JP4010764B2 - 基板のめっき装置およびめっき方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板のめっき装置及び方法に係り、特に半導体基板に形成された微細配線パターン(窪み)に銅(Cu)等の金属を充填する等の用途の基板のめっき方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体基板上に配線回路を形成するための材料としては、アルミニウムまたはアルミニウム合金が一般に用いられているが、集積度の向上に伴い、より伝導率の高い材料を配線材料に採用することが要求されている。このため、基板にめっき処理を施して、基板に形成された配線パターンに銅またはその合金を充填する方法が提案されている。
【0003】
これは、配線パターンに銅またはその合金を充填する方法としては、CVD(化学的蒸着)やスパッタリング等各種の方法が知られているが、金属層の材質が銅またはその合金である場合、即ち、銅配線を形成する場合には、CVDではコストが高く、またスパッタリングでは高アスペクト(パターンの深さの比が幅に比べて大きい)の場合に埋込みが不可能である等の短所を有しており、めっきによる方法が最も有効だからである。
【0004】
ここで、半導体基板上に銅めっきを施す方法としては、カップ式やディップ式のようにめっき槽に常時めっき液を張ってそこに基板を浸す方法と、めっき槽に基板が供給された時にのみめっき液を張る方法、また、電位差をかけていわゆる電解めっきを行う方法と、電位差をかけない無電解めっきを行う方法など、種々の方法がある。
【0005】
従来、この種の銅めっきを行うめっき装置には、めっき工程を行うユニットの他に、めっきに付帯する前処理工程を行うユニットや、めっき後の洗浄・乾燥工程を行うユニット等の複数のユニットと、これらの各ユニット間で基板の搬送を行う搬送ロボットが水平に配置されて備えられていた。そして、基板は、これらの各ユニット間を搬送されつつ、各ユニットで所定の処理が施され、めっき処理後の次工程に順次送られるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のめっき装置にあっては、めっき処理や前処理といった各工程毎に別々のユニットが備えられ、各ユニットに基板が搬送されて処理されるようになっていたため、装置としてかなり複雑で制御が困難となるばかりでなく、大きな占有面積を占め、しかも製造コストがかなり高価であるといった問題があった。
【0007】
本発明は上記に鑑みて為されたもので、めっき処理及びそれに付帯する処理を単一のユニットで行うことができるようにしためっき装置及びめっき方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、被めっき面を上方に向けて基板を水平に保持し回転させる基板保持部と、該基板保持部で保持された基板の被めっき面の周縁部に当接して該周縁部を水密的にシールするシール材と、該基板と接触して通電させるカソード電極とを備え、前記基板保持部と一体に回転するカソード部と、該カソード部の上方に水平垂直動自在に配置され、アノードと該アノードの下方に配置された保水性材料からなるめっき液含浸材を有する電極部と、前記基板保持部で保持された基板の被めっき面と該被めっき面に近接させた前記電極部のアノードとの間の空間にめっき液を注入するめっき液注入手段と、前記カソード部の側方に配置され、前記電極部のアノード及びめっき液含浸材を内部のめっき液で湿潤させるめっき液トレーを備え、前記電極部は、前記カソード部とめっき液トレーとの間を移動自在に構成されていることを特徴とする基板のめっき装置である。
【0009】
これにより、基板保持部で基板を上向きに保持した状態で、被めっき面と電極部のアノードとの間にめっき液を満たしてめっき処理を行い、めっき処理後に、被めっき面と電極部のアノードとの間のめっき液を抜くとともに、電極部を上昇させて被めっき面を開放させることで、基板保持部で基板を保持したまま、めっき処理の前後にめっきに付帯した前処理や洗浄・乾燥処理といった他の処理を行うことができる。
【0010】
めっきにあっては、スライムの生成を抑制するため、含有量が0.03〜0.05%のリンを含む銅(含リン銅)をアノードに使用することが一般に行われており、このように、アノードに含リン銅を使用すると、めっきの進行に伴ってアノードの表面にブラックフィルムと呼ばれる黒膜が形成される。このような場合に、めっき液含浸材にめっき液を含ませて、アノードの表面を湿潤させることで、ブラックフィルムの基板のめっき面への脱落を防止し、同時に基板のめっき面とアノードの間にめっき液を注入する際に、空気を外部に抜きやすくすることができる。
【0011】
っき処理を行っていない間に、めっき液トレー内のめっき液中に浸漬させてアノードを湿潤させておくことで、アノード表面に形成されたブラックフィルムの乾燥や酸化を防止することができる。
【0012】
請求項に記載の発明は、前記カソード部の側方には、前記基板保持部で保持された基板の被めっき面に向けて前処理液洗浄液または体を噴射する複数のノズルが配置されていることを特徴とする請求項1記載の基板のめっき装置である。これにより、めっき処理前後の基板を基板保持部で保持して被めっき面を上方に開放させた状態で、前処理液や洗浄液をノズルから被めっき面に向けて噴射することで、前処理や洗浄処理を行うことができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、前記基板保持部は、下方の基板受渡し位置と、上方の前記基板の被めっき面の周縁部が前記カソード部のシール材及びカソード電極に当接するめっき位置と、その中間で前記基板の被めっき面の周縁部が前記カソード部のシール材及びカソード電極に当接しない前処理・洗浄位置との間を昇降自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載の基板のめっき装置である。このように、基板保持部を各動作位置に対応するように昇降させることで、より一層の小型化と操作性の向上が達成される。
【0014】
請求項に記載の発明は、上方に向けた基板の被めっき面の周縁部にシール材を接触させて該被めっき面の周縁部をシール材で水密的にシールしつつ、被めっき面の周縁部にカソード電極を接触させ、アノードと該アノードの下方に配置された保水性材料からなるめっき液含浸材とを有する電極部を有し、該アノード及びめっき液含浸材をめっき液トレー内のめっき液で湿潤させておいた電極部を、前記基板の被めっき面の上方に移動させ、被めっき面に近接させて配置し、前記被めっき面と前記アノードとの間の空間にめっき液を注入して前記被めっき面にめっき膜を成膜することを特徴とする基板のめっき方法である。
【0016】
請求項に記載の発明は、めっき処理に先立って、前記めっき液含浸部材が配置された空間を減圧することを特徴とする請求項記載の基板のめっき方法である。
請求項6に記載の発明は、めっき終了後に前記カソード電極及び前記シール材を基板から離間させ、前記基板、前記カソード電極及び前記シール材を回転させながら、前記基板に向けて純水を供給して、前記基板、前記カソード及び前記シール材を洗浄することを特徴とする請求項4記載の基板のめっき方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。この実施の形態の基板めっき装置は、半導体基板の表面に電解銅めっきを施して、銅層からなる配線が形成された半導体装置を得るのに使用される。このめっき工程を図1を参照して説明する。
【0018】
半導体基板Wには、図1(a)に示すように、半導体素子が形成された半導体基板1上の導電層1aの上にSiOからなる絶縁膜2が堆積され、リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール3と配線用の溝4が形成され、その上にTiN等からなるバリア層5、更にその上に電解めっきの給電層としてシード層7が形成されている。
【0019】
そして、図1(b)に示すように、前記半導体基板Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基板1のコンタクトホール3及び溝4内に銅を充填させるとともに、絶縁膜2上に銅層6を堆積させる。その後、化学的機械的研磨(CMP)により、絶縁膜2上の銅層6を除去して、コンタクトホール3および配線用の溝4に充填させた銅層6の表面と絶縁膜2の表面とをほぼ同一平面にする。これにより、図1(c)に示すように銅層6からなる配線が形成される。
【0020】
図2は、本発明の実施の形態の基板のめっき装置の全体を示す平面図で、図2に示すように、このめっき装置には、同一設備内に位置して、内部に複数の基板Wを収納する2基のロード・アンロード部10と、めっき処理及びその付帯処理を行う2基のめっきユニット12と、ロード・アンロード部10とめっきユニット12との間で基板Wの受渡しを行う搬送ロボット14と、めっき液タンク16を有するめっき液供給設備18が備えられている。
【0021】
前記めっきユニット12には、図3に示すように、めっき処理及びその付帯処理を行う基板処理部20が備えられ、この基板処理部20に隣接して、めっき液を溜めるめっき液トレー22が配置されている。また、回転軸24を中心に揺動する揺動アーム26の先端に保持されて前記基板処理部20とめっき液トレー22との間を揺動する電極部28を有する電極アーム部30が備えられている。更に、基板処理部20の側方に位置して、プレコート・回収アーム32と、純水やイオン水等の薬液、更には気体等を基板に向けて噴射する固定ノズル34が配置されている。この実施の形態にあっては、3個の固定ノズル34が備えられ、その内の1個を純水の供給用に用いている。
【0022】
前記基板処理部20には、図4及び図5に示すように、めっき面を上向きにして基板Wを保持する基板保持部36と、この基板保持部36の上方に該基板保持部36の周縁部を囲繞するように配置されたカソード部38が備えられている。更に、基板保持部36の周囲を囲繞して処理中に用いる各種薬液の飛散を防止する有底略円筒状のカップ40が、エアシリンダ42を介して上下動自在に配置されている。
【0023】
ここで、前記基板保持部36は、エアシリンダ44によって、下方の基板受渡し位置Aと、上方のめっき位置Bと、これらの中間の前処理・洗浄位置Cとの間を昇降し、回転モータ46及びベルト48を介して、任意の加速度及び速度で前記カソード部38と一体に回転するように構成されている。この基板受渡し位置Aに対向して、めっきユニット12のフレーム側面の搬送ロボット14側には、図7に示すように、基板搬出入口50が設けられ、また基板保持部36がめっき位置Bまで上昇した時に、基板保持部36で保持された基板Wの周縁部に下記のカソード部38のシール材90とカソード電極88が当接するようになっている。一方、前記カップ40は、その上端が前記基板搬出入口50の下方に位置し、図5に仮想線で示すように、上昇した時に前記基板搬出入口50を塞いでカソード部38の上方に達するようになっている。
【0024】
前記めっき液トレー22は、めっきを実施していない時に、電極アーム部30の下記のめっき液含浸材110及びアノード98をめっき液で湿潤させるためのもので、図6に示すように、このめっき液含浸材110が収容できる大きさに設定され、図示しないめっき液供給口とめっき液排水口を有している。また、フォトセンサがめっき液トレー22に取り付けられており、めっき液トレー22内のめっき液の満水、即ちオーバーフローと排水の検出が可能になっている。めっき液トレー22の底板52は着脱が可能であり、めっき液トレーの周辺には、図示しない局所排気口が設置されている。
【0025】
前記電極アーム部30は、図8及び図9に示すように、上下動モータ54と図示しないボールねじを介して上下動し、旋回モータ56を介して、前記めっき液トレー22と基板処理部20との間を旋回(揺動)するようになっている。
【0026】
また、プレコート・回収アーム32は、図10に示すように、上下方向に延びる支持軸58の上端に連結されて、ロータリアクチュエータ60を介して旋回(揺動)し、エアシリンダ62(図7参照)を介して上下動するよう構成されている。このプレコート・回収アーム32には、その自由端側にプレコート液吐出用のプレコートノズル64が、基端側にめっき液回収用のめっき液回収ノズル66がそれぞれ保持されている。そして、プレコートノズル64は、例えばエアシリンダによって駆動するシリンジに接続されて、プレコート液がプレコートノズル64から間欠的に吐出され、また、めっき液回収ノズル66は、例えばシリンダポンプまたはアスピレータに接続されて、基板上のめっき液がめっき液回収ノズル66から吸引されるようになっている。
【0027】
前記基板保持部36は、図11乃至図16に示すように、円板状の基板ステージ68を備え、この基板ステージ68の周縁部の円周方向に沿った6カ所に、上面に基板Wを水平に載置して保持する支持腕70が立設されている。この各支持腕70の段部下面には、基板Wを載置する台座72が固着されている。
【0028】
これらの支持腕70の内の1つの支持腕70aには爪が備えられておらず、この支持腕70aに対向する支持腕70bの上端には、基板Wの端面に当接し回動して基板Wを内方に押付ける押圧爪74が回動自在に支承されている。また、他の4個の支持腕70cの上端には、回動して基板Wをこの上方から下方に押付けて基板Wの周縁部を台座72との間で挟持する固定爪76が回動自在に支承されている。
【0029】
ここで、前記押圧爪74及び固定爪76の下端は、コイルばね78を介して下方に付勢した開放ピン80の上端に連結されて、この開放ピン80の下動に伴って押圧爪74及び固定爪76が内方に回動して閉じるようになっており、基板ステージ68の下方には前記開放ピン80に下面に当接してこれを上方に押上げる開放部材としての支持板82が配置されている。
【0030】
これにより、基板保持部36が図5に示す基板受渡し位置Aに位置する時、開放ピン80は支持板82に当接し上方に押上げられて、押圧爪74及び固定爪76が外方に回動して開き、基板ステージ68を上昇させると、開放ピン80がコイルばね78の弾性力で下降して、押圧爪74及び固定爪76が内方に回転して閉じるようになっている。
【0031】
ここで、図14に示すように、基板Wは、そのノッチNが支持腕70aに対面するように位置決めして台座72の上に載置される。そして、基板ステージ68の上昇に伴って、先ず支持腕70bの押圧爪74が閉じる方向に回動し、これによって、基板Wのノッチ形成側を支持腕70aに押付け、しかる後、支持腕70cの固定爪76が閉じる方向に回動して基板Wの周縁部を挟持保持することで、固定爪76で基板Wを擦ることがないようになっている。
【0032】
このため、この例にあっては、図15及び図16に示すように、開放ピン80の下端部に雌ねじ部を設け、この雌ねじ部にナット81をダブルに螺着するとともに、支持板(開放部材)82の該開放ピン80に対応する位置に、開放ピン80の直径より大きくナット81の直径より小さな凹部82aを設けている。そして、押圧爪74を開閉する開放ピン80のナット81の方が固定爪76を開閉する開放ピン80のナット81よりも上方に位置するようにしている。
【0033】
これにより、図15に示す位置から図16に示す位置まで基板ステージ68を上昇させて基板Wを保持する際、押圧爪74の回動範囲の方が固定爪76の回動範囲よりも狭く、且つ基板W寄りに位置しているため、押圧爪74の方が固定爪76よりも早く短く閉まる。なお、逆に基板Wの保持を解く時には、押圧爪74の方が固定爪76よりも遅く短く開く。
【0034】
このように、基板Wを該基板Wのノッチ形成側を支持腕70aに押付けた状態で固定爪76で挟持保持することで、基板Wと基板保持部36との余裕分(通常、基板外径に対して0.4mm程度)だけ基板Wを基板保持部36の中心からノッチ寄りに偏心させた位置で基板保持部36で保持して、図14に示すように、円状のシール境界Sがノッチの対向側に位置するようにすることができ、これによって、シール形状や機構を複雑にすることなく、めっき面積(有効面積)を大きくすることができる。
【0035】
つまり、図17(a)に示すように、基板WのノッチNを外した内方位置に円状のシール境界Sが基板Wと同心状に位置するようにすると、シール境界Sの内側のめっき面積がノッチNの深さに見合った分だけ狭くなってしまい、また、図17(b)に示すように、略円形でノッチNの内側を弦状に延びるようにシール境界Sを設けると、シール形状が複雑となってしまうが、この例にあっては、このような弊害はない。
【0036】
また、開放ピン80の下端部に螺着したナット81の締付け位置を調整することで、押圧爪74と固定爪76の動作のタイミングを調整することができる。このナット81としてダブルナットを使用すれば、ナット81の緩みによる位置ずれを防止できる。
【0037】
前記カソード部38は、図18及び図19に示すように、前記支持板82(図5及び図13等参照)の周縁部に立設した支柱84の上端に固着した環状の枠体86と、この枠体86の下面に内方に突出させて取付けた、この例では6分割されたカソード電極88と、このカソード電極88の上方を覆うように前記枠体86の上面に取付けた環状のシール材90とを有している。このシール材90は、その内周縁部が内方に向け下方に傾斜し、かつ徐々に薄肉となって、内周端部が下方に垂下するように構成されている。
【0038】
これにより、図5に示すように、基板保持部36がめっき位置Bまで上昇した時に、この基板保持部36で保持した基板Wの周縁部にカソード電極88が押付けられて通電し、同時にシール材90の内周端部が基板Wの周縁部上面に圧接し、ここを水密的にシールして、基板の上面(被めっき面)に供給されためっき液が基板Wの端部から染み出すのを防止するとともに、めっき液がカソード電極88を汚染することを防止するようになっている。
【0039】
なお、この実施の形態において、カソード部38は、上下動不能で基板保持部36と一体に回転するようになっているが、上下動自在で、下降した時にシール材90が基板Wの被めっき面に圧接するように構成しても良い。
【0040】
前記電極アーム部30の電極部28は、図20乃至図24に示すように、揺動アーム26の自由端にボールベアリング92を介して連結したハウジング94と、このハウジング94の周囲を囲繞する中空の支持枠96と、前記ハウジング94と支持枠96で周縁部を狭持して固定したアノード98とを有し、このアノード98は、前記ハウジング94の開口部を覆って、ハウジング94の内部に吸引室100が形成されている。この吸引室100の内部には、めっき液供給設備18(図2参照)から延びるめっき液供給管102に接続され直径方向に延びるめっき液導入管104がアノード98の上面に当接して配置され、更に、ハウジング94には、吸引室100に連通するめっき液排出管106が接続されている。
【0041】
前記めっき液導入管104は、マニホールド構造とすると被めっき面に均一なめっき液を供給するのに有効である。即ち、その長手方向に連続して延びるめっき液導入路104aと該導入路104aに沿った所定のピッチで、下方に連通する複数のめっき液導入口104bが設けられ、また、アノード98の該めっき液導入口104bに対応する位置に、めっき液供給口98aが設けられている。更に、アノード98には、その全面に亘って上下に連通する多数の通孔98bが設けられている。これにより、めっき液供給管102からめっき液導入管104に導入されためっき液は、めっき液導入口104b及びめっき液供給口98aからアノード98の下方に達し、またアノード98をめっき液中に浸した状態で、めっき液排出管106を吸引することで、アノード98の下方のめっき液は、通孔98bから吸引室100を通過して該めっき液排出管106から排出されるようになっている。
【0042】
ここで、前記アノード98は、スライムの生成を抑制するため、含有量が0.03〜0.05%のリンを含む銅(含リン銅)で構成されている。このように、アノード98に含リン銅を使用すると、めっきの進行に伴ってアノード98の表面にブラックフィルムと呼ばれる黒膜が形成される。このブラックフィルムは、リンやClを含むCu錯体で、CuCl・CuO・CuP等で構成されるものである。このブラックフィルムの形成により銅の不均化反応が抑制されるので、ブラックフィルムをアノード98に表面に安定して形成することは、めっきを安定化させる上で重要であるが、これが乾燥したり酸化してアノード98から脱落すると、パーティクルの原因となる。
【0043】
そこで、この実施の形態にあっては、アノード98の下面に該アノード98の全面を覆う保水性材料からなるめっき液含浸材110を取付け、このめっき液含浸材110にめっき液を含ませて、アノード98の表面を湿潤させることで、ブラックフィルムの基板のめっき面への脱落を防止し、同時に基板のめっき面とアノード98との間にめっき液を注入する際に、空気を外部に抜きやすくしている。このめっき液含浸材110は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、テフロン、ポリビニルアルコール、ポリウレタン及びこれらの誘導体の少なくとも1つの材料からなる織布、不織布またはスポンジ状の構造体、あるいはポーラスセラミックスからなる。
【0044】
即ち、下端に頭部を有する多数の固定ピン112を、この頭部をめっき液含浸材110の内部に上方に脱出不能に収納し軸部をアノード98の内部を貫通させて配置し、この固定ピン112をU字状の板ばね114を介して上方に付勢させることで、アノード98の下面にめっき液含浸材110を板ばね114の弾性力を介して密着させて取付けている。このように構成することにより、めっきの進行に伴って、アノード98の肉厚が徐々に薄くなっても、アノード98の下面にめっき液含浸材110を確実に密着させることができる。従って、アノード98の下面とめっき液含浸材110との間に空気が混入してめっき不良の原因となることが防止される。
【0045】
なお、アノードの上面側から、例えば径が2mm程度の円柱状のPVC(塩ビ)またはPET製のピンをアノードを貫通させて配置し、アノード下面に現れた該ピンの先端面に接着剤を付けてめっき液含浸材と接着固定するようにしても良い。
【0046】
そして、前記電極部28は、基板保持部36がめっき位置B(図5参照)にある時に、基板保持部36で保持された基板Wとめっき液含浸材110との隙間が、例えば0.5〜3mm程度となるまで下降し、この状態で、めっき液供給管102からめっき液を供給して、めっき液含浸材110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)とアノード98との間にめっき液を満たして、これによって、基板Wの被めっき面にめっきが施される。
【0047】
なお、図4に示すように、カソード部38を支持する支柱84の外方にストッパ棒116が立設され、このストッパ棒116の上面に支持枠96の周囲に設けた突出部96aを当接させることで、電極部28の下降が規制されるようになっている。
【0048】
次に、前記実施の形態のめっき装置の動作について説明する。
先ず、ロード・アンロード部10からめっき処理前の基板Wを搬送ロボット14で取出し、被めっき面を上向きにした状態で、フレームの側面に設けられた基板搬出入口50から一方のめっきユニット12の内部に搬送する。この時、基板保持部36は、下方の基板受渡し位置Aにあり、搬送ロボット14は、そのハンドが基板ステージ68の真上に到達した後に、ハンドを下降させることで、基板Wを支持腕70上に載置する。そして、搬送ロボット14のハンドを前記基板搬出入口50を通って退去させる。
【0049】
搬送ロボット14のハンドの退去が完了した後、カップ40を上昇させ、同時に基板受渡し位置Aにあった基板保持部36を前処理・洗浄位置Cに上昇させる。すると、この上昇に伴って、支持腕70上に載置された基板は、押圧爪74で支持腕70aの方向に押圧されて偏心し、この状態で固定爪76で確実に把持される。
【0050】
一方、電極アーム部30の電極部28は、この時点ではめっき液トレー22上の通常位置にあって、めっき液含浸材110あるいはアノード98がめっき液トレー22内に位置しており、この状態でカップ40の上昇と同時に、めっき液トレー22及び電極部28にめっき液の供給を開始する。そして、基板のめっき工程に移るまで、新しいめっき液を供給し、併せてめっき液排出管106を通じた吸引を行って、めっき液含浸材110に含まれるめっき液の交換と泡抜きを行う。なお、カップ40の上昇が完了すると、フレーム側面の基板搬出入口50はカップ40で塞がれて閉じ、フレーム内外の雰囲気が遮断状態となる。
【0051】
カップ40が上昇するとプレコート処理に移る。即ち、基板Wを受け取った基板保持部36を回転させ、待避位置にあったプレコート・回収アーム32を基板と対峙する位置へ移動させる。そして、基板保持部36の回転速度が設定値に到達したところで、プレコート・回収アーム32の先端に設けられたプレコートノズル64から、例えば界面活性剤からなるプレコート液を基板の被めっき面に間欠的に吐出する。この時、基板保持部36が回転しているため、プレコート液は基板Wの被めっき面の全面に行き渡る。次に、プレコート・回収アーム32を待避位置へ戻し、基板保持部36の回転速度を増して、遠心力により基板Wの被めっき面のプレコート液を振り切って乾燥させる。
【0052】
プレコート完了後にめっき処理に移る。先ず、基板保持部36を、この回転を停止、若しくは回転速度をめっき時速度まで低下させた状態で、めっきを施すめっき位置Bまで上昇させる。すると、基板Wの周縁部はカソード電極88に接触して通電可能な状態となり、同時に基板Wの周縁部上面にシール材90が圧接して、基板Wの周縁部が水密的にシールされる。
【0053】
一方、搬入された基板Wのプレコート処理が完了したという信号に基づいて、電極アーム部30をめっき液トレー22上方からめっきを施す位置の上方に電極部28が位置するように水平方向に旋回させ、この位置に到達した後に、電極部28をカソード部38に向かって下降させる。電極部28の下降が完了した時点で、めっき電流を投入し、めっき液供給管102からめっき液を電極部28の内部に供給して、アノード98を貫通しためっき液供給口98aよりめっき液含浸材110にめっき液を供給する。この時、めっき液含浸材110は基板Wの被めっき面に接触させず、0.5mm〜3mm程度に近接した状態となっている。
【0054】
めっき液の供給が続くと、めっき液含浸材110から染み出した銅イオンを含むめっき液が、めっき液含浸材110と基板Wの被めっき面との間の隙間に満たされ、基板の被めっき面に銅めっきが施される。この時、基板保持部36を低速で回転させても良い。
【0055】
めっき処理が完了すると、電極アーム部30を上昇させ旋回させてめっき液トレー22上方へ戻し、通常位置へ下降させる。次に、プレコート・回収アーム32を待避位置から基板Wに対峙する位置へ移動させて下降させ、めっき液回収ノズル66から基板W上のめっきの残液を回収する。このめっき残液の回収が終了した後、プレコート・回収アーム32を待避位置へ戻し、基板のめっき面のリンスのために、純水用の固定ノズル34から基板Wの中央部に純水を吐出し、同時に基板保持部36をスピードを増して回転させて基板Wの表面のめっき液を純水に置換する。このように、基板Wのリンスを行うことで、基板保持部36をめっき位置Bから下降させる際に、めっき液が跳ねて、カソード部38のカソード電極88が汚染されることが防止される。
【0056】
リンス終了後に水洗工程に入る。即ち、基板保持部36をめっき位置Bから前処理・洗浄位置Cへ下降させ、純水用の固定ノズル34から純水を供給しつつ基板保持部36及びカソード部38を回転させて水洗を実施する。この時、カソード部38に直接供給した純水、又は基板Wの面から飛散した純水によってシール材90及びカソード電極88も基板と同時に洗浄することができる。
【0057】
水洗完了後にドライ工程に入る。即ち、固定ノズル34からの純水の供給を停止し、更に基板保持部36及びカソード部38の回転スピードを増して、遠心力により基板表面の純水を振り切って乾燥させる。併せて、シール材90及びカソード電極88も乾燥される。ドライ工程が完了すると基板保持部36及びカソード部38の回転を停止させ、基板保持部36を基板受渡し位置Aまで下降させる。すると、固定爪76による基板Wの把持が解かれ、基板Wは、支持腕70の上面に載置された状態となる。次に、カップ40も下降させる。
【0058】
以上でめっき処理及びそれに付帯する前処理や洗浄・乾燥工程の全て工程を終了し、搬送ロボット14は、そのハンドを基板搬出入口50から基板Wの下方に挿入し、そのまま上昇させることで、基板保持部36から処理後の基板Wを受取る。そして、搬送ロボット14は、この基板保持部36から受取った処理後の基板Wをロード・アンロード部10に戻す。
【0059】
ところで、この実施の形態のようにめっき液含浸材をアノードの下面に取付けてめっき処理を行う場合、めっき液含浸材110に形成された気孔の内部に気泡が入り込む場合がある。このような気泡は絶縁体として作用し、めっき処理時の電流分布を乱す原因となる。これに対しては、めっき処理を行うのに先立ってめっき液排出管106を吸引することでめっき液含浸材110が配置された空間を減圧し、その後めっき液導入管104からめっき液をめっき液含浸材110に導入することが有効である。このようにすることで、めっき液含浸材110の気孔の内部に入り込んだ気泡が外部に出るのを促進することができ、均一な電流分布によって高品質なめっきを実現することが可能となる。更に、めっき装置の立ち上げ時においてもこの処理を行うこととすれば、最初からめっき液含浸材110の気孔に入り込んでいた気泡を除去することが可能となるので有効である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基板保持部で基板を上向きに保持した状態で、めっき処理とめっき処理に付帯した前処理や洗浄・乾燥処理といった他の処理をめっき処理に前後して行うことができる。従って、単一の装置でめっきの全工程の実施が可能となり、装置として簡素化を図るとともに、小さな占有面積で済むめっき装置を安価に提供できる。また、めっきユニットとして、他の半導体製造装置へ搭載が可能であるため、めっき、アニール、CMPの一連の配線形成工程をクラスター化する時に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板めっき装置方法によってめっきを行う工程の一例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の基板めっき装置の全体を示す平面図である。
【図3】めっきユニットを示す平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】基板保持部及びカソード部の拡大断面図である。
【図6】図3の正面図である。
【図7】図3の右側面図である。
【図8】図3の背面図である。
【図9】図3の左側面図である。
【図10】プレコート・回収アームを示す正面図である。
【図11】基板保持部の平面図である。
【図12】図11のB−B線断面図である。
【図13】図11のC−C線断面図である。
【図14】基板保持部における基板の動き(偏心)の説明に付する図である。
【図15】固定爪を有する支持腕(a)、及び押圧爪を有する支持腕(b)の基板保持前の状態を示す図である。
【図16】固定爪を有する支持腕(a)、及び押圧爪を有する支持腕(b)の基板保持後の状態を示す図である。
【図17】基板を偏心させない場合における問題の説明に付する図である。
【図18】カソード部の平面図である。
【図19】図18のD−D線断面図である。
【図20】電極アーム部の平面図である。
【図21】図20の縦断正面図である。
【図22】図20のE−E線断面図である。
【図23】図22の一部を拡大して示す拡大図である。
【図24】電極アーム部の電極部のハウジングを除いた状態の平面図である。
【符号の説明】
10 ロード・アンロード部
12 めっきユニット
14 搬送ロボット
20 基板処理部
22 めっき液トレー
26 揺動アーム
28 電極部
30 電極アーム部
32 プレコート・回収 アーム
34 固定ノズル
36 基板保持部
38 カソード部
40 カップ
50 基板搬出入口
58 支持軸
64 プレコートノズル
66 めっき液回収ノズル
68 基板ステージ
70 支持腕
72 台座
74 押圧爪
76 固定爪
78 コイルばね
80 開放ピン
82 支持板
84 支柱
86 枠体
88 カソード電極
90 シール材
92 ボールベアリング
94 ハウジング
98 アノード
98a めっき液供給口
98b 通孔
100 吸引室
102 めっき液供給管
104 めっき液導入管
104b めっき液導入口
106 めっき液排出管
110 めっき液含浸材
112 固定ピン

Claims (6)

  1. 被めっき面を上方に向けて基板を水平に保持し回転させる基板保持部と、
    該基板保持部で保持された基板の被めっき面の周縁部に当接して該周縁部を水密的にシールするシール材と、該基板と接触して通電させるカソード電極とを備え、前記基板保持部と一体に回転するカソード部と、
    該カソード部の上方に水平垂直動自在に配置され、アノードと該アノードの下方に配置された保水性材料からなるめっき液含浸材を有する電極部と、
    前記基板保持部で保持された基板の被めっき面と該被めっき面に近接させた前記電極部のアノードとの間の空間にめっき液を注入するめっき液注入手段と、
    前記カソード部の側方に配置され、前記電極部のアノード及びめっき液含浸材を内部のめっき液で湿潤させるめっき液トレーを備え、
    前記電極部は、前記カソード部とめっき液トレーとの間を移動自在に構成されていることを特徴とする基板のめっき装置。
  2. 前記カソード部の側方には、前記基板保持部で保持された基板の被めっき面に向けて前処理液洗浄液または体を噴射する複数のノズルが配置されていることを特徴とする請求項1記載の基板のめっき装置。
  3. 前記基板保持部は、下方の基板受渡し位置と、上方の前記基板の被めっき面の周縁部が前記カソード部のシール材及びカソード電極に当接するめっき位置と、その中間で前記基板の被めっき面の周縁部が前記カソード部のシール材及びカソード電極に当接しない前処理・洗浄位置との間を昇降自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載の基板のめっき装置。
  4. 上方に向けた基板の被めっき面の周縁部にシール材を接触させて該被めっき面の周縁部をシール材で水密的にシールしつつ、被めっき面の周縁部にカソード電極を接触させ、
    アノードと該アノードの下方に配置された保水性材料からなるめっき液含浸材とを有する電極部を有し、該アノード及びめっき液含浸材をめっき液トレー内のめっき液で湿潤させておいた電極部を、前記基板の被めっき面の上方に移動させ、被めっき面に近接させて配置し、
    前記被めっき面と前記アノードとの間の空間にめっき液を注入して前記被めっき面にめっき膜を成膜することを特徴とする基板のめっき方法。
  5. めっき処理に先立って、前記めっき液含浸部材が配置された空間を減圧することを特徴とする請求項記載の基板のめっき方法。
  6. めっき終了後に前記カソード電極及び前記シール材を基板から離間させ、前記基板、前記カソード電極及び前記シール材を回転させながら、前記基板に向けて純水を供給して、前記基板、前記カソード及び前記シール材を洗浄することを特徴とする請求項4記載の基板のめっき方法。
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