JP4012623B2 - シリンダ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、クッション作用を発揮する構成にしたシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシリンダ装置としては、例えば、図3に示すものがあった。
図3に示すように、シリンダチューブ1内にロッド2を組み込んでいる。そして、このロッド2には、図面左側の図示しない位置でピストンを設けている。
ピストン及びロッド2をシリンダチューブ1内に組み込んだら、このシリンダチューブ1に、次のようにして、筒状のリテーナ3及び筒状のシリンダヘッド4を組み付けている。
【0003】
リテーナ3の端部をシリンダヘッド4の開口端に挿入して、これらリテーナ3及びシリンダヘッド4を同軸上に隣接させるとともに、両者の外周面に形成した凸部5、6に、リング状の連結部材7をはめ込んでいる。
リング状の連結部材7は、図4に示すように、径方向に分割したもので、リテーナ3とシリンダヘッド4との外周面側から組み付けている。そして、この連結部材7の外周面に形成した嵌合溝23に、組み付け状態を保持するためのリング8をはめ込んでいる。したがって、これら連結部材7及びリング8によって、リテーナ3とシリンダヘッド4とが連結することになる。
【0004】
上記連結させたリテーナ3及びシリンダヘッド4をシリンダチューブ1内に挿入して、シリンダヘッド4の外周面をシリンダチューブ1の内周面端部に螺合させて固定している。
このとき、シリンダヘッド4の内周面に設けた軸受9で、上記ロッド2を摺動自在に支持している。さらに、リテーナ3とシリンダヘッド4とでリング状のシール部材10を挟み込み、このシール部材10をロッド2の外周面に圧接させて、ロッド2の外周面からの漏れを防いでいる。
また、リテーナ3の内周面では、ロッド2との間にすき間を確保して、流路11を形成している。
【0005】
このようにしてリテーナ3及びシリンダヘッド4をシリンダチューブ1に組み付けると、シリンダチューブ1内には、リテーナ3と図示しないピストンとによって圧力室36が形成される。
また、リテーナ3の径方向に形成した連絡通路12を、シリンダチューブ1に形成したポート13に連通させている。したがって、このポート13は、連絡通路12を介して、上記リテーナ3の内周面の流路11に連通することになる。
【0006】
ここで、上記リテーナ3の内周面のうち圧力室36側には、流路11よりも径を大きくしたクッション孔16を形成している。したがって、これらクッション孔16と流路11とが連続する部分に、段部20が形成される。
そして、このクッション孔16に、金属製あるいは合成樹脂製としたリング状のクッションリング17を組み込んでいる。
クッションリング17は、クッション孔16の径よりもやや小さな外径を有し、かつ、ロッド2に設けたクッションベアリング22の径よりもやや大きな内径を有する。したがって、ロッド2が図面右方向にストロークすると、クッションベアリング22が、クッションリング17内周面に挿入されることになる。
【0007】
このクッションリング17を組み込んだら、クッション孔16には、圧力室36側からリング状のストップリング18を組み込んでいる。
ストップリング18は、クッション孔16の径とほぼ同じ外径を有するもので、クッション孔16に圧入している。そして、その内径は、上記クッションリング17の径よりも大きくしている。
さらに、クッション孔16の開口端には、上記ストップリング18の抜けを規制するため、略C形状のスナップリング19をはめ込んでいる。
【0008】
上記クッションリング17は、ストップリング18、あるいは、リテーナ3内周面の段部20に当接するまでの範囲で、クッション孔16内を軸方向に移動することができる。
そして、このクッションリング17には、図5に示すように、ストップリング18側の端面に、複数の中継溝21を放射状に形成している。
【0009】
なお、リテーナ3及びシリンダヘッド4の外周面には、上記ポート13を挟んでOリング14、15を設けている。そして、リテーナ3側のOリング14によって、ポート13と圧力室36との間の漏れを防止し、シリンダヘッド4側のOリング15によって、シリンダチューブ1外部ヘの漏れを防止している。
【0010】
次に、上記従来例のシリンダ装置の作用を説明する。
いま、ポート13が図示しないタンクに連通し、ロッド2が図面右方向にストロークしているとする。
ロッド2がストロークして、クッションベアリング22がクッションリング17の内周面に挿入すると、これらクッションベアリング22の外周面とクッションリング17の内周面とのクリアランスによって絞り効果を発揮する。したがって、クッションリング17の前後で差圧が発生し、このクッションリング17が流路11側に移動して、段部20に圧接させられる。
【0011】
そして、クッションリング17が段部20に圧接した状態では、圧力室36と流路11とが、クッションリング17の内周面とクッションベアリング22の外周面とのクリアランスを介してのみ連通する。したがって、そのクリアランスの絞り効果によって、圧力室36の油圧が上昇して、クッション作用を発揮させることができる。
このように、ロッド2がストロークして、図示しないピストンがリテーナ3に近づいたとき、クッション作用を発揮させて、ピストンがリテーナ3に激突するのを防いでいる。
【0012】
上記の状態から、逆にポート13に圧油が供給されたとき、クッションリング17の前後で差圧が発生し、今度は、クッションリング17が圧力室36側に移動して、ストップリング18に当接する。
したがって、流路11が、クッション孔16内周面とクッションリング17外周面との間の空間→クッションリング17に形成した中継溝21を介して圧力室36に連通し、ロッド2を迅速にストロークさせることが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のシリンダ装置では、リテーナ3の内周面に、クッション孔16と、クッションリング17よりも径を小さくした流路11とを形成している。
そのため、クッション孔16にクッションリング17を組み込むときは、流路11側から組み込むことができず、圧力室36側から組み込まなければならない。そのため、クッションリング17を組み込んでから、このクッション孔16に、別部材としたストップリング18を設けている。
【0014】
ストップリング18は、クッションリング17が当接することから、高負荷時にも耐えうるようしっかりと固定する必要がある。そのため、さらにスナップリング19を用いて、ストップリング18の抜けを規制しなければならない。
しかし、このようにストップリング18及びスナップリング19を組み付けるのでは、部品点数が多くなるとともに、その組み付け工数も多くなり、コストがアップしてしまう。
この発明の目的は、部品点数や組み付け工数を少なくして、コストダウンを図ることのできるシリンダ装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、シリンダチューブと、シリンダチューブに組み込んだロッドと、ロッドに設けたピストンと、シリンダチューブの端部に組み付けたシリンダヘッドと、シリンダチューブ内であって上記シリンダヘッドよりも内側に設け、上記ピストンと相まって圧力室を形成する筒状のリテーナと、このリテーナ内に形成するとともに上記シリンダヘッド側に開口させた挿入孔と、リテーナ内に形成するとともに上記挿入孔に対して圧力室側において隣接し、かつ挿入孔の内径以下の内径を有するクッション孔と、このクッション孔に軸方向に移動自在に設けたクッションリングと、上記挿入孔とは反対側においてリテーナと一体形成し、かつ、クッションリングが上記圧力室側に抜けるのを防止するストッパと、上記シリンダヘッドと別部材であって、上記シリンダヘッドと隣接するとともに、上記リテーナの挿入孔に挿入してクッションリングの軸方向移動を規制する筒部材と、クッションリングのストッパ側端面の径方向に形成した中継溝と、シリンダチューブに形成したポートと、このポートを筒部材の内周面の流路に連通する連絡通路とを備えている
【0016】
そして、第1の発明は、上記リテーナあるいはシリンダヘッドのいずれか一方の隣接面に連絡溝を形成し、リテーナとシリンダヘッドとを隣接させたとき、上記連絡溝と、リテーナあるいはシリンダヘッドのいずれか他方の隣接面とが相まって、上記連絡通路を形成し、ロッドがストロークして、ロッドの所定位置がクッションリングの内周面に進入したとき、これらロッドの所定位置とクッションリングの内周面との間で絞り効果を発揮して、上記クッションリングが、ストッパあるいは筒部材の端部に当接するまでの範囲で軸方向に移動する構成にした点に特徴を有する。
【0017】
の発明は、第1の発明を前提とし、シリンダチューブの内周面端部を拡径させて形成した開口部と、この開口部の内底面によってシリンダチューブ内に形成される段部と、リテーナの外周面に設けたフランジとを備え、シリンダヘッドを開口部に挿入して所定位置に固定したとき、上記リテーナのフランジが、シリンダチューブ内の段部に押し付けられる構成にした点に特徴を有する。
の発明は、上記第1または第2の発明を前提とし、クッションリングのいずれかの端面に形成したテーパと、ストッパ側あるいは筒部材の端部側のいずれかに、上記クッションリングのテーパに対応させて形成した傾斜面とを備えた点に特徴を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1、2に、この発明のシリンダ装置の一実施例を示す。ただし、以下では、上記従来例との相違点を中心に説明するとともに、同一の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図1に示すように、シリンダチューブ1の内周面端部を拡径させて、開口部1aを形成している。したがって、シリンダチューブ1内には、この開口部1aの内底面によって段部24が形成される。
そして、シリンダチューブ1に形成したポート13を、この開口部1aに位置させている。
【0019】
また、筒状のリテーナ3の内周面を一定の内径とし、シリンダヘッド4側を挿入孔26とし、圧力室36側クッション孔16としている。そして、このリテーナ3の内周面には、クッション孔16の圧力室36側開口に位置させたストッパ27を一体に形成している。
そして、リテーナ3の内周面に、金属製あるいは合成樹脂製としたリング状のクッションリング17を組み付けたら、この内周面に筒部材32を圧入している。したがって、ここでは、リテーナ3の内周面のうち、ストッパ部27と筒部材32とに挟まれた部分がクッション孔16を構成し、筒部材32が挿入された部分が挿入孔26を構成する。
さらに、このリテーナ3の外周面には、シリンダヘッド4側の端部にフランジ28を形成している。
【0020】
また、筒状のシリンダヘッド4におけるリテーナ3側の隣接面33を平面とし、この隣接面33の径方向に、連絡溝34を形成している。
【0021】
なお、上記クッションリング17は、上記従来例で説明したように、その内周面に、ロッド2の所定位置に設けたクッションベアリング22が挿入されるようにしたものである。
そして、図2に示すように、そのストッパ27側の端面に、複数の中継溝21を放射状に形成している。なお、この中継溝21の数については、なんら限定するものではない。
このようにしたクッションリング17は、ストッパ27、あるいは、シリンダヘッド4に連接する筒部材32の端部に当接するまでの範囲で、クッション孔16内を軸方向に移動することができる。
【0022】
この実施例では、図2にも示すように、クッションリング17のストッパ27側の端面に、テーパ30を形成している。また、クッション孔16とストッパ27とが連続する部分に、上記テーパ30に対応する傾斜面31を形成している。
したがって、組み付け工程で、もしクッションリング17を逆向きに組み付けようとすると、クッションリング17のテーパ30を形成していない側の端面が傾斜面31にぶつかる。この場合、クッションリング17がクッション孔16から挿入孔26側に飛び出るので、筒部材32を挿入孔26に完全に挿入できず、シリンダヘッド4の隣接面33とリテーナ3の隣接面35との間に隙間ができてしまう。これにより、クッションリング17が逆向きであることを作業者に気付かせることができ、誤ったまま組み付け作業をすすめるのを未然に防止することができる。
【0023】
この実施例では、上記リテーナ3及びシリンダヘッド4をシリンダチューブ1の開口部1aから挿入するとともに、図1に示すように、シリンダヘッド4の外周面を開口部1aの内周面に螺合させて固定する。
この状態で、挿入筒部29の内周面とロッド2との間にすき間を確保して、流路11を形成している。
一方、シリンダヘッド4の隣接面33に形成した連絡溝34とリテーナ3の隣接面35とが相まって、連絡通路12を構成するようにしている。そして、上記流路11を、この連絡通路12を介して、ポート13に連通させている。
また、この状態で、上記リテーナ3のフランジ28が、シリンダチューブ1内の段部24に押し付けられるようにしている。
なお、ロッド2がストロークしたときのクッション作用については、上記従来例と同じなので、ここではその説明を省略する。
【0024】
以上述べた実施例のシリンダ装置では、クッション孔16にクッションリング17を組み込むときに、このクッションリング17を挿入孔26側から挿入すればよいので、ストッパ27をリテーナ3に一体に成形しておくことができる。
【0025】
また、上記実施例では、シリンダヘッド4を固定すると、リテーナ3のフランジ28がシリンダチューブ1内の段部24に押し付けられて、その部分でシール機能を発揮する。
したがって、図1にも示すように、リテーナ3側にOリング14を設けなくても、ポート13と圧力室36との間の漏れを防止することができ、部品点数の減少によるコストダウンを図ることができる。
【0026】
しかも、フランジ28が段部24に押し付けられた状態では、リテーナ3の動きが、シリンダチューブ1の開口部1a側へはシリンダヘッド4によって、また、ピストン25側へは段部24及びフランジ28によってそれぞれ規制される。したがって、上記従来例のように連結部材7及びリング8を用いなくてもリテーナ3のがたつきを防ぐことができ、部品点数を減少させるとともに、その組み付けを簡単にして、コストダウンを図ることができる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
また、挿入孔26に挿入した筒部材32は、別部材となっているが、その端部がシリンダヘッド4の隣接面33に当接している。そして、このシリンダヘッド4はシリンダチューブ1にしっかりと固定されているので、クッションリング17が筒部材32に当接しても、この筒部材32がずれてしまうこともない。
したがって、上記従来例のように、さらにスナップリング19を用いる必要もなく、部品点数を減少させて、コストダウンを図ることができる。
【0032】
さらに、この実施例のように、とシリンダヘッド4と筒部材32別部材として、シリンダヘッド4の隣接面33とリテーナ3の隣接面35とをフラットなまま隣接させることができる。したがって、いずれかの隣接面33、35に連絡溝34を形成しておけば、孔開け加工をしなくても、連絡通路12を形成することが可能となる
【0033】
なお、上記筒部材32を挿入する挿入孔26の径は、クッションリング17を組み込む点を考慮すれば、少なくともクッションリング17よりも大きな径を有していればよい。例えば、上記実施例のように、リテーナ3の内周面が一定の径を有するようにすれば、その加工も簡単にできるといった効果も得られる。
さらに、上記実施例では、ロッド2を貫通させたロッド室側タイプのシリンダヘッド4を用いて説明したが、ロッド2を貫通させないボトム側タイプのシリンダヘッドであってもかまわない。
【0034】
【発明の効果】
第1の発明によれば、シリンダヘッド側から、クッションリングおよびシリンダヘッドと別体にした筒部材を順に挿入するだけで、クッションリングを、筒部材とリテーナに設けたストッパとの間に介在させることができるので、従来のようにストップリングを止めるスナップリングを必要としない。このように部品点数を減らせるので、その分、組み付け工数も少なくなり、絶対的に大幅なコストダウンを実現できる。
また、挿入孔に挿入する筒部材は、しっかりと固定されたシリンダヘッドに連係しているので、クッションリングが筒部材に当接しても、この筒部材がずれてしまうこともない。
【0035】
しかも、筒部材をシリンダヘッドと別部材としたので、シリンダヘッドの隣接面とリテーナの隣接面とをフラットなまま隣接させることができる。したがって、いずれかの隣接面に連絡溝を形成しておけば、孔開け加工をしなくても、連絡通路を形成することが可能となる。
【0036】
の発明によれば、第1の発明において、リテーナのフランジがシリンダチューブ内の段部に押し付けられて、その部分でシール機能を発揮する。したがって、リテーナ側にOリングを設けなくてもよく、部品点数の減少によるコストダウンを図ることができる。
しかも、フランジが段部に押し付けられた状態では、リテーナの動きが、シリンダチューブの開口部側へはシリンダヘッドによって、また、ピストン側へは段部及びフランジによってそれぞれ規制される。したがって、上記従来例のように連結部材及びリングを用いなくてもリテーナのがたつきを防ぐことができ、部品点数を減少させるとともに、その組み付けを簡単にして、コストダウンを図ることができる。
【0037】
の発明によれば、第1または第2の発明において、組み付け工程で、もしクッションリングを逆向きに組み付けようとすると、クッションリングのテーパを形成していない側の端面が傾斜面にぶつかる。したがって、他の部品を組み付けようとしても、うまく組み付けられなくなるので、クッションリングが逆向きであることを作業者に気付かせることができ、誤ったまま組み付け作業をすすめるのを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のシリンダ装置を示す断面図である。
【図2】 クッションリング17を示す斜視図である。
【図3】 従来例のシリンダ装置を示す断面図である。なお、図1に示すものとは方向を逆にした タイプである
【図4】 リング状の連結部材7及びリング8を示す斜視図である
【図5】 クッションリング17のストップリング18側の端面を示す図である
【符号の説明】
1 シリンダチューブ
1a 開口部
2 ロッド
3 リテーナ
4 シリンダヘッド
11 流路
12 連絡通路
13 ポート
16 クッション孔
17 クッションリング
21 中継溝
22 クッションベアリング
24 段部
25 ピストン
26 挿入孔
27 ストッパ
28 フランジ
30 テーパ
31 傾斜面
32 筒部材
33 (シリンダヘッド4の)隣接面
34 連絡溝
35 (リテーナ3の)隣接面
36 圧力室

Claims (3)

  1. シリンダチューブと、シリンダチューブに組み込んだロッドと、ロッドに設けたピストンと、シリンダチューブの端部に組み付けたシリンダヘッドと、シリンダチューブ内であって上記シリンダヘッドよりも内側に設け、上記ピストンと相まって圧力室を形成する筒状のリテーナと、このリテーナ内に形成するとともに上記シリンダヘッド側に開口させた挿入孔と、リテーナ内に形成するとともに上記挿入孔に対して圧力室側において隣接し、かつ挿入孔の内径以下の内径を有するクッション孔と、このクッション孔に軸方向に移動自在に設けたクッションリングと、上記挿入孔とは反対側においてリテーナと一体形成し、かつ、クッションリングが上記圧力室側に抜けるのを防止するストッパと、上記シリンダヘッドと別部材であって、上記シリンダヘッドと隣接するとともに、上記リテーナの挿入孔に挿入してクッションリングの軸方向移動を規制する筒部材と、クッションリングのストッパ側端面の径方向に形成した中継溝と、シリンダチューブに形成したポートと、このポートを筒部材の内周面の流路に連通する連絡通路とを備え、上記リテーナあるいはシリンダヘッドのいずれか一方の隣接面に連絡溝を形成し、リテーナとシリンダヘッドとを隣接させたとき、上記連絡溝と、リテーナあるいはシリンダヘッドのいずれか他方の隣接面とが相まって、上記連絡通路を形成し、ロッドがストロークして、ロッドの所定位置がクッションリングの内周面に進入したとき、これらロッドの所定位置とクッションリングの内周面との間で絞り効果を発揮して、上記クッションリングが、ストッパあるいは筒部材の端部に当接するまでの範囲で軸方向に移動する構成にしたシリンダ装置。
  2. シリンダチューブの内周面端部を拡径させて形成した開口部と、この開口部の内底面によってシリンダチューブ内に形成される段部と、リテーナの外周面に設けたフランジとを備え、シリンダヘッドを開口部に挿入して所定位置に固定したとき、上記リテーナのフランジが、シリンダチューブ内の段部に押し付けられる構成にしたことを特徴とする請求項1記載のシリンダ装置。
  3. クッションリングのいずれかの端面に形成したテーパと、ストッパ側あるいは筒部材の端部側のいずれかに、上記クッションリングのテーパに対応させて形成した傾斜面とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシリンダ装置。
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