JP5651956B2 - 電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム - Google Patents

電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5651956B2
JP5651956B2 JP2010003178A JP2010003178A JP5651956B2 JP 5651956 B2 JP5651956 B2 JP 5651956B2 JP 2010003178 A JP2010003178 A JP 2010003178A JP 2010003178 A JP2010003178 A JP 2010003178A JP 5651956 B2 JP5651956 B2 JP 5651956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
request
power control
power saving
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010003178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011142577A (ja
Inventor
岳人 黒子
岳人 黒子
梅津 史浩
史浩 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010003178A priority Critical patent/JP5651956B2/ja
Publication of JP2011142577A publication Critical patent/JP2011142577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5651956B2 publication Critical patent/JP5651956B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

本発明は、電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラムに関するものである。
従来から、ネットワークにサービスを提供し、或いはネットワークからサービスの提供を受けるスキャナ、プリンタ、複合機等の画像形成装置が存在する。このような画像形成装置では、無操作状態が一定時間継続した場合に省電力モードへと移行することで、消費電力を低減させることが行われている。なお、画像形成装置が省電力モードへの移行する際に、例えば複数種類のパケットを予め設定した送信条件にしたがって定期的にネットワークに自動送信することにより、ネットワークとの通信を維持する機能が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の上記方法では、画像形成装置における省電力移行判断において省電力モードに移行可能と判断した後、上述したネットワークと通信中の場合や、頻繁にネットワーク通信を行う機能が有効となっていたり、あるいはモジュール(デーモン)が起動していたりするような場合には、省電力モードへの移行が可能であるにも関わらず、省電力モードへと移行できない場合が生じた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、省電力モードへの移行を適切に実行することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、通常電力状態と当該通常電力状態よりも消費電力の低い省電力状態とを制御する電力制御装置における電力制御方法であって、前記通常電力状態から前記省電力状態に移行するか否かを判断する省電力移行判断手順と、前記省電力移行判断手順により前記省電力状態に移行すると判断した後に、外部装置からの要求に対して応答しないリクエスト拒否手順とを有し、前記リクエスト拒否手順は更に、前記外部装置への要求を行わないよう制御する
本発明によれば、省電力モードへの移行を適切に実行することを可能とする。
本実施形態に係るシステム構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成図である。 画像形成装置において実現させる本実施形態に特有の機能の一例を示す図である。 サブシステムを有する画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 パケットフィルタ適用時のシーケンス図である。 パケットフィルタ解除時のシーケンス図である。 モジュールを無効にするシーケンス図である。 モジュールを有効にするシーケンス図である。 省電力移行頻度設定のためのシーケンス図である。 省電力移行頻度設定のための操作画面図である。 発生ログを機器外へ転送するための遷移図である。 ログ方式決定方法を説明するための図である。 起動時のシーケンス図である。
<本発明について>
通常、画像形成装置では、省電力移行判断により移行可能と判断してから所定時間内に省電力からの復帰要件が発生しないことを条件に省電力モードへと移行する。本発明は、このような省電力移行判断から実際に省電力モードへと移行するまでの間に、例えば「省電力中には応答しないように設定されている機能」からリクエストがあった場合でも応答しないよう制御することで、省電力モードへと適切に移行する。
なお、上述した「省電力中には応答しないように設定されている機能」には、「省電力中はリクエストを受けても応答しない機能」、「省電力中はリクエストをしない機能」、「省電力中でも、サブ基板によって動作する機能」等があるが、本発明においてはこれに限定されない。以下に、上述した内容を実現するための本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<本実施形態に係るシステム構成例>
図1は、本実施形態に係るシステム構成を示している。図1に示すように、ネットワーク100には、複数の画像形成装置101及び画像形成装置102と、PC(パーソナルコンピュータ)103等が接続されている。
ここで、画像形成装置101及び画像形成装置102は、例えばネットワーク100を介してPC103から得られる印刷実行要求等に基づき、PC103から受信した各種情報(文字データや画像データ等)について画像形成を行う。また、画像形成装置101及び画像形成装置102は、上述した印刷実行における実行結果や異常終了時における制御情報をPC103に送信する。
また、PC103は、画像形成装置101及び画像形成装置102に対して印刷実行要求及び印刷対象データを送信し、その実行結果の制御情報(正常終了/異常終了等)を受信する。
なお、図1の例では、本発明の説明を容易にするため、画像形成装置2台とPC1台がネットワーク100に接続されているが、接続台数においては特に制限されず、例えば画像形成装置及びPCのそれぞれが複数接続されていてもよい。
次に、本実施形態における画像形成装置の具体例(ハードウェア構成、ソフトウェア構成等)について説明する。なお、以下の説明では、画像形成装置101における各具体例について説明するが、上述した画像形成装置102においても同様の構成等からなるものとする。
<画像形成装置のハードウェア構成例>
図2は、本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置101は、コントローラ201と、操作部(オペレーションパネル)202と、ファクシミリ制御ユニット203と、プロッタ204と、スキャナ205と、その他ハードウェアリソース206等とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続している。
コントローラ201は、画像形成装置101全体の制御と、描画、通信、操作部202からの入力を制御する。なお、コントローラ201は、CPU211、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)212、NB213、シリアルバス214、MEM−P215、MEM−C216、HDD(ハードディスクドライブ)217、メモリカードI/F218、USBホスト219、IEEE1394デバイス220、IEEE802.11a/b/gデバイス221、USBデバイス222、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)223等により構成される。
CPU211は、画像形成装置101全体の制御を行うものであり、種々の情報処理用のICである。ASIC212は、種々の画像処理用のICである。NB213は、コントローラ201のノースブリッジである。シリアルバス214は、コントローラ201のサウスブリッジである。MEM−P215は、画像形成装置101のシステムメモリである。MEM−C216は、画像形成装置101のローカルメモリである。
HDD217は、画像形成装置101のストレージである。メモリカードI/F218は、メモリカードをセットするためのインタフェースである。USBホスト219は、USBデバイスとの接続を検出し、USBメモリとの間でデータを送受信する。
IEEE1394デバイス220は、IEEE1394規格の接続端子を提供するためのデバイスである。IEEE802.11a/b/gデバイス221は、ネットワーク100Bに接続されている。USBデバイス222は、USB規格の接続端子を提供するためのデバイスである。NIC223は、MACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラでありネットワーク100Aと接続されている。
操作部202は、オペレータが画像形成装置101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、オペレータが画像形成装置101から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。
プロッタ204は、電子写真方式等で画像データに基づいて画像を用紙に記録出力し、スキャナ205は、原稿の画像を走査することにより、画像を所定の解像度で読取り、画像データを取得する。またその他のハードウェアリソース206は、外付けハードウェア等である。
<画像形成装置のソフトウェア構成例>
次に、画像形成装置101のソフトウェア構成例について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成を示している。図3に示すように、画像形成装置101は、アプリケーションとして、コピーアプリケーション10と、ファクスアプリケーション11と、プリンタアプリケーション12と、Webアプリケーション13とを有している。
また、画像形成装置101は、コントロールサービスとして、システム制御サービス20と、ファックス制御サービス21と、エンジン制御サービス22と、メモリ制御サービス23と、操作部制御サービス24と、ネットワーク制御サービス25と、ログ制御サービス26とを有する。
更に、画像形成装置101は、制御モジュールとしてOS28と、エンジンI/F29とを有する。これらは、MEM−P215や、MEM−C216や、HDD217に記憶された各種ソフトウェアである。CPU211がこれらの各種ソフトウェアを読み出して実行することにより以下に示す各種機能が実現される。
コピーアプリケーション10は、コピー用のソフトウェアである。ファクスアプリケーション11は、ファクシミリ用のソフトウェアである。プリンタアプリケーション12は、ページ記述言語(PDL,PCL)及びポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のソフトウェアである。Webアプリケーション13は、ネットワーク用ソフトウェアである。
OS28は、LPUX(登録商標)等であって、各アプリケーションをプロセスとして並列実行する。エンジンI/F29は、エンジン制御ボード30を介してエンジン部としてのプロッタ204、スキャナ205等の制御を行う。
システム制御サービス20のプロセスは、ソフトウェアの管理、操作部202の制御及び画面表示、LED表示、ハードウェア資源の管理、割り込みソフトウェア制御等の処理を行う。ファクス制御サービス21のプロセスは、システムコントローラの各ソフトウェア層からPSTN又はISDN網を利用したファクシミリ送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読取、ファクシミリ受信印刷等のAPIを提供する。
エンジン制御サービス22のプロセスは、エンジン制御ボード30の制御の下、プロッタ204、スキャナ205等のエンジン部の制御を行う。メモリ制御サービス23のプロセスは、画像メモリの取得及び開放、HDD217の利用、画像データの圧縮及び伸張等のメモリ制御を行う。
操作部制御サービス24は、操作部202の制御を行う。ネットワーク制御サービス25のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするソフトウェアに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各ソフトウェアに振り分け、各ソフトウェアからのデータを、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
ログ制御サービス26のプロセスは、通信を行ったことにより発生したログ情報、印刷プロセスの実行により発生したログ情報を受信し、HDD217等に記憶する等の管理を行う。
このような画像形成装置101のCPU211は、OS28上に、システム制御サービス20、ファックス制御サービス21、エンジン制御サービス22、メモリ制御サービス23、操作部制御サービス24、ネットワーク制御サービス25、ログ制御サービス26をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、コピーアプリケーション10、ファクスアプリケーション11、プリンタアプリケーション12、Webアプリケーション13を適宜起動して実行させることにより、各種機能を実現させる。
<本実施形態に特有の機能について>
次に、上述したシステム制御サービス20、操作部制御サービス24、ネットワーク制御サービス25及びOS28によって実現させる本実施形態に特有の機能について説明する。図4は、画像形成装置において実現させる本実施形態に特有の機能の一例を示している。
図4に示す画像形成装置101は、システム制御サービス20と、操作部制御サービス24と、ネットワーク制御サービス25とを備えるように構成されている。
システム制御サービス20は、電力管理部20Aを有している。電力管理部20Aは、画像形成装置101の各構成に供給される各電力を管理する。また、電力管理部20Aは、省電力モードや、通常モード等のモード管理を行う。
操作部制御サービス24は、操作部24Aを有している。操作部24Aは、ユーザに指示させるための画面の生成や、生成した画面の提示等、ユーザからの操作により入力を管理する部分である。また、操作部24Aは、操作内容等を画面に表示するといったインタフェースを有し、例えばタッチパネル等のような機能を有している。
ネットワーク制御サービス25は、ネットワーク制御管理部25Aと、パケット処理部25Bと、ネットワーク設定部25Cとを有している。
ネットワーク制御管理部25Aは、画像形成装置101がネットワーク100を通じて外部装置(例えば、画像形成装置102やPC103等)と送受信されるデータ等の制御を行う。パケット処理部25Bは、画像形成装置101が省電力モードへの移行する際に、例えば複数種類のパケットデータを予め設定した送信条件にしたがって定期的にネットワークに自動送信する。
ネットワーク設定部25Cは、操作部制御サービス24から得られる操作部24Aを通じて行われた操作内容に基づいてネットワーク設定を行う。また、ネットワーク設定部25Cは、設定された内容をネットワーク制御管理部25Aに出力する。これにより、ネットワーク制御管理部25Aは、設定された内容に基づいて画像形成装置101におけるネットワーク制御を行う。
<「省電力中には応答しないように設定されている機能」について>
ここで、本実施形態における画像形成装置は、上述した各種機能により予め「省電力中には応答しないように設定されている機能」が具備されており、本発明では、この機能を省電力移行判断後、省電力移行中においても適用させる。なお、「省電力中には応答しないように設定されている機能」とは、例えば、上述したように「省電力中はリクエストを受けても応答しない機能」、「省電力中はリクエストをしない機能」、「省電力中でも、サブ基板によって動作する機能」等がある。
「省電力中はリクエストを受けても応答しない機能」は、例えばパケットフィルタを用いて、省電力中にパケットフィルタが有効な場合に、外部からリクエストを受けても応答しない機能である。
本実施形態では、省電力移行判断後において、パケットフィルタを有効にすることにより、外部からリクエストを受けた場合でも応答しないように制御する。例えば、予め外部から受信したパケットのリクエスト要求信号に識別情報がある場合には、その識別情報を有するパケットデータは受信しないように制御することができる。具体的には、例えばWS−MFP、Bonjour(登録商標)等の機能によって他の機器から広告されたリクエスト等である。
また、「省電力中は、リクエストをしない機能」とは、例えば、画像形成装置101が定期的に外部に対して何らかの広告を行うような、例えばWS−MFP、Bonjour等の機能とする。本実施形態では、省電力移行判断後において、これらの機能を無効にすることにより、外部に対してリクエストをしないよう制御する。
また、「省電力中でも、サブシステムによって動作する機能」とは、例えば、省電力中はリクエストを受けても応答せず、予め設定されたサブシステムによって代替して動作しておく機能をいう。なお、上述したサブシステムとは、例えば、省電力中にメイン基板の代わりにネットワークの応答を行うサブ基板等をいう。本実施形態において、サブシステムを有する画像形成装置の場合には、省電力移行判断後に、サブシステムを起動させて、メインシステムの代わりにネットワークの応答を行わせることにより、リクエストを受けても応答しないよう制御する。
本実施形態では、上述した省電力中に実現される制御を、省電力移行判断後にも適用して行うことにより、省電力移行判断後に、省電力中には応答しないように設定されている機能から何らかのリクエストがあった場合でも、適切に省電力状態へと移行する
なお、上述したサブシステムを有する場合には、画像形成装置の構成にメインシステムとサブシステムとを有することになり、上述した図2、3とは異なる。以下、その内容について概略を説明する。
<サブシステムを有する画像形成装置の構成例>
図5は、サブシステムを有する画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。同図において、画像形成装置301は、コントローラボード302及びエンジン303等を含む。コントローラボード302及びエンジン303は、エンジンインタフェース304を介して接続されている。
コントローラボード302には、メインCPU311及びサブCPU321が配置されている。メインCPU311は、メインシステムMのCPUである。サブCPU321は、サブシステムSのCPUである。メインCPU311とサブCPU321とはバスを介して接続されている。図中、矢印はバスを示す。
メインシステムMは、通常の電力状態において画像形成装置301を制御するハードウェア群である。サブシステムSは、省電力状態において画像形成装置301を制御するハードウェア群である。省電力状態とは、例えば、無操作状態の継続等により、消費電力を低減するためにサブシステムSのみに電力が供給される状態、又はメインシステムM及びエンジン303への電力供給が削減される状態をいう。省電力状態は、一般的に、省電力モード、省エネモード、又は最小電力状態等とも呼ばれる。通常電力状態は、省電力状態以外の状態である。すなわち、通常電力状態は、メインシステムM、サブシステムS、及びエンジン303に対する電力供給が制限されない状態である。
本実施形態では、サブシステムSを、省電力移行判断後に起動させることにより画像形成装置301を制御させる。
メインシステムMにおいて、メインCPU311は、ROM312、RAM313、ASIC314、PHYチップ315、及びPHYチップ316とバスを介して接続されている。メインCPU311は、ROM312に記録され、RAM313にロードされたプログラムに基づいて画像形成装置301全体の機能を制御する。ASIC314は、主として画像処理を実行する。
ASIC314は、HDD(Hard Disk Drive)317及びエンジンインタフェース304とバスを介して接続されている。PHYチップ315は、CPU311からの論理信号を電気信号に変換し、当該電気信号をエンジンインタフェース304に入力する。PHYチップ316は、メインCPU311からの論理信号を電気信号に変換しハブ318に入力する。ハブ318は、USBインタフェース319及びエンジンインタフェース304とバスを介して接続されている。USBインタフェース319は、USB接続のためのハードウェアインタフェースである。
サブシステムSにおいて、サブCPU321は、ROM322、RAM323、PHY324、及びUSBインタフェース325とバスを介して接続されている。サブCPU321は、ROM322に記録され、RAM323にロードされたプログラムに基づいて、省電力移行判断後における画像形成装置301の動作(主として、通信処理)を制御する。PHYチップ324は、サブCPU321からの論理信号を電気信号に変換し、当該電気信号をネットワークインタフェース326に入力する。ネットワークインタフェース326は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続するためのハードウェアであり、ネットワーク通信における物理層の機能を実現する。
エンジン303は、操作パネル331、スキャナ332、プリンタ333、及びFCU(ファクシミリコントロールユニット)334等を含む。操作パネル331は、液晶パネル等の表示手段やハードウェアキー等の入力手段を備える。スキャナ332は、原稿をスキャンし、スキャンされた画像データを、エンジンインタフェース304を介してASIC314に入力する。プリンタ333は、エンジンインタフェース304を介してASIC314より入力される画像データを印刷用紙に印刷する。FCU334は、FAX送受信を行う。
本実施形態では、上述したような各種機能を有することにより、省電力移行判断後に、省電力機能を適切に実行する。
なお、上述した図2及び図5におけるハードウェア構成は、上述した本実施形態における実施パターンに対応させて概略構成を示したが、本発明においては、これに制限されるものではなく、例えば、図2及び図5におけるハードウェア構成を組み合わせてもよく、例えば、図2の構成にサブシステムが設けられていてもよい。
次に、上述した「省電力中には応答しないように設定されている機能」を省電力移行判断から実際に移行するまでの間に実現するための具体的な内容について説明する。なお、以下に示す図6〜図11の例では、電力管理部20A、操作部24A、ネットワーク制御サービス25(ネットワーク制御管理部25A、パケット処理部25B、ネットワーク設定部25C)を用いた例を示している。
また、以下に説明するSTR(Suspend to RAM)とは、実行中のコンテキストを主記憶装置(RAM等)に格納して、装置への電力供給をストップすることで消費電力を低減するための方法である。
なお、省電力中に処理が必要となったときには、STR状態から通常状態に復帰する。STR状態では、低消費電力な別のシステム(例えば、サブシステム等)を動作させておき、STR状態からの復帰や簡単なパケット応答であれば、そのサブシステムがパケット応答を実行する。
まず、上述した「省電力中はリクエストを受けても応答しない機能」を省電力移行判断後において実現させるための例を以下に説明する。なお、以下の説明では、一例としてパケットフィルタを適用した場合について説明する。
<パケットフィルタ適用時のシーケンス例>
図6は、パケットフィルタ適用時のシーケンス図である。図6に示すように、電力管理部20Aは、STRへの移行準備を行うと(S10)、ネットワーク制御管理部25Aに対して、STR移行可能確認を行う(S11)。
ネットワーク制御管理部25Aは、ネットワーク設定部25Cに対して、ネットワーク設定確認を行い(S12)、ネットワーク制御管理部25Aは、S12の処理におけるネットワーク設定確認により、STRへの移行が可能か否か判定を行う(S13)。S13の処理により、STRへの移行可能と判断された場合、ネットワーク制御管理部25Aは、パケット処理部25Bに対してパケットフィルタ適用要求を行う(S14)。パケット処理部25Bは、パケットフィルタを適用し(S15)、パケットブロックを行う。
また、ネットワーク制御管理部25Aは、STRへの移行が可能である旨の信号を電力管理部20Aに出力し(S16)、電力管理部20Aは、STRへの移行を行う(S17)。S17の処理以降は、STR状態となる。
上述した処理により、STR移行判定後にネットワーク通信が発生することにより、STR状態へ移行しないという問題を解決することが可能となる。
<パケットフィルタ解除時のシーケンス例>
次に、本実施形態におけるパケットフィルタ解除時の内容について説明する。図7は、本実施形態におけるパケットフィルタ解除時のシーケンス図である。図7に示すように、電力管理部20A、操作部24A、ネットワーク制御サービス25がそれぞれ上述したSTR状態となっており、その後STR復帰トリガが発生すると、電力管理部20Aは、STRを復帰し(S20)、ネットワーク制御管理部25Aに対して、STR復帰通知を行う(S21)。
ネットワーク制御管理部25Aは、パケット処理部25Bに対してパケットフィルタ解除要求を行う(S22)。パケット処理部25Bは、パケットフィルタを解除し(S23)、ネットワーク制御管理部25Aは、電力管理部20Aに対してSTR復帰確認を行う(S24)。S24の処理以降は、通常状態となる。
上述した処理により、STR状態から復帰した際に、パケットフィルタを解除する。
次に、上述した「省電力中は、リクエストをしない機能」を省電力移行判断後に実現するための例を以下に説明する。なお、以下の説明では、一例としてモジュールの無効化により適用した場合について説明する。
<モジュールを無効にする例>
図8は、モジュールを無効にするシーケンス図である。図8に示すように、電力管理部20Aは、STR移行への準備を行うと(S30)、ネットワーク制御管理部25Aに対して、STR移行可能確認を行う(S31)。ネットワーク制御管理部25Aは、ネットワーク設定部25Cに対して、ネットワーク設定確認を行い(S32)、ネットワーク制御管理部25Aは、S32の設定確認により、STR移行判定を行う(S33)。
S33の処理により、上述したネットワーク通信を行う機能が有効となっていることにより、移行不可能と判断された場合、ネットワーク制御管理部25Aは、ネットワーク設定部25Cに対してSTR移行前の設定を記録するよう要求する(S34)。また、有効となっている機能の無効、モジュール停止等の設定変更を行うよう要求する(S35)。
また、ネットワーク設定部25Cは、後述するSTR移行頻度を確認する(S36)。その後、ネットワーク制御管理部25Aは、ネットワーク設定確認を行い(S37)、STR移行判定を行い(S38)、移行可能と判断した場合、電力管理部20Aに対してSTR移行可能を通知し(S39)、電力管理部20Aは、STRへと移行する(S40)。また、それ以降は、STR状態となる。
上述した処理により、STR状態への移行を阻害する機能を無効化する。
<モジュールを有効にする例>
次に、本実施形態におけるモジュールを有効にする例について説明する。図9は、モジュールを有効にするシーケンス図である。図9に示すように、図9に示すように、電力管理部20A、操作部24A、ネットワーク制御サービス25がそれぞれSTR状態となっており、その後STR復帰トリガが発生すると、電力管理部20Aは、STRを復帰し(S50)、ネットワーク制御管理部25Aに対して、STR復帰通知を行う(S51)。
ネットワーク制御管理部25Aは、ネットワーク設定部25Cに対して、STR移行前の設定を読み出すよう要求し(S52)、ネットワーク制御管理部25Aは、ネットワーク設定部25Cに対して、無効化した機能を有効にし、モジュールを起動する等の設定変更を要求する(S53)、S53の処理の後、電力管理部20Aに対してSTR復帰確認を通知し(S54)、通常状態へ移行する。また、それ以降は、通常状態となる。
上述した処理により、STR移行前に無効にした機能を有効にする。
<省電力移行頻度設定のための例>
次に、上述したSTR移行頻度の設定例について説明する。図10は、省電力移行頻度設定のためのシーケンス図である。
図10に示すように、ユーザの操作により操作部24Aが、STR設定を開始すると(S60)、操作部24Aは、ネットワーク設定部25Cに対してネットワーク設定の読み出しを要求する(S61)。
次に、操作部24Aは、現在のSTR頻度を表示し(S62)、ユーザ操作による入力により、STR頻度を選択する(S63)。次に、操作部24Aは、ネットワーク設定部25Cに対してS63の処理により選択されたSTR頻度をネットワーク設定に書き込むよう要求し(S64)、処理を終了する。
上述した処理により、ユーザ操作によるSTR移行頻度を設定することが可能となる。
<省電力移行頻度設定のための操作画面例>
次に、STR移行頻度設定のための操作画面例について説明する。図11は、省電力移行頻度設定のための操作画面図である。図11に示すように、ユーザは、STR設定を設定画面上で行うことができる。
図11に示すSTR設定画面では、「STR移行頻度大」又は「STR移行頻度小」を選択することができるようになっている。例えばA、B、C、D、E等の機能がある場合、予めA、B、Cは有効になっているとSTRに移行できない機能であり、D、Eは、必須ではないが無効にした方がSTRに移行しやすい機能とする。このとき、ユーザによってSTR設定画面により、「STR移行頻度大」が選択された場合、上述したSTR移行頻度確認の処理において、A、B、C、D、Eの全てが無効になり、「STR移行頻度小」が選択された場合、A、B、Cのみが無効となる。
このように、ユーザの操作により、STRへ容易に移行させるための機能の有効/無効を纏めて設定することができる。
次に、上述した「省電力中でも、サブ基板によって動作する機能」を省電力移行判断後に実現するための例を以下に説明する。以下の説明では、一例として省電力移行判断後に、サブシステムを起動させて、メインシステムの代わりにネットワークの応答を代理させる場合について説明する。
なお、サブシステムによりネットワークの応答を代理させた場合であっても、例えばネットワーク経由による機器管理ユーティリティからポーリング時に発生する通信ログを記録するためにメインシステムのHDD(ハードディスクドライブ)が起動していたのでは、省電力に移行することができない。そこで、本実施形態では、省電力移行判断後に発生したログの記録は、他の画像形成装置に任せるものとする。
<発生ログを機器外へ転送するための例>
まず、本実施形態における発生ログを機器外へ転送するための例について説明する。上述した図5等に示すように、画像形成装置301にサブシステムが設けられている場合の処理として説明する。
図12は、発生ログを機器外へ転送するための遷移図である。図12に示すように、通常モード/HDDオンから省電力モード/HDDオフになる場合において、発生ログを機器外へ転送するか、発生ログを機器内で記録するかを判断する。本実施形態において、画像形成装置301は、予め設定された条件に基づいて、現時点のモードとHDDのオン/オフになる状態から、ログの転送を制御することができる。
<ログを自機で記録するか他機へ転送するか否かを決定する方法を説明する例>
図13は、ログ方式決定方法を説明するための図である。なお、図13には、各機器の識別情報(機器番号)に対する「(A)の通常モード電力量」、「(B)省電力モード電力量」、「(C)省電力移行時間設定」、「(D)ポーリング間隔」、「(E)1日あたりの省電力モード時間」、「(F)の1日あたりの通常モード時間」、「(G)その機器にログを記録する場合の使用電力量」、「(H)1日中通常モードで動作させたときの使用電力量」、「(I)1日中省電力モードで動作させたときの使用電力量」、「(J)5台分の使用電力量」が管理されている。
図13に示す(A)の通常モード電力量は、通常モード時の1時間あたりの消費電力を示し、(B)の省電力モード電力量は、省電力モード時の1時間あたりの消費電力を示す。また、(C)の省電力移行時間設定は、機器ごとに設定可能な時間、すなわち通常モードでこの時間だけ経過すると、省電力モードに移行する時間を示し、(D)のポーリング間隔は、機器管理ユーティリティから機器に対してポーリングする時の間隔を示す。これは、ユーティリティによって、ポーリング時間が異なり、機器ごとに設定可能な時間である。
また、(E)の1日あたりの省電力モード時間=24−Fとし、(F)の1日あたりの通常モード時間=(24/D)*Cとし、(G)のその機器にログを記録する場合の使用電力量=(A*F)+(B*E)とする。また、(H)の1日中通常モードで動作させたときの使用電力量=A*24とし、(I)の1日中省電力モードで動作させたときの使用電力量=B*24とし、(J)5台分の使用電力量として、J(N)とは、機器番号Nをサーバとして1日中通常モードで運用する場合の5台分の使用電力量を示す。なお、括弧内の番号は、機器番号を示す。
例えば、J(1)=H(1)+I(2)+I(3)+I(4)+I(5)
J(2) = I(1)+H(2)+I(3)+I(4)+I(5)
J(3) = I(1)+I(2)+H(3)+I(4)+I(5)
J(4) = I(1)+I(2)+I(3)+H(4)+I(5)
J(5) = I(1)+I(2)+I(3)+I(4)+H(5)となる。
ここで、ログ方式の決定方法は、サーバ運用を行うか否かとして、G(1)+G(2)+G(3)+G(4)+G(5)<MIN(J(1)、J(2)、J(3)、J(4)、J(5))の場合、他機の画像形成装置へログ転送を行う。
また、G(1)+G(2)+G(3)+G(4)+G(5)>MIN(J(1)、J(2)、J(3)、J(4)、J(5))の場合、自機で発生したログは自機で記録すると判断する。
なお、ログ転送を行う場合、J(1)、J(2)、J(3)、J(4)、J(5)の中で一番使用電力量の小さくなるように、サーバを決定する。上述した例では、J(3)が一番小さいので、機器番号1,2,4,5で発生したログは機器番号3へ転送する。機器の電源が入っていない等の場合、タイムアウトし、通知を受けなかった機器に対しては、J、I、H、Gを対象外として計算する。
例えば、機器番号3から通知が無かった場合、以下のような条件で判断する。
J(1) = H(1)+I(2)+I(4)+I(5)
J(2) = I(1)+H(2)+I(4)+I(5)
J(4) = I(1)+I(2)+H(4)+I(5)
J(5) = I(1)+I(2)+I(4)+H(5)
ここで、G(1)+G(2)+G(4)+G(5)<MIN(J(1),J(2),J(4),J(5))の場合、ログ転送を行うと判断する。また、G(1)+G(2)+G(4)+G(5)>MIN(J(1),J(2),J(4),J(5))の場合、ログの単体記録を行う。
<起動時のシーケンス例>
次に、本実施形態における起動時のシーケンス例について説明する。図14は、起動時のシーケンス図である。なお、図14には、一例として機器1,2,3の3種類の機器に対する起動時のシーケンスが示されている。
図14に示すように、電源ONの信号を受けると、機器1は、相手先の機器2、機器3に電力量を問い合わせる。ここで、機器1は、機器2、機器3の電源がまだONになっていないため、電力量の回答は得られない。
また、機器2が電源ONされると、機器1、機器3に対して電力量を問い合わせる。また、機器2は、機器1から電力量の回答を受けると、対応するログ方式を機器1に通知する。なお、機器2は、機器3の電源がまだONになっていないため、電力量の回答は得られない。
また、機器3が電源ONされると、機器2、機器1に対して電力量を問い合わせる。また、機器1、機器2からそれぞれ電力量の回答を受けると、機器2、機器1に対して対応するログ方式を通知する。
なお、図14では、電力量の回答として、上述した(G)その機器にログを記録する場合の1日あたりの使用電力量、(H)一日中通常モードで動作させたときの一日あたりの使用電力量、(I)一日中省電力モードで動作させたときの一日あたりの使用電力量を通知する。
このように処理を行うことにより、電源がONである機器の電力量の問い合わせ、その電力量に応じて適切なログ方式を通知することができる。また、通知された情報に基づいて、サブシステムがログを転送するか否かを判断することができる。
なお、上述した処理は、図5等に示す画像形成装置301にサブシステムが設けられている場合の処理として説明したが、サブシステムがない場合であっても、まず1段階目としてHDDを停止させる処理を有し、2段階目として他の画像形成装置に記録を任せる処理を有する2段階の省電力モードへの移行処理により、省電力モードへと適切に移行することが可能である。また、省電力モード中において、サブシステムを用いてログの記録を他の画像形成装置に任せた場合であっても、省電力化が可能である。
上述したように、本発明によれば、省電力モードへの移行を適切に実行することを可能とする。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本
発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能である。
10 コピーアプリケーション
11 ファクスアプリケーション
12 プリンタアプリケーション
13 Webアプリケーション
20 システム制御サービス
20A 電力管理部
21 ファクス制御サービス
22 エンジン制御サービス
23 メモリ制御サービス
24 操作部制御サービス
24A 操作部
25 ネットワーク制御サービス
25A ネットワーク制御管理部
25B パケット処理部
25C ネットワーク設定部
26 ログ制御サービス
28 OS
29 エンジンI/F
100 ネットワーク
101、102、301 画像形成装置
103 PC(パーソナルコンピュータ)
201 コントローラ
202 操作部(オペレーションパネル)
203 ファクシミリ制御ユニット
204 プロッタ
205 スキャナ
206 その他ハードウェアリソース
211 CPU
212 ASIC
213 NB
214 シリアルバス
215 MEM−P
216 MEM−C
217 HDD(ハードディスクドライブ)
218 メモリカードI/F
219 USBホスト
220 IEEE1394デバイス
221 IEEE802.11a/b/gデバイス
222 USBデバイス
223 NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)
302 コントローラボード
303 エンジン
304 エンジンインタフェース
311 メインCPU
312 ROM
313 RAM
314 ASIC
315 PHYチップ
316 PHYチップ
317 HDD
318 ハブ
319 USBインタフェース
321 サブCPU
322 ROM
323 RAM
324 PHY
325 USBインタフェース
326 ネットワークインタフェース
331 操作パネル
332 スキャナ
333 プリンタ
334 FCU
特開2009−119849号公報

Claims (11)

  1. 通常電力状態と当該通常電力状態よりも消費電力の低い省電力状態とを制御する電力制御装置における電力制御方法であって、
    前記通常電力状態から前記省電力状態に移行するか否かを判断する省電力移行判断手順と、
    前記省電力移行判断手順により前記省電力状態に移行すると判断した後に、外部装置からの要求に対して応答しないリクエスト拒否手順とを有し、
    前記リクエスト拒否手順は更に、
    前記外部装置への要求を行わないよう制御することを特徴とする電力制御方法。
  2. 前記リクエスト拒否手順は、
    記外部装置からの要求に応答しないようパケットの送受信を制御するパケットフィルタを用いることを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  3. 前記リクエスト拒否手順は、
    前記外部装置への要求を行わないよう入出力機能を無効にする入出力機能無効手順を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力制御方法。
  4. 前記リクエスト拒否手順は、
    前記外部装置からの要求を受けた場合に、前記電力制御装置に予め設けられたサブ基板によって代理応答することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力制御方法。
  5. 前記リクエスト拒否手順は、
    前記省電力状態に移行すると判断した後から省電力移行終了時まで適用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力制御方法。
  6. 通常電力状態と当該通常電力状態よりも消費電力の低い省電力状態とを制御する電力制御装置であって、
    前記通常電力状態から前記省電力状態に移行するか否かを判断する省電力移行判断手段と、
    前記省電力移行判断手段により前記省電力状態に移行すると判断した後に、外部装置からの要求に対して応答しないリクエスト拒否手段とを有し、
    前記リクエスト拒否手段は更に、
    前記外部装置への要求を行わないよう制御することを特徴とする電力制御装置。
  7. 前記リクエスト拒否手段は、
    記外部装置からの要求に応答しないようパケットの送受信を制御するパケットフィルタを用いることを特徴とする請求項6に記載の電力制御装置。
  8. 前記リクエスト拒否手段は、
    前記外部装置への要求を行わないよう入出力機能を無効にする入出力機能無効手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の電力制御装置。
  9. 前記リクエスト拒否手段は、
    前記外部装置からの要求を受けた場合に、前記電力制御装置に予め設けられたサブ基板によって代理応答することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の電力制御装置。
  10. 前記リクエスト拒否手段は、
    前記省電力状態に移行すると判断した後から省電力移行終了時まで適用することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の電力制御装置。
  11. コンピュータを、
    請求項6乃至10のいずれか一項に記載の電力制御装置が有する各手段として機能させるための電力制御プログラム。
JP2010003178A 2010-01-08 2010-01-08 電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム Active JP5651956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003178A JP5651956B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003178A JP5651956B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011142577A JP2011142577A (ja) 2011-07-21
JP5651956B2 true JP5651956B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=44458110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010003178A Active JP5651956B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5651956B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5838872B2 (ja) 2012-03-15 2016-01-06 株式会社リコー 画像形成装置、省エネ制御方法およびプログラム
JP6173933B2 (ja) 2014-01-27 2017-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP6287944B2 (ja) 2015-04-28 2018-03-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及びパケット応答プログラム
JP6606355B2 (ja) 2015-05-29 2019-11-13 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5064995B2 (ja) * 2007-12-20 2012-10-31 キヤノン株式会社 データ処理装置、データ処理方法及びプログラム
JP5037376B2 (ja) * 2008-02-06 2012-09-26 株式会社リコー 情報処理装置、電力モード制御方法、電力モード制御プログラム、及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011142577A (ja) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7966415B2 (en) Communication apparatus, control method therefor, and storage medium
US8908207B2 (en) Print server, print control system and print control method having a raster image processor (RIP) function
JP5500142B2 (ja) 省電力モード解除装置、中継装置、省電力モード解除方法、およびコンピュータープログラム
US8180934B2 (en) Device monitoring apparatus, control method therefor, device monitoring system, and recording medium
JP2008071085A (ja) 画像処理装置及びログ転送方法
US20200159608A1 (en) Program and Information Processing Apparatus
JP5979822B2 (ja) 管理装置、その方法、及びプログラム
JP5772807B2 (ja) 印刷システム及び画像形成装置並びに代理応答方法並びにプログラム
JP5651956B2 (ja) 電力制御方法、電力制御装置、及び電力制御プログラム
US8830505B2 (en) Apparatus that transmits job data to terminal, terminal device, control method, and storage medium
US20170171409A1 (en) Image forming apparatus, method for managing energy saving status, and non-transitory computer-readable medium
US9134785B2 (en) Information processing apparatus with power saving mode, and control method and communication apparatus therefor
US10397439B2 (en) Server system transmitting job to processing apparatus, information processing system, and control method for server system
JP5838872B2 (ja) 画像形成装置、省エネ制御方法およびプログラム
US9819821B2 (en) Image forming device, network system, and power supply control program
JP5630339B2 (ja) 通信装置及び画像処理装置
JP5691329B2 (ja) ジョブ管理装置、画像処理装置、印刷システム、及びジョブ管理プログラム
JP2011065548A (ja) 画像形成装置および画像形成プログラムおよび画像形成システム
US20170223199A1 (en) Processing apparatus, control method of processing apparatus, and control method of printing apparatus
JP2010181943A (ja) ジョブ監視システム、ジョブ監視方法、プログラムおよび記録媒体
JP2011188411A (ja) 画像処理装置と画像処理システム
JP5652076B2 (ja) 画像形成装置、省エネ管理方法、及び省エネ管理プログラム
JP2010218086A (ja) 機能管理装置、機能管理システム、それらの機能管理方法及びプログラム
JP2012008711A (ja) 印刷装置の制御装置、印刷装置、印刷装置制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2018125747A (ja) 画像処理装置、省電力方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141103

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5651956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151