JP4012034B2 - タイヤ空気圧監視装置とその監視方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に取り付けられた複数タイヤの空気圧を監視する装置に関し、特に、タイヤの取り付け位置を特定できる空気圧監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、タイヤの空気圧信号、特に空気圧異常を含めた信号をタイヤ毎の送信アンテナから送信し、タイヤ近傍に設置した受信アンテナを通してタイヤ空気圧を報知するには次のような手法が提案されていた。
【0003】
(1)タイヤ毎にタイヤ近傍に受信アンテナを配置していずれの受信アンテナからの信号を受信したかを検知して、いずれのタイヤからの送信信号であるかを判別すること(例えば、特許文献1参照)、
(2)複数のタイヤ近傍に受信アンテナを1つ配置し、タイヤに向けてタイヤ毎に送信アンテナを設け、タイヤ別の識別IDを付与し、送信側と受信側の双方向通信で識別IDを確認してタイヤを識別すること、
(3)複数のタイヤ近傍に受信アンテナを1つだけ配置してタイヤ毎の送信アンテナからの信号にはタイヤ別の識別IDを付与し、送信側からの一方向通信による受信信号の識別IDからタイヤを識別すること(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録公報第2538986号
【0005】
【特許文献2】
特開平8−227492号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術の(1)の手法は、タイヤ毎に受信アンテナを設置する必要があり且つ受信側においていずれの受信アンテナからの信号であるかの判別が必要であって空気圧監視システムが複雑になる。また、従来技術の(2)の手法は、双方向通信を実施するための構成(タイヤ向け送信アンテナ等)を必要とするのでシステムが複雑化する。更に、従来技術の(3)の手法は、タイヤのローテーション交換がされると、タイヤの識別は可能であるが、そのタイヤがどの取り付け位置に取り付けられているものであるかの判別ができないという不都合さが残る。
【0007】
本発明の目的は、車両に取り付けられた複数タイヤの空気圧監視に際して、監視装置の全体構成を簡単化するとともに、タイヤの取り付け位置をも特定できる監視装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
車両の各タイヤ取付位置毎に取り付けられたそれぞれのタイヤに付設されたタイヤ空気圧センサ及び送信器と、車両に配置されて前記送信器からの送信信号を受信する2つの受信アンテナと、各受信アンテナからの信号位相を制御電圧によって移相する2つの移相器と、各移相器からの出力を合成する合成器と、前記合成器からの出力レベルを検知するメータと、前記メータの検知した前記出力レベルが入力されると共に前記各移相器に前記制御電圧を印加する制御部と、を備え、
前記2つの受信アンテナは、前記各送信器からの送信信号に対して、前記受信アンテナ間で前記送信器毎にそれぞれ異なる受信位相差が生じるように配置され、
前記制御部は、記各タイヤ取付位置の前記送信器毎に、前記メータで検知した前記合成器の出力レベルが最大となる各移相器毎の制御電圧を予め求めて、各タイヤ取付位置と前記予め求めた制御電圧との関連表を記憶部に記憶させ
さらに、前記制御部は、いずれか一のタイヤ取付位置の前記送信器からの送信信号に対して、前記合成器の出力レベルが最大となるように各移相器毎に制御電圧を制御し、前記制御した各移相器毎の制御電圧値と前記記憶部に記憶させた前記関連表の前記予め求めた制御電圧とを対比することによって、送信信号を送信した送信器が付設されたタイヤ取付位置を特定するタイヤ空気圧監視装置。
【0009】
車両の各タイヤ取付位置毎に取り付けられたそれぞれのタイヤに付設されたタイヤ空気圧センサ及び送信器と、車両に配置されて前記送信器からの送信信号を受信する2つの受信アンテナと、各受信アンテナからの信号位相を制御電圧によって移相する2つの移相器と、各移相器からの出力を合成する合成器と、前記合成器からの出力レベルを検知するメータと、前記メータの検知した前記出力レベルが入力されると共に前記各移相器に前記制御電圧を印加する制御部と、を備え、
前記2つの受信アンテナは、前記各送信器からの送信信号に対して、前記受信アンテナ間で前記送信器毎にそれぞれ異なる受信位相差が生じるように配置され、
前記制御部は、記各タイヤ取付位置の前記送信器毎に、前記メータで検知した前記合成器の出力レベルが最大となる各移相器毎の制御電圧を予め求めて、前記予め求めた各移相器毎の制御電圧を記憶部に記憶させ、
さらに、前記制御部は、いずれか一のタイヤ取付位置の前記送信器からの送信信号に対して、前記記憶部に記憶された前記予め求めた各移相器毎の制御電圧をそれぞれ前記移相器に印加して、前記合成器の出力レベルを前記メータで検知し、前記検知した出力レベルの大きさを判断することによって、送信信号を送信した送信器が付設されたタイヤ取付位置を特定するタイヤ空気圧監視装置。
【0010】
このような構成を採用することにより、2つの受信アンテナの設置且つ一方向通信という簡単な構成で、タイヤ取付位置をも特定できるというタイヤ空気圧監視装置を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視装置について、図面を参照しながら以下説明する。図1は本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視装置における、タイヤに付設したセンサ及び送信器と2つの受信アンテナの配置並びに構成を示す図であり、図2は本実施形態に関するタイヤの取付位置を特定するための回路構成を示す図であり、図3はタイヤ取付位置の回路構成における移相器の具体例を示す図である。
【0012】
また、図4はタイヤ取付位置▲1▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図であり、図5はタイヤ取付位置▲1▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。図6はタイヤ取付位置▲2▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図であり、図7はタイヤ取付位置▲2▼からの送信の場合におけるタイヤ取り付け位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。図8はタイヤ取付位置▲3▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図であり、図9はタイヤ取付位置▲3▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。図10はタイヤ▲4▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図であり、図11はタイヤ▲4▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。
【0013】
また、図12は本実施形態に関するタイヤの取付位置を特定するための具体的手順(1)を示すフローチャートであり、図13は本実施形態に関するタイヤの取付位置を特定するための具体的手順(2)を示すフローチャートである。図14は2つの受信アンテナに入力される位相差と合成出力を最大とする制御電圧の大小とをタイヤ取付位置毎に示すテーブルである。
【0014】
また、図面において、1は受信アンテナ(1)、2は受信アンテナ(2)、3はタイヤ取付位置▲1▼のタイヤ、4はタイヤ取付位置のタイヤ▲2▼、5はタイヤ取付位置▲3▼のタイヤ、6はタイヤ取付位置のタイヤ▲4▼、10は移相器(1)、11は移相器(2)、12は合成器、13はチューナ、14は制御部、15は記憶部、20はバリキャップ、をそれぞれ表す。
【0015】
図1に示す構成例において、車両には、4つのタイヤがそれぞれの取付位置▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼に取り付けられていて、それぞれのタイヤ3,4,5,6には、不図示のタイヤ空気圧センサとこのセンサで検出した空気圧を送信する送信器とが付設されている。また、車両には2つの受信アンテナ(1),(2)が図示のように位置を違えて配置されている。この受信アンテナ1,2は、4つのタイヤ3,4,5,6のそれぞれに付設された送信器からの送信信号を各別に受信する。そして、受信アンテナ1,2の配置は、各受信アンテナが一の送信器からの信号を受信したそれぞれの受信信号の位相について送信器毎に差が出るように配置される。即ち、タイヤ取付位置▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼からの各送信器からの送信信号を受信する受信アンテナ(1)(2)の入力位相差が、タイヤ取付位置毎に異なるように配置する。
【0016】
図2にはタイヤの取付位置を特定する受信機の構成例を示しており、受信アンテナ1,2にはそれぞれ移相器10,11が接続され、移相器において受信アンテナ1,2からのそれぞれの受信信号に対して位相をシフトさせる。そのシフト量は移相器に印加される制御電圧の大小によって決まる。それぞれの移相器の出力を合成器12で合成し、合成器の出力が最大となるように制御電圧を調整する(詳細は後述する)。合成器12からの合成出力はチューナ13に入力され、チューナ13からはデータ信号と信号レベルとが出力され、データ信号と信号レベルとはそれぞれ制御部14に入力される。ここで、信号レベルの大きさはSメータ又はRSSIで検知する。後述するが、図14に示すタイヤ取付位置と制御電圧(1)(2)との関係表であるテーブルは記憶部15に格納される。制御部14は、移相器10,11への制御電圧(1),(2)を可変して供給するとともに記憶部15と信号授受する。
【0017】
そして、本実施形態では、受信アンテナ(1)と(2)からの受信信号を合成し、その合成出力が最大となるように、制御電圧(1)(2)を種々変更して確定する。その際、合成出力をS(Signal)メータ又はRSSIで検知し、そのレベルを記憶部15に記憶する。
【0018】
そして、合成器12の出力が最大となる制御電圧(1)(2)の値は、受信アンテナ1,2と各送信器(各タイヤ取付位置)との配置関係によって予め設計上で決定できるものであるので(合成器出力が最大となる制御電圧(1)(2)と、各タイヤ取付位置毎の送信器との関係は実測によって求めても当然に良い)、制御電圧値と送信器の特定との関係をテーブル(図14を参照)として記憶部15に記憶しておく。送信器を付設したタイヤの取付位置を特定する具体的手順は後述するが、概略的に云えば、各受信アンテナ1と2のそれぞれの受信信号の合成値が最大となるように、それぞれの受信信号をそれぞれ制御電圧によって移相させ、その際のそれぞれの制御電圧の値を記憶部15のテーブルと対応させることで、どの送信器位置(タイヤ取付位置)からの受信信号であるかを特定しようとするものである。
【0019】
図3には、移相器10,11の具体例を示しており、制御電圧でバリキャップ20の静電容量を可変して入出力間の信号に位相差を与えるものである。図3の(1)は移相器の1つの構成例であり、(2)は他の構成例である。(3)は制御電圧を可変することにより入出力間の位相差が−90度から+90度まで変化することを示す。
【0020】
図5には、タイヤ取付位置▲1▼からの送信があった場合の図2に示す受信機における信号波形を示し、タイヤ取付位置▲1▼からの送信であると判定する過程を示す。図4に示す受信アンテナ(1)と(2)がタイヤ取付位置▲1▼の送信器からみて、半波長(λ/2)分の距離だけ間隔を有していると仮定する。そうすると、移相器の制御電圧が初期値であるステップ(1)では、移相器(1)の出力移相はその位相差ずれ幅が最大である(受信アンテナ(1)と(2)には送信器から半波長ずれた信号が互いに入力されるので同相である場合に比較してその位相差ずれ幅は最大)。したがって、位相差ずれ幅が最大の移相器(1)出力と移相器(2)出力とを合成してSメータで検知してもその出力は小さい。
【0021】
次に、ステップ(2)において、移相器(2)の制御電圧(2)のみを1ステップ上昇させて移相器(2)の出力移相を変更させてSメータ出力を監視すると出力値が低下する。したがって、本発明の実施形態ではSメータ出力が最大値を示す制御電圧を見出すことが狙いであるので、制御電圧(2)を1ステップ上昇させることは合成器出力が大きくなることに繋がらないと判断して制御電圧(2)を元の値に戻す。
【0022】
ステップ(3)では、元の値に戻した制御電圧(2)の元で、制御電圧(1)を1ステップ上昇させる。そうすると、受信アンテナ(1)での受信信号が実質的にλ/2からずれることになるので、移相器(1)出力移相における位相ずれ幅は小さくなり、したがって、Sメータの出力も大きくなる。更に、ステップ(4)では、制御電圧(2)のみを1ステップ上昇させる。このときのSメータ出力を監視して、その出力が小さくなったことをみて元の値に制御電圧(2)を戻す。
【0023】
ステップ(5)で、制御電圧(1)のみをステップ(4)に比べて1ステップ上昇させて、Sメータ出力を監視して大きくなったことを確認し、更に、このステップ(5)の状態で再度制御電圧(2)を1ステップ上昇させて、ステップ(6)の条件を形成する。このステップ(6)のSメータ出力はステップ(5)に比べて小さくなるので制御電圧(2)を元の値に戻して、制御電圧(1)を更に1ステップ上昇させてステップ(7)の条件を形成する。
【0024】
このステップ(7)におけるSメータ出力は以前の条件のときよりも大きくなるので、再度、制御電圧(2)を1ステップ上昇させてステップ(8)を形成する。ステップ(8)ではSメータ出力が小さくなるので、制御電圧(2)を元に戻す。更に、ステップ(8)の条件で制御電圧(1)を1ステップ上昇させてステップ(9)を形成する。ステップ(9)ではSメータ出力がステップ(7)の条件のときよりも小さくなるのを確認する。そうすると、ステップ(7)においてSメータ出力が最大になることが分かり、そのときの制御電圧(1)、(2)の値が受信アンテナ(1)と(2)からの合成出力を最大とする条件となる。
【0025】
以上のように、制御電圧(2)の上下動変更と制御電圧(1)の1ステップ毎の上昇変更とを繰り返すことによって、各受信アンテナからの合成出力が最大となる各制御電圧を求め、その制御電圧の値に基づいてどのタイヤ取付位置(送信器)からの送信信号であるかを判別することができる。というのも、受信アンテナ(1)と(2)の配置によって、タイヤ取付位置毎の各送信器からの送信信号が最大となる制御電圧(1)(2)は予め設計上から規定値として分かるものであるし、また、実際に予め計測することによっても制御電圧(1)(2)は分かるものである。そして、上述したタイヤ取付位置と制御電圧との関連を図14に示している。
【0026】
このように、各タイヤ取付位置の特定と制御電圧(1)(2)との関連付けは予め可能であるので、この関連付けの図14に示すテーブルを図2に示す記憶部15に格納しておく。一方、上述したSメータ出力が最大となる制御電圧(1)(2)の検出値を前記テーブルと対応させることによって各タイヤの送信器位置、即ち、タイヤの取付位置を特定することができる。
【0027】
次に、図7には、タイヤ取付位置▲2▼からの送信があった場合の図2に示す受信機における信号波形を示す。図6におけるタイヤ取付位置▲2▼と受信アンテナ(1)(2)との配置関係からも分かるように、タイヤ取付位置▲2▼からの送信器からの送信信号を受信した受信アンテナ(1)と(2)のそれぞれの入力位相は略同位相である。具体的に制御電圧を可変したときのSメータ出力の変動について図7で説明すると、制御電圧(1)のみ又は制御電圧(2)のみを1ステップ上昇すると、合成器からの出力であるSメータ出力はいずれも低下する。制御電圧(1)と(2)が等しい場合、即ち図7の例では双方の制御電圧がいずれも小の場合にSメータ出力は大となる。図2に示す記憶部15に予め格納されたテーブル(図14参照)には、制御電圧(1)と(2)がいずれも小であるのはタイヤ取付位置▲2▼のみであるので、図2に示す制御部14の機能によって、実際に制御電圧(1)(2)を可変していずれも小であるときには、タイヤ取付位置▲2▼からの送信であると判定する。
【0028】
次に、図9には、タイヤ取付位置▲3▼からの送信があった場合の図2に示す受信機における信号波形を示す。図8におけるタイヤ取付位置▲3▼と受信アンテナ(1)(2)との配置関係からも分かるように、タイヤ取付位置▲3▼からの送信器からの送信信号を受信した受信アンテナ(1)と(2)のそれぞれの入力位相は+中程度の位相差を示す。この位相差の程度は、受信アンテナ(1)と(2)との間隔が半波長差であるタイヤ取付位置▲1▼の位相差+大(図4と図5参照)や、略同相であるタイヤ取付位置▲2▼の位相差小(図6と図7参照)と対比すれば、十分に理解できるところである。具体的に制御電圧を可変したときのSメータ出力の変動について図9で説明すると、結局のところ、制御電圧(1)は小であり、制御電圧(2)が+中でSメータ出力が最大となる。即ち、制御電圧(2)の第3ステップ目の上昇で受信アンテナの合成値が最大となる。そして、制御部14によって、図14に示すテーブルとの対比でタイヤ取付位置▲3▼からの送信であると判定する。
【0029】
次に、図11には、タイヤ取付位置▲4▼からの送信があった場合の図2に示す受信機における信号波形を示す。図10におけるタイヤ取付位置▲4▼と受信アンテナ(1)(2)との配置関係からも分かるように、図4に示すタイヤ取付位置▲1▼の場合と逆対照の関係となる。即ち、受信アンテナ(1)と(2)の間隔がλ/2であり、受信アンテナ(1)(2)への入力位相差は−大である。具体的に制御電圧を可変したときのSメータ出力の変動について図11で説明すると、結局のところ、制御電圧(1)は小であり、制御電圧(2)が大でSメータ出力が最大となる。そうすると、図14に示すテーブルとの対比でタイヤ取付位置▲4▼からの送信であると判定する。
【0030】
以上説明したタイヤ取付位置の特定手順を図12及び図13に示すフローチャートを用いて敷衍して説明する。このフローチャートでは、タイヤ取付位置▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼と制御電圧(1)(2)との関係表(記憶部に格納されるテーブル)を作成する手順を示すとともに、実際にいずれかのタイヤ取付位置から送信されてきた信号がどのタイヤ位置からのものであるかを特定する手順を示す。
【0031】
まず、実測によって図14に示すテーブルを作成するには、タイヤ取付位置と制御電圧との初期データが無い場合に(S1)、2つの受信アンテナへの受信データがあれば(S2)、Sメータによる受信レベルを記憶しておき(S3)、制御電圧(2)を変更した後の受信レベルを記憶し(S5)、そのとき、受信レベルが上昇したか否かを判断し(S6)、否であれば制御電圧(2)を元に戻して受信レベルを記憶する(S8)。
【0032】
次に、制御電圧(1)を変更し、そのときの受信レベルを記憶し、以前記憶した受信レベルから上昇しているか否かを判断する(S11)。上昇していれば再度制御電圧(2)を変更して(S15)、受信レベル上昇か否かを判断し(S17)、否であれば制御電圧(2)を元に戻す(S18)。一方、ステップ11(S11)で受信レベルが上昇しなければ制御電圧(1)を戻して、いずれかのタイヤ取付位置▲1▼、▲2▼、▲3▼又は▲4▼の初期データとして記憶する(S13)。このようにして、一の制御電圧の変更によるSメータの受信レベルが上昇したか否かを判断し、その際上昇すれば他の制御電圧を変更してみて受信レベルの上下動を観察して、受信レベルが最大値となる制御電圧(1)と(2)とを確定し、初期データとして記憶する。このような手順をタイヤ取付位置▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼の4つについて実施し(S14)。S20とS21で図14に示すテーブルを作成する。
【0033】
次に、テーブルを作成して記憶部に格納した後、いずれかのタイヤ取付位置から受信データがあった場合(S22)の取付位置判断の手順が図13のS23からS31の手順である。以下説明するS23からS31の手順は、上述した、例えば、タイヤ取付位置▲2▼の場合の制御電圧(1)と(2)を初期値から1ステップシフトさせるとSメータ出力がいずれも低下する傾向を見極めてこの傾向がタイヤ取付位置▲2▼からの送信であると判断する手順、とは異なる別の手法である。
【0034】
ステップ23(S23)では、タイヤ取付位置▲1▼において最大出力が得られた制御電圧(1)と(2)の値を印加してそのときのSメータ出力レベルである受信レベルを記憶しておく。同様に、S25でタイヤ取付位置▲2▼でのテーブルに示された制御電圧(1)と(2)を印加してそのときの受信レベルを記憶しておく(S26)。以下同様にして、取付位置▲3▼と▲4▼のときのテーブルに示す制御電圧を印加してそれぞれの受信レベルを記憶しておく。
【0035】
そして、例えば、タイヤ取付位置▲2▼から送信されている場合には、タイヤ取付位置▲1▼の記憶した受信レベル(S24)は当然に小さくなっており(印加された制御電圧では最大レベル獲得の条件とはなっていないから)、同様に、S28とS30の記憶受信レベルも小さくなっているはずであり、S26の記憶した受信レベルのみが制御電圧の条件が最大出力レベルとなる条件に合致しているので、当然に大きくなる。このように、4つの受信レベルの大きさを判断することでタイヤ取付位置を判断することができる(S31)。このような判断の手法は、車両の周囲に受信レベルを妨げる電波障害物が存在していても、4つの受信レベルを相対的に比較するので判断ミスに繋がる虞は少ないと云える。
【0036】
なお、上記説明における二つのアンテナの配置は一例であって、他の配置を採用しても良く、その場合は図14に示されるテーブルの内容も変更される。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、受信アンテナが2つであって一方向通信のみという簡単な構成を採用するだけで、タイヤに付設した送信器からの送信信号でタイヤの取付位置までも特定することができる。
【0038】
また、タイヤ取付位置の特定の手法において、タイヤ取付位置の相対評価をするので、多少の電波障害があっても特定の信頼性が低下することは殆どないと云える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るタイヤ空気圧監視装置における、タイヤに付設したセンサ及び送信器と2つの受信アンテナの配置の一例並びに構成を示す図である。
【図2】本実施形態に関するタイヤの取付位置を特定するための回路構成を示す図である。
【図3】タイヤ取付位置の回路構成における移相器の具体例を示す図である。
【図4】タイヤ取付位置▲1▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図である。
【図5】タイヤ取付位置▲1▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。
【図6】タイヤ取付位置▲2▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図である。
【図7】タイヤ取付位置▲2▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。
【図8】タイヤ取付位置▲3▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図である。
【図9】タイヤ取付位置▲3▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。
【図10】タイヤ取付位置▲4▼からの送信信号を2つの受信アンテナで受信する受信状況を示す図である。
【図11】タイヤ取付位置▲4▼からの送信の場合におけるタイヤ取付位置特定用回路構成の信号波形を示す図である。
【図12】本実施形態に関するタイヤの取付位置を特定するための具体的手順(1)を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態に関するタイヤの取付位置を特定するための具体的手順(2)を示すフローチャートである。
【図14】2つの受信アンテナに入力される位相差と合成出力を最大とする制御電圧の大小とをタイヤ取付位置毎に示すテーブルである。
【符号の説明】
1 受信アンテナ(1)
2 受信アンテナ(2)
3 タイヤ取付位置▲1▼のタイヤ
4 タイヤ取付位置▲2▼のタイヤ
5 タイヤ取付位置▲3▼のタイヤ
6 タイヤ取付位置▲4▼のタイヤ
10 移相器(1)
11 移相器(2)
12 合成器
13 チューナ
14 制御部
15 記憶部
20 バリキャップ

Claims (3)

  1. 車両の各タイヤ取付位置毎に取り付けられたそれぞれのタイヤに付設されたタイヤ空気圧センサ及び送信器と、車両に配置されて前記送信器からの送信信号を受信する2つの受信アンテナと、各受信アンテナからの信号位相を制御電圧によって移相する2つの移相器と、各移相器からの出力を合成する合成器と、前記合成器からの出力レベルを検知するメータと、前記メータの検知した前記出力レベルが入力されると共に前記各移相器に前記制御電圧を印加する制御部と、を備え、
    前記2つの受信アンテナは、前記各送信器からの送信信号に対して、前記受信アンテナ間で前記送信器毎にそれぞれ異なる受信位相差が生じるように配置され、
    前記制御部は、記各タイヤ取付位置の前記送信器毎に、前記メータで検知した前記合成器の出力レベルが最大となる各移相器毎の制御電圧を予め求めて、各タイヤ取付位置と前記予め求めた制御電圧との関連表を記憶部に記憶させ
    さらに、前記制御部は、いずれか一のタイヤ取付位置の前記送信器からの送信信号に対して、前記合成器の出力レベルが最大となるように各移相器毎に制御電圧を制御し、前記制御した各移相器毎の制御電圧値と前記記憶部に記憶させた前記関連表の前記予め求めた制御電圧とを対比することによって、送信信号を送信した送信器が付設されたタイヤ取付位置を特定する
    ことを特徴とするタイヤ空気圧監視装置。
  2. 車両の各タイヤ取付位置毎に取り付けられたそれぞれのタイヤに付設されたタイヤ空気圧センサ及び送信器と、車両に配置されて前記送信器からの送信信号を受信する2つの受信アンテナと、各受信アンテナからの信号位相を制御電圧によって移相する2つの移相器と、各移相器からの出力を合成する合成器と、前記合成器からの出力レベルを検知するメータと、前記メータの検知した前記出力レベルが入力されると共に前記各移相器に前記制御電圧を印加する制御部と、を備え、
    前記2つの受信アンテナは、前記各送信器からの送信信号に対して、前記受信アンテナ間で前記送信器毎にそれぞれ異なる受信位相差が生じるように配置され、
    前記制御部は、記各タイヤ取付位置の前記送信器毎に、前記メータで検知した前記合成器の出力レベルが最大となる各移相器毎の制御電圧を予め求めて、前記予め求めた各移相器毎の制御電圧を記憶部に記憶させ、
    さらに、前記制御部は、いずれか一のタイヤ取付位置の前記送信器からの送信信号に対して、前記記憶部に記憶された前記予め求めた各移相器毎の制御電圧をそれぞれ前記移相器に印加して、前記合成器の出力レベルを前記メータで検知し、前記検知した出力レベルの大きさを判断することによって、送信信号を送信した送信器が付設されたタイヤ取付位置を特定する
    ことを特徴とするタイヤ空気圧監視装置。
  3. 車両の各タイヤ取付位置毎に取り付けられたそれぞれのタイヤに付設されたタイヤ空気圧センサ及び送信器と、前記各送信器からの送信信号に対して、前記送信器毎にそれぞれ異なる受信位相差が生じるようにして車両に配置された2つの受信アンテナと、各受信アンテナからの信号位相を制御電圧によって移相する2つの移相器と、各移相器からの出力を合成する合成器と、前記合成器からの出力レベルを検知するメータと、前記メータの検知した前記出力レベルが入力されると共に前記各移相器に前記制御電圧を印加する制御部と、を備えて各タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視方法において、
    前記各タイヤ取付位置の前記送信器毎に、前記メータで検知した前記合成器の出力レベルが最大となる各移相器毎の制御電圧を前記制御部が予め求めておくステップと、
    前記各タイヤ取付位置と前記予め求めた制御電圧との関連表を前記制御部によって記憶部に記憶させるステップと、
    いずれか一のタイヤ取付位置の前記送信器からの送信信号に対して、前記制御器が前記合成器の出力レベルが最大となるように、各移相器毎に制御電圧を制御するステップと、
    前記制御した各移相器毎の制御電圧値と前記記憶部に記憶させた前記関連表の前記予め求めた制御電圧とを前記制御部が対比することによって送信信号を送信した送信器が付設されたタイヤ取付位置を特定するステップと、からなる
    ことを特徴とするタイヤ空気圧監視方法。
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