JP4006776B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動作モードから非動作モードに切り換えられる複数の周辺機器を通信網を介して制御する通信装置、およびその通信装置を動作させるためのプログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
LAN(local area network)などのネットワーク環境においては、パーソナルコンピュータや、ファクシミリ、プリンタ、イメージスキャナ、およびコピー機などの複数の機能を有するマルチ・ファンクション・デバイス(以下、「MFD」という)が、端末装置として利用されており、これら複数の端末装置がネットワークに接続されている。
【0003】
一方、この種のMFDには、予熱が必要なレーザプリンタ機構を内蔵するものがあり、このようなレーザプリンタタイプのMFDは、予熱機能が作動している状態を動作モードとして、印字動作が一定時間行われないとき、予熱機能を停止させることにより、動作モードから非動作モードに切り換わるように構成されている。
【0004】
すなわち、このタイプのMFDでは、動作モードの状態で印字データを受信すると、予熱機能が作動中であることからすぐに印字動作が開始され、非動作モード時に印字データを受信した場合には、停止中の予熱機能を作動させて所定時間加熱した後、印字動作を開始させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のネットワーク環境において複数のMFDを使用する場合には、状況によっては印字データを受信していないにもかかわらず、全てのMFDが動作モードとなる場合が想定され、このような場合、予熱機能の作動のために電力を多量に消費することとなるので、ネットワーク資源を効率的に利用することなく、電力を無駄に消費してしまうという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、ネットワーク資源を効率的に利用して、ネットワーク環境における消費電力を抑制することができる通信装置、およびそのためのプログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載した発明の通信装置は、予熱が必要な印字機構を内蔵し、予熱機能が作動している動作モード中に印字動作が一定時間行われないとき、前記予熱機能が停止して前記動作モードが非動作モードに切り換わる複数の周辺機器を、通信網を介して制御する通信装置であって、前記複数の周辺機器に対して、印字待機中に前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードにしておくか、あるいは他の周辺機器に優先して動作モードにしておくかを定める管理テーブルを記憶する記憶手段と、印字を行う際、前記複数の周辺機器から発信される、各周辺機器が前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードであるかを示すモード情報に基づいて、印字に使用すべき周辺機器を決定する周辺機器決定手段と、前記周辺機器決定手段により決定された周辺機器を用いて印字処理を行わせる印字制御手段と、前記印字制御手段による印字処理が終了すると、前記記憶手段に記憶された管理テーブルに基づいて当該印字処理に使用した周辺機器のモードを切り換えるモード切換手段とを備えている。
【0008】
この通信装置によれば、印字をする際、複数の周辺機器のうち、動作モードでありながら実際には印字動作していない周辺機器が選択され、その周辺機器を用いて印字処理がおこなわれるので、予熱時間を待つ必要なく、事前に加熱された状態の周辺機器によりすぐに印字動作を開始することができる。また、印刷処理が終了すると、その周辺機器のモードが管理テーブルに基づいて切り換えられるので、複数の周辺機器の動作状態を効率的に切り換えて、通信網に接続された周辺機器により消費される電力を抑制することができる。例えば、印字処理に使用した周辺機器が管理テーブルにより非動作モードに設定されていると、印刷処理の終了時に当該周辺機器が動作モードから非動作モードに切り換えられるので、予熱機能が停止し、その予熱機能により消費される電力を抑制することができる。
【0009】
また、請求項2に記載した発明の通信装置は、請求項1に記載の通信装置であって、前記周辺機器決定手段は、前記動作モードでかつ印字動作をしていない周辺機器、前記非動作モードの周辺機器の順に印字に使用すべき周辺機器を決定し、前記周辺機器決定手段により前記非動作モードの周辺機器が印字に使用すべき周辺機器に決定されると、当該周辺機器を非動作モードから動作モードに切り換える第2のモード切換手段を更に備える。
【0010】
この通信装置によれば、請求項1に記載の通信装置による効果を奏することができる。
【0011】
さらに、請求項3に記載した発明の通信装置は、請求項1又は2に記載の通信装置であって、前記モード切換手段は、印字に使用した周辺機器に対して非動作モードが設定されていると、印字処理の終了後、当該周辺機器を動作モードから非動作モードに切り換え、印字に使用した周辺機器に対して動作モードが設定されていると、印字処理の終了後、当該周辺機器を動作モードに保持する。
【0012】
この通信装置によれば、請求項1又は2に記載の通信装置による効果を奏することができる。
【0013】
【0014】
【0015】
さらに、請求項4に記載した発明の記憶媒体は、コンピュータを、予熱が必要な印字機構を内蔵し、予熱機能が作動している動作モード中に印字動作が一定時間行われないとき、前記予熱機能が停止して前記動作モードが非動作モードに切り換わる複数の周辺機器のいずれかを用いて印字を行う際、通信網を介して前記複数の周辺機器から発信される、各周辺機器が前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードであるかを示すモード情報に基づいて、印字に使用すべき周辺機器を決定する周辺機器決定手段と、前記周辺機器決定手段により決定された周辺機器を用いて印字処理を行わせる印字制御手段と、前記印字制御手段による印字処理が終了すると、記憶手段に記憶された、前記複数の周辺機器に対して印字待機中に前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードにしておくか、あるいは他の周辺機器に優先して動作モードにしておくかを定める管理テーブルに基づいて当該印字処理に使用した周辺機器のモードを切り換えるモード切換手段として機能させるためのプログラムを記憶している。
【0016】
この記憶媒体によれば、その内容をパーソナルコンピュータなどにインストールすることにより、請求項1に記載の通信装置を実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る通信装置および周辺機器が通信網に接続されていることを示した概念図、図2は、通信装置の一例としてのパーソナルコンピュータと多機能周辺機器が通信網に接続された状態の回路ブロック図である。パーソナルコンピュータ1は、一般的なGUI(graphical user interface)環境でマルチタスク処理を行い、複数のアプリケーションを同時に起動させておくことが可能な情報処理装置である。多機能周辺機器(以下「MFD」という)2は、ファクシミリ、プリンタ、イメージスキャナ、およびコピー機などの複数の機能を有している。なお、MFDは、マルチ・ファンクション・デバイスの略称である。通信網は、構内のコンピュータや周辺機器を結ぶLAN3とする。
【0019】
パーソナルコンピュータ1は、プロセサ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、LANインターフェース15、ハードディスク装置16、フレキシブルディスクドライブ17、キーボード18、マウス19、およびモニタ20などを備えている。プロセサ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、およびLANインターフェース15は、バス線により相互に接続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、および制御信号線を含む。
【0020】
プロセサ11は、ハードディスク装置16にインストールされているOSや各種のアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて動作し、情報処理を行う。ROM12は、BIOSなどの基本制御プログラムを記憶している。RAM13は、各種のアプリケーションソフトウェアなどによって利用され、各種のデータなどを記憶する。ゲートアレイ14は、プロセサ11とハードディスク装置16などの入出力デバイスとの間のインターフェースとして機能する。LANインターフェース15は、たとえば10baseT規格に準拠したケーブル31を介してパーソナルコンピュータ1とLAN3との間のデータ伝送を制御する。ハードディスク装置16は、各種のアプリケーションソフトウェアやファイルデータなどを記憶する。フレキシブルディスクドライブ17は、フレキシブルディスクの内容を読み書きする。キーボード18およびマウス19は、使用者の指示操作に応じて入力信号を発生する。モニタ20は、各種のアプリケーションソフトウェアに応じて画像やメッセージなどを表示出力する。
【0021】
MFD2は、CPU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ24、LANインターフェース25、スキャナ26、プリンタ27、およびモデム28などを備えている。CPU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ24、およびLANインターフェース25は、バス線により相互に接続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、および制御信号線を含む。LANインターフェース25は、たとえば10baseT規格に準拠したケーブル31を介してLAN3に接続されている。
【0022】
CPU21は、MFD全体を制御する。RAM22は、各種のデータを記憶する。ROM23は、MFD2を制御するためのプログラムなどを記憶している。ゲートアレイ24は、CPU21とスキャナ26、プリンタ27、およびモデム28との間のインターフェースとして機能する。LANインターフェース25は、ケーブル31を介してMFD2とLAN3との間のデータ伝送を制御する。スキャナ26は、原稿の画像を読み取って画像情報に変換する。プリンタ27は、予熱が必要なレーザプリンタ機構を内蔵しており、動作モード時には予熱機能が作動し、非動作モード時には予熱機能が停止する。モデム28は、図示しない電話回線を介して送受信される通信データを制御する。
【0023】
LAN3は、たとえばイーサネットなどにより構築される構内ネットワークであり、パーソナルコンピュータ1やMFD2などの端末装置を相互に結合し、これら端末装置間で送受信される各種情報を交換する。
【0024】
パーソナルコンピュータ1のハードディスク装置16には、MFD2のプリンタ27に対してパーソナルコンピュータ1で作成した文書や画像を印刷させたり、スキャナ26を用いて読み取らせた画像情報をパーソナルコンピュータ1に取り込んだりという、各種の機能を実現するためのMFD制御アプリケーションソフトウェアがインストールされている。このMFD制御アプリケーションソフトウェアは、フレキシブルディスクドライブ17にフレキシブルディスクを挿入して所定の操作を行うことにより、ハードディスク装置16にインストールされる。このMFD制御アプリケーションソフトウェアは、パーソナルコンピュータ1と複数のMFD2との間でLAN3を介して送受信される情報を監視するステータスモニタと呼ばれるソフトウェア、送受信情報を管理および表示するログマネージャと呼ばれるソフトウェア、およびLAN3を介しデータ伝送を制御するネットワークコントローラと呼ばれるソフトウェアなどにより構成されている。
【0025】
要点について詳細に説明すると、LAN3に接続された複数のMFD2は、印字動作が一定時間行われないとき、予熱機能が自動的に停止して動作モードから非動作モードに移行するものであり、また、複数のMFD2からは、予熱機能が作動中または停止中であることを示すモード情報が、パーソナルコンピュータ1に対して発信されている。
【0026】
印字データを受信したMFD2は、予熱機能が作動中の動作モードの場合、事前に加熱されているためすぐに印字動作を開始し、予熱機能が停止中の非動作モードの場合、停止中の予熱機能を作動させて所定時間加熱した後、印字動作を開始する。
【0027】
一方、パーソナルコンピュータ1のプロセサ11は、複数のMFD2から発信されたモード情報をLAN3を介して受信し、このモード情報に基づいてどのMFD2が動作モードまたは非動作モードであるかを監視している。また、プロセサ11は、動作モードのMFD2が実際に印字動作を行っているか否か動作状態の判定を行っており、実際に印字動作を行っていないと判定したMFD2に対して、動作モードから非動作モードに切り換えるモード切換信号を送信する。このモード切換信号の送信に際してプロセサ11は、MFD2の管理テーブル表に基づいてモード切換信号を送信するかどうかを決定しており、この管理テーブル表は、MFD2を動作モードから非動作モードに切り換える優先順位などを設定してハードディスク装置16に記憶されている。
【0028】
さらに、プロセサ11は、非動作モードのMFD2に印字データを送信する場合、予熱時間を待つ必要なくすぐに印字動作を開始することができる動作モードのMFD2に印字データを配信する。具体的には、予熱機能が作動中であるが実際には印字動作が行われていないMFD2に対して、印字データを配信する。
【0029】
すなわち、パーソナルコンピュータ1のプロセサ11は、ハードディスク装置16にインストールされたMFD制御アプリケーションソフトウェアに基づいて動作することにより、複数の周辺機器から発信されるモード情報に基づいて、どの周辺機器が動作モードまたは非動作モードであるかを監視するモード監視手段と、モード監視手段により動作モードと検知された周辺機器の実際の動作状態を判定する動作状態判定手段と、動作状態判定手段により動作中でないと判定された周辺機器を動作モードから非動作モードに切り換えるモード切換手段とを実現している。また、プロセサ11は、非動作モードの周辺機器に印字データが送信された場合、上記動作状態判定手段により動作中でないと判定された周辺機器に対して印字データを配信するデータ配信手段を実現している。
【0030】
さらに、MFD制御アプリケーションソフトウェアが格納されたフレキシブルディスクは、動作モードから非動作モードに相互切換可能な複数の周辺機器を、通信網を介して制御するプログラムを格納した記憶媒体であって、複数の周辺機器から発信されるモード情報に基づいて、どの周辺機器が動作モードまたは非動作モードであるかを監視するモード監視プログラムと、モード監視プログラムにより動作モードと検知された周辺機器の実際の動作状態を判定する動作状態判定プログラムと、動作状態判定プログラムにより動作中でないと判定された周辺機器を動作モードから非動作モードに切り換えるモード切換プログラムとを格納した記憶媒体を実現している。
【0031】
次に、このように構成されたパーソナルコンピュータ1の動作について図3を参照しつつ説明する。
【0032】
図3は、パーソナルコンピュータ1によるMFD2の通信制御手順を示したフローチャートであり、まず、パーソナルコンピュータ1のプロセサ11は、使用者の指示操作などによりMFD2に対して印字データを送信するか否かを判断している(S1)。
【0033】
印字データがMFD2に対して送信される場合(S1:YES)、プロセサ11は、送信先のMFD2から発信されているモード情報に基づいて、そのMFD2が動作モードであるか非動作モードであるかを判断する(S2)。
【0034】
送信先のMFD2が動作モードである場合(S2:YES)、プロセサ11は、そのMFD2が、実際には印字動作を停止しているか否かを判断する(S3)。
【0035】
印字動作が停止中のMFD2の場合(S3:YES)、すなわち、予熱機能が作動中のMFD2により、送信された印字データをすぐに印字できるような状態の場合、プロセサ11は、そのMFD2に対して印字データを送信することにより、印字データを受信したMFD2において印字処理が行われる(S4)。
【0036】
印字処理が完了すると、プロセサ11は、ハードディスク装置16に記憶されたMFD2の管理テーブル表に基づいて、印字処理を完了したMFD2の動作モードを切り換えるか否かを判断する(S5)。ここで、管理テーブル表には、印字処理を完了したMFD2をすぐに非動作モードに切り換える旨の設定や、他のMFD2に優先して常に動作モードとしておく旨の設定などが記憶されており、この管理テーブル表に記憶された設定情報に基づいて、動作モード/非動作モードの切換が行われる。
【0037】
MFD2の動作モードを切り換える場合(S5:YES)、プロセサ11は、MFD2に対してモード切換信号を送信し、MFD2の動作モードを非動作モードに切り換え(S6)、このメインルーチンを終了する。すなわち、印字処理を完了したMFD2は、強制的に非動作モードに切り換えられることにより、予熱機能が停止されて消費電力が抑制されることとなる。
【0038】
S5において、MFD2の動作モードを切り換えない場合(S5:NO)、プロセサ11は、印字処理を完了したMFD2に対してモード切換信号を送信することなく、このMFD2を動作モードとしたままメインルーチンを終了する。すなわち、印字処理を完了したMFD2は、予熱機能を作動状態としたまま印字動作を行うことなく、次の印字データの受信待ちの状態となる。
【0039】
S3において、送信先のMFD2が印字動作中の場合(S3:NO)、プロセサ11は、LAN3上の他のMFD2に動作モードのものが無いか否かを判断する(S7)。
【0040】
他の動作モードのMFD2が無い場合(S7:YES)、プロセサ11は、非動作モードとなっている送信先のMFD2を動作モードに切り換え(S8)、そのMFD2に対して印字データを送信することにより、動作モードに切り換えられたMFD2において、S4のステップ処理である印字処理が行われる。
【0041】
他の動作モードのMFD2が有る場合(S7:NO)、プロセサ11は、該当する他の動作モードのMFD2が、実際には印字動作を停止しているか否かを判断し(S3)、上記S3のステップ処理以降の動作を繰り返す。
【0042】
S2において、送信先のMFD2が非動作モードである場合(S2:NO)、プロセサ11は、S7のステップ処理を実行することにより、LAN3上の他のMFD2に動作モードのものが無いか否かを判断し、その後、上記と同様の手順でS7以降のステップ処理を行う。
【0043】
S1において、印字データがMFD2に対して送信されない場合(S1:NO)、プロセサ11は、印字データの送信を要求されるまで待機する。
【0044】
このような構成、動作を有するパーソナルコンピュータ1によれば、印字処理を完了したMFD2が、動作モードから非動作モードに強制的に切り換えられるので、複数のMFD2の動作状態を効率的に切り換えて、LAN3に接続されたMFD2の予熱機能により消費される電力を抑制することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3に記載した発明の通信装置によれば、印字をする際、複数の周辺機器のうち、動作モードでありながら実際には印字動作していない周辺機器が選択され、その周辺機器を用いて印字処理がおこなわれるので、予熱時間を待つ必要なく、事前に加熱された状態の周辺機器によりすぐに印字動作を開始することができる。また、印刷処理が終了すると、その周辺機器のモードが管理テーブルに基づいて切り換えられるので、複数の周辺機器の動作状態を効率的に切り換えて、通信網に接続された周辺機器により消費される電力を抑制することができる。
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
さらに、請求項4に記載した発明の記憶媒体によれば、その内容をパーソナルコンピュータなどにインストールすることにより、請求項1に記載の通信装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信装置および周辺機器が通信網に接続されていることを示した概念図である。
【図2】 通信装置の一例としてのパーソナルコンピュータと多機能周辺機器(MFD)が通信網に接続された状態の回路ブロック図である。
【図3】 パーソナルコンピュータによるMFDの通信制御手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
2 MFD(多機能周辺機器)
3 LAN
11 プロセサ
12 ROM
13 RAM
16 ハードディスク装置
17 フレキシブルディスクドライブ
Claims (4)
- 予熱が必要な印字機構を内蔵し、予熱機能が作動している動作モード中に印字動作が一定時間行われないとき、前記予熱機能が停止して前記動作モードが非動作モードに切り換わる複数の周辺機器を、通信網を介して制御する通信装置であって、
前記複数の周辺機器に対して、印字待機中に前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードにしておくか、あるいは他の周辺機器に優先して動作モードにしておくかを定める管理テーブルを記憶する記憶手段と、
印字を行う際、前記複数の周辺機器から発信される、各周辺機器が前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードであるかを示すモード情報に基づいて、印字に使用すべき周辺機器を決定する周辺機器決定手段と、
前記周辺機器決定手段により決定された周辺機器を用いて印字処理を行わせる印字制御手段と、
前記印字制御手段による印字処理が終了すると、前記記憶手段に記憶された管理テーブルに基づいて当該印字処理に使用した周辺機器のモードを切り換えるモード切換手段と
を備えたことを特徴とする通信装置。 - 前記周辺機器決定手段は、前記動作モードでかつ印字動作をしていない周辺機器、前記非動作モードの周辺機器の順に印字に使用すべき周辺機器を決定し、前記周辺機器決定手段により前記非動作モードの周辺機器が印字に使用すべき周辺機器に決定されると、当該周辺機器を非動作モードから動作モードに切り換える第2のモード切換手段を更に備える、請求項1に記載の通信装置。
- 前記モード切換手段は、印字に使用した周辺機器に対して非動作モードが設定されていると、印字処理の終了後、当該周辺機器を動作モードから非動作モードに切り換え、印字に使用した周辺機器に対して動作モードが設定されていると、印字処理の終了後、当該周辺機器を動作モードに保持する、請求項1又は2に記載の通信装置。
- コンピュータを、
予熱が必要な印字機構を内蔵し、予熱機能が作動している動作モード中に印字動作が一定時間行われないとき、前記予熱機能が停止して前記動作モードが非動作モードに切り換わる複数の周辺機器のいずれかを用いて印字を行う際、通信網を介して前記複数の周辺機器から発信される、各周辺機器が前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードであるかを示すモード情報に基づいて、印字に使用すべき周辺機器を決定する周辺機器決定手段と、前記周辺機器決定手段により決定された周辺機器を用いて印字処理を行わせる印字制御手段と、
前記印字制御手段による印字処理が終了すると、記憶手段に記憶された、前記複数の周辺機器に対して印字待機中に前記動作モードと前記非動作モードのいずれのモードにしておくか、あるいは他の周辺機器に優先して動作モードにしておくかを定める管理テーブルに基づいて当該印字処理に使用した周辺機器のモードを切り換えるモード切換手段と、
して機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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