JP4007191B2 - 管理錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
電気的に施錠した時に、合鍵で解錠できなくする錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在多くの種類の電気錠が販売されているが、全ての電気錠の作動系は1つである。電気系と合鍵系に分けて独立作動および連動するものは見られない。そのために電気で施、解錠でき、合鍵やサムターンで施解錠でき、電気で施錠した時に合鍵で解錠でき、合鍵で施錠した時に電気で解錠できる。電気で施錠した時に合鍵やサムターンで解錠できない錠は見られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
建物の管理が多様化し、電気を使って集中管理や自動管理を行う事が多くなっている。また犯罪が増加し、多様化し、犯罪技術が進歩し凶悪化している。
その中で求められる錠の一つが建物の管理上、合鍵を使ってもピッキングをしても解錠できなくする事のできる錠であり、その操作を電気的に行える錠である。研究所、工場、倉庫、オフィスビル、学校等多くの建物の管理を行う場合、夜間や休日の無人状態時の管理において、合鍵を使って建物に侵入されると建物の管理ができない。また警備もしにくい。犯罪者がピッキングをして解錠し、建物に侵入すればなおさら危険である。
【0004】
時間を決めて、例えば午後8時から翌日の午前6時までは自動的に合鍵でもピッキングでも解錠できなくしたい。
管理室から集中管理をするために、遠隔所から操作したい。
それ以外の時間帯は合鍵やサムターンで自由に施解錠できれば良い。そのような錠を提供する事が課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
錠ケース内に、1個のデットボルトを合鍵やサムターンで施解錠するためのメインギアと、電気的に施、解錠するためのウサギダルマを設け、メインギアとウサギダルマをギアで連結し、電気的に施錠した時はギアが分離する事で合鍵やサムターンで解錠できなくした。電気的に施錠するには、ソレノイドを用いてソレノイドに通電する事で、ソレノイドのスライダーがウサギダルマの電磁カムを押して、ウサギダルマがデットボルトを突き出し施錠する。解錠するにはソレノイドに電極を逆にして通電すればデットボルトが引込む。
【0006】
ソレノイドとは電磁石を使った仕掛けである。ソレノイドを使わずにモーターを使う事も可能である。このソレノイドやモーターを使ってデットボルトを出し入れする部分に関しては従来技術である。
【0007】
【発明の実施の形態】
図に基づいて管理錠の部品の動きと仕組みを説明する。
図1の通りシリンダー組み付け穴(24)にシリンダー(23)を組み付けた状態で説明する。シリンダーに代えてサムターンを組み付けても良く、内外の両側に組み付けても良い。
【0008】
図2が解錠状態の部品の位置である。この状態で合鍵を回せばメインギア(10)が回り、メインギアはウサギダルマ(6)を回し、ウサギダルマはデットボルト(3)を出し入れする。その、合鍵でデットボルトを突き出した状態が図3である。突き出したデットボルト(3)を、ソレノイド(17)に通電してウサギダルマを回してデットボルトを引込める事もできる。その場合ウサギダルマはメインギアとギア(9)(12)で連結しており、メインギアも回ってメインギアも解錠位置に戻り、図2の状態になる。
【0009】
図4が合鍵やサムターンを使用せず、ソレノイドに通電してデットボルトを突き出した状態を示す。ソレノイドでの施、解錠は電極を逆にして通電するか、施錠ソレノイドと解錠ソレノイドの2個を使う方法もある。この施錠状態ではウサギダルマのギア(9)とメインギアのギア(12)は噛み合っておらず、合鍵を回そうとしてもメインギアは回らない。よって合鍵でもピッキングでも解錠する事はできない。
解錠するには、ソレノイドに通電して解錠すれば図2の解錠状態となる。このウサギダルマとメインギアの組み合わせが請求項3記載の構造である。
【0010】
電気的に施錠した状態ではメインギアに組み付けた合鍵やサムターンでも解錠できない。しかし屋内に人が閉じ込められた時や、電気部品の故障や停電時に非常解錠したい。その時はウサギダルマ(6)に非常シリンダー軸受け(8)を設け、錠ケースに非常シリンダー組み付け穴(22)を設けて非常シリンダーか非常サムターンを必要に応じてどちらかを組み付ければよい。室内外の両側に組み付ける事もできる。その非常シリンダーや非常サムターンを組み付けたものが請求項2記載の錠である。ウサギダルマに組み付けるために、ソレノイドでウサギダルマを動かした時と同じくデットボルトを出し入れできる。
【0011】
非常シリンダーをウサギダルマに組み付ける時の注意を説明する。
非常シリンダーの鍵と、シリンダーの合鍵とは同一の鍵にしては意味がない。必ず違う鍵にすべきである。そうする事により合鍵で非常シリンダーを操作できなくする必要がある。非常シリンダーの鍵は管理用として管理者が使うべきである。また、非常シリンダーを設けた場合、非常シリンダーをピッキングして解錠する事が可能となる。そのために非常シリンダーには特にピッキングされにくいシリンダーを使った方が良い。
【0012】
請求項4記載の錠は、その非常シリンダーの鍵を管理用鍵として使うものである。電気を使わないためにソレノイドを取り去ったものである。
電気によって施、解錠した時と、非常シリンダーの鍵や非常サムターンで施解錠した時は同じ効果となる。それを図2で説明する。
まずソレノイド(17)とスライダー(18)を取り去る。シリンダー軸受け(11)の外部にシリンダーを、内部にサムターンを組み付ける。非常シリンダー軸受け(8)の両側または片側に非常シリンダーを組み付ける。その上で、テナントにはシリンダーの合鍵を渡し、管理者は非常シリンダーの鍵とシリンダーの合鍵を持って建物を管理すればよい。
【0013】
また、請求項4記載の錠に、シリンダー軸受けにシリンダーとサムターンを組み付ける。非常シリンダー軸受けの外部には非常シリンダーを組み付けず、内部にのみ非常サムターンを組み付けたものを玄関錠として使用する。非常サムターンで施錠した場合は、外部から合鍵やピッキングでも解錠できない安全性の高い錠として使用する事ができる。
【0014】
スイッチ(19)について説明する。建物の管理において、集中管理を行う管理室にて、合鍵で施錠したか電気で施錠したかを知る必要がある。そのためのスイッチである。通電と同時に施錠された時は電気による施錠である。通電されないで施錠した時は合鍵による施錠である。また、施錠時にメインギアが回っていなければ電気による施錠と判断する事もできる。
【0015】
【発明の効果】
多くの建物の防犯管理は休日や夜間が一番気になるところである。休日や夜間は無人になる建物が多く、従業員であっても屋内に入るのを好まない事が多い。警備においても、休日や夜間に合鍵で侵入されたりピッキングで侵入される事が警備を難しくする一因である。
発明の管理錠を使用する事で、錠を合鍵やピッキングで解錠できなくすれば建物の管理がし易くなる。
遠隔所から電気で施錠し、施錠状態を確認できるので集中管理もし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管理錠の錠ケースで、シリンダーを組み込んだ斜視図である。
【図2】 図1のAA断面で、解錠状態を示す。
【図3】 図1のAA断面で、合鍵で施錠した状態を示す。
【図4】 図1のAA断面で、電気で施錠した状態を示す。
【図5】 請求項3記載の歯車構造の変形例を示す。
【符号の説明】
1 錠ケースフロント
2 錠ケース箱
3 デットボルト
4 ロッキングバー
5 デットカム
6 ウサギダルマ
7 電磁カム
8 非常シリンダー軸受け
9 ギア
10 メインギア
11 シリンダー軸受け
12 ギア
13 回転制限
14 ストッパー
15 回転制限
16 クリックバネ
17 ソレノイド
18 スライダー
19 スイッチ
20 コード
21 ラッチボルト
22 非常シリンダー組み付け穴
23 シリンダー
24 シリンダー組み付け穴
25 合鍵
31 デットボルト
32 ウサギダルマ
33 メインダルマ
34 回転制限
35 ソレノイド
36 スライダー

Claims (4)

  1. 1個のデットボルト(3)を出し入れして施、解錠する錠で、シリンダー組み付け穴(24)に組み付けたシリンダー(23)やサムターンでデットボルト(3)の出し入れができ、電気的にもデットボルトの出し入れができる錠で、合鍵やサムターンでデットボルトを出した時は電気的に引っ込める事ができ、電気的にデットボルトを出した時は合鍵やサムターンでデットボルトを引っ込める事ができない管理錠。
  2. 電気的にデットボルトを出した時の非常解錠用として、非常シリンダーや非常サムターンを組み付けた請求項1記載の管理錠。
  3. 円周の一部に歯を持っ歯車であるウサギダルマ(6)を電気的に接続し、円周の一部に歯を持っ歯車であるメインギア(10)に、上記シリンダーやサムターンを連結させて、ウサギダルマとメインギアを組み合わせ、電気的にウサギダルマを回してデットボルトを突き出す時には、両歯車が噛み合わず、メインギアが連動せずに、デットボルトが突き出した状態となり、この状態ではウサギダルマを戻さないとメインギアを回す事ができず、合鍵やサムターンによってメインギアを回している間はウサギダルマの歯車が噛み合っている請求項1記載の管理錠の歯車構造。
  4. デットボルト(3)を突き出し、引っ込めて施錠や解錠を行なう錠に於いて、デットボルトを出し入れするウサギダルマ(6)にメインギア(10)を組み合わせ、ウサギダルマの円周の一部にギア(9)を設け、メインギアの円周の一部にギア(12)を設け、ウサギダルマとメインギアの両方にシリンダーやサムターンを組み付ける事が可能な構造で、ウサギダルマを回してデットボルト突き出す時には、両歯車が噛み合わず、メインギアが連動せずに、デットボルトが突き出した状態となり、この状態ではウサギダルマを戻さないとメインギアを回す事ができず、メインギアを回してデットボルトを突き出す時には両ギアが噛み合い、メインギアとウサギダルマが連動して、デットボルトが突き出した状態となり、この状態では、ウサギダルマを回してデットボルトを引っ込める事が可能な、錠のデットボルトを出し入れする為の歯車構造
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