JP4011402B2 - 容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被収納物を収納可能な容器に関し、詳しくは密封性を有すると共に開封性にも優れる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被収納物として、例えば、135型写真フィルムカートリッジ等の容器に見られるように、防湿性の容器としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック製有蓋中空容器、又は、防湿包装材でまず被収納物を包装した後、この防湿容器を紙製等の外箱により包装して、意匠印刷を施すと共に、安定な角形の形状とすることが多い。
【0003】
上記のような包装形態は、(1)プラスチック製の中空容器や防湿性包装材が大きい環境負荷を有すること、(2)防湿性及び強度を有するプラスチック性筒状中空容器等の内部包装と、意匠印刷した角形等の紙容器である外部包装との二重包装によってはじめて容器全体としての要求機能を満たしており、いわば過剰包装となっていること等の問題がある。このような問題を改善すると共に、密封性や開封性、陳列適性を向上させるため、種々の容器が開発されており、現在に至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明の目的は、容易に且つ安価に製造可能であり、密封性を有すると共に開封性にも優れ、さらに取り扱い性に優れ陳列し易い容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、本発明は、
<1>筒状胴部を形成する胴板と、前記筒状胴部の両開口端内壁に接着されて前記両開口を塞ぐ第一封止蓋及び第二封止蓋と、から形成され、
前記胴板が、前記筒状胴部の周囲の長さより長く、前記第一封止蓋から前記第二封止蓋に至る幅で前記筒状胴部の外側に重複して接着された重複部を形成すると共に、重複した外側の前記胴板の先端に舌片を有し、
前記舌片を引き起こすことにより、前記胴板の重複部の接着が解離して開封される紙を主体とした容器であって、
長手方向の圧縮強度が98N以上で、幅方向の圧縮強度が98N以上であり、
前記胴板の厚さが、0.3〜0.8mmであり、
前記第一封止蓋及び第二封止蓋の厚さが、0.1〜0.4mmであり、
前記筒状胴部の両開口端内壁と、前記第一封止蓋又は第二封止蓋との接着幅が、3〜5mmである容器である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。なお、実質的に同様の機能を有するものには、全図面通して同じ符号を付して説明し、場合によってはその説明を省略することもある。
【0010】
以下、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器を説明する。
図1は、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の概要を示す斜視図であり、図1(a)は開封前の状態を示し、図1(b)は開封後の状態を示す。図2は、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の開封前の状態で示す断面図(a)、及び部分破断図(b)を示す。図3は、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の斜視図であり、図3(a)開封した様子を示し、図3(b)は再封緘した様子を示す。図4は、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の再封緘した状態を示す断面図(a)及び部分破断図(b)である。なお、以下の説明は、被収納物として写真フィルムカートリッジを用いているが、本発明の実施形態は他の被収納物にも容易に転用できることは言うまでもない。
【0011】
写真フィルム用容器1は、図1(a)〜(b)に示すように、胴板3により形成された筒状胴部4と、この筒状胴部4の両開口端内壁に接着されて両開口を塞いで封止する第一封止蓋5及び第二封止蓋7により形成されており、この容器1内には一実施態様として135型の写真フィルムカートリッジ9が収納されている。
【0012】
写真フィルム用容器1は、開口断面が角に丸みを帯びた正方形である、角柱を筒状胴部4としている。また、写真フィルム用容器1は、再封緘性を実現するために、外部の胴板先端に舌片11を有し、この舌片11の先端である舌片先端部12は、開封後に、筒状胴部4(胴板3)に設けられた切り口13に挿入可能となっている。
【0013】
写真フィルム用容器1は、その長手方向(図中矢印A)の圧縮強度が98N(10kgf)以上であり、好ましくは294N(30kgf)以上であり、より好ましくは588N(60kgf)以上である。また、写真フィルム用容器1は、その幅方向(図中矢印B)の圧縮強度が98N(10kgf)以上であり、好ましくは294(30kgf)である。写真フィルム用容器1は、この圧縮強度の範囲を満たすことで、不用意に取り扱った際に、落としたり、ぶつけたり、また、陳列時に高く段積みしても、容器が容易に潰れることなく被収納物を保護することができる。このように、取り扱い性に優れ陳列適性が向上される。
ここで、圧縮強度は、ストログラフM II型測定機(東洋精機(株)製)に、写真フィルム用容器1を配置し、クロスヘッドスピード5mm/minで、円盤により面圧縮して測定した値である。なお、写真フィルム用容器1は、空の状態で、その長手方向(図中矢印A)或いは上記幅方向(図中矢印B)から面圧縮されるよう測定機に配置される。
【0014】
写真フィルム用容器1は、その長手方向長さ(図中t1で示す)が54〜58mm、その幅方向長さ(図中t2で示す)が30〜32mmとすることが、上記圧縮強度の範囲を満たす観点からも好ましい。
【0015】
胴板3は、筒状胴部4の外周長より長くて、第一封止蓋5から第二封止蓋7に至る幅(胴板3の幅方向に沿った長さ)で筒状胴部4の外側に重ねて接着された重複部17が形成され、胴板3の外部先端部は舌片11となっている。密閉容器を形成しているときは胴板3の重複部17は適度の強さにより接着されており、容器1は防湿性を維持することができる。すなわち重複部17の接着強さは、商品輸送、商品陳列、及びユーザーの保管の際の取り扱いではずれない程度であるが、容器内部に収納された写真フィルム等の製品を使用する場合に舌片11を平均的な大人の力で引き起こすと、重複部17の接着を解離して開封することができる程度の接着強さになっている。
【0016】
胴板3の厚さは、0.3〜0.8mmであることが上記圧縮強度の範囲を満たす観点から好ましく、特に好ましくは、0.4〜0.6mmである。この胴板3の厚さは、薄すぎると圧縮強度が低くなり、一方、厚すぎると成形性が悪くなるので、上記範囲が好ましい。
【0017】
舌片11は、胴板3における筒状胴部4の外側に重ねて接着された重複部17と共に、切り口13を完全に覆うように胴板3(筒状胴部4)に接着されている。舌片11における胴板3に対する接着位置やその個数は、任意であるが、好ましくは舌片先端部12と切り口13が位置する箇所との間に接着位置を設けることがよい。舌片11が胴板3(筒状胴部4)に接着されていることで、胴板3(筒状胴部4)から舌片先端部12が浮くことなく密着された状態となり、不用意に取り扱った際に舌片11に引っ掛けて開封されてしまうといったことが防止され、また、舌片11の浮きによる陳列の際における容器同士の絡み合いを抑制し、陳列時に段積みし易くなる。このように、舌片11を胴板3(筒状胴部4)に接着させることで、取り扱い性に優れ陳列適性が向上される。
【0018】
舌片11は、胴板3における筒状胴部4の外側に重ねて接着された重複部17と同等或いはそれよりも弱い接着力で胴板3に接着されていることがよいが、開封性の観点からは、重複部17よりも弱い接着力で接着されていることが好適である。具体的には、例えば、舌片11の胴板3に対する接着力(接着強度)は、4.9〜19.6N(0.5〜2.0kgf)程度であり、一方、胴板3における筒状胴部4の外側に重ねて接着された重複部17の接着力(接着強度)は19.6〜68.6N(2.0〜7.0kgf)程度である。
【0019】
舌片11における容器1の長手方向に沿った長さ(胴板3の幅方向に沿った長さ)は、容器1の角に掛からないように漸次小さくなっており、切り口13を覆う箇所の舌片11における当該長さが、開封後に切り口13に差し込み可能で且つ開封前は切り口13を完全に覆うように設定される。これにより、容器1としての遮光性が向上し、写真フィルムカートリッジ9など遮光性を必要とする被収納物を収納する際には利便である。なお、被収納物として写真フィルムカートリッジ9のように遮光性を必要としない場合は、舌片11により切り口13を完全に覆うようはない。
【0020】
舌片11における切り口13を覆う箇所の容器1の長手方向に沿った長さは、切り口13の容器1の長手方向に沿った長さより長く、容器1の長手方向長さより短いことよい。これにより、遮光性を向上させると共に、開封後、舌片先端部12を切り口13に差し込んだ際の密封性を確保させることができる。
【0021】
舌片11の舌片先端部12における容器1の長手方向に沿った長さは、容器1の長手方向長さの35〜70%程度が好ましく、50〜60%が特に好ましい。一方、舌片11における容器1の幅方向に沿った長さ(胴板3の長手方向に沿った長さ)は、開封後に切り口13に差し込める程度で、且つ容器1の縁までは届かないように設定される。
【0022】
舌片11で覆われた胴板3の一部には、舌片先端部12を挿入可能な切り口13が設けられており、解離した舌片11の舌片先端部12をこの切り口13に挿入することにより再度筒状胴部4の形状を再現することができる。切り口13における容器1の長手方向に沿った長さ(胴板3の幅方向に沿った長さ)は、舌片11に完全に覆われ、且つ舌片先端部12が挿入可能に設定される。
【0023】
第一封止蓋5及び第二封止蓋7は、筒状胴部4の開口の形状に沿った角に丸みを帯びた正方形の本体部と、当該本体部周縁部から略垂直に張出た張出し部とから構成され、張出し部外面が筒状胴部4の開口端内壁が接着され、筒状胴部4の両開口を塞いでいる。第一封止蓋5及び第二封止蓋7は、例えば絞り加工により容易に加工することができる。
【0024】
第一封止蓋5又は第二封止蓋7は、張出し部外面により筒状胴部4の開口端内壁と接着されているが、この接着幅(図中t3で示す)は、3〜5mmであることが上記圧縮強度の範囲を満たす観点からも好ましい。この接着幅は、所謂第一封止蓋5又は第二封止蓋7の絞り深さ(張出し部の高さ)であり、これが浅すぎると圧縮強度が低くなるばかりでなく密封性も低くなり、一方、深すぎると収納容量が小さくなるといった問題が生じてくる。
【0025】
第一封止蓋5及び第二封止蓋7の厚さは、0.1〜0.4mmであることが、上記圧縮強度の範囲を満たす観点からも好ましい。この第一封止蓋5及び第二封止蓋7の厚さは、薄すぎると圧縮強度が低くなり、一方、厚すぎると成形性が悪くなるので、上記範囲が好ましい。
【0026】
写真フィルム用容器1は、図2(a)に示すように、切り口13を覆うように筒状胴部4の内部に防湿フィルム15が設けられている。この防湿フィルム15は、筒状胴部4の内部に第一封止蓋5から第二封止蓋7に至る幅で設けられ、筒状胴部4の内部において切り口13の周囲を内部から覆っており、開封前の切リ口13からのガスや水蒸気の侵入を防いでいる。さらに、この防湿フィルム15は、胴板3の内部端を包み込んで、筒状胴部4の外側に設けられた重複部17にまで及んでいる。筒状胴部4の内部端を防湿フィルム15で保護する、いわゆる「エッジプロテクト」は、胴板3の切断端面からのガスや水蒸気が容器内に侵入することを防ぎ、容器1の防湿性を保証するために重要である。また、切り口13の容器1内部側は、舌片先端部12が挿入できるような袋形状となるように、防湿フィルム15は筒状胴部4の内部表面側に切り口13から適当な距離をおいてその周囲を囲むようにヒートシール等の方法によ筒状胴部4内に固定されている。
【0027】
写真フィルム用容器1に収納される写真フィルムカートリッジ9は、図2(b)に示すように、第一封止蓋5及び第二封止蓋7とに挟まれることにより固定されるように形成することもできる。筒状胴部4の四辺を自然状態よりも内部に押さえた状態にして第二封止蓋7を塞ぐと、容器1が完成した後には筒状胴部4が自然状態に戻る力のために、両封止蓋は内部側に押し込まれた状態になり、この状態の両封止蓋により写真フィルムカートリッジ9は容器1内に固定されるのである。
【0028】
即ち、写真フィルム用容器1は、筒状胴部4を形成し、第一封止蓋5を形成した後、筒状胴部4内に写真フィルムカートリッジ9を収納して、最後に第二封止蓋7を形成することにより製造することがよい。第二封止蓋7を形成する際に、上述のように、第一封止蓋5及び第二封止蓋7の弾力性を利用して、写真フィルムカートリッジ9の両側を挟むようにして、筒状胴部4の内部に固定することができる。
【0029】
写真フィルム用容器1は、図3(a)〜(b)に示すように、胴板3の外部先端に設けられた舌片11を手がかりにして、これを引上げる操作により開封される。即ち、引上げる操作により、胴板3同士の重複部17の接着を解離され、引き続いて胴板3と第一封止蓋5及び第二封止蓋7との接着も筒状胴部4として形成されている四角柱の一辺を完全に解離する状態で引き剥がされる。このような操作により写真フィルム用容器1は開封され、写真フィルムカートリッジ9が取出される。このように、写真フィルム用容器1は、開封前は密封性に優れており、舌片11を引き起こすことで、容易に開封可能である。
【0030】
続いて、開封済みの写真フィルム用容器1に、例えば撮影終了後の写真フィルムカートリッジ9を再収納する際は、再び、写真フィルムカートリッジ9を収納し、舌片先端部12を切リ口13に挿入することにより、筒状胴部4の形態が再生し、再封緘される。
【0031】
写真フィルム用容器1は、図4(a)に示すように、写真フィルム用容器1を開封後、必要に応じて、写真フィルムカートリッジ9を収納して、舌片先端部12を切り口13内部の防湿フィルム15と筒状胴部4内壁で形成されたポケット部分にポケット部に挿入することにより再封緘される。このように、再封緘された写真フィルム用容器1は、図4(b)に示すように、写真フィルムカートリッジ9が内部に再収納され、舌片先端部12が切り口13から容器1の内部に挿入されている。
【0032】
以下、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の製造方法について説明する。
まず、写真フィルム用容器1の筒状胴部4を形成する胴板3には、金属又は無機酸化物の蒸着層を積層した積層体を使用することが好ましい。胴板3には容器の形成前に予め切り口13を入れ、また、防湿フィルム15を貼り付けておく。切リ口13は単に切り込みでもよく、厚程度の幅を持たせて開口させてもよい。さらに、切り口13の周辺を内部から覆うことができ、また、胴板3の切断端部を覆うように胴板3の外側にまで防湿フィルム15を胴板3にヒートシールする。この際には、切り口13の長さ方向(容器1の長手方向)と平行な防湿フィルム15の両端辺側のみを胴板3内部側に貼りつけておくことで足りる。第一封止蓋5及び第二封止蓋7の封止により、切り口13の長さ方向と垂直な(容器1の幅方向)防湿フィルム15の両端辺側を貼りつけ封止が行われる。
【0033】
続いて、胴板3を用いて筒状胴部4を形成する。切り口13に平行な胴板3の切断端部を覆って胴板3の外側には防湿フィルム15がヒートシールされており、この防湿フィルム15と胴板3の内側を弱接着すると共に、この防湿フィルム15と舌片11の内側を弱接着する。このためには、胴板3(舌片11も含む)の内部最外層または防湿フィルム15の最外層のいずれか一方ににシーラント層を設けることがよい。なお、筒状胴部4の断面形状は、角に丸みを帯びた正方形に限られず任意であるが、角に九みを帯びても良い多角形とすることができ、特に四角形、五角形、六角形等とすることが好ましい。
【0034】
そして、筒状胴部4の一方の開口端を第一封止蓋5で封止する。この封止方法は種々あるが、筒状胴部4の内側に嵌合するように成形した封止蓋を一方の開口端にはめ込んで、これを筒状胴部4の開口端内部とヒートシールすること好ましい。次に、写真フィルムカートリッジ9を筒状胴部4内に収納した後、筒状胴部4の他方の開口端を第二封止蓋7により同様にして塞ぐことにより、写真フィルム用容器1を製造することができる。
【0035】
以下、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器に使用できる材質について説明する。図5は、本発明の一実施形態である写真フィルム用容器に使用できる材質の層構成例を示す概略断面図であり、図5(a)は胴板の層構成例を示し、図5(b)は封止蓋の層構成例を示し、図5(c)は防湿フィルムの層構成例を示す。
【0036】
まず、胴板の材質について図5(a)を参照し説明する。
胴板3は、紙層20を含むガスバリア性積層体であり、紙層20の外側(筒状胴部4の外壁側)には意匠印刷された印刷層22があり、最外層にはポリエチレン(PE)等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂からなるヒートシール層23が設けられていてもよい。紙層20の内側(筒状胴部4の内壁側)には、順次、PE層等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂層25、ガスバリア蒸着層27、及びシーラント層(またはヒートシール層)29が形成されている。
【0037】
ガスバリア蒸着層27としては、金属又は無機酸化物の蒸着層が使用でき、酸素、水蒸気等のガスバリア性を有するものであればよい。蒸着する金属としては、アルミニウムやマグネシウムが例示できる。また、蒸着する無機酸化物としては、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムなどが例示できる。ただしガスバリア蒸着層27は、金属又は無機酸化物の蒸着層に限定されることなく上記のガスバリア機能を有する材料であれば用いることができる。
【0038】
これら無機物蒸着膜としては薄膜ハンドブックp879〜p901(日本学術振興会)、真空子支術ハンドブックp502〜p509、p612、p810(日刊工業新聞約、真空ハンドブック増訂版p132〜p134(ULVAC 日本真空技術K.K)に記載されている如き無機蒸着層が挙げられる。具体的には、Cr23、Sixy(x=1、y=1.5〜2.0:「GL」)、Ta23、ZrN、SiC、TiC、PSG、Si34、単結晶Si、アモルファスSi、W、Al23等が挙げられる。
【0039】
ガスバリア蒸着層27の厚さは、用いられる金属又は無機酸化物の種類・構成により最適条件が異なるが、一般的には15〜300μmの範囲内であることが望ましく、その値は適宜選択できる。ただし膜厚が30μm未満であるとシーラント層(またはヒートシール層)29の全面が膜にならないことや、膜厚が十分ではないことがあり、ガスバリア層としての機能を十分に果たすことができない場合がある。また、膜厚が300μmを越える場合は薄膜にフレキシビリティを保持させることが難しくなり、成膜後に折り曲げ、引っ張りなどの外的要因により、薄膜に亀裂を生じるおそれがある。好ましい蒸着層厚さは、20〜150μmの範囲である。
【0040】
ガスバリア蒸着層27として、金属又は無機酸化物からなる蒸着層を形成する方法は種々にわたり、通常の真空蒸着法が代表的であるが、その他の薄膜形成方法であるスパッタリング法やイオンプレーティング法などを用いることもできる。ただし、現時点では真空蒸着法が最も生産性に優れている。真空蒸着法に使用する真空蒸着装置において、その加熱手段としては電子線加熱方式や抵抗加熱方式が好ましく、蒸着膜と基材の密着性及び薄膜の緻密性を向上させるために、プラズマアシスト法やイオンビームアシスト法を用いることもできる。
【0041】
シーラント層29は、易開封できる剥離可能材料により構成される。すなわち、未開封状態ではシーラント層29は防湿フィルムとヒートシールされて重複部17を密封している。しかし、開封するときには、この重複部17の接着力が適度に弱いため重複部17の接着部を解離することができる。
【0042】
シーラント層29としては、PE等の熱可塑性樹脂フィルムを材料にして製造することができ、必要に応じて、特開2000−6304に記載されたようなアンカーコート層、特開2001−145973に記載されたようなズリ弾性率が、(0.01〜1)×109(N/m2)でぁる樹脂からなるプライマー層を設けてもよい。
【0043】
ポリオレフィン系熱可塑性樹脂層25は、押出ラミネートの際、カーテン状に該樹脂を溶融させガスバリア蒸着層27と紙層20とを貼り合わせる際に接着層として機能するものであり、ラミネート時の収縮を小さくし低温での加工性を考慮しすると、MFRが3(g/10min)以上であることが好ましい。MFRが3(g/10min)未満のものは、低温加工性が劣るとともにラミネート時の収縮が大きくなるため、ガスバリア蒸着層27にクラックが発生してガスバリア性が劣化するおそれがある。好ましくは、MFRが5〜14(g/10min)の範囲にあることである。
【0044】
ポリオレフィン系熱可塑性樹脂層25には、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が使用できるが、押出し加工適性等から判断するとポリエチレンが最も好ましい。
【0045】
ここで、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂をカーテン状に溶融し押し出す温度としては、ガスバリア物蒸着層27のガスバリア性が熱劣化しない程度の低温にすることが好ましく、使用する樹脂の種類や押し出し厚さにより最適条件が異なる。ポリエチレンの場合は320℃以下、より好ましくは300℃以下にすることが好ましい。320℃を越えると、熱によりガスバリア物蒸着層27が損傷しガスバリア性が劣化するおそれがある。250℃未満の場合は、押出加工上欠陥が発生するおそれがあるので、好ましくは、250〜320℃の範囲で溶融押出しする。
【0046】
また、押出温度が260℃未満の低温になると、Tダイからの自由落下の際におこる自然酸化が充分でなくなりシーラント基材と紙との接着強度が弱くなるおそれがある。このため、この酸化不足を補うために強制的に酸化させること力普子ましく、このような場合の押出ラミネートにはオゾン処理法やコロナ処理法などの表面処理を併用することが好ましい。
【0047】
オゾン処理法としては、溶融された樹脂の少なくとの片面に、樹脂の温度を過度に低下させずまた振動させない程度のオゾンを吹き付ける。オゾンの発生方法としては、公知のものでよく、例えば密閉容器内での空気の放電処理により容易に発生させることができ、キャリアーガスにより定量的に輸送できる。
【0048】
ポリオレフィン系熱可塑性樹脂層25の厚さとしては、樹脂組成や押出温度等により最適条件が異なるが、例えば、ポリエチレンを300℃以下の温度で押出ラミネートする場合は、10〜20μmが好ましい。20μmを越えると、樹脂層が冷却されて硬化される際の応力が大きくなりすぎて、ガスバリア蒸着層27にその歪みが伝わりクラックが発生するおそれがある。10μm以下の場合は、押出加工上問題となる場合がある。好ましい厚さは、15〜20μmの範囲である。
【0049】
紙層20は、写真フィルム用容器1全体としての強度を付与する機能を有し、また、文字、絵柄や図面等を意匠印刷するための印刷基材としても用いられる。紙の種類は、目的とする包材の機能や印刷内容等により選択でき、例えば上質紙、クラフト紙、コー卜紙、カップ紙等が用いることができる。紙の厚さも使用目的に応じて任意に選択できる
【0050】
ヒートシール層23は、筒状胴部4の重複部17を形成する際の接着及び舌片11と胴板3(筒状胴部4)との接着に利用されるものであり、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体及びそれらの金属架橋物等の樹脂がも用いられる。厚さは目的に応じて決められるが、一般的には15〜200μmの範囲である。ヒートシール層23の積層方法としては、上記樹脂からなるフィルムを積層するドライラミネート法、ノンソルベントラミネート法、上記樹脂を加熱溶融させカーテン状に押し出して貼り合わせる押出ラミネート法等公知の方法が例示できる。
【0051】
次に、第一封止蓋又は第二封止蓋の材質について、図5(b)を参照し説明する。
第一封止蓋5又は第二封止蓋7も紙層20を含むガスバリア性積層体であり、紙層20の外側(容器1の外壁側)には、印刷層22を設けることができ、内側(容器1の内壁側)には、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂層25、そしてガスバリア蒸着層27が形成されたプラスチック基材26が積層されている。
【0052】
プラスチック基材26は高分子プラスチック材料よりなり、ガスバリア蒸着層27の蒸着を行う際の基材となるものである。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリル二トリルフィルム、ポリイミドフィルム等が用いられ、延伸、未延伸のどちらでも良く、また機械的強度や寸法安定性を有するものが良い。
【0053】
これらの高分子プラスチック材料をフィルム状に加工してプラスチック基材26として用いる。二軸方向に任意に延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく用いられる。またこのプラスチック基材26の表面に、周知の種々の添加剤や安定剤、例えば帯電防止剤、紫外線防止剤、可塑剤、滑剤などを使用しても良く、ガスバリア蒸着層27との密着性を良くするために、前処理としてプラスチック基材26の表面を予めコロナ処理、低温プラズマ処理、イオンボンバード処理しても良く、さらに加えて薬品処理又は溶剤処理などを施しても良い。
【0054】
プラスチック基材26の厚さはとくに制限を受けるものではないが、容器1(包装材料)としての適性を具備し、他の層を積層するための特性を有し、ガスバリア蒸着層27を形成する場合の加工性を考慮すると、3〜200μmの範囲が実用的であり、6〜30μmとすることが好ましい。また、量産性を考慮すれば連続的に薄膜を形成できるように、プラスチック基材26を長尺フィルムとすることが好ましい。
【0055】
ガスバリア蒸着層27、及びポリオレフィン系熱可塑性樹脂層25に関しては、上記胴板に関する説明と同じである。
【0056】
以下、防湿フィルムの材質について図5(c)を参照し説明する。
防湿フィルム15は、プラスチック基材26の表面にガスバリア蒸着層27が設けられ、この一方の表面層には熱可塑性樹脂からなるヒートシール層23が形成されている。他の表面にはシーラント層(又はヒートシール層)29が設けられている。これらの各層は上記胴板に関する説明と同じである。
【0057】
既に説明したように、写真フィルム用容器1において、易聞封性の観点から、筒状胴部4の重複部17を形成する際の接着部及び舌片11と胴板3(筒状胴部4)との接着部を構成する一方の面はシーラント層29であり、他方の面はヒートシール層23である。このヒートシール層23は、(1)胴板3の最外層、(2)胴板3にヒートシールした防湿フィルム15の最外層、または(3)胴板3(舌片11も含む)の最内層のいずれかに設けることができる。
【0058】
また、写真フィルム用容器1の上記圧縮強度を高める観点からは、特に、PET等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂層を有することが好適である。具体的には、上記説明した胴板3、第一封止蓋5及び第二封止蓋7の材質にさらに、PET等のポリオレフィン系熱可塑性樹脂層を設けると、上記圧縮強度を高めるばかりでなく、ガスバリア蒸着層27の破損を防止することができるため好適である。
【0059】
以下、胴板、封止蓋(第一封止蓋5、第二封止蓋7)、及び防湿フィルムの好適な具体例を列挙するがこれに限定されるわけではない。
−例1−
胴板:PE/コートボール紙/PE/GL/PE
封止蓋:カップ紙/PE/GL/PE(シーラント)
防湿フィルム:PE/PET/GL/PE(シーラント)
−例2−
胴板:PE/コートボール紙/PE/GL/PE(シーラント)
封止蓋:カップ紙/PE/GL/PE
防湿フィルム:PE/PET/GL/PE
−例3−
胴板:PE/カップ紙/PE/LCP/PE
封止蓋:カップ紙/PE/LCP/PE(シーラント)
防湿フィルム:PE/PET/LCP/PE(シーラント)
−例4−
胴板:PE/コートボール紙/PE/LCP/PE
封止蓋:カップ紙/PE/LCP/PE(シーラント)
防湿フィルム:PE/PET/LCP/PE(シーラント)
−例5−
胴板:PE/コートボール紙/PE/PET/GL/PE(シーラント)
封止蓋:カップ紙/PE/PET/GL/PE
防湿フィルム:PE/PET/GL/PE
【0060】
実施の形態では、写真フィルム用容器の形態を説明したが、この容器を防湿容器として使用する場合には、胴板3、第一封止蓋5及び第二封止蓋7に使用する材質、及び防湿フィルム15の透湿度を、1.0g/m2.24h(40℃・90%RH)以下にすることが好ましい。この透湿度は、JIS・Z0208に規定された方法で測定した値である。
【0061】
本発明の一実施形態では、被収納物として写真フィルムを用いた形態を示したが、これに限定されない。特に本発明の容器は、ガスバリア性、防湿性などに優れた容器とすることができるので、例えば水蒸気を嫌う洗剤、写真フィルム、水蒸気や酸素を嫌う食品、医薬品の包装に好適である。収納中の酸素や水蒸気の影響を完全になくするために、容器内に脱水剤や脱酸素剤を一緒に梱包しても良い。
【0062】
また、本発明の容器は、再収納可能であるために、開封後に収納されていた製品を保管したり、後処理のために返送したりする目的に使用する場合に好都合である。写真フィルムもその一例であり、135型フィルムカートリッジ、ブローニータイプフィルム、APSタイプフィルム等のロール状写真フィルムが被収納物として好適である。
【0063】
実施の形態は、紙を主体とした単一包装である容器であるため、焼却に障害とならず、棄却する場合にも通常の焼却処理をすることができ、環境負荷を低減できる。また、容器の断面形状を正方形とした場合には、特に、容器を陳列する際にも、保管する際ににも便利である。また、ガスバリア性かつ水蒸気バリア性積層材料により構成された容器であるため、酸素及び水蒸気に対して気密性を有している。
【0064】
なお、上記本発明の実施の形態に係る容器は、限定的に解釈されるものではなく、本発明の構成要件を満足する範囲内で実現可能であることは、言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、容易に且つ安価に製造可能であり、密封性を有すると共に開封性にも優れ、さらに取り扱い性に優れ陳列し易い容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の概要を示す斜視図であり、図1(a)は開封前の状態を示し、図1(b)は開封後の状態を示す。
【図2】 本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の開封前の状態で示す断面図(a)、及び部分破断図(b)を示す。
【図3】 本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の斜視図であり、図3(a)は開封した様子を示し、図3(b)は再封緘した様子を示す。
【図4】 本発明の一実施形態である写真フィルム用容器の再封緘した状態を示す断面図(a)及び部分破断図(b)である。
【図5】 本発明の一実施形態である写真フィルム用容器に使用できる材質の層構成例を示す概略断面図であり、図5(a)は胴板の層構成例を示し、図5(b)は封止蓋の層構成例を示し、図5(c)は防湿フィルムの層構成例を示す。
【符号の説明】
1 写真フィルム用容器
3 胴板
4 筒状胴部
5 第一封止蓋
7 第二封止蓋
9 写真フィルムカートリッジ(被収納物)
11 舌片
12 舌片先端部
13 切り口
15 防湿フィルム
17 重複部

Claims (1)

  1. 筒状胴部を形成する胴板と、前記筒状胴部の両開口端内壁に接着されて前記両開口を塞ぐ第一封止蓋及び第二封止蓋と、から形成され、
    前記胴板が、前記筒状胴部の周囲の長さより長く、前記第一封止蓋から前記第二封止蓋に至る幅で前記筒状胴部の外側に重複して接着された重複部を形成すると共に、重複した外側の前記胴板の先端に舌片を有し、
    前記舌片を引き起こすことにより、前記胴板の重複部の接着が解離して開封される紙を主体とした容器であって、
    長手方向の圧縮強度が98N以上で、幅方向の圧縮強度が98N以上であり、
    前記胴板の厚さが、0.3〜0.8mmであり、
    前記第一封止蓋及び第二封止蓋の厚さが、0.1〜0.4mmであり、
    前記筒状胴部の両開口端内壁と、前記第一封止蓋又は第二封止蓋との接着幅が、3〜5mmである容器
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