JP4004881B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置等に搭載されている原稿読取装置に関するものであって、特に、シェーディング補正によって生じる原稿読み取り工程のタイムロスを最小限に抑え、効率よく原稿画像の読み取りを行うことができる原稿読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置等が備えている、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等の原稿読取装置は、読み取り原稿の画像情報を常に忠実に再現するために、シェーディング補正を行っている。
【0003】
このシェーディング補正は、光源からの照射光量を一定に保つことが現状の技術レベルでは不可能であるため、基準の白レベル/黒レベルを示すそれぞれの基準板に対して照射した光の反射光を各画素毎に検出し、不安定な照射光の光量を調整することによって、原稿画像の読み取り精度を高める手法である。
【0004】
従来の原稿読取装置においては、原稿読取手段が有する光学ユニットの待機位置(ホームポジション)に、シェーディング補正用の白レベル/黒レベルの基準板が配置され、原稿読取装置の待機中あるいは原稿画像読み取り動作中にシェーディング補正が行われている。
【0005】
例えば、特開平6−291945号公報(公開日:平成6年10月18日)には、シェーディング補正板(標準白板)をホームポジションに配置して、シェーディング補正を行う毎に、光学ユニットをシェーディング補正板の位置まで移動させてシェーディング補正を行う原稿読取装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された従来の原稿読取装置は、以下に示すような問題を有している。
【0007】
すなわち、近年、原稿固定方式と原稿移動方式の両方式を併設する原稿読取装置の開発が進む状況下において、装置のコンパクト化の要望に応えるために、光学ユニットのホームポジションは、通常、上記公報の原稿読取装置のように、光学ユニットの移動範囲における最端部に待機位置として設けられている。
【0008】
このような原稿読取装置では、例えば、印字要求が送信される以前の待機状態において、所定時間の経過等により、シェーディング補正を行う場合には、光学ユニットはホームポジションに位置しているため、そのままの位置でシェーディング補正を行うことができる。
【0009】
しかし、複数枚の原稿を連続して搬送しながら原稿画像を読み取っている状態において、シェーディング補正を行う場合には、原稿画像読み取り中の光学ユニットが、原稿画像読み取り位置からホームポジションまで移動してシェーディング補正を行い、シェーディング補正が終了後、再度、原稿画像を読み取り位置まで移動して原稿画像読み取りを再開する必要がある。
【0010】
これにより、上記公報に開示された従来の原稿読取装置においては、約10〜20sec程度のタイムロスが生じ、効率良く原稿画像の読み取りを行うことができないという問題を有している。
【0011】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シェーディング補正を行う度に、光学ユニットをホームポジションに移動させる必要がなく、シェーディング補正によって生じる原稿読み取り工程のタイムロスを最小限に抑え、原稿画像読み取り効率の向上を実現する原稿読取装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の原稿読取装置は、上記の課題を解決するために、光学ユニットを有する原稿読取手段と、読み取り原稿を搬送する搬送手段と、上記光学ユニットが有している光源に対してシェーディング補正を行う制御部とを備えた原稿読取装置において、上記原稿読取手段による原稿画像読み取り位置には、シェーディング補正用の基準板として、電圧印加により白黒が反転する電子シートが配置されていることを特徴としている。
【0013】
上記の構成によれば、原稿画像読み取り位置において、シェーディング補正を行うことができるため、光学ユニットがホームポジションまで移動してシェーディング補正を行う従来の原稿読取装置と比較して、効率よく原稿画像を読み取ることができる。
【0014】
すなわち、本発明の原稿読取装置では、原稿画像読み取り位置に電子シートを設けており、電子シートに対する電圧の印加/非印加の切り替えにより、電子シートを白黒反転させることができる。
【0015】
これにより、電子シートをシェーディング補正用の基準板として用いることができる。そして、電子シートが原稿画像読み取り位置、すなわち、原稿搬送路中に設けられていることから、光学ユニットがホームポジションまで移動しなくても、原稿画像読み取り位置においてシェーディング補正を行うことができる。
【0016】
よって、例えば、光学ユニットが所定の原稿画像読み取り位置で原稿画像の読み取りを行う原稿移動方式を採用した原稿読取装置の場合には、原稿画像読み取り位置へ連続して搬送されてくる原稿と原稿との間の隙間が、原稿画像読み取り位置へ移動してきた際に、電子シートに対して電圧を印加/非印加することにより白色基準板、黒色基準板を形成し、原稿画像読み取り位置においてシェーディング補正を行うことができる。
【0017】
また、光学ユニットが移動しながら所定の位置に載置された原稿画像を読み取る原稿固定方式を採用した原稿読取装置の場合であっても、同様に、光学ユニットが原稿サイズを越えた位置まで移動した際に、電子シートに対して電圧を印加/非印加することにより、光学ユニットがホームポジションまで移動しなくても、シェーディング補正を行うことができる。
【0018】
以上のように、本発明の原稿読取装置によれば、原稿移動方式、原稿固定方式に関わらず、原稿画像の読み取りを行いつつ、電子シートの色を切り替えるだけで、効率良く原稿画像読み取りを行うことができる。
【0019】
なお、電子シートは、電圧を印加することで文字、図形等を表示することが可能な薄型の記録媒体であって、本発明においてはシェーディング補正用の白黒色基準板として設けられている。また、電子シートは、電圧非印加(OFF)状態で白色基準板、電圧印加(ON)状態で黒色基準板であってもよいし、その反対であってもよい。
【0020】
上記制御部は、上記光学ユニットが移動しながら所定の位置に載置された原稿画像を読み取る原稿固定方式による原稿画像読み取り工程において、上記光学ユニットが原稿サイズを越えて原稿画像読み取り位置に移動すると、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加してシェーディング補正を行うことがより好ましい。
【0021】
これにより、原稿固定方式を採用した原稿読取装置であっても、光学ユニットをホームポジションまで移動させることなく、シェーディング補正を行うことができ、効率の良い原稿画像読み取りを行うことができる。
【0022】
上記制御部は、上記光学ユニットが所定の原稿画像読み取り位置で搬送中の原稿画像を読み取る原稿移動方式による原稿画像読み取り工程において、上記光学ユニットによって現在読み取っている原稿と次に読み取る原稿との間の隙間が、上記光学ユニットによる原稿画像読み取り位置に移動すると、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加してシェーディング補正を行うことがより好ましい。
【0023】
これにより、原稿移動方式を採用した原稿読取装置であっても、光学ユニットは所定の原稿画像読み取り位置のままでシェーディング補正を行うことができ、原稿固定方式の場合と同様に、効率の良い原稿画像読み取りを行うことができる。
【0024】
上記光学ユニットの待機位置は、上記原稿固定方式における原稿画像読み取り位置であることがより好ましい。
【0025】
これにより、光学ユニットのホームポジションとして、スペースを別途設ける必要がないため、原稿読取装置を小型化することができる。
【0026】
上記光学ユニットの待機位置は、上記原稿移動方式における原稿画像読み取り位置であることがより好ましい。
【0027】
これにより、光学ユニットのホームポジションとして、スペースを別途設ける必要がないため、原稿読取装置を小型化することができる。
【0028】
上記制御部は、所定時間の経過および/または上記光学ユニットの光源の光量が所定量以下になったことを条件として、上記シェーディング補正を行うことがより好ましい。
【0029】
これにより、原稿固定方式を採用した原稿読取装置においては、所定時間経過後、初めて原稿読取手段が原稿サイズを越えた位置まで移動した際にシェーディング補正を行い、原稿移動方式を採用した原稿読取装置においては、所定時間経過後、初めて原稿と原稿の間の隙間が原稿画像読み取り位置に移動してきた際にシェーディング補正を行うことで、常に安定した光量による光照射をしつつ、精度の高い原稿画像読み取りを行うことができる。
【0030】
また、光学ユニットの光源の光量を測定し、光量が所定量以下になった場合に上記と同様にシェーディング補正を行うことで、常に安定した光量を照射しつつ、精度の高い原稿画像読み取りを行うことができる。
【0031】
さらに、これらの条件を組み合わせることにより、光量の変化により正確に対応でき、さらに安定した光量による光照射をしつつ、精度の高い原稿画像読み取りを行うことができる。
【0032】
上記制御部は、上記搬送手段によって原稿が搬送されている間、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加して、原稿の斜め搬送を検出することがより好ましい。
【0033】
これにより、搬送ローラ間の圧力バランスが崩れており、原稿が斜めに搬送されてきた場合でも、光学ユニットによる原稿画像読み取り位置を原稿が通過している間、電子シートに対して電圧を印加/非印加して色を変化させることにより、原稿の下地がどのような色であっても、原稿読取手段によって原稿の傾きを検出できる。
【0034】
具体的には、搬送中の原稿の側部に露出している電子シートの幅を検出し、この幅が一定であれば適性な搬送が行われていることを検出でき、電子シートの幅が変化するようであれば原稿が斜め搬送されていることを検出できる。
【0035】
そして、斜め搬送状態を検出した場合には、制御部が既に原稿読取手段によって読み取った原稿画像情報を修正して、適正な向きの画像に補正することができる。
【0036】
本発明の原稿読取装置は、上記の課題を解決するために、光学ユニットを有する原稿読取手段と、読み取り原稿を搬送する搬送手段とを備えた原稿読取装置において、上記原稿読取手段による原稿画像読み取り位置には、電圧印加により色が変化する電子シートが配置されていることを特徴としている。
【0037】
上記の構成によれば、原稿画像読み取り位置を原稿が通過している間、上記電子シートに電圧を印加/非印加して、電子シートの色を変化させることにより、原稿の下地がどのような色であっても、原稿読取手段によって原稿の傾きを検出できる。
【0038】
具体的には、搬送中の原稿の側部に露出している電子シートの幅を検出し、この幅が一定であれば適性に原稿の搬送が行われていることを検出でき、電子シートの幅が変化するようであれば原稿が斜め搬送されていることを検出できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の原稿読取装置に係る一実施形態について、図1〜図8に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0040】
本実施形態の画像形成装置100は、図2に示すように、原稿搬送部1およびスキャナ部2からなる原稿読取部(原稿読取装置)10、画像形成部3、用紙搬送部4、画像形成するための用紙P2を収納した給紙トレイ5および排紙トレイ6を備えている。なお、原稿読取部10の詳しい構成、原稿画像読み取り動作については、後段にて詳述する。
【0041】
原稿搬送部1は、図3に示すように、原稿送りトレイ11上に載置された原稿P1を、搬送ローラ12・14によって、搬送路13を介して、スキャナ部2による原稿画像読み取り位置まで原稿を搬送する。スキャナ部2によって原稿画像を読み取られた原稿P1は、搬送ローラ15・16によって搬送され、排出切り替え部材19によって排紙トレイ17あるいは排紙トレイ18の何れかに排出される。
【0042】
スキャナ部2は、透明なガラス等からなる原稿台20と光学ユニット21とを備えている。
【0043】
光学ユニット21は、図3に示すように、原稿台20の下方に配置されており、光源ランプ(光源)22、反射鏡23〜25、結像レンズ26、光電変換素子(CCD)27を備えている。
【0044】
原稿台20上に載置された原稿P1に対して光源ランプ22から光が照射され、その反射光が反射鏡23〜25によって結像レンズ26まで導かれ、結像レンズ26はその反射光を集光してCCD27に光を導き、原稿画像の読み取りを行う。
【0045】
なお、本実施形態の原稿読取部10は、図2に示すように、結像レンズ26およびCCD27以外の光源ランプ22、反射鏡23〜25を含む光学ユニット21を位置Aから位置Bまで移動させることができる。
【0046】
これにより、原稿移動方式による原稿画像の読み取りと、原稿固定方式による原稿画像の読み取りとを、ユーザの選択に応じて使い分けることができる。
【0047】
ここで、原稿移動方式とは、光学ユニット21を位置Aに配置したままの状態で、原稿搬送部1によって原稿画像読み取り位置に搬送されてくる原稿P1に対して、原稿を搬送しながら原稿画像の読み取りを行う方式をいう。
【0048】
一方、原稿固定方式とは、原稿台20の所定の位置に載置された原稿に対して、光学ユニット21を位置Aから位置Bへ移動させながら、原稿画像を読み取る方式をいう。
【0049】
画像形成部3は、感光体30、図示しないレーザスキャニングユニット(LSU)、現像装置32、転写チャージャ33、クリーニング装置34および主帯電器35を備えている。
【0050】
感光体30は、所定方向に回転駆動するドラム形状をなしており、LSUの露光により表面に静電潜像が形成される。
【0051】
LSUは、CCD27によって読み取られ、画像処理が施された原稿画像データに基づいて、感光体30の表面上のレーザ照射点にレーザ光を照射し、静電潜像を形成する。
【0052】
現像装置32は、感光体30の表面に形成された静電潜像をトナーによって可視像に現像する。
【0053】
転写チャージャ33は、感光体30上のトナー像を用紙P2に転写する。
【0054】
クリーニング装置34は、トナー像を用紙P2に転写した後、感光体30表面に残留したトナーを除去する。
【0055】
主帯電器35は、感光体30を所定の電位に帯電させる。
【0056】
以上のような構成の画像形成部3では、感光体30の周囲に、感光体30のレーザ照射点から回転方向に向かって、現像装置32、転写チャージャ33、クリーニング装置34、主帯電器35およびLSUが順に設けられている。
【0057】
給紙トレイ5は、画像形成される用紙P2を収納している。
【0058】
半月状のピックアップローラ7は、給紙トレイ5に収納された用紙P2を主搬送路へ送る。
【0059】
主搬送路において、画像形成部3まで搬送された用紙P2は、画像形成部3によって画像形成が施され、半月状のローラ8によって排紙トレイ6に排出される。
【0060】
ここで、本実施形態の画像形成装置100が備えている原稿読取部10について、図1を用いて詳しく説明すれば以下のとおりである。なお、以下で説明する原稿読取部10の動作については、特に記載していない限り、図示しない制御部によって制御されているものとする。
【0061】
原稿読取部10は、図2に示すように、原稿搬送部1とスキャナ部2とを備えている。
【0062】
ここでは、特に、スキャナ部2の光学ユニット21によって原稿画像読み取りを行う原稿画像読み取り位置周辺の原稿読取部10の構成について、図1を用いて説明する。
【0063】
原稿画像読み取り位置は、図1に示すように、原稿押え部材51と原稿画像読み取り台52との間に形成されている。そして、上段にて説明したように、この位置に搬送されてきた原稿P1に対して、光源ランプ22から光が照射され、その反射光を反射鏡23等を用いてCCD27まで導くことで原稿画像の読み取りを行っている。
【0064】
本実施形態の原稿読取部10は、図1に示すように、原稿画像読み取り位置における、原稿押え部材51側に電子シート50を設けている。
【0065】
電子シート50は、電源53に接続されており、電圧を印加すると、シート全体が電圧非印加時の白色から黒色に変化する。なお、色の変化は電圧印加時と非印加時とで白黒が反対であってもよい。また、上記電子シートの白色、黒色は、ともにシェーディング補正用の基準板の代替として用いることができるように調整されている。
【0066】
本実施形態の原稿読取部10では、以上のように、原稿読み取り位置に電子シート50を備えており、電子シート50に対して電圧を印加/非印加することで、電子シートの色を白黒切り替えることができる。よって、この電子シート50を光源ランプ22の光量を調整するためのシェーディング補正に用いる白色基準板、黒色基準板として用いることができ、原稿画像読み取り位置におけるシェーディング補正の実施が可能になる。
【0067】
例えば、上述した原稿固定方式による原稿画像読み取り時においては、図2に示すように、原稿台20の基準位置となる位置Aから、原稿画像読み取り位置の真下に当たる位置Bまで光学ユニット21が移動可能であり、原稿サイズに応じて光学ユニット21が移動しながら原稿画像の読み取りを行う。この原稿固定方式においては、通常、原稿画像全体を完全に読み取るために、光学ユニット21は、原稿サイズよりも数センチ行き過ぎた位置まで移動して原稿画像読み取りを終了する。つまり、原稿サイズが小さい場合でも、光学ユニット21は、常に、原稿画像読み取り位置の真下に当たる位置Bまで移動する。
【0068】
原稿固定方式による原稿画像読み取り時においては、この光学ユニット21が原稿台20に載置された原稿の原稿サイズを越えて位置Bまで移動した際に、電圧非印加状態で白色の電子シート50に対して光源ランプ22から光を照射し、その反射光をCCD27で検出して白レベルの調整を行う。その後、電子シート50に対して、電源53から電圧を印加し、電子シート50を黒色に変化させ、この黒色の電子シート50に対して光源ランプ22から光を照射し、その反射光をCCD27で検出して黒レベルの調整を行うことで、シェーディング補正を行うことができる。
【0069】
一方、原稿移動方式による原稿画像読み取り時においては、光学ユニット21は、常に、原稿画像読み取り位置の真下に当たる位置Bに配置されており、原稿搬送部1によって搬送される原稿が、原稿画像読み取り位置を通過する際に原稿画像の読み取りを行っている。よって、例えば、複数枚の原稿を原稿搬送部1によって搬送しながら原稿画像の読み取りを行う場合には、搬送される原稿と原稿との間に形成される隙間が原稿画像読み取り位置に移動してきた際に、電圧非印加状態で白色の電子シート50に対して光源ランプ22から光を照射し、その反射光をCCD27で検出して白レベルの調整を行う。その後、電子シート50に対して電源53から電圧を印加し、電子シート50を黒色に変化させ、この黒色の電子シート50に対して光源ランプ22から光を照射し、その反射光をCCD27で検出して黒レベルの調整を行うことで、シェーディング補正を行うことができる。
【0070】
このように、本実施形態の原稿読取部10によれば、シェーディング補正を行う際に、光学ユニット21を従来の白黒色基準板が配置されたホームポジションに移動させる必要がなくなり、原稿画像読み取り位置において行うことができる。よって、原稿画像の読み取り中に、光源ランプ22から発せられる光の光量が少なくなり、シェーディング補正が必要になった場合でも、読み取り効率を低下させることなく、シェーディング補正を行うことができる。
【0071】
また、電子シート50を原稿画像読み取り位置に設けており、光学ユニット21の待機位置を原稿画像読み取り位置にすることができる。よって、従来の白黒色基準板が配置されたホームポジションを装置内に別途設ける必要がないため、原稿読取部10を小型化できる。
【0072】
ここで、以上のような構成の原稿読取部10による具体的な原稿画像の読み取り工程について、図4〜図6のフローチャートを用いて説明する。
【0073】
まず、図4に示すように、ステップ(以下、Sと示す)1において、画像形成装置100のメイン電源が投入されると、S2におけるウォームアップ処理、S4における装置の初期化処理、S6における光学ユニット21の設定位置までの移動が並行して行われる。
【0074】
そして、S6以降の工程では、原稿読み取りを行う前にシェーディング補正が行われる。具体的には、S7において、光源ランプ22に通電し、S8において、光源ランプ22から電圧非印加状態の白色の電子シート50に対して光を照射し、白レベルのシェーディング補正を行う。
【0075】
続いて、S9において、電子シート50へ電圧を印加して黒色の電子シート50とし、該電子シート50に対して光を照射して、黒レベルのシェーディング補正を行う。
【0076】
S8およびS9において、白黒レベルのシェーディング補正を行った後、S10において、調整された光量が設定値になっているか否かを検出し、設定値になっていない場合には、再度、光量が設定値となるまで、S8およびS9においてシェーディング補正を繰り返し行う。
【0077】
S10において光量が設定値となり、S3においてウォームアップ処理が完了し、S5において装置の初期化処理が完了した場合には、原稿読み取り要求が送信されてくるまで待機する。
【0078】
待機状態となった後の工程は、図5および図6に示すように、S11において、タイマーで検知しながら所定時間経過ごとにシェーディング補正を行う。
【0079】
S12において、原稿画像の読み取り要求があった場合には、S13において原稿画像の読み取り条件が入力され、S14において、該入力された原稿画像読み取り条件が原稿固定方式か原稿移動方式かを検出する。
【0080】
ここで、S14において、原稿画像の読み取り方法が原稿固定方式と判定された場合には、S15において、光学ユニット21が図2に示す位置Aから走査され、S16において、原稿画像の読み取り処理が行われる。
【0081】
そして、S17において、前回シェーディング補正を行ってからの時間が所定の時間T1を経過している場合には、S19において、光学ユニット21が図2の位置Bへ移動し、S20、S21において、それぞれ白レベル、黒レベルのシェーディング補正が行われる。
【0082】
このシェーディング補正後、およびS17において前回シェーディング補正を行ってからの時間がT1を経過していない場合には、S18において、次原稿があるか否かを検出され、次原稿がある場合には再度S15からの工程を繰り返す。次原稿がない場合には、待機状態へ移行する。
【0083】
一方、S14において、原稿移動方式と判定された場合には、S23において、光学ユニット21が原稿移動方式のホームポジションである位置Bへ移動する。
【0084】
続いて、S24において、原稿押え部材51側に取り付けられた電子シート50に対する通電をON/OFFし、シェーディング補正データの書き換えを行う。
【0085】
そして、S25において、原稿の搬送を開始し、S26において、原稿下地色に合せて、電子シート50に対する通電をON/OFFする。
【0086】
このように、搬送中の原稿に対して、電子シート50の色を白黒変化させることにより、原稿が斜めに搬送されていることを検出することができる。
【0087】
すなわち、図7に示すように、搬送中の原稿P1に対して、電子シート50をON/OFFして白黒色を変化させることで、結像レンズ26を介して、CCD27によって、原稿読み取り幅(X)と電子シート読み取り幅(Y,Z)とを読み取ることができる。
【0088】
よって、図8に示すように、原稿読み取り幅(X)と電子シート読み取り幅(Y,Z)とが一定である場合には、原稿が正常に搬送されていることを検出でき、反対に、一定でなく±αがある場合には、原稿が斜めに搬送されていることを検出できる。
【0089】
このような検出方法によって、S27において、斜め搬送が検出された場合には、CCD27で読み取られた斜め搬送のまま読み取られた画像情報を修正し、S32において、ユーザに対して原稿が斜め搬送されている旨の告知を行う。
【0090】
なお、S26,S27,S31,S32における工程は、原稿の斜め搬送を検出するための工程であって、シェーディング補正と直接関係するものではなく、単独で用いてもよい。ただし、シェーディング補正と斜め搬送検出とを同じ位置に電子シートを配置することで実現できることから、本実施形態のように両方の機能を有していることがより好ましい。また、この工程においては、電子シート50に対して電圧を印加/非印加したときの色の変化は、シェーディング補正に必要な基準板としての白黒でなくてもよい。例えば、原稿の下地色を検出できる色センサを設け、原稿の下地色に対して最も電子シート50を検出しやすい色に変化させることで、搬送される原稿の斜め搬送をより効果的に検出できる。
【0091】
続いて、S28において、前回シェーディング補正を行ってからの時間が所定の時間T2を経過している場合には、S33において、S20、S21と同様の工程により、それぞれ白レベル、黒レベルのシェーディング補正が行われる。
【0092】
このシェーディング補正後、およびS28において前回シェーディング補正を行ってからの時間がT2を経過していないと判定された場合には、S29において、次原稿があるか否かを検出され、次原稿がある場合には再度S25からの工程を繰り返す。次原稿がない場合には、S30において、光学ユニット21をホームポジションへ戻した後、待機状態へ移行する。
【0093】
電子シート50を原稿画像読み取り位置に設けた本実施形態の原稿読取部10においては、以上のような工程により、シェーディング補正によって光量を適宜調整して高精度な原稿画像の読み取りを行いつつ、効率のよい原稿画像の読み取りが可能になる。さらに、S26以降の工程において、原稿の斜め搬送を検出し、斜め搬送による被害を最小限に抑えることができる。
【0094】
なお、本実施形態では、所定時間を経過した場合にシェーディング補正を行う例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、光源ランプ22の光量を測定し、所定量以下になった場合にシェーディング補正を行ってもよい。
【0095】
本発明の原稿読取装置は、原稿の画像情報を読み取る原稿読取手段が原稿固定方式と原稿移動方式を併設する原稿読取装置において、上記原稿読取手段の光学ユニットを介して原稿と対峙する原稿押え部材の光学ユニット側に電子シートが配置されていることを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0096】
また、本発明の原稿読取装置は、上記原稿読取装置が原稿固定方式に配置される上記電子シートは、原稿画像読み取り用走査のリターン時に電子シートへの通電をON/OFFし、上記光学ユニットのシェーディング補正を行うことを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0097】
また、本発明の原稿読取装置は、上記原稿読取装置が原稿固定方式に配置される上記電子シートは、原稿が載置された時に電子シートへの通電をON/OFFし、上記載置された原稿のサイズ・位置ズレを検知することを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0098】
また、本発明の原稿読取装置は、上記原稿読取装置が原稿移動方式に配置される上記電子シートは、原稿画像読み取り用走査の原稿の後端と次原稿の先端で生じる原稿非読み取り時に電子シートへの通電をON/OFFし、上記光学ユニットのシェーディング補正を行うことを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0099】
また、本発明の原稿読取装置は、上記原稿読取装置が原稿移動方式に配置される上記電子シートは、原稿画像読み取り用走査の原稿の搬送中に電子シートへの通電をON/OFFし、上記搬送される原稿の斜め搬送・原稿サイズを検出することを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0100】
また、本発明の原稿読取装置は、上記原稿読取装置の光学ユニットのホームポジションは、上記原稿固定方式、原稿移動方式の何れかの原稿画像読み取り位置であることを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0101】
また、本発明の原稿読取装置は、上記原稿読取装置が通電を開始されると、上記ホームポジションに配置される光学ユニットは通電され、所定時間間隔若しくは光源の光量変化に応じて上記電子シートへの通電をON/OFFし、シェーディング補正が行われることを特徴とする原稿読取装置であってもよい。
【0102】
【発明の効果】
本発明の原稿読取装置は、以上のように、原稿読取手段による原稿画像読み取り位置には、シェーディング補正用の基準板として、電圧印加により白黒が反転する電子シートが配置されている構成である。
【0103】
それゆえ、原稿画像読み取り位置において、シェーディング補正を行うことができるため、光学ユニットがホームポジションまで移動してシェーディング補正を行う従来の原稿読取装置と比較して、効率よく原稿画像を読み取ることができるという効果を奏する。
【0104】
上記制御部は、上記光学ユニットが移動しながら所定の位置に載置された原稿画像を読み取る原稿固定方式による原稿画像読み取り工程において、上記光学ユニットが原稿サイズを越えて原稿画像読み取り位置に移動すると、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加してシェーディング補正を行うことがより好ましい。
【0105】
それゆえ、原稿固定方式を採用した原稿読取装置であっても、光学ユニットをホームポジションまで移動させることなく、シェーディング補正を行うことができ、効率の良い原稿画像読み取りを行うことができるという効果を奏する。
【0106】
上記制御部は、上記光学ユニットが所定の原稿画像読み取り位置で搬送中の原稿画像を読み取る原稿移動方式による原稿画像読み取り工程において、上記光学ユニットによって現在読み取っている原稿と次に読み取る原稿との間の隙間が、上記光学ユニットによる原稿画像読み取り位置に移動すると、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加してシェーディング補正を行うことがより好ましい。
【0107】
それゆえ、原稿移動方式を採用した原稿読取装置であっても、光学ユニットは所定の原稿画像読み取り位置のままでシェーディング補正を行うことができ、原稿固定方式の場合と同様に、効率の良い原稿画像読み取りを行うことができるという効果を奏する。
【0108】
上記光学ユニットの待機位置は、上記原稿固定方式における原稿画像読み取り位置であることがより好ましい。
【0109】
それゆえ、光学ユニットのホームポジションとして、スペースを別途設ける必要がないため、原稿読取装置を小型化することができるという効果を奏する。
【0110】
上記光学ユニットの待機位置は、上記原稿移動方式における原稿画像読み取り位置であることがより好ましい。
【0111】
それゆえ、光学ユニットのホームポジションとして、スペースを別途設ける必要がないため、原稿読取装置を小型化することができるという効果を奏する。
【0112】
上記制御部は、所定時間の経過および/または上記光学ユニットの光源の光量が所定量以下になったことを条件として、上記シェーディング補正を行うことがより好ましい。
【0113】
それゆえ、原稿固定方式を採用した原稿読取装置においては、所定時間経過後、初めて原稿読取手段が原稿サイズを越えた位置まで移動した際にシェーディング補正を行い、原稿移動方式を採用した原稿読取装置においては、所定時間経過後、初めて原稿と原稿の間の隙間が原稿画像読み取り位置に移動してきた際にシェーディング補正を行うことで、常に安定した光量による光照射をしつつ、精度の高い原稿画像読み取りを行うことができるという効果を奏する。また、光学ユニットの光源の光量を測定し、光量が所定量以下になった場合に上記と同様にシェーディング補正を行うことで、常に安定した光量を照射しつつ、精度の高い原稿画像読み取りを行うことができる。さらに、これらの条件を組み合わせることにより、光量の変化により正確に対応でき、さらに安定した光量による光照射をしつつ、精度の高い原稿画像読み取りを行うことができる。
上記制御部は、上記光学ユニットによって上記原稿が搬送されている間、上記電子シートをに対して電圧を印加/非印加して、原稿の斜め搬送を検出することがより好ましい。
【0114】
それゆえ、搬送ローラ間の圧力バランスが崩れており、原稿が斜めに搬送されてきた場合でも、光学ユニットによる原稿画像読み取り位置を原稿が通過している間、電子シートに対して電圧を印加/非印加して色を変化させることにより、原稿の下地がどのような色であっても、原稿読取手段によって原稿の傾きを検出できるという効果を奏する。
【0115】
本発明の原稿読取装置は、以上のように、原稿読取手段による原稿画像読み取り位置には、電圧印加により色が変化する電子シートが配置されている構成である。
【0116】
それゆえ、原稿画像読み取り位置を原稿が通過している間、上記電子シートに電圧を印加/非印加して、電子シートの色を変化させることにより、原稿の下地がどのような色であっても、原稿読取手段によって原稿の傾きを検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置の原稿搬送路周辺を示す拡大図である。
【図2】図1の原稿読取装置を備えた画像形成装置の内部の構成を示す断面図である。
【図3】図2の画像形成装置における原稿搬送部および原稿読取装置の拡大図である。
【図4】図1の原稿読取装置における電源投入から待機状態に至るまでの工程を示すフローチャートである。
【図5】図4の待機状態から原稿画像読み取りを行い、再び待機状態に至るまでの工程を示すフローチャートである。
【図6】図4の待機状態から原稿画像読み取りを行い、再び待機状態に至るまでの工程を示すフローチャートである。
【図7】図1の原稿読取装置による、原稿斜め搬送を検出する方法を示す断面図である。
【図8】図7に示す原稿斜め搬送を検出した場合の検出結果を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿搬送部
2 スキャナ部
3 画像形成部
4 用紙搬送部
5 給紙トレイ
6 排紙トレイ
7 ピックアップローラ
10 原稿読取部(原稿読取装置)
20 原稿台
21 光学ユニット
22 光源ランプ(光源)
23〜25 反射鏡
26 結像レンズ
27 光電変換素子(CCD)
50 電子シート
51 原稿押え部材
52 原稿画像読み取り台
53 電源
100 画像形成装置

Claims (10)

  1. 光学ユニットを有する原稿読取手段と、読み取り原稿を搬送する搬送手段と、上記光学ユニットが有している光源に対してシェーディング補正を行う制御部とを備えた原稿読取装置において、
    上記原稿読取手段による原稿画像読み取り位置には、シェーディング補正用の基準板として、電圧印加により白黒が反転する電子シートが配置されていることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 上記制御部は、上記光学ユニットが移動しながら所定の位置に載置された原稿画像を読み取る原稿固定方式による原稿画像読み取り工程において、上記光学ユニットが原稿サイズを越えて原稿画像読み取り位置に移動すると、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加してシェーディング補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 上記制御部は、上記光学ユニットが所定の原稿画像読み取り位置で搬送中の原稿画像を読み取る原稿移動方式による原稿画像読み取り工程において、上記光学ユニットによって現在読み取っている原稿と次に読み取る原稿との間の隙間が、上記光学ユニットによる原稿画像読み取り位置に移動すると、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加してシェーディング補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 上記光学ユニットの待機位置は、上記原稿固定方式における原稿画像読み取り位置であることを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。
  5. 上記光学ユニットの待機位置は、上記原稿移動方式における原稿画像読み取り位置であることを特徴とする請求項3に記載の原稿読取装置。
  6. 上記制御部は、所定時間の経過および/または上記光学ユニットの光源の光量が所定量以下になったことを条件として、上記シェーディング補正を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の原稿読取装置。
  7. 上記制御部は、上記搬送手段によって原稿が搬送されている間、上記電子シートに対して電圧を印加/非印加して、原稿の斜め搬送を検出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の原稿読取装置。
  8. 光学ユニットを有する原稿読取手段と、読み取り原稿を搬送する搬送手段とを備えた原稿読取装置において、
    上記原稿読取手段による原稿画像読み取り位置には、電圧印加により色が変化する電子シートが配置されていることを特徴とする原稿読取装置。
  9. 原稿画像読取台と、前記原稿読取位置において搬送されてくる原稿を前記原稿画像読取台に向けて押さえる原稿押さえ部材とが備えられ、
    前記電子シートは、前記原稿押さえ部材における原稿押さえ面に貼り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項8に記載の原稿読取装置。
  10. 前記原稿押さえ面は、少なくとも一部分が屈曲した形状であることを特徴とする請求項9に記載の原稿読取装置。
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