JP4008435B2 - ワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤ放電加工機において、ワイヤに電流を流すと共に張力を与えてワイヤを溶断するワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置に関するものである。
ワイヤ放電加工機においては、あらかじめワークに加工開始孔を設けておき、該加工開始孔にワイヤを挿通し結線した後、放電加工を行うものである。特に、連続無人運転で、複数のワークを加工する場合や、1つのワークから複数の加工物を取り出す場合は、1つの加工が終了すると、ワイヤを切断し、次の加工の加工開始孔にワイヤを自動的に挿通し、自動結線して、次の加工を行う。そのため、信頼性の高い自動ワイヤ切断・結線機能が不可欠である。この機能は、ある加工開始孔から開始した加工が終了後、ワイヤを自動切断し、ガイドを次の加工開始孔に移動してその位置でワイヤを自動結線し、次の加工を開始するものである。加工時間短縮のためには、自動ワイヤ切断・結線動作の高速化は、重要な開発課題である。
従来提案されている自動ワイヤ切断方法として、ワイヤに電流を供給してワイヤ自身の抵抗でワイヤを加熱し、同時にワイヤに張力をかけることにより、ワイヤを熱溶断する方法がある(例えば、特許文献1参照)。この方法によると、カッター等による機械的な切断方法に比べて、ワイヤ先端を尖頭形状にすることができるため、結線時にワイヤを滑らかにガイドとワークに通すことができ、高速かつ確実な結線が可能となる。
ワイヤ切断時間を短縮するには、ワイヤヘの供給電流を大きくして、ワイヤの発熱量を大きくし、ワイヤが切断可能となる温度に到達するまでの時間を短縮してやればよい。しかし、電流が大きすぎると、切断時にワイヤ先端が球形状になってしまい、結線時にワイヤを滑らかに通すことができず、結線に時間がかかってしまう。また、結線失敗につながることもある。特許文献2に記載されているように、ワイヤ先端形状はワイヤに与える電流値、張力値によって変化し、自動結線に適したワイヤ形状を実現するにはワイヤ材質・線径に応じた最適な電流値、張力値を選択する必要がある(特許文献2、第6頁第11欄乃至第12欄、図21及び図22参照)。
また、ワイヤガイド等の部品や被加工物を損傷させることがないように、ワイヤに尖頭状の先端部を形成することを目的として、ワイヤに所定の張力を付与し、かつ溶断電流を印加した状態で一定時間保持するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。ここで、この一定時間とは、溶断電流が印加されてから実際にワイヤが尖頭状の先端部を形成する条件下(最適の張力値及び最適の溶断電流値)での溶断するまでの時間である。
このように、ワイヤに与える電流値は自ずと決まってしまい、その結果、ワイヤ切断時間を短縮できないという問題がある。なお、溶断動作中にワイヤに供給する電流値を変える方式のものとして、次に挙げるものが提案されている。特許文献4に記載のものは、ワイヤ種類・線径に応じて供給電流を溶断動作開始前に定める必要をなくすことを目的とし、溶断動作中に時間経過とともに電流を増大させるものである。また、特許文献5に記載のものは、切断回路内の抵抗値のばらつき等にかかわらず確実にワイヤを溶断することを目的とするもので、切断開始から所定時間後に電流を増大させるものである。
特許第2644543号公報 特許第2518040号公報 特開平5−305522号公報 特開平5−220624号公報 特開平4−331022号公報
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ワイヤ切断時間を短縮でき、かつワイヤ先端を自動結線に適した尖頭形状にするワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置を提供することにある。
請求項1に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置は、上記課題を解決するために、ワイヤ放電加工機において、ワイヤに溶断を起させるための電流を供給する電源装置と、前記ワイヤに張力を与える張力付加装置と、前記電源装置の電流値および前記張力付加装置の張力値を指令する制御装置とを備え、前記ワイヤに電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時、前記電源装置から前記ワイヤに第1の所定電流値の電流を供給すると共に前記張力付加装置によりワイヤに所定張力を与え、ワイヤ切断動作開始時から第1の所定時間が経過した時に、前記電源装置からの供給電流を前記第1の所定電流値よりも小さい第2の所定電流値に切り換え、前記所定張力を継続して与えてワイヤを切断することを特徴とする。
すなわち、ワイヤ切断開始から所定時間は、ワイヤヘの供給電流をワイヤ材質・線径に応じた大きな第1の所定電流値として、ワイヤの温度上昇を促進する。その後、ワイヤ切断時には電流を第2の所定電流値まで減少させることにより、ワイヤ先端を自動結線に適した尖頭形状にする。なお、電流を減少させた後もワイヤに張力を与え続け、その期間にワイヤ切断を起こさせる。
上記の請求項1に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置では、電流を減少させるタイミングは第1の所定時間が経過した時としたが、これに代えて、以下の2つの装置を提案するものである。1つは、ワイヤと接触または非接触の温度検出手段を設置し、ワイヤが所定温度に達したらワイヤヘの供給電流を第2の所定電流値まで減少させる方式のものである。すなわち、請求項2に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置は、上記課題を解決するために、ワイヤ放電加工機において、ワイヤに溶断を起させるための電流を供給する電源装置と、前記ワイヤに張力を与える張力付加装置と、前記電源装置の電流値および前記張力付加装置の張力値を指令する制御装置と、ワイヤ温度検出装置とを備え、前記ワイヤに電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時に、前記電源装置からワイヤに第1の所定電流値の大きな電流を供給すると共に前記張力付加装置によりワイヤに所定張力を与え、前記ワイヤ温度検出装置によって検出されるワイヤの温度を監視し、前記ワイヤの温度が第1の所定温度に到達した時に、前記電源装置からの供給電流を第1の所定電流値より小さい第2の所定電流値に切り換え、前記所定張力を継続して与えてワイヤを切断することを特徴とするものである。
また、他の1つは、ワイヤ伸び量の検出手段を設置し、ワイヤの伸び量が所定の値に達したらワイヤへの供給電流を第2の所定電流値まで減少させる方式のものである。すなわち、請求項3に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置は、上記課題を解決するために、ワイヤ放電加工機において、ワイヤに溶断を起させるための電流を供給する電源装置と、前記ワイヤに張力を与える張力付加装置と、前記電源装置の電流値および前記張力付加装置の張力値を指令する制御装置と、ワイヤ伸び量検出装置とを備え、前記ワイヤに電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時に、前記電源装置からワイヤに第1の所定電流値の大きな電流を供給すると共に前記張力付加装置により前記ワイヤに所定張力を与え、前記ワイヤ伸び量検出装置によって検出されるワイヤ伸び量を監視し、前記ワイヤ伸び量が第1の所定値に到達した時に、前記電源装置からの供給電流を第1の所定電流値より小さい第2の所定電流値に切り換え、前記所定張力を継続して与えてワイヤを切断することを特徴とするものである。
また、張力について、上記請求項1〜請求項3に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置では、電流供給開始から切断までワイヤ材質・線径に応じた所定張力値での一定張力を付与するようにした。これに代えて、電流供給開始時には張力を弱めにしておき、電流を第2の所定電流値に減少させると同時にまたは該電流減少から第2の所定時間が経過した時に、張力を増加させる方式としてもよい。すなわち、請求項4に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置では、請求項1乃至3のうちのいずれか1つに係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置において、ワイヤ切断動作開始時に、前記張力付加装置により第1の所定張力値である小さな張力をワイヤに付加し、前記電源装置からの供給電流を第2の所定電流値まで減少させると同時または該電流減少から第2の所定時間が経過した時に、前記張力付加装置による張力を第2の所定張力値の大きな張力に増加させてワイヤを切断することを特徴とするものである。これによれば、電流供給開始時の大きな電流を供給している状態でワイヤが切断するのを防止してワイヤ先端が球形状になるのを回避できる。なお、張力増加のタイミングは電流減少と同時であることが望ましいが、電流減少以降に張力を増加させても同様の効果が得られる。
また、請求項5に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置では、請求項1乃至3のうちのいずれか1つに係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置において、ワイヤ切断動作開始時に、前記張力付加装置によりワイヤに第1の所定張力値を与え、前記電源装置からの供給電流を前記第2の所定電流値まで減少させると同時または該電流減少後前記ワイヤの温度が第2の所定温度に到達した時に、前記張力付加装置による張力を第1の所定張力より大きい第2の所定張力値に切り換えてワイヤを切断することを特徴とするものである。
また、請求項6に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置では、請求項1乃至3のうちのいずれか1つに係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置において、ワイヤ切断動作開始時に、前記張力付加装置によりワイヤに第1の所定張力値を与え、前記電源装置からの供給電流を前記第2の所定電流値まで減少させると同時または該電流減少後前記ワイヤの伸び量が第2の所定値に到達した時に、前記張力付加装置による張力を第1の所定張力より大きい第2の所定張力値に切り換えてワイヤを切断することを特徴とするものである。
請求項7に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置は、請求項1乃至6のうちのいずれか1つに係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置において、前記電源装置が出力電圧可変の電圧源を含むものとしたものである。請求項8に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置は、請求項1乃至6のうちのいずれか1つに係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置において、前記電源装置が出力電圧固定の電圧源とインピーダンス可変の電流制限回路とを含むものとしたものである。請求項9に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置は、請求項1乃至6のうちのいずれか1つに係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置において、前記電源装置が出力電圧固定の電圧源とデューティ比可変のスイッチング素子とを含むものとしたものである。
本発明のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置によれば、ワイヤ切断開始から所定時間(所定のワイヤ温度又は所定のワイヤ伸び量に達するまで)は、ワイヤヘの供給電流をワイヤ材質・線径に応じた大きな第1の所定電流値とし、ワイヤの温度上昇を促進することで、ワイヤ切断時間を短縮できる。その後、電流を第2の所定電流値まで減少させ、該電流を減少させた後もワイヤに張力を与え続け、その期間にワイヤ切断を起こさせることにより、ワイヤ先端を自動結線に適した尖頭形状にすることができる。更に、ワイヤに流す電流を減少させると共に張力を増大させることにより、より確実にワイヤ先端が球形状になるのを回避してワイヤを切断することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置の概略を示す構成図である。図1において、ワイヤ1は、ブレーキ付きローラ2、上ガイド3、被加工物のワーク4、下ガイド5を通じ、ワイヤ駆動モータ(図示せず)により回転駆動される巻き取りローラ6により送給される。ブレーキ付きローラ2と上ガイド3との間に設定されたワイヤ上の溶断位置には、通電子8a,8bが接続され、電源装置7から通電子8a,8bを通してワイヤ溶断を起すための電流が供給される。また、ワイヤ1上の溶断位置に臨んで、非接触でワイヤの温度を検出するワイヤ温度検出装置9が配備されている。また、ブレーキ付きローラ2のブレーキ機能及び巻き取りローラ6を回転駆動するワイヤ駆動モータ(図示せず)により、ワイヤ切断の際の張力を与える張力付加装置を構成している。さらに、巻き取りローラ6にはワイヤの伸び量を検出するワイヤ伸び量検出装置10が設けられている。ワイヤ伸び量検出装置10は、例えば、ワイヤの伸び量に応じたローラの回転量を検出するエンコーダで構成され、ワイヤ伸び量検出装置10の検出値をワイヤ伸び量とする。
制御装置11は、ワイヤ放電加工機の制御装置であり、この実施形態ではワイヤ切断装置の制御装置を兼ねる。制御装置11は、従来の制御装置と同一であり、詳細な説明は省略する。制御装置11は、プロセッサ(CPU)、ROM及びRAMで構成されたメモリ、入出力用のインターフェース、液晶やCRT等で構成された表示器とキーボード或いは操作盤等で構成された入力部とを含む表示器/手動入力ユニット、ワイヤ放電加工機の各送り軸X,Y,Zの軸制御回路を含んでいる。
ワイヤ切断に関するワイヤ切断処理において、制御装置11は、電源装置7に対する電流値の指令、張力付加装置(ワイヤ駆動モータ)に対する張力値の指令を行う。また、制御装置11は、ワイヤ温度検出装置9によるワイヤ温度検出値の入力、ワイヤ伸び量検出装置10によるワイヤ伸び量の検出値の入力、電源装置7からの溶断を起させる電流値の制御を行う。
本発明のワイヤ切断処理は、ワイヤ1に電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時は、張力付加装置によりワイヤに所定張力を与えつつ、電源装置7からワイヤに第1の所定電流値の大きな電流を供給する。そして、ワイヤ切断動作開始時から所定時間経過した時、又はワイヤ温度検出装置9で検出されるワイヤ温度が所定のワイヤ温度に達した時、又はワイヤ伸び量検出装置10によって検出されるワイヤ伸び量が所定のワイヤ伸び量に達した時、電源装置7からの供給電流を第1の所定電流値よりも小さい第2の所定電流値に減少させ、所定の張力を継続して与えてワイヤの溶断を起させるものである。
従って、電源装置7は、ワイヤ1に供給する電流を可変とするものである。以下に、本発明において適用できる電源装置7の具体的な実施形態について説明する。図2は、電源装置の第1実施形態を示す回路図である。第1実施形態の電源装置7aは、出力電圧可変の電圧源21に電流制限抵抗22を直列接続した回路で構成したものである。
図3は、電源装置の第2実施形態を示す回路図である。第2実施形態の電源装置7bは、出力一定電圧の電圧源31の出力側に、電流制限抵抗32と電流制限抵抗33及びリレー接点34とを並列接続し、リレー接点34をリレーによる切り換えによって電流制限抵抗の合成抵抗を変更する回路で構成したものである。
図4は、電源装置の第3実施形態を示す回路図である。第3実施形態の電源装置7cは、出力一定電圧の電圧源41の出力側に、スイッチング素子42を介して電流制限抵抗43を接続してなる回路で構成したものであり、電流のオン時間とオフ時間との比(例えば、所定周期時間あたりにスイッチング素子42がオンする時間の比、即ちデューティ比)を変更するものである。
図5は、ワイヤ1に供給する電流とワイヤ1に与える張力との関係を時間経過に従って示すタイムチャートである。以下に説明する第1の実施形態は、電源供給開始時からワイヤ切断まで、ワイヤ1に一定張力を付与し、張力は固定で変更しないものである。
以下、本実施形態におけるワイヤの切断に関わる処理の第1の実施形態について説明する。図7は、制御装置11のプロセッサ(以下、CPUという)により実行される処理のフローチャートである。該処理は、ワーク4の1箇所の放電加工終了に伴って実質的に処理の実行が開始される。まず、メモリの切断条件記憶手段に予め設定され格納されている当該使用ワイヤ1の材質・線径に応じた第1の所定電流値、所定張力値、第2の所定電流値、第1の所定電流値の供給時間(第1の所定時間)を読み出す(ステップS01)。ここで、各所定電流値、所定張力値とは、溶断したワイヤが尖頭状の先端部を形成するための条件として予め設定されているものである。次いで、ブレーキをオンし(ステップS02)、ワイヤ1に設定された所定張力値の張力を与えるべくワイヤ駆動モータを所定のトルクで駆動し(ステップS03)、電源装置7から第1の所定電流値の電流を供給するべく電源装置7に指令出力し(ステップS04)、ワイヤ切断開始時からの経過時間を計時するためのタイマをリセットしてスタートさせ(ステップS05)、ステップS06に進み、タイマによって計時されるワイヤ切断開始時からの経過時間が第1の所定電流値の設定供給時間(第1の所定時間)に達しているか否かを監視する。即ち、ステップS06を偽と判断する処理を繰り返す。
タイマによって計時されるワイヤ切断開始時からの経過時間が第1の所定電流値の供給時間に達すると、ステップS07に進み、電源装置7から供給する電流を第2の所定電流値(第1の所定電流値より小さい)に切り換えるべく電源装置7に指令出力する(ステップS07)。次に、電源装置7からワイヤ1に供給されている供給電流値を読み込み(ステップS08)、供給電流値によりワイヤ切断が起こったか否かを判断する(ステップS09)。なお、ワイヤ1には所定張力値の張力が継続して与えられている。ワイヤ1の切断が起こった場合には、通電子8a,8b間が通電断となって供給電流値が0Aとなる。CPUは、ワイヤ1が切断するまで、ステップS07及びステップS08を偽と判断する処理を繰り返す。
ワイヤ1の切断が起こると、ステップS10に進み、ワイヤ1への張力付与を停止するべくワイヤ駆動モータを停止すると共にブレーキをオフし(ステップS10)、電源装置7による電流供給を停止し(ステップS11)、当該処理を終了する。
線径0.3の亜鉛コーティングワイヤの例では、切断動作開始から切断が起きるまでワイヤに8Aの電流を継続して供給した場合では、切断時間は約10秒であるが、切断動作開始時から3秒間だけ第1の所定電流値として12Aの電流を供給し、その後電流を第2の所定電流値として8Aに切り換えた場合、切断時間は約7秒に短縮された。
上述した第1の実施形態において、大きい第1の所定電流値から小さい第2の所定電流値に切り換えるタイミングの判断を、ワイヤ切断開始時からの経過時間で判断するものとしているが、これに代えて、ワイヤ温度検出装置9で検出されるワイヤ温度が所定のワイヤ温度(第1の所定温度、ワイヤ溶断が起こり得る温度)に達した時を供給電流を切り換えるタイミングとする構成、あるいはワイヤ伸び量検出装置10によって検出されるワイヤ伸び量が所定のワイヤ伸び量(ワイヤ温度が上昇して張力付与によりワイヤが伸び始めてその伸び量が第1の所定値)に達した時を供給電流を切り換えるタイミングとする構成でもよい。この場合、ワイヤの材質・線径に応じた所定のワイヤ温度、或いは所定のワイヤ伸び量をメモリに予め設定された切断条件記憶手段に格納しておき、上記ステップS01で読み出し、上記ステップS06でその条件(所定のワイヤ温度或いは所定のワイヤ伸び量)に達したかを判断する構成とすればよい。
上述した第1の実施形態では、ワイヤ切断処理において、電源供給開始時からワイヤ切断まで、ワイヤ1に一定張力を付与し、張力は固定で変更しないものとした。この張力をも変えるようにしてもよい。
図6は、本発明の第2の実施形態におけるワイヤ1に供給する電流とワイヤ1に与える張力との関係を時間経過に従って示すタイムチャートである。第2の実施形態では、電源供給開始時には第1の所定張力値の小さい張力をワイヤに付与し、供給電流を第2の所定電流値の小さい値に切り換える時点で、ワイヤに与える張力を第1の所定張力値より大きな第2の所定張力値に切り換える実施形態である。
図8は、第2の実施形態に係る制御装置11のプロセッサ(以下、CPUという)により実行される処理のフローチャートである。まず、メモリに予め設定された切断条件記憶手段に格納されている当該使用ワイヤ1の材質・線径に応じた第1の所定電流値、第1の所定張力値、第2の所定電流値、第2の所定張力値、第1の所定電流値の供給時間(第1の所定時間)を読み出す(ステップS21)。ここで、第1の所定張力値は、第2の所定張力値よりも小さい張力値である。次いで、ブレーキをオンし(ステップS22)、ワイヤ1に第1の所定張力値の張力を与えるべくワイヤ駆動モータを所定のトルクで駆動し(ステップS23)、電源装置7から第1の所定電流値の電流を供給するべく電源装置7に指令出力し(ステップS24)、ワイヤ切断開始時からの経過時間を計時するためのタイマをリセットしてスタートさせ(ステップS25)、ステップS26に進み、タイマによって計時されるワイヤ切断開始時からの経過時間が第1の所定電流値の供給時間(第1の所定時間)に達しているか否かを監視する。即ち、ステップS26を偽と判断する処理を繰り返す。
以上の処理により、ワイヤ切断動作開始時より、電源装置7からワイヤ1に第1の所定電流値の大きな電流を供給すると共に、第1の所定張力値の小さい張力値をワイヤ1に与える。これにより、第1の所定電流値の大きな電流を供給している状態でワイヤが切断するのを防止してワイヤ先端が球形状になるのを回避する。
タイマによって計時されるワイヤ切断開始時からの経過時間が第1の所定電流値の供給時間(第1の所定時間)に達すると、ステップS27に進み、電源装置7から供給する電流を第2の所定電流値に切り換えるべく電源装置7に指令出力する(ステップS27)。また、ワイヤ1に第2所定張力値の張力を与えるべくワイヤ駆動モータを所定のトルクで駆動する(ステップS28)。これにより、ワイヤ温度がワイヤ溶断が起こり得る温度に達したものとみなし、ワイヤ1に第2の所定張力値の張力を与えてワイヤ溶断が起こるのを監視する。即ち、電源装置7からワイヤ1に供給されている供給電流値を読み込み(ステップS29)、供給電流値によりワイヤ切断が起こったか否かを判断する(ステップS30)。CPUは、ワイヤ1が切断するまで、ステップS29及びステップS30を偽と判断する処理を繰り返す。
ワイヤ1の切断が起こると、ステップS31に進み、ワイヤ1への張力付与を停止するべくワイヤ駆動モータを停止すると共にブレーキをオフし(ステップS31)、電源装置7による電流供給を停止し(ステップS32)、当該処理を終了する。
なお、上述の第2の実施形態において、張力増加のタイミングは電流減少と同時に行うようにしているが、該電流減少時以降に張力を増加させても同様の効果が得られる。例えば、張力増加のタイミングは、電流減少時から第2の所定時間(第1の所定電流値から第2の所定電流値に切り換えるための第1の所定時間とは別の所定時間)が経過した時、また、例えば、電流減少後、ワイヤの温度が第2の所定温度(第1の所定電流値から第2の所定電流値に切り換えるための第1の所定温度とは別の所定温度)に到達した時、また、例えば、電流減少後、ワイヤの伸び量が第2の所定値(第1の所定電流値から第2の所定電流値に切り換えるための第1の所定値とは別の所定値)に到達した時、などで判断することができる。
以上に説明した第1及び第2の実施形態では、ワイヤの切断時期の検知に関して、溶断を起させる電流を監視し、電流が流れなくなったことを検出することで検知しているが、これに代えて、ワイヤに張力を付与するワイヤ駆動モータの駆動電流を監視し、ワイヤ切断により張力が掛からなくなってワイヤ駆動モータの負荷トルクが変化したことを検出することでワイヤの切断を検知する構成としてもよい。
また、第1及び第2の実施形態では、第1の所定電流値から第2の所定電流値に切り換えたが、さらに、第2の所定電流値から第3の所定電流値に切り換え、第3の所定電流値から第4の所定電流値に切り換えるなど、電流値を多段階に切り換えてもよい。また、輪ワイヤの張力も、第2の所定張力から第3の所定張力に切り換え、第3の所定張力から第4の所定張力に切り換えるなど、多段階に切り換えてもよい。なお、多段階に切り換える時のタイミングは、第1及び第2の実施形態と同様に、所定時間の経過、ワイヤの温度の所定温度への到達、ワイヤ伸び量の所定値への到達などで判断することができる。また、所定の電流値切換パターンや所定の張力値切換パターンに従って電流値や張力を切り換えるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置の概略を示す構成図である。 電源装置の第1実施形態を示す回路図である。 電源装置の第2実施形態を示す回路図である。 電源装置の第3実施形態を示す回路図である。 電流供給開始時からワイヤ切断まで一定張力としたワイヤ切断処理の第1の実施形態に関わるワイヤに供給する電流とワイヤに与える張力との関係を時間経過に従って示すタイムチャートである。 電流供給開始時に小さい張力としておき、電流を減らした時点で張力値を大きなものに変更するワイヤ切断処理の第2の実施形態に関わるワイヤに供給する電流とワイヤに与える張力との関係を時間経過に従って示すタイムチャートである。 制御装置により実行される第1実施形態に係る処理のフローチャートである。 制御装置により実行される第2実施形態に係る処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ワイヤ
2 ブレーキ付きローラ
3 上ガイド
4 ワーク
5 下ガイド
6 巻き取りローラ
7 電源装置
8 通電子
9 ワイヤ温度検出装置
10 ワイヤ伸び量検出装置
11 制御装置
21 出力電圧可変の電圧源
22 電流制限抵抗
31 出力一定電圧の電圧源
32 電流制限抵抗
33 電流制限抵抗
34 リレー
41 出力一定電圧の電圧源
42 スイッチング素子
43 電流制限抵抗

Claims (9)

  1. ワイヤ放電加工機において、ワイヤに溶断を起させるための電流を供給する電源装置と、前記ワイヤに張力を与える張力付加装置と、前記電源装置の電流値および前記張力付加装置の張力値を指令する制御装置とを備え、前記ワイヤに電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時、前記電源装置から前記ワイヤに第1の所定電流値の電流を供給すると共に前記張力付加装置によりワイヤに所定張力を与え、ワイヤ切断動作開始時から第1の所定時間が経過した時に、前記電源装置からの供給電流を前記第1の所定電流値より小さい第2の所定電流値に切り換え、前記所定の張力を継続して与えてワイヤを切断することを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  2. ワイヤ放電加工機において、ワイヤに溶断を起させるための電流を供給する電源装置と、前記ワイヤに張力を与える張力付加装置と、前記電源装置の電流値および前記張力付加装置の張力値を指令する制御装置と、ワイヤ温度検出装置とを備え、前記ワイヤに電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時に、前記電源装置からワイヤに第1の所定電流値の電流を供給すると共に前記張力付加装置によりワイヤに所定張力を与え、前記ワイヤ温度検出装置によって検出されるワイヤの温度を監視し、前記ワイヤの温度が第1の所定温度に到達した時に、前記電源装置からの供給電流を前記第1の所定電流値よりも小さい第2の所定電流値に切り換え、前記所定張力を継続して与えてワイヤを切断することを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  3. ワイヤ放電加工機において、ワイヤに溶断を起させるための電流を供給する電源装置と、前記ワイヤに張力を与える張力付加装置と、前記電源装置の電流値および前記張力付加装置の張力値を指令する制御装置と、ワイヤ伸び量検出装置とを備え、前記ワイヤに電流と張力を与えて熱溶断する際に、ワイヤ切断動作開始時に、前記電源装置からワイヤに第1の所定電流値の電流を供給すると共に前記張力付加装置により前記ワイヤに所定張力を与え、前記ワイヤ伸び量検出装置によって検出されるワイヤ伸び量を監視し、前記ワイヤ伸び量が第1の所定値に到達した時に、前記電源装置からの供給電流を前記第1の所定電流値よりも小さい第2の所定電流値に切り換え、前記所定張力を継続して与えてワイヤを切断することを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  4. 継続して前記所定張力値を与える代わりに、ワイヤ切断動作開始時には、前記張力付加装置によりワイヤに第1の所定張力値を与え、前記電源装置からの供給電流を前記第2の所定電流値まで減少させると同時または該電流減少から第2の所定時間が経過した時に、前記張力付加装置による張力を第1の所定張力より大きい第2の所定張力値に切り換えてワイヤを切断することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  5. 継続して前記所定張力値を与える代わりに、ワイヤ切断動作開始時には、前記張力付加装置によりワイヤに第1の所定張力値を与え、前記電源装置からの供給電流を前記第2の所定電流値まで減少させると同時または該電流減少後前記ワイヤの温度が第2の所定温度に到達した時に、前記張力付加装置による張力を第1の所定張力より大きい第2の所定張力値に切り換えてワイヤを切断することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  6. 継続して前記所定張力値を与える代わりに、ワイヤ切断動作開始時には、前記張力付加装置によりワイヤに第1の所定張力値を与え、前記電源装置からの供給電流を前記第2の所定電流値まで減少させると同時または該電流減少後前記ワイヤの伸び量が第2の所定値に到達した時に、前記張力付加装置による張力を第1の所定張力より大きい第2の所定張力値に切り換えてワイヤを切断することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  7. 前記電源装置が出力電圧可変の電圧源を含むことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  8. 前記電源装置が、出力電圧固定の電圧源とインピーダンス可変の電流制限回路とを含むことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
  9. 前記電源装置が、出力電圧固定の電圧源とデューティ比可変のスイッチング素子とを含むことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ切断装置。
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