JP4003926B2 - クラッチケースのセンサ取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クラッチの回転状態を検出するセンサが断熱及び冷却されるクラッチケースのセンサ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クラッチの回転数をエンジンの制御に利用する場合は、クラッチの一部を構成するフライホイールにリング状のパルスギヤを周設し、このパルスギヤの歯面の移動をパルスセンサの検出部によって検出することで、クラッチの回転数を検出している。
そして、従来のクラッチケースにパルスセンサを取り付ける構造としては、図4(a)に示すように、パルスセンサ10をクラッチケース2に形成された孔部3に挿通してクラッチケース2内に突出させることで、パルスセンサ10の先端の検出部11とパルスギヤPの歯面P1とを所定の間隔を開けて対峙させたクラッチケースのセンサ取付構造1’が知られている。なお、符号12は、パルスセンサ10をクラッチケース2にボルト6によって固定するために形成された支持部材であり、符号4は、パルスセンサ10を安定して固定するためにクラッチケース2内に形成されたボス部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のクラッチケースのセンサ取付構造1’では、以下の問題が存在していた。
まず、パルスセンサ10とクラッチケース2とが接触していることから、クラッチケース2の熱がパルスセンサ10に直接伝わるため、クラッチケース2が高温になった場合にパルスセンサ10の温度が上昇し、パルスセンサ10が作動不能になるという問題が存在している。
また、クラッチケース2は鋳造により形成されるものであり、図4(b)に示すように、ボス部4の形成において、ボス部4の上方に鋳型が抜かれた際に、ボス部4の直下に不要な駄肉部4aが形成され、クラッチケース2の重量が増加するという問題が存在している。また、前記駄肉部4aが形成されないように鋳型を形成するには、鋳型が複雑になり、製造費用が増加してしまう。
さらに、パルスセンサ10はクラッチケース2に直接固定されるため、パルスセンサ10の検出部11とパルスギヤPの歯面P1との間隔を調整するには、クラッチケース2を加工してパルスセンサ10の位置を調整する必要があり、パルスセンサ10の取付作業が煩雑になるという問題が存在している。
【0004】
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、クラッチケースに取り付けられたセンサの温度上昇を防止することができるとともに、クラッチケースへのセンサの取付作業を簡易化することができるクラッチケースのセンサ取付構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決すべく構成されるものであり、クラッチ及びクラッチと一体回転する被検出部材が収容されるクラッチケースに孔部を形成し、孔部に被検出部材の回転状態を検出するセンサを挿通させることで、センサの検出部を被検出部材に対峙させたクラッチケースのセンサ取付構造において、センサの周囲に断熱部材が設けられ、断熱部材とセンサとの間に空隙が形成され、空隙には、空隙内に空気を流入する流入口と、空隙内の空気をクラッチケース内に排出する排出口とが形成され、排出口と被検出部材とは所定の間隔を空けて対峙しており、空気が空隙内を流通可能となるように構成されていることを特徴とする。なお、流入口を排出口よりも大きく形成してもよい。
【0006】
ここで、クラッチと一体回転する被検出部材の回転状態を検出するセンサとは、例えば、所定の間隔を開けて対峙した歯面等の凹凸部の移動を検出するパルスセンサであり、クラッチと一体回転する被検出部材に歯面を形成し、この歯面の移動を検出することで、クラッチの回転状態を検出することができる。
さらに、断熱部材の形状や材料は限定されるものではないが、断熱性が高いフェノール樹脂材等を用いることが好ましい。
【0007】
この発明によれば、センサとクラッチケースとの間に設けた断熱部材によってクラッチケースの熱が断熱されるため、センサの温度上昇を防止することができる。
さらに、センサは断熱部材によって安定してクラッチケースに固定されることから、クラッチケースの内面にボス部を形成する必要がなくなるため、ボス部の形成に伴う駄肉部の形成もなくなり、クラッチケースを軽量化することができる。
また、断熱部材は、少なくともクラッチケースとの間の一部に設けられていればよいが、センサの周囲全体に設ければ、センサが保護されるため、クラッチの分解作業時に、クラッチ部品又は工具等の接触によってセンサが損傷してしまうことを防止することができる。
【0009】
また、センサと断熱部材との間に空気が介在し、クラッチケースから断熱部材に伝わった熱が空気によって断熱されるため、センサとクラッチケースとの間の断熱性を高めることができる。
【0011】
また、空隙内が空気の流通経路となり、センサ及び断熱部材の熱を吸収した空気が空隙内から排出されるため、センサ及び断熱部材を空気によって冷却することができる。
【0012】
また、前記したクラッチケースのセンサ取付構造において、排出口は、検出部の周囲において、被検出部材の回転方向の前方側に形成されていることを特徴とする。
【0013】
ここで、被検出部材が回転した状態では、クラッチケース内に突出した断熱部材を境として被検出部材の回転方向の前方側となるクラッチケース内の圧力が低下する。
【0014】
この発明によれば、空隙内の空気を排出する排出口が被検出部材の回転方向の前方側に形成されていることから、空隙内の空気が圧力低下したクラッチケース内に吸い出され、空隙内の空気が効率良く排出されるため、センサの冷却効果を高めることができる。
【0015】
また、前記したクラッチケースのセンサ取付構造において、断熱部材には、クラッチケースに取り付けるための取付部が形成され、センサは、断熱部材の取付部を介してクラッチケースに固定されていることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、取付部の厚さが異なる複数種類の断熱部材を用意し、センサの組付時に適当な厚さの取付部が形成された断熱部材を選択することで、取付部を介してクラッチケースに固定されたセンサの位置が移動するため、クラッチケースを加工することなく、センサの位置を調整することができる。
【0017】
したがって、本発明のクラッチケースのセンサ取付構造では、センサとクラッチケースとの間の断熱性が高まるとともに、センサが効率良く冷却されるため、エンジンの温度が上昇しても、センサの温度上昇が確実に防止され、センサを正常に作動させることができる。さらに、クラッチケースへのセンサの取付作業を簡易化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0019】
本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造では、クラッチに周設されたパルスギヤの回転数を検出するパルスセンサをクラッチケースに取り付けてクラッチの回転数を検出する場合を例として説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造を示した側断面図である。図2は、本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造を示した図で、(a)は正面断面図、(b)はスペーサを示した斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造の他の構成を示した図で、(a)はスペーサに2箇所の排出口が形成された構成を示した正面断面図、(b)はスペーサに排出口が形成されていない構成を示した正面断面図である。なお、本実施形態では、図1の左側を正面方向としている。
【0021】
まず、本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造1を適用するクラッチCは、図1に示すように、クランクシャフトCSと一体回転する円形状の部材であるフライホイールFW及びクラッチカバーCCがクラッチケース2内に収容され、このフライホイールFWとクラッチカバーCCの間にトランスミッションと連結している円形状の部材であるフェーシングFが介在しており、フェーシングFがフライホイールFWとクラッチカバーCCに挟まれて一体回転することで、クランクシャフトCSの回転をトランスミッションに伝える既存のクラッチCである。そして、フライホイールFWには、外周面に歯面P1が形成されたリング状のパルスギヤP(被検出部材)が周設されている。
【0022】
そして、本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造1は、図1及び図2(a)に示すように、クラッチケース2に形成された孔部3に円筒状の部材であるスペーサ20(断熱部材)を挿通してクランクケース2内に突出させ、このスペーサ20の内部にパルスセンサ10を挿通することで、パルスセンサ10の先端の検出部11をパルスギヤPの歯面P1に対峙させたものである。
【0023】
次に、クラッチケースのセンサ取付構造1における各構成要素について説明する。
クラッチケース2は、図1及び図2(a)に示すように、パルスギヤPと対応する位置にスペーサ20を嵌合可能な孔部3が形成され、この孔部3の近傍にスペーサ20及びパルスセンサ10をボルト6によって固定するためのネジ孔5が形成されている。なお、孔部3の位置はこれに限定されるものではなく、クラッチケースの構成に対応して適宜に設定されるものである。
【0024】
パルスセンサ10は、図1及び図2(a)に示すように、周囲にコイルが設けられた磁石が収容された検出部11を先端に備えており、この検出部11とパルスギヤPの歯面P1とを所定の間隔を開けて対峙させた状態でパルスギヤPを回転させると、パルスギヤPの歯が通過した際の磁束の変化によってコイルに交流電流が発生する。そして、この交流電流をパルスに整形し、パルス数又はパルス間隔を計測することで、パルスギヤPと一体回転するクラッチCの回転数を検出するものである。なお、検出部11とパルスギヤPの歯面P1との間隔は1〜2mm程度であることが好ましい。また、パルスセンサ10の上部には、パルスセンサ10をスペーサ20及びクラッチケース2にボルト6によって固定するための取付孔13が形成された支持部材12が突出している。
また、パルスギヤPの回転数を検出するセンサは、前記パルスセンサ10に限定されるものではなく、光センサ及びMREセンサ(磁気抵抗素子を用いたセンサ)等を用いてもよい。
【0025】
スペーサ20は、図1及び図2に示すように、円筒状のアルミ部材であり、段差部21を境にして上部22と下部23が形成され、下部23の外径及び内径が小さくなった形状になっている。
スペーサ20の上部22の内径は、パルスセンサ10の外径よりも大きく形成されているため、スペーサ20の中心部に挿通されたパルスセンサ10とスペーサ20の上部22との間に空隙30が形成される。なお、スペーサ20の上端である空隙30の上方は開放され、クラッチケース2の外部と連通した流入口27を形成している。
また、スペーサ20の下部23の内径は、パルスセンサ10が内壁24に密着した状態で挿通する大きさであり、内壁24には凹溝である排出口25が形成されている。この排出口25は、スペーサ20の下部23の内壁24において、パルスギヤPの回転方向の前方側Aに、クラッチケース2内と空隙30とを連通するように形成されている。なお、スペーサ20の下部23において、フライホイールFWと対峙する部分は、フライホイールFWとの干渉を避けるため、切欠部26が形成されている。
さらに、スペーサ20の外壁には、スペーサ20をクラッチケース2にボルト6によって固定するための取付孔29が形成されたフランジ部28(取付部)が突出しており、このフランジ部28の下面がクラッチケース2の外壁と接合した状態で固定される。なお、スペーサ20をクラッチケース2に固定した状態では、スペーサ20の下端とパルスギヤPとの間に間隔が形成されている。
また、スペーサ20は、パルスセンサ10の周方向の全体を覆うことで、パルスセンサ10を保護する役割も果たすため、クラッチCの分解作業時にクラッチ部品又は工具等の接触によってパルスセンサ10が損傷してしまうことを防止している。
【0026】
次に、クラッチケース2へのパルスセンサ10の取付方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、クラッチケース2の孔部3にスペーサ20を挿入してクラッチケース2内に突出させ、スペーサ20のフランジ部28の取付孔29とクラッチケース2のネジ孔5を対応させて仮固定する。
次に、スペーサ20内にパルスセンサ10を挿入し、スペーサ20のフランジ部28の取付孔29とパルスセンサ10の支持部材12の取付孔13を対応させ、スペーサ20及びパルスセンサ10の取付孔13,29にボルト6を貫通させてクラッチケース2のネジ孔5に締め込むことで、スペーサ20及びパルスセンサ10をクラッチケース2にボルト6によって固定する。このとき、パルスセンサ10の先端の検出部11とパルスギヤPの歯面P1との間隔は1〜2mm程度であることが好ましいため、間隔が大きい場合は、スペーサ20のフランジ部28の厚みが薄いものに交換することで、パルスセンサ10の位置を下げて間隔を小さくし、間隔が小さい場合は、スペーサ20のフランジ部28の厚みが大きいものに交換することで、パルスセンサ10の位置を上げて間隔を大きくする。このようにして、パルスセンサ10の先端の検出部11とパルスギヤPの歯面P1との間隔を容易に調整して取り付ける。なお、間隔が大きい場合は、スペーサ20のフランジ部28の上面を機械加工して薄くすることで、パルスセンサ10の位置を下げて間隔を小さくしてもよく、また、間隔が小さい場合は、スペーサ20のフランジ部28とパルスセンサ10の支持部材12との間に板状の部材を介在させることで、パルスセンサ10の位置を上げて間隔を大きくしてもよい。
【0027】
次に、パルスセンサ10の冷却作用について説明する。
図2(a)に示すように、クラッチケース2内でパルスギヤPが回転すると、スペーサ20がパルスギヤPの周りの空気の流れを阻害するため、スペーサ20を境としてパルスギヤPの回転方向の前方側Aとなるクラッチケース2内の圧力が低下する。このとき、スペーサ20の下面において、パルスギヤPの回転方向の前方側Aには、センサケース2内の空隙30に連通している排出口25が形成されているため、空隙30内の空気が排出口25から低圧状態となったクラッチケース2内に吸い出される。また、空隙30は流入口27によってクラッチケース2の外部と連通しているため、空隙30内の空気の排出に伴ってクラッチケース2の外部から空気が流入する。すなわち、クラッチケース2の外部から流入した空気がパルスセンサ10の周囲を流通し、パルスセンサ10及びスペーサ20の熱を吸収した後に排出口25から排出されるため、パルスセンサ10及びスペーサ20が空気によって冷却される。
【0028】
したがって、本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造1では、パルスセンサ10とクラッチケース2との間の断熱性が高まるとともに、パルスセンサ10が空気によって効率良く冷却されるため、エンジンの温度が上昇しても、パルスセンサ10の温度上昇が確実に防止され、パルスセンサ10を正常に作動させることができる。
【0029】
以上、本発明の好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
例えば、スペーサ20の下部23の内壁24に形成した排出口25の位置及び数は限定されるものではなく、図3(a)に示すように、スペーサ20の下部23の内壁24において、パルスギヤPの回転方向の前方側A及び後方側Bの2箇所に排出口25を形成し、空隙30内の空気の排出量を増加させたクラッチケースのセンサ取付構造1aでもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明のクラッチケースのセンサ取付構造によれば、センサとクラッチケースとの間に設けられた断熱部材によってクラッチケースの熱が十分に断熱され、センサの温度上昇が防止されるため、エンジンの温度が上昇しても、センサを正常に作動させ、クラッチの回転数を検出することができる。
また、断熱部材とセンサとの間に空隙を形成した構成では、断熱部材とセンサとの間に空気が介在するため、断熱性を高めることができる。
また、断熱部材とセンサとの間の空隙に空気の流通経路を形成した構成では、センサが空気によって冷却されるため、センサの温度上昇を効率良く防止することができる。
さらに、センサは断熱部材を介してクラッチケースに安定して固定されているため、断熱部材を交換又は加工することで、センサの位置を容易に調整することができるとともに、クラッチケース内にボス部を設ける必要がなくなるため、センサの取付作業を簡易化することができる。
また、センサの周囲に設けられた断熱部材によってセンサが保護されるため、クラッチの分解作業時に、クラッチ部品又は工具等の接触によってセンサが損傷してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造を示した側断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造を示した図で、(a)は正面断面図、(b)はスペーサを示した斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るクラッチケースのセンサ取付構造の他の構成を示した図で、(a)はスペーサに2箇所の排出口が形成された構成を示した正面断面図、(b)はスペーサに排出口が形成されていない構成を示した正面断面図である。
【図4】従来のクラッチケースのセンサ取付構造を示した図で、(a)は正面断面図、(b)はボス部を形成した際を示した斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・クラッチケースのセンサ取付構造
2・・・・クラッチケース
3・・・・孔部(クラッチケース)
4・・・・ボス部(クラッチケース)
5・・・・ネジ孔(クラッチケース)
6・・・・ボルト
10・・・・パルスセンサ
11・・・・検出部(パルスセンサ)
12・・・・支持部材(パルスセンサ)
13・・・・取付孔(パルスセンサ)
20・・・・スペーサ
21・・・・段差部(スペーサ)
22・・・・上部(スペーサ)
23・・・・下部(スペーサ)
24・・・・内壁(スペーサの下部)
25・・・・排出口(スペーサの下部)
26・・・・切欠部(スペーサの下部)
27・・・・流入口(スペーサの上部)
28・・・・フランジ部(スペーサ)
29・・・・取付孔(スペーサ)
30・・・・空隙
P・・・・パルスギヤ
P1・・・・歯面(パルスギヤ)
C・・・・クラッチ
CC・・・・クラッチカバー(クラッチ)
FW・・・・フライホイール(クラッチ)
F・・・・フェーシング(クラッチ)
CS・・・・クランクシャフト
A・・・・パルスギヤの回転方向の前方側
B・・・・パルスギヤの回転方向の後方側

Claims (4)

  1. クラッチ及び前記クラッチと一体回転する被検出部材が収容されるクラッチケースに孔部を形成し、前記孔部に前記被検出部材の回転状態を検出するセンサを挿通させることで、前記センサの検出部を前記被検出部材に対峙させたクラッチケースのセンサ取付構造において、
    前記センサの周囲に断熱部材が設けられ、
    前記断熱部材と前記センサとの間に空隙が形成され、
    前記空隙には、前記空隙内に空気を流入する流入口と、前記空隙内の空気をクラッチケース内に排出する排出口とが形成され、
    前記排出口と前記被検出部材とは所定の間隔を空けて対峙しており、
    空気が前記空隙内を流通可能となるように構成されていることを特徴とするクラッチケースのセンサ取付構造。
  2. 前記流入口が前記排出口よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクラッチケースのセンサ取付構造。
  3. 前記排出口は、前記検出部の周囲において、前記被検出部材の回転方向の前方側に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクラッチケースのセンサ取付構造。
  4. 記断熱部材には、前記クラッチケースに取り付けるための取付部が形成され、前記センサは、前記断熱部材の前記取付部を介して前記クラッチケースに固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のクラッチケースのセンサ取付構造。
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