JP4006953B2 - データ送信装置、データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ送信装置、データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してデータを送信するデータ送信装置、方法、プログラム、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙により行われていた回覧、配布、掲示などの情報伝達方法は、電子データによる方法に置き換わってきている。例えば、紙の原稿をスキャナにより読み取って得られた電子データを、電子メールに添付して各ユーザに配信する方法が知られている。
【0003】
しかし、原稿を読み取って得られた電子データは、画像データであり、一般に容量が膨大である。また、画像データに対して文字認識処理を施したとしても、原稿が多数のページからなる場合、扱うデータの容量は依然大きいものとなる。したがって、データの処理時間が長くなるとともに、データを保存するための記憶容量が不足するという問題が生じ得る。例えば、容量の大きいデータを電子メールに添付して送信した場合、送信に時間がかかるばかりか、電子メールを格納するメールサーバに容量上の負荷を与えることとなる。
【0004】
この問題を解決するために、例えば特開平10−233860号公報には、画像データをデータベースサーバに保存するとともに、電子メールに当該画像データの保存場所を示すURL(Uniform Resource Locator)を含めて、画像データが保存されたことを通知する方法が開示されている。この方法によれば、各ユーザは、データの所在を示すURLに基づいて、各人の必要に応じてデータをダウンロードして表示させ、あるいは各自のパソコンに保存することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載された技術にあっては、データが保存されたことを通知する電子メールから、当該データの内容に関する情報が十分に得られないという問題があった。
【0006】
すなわち、データの保存を通知する電子メールには、送信元、および送信日時等の情報が含まれているものの、データに関しては、その保存場所を示すURLが含まれているだけである。したがって、電子メールの受信者は、データの内容を確認するために、結局そのデータをURLに基づいてダウンロードしなければならなかった。このため、必要でないデータが宛先に送信され、データの送信時間や宛先でのデータ保存量が増大してしまうという問題は、実質的には解消されていなかった。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、データの保存を通知する電子メールから、少ないデータ量により当該保存されたデータの内容を確認でき、しかも当該データの保存場所を示す情報を容易に得ることができるデータ送信装置、方法、プログラム、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
【0009】
(1)ネットワークを介してデータを送信するデータ送信装置であって、原稿を読み取ることにより画像データを得る読取手段と、得られた画像データ中の文字画像から文字コードを認識する文字認識手段と、認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから複数の見出し情報を抽出する見出し情報抽出手段と、前記画像データから、複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを作成する分割データ作成手段と、抽出された複数の見出し情報を、前記分割データとそれぞれ関係付けるためのリンクを作成するリンク作成手段と、記分割データとそれぞれ関係付けられた見出し情報を含む電子メールを所定の宛先に送信するメール送信手段とを有することを特徴とするデータ送信装置。
【0010】
(2)前記複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを記憶する記憶手段をさらに有し、前記抽出された複数の見出し情報は、前記記憶手段に記憶された前記分割データと関係付けられることを特徴とする上記(1)に記載のデータ送信装置。
【0011】
(3)前記見出し情報抽出手段は、前記文字コードデータにおける注目する行の文字サイズの平均値が所定値より大きく、かつ当該行における空白部分の割合が所定値より大きい場合、当該行を見出し情報として抽出することを特徴とする上記(1)または(2)に記載のデータ送信装置。
【0012】
(4)前記見出し情報抽出手段は、前記文字コードデータにおける注目する行の先頭に見出し用の符号が存在し、かつ当該行における空白部分の割合が所定値より大きい場合、当該行を見出し情報として抽出することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載のデータ送信装置。
【0013】
(5)前記分割データは、前記文字認識手段により認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータを有することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載のデータ送信装置。
【0016】
)ネットワークを介してデータを送信するデータ送信方法であって、読取手段により、原稿を読み取ることにより画像データを得る段階と、得られた画像データ中の文字画像から文字コードを文字認識手段により認識する段階と、認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから複数の見出し情報を情報抽出手段により抽出する段階と、前記画像データから複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを分割データ作成手段により作成する段階と、抽出された複数の見出し情報を前記分割データとそれぞれ関係付けるためのリンクをリンク作成手段により作成する段階と、前記分割データとそれぞれ関係付けられた見出し情報を含む電子メールをメール送信手段により所定の宛先に送信する段階とを有することを特徴とするデータ送信方法。
【0017】
)ネットワークを介してデータを送信するためのデータ送信装置を制御するデータ送信プログラムであって、画像データ中の文字画像から文字コードを認識する手順と、認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから複数の見出し情報を抽出する手順と、前記画像データから、複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを作成する手順と、抽出された複数の見出し情報を、前記分割データとそれぞれ関係付けるためのリンクを作成する手順と、前記分割データとそれぞれ関係付けられた見出し情報を含む電子メールを所定の宛先に送信する手順とをデータ送信装置に実行させることを特徴とするデータ送信プログラム。
【0018】
)上記()に記載のデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を使って本発明の実施の形態を説明する。
【0020】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ送信システムの構成を示す図である。
【0021】
図1に示すデータ送信システムは、データ送信装置としての機能を有するスキャナ20、Webサーバ40、メールサーバ60、およびパソコン70A〜70Cを有しており、これらの機器は、ネットワーク10を介して相互に通信可能に構成されている。なお、ネットワーク10上の機器の種類および台数は、実際には図1に示す例に限定されない。
【0022】
ネットワーク10は、例えば、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(fiber distributed data interface)などのLAN、あるいはLAN同士を接続したWANなどである。
【0023】
図2は、スキャナの構成の一例を示すブロック図である。
【0024】
図2において、スキャナ20は、制御部21、記憶部22、スキャナコントローラ部23、画像読取部24、操作パネル部25、およびネットワークインタフェース26を有する。
【0025】
制御部21は、演算および制御等の処理を行う。記憶部22は、プログラムや画像データなどの各種データを保存し、また、各種処理を実行するためのワーキングエリアとして一時的にデータを記憶する。この記憶部22は、例えばメモリとハードディスクとから構成される。
【0026】
スキャナコントローラ部23は、原稿の読み取り、文字認識、および見出しの抽出等の処理の制御を行う。画像読取部24は、例えばCCDラインセンサを原稿面に沿って走査させて原稿を読み取ることによって画像データを得るものである。ここで、画像読取部24から出力される画像データは、一旦メモリに書き込まれ、通常1ページのスキャンの終了後に、メモリからハードディスクに転送されて記憶される。
【0027】
操作パネル部25は、例えばユーザが各種の操作や指示を行うための操作部と各種の表示を行うための表示部とから構成される。ネットワークインタフェース26は、スキャナ20がネットワーク10を介して他の機器と通信するためのインタフェースである。
【0028】
図3に示すように、スキャナコントローラ部23は、さらに詳しく説明すれば、画像読取制御部31、画像処理部32、文字認識部33、見出し抽出部34、リンク作成部35、および電子メール管理部36を有している。
【0029】
画像読取制御部31は、原稿をスキャンする動作の指示や、得られた画像データの記憶部22への保存などの処理を制御する。画像処理部32は、画像データに対して、変倍、領域分離、画像補正、圧縮などの処理を行う。ここで、領域分離とは、文字画像が存在する文字領域、および写真画像が存在する写真領域等の領域に分離することをいう。文字認識部33は、画像データ中の文字画像から文字コードを認識する。
【0030】
見出し抽出部34は、認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから見出し情報を抽出する。リンク作成部35は、抽出された見出し情報を、画像データに基づくデータと関係付けるためのリンクを作成する。電子メール管理部36は、電子メールの作成、およびメールサーバ60との間での電子メールの送受信を管理する。
【0031】
図4は、Webサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【0032】
図4において、Webサーバ40は、制御部41、記憶部42、入力装置43、ディスプレイ44、およびネットワークインタフェース45を有する。このWebサーバ40は、データベースとして例えばHTML(hypertext markup language)形式によるファイルを保存し、クライアントからの要求に応じて、HTTP(hypertext transfer protocol)にしたがってHTMLファイルを送信する機能を有している。
【0033】
制御部41は、演算および制御等の処理を行う。記憶部42は、プログラムやスキャナ20から送られるデータなどの各種データを保存する領域を有する。この記憶部42は、例えばメモリとハードディスクとから構成される。
【0034】
入力装置43は、ユーザが各種の操作や指示を行うための装置であり、具体的には例えばキーボードやマウスなどである。ディスプレイ44は、各種の表示を行う。ネットワークインタフェース45は、Webサーバ40がネットワーク10を介して他の機器と通信するためのインタフェースである。ただし、Webサーバ40は、必ずしも入力装置、およびディスプレイを備える必要はない。
【0035】
メールサーバ60は、図示省略するが、Webサーバ40と概して同様の構成を有している。ここで、メールサーバ60の記憶部には、電子メールを格納するためのメールアカウントごとに割り当てられたメールボックスが設けられている。このメールサーバ60は、図1に示されるデータ送信システムにおいて電子メールの送受信を管理し、例えば電子メールを受信して当該メールサーバの記憶部における宛先のメールボックスに格納する。
【0036】
パソコン70A〜70Cは、図示省略するが、制御部、記憶部、入力装置、ディスプレイ、ネットワークインタフェースを有している。
【0037】
次に、図5および図6を参照して、スキャナ20におけるデータ送信処理の手順について説明する。なお、図5および図6のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、スキャナ20の記憶部22に制御プログラムとして記憶されており、制御部21によって実行される。
【0038】
まず、ステップS101では、操作パネル部25を通して、ユーザからの各種項目の設定入力を受け付ける。すなわち、ユーザは、操作パネル部25を使用して、原稿読み取り時のスキャン条件、スキャンデータ情報、データ送信情報などの各種項目の設定を行うことができる。
【0039】
ここで、スキャン条件には、スキャン解像度、カラー/モノクロの指示、倍率、スキャンサイズなどが含まれる。スキャンデータ情報には、電子メールの配信者、データをWebサーバ40に登録するときのファイル名、ファイルの保存期間、機密性のレベルなどが含まれる。また、データ送信情報には、宛先、電子メールに書き込むコメント、送信のタイミング、電子メールにデータをそのまま添付するか、あるいは後述するように当該データの保存場所を示す情報を含むリンクボタンを電子メールに含ませるかの指定が含まれる。なお、以下においては、リンクボタンを電子メールに含ませる指定がされた場合について説明する。
【0040】
ステップS102では、操作パネル部25を通して、ユーザからの原稿のスキャン指示を待ち、スキャン指示を受け付けるとステップS103に進む。
【0041】
ステップS103では、原稿の読み取りが行われる。図7に示すように、原稿100は、例えば、見出し101A〜101Cと、各見出しに対応する記事102A〜102Cとを有している。ここで、「見出し」は、文書中の記事の標題であって、一目で内容が理解可能な部分である。
【0042】
原稿の読み取り処理は、ユーザが操作パネル部25の例えばスタートキーを操作することにより開始され、画像読取部24により、スキャナ20の所定の位置にセットされた原稿が読み取られて画像データが得られる。得られた画像データは、記憶部22に記憶される。
【0043】
ステップS104では、文字認識部33により、原稿を読み取って得られた画像データ中の文字画像から文字コードが認識される。文字画像から文字コードを認識する方法は、例えば個々の文字画像の特徴量とあらかじめ記憶されている辞書パターンとの一致の度合いに基づいて行われる。また、認識された文字コードに応じて文字コードデータが生成される。このとき、文字のサイズ、色、位置等の情報も認識され、文字属性情報として文字コードデータに含められる。なお、当該文字認識処理は、画像データが文字領域、および写真領域等の複数の領域を含む場合、画像処理部32により分離抽出される文字領域に対して行われる。
【0044】
ステップS105では、見出し抽出部34により、ステップS104で生成された文字コードデータから見出し情報が抽出される。見出し情報は、文字コードデータにおける例えば図7に示した原稿100の見出し101A〜101Cに対応する部分の文字列である。
【0045】
ここで、図6を参照して、見出し情報の抽出処理の手順について説明する。
【0046】
ステップS201では、文字コードデータ中の各文字のサイズが検出される。また、全体における文字のサイズの平均値が算出され、全平均値として記憶部22に記憶される。
【0047】
ステップS202では、文字コードデータ中の注目する行における文字のサイズを平均して得られた行平均値が、所定の閾値C1より大きいか否かが判断される。本実施形態では、所定の閾値C1として、上記の全平均値が使用される。ただし、当該閾値C1は、適宜変更可能である。行平均値が閾値C1よりも大きい場合(S202:YES)、ステップS204の処理が実行され、行平均値が閾値C1よりも大きくない場合(S202:NO)、ステップS203の処理が実行される。
【0048】
ステップS203では、文字コードデータ中の注目する行の先頭に見出し符号が存在するか否かが判断される。見出し符号とは、文書中の見出しの先頭に付けられる、A、B、C、1、2、3などの特定の符号である。見出し符号が存在する場合(S203:YES)、ステップS205の処理が実行され、見出し符号が存在しない場合(S203:NO)、ステップS206の処理が実行される。
【0049】
ステップS204では、文字コードデータ中の注目する行における空白部分の割合が所定の閾値C2より大きいか否かが判断される。空白部分の割合とは、注目する行の全幅から文字列の幅を差し引いた長さの全幅に対する割合である。当該閾値C2は、本実施形態では固定して設定されるが、適宜変更可能である。ただし、当該閾値C2は、例えばステップS101で送信処理の都度設定されてもよい。空白部分の割合が所定の閾値C2よりも大きい場合(S204:YES)、ステップS207の処理が実行され、空白部分の割合が所定の閾値C2よりも大きくない場合(S204:NO)、ステップS203の処理が実行される。
【0050】
ステップS205では、ステップS204における判断と同様の判断が行われる。注目する行における空白部分の割合が所定の閾値C2よりも大きい場合(S205:YES)、ステップS207の処理が実行され、空白部分の割合が所定の閾値C2よりも大きくない場合(S205:NO)、ステップS206の処理が実行される。
【0051】
ステップS206では、注目する行は見出し情報でないと判定される。一方、ステップS207では、注目する行は見出し情報であると判定され、当該注目行が見出し情報として抽出される。
【0052】
ステップS208では、注目する行が文字コードデータ中の最後の行であるか否かが判断される。最後の行である場合(S208:YES)、図5のステップS106の処理に進む。最後の行でない場合(S208:NO)、ステップS202の処理に戻って、各行に対してステップS202〜S207の処理が繰り返される。
【0053】
次に、図5のステップS106では、例えば図8に示すように、電子メール管理部36により、ステップS101で指定された宛先に送信するための電子メール200が作成される。この電子メール200の本文は、ステップS105において抽出された見出し情報201A〜201Cから構成される目次を備える。
【0054】
ステップS107では、ステップS104において画像データに対して文字認識処理が施されて生成された文字コードデータを有するファイルが、HTML形式のファイルに変換される。これにより、原稿を読み取って得られた画像データに基づくデータとして、HTMLファイルが作成されることになる。このHTMLファイルは、画像データに対して文字認識処理が施された文字コードデータを有することになるので、元の画像データよりも容量が少なくて済む。
【0055】
なお、HTMLファイルには、Webブラウザを用いて画像を表示させるためのタグが含まれていてもよい。また、変換されるファイル形式は、HTMLに限られず、例えばXML(extensible markup language)の形式でもよい。ここで、HTMLファイルへの変換は、テキストデータにタグが自動的に付加されることにより行われる。タグ付けは、文字のサイズ、色、位置等の文字属性情報を考慮して行われる。
【0056】
ステップS108では、リンク作成部35により、電子メール200の中の見出し情報201A〜201Cを、画像データに基づくデータとして作成されたHTMLファイルの中の対応する見出し情報と関係付けるためのリンクが作成される。なお、リンク先としてHTMLファイルのみを指定して、HTMLファイル内の特定場所を指定しない設定も可能である。電子メールは、上記したリンク機能を備えるために、HTML形式により記述される。したがって、作成された電子メールを受信するユーザのパソコンは、HTMLファイルに対応した表示機能を有することが必要となる。ただし、上記のソフトウェアは、一般に広く用いられているため、特別なソフトウェアは必要ではない。
【0057】
リンクの作成時、電子メール200の中の見出し情報201A〜201Cに、ステップS107で作成されたHTMLファイルの中の対応する見出し情報のURLを示すタグが自動付加される。また、ステップS107で作成されたHTMLファイルの中の見出し情報に、リンク先を示すタグが自動付加される。
【0058】
具体的には、電子メール200の中の見出し情報201Aは、HTML形式の電子メール内に例えば次のように記述される。ここで、#の後にはリンク先を示すアンカー名が記述される。
<A HREF="(HTMLファイルのURL)#(アンカー名)" >1.はじめに</A>そして、ステップS107で作成されたHTMLファイルの中の対応する見出し情報は、当該HTMLファイル内に例えば次のように記述される。
<A NAME=" (アンカー名)" ><H3>1.はじめに</H3></A>
ステップS109では、画像データに基づくデータとして作成されたHTMLファイルが、共有データ用としてWebサーバ40に送信される。そして、Webサーバ40は、受信したHTMLファイルを、記憶部42における所定のディレクトリ内に保存する。Webサーバ40におけるHTMLファイルの保存場所は、ステップS108において電子メールの中の見出し情報に付加されるタグが示すリンク先のURLに対応している。
【0059】
ここで、HTMLファイルのWebサーバ40への送信は、メールサーバ60を介さずに、所定の転送プロトコルにしたがって行われる。ただし、HTMLファイルのWebサーバ40への送信処理は、ステップS107におけるHTMLファイルへの変換後であれば、いつ行われてもよい。
【0060】
なお、Webサーバ40に保存されるデータのファイル形式は、必ずしもHTMLに限られるものではない。画像データに基づくデータとして、例えばPDF(portable document format)ファイルが作成されてもよい。また、PDFファイルをダウンロードして表示させる場合の表示ソフトは、一般に広く用いられているため、特別なソフトウェアは必要ではない。
【0061】
ステップS110では、電子メール管理部36により、見出し情報から構成された目次を備える電子メール200が、ステップS101で指定された宛先に送信される。この電子メール200は、具体的には、メールサーバ60における当該電子メールの宛先のメールボックスに格納された後、宛先のユーザのパソコンに配信される。なお、ステップS109およびステップS110は、いずれが先に実行されてもよい。
【0062】
上記のように、スキャナ20から送信された電子メール200が宛先である例えばパソコン70Aにおいて受信されると、受信された電子メール200の内容がパソコン70Aのディスプレイに表示される。これにより、パソコン70Aのユーザは、電子メール200に含まれている見出し情報201A〜201Cによって、Webサーバ40に保存されたデータの内容の概要を理解することが可能となる。
【0063】
また、受信された電子メールの中の見出し情報がパソコン70Aのユーザにより例えばクリックされると、リンク機能により、Webサーバ40内に保存されているHTMLファイルの所在を示すURLが参照される。これにより、パソコン70Aのユーザは、Webサーバ40内の当該HTMLファイルにアクセスして、パソコン70Aのディスプレイ上で詳細内容を閲覧することができる。このとき、電子メールの中のクリックされた見出し情報のリンク先であるHTMLファイルの中の対応する見出し情報に関連する部分がパソコン70Aのディスプレイ上に表示されるので、ユーザが特に関心のある部分を迅速に閲覧することができる。また、パソコン70Aのユーザは、必要に応じて、当該HTMLファイルをパソコン70Aの記憶部に保存することができる。
【0064】
以上のように第1の実施の形態によれば、スキャナ20は、原稿を読み取って得られた画像データ中の文字画像から文字コードを認識して、当該文字コードに応じて生成された文字コードデータから見出し情報を抽出する。そして、スキャナ20は、抽出された見出し情報を画像データに基づいて作成されたHTMLファイルと関係付けるためのリンクを作成して、当該HTMLファイルと関係付けられた見出し情報201A〜201Cを含む電子メール200を所定の宛先に送信する。
【0065】
したがって、宛先のユーザは、原稿を読み取って得られた画像データに基づくHTMLファイルが保存されたことを通知する電子メール200から、見出し情報を介して少ないデータ量により当該HTMLファイルの内容を確認することが可能となる。これにより、宛先のユーザは、画像データに基づいて作成されたHTMLファイルの詳細情報が必要か否かを、受信した電子メール200によって即座に判断することができる。結果として、必要でないデータが宛先に送信され、データの送信時間や宛先でのデータ保存量が増大してしまうおそれを防止することができる。
【0066】
しかも、見出し情報201A〜201Cは、HTMLファイルの保存場所を示す情報を備えることにより当該HTMLファイルと関係付けられたリンクボタンとして機能し得るので、宛先のユーザは、受信した電子メール200の中の見出し情報をクリックする等の簡単な操作により、必要なファイルのみを例えばパソコンにダウンロードして、表示あるいは保存することができる。
【0067】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るデータ送信システムについて説明する。データ送信装置としてのスキャナ、およびデータ送信システムの構成は、上記の第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0068】
続いて、図9を参照して、第2の実施の形態のスキャナ20におけるデータ送信処理の手順について説明する。なお、図9のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、スキャナ20の記憶部22に制御プログラムとして記憶されており、制御部21によって実行される。
【0069】
ステップS301〜S306の処理は、上記の第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、以降の各ステップの処理においても、第1の実施の形態と共通する部分については、適宜説明を省略する。
【0070】
ステップS307では、ステップS304において画像データに対して文字認識処理が施されて生成された文字コードデータから、ステップS305において抽出された複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割ファイルが作成される。ここで、各分割ファイルは、あらかじめ設定された所定のファイル形式で作成される。
【0071】
ファイルの分割は、例えば各見出し情報の直前で区切ることにより行われる。つまり、見出し情報の抽出時に検出された各見出し情報から次の見出し情報の直前までが、1つのファイルとして分割され作成される。
【0072】
具体的には、例えば図7に示される見出し101Aおよび記事102Aにより1つのファイルが作成される。また同様にして、見出し101Bおよび記事102B、見出し101Cおよび記事102Cにより、それぞれ1つのファイルが作成される。ただし、検出された見出し情報が文書における最初の見出し情報である場合、文書の先頭から、2番目の見出し情報の直前までが1つのファイルとされる。また、検出された見出し情報が文書における最後の見出し情報である場合、当該見出し情報から文書の終わりまでが1つのファイルとされる。このとき、各分割ファイルの名称は、検出された各見出し情報が自動的に設定されてもよいし、あらかじめ決められた通りに設定されてもよい。
【0073】
ステップS308では、ステップS307において作成された各分割ファイルが、HTML形式のファイルに変換される。ただし、変換されるファイル形式は、HTMLに限られず、例えばXMLの形式でもよい。ここで、各分割ファイルは、テキストデータにタグが自動的に付加されることにより、複数の分割されたHTMLファイルに自動変換される。タグ付けは、文字のサイズ、色、位置等の文字属性情報を考慮して行われる。
【0074】
ステップS309では、リンク作成部35により、電子メール200の中の見出し情報201A〜201Cを、画像データに基づくデータとして作成された複数の分割されたHTMLファイルのうちの上記見出し情報201A〜201Cに対応する見出し情報を含むHTMLファイルと関係付けるためのリンクが作成される。リンクの作成時、電子メール200の中の見出し情報201A〜201Cに、複数の分割されたHTMLファイルのうちの対応するファイルのURLを示すタグが自動付加される。
【0075】
ステップS310では、分割して作成された複数のHTMLファイルが、共有データ用としてWebサーバ40にそれぞれ送信される。そして、Webサーバ40は、受信した各HTMLファイルを、記憶部42における所定のディレクトリ内に保存する。Webサーバ40における各HTMLファイルの保存場所は、ステップS309において電子メールの中の見出し情報に付加されるタグが示すリンク先のURLに対応している。ただし、各HTMLファイルのWebサーバ40への送信処理は、ステップS308におけるHTMLファイルへの変換後であれば、いつ行われてもよい。
【0076】
ステップS311では、電子メール管理部36により、見出し情報から構成された目次を備える電子メール200が、ステップS301で指定された宛先に送信される。
【0077】
以上のように第2の実施の形態によれば、スキャナ20は、複数の見出し情報に対応して分割された別個のHTMLファイルを作成し、上記複数の見出し情報は、当該見出し情報に対応する見出し情報を含む分割された各HTMLファイルとそれぞれ関係付けられる。
【0078】
したがって、宛先である例えばパソコン70Aのユーザは、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができることに加え、見出し情報をクリックする等の簡単な操作により、複数の見出し情報に対応して分割された複数のHTMLファイルのうちの特定のファイルのみをダウンロードして、パソコン70Aにおいて表示あるいは保存することができる。これにより、パソコン70AのユーザがHTMLファイルの詳細情報を取得したい場合であっても、必要な部分のみを表示等させることができ、データの送信時間や宛先でのデータ保存量の増大を抑えることができる。
【0079】
図10は、本発明の第3の実施の形態に係るデータ送信システムの構成を示す図である。
【0080】
第3の実施の形態のデータ送信システムは、FTP(file transfer protocol)サーバ40aを有している点で、Webサーバ40を有している第1および第2の実施の形態のデータ送信システムと相違している。その他の構成は、上記の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0081】
FTPサーバ40aは、データベースとして多様な形式によるファイルを保存することができ、クライアントからの要求に応じて、FTPにしたがってファイルを送信する機能を有している。FTPサーバ40aは、保存されるファイルの形式として各種の文書データや画像データのファイル形式に対応可能である。
【0082】
続いて、図11を参照して、第3の実施の形態のスキャナ20におけるデータ送信処理の手順について説明する。なお、図11のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、スキャナ20の記憶部22に制御プログラムとして記憶されており、制御部21によって実行される。
【0083】
ステップS401〜S407の処理は、上記の第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、以降の各ステップの処理においても、第2の実施の形態と共通する部分については、適宜説明を省略する。
【0084】
ステップS408では、リンク作成部35により、電子メール200の中の見出し情報201A〜201Cを、ステップS407において作成された複数の分割ファイルのうちの上記見出し情報201A〜201Cに対応する見出し情報を含むファイルと関係付けるためのリンクが作成される。リンクの作成時、電子メール200の中の見出し情報201A〜201Cに、複数の分割ファイルのうちの対応するファイルのURLを示すタグが自動付加される。
【0085】
ステップS409では、分割して作成された複数のファイルが、共有データ用としてFTPサーバ40aにそれぞれ送信され。そして、FTPサーバ40aは、受信した各ファイルを、記憶部42における所定のディレクトリ内に保存する。FTPサーバ40aにおける各ファイルの保存場所は、ステップS408において電子メールの中の見出し情報に付加されるタグが示すリンク先のURLに対応している。ただし、各ファイルのFTPサーバ40aへの送信処理は、ステップS407における分割ファイルの作成後であれば、いつ行われてもよい。
【0086】
ステップS410では、電子メール管理部36により、見出し情報から構成された目次を備える電子メール200が、ステップS401で指定された宛先に送信される。
【0087】
以上のように第3の実施の形態によれば、スキャナ20は、複数の見出し情報に対応して分割された別個の所定形式のファイルを作成し、上記複数の見出し情報は、当該見出し情報に対応する見出し情報を含む分割された各ファイルとそれぞれ関係付けられる。
【0088】
したがって、スキャナ20は、所定の内部形式で作成されたファイルを、例えばHTML形式に必ずしも変換する必要がなくなる。また、宛先である例えばパソコン70Aのユーザは、第1および第2の実施の形態と同様の効果を得ることができることに加え、見出し情報をクリックする等の簡単な操作により、複数の見出し情報に対応して分割された複数の所定形式のファイルのうちの特定のファイルのみをダウンロードして、パソコン70Aにおいて表示あるいは保存することができる。これにより、パソコン70Aのユーザは、各種形式のファイルの詳細情報を、しかも必要な部分のみ取得することができる。
【0089】
本発明は、上記した実施の形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
【0090】
例えば上記実施の形態では、スキャナ20とWebサーバ40とは、別々に分離されて、ネットワークを介して接続される構成とされているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。本発明は、例えばスキャナ20とWebサーバ40とが一体的に構成された装置、あるいはさらに印刷機能をも備えたMFP(multi-function peripheral)と呼ばれる多機能のデジタル複合機にも適用することができる。この場合、上記装置あるいはMFPは、大容量のデータを保存するための記憶部を有していることが望ましい。
【0091】
また、上記実施の形態では、電子メールを受信したパソコンにおいてWebサーバ等から画像データに基づくデータを受信する処理について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子メールの受信機器とは異なる機器にWebサーバ等から上記データを送信させる構成を採用することもできる。この場合、例えば、電子メールの中の見出し情報により参照されるURLにHTMLファイルを配置し、そのHTMLファイルの中に上記データを参照する記述と、当該データの宛先を要求する記述とを含ませることができる。したがって、見出し情報を含む電子メールを例えば携帯電話、PDA等の機器で受信し、画像データに基づくデータを例えばパソコン等の他の機器に送信させることが可能となる。
【0092】
また、上記実施の形態では、データ送信装置としての機能を有するスキャナ20の画像読取部24により原稿を読み取って得られた画像データに基づくデータを送信する場合について説明したが、送信するデータは必ずしも画像読取部24で読み取った画像データに基づくデータでなくてよい。例えば、データ送信装置が外部機器からネットワークを介して受信した画像データに基づくデータであってもよいし、CD−ROMなどの記録媒体に記録された画像データをドライブで読み取ることにより取得した画像データに基づくデータであってもよい。要するに、本発明は、画像データの出自がどうであれ、当該画像データに基づくデータを送信する場合全般に有効に適用し得るものである。
【0093】
なお、本発明によるデータ送信装置における制御または演算処理を行う各手段、およびデータ送信方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。また、プログラムされたコンピュータによって本発明を実現する場合、コンピュータを動作させるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、フロッピーディスクやCD−ROMなど)によって提供されることもできる。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されているプログラムは、通常、ハードディスクに転送され記憶される。また、このプログラムは、例えば、単独でアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、また、そのコンピュータ装置の一機能としてそのコンピュータ装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、原稿を読み取って得られた画像データ中の文字画像から文字コードを認識して、当該文字コードに応じて生成された文字コードデータから見出し情報を抽出し、抽出された見出し情報を画像データに基づくデータと関係付けるためのリンクを作成して、当該画像データに基づくデータと関係付けられた見出し情報を含む電子メールを所定の宛先に送信する。したがって、宛先のユーザは、画像データに基づくデータが保存されたことを通知する電子メールから、見出し情報を介して少ないデータ量により当該データの内容を確認することが可能となる。これにより、宛先のユーザは、画像データに基づくデータの詳細情報が必要か否かを、受信した電子メールによって即座に判断することができる。結果として、必要でないデータが宛先に送信され、データの送信時間や宛先でのデータ保存量が増大してしまうおそれを防止することができる。
【0095】
しかも、見出し情報は、画像データに基づくデータの保存場所を示す情報を備えることにより当該データと関係付けられたリンクボタンとして機能し得るので、宛先のユーザは、受信した電子メールの中の見出し情報をクリックする等の簡単な操作により、必要なデータのみを例えばパソコンにダウンロードして、表示あるいは保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るデータ送信システムの構成を示す図である。
【図2】 スキャナの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】 スキャナコントローラ部の構成の一例を示す図である。
【図4】 Webサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図5】 第1の実施の形態のスキャナにおけるデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】 見出し情報の抽出処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】 原稿の一例を示す図である。
【図8】 電子メールの一例を示す図である。
【図9】 第2の実施の形態のスキャナにおけるデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の第3の実施の形態に係るデータ送信システムの構成を示す図である。
【図11】 第3の実施の形態のスキャナにおけるデータ送信処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20…スキャナ、
21…制御部、
23…スキャナコントローラ部、
24…画像読取部、
33…文字認識部、
34…見出し抽出部、
35…リンク作成部、
36…電子メール管理部、
40…Webサーバ、
40a…FTPサーバ、
42…記憶部、
70A〜70C…パソコン。

Claims (8)

  1. ネットワークを介してデータを送信するデータ送信装置であって、
    原稿を読み取ることにより画像データを得る読取手段と、
    得られた画像データ中の文字画像から文字コードを認識する文字認識手段と、
    認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから複数の見出し情報を抽出する見出し情報抽出手段と、
    前記画像データから、複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを作成する分割データ作成手段と、
    抽出された複数の見出し情報を、前記分割データとそれぞれ関係付けるためのリンクを作成するリンク作成手段と、
    前記分割データとそれぞれ関係付けられた見出し情報を含む電子メールを所定の宛先に送信するメール送信手段とを有することを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記抽出された複数の見出し情報は、前記記憶手段に記憶された前記分割データと関係付けられることを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記見出し情報抽出手段は、前記文字コードデータにおける注目する行の文字サイズの平均値が所定値より大きく、かつ当該行における空白部分の割合が所定値より大きい場合、当該行を見出し情報として抽出することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ送信装置。
  4. 前記見出し情報抽出手段は、前記文字コードデータにおける注目する行の先頭に見出し用の符号が存在し、かつ当該行における空白部分の割合が所定値より大きい場合、当該行を見出し情報として抽出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のデータ送信装置。
  5. 前記分割データは、前記文字認識手段により認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のデータ送信装置。
  6. ネットワークを介してデータを送信するデータ送信方法であって、読取手段により、原稿を読み取ることにより画像データを得る段階と、得られた画像データ中の文字画像から文字コードを文字認識手段により認識する段階と、認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから複数の見出し情報を情報抽出手段により抽出する段階と、前記画像データから複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを分割データ作成手段により作成する段階と、抽出された複数の見出し情報を前記分割データとそれぞれ関係付けるためのリンクをリンク作成手段により作成する段階と、前記分割データとそれぞれ関係付けられた見出し情報を含む電子メールをメール送信手段により所定の宛先に送信する段階とを有することを特徴とするデータ送信方法。
  7. ネットワークを介してデータを送信するためのデータ送信装置を制御するデータ送信プログラムであって、画像データ中の文字画像から文字コードを認識する手順と、認識された文字コードに応じて生成された文字コードデータから複数の見出し情報を抽出する手順と、前記画像データから、複数の見出し情報に対応して分割された別個の分割データを作成する手順と、抽出された複数の見出し情報を、前記分割データとそれぞれ関係付けるためのリンクを作成する手順と、前記分割データとそれぞれ関係付けられた見出し情報を含む電子メールを所定の宛先に送信する手順とをデータ送信装置に実行させることを特徴とするデータ送信プログラム。
  8. 請求項に記載のデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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