の後端を支持する軸受け部材24の嵌合用孔24aとがそれぞれ形成されている。
【0005】
このような構成の変速機は、開放状態の上方開口18よりローギヤ1等の主要素及びスピードギヤ10等の主要素が装着された状態の第1のシャフト14と第2のシャフト9とを主ケース17A内に組込み、各軸受け部材7、8、12、13を取付けるようにして、変速機の組立を簡素化している。この軸受け部材7、8、12、13を取付ける前の各嵌合用孔7a、8a、12a、13aは変速機ケース内軸方向に主要素の装着された状態のシャフトの端部の逃しスペースとなっている。
【0006】
そして、第1のシャフト14と第2のシャフト9の各軸受け部材7、12の嵌合用孔7a、12aは、フロントケース17Bで閉塞され、軸受け部材8、13の嵌合用孔8a、13aはリヤケース17Cで閉塞される。また、アイドラシャフト19の軸孔23は嵌合用孔8a、13aと同じリヤケース17Cで閉塞され、アウトプットシャフト20の嵌合用孔24aは別のリヤケース17Dで閉塞される。
【0007】
また、修理工場等で車両への搭載後に変速機の内部要素を分解、交換、補修の必要が生じた場合には、上方開口18より工具を使用して行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の変速機では、組立及び分解を行う際、ギヤ、シンクロ等を単品状態でケース内に入れたり出したりして行っていた。これでは、ギヤ等に傷などがつきやすく作業性及び品質保証のうえで十分でなかった。そこで、修理工場等では、変速機本体を車両から外す必要のある作業の場合、リフト等の重機設備を使用して変速機を持上げ、車両から変速機全体を取出し、車両の外で変速機の補修作業を行っているのが現状である。
【0009】
しかしながら、上記重機設備を使用した作業は、コスト高であり、こうした設備を使わずに、変速機の補修作業を行いたいという要望がある。
本発明は、変速機本体を車両に搭載した状態で変速機の内部要素の分解、交換、補修を容易に行うことができる変速機を提供することを解決すべき課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本発明等は種々検討を重ね、ギヤ、シンクロ等の各要素をシャフトに組込んだサブアッセンブリ状態で組立、分解を可能とすることを考えた。変速機全体は車両から取外さず、各要素が装着された状態のシャフトだけを変速機ケースから車両外へ取出そうとする場合、従来の変速機では、車両搭載上のスペースの問題から変速機の全長が制約されており、各要素が装着された状態のシャフトの端部を変速機ケース外へ逃すスペースがなく、各要素が装着された状態のシャフトだけを車両外へ取出すことができない。また、軸受け部材は車両搭載状態の変速機ケースより取外すことができないため、各嵌合用孔はシャフト端部の逃しスペースとならない。
【0011】
そこで、本発明等は各要素が装着された状態のシャフトだけを変速機ケースから車両外へ取出し得るようにするため、変速機の軸方向に対向した少なくとも一方の側部に比較的広い開口を設け、該開口を覆うカバーで各シャフトの軸受け部材を保持することにより、問題を解決できることを確認した。
すなわち上記課題を解決した本発明の変速機は、エンジンの回転が伝達され、所定のギヤが装着された第1のシャフトと、前記第1のシャフトの前記ギヤと噛合したギヤとシンクロ機構とが装着された第2のシャフトと、シンクロ機構を動作させる操作機構を支持する支持板によって閉塞される上方開口をもち、前記第1のシャフト及び第2のシャフトを回転自在に保持する変速機ケースと、を具備する変速機であって、
前記変速機ケースは、該変速機ケース内に配置される前記第1及び第2のシャフトの各一端側の側部に側部開口をもつと共に該側部開口と対向した該第1及び第2のシャフトの各他端側の側部に該第1及び第2のシャフトの各他端側を支承するための各凹部をもつ主ケースと、さらに、前記第1及び第2のシャフトの各一端側を支承する軸受け部材を嵌入保持する各凹部を有し、前記側部開口を閉塞するカバーとからなり、
前記主ケースの側部開口は、前記カバーを外した開放状態で前記シャフトの一端側を逃して該主ケースから該シャフトの他端側を離脱させ得ると共に該シャフトを旋回させ得る開口であり、
前記ギヤを装着した状態の第1のシャフトまたは前記ギヤ及びシンクロ機構を装着した状態の第2のシャフトを、前記支持板を外した上方開口から取出し可能としたことを特徴とするものである。
【0012】
本発明の他の一つは、上記の本発明の変速機の補修方法であって、
前記変速機が車両に搭載された状態で前記操作機構の支持板及び前記カバーを外して前記変速機ケースの上方開口及び側部開口を開放状態とし、前記側部開口を挿通している前記第1のシャフトの一端該側部開口へ逃し、前記第1のシャフトの主ケースから離脱させ、さらに、該第1のシャフトの側を前記上方開口へ旋回させて、前記上方開口より前記ギヤが装着された状態の前記第1のシャフトを前記変速機を車両に搭載したまま車両外に取出すことを特徴とするものである。
また、本発明は、上記の本発明の変速機の補修方法であって、
前記変速機が車両に搭載された状態で前記操作機構の支持板及び前記カバーを外して前記変速機ケースの上方開口及び側部開口を開放状態とし、前記側部開口を挿通している前記第2のシャフトの一端側を該側部開口へ逃し、前記第2のシャフトの他端側を主ケースから離脱させ、該第2のシャフトを前記上方開口の長手方向へ旋回して該第2のシャフトの軸方向を該上方開口の長手方向へ合わせ、前記上方開口より前記ギヤ及び前記シンクロ機構が装着された状態の前記第2のシャフトを車両外に取出すことを特徴とするものである。
【0013】
本発明の変速機及び補修方法においては、カバーを外して側部開口を開放することにより、第1及び第2のシャフトの一端側がその側部開口を第1及び第2のシャフトの端部の逃げスペースとして用いることができ、この逃げスペースによりギヤ等が装着された状態の第1及び第2のシャフトを旋回させてシャフト方向を上方開口の長さ方向に合わせることにより、第1及び第2のシャフトを容易に変速機ケース内より車両の外に取出し得て、各シャフト上の各要素の分解、交換、補修を車両外で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の変速機及び補修方法において、第1のシャフトは、エンジンの回転が伝達され、該シャフト上に固着されたスピードギヤと、該シャフト上で遊転状態のアイドラギヤをもつことができる。第2のシャフトは、ローギヤ及びハイギヤと、フォワードギヤ及びリバースギヤと、ローハイ切換え用のシンクロ機構と、前後進切換え用のシンクロ機構とをもつことができる。
【0015】
第1及び第2のシャフトは、前記した所定のギヤ、シンクロ機構等が装着され、かつ、側部開口側に配置される各端の軸受け部材が装着された状態で変速機ケースの上方開口より該変速機ケースに装填される。
主ケースとカバーからなる変速機ケースにおいて、側部開口は、並設される各シャフトの軸方向同側に配置される端部に共通のものとして一つ設けることが好ましい。これにより側部開口が広くでき、逃げスペースとしての効果が大きくなる。
【0016】
カバーによって保持される各シャフトの端の軸受け部材は、カバーと一体に設けてもよい。
【0017】
【実施例】
次に本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。なお、図面は従来の変速機と同一の要素には同一の符号を付す。本発明の一実施例の変速機は、図1に示すように、第1及び第2のシャフト14、9の両端を支持する軸受け部材25、26及び軸受け部材27、28以外は、従来と同様の構成である。すなわち、第1のシャフト14には、スピードギヤ10及びアイドラギヤ11が装着され、第2のシャフト9にはローギヤ1、ハイギヤ2、フォワードギヤ3、リバースギヤ4、ローハイ切換え用のシンクロ機構5及び前後進切換え用のシンクロ機構6が装着されている。たたし、本構成では、アイドラシャフトが省略されている。アウトプットシャフト20は、第1のシャフト14のアイドラギヤ11と直接結合されている。
【0018】
本実施例の変速機においては、変速機ケース29に特徴がある。すなわち、変速機ケース29は、操作機構21の支持板22によって閉塞される上方開口18をもつと共に第1のシャフト14及び第2のシャフト9の各一端部が配置される軸方向前後の後方側部に側部開口30をもち、かつ側部開口30と対向した側部で前記第1のシャフト及び第2のシャフトの各他端部に装着される軸受け部材25、27の嵌合用孔12a、7aが形成された変速機主ケース29Aと、図2及び図3に示すように、前記側部開口30を閉塞するカバー31とから構成されている。
【0019】
変速機主ケース29Aは、軸受け部材25、27が嵌合された嵌合用孔12a、7aを閉塞するサブケース29Bと機能的に一体物である。
カバー31は、図3に示すように、側部開口30を閉塞するように変速機主ケース29Aに装着されるとき、第1及び第2のシャフト14、9の各一端部を軸受部材26、28を介して保持している。このため、カバー31の内面には、図3に示すように、前記軸受け部材26、28の外周面に嵌合する凹部26a、28aが形成されている。
【0020】
なお、変速機主ケース29Aはアウトプットシャフト20の軸受け部材24を隠蔽するサブケース17Dも一体化物としてもつ。
本実施例の変速機は以上のように構成される。次に上記構成の変速機の組立て方法及び修理工場での補修方法を説明する。
本実施例の変速機は、図9及び図10に示すように、ローギヤ1、ハイギヤ2、フォワードギヤ3、リバースギヤ4、ローハイ切換え用のシンクロ機構5及び前後進切換え用のシンクロ機構6と、側部開口30側に配置される端に軸受け部材28が装着された状態の第2のシャフト9と、スピードギヤ10及びアイドラギヤ11が装着され、かつ側部開口30側に配置される端に軸受け部材26が装着された状態の第1のシャフト14と車両外で組付ける。
【0021】
上記組付け状態の第2のシャフト9を図4に示すように、上方開口18より変速機主ケース29A内に入れ、軸受け部材28の付いていないシャフト端部を変速機主ケース29Aの嵌合用孔7aに挿入しつつ、第2のシャフト9を図5の矢印にて示すように旋回して第2のシャフト9の向きを軸方向に合わせ仮置きする(図6)。
【0022】
次に上記組付け状態の第1のシャフト14を、図7に示すように、軸受け部材26の付いた端部から上方開口18より側部開口30へ抜けるように挿入し、続いて図8に示すように反対側の端部を嵌合用孔12aに挿入する。これにより、同図8示すようにギヤ等の組付け状態の第1のシャフト14が変速機主ケース29Aに仮置きされる。なお、第1のシャフト14は、後端部分を後方へ後退させることができるので、その全長を短くして仮置きすることができる。
【0023】
次に上記仮置き状態の第1のシャフト14及び第2のシャフト9の各前端側に軸受け部材25、27を取付けると共に、各後端部の軸受け部材26、28をそれぞれ凹部26a、28aで保持してカバー31を組付ける。これにより、側部開口30が閉塞される。
上記のように組立てられた変速機を車両に搭載された状態で内部要素の分解、補修を行う場合は、先ず支持板22とカバー31を外す。そして、第1のシャフト14を車両の外に取出すときは、第1のシャフト14の端部を側部開口30に逃し、軸受け部材12から第1のシャフト14の端部を抜去り、図8、図7の手順で上方開口18より第1のシャフト14を取出す。第2のシャフト9も同様にして車両の外へ取出すことができる。
【0024】
補修を終えたギヤ等組付け状態の第1又は第2のシャフト14、9は、組立時の手順で変速機ケース内に設置することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、変速機の軸方向に対向した少なくとも一方の側部に比較的広い開口を設け、該開口を覆うカバーで各シャフトの軸受け部材を保持するように構成したので、各要素が装着された状態のシャフトだけをギヤの干渉を回避しつつ変速機ケースから車両外へ容易に取出すことができ、変速機本体は車両に搭載したまま、シャフト上の要素の分解、交換、補修を車両外で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の変速機を示し、図2のA線に沿って展開した展開断面図である。
【図2】 図1の変速機を右側から見た側面図である。
【図3】 本発明の一構成要素であるカバーを示す図である。
【図4】 第2のシャフトの組付け手順を示す説明図である。
【図5】 第2のシャフトの組付け手順を示す説明図である。
【図6】 第2のシャフトの組付け手順を示す説明図である。
【図7】 第1のシャフトの組付け手順を示す説明図である。
【図8】 第1のシャフトの組付け手順を示す説明図である。
【図9】 ギヤ等の組付け状態の第2のシャフトを示す説明図である。
【図10】 ギヤ等の組付け状態の第1のシャフトを示す説明図である。
【図11】 従来の変速機を示し、図12のB線に沿って展開した展開断面図である。
【図12】 図11の変速機を右側から見た側面図である。
【符号の説明】
14…第1のシャフト
9…第2のシャフトと
21…操作機構
22…支持板
18…上方開口
30…側部開口
25〜28…軸受け部材
31…カバー

Claims (3)

  1. エンジンの回転が伝達され、所定のギヤが装着された第1のシャフトと、
    前記第1のシャフトの前記ギヤと噛合したギヤとシンクロ機構とが装着された第2のシャフトと、
    シンクロ機構を動作させる操作機構を支持する支持板によって閉塞される上方開口をもち、前記第1のシャフト及び第2のシャフトを回転自在に保持する変速機ケースと、を具備する変速機であって、
    前記変速機ケースは、
    該変速機ケース内に配置される前記第1及び第2のシャフトの各一端側の側部に側部開口をもつと共に該側部開口と対向した該第1及び第2のシャフトの各他端側の側部に該第1及び第2のシャフトの各他端側を支承するための各凹部をもつ主ケースと、
    さらに、前記第1及び第2のシャフトの各一端側を支承する軸受け部材を嵌入保持する各凹部を有し、前記側部開口を閉塞するカバーとからなり、
    前記主ケースの側部開口は、前記カバーを外した開放状態で前記シャフトの一端側を逃して該主ケースから該シャフトの他端側を離脱させ得ると共に該シャフトを旋回させ得る開口であり、
    前記ギヤを装着した状態の第1のシャフトまたは前記ギヤ及びシンクロ機構を装着した状態の第2のシャフトを、前記支持板を外した上方開口から取出し可能としたことを特徴とする変速機。
  2. 請求項1に記載した変速機の補修方法であって、
    前記変速機が車両に搭載された状態で前記操作機構の支持板及び前記カバーを外して前記変速機ケースの上方開口及び側部開口を開放状態とし、
    前記側部開口を挿通している前記第1のシャフトの一端側を該側部開口へ逃し、
    前記第1のシャフトの他端側を主ケースから離脱させ、さらに、該第1のシャフトの他端側を前記上方開口へ旋回させて、
    前記上方開口より前記ギヤが装着された状態の前記第1のシャフトを前記変速機を車両に搭載したまま車両外に取出すことを特徴とする変速機の補修方法。
  3. 請求項1に記載した変速機の補修方法であって、
    前記変速機が車両に搭載された状態で前記操作機構の支持板及び前記カバーを外して前記変速機ケースの上方開口及び側部開口を開放状態とし、
    前記側部開口を挿通している前記第2のシャフトの一端側を該側部開口へ逃し、
    前記第2のシャフトの他端側を主ケースから離脱させ、該第2のシャフトを前記上方開口の長手方向へ旋回して該第2のシャフトの軸方向を該上方開口の長手方向へ合わせ、
    前記上方開口より前記ギヤ及び前記シンクロ機構が装着された状態の前記第2のシャフトを車両外に取出すことを特徴とする変速機の補修方法。
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