JP4010093B2 - 昇り旗の巻き上げ絡み防止具 - Google Patents
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Description
【発明に属する技術分野】
本発明は、昇り旗1に使用されている昇り旗の縦棒2の任意の位置に昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3を取り付け、昇り旗が巻き上げられたり、昇り旗が縦棒に絡まったりするのを防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は昇り旗の絡まり防止具として、昇り旗と縦棒を挟んで昇り旗が縦棒に巻き付くのを防止する平成7年意匠登録第002575、縦棒に昇り旗が巻き上げられないように縦棒に巻き上げストッパーを固定する、実用新案公報第3038450号があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に使われている昇り旗の縦棒2は、店頭等で用いられるものは鋼管製で直径が16mmから30mm、その他、縦棒としての太さが不均衡な竹製のものが使われていた。従って、従来の昇り旗の巻き付き防止具では縦棒に嵌まる部分は一定でも縦棒の太さが異なるために、縦棒と嵌合する昇り旗の巻き付き防止具の部分が太すぎると昇り旗の巻き付き防止具と縦棒との隙間が大きすぎ昇り旗の巻き付き防止具が垂れたり、昇り旗から外れたりした。また、縦棒の太さに対して昇り旗の巻き付き防止具の嵌合部分が小さすぎると縦棒に取り付かなかった。従って、従来の昇り旗の巻き付き防止具では縦棒との嵌合部分の大きさが一定であるために、種々の縦棒の太さに対応できる昇り旗の巻き付き防止具でなかった。
【0004】
従来の昇り旗の巻き付き防止具、平成7年意匠登録第002575では通常の場合は、昇り旗と昇り旗の巻き付き防止具が共に縦棒の周りを旋回して昇り旗の巻き付き防止具としての効果を発揮するが、強風時には横棒の旋回が早く昇り旗の巻き付き防止具が横棒の旋回に着いていけず昇り旗が絡んでしまう、または、昇り旗が激しく靡くと、昇り旗が昇り旗の巻き付き防止具と共に縦棒に絡まることがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、昇り旗の巻き付き絡まり防止具3が種々の縦棒2の太さに対応できるように昇り旗の巻き付き絡まり防止具3を樹脂等の柔軟材の帯状バンドで縦棒を巻く様にした。昇り旗の巻き付き絡まり防止具3の帯状バンドに縦棒の太さに合わせて結節する箇所を設けて、縦棒の太さに応じて、帯状バンドで縦棒と遊嵌合が出来る結節部で帯状バンドを結節して縦棒に取り付ける。従って、昇り旗の巻き付き絡まり防止具3を縦棒2の任意の位置に取り付けることを可能にし、縦棒を巻いた帯状バンドの昇り旗と接する箇所で昇り旗と結節するようにした。
【0006】
縦棒2にセツトした昇り旗の巻き付き絡まり防止具3で昇り旗1を挟んだ昇り旗の巻き付き絡まり防止具3の先端を図1,図2の様に末広がりに広げた。
【0007】
昇り旗の巻き付き絡まり防止具3を樹脂等の柔軟材の帯状バンドにすることによって、昇り旗の縦棒2の太さに合わせてバンドの結節箇所を選びセットすることが出来る様にした。
【0008】
【作用】
昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3を樹脂等の柔軟材の帯状バンドにすることによって、縦棒2と昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3を遊嵌合状態に調整してセットすることにより、昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3と縦棒2との適正な嵌合状態を保つことにより、昇り旗1が風によって、巻き上げられるのを防止出来る。
【0009】
昇り旗の巻き上げ絡み防止具3の先端を図2の様に末広がりに広げることによって、昇り旗1が風によって靡き、昇り旗の巻き上げ絡み防止具3の先端X部に昇り旗が接触し、Tの力が作用すると、昇り旗の巻き上げ絡み防止具3はTの作用する方向へ移動する。同様に昇り旗の巻き上げ絡み防止具の先端部Yに昇り旗が接触し、Tの力が作用すると、昇り旗の巻き上げ絡み防止具3には、T×Lのトルクが働き縦棒を中心にして、Tの作用する方向に回転する。又先端部は樹脂等の柔軟材であるので旗と接触部が緩衝しあって、旗とクリップ先端が同調して靡き、旗とクリップ先端がシンクロされることによって旗の折れ曲がりを防ぐ。
このように、昇り旗の巻き上げ絡み防止具3の先端を広げることにより先端が広がっただけ昇り旗が絡まろうとする時、昇り旗1が靡き昇り旗の巻き上げ絡み防止具3の先端部に作用するTによって昇り旗の巻き上げ絡み防止具3はTの作用する方向へ回転して昇り旗の絡まりを防止する。樹脂等の柔軟材のバンドを使用することによって昇り旗の巻き上げ絡み防止具3の先端部で昇り旗の揺れ、靡きが緩衝され、旗とクリップ先端が同調して靡き、同期化(シンクロナイズ)される事によって、旗の折れ曲がりを防止し昇り旗の巻き付き絡み防止具3が昇り旗と一体となって靡くので旗の折れ曲がりを防止する。
【0010】
縦棒2の太さに合わせ帯状バンドの昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3を縦棒2にセットし、帯状バンドの先で昇り旗の複数箇所で昇り旗を挟み、昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3が昇り旗と水平に結節することにより、昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3と昇り旗1が固定されて昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3が昇り旗1から外れたり、垂れたりすることを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は図2、図3に示す形状で樹脂等の柔軟材で帯状のものである。
【0012】
本発明の昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3は、縦棒2の太さに合わせ遊嵌合出来るようにフック等の複数個の結節部4が設けられ、昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3と縦棒2が遊嵌した状態でセットする。
【0013】
本発明の昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3を縦棒2にセットした後、昇り旗1と昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3が水平になるように昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3の結節部5で昇り旗を挟むと図2の様に昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3の先端が開いた状態でセットされる。
【0014】
【発明の効果】
昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3を樹脂等の柔軟材の帯状バンドで結節部4を複数個持つことにより、種々の太さの縦棒の任意の位置に遊勘合できるので、種々の縦棒に適用できる汎用性に富んだ昇り旗の絡まり防止具3となる。
【0015】
昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3の複数の結節部5で昇り旗に水平に昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3をセツトすることにより昇り旗の絡まり防止具の垂れ下がりを防止できる。
【0016】
昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3の端部は図2の様に先端が末広がりに広がっているので昇り旗が靡くと、昇り旗1が昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3の先端に接触して昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3が縦棒2を中心として、昇り旗1の接触した方向へ回転し、昇り旗1が昇り旗の巻き上げ絡まり防止具3に絡まるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 昇り旗の巻き上げ絡み防止具の取り付け状態図。
【図2】 昇り旗の巻き上げ絡み防止具の平面図。
【図3】 昇り旗の使用状態図。
【符号の説明】
1 昇り旗。
2 縦棒。
3 昇り旗の巻き上げ絡み防止具。
4 結節部。
5 結節部。
6 横棒。
T 昇り旗が昇り旗の巻き上げ絡み防止具に作用する力。
X 昇り旗の巻き上げ絡み防止具の先端の一部分。
Y 昇り旗の巻き上げ絡み防止具の先端部分。
L Yに作用するTと縦棒の中心線上の垂直距離。
Claims (1)
- 柔軟材の帯状バンドに、帯状バンド両端部側を結節し、縦棒2を遊嵌合するための結節部4と、更に両端部寄りを結節し、昇り旗1を挟むための結節部5を設け、結節部4と結節部5を結節したときに、帯状バンドの両先端が末広がりに広がることを特徴とする昇り旗の巻き上げ絡み防止具3。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000165634A JP4010093B2 (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 昇り旗の巻き上げ絡み防止具 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP4010093B2 (ja) |
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2000
- 2000-06-02 JP JP2000165634A patent/JP4010093B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001343919A (ja) | 2001-12-14 |
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