JP4003477B2 - 車両用アンダースポイラー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の走行時における空気抵抗を減少させたり、車体を路面側に向かって押し付ける方向への空気圧力を発生させたり、あるいはスポーティ感を増したりするために、フロントバンパーの下部に取り付けられる車両用アンダースポイラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、燃費,走行安定性,デザイン性等の向上を目的として、フロントバンパーの下部にアンダースポイラーを装備することが多くなっている。このアンダースポイラーは、フロントバンパーから下方に張り出しているため、縁石等の路上突起や、牽引ロープ等と接触する可能性が高い。このため、この接触に基づくアンダースポイラーや、アンダースポイラーを連結支持するフロントバンパー等の破損を防止するために、従来のアンダースポイラーは全体が軟質合成樹脂により構成され、接触時に撓むことができるようになっている。
【0003】
すなわち、従来のアンダースポイラーは、例えば図3に示すような構成のものが知られている。このアンダースポイラー21は、全体が軟質のエチレン・プロピレンゴム(EPDM)によって形成され、断面ほぼ横U字状をなす取付部22と、その取付部22の前縁下部から垂下する平板状のヒレ部23とから構成されている。また、取付部22の上片22aの上下両面及び下片22bの上面には、複数のリップ25が突出形成されている。取付部22には断面ほぼ横U字状をなす金属製のインサート24が埋設されている。
【0004】
一方、車両の前面下部のフロントバンパー26は、全体が硬質の合成樹脂、例えばポリプロピレン(PP)によって形成され、その下部前面にはアンダースポイラー21の取付部22を取り付けるための水平板状の支持部27が突設されている。そして、この支持部27に対するアンダースポイラー21の取付部22の取り付け状態で、取付部22上のリップ25がフロントバンパー26の下部外面及び支持部27の上下両面に接合して、アンダースポイラー21が取り付け状態に固定保持される。この場合、前述のように、アンダースポイラー21がEPDMにより構成されているため、前記取付部22の剛性が不足し、取付強度を確保できない。従って、前記のように、この部分には金属製のインサート24が埋設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、金属製のインサート24は、フロントバンパー26の形成材料であるPPとは、線膨張係数が大きく異なるため、温度変化に基づく伸縮率が相違する。このため、例えば周囲温度が低下すると、インサート24の収縮率が小さいために、アンダースポイラー21が波打ち状態になって、外観不良を発生するという問題があった。
【0006】
また、従来のアンダースポイラー21は、全体がEPDMに構成されているため、材料コストが高くならざるを得ない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、フロントバンパーに対する取り付け状態で温度変化が生じた場合に、波打ち現象が発生して外観不良となるのを防止することができるとともに、製品コストを低減できる車両用アンダースポイラーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
(1)請求項1に記載の発明は、リップを有する取付部と、その取付部から垂下されたヒレ部とを備え、前記取付部において車両のフロントバンパーの下部に取り付けられる車両用アンダースポイラーにおいて、少なくとも前記取付部をフロントバンパーと同程度の線膨張係数を有する材料を用いて形成するとともに、取付部とヒレ部との境界部分に他の部分より撓みやすくした可撓部を形成し、前記境界部分を薄肉にして前記可撓部を形成し、前記薄肉にした部分に軟質材料を設けたことを特徴とする。
【0008】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、フロントバンパーに対するアンダースポイラーの取り付け状態で温度変化が生じた場合に、少なくとも前記取付部がフロントバンパーとが同程度に伸縮する。このため、アンダースポイラーに波打ち現象が発生することはなく、外観不良になるのを防止することができる。また、このアンダースポイラーの取り付け状態でヒレ部に衝突力等の外力が作用した場合に、可撓部においてヒレ部の屈曲が許容されて、取付部に外力が影響することはほとんどない。よって、アンダースポイラーをフロントバンパーに対する取り付け状態に確実に保持することができるとともに、アンダースポイラ−やフロントバンパーの破損を防止できる。また、可撓部においてヒレ部を確実に屈曲させることができる。このため、取付部に加えられる外力が軽減され、取付部が破損したり取付位置がずれたりするおそれを抑制できる。また、軟質材料が応力を分担することになり、薄肉部に応力が集中するのを防止して、薄肉部の破損を回避できる。
【0012】
(2)請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記軟質材料がオレフィン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とするものである。
従って、この請求項に記載の発明によれば、軟質材料が充分な柔軟性と弾力性を発揮するため、ヒレ部の変形移動を容易に許容することができるとともに、薄肉部の破損を有効に防止できる。
【0013】
(3)請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記軟質材料の硬度を、JIS−A硬度に規定される50〜80度の範囲内にしたことを特徴とするものである。
【0014】
従って、この請求項に記載の発明によれば、軟質材料がゴムと同様な、またはゴムに近い柔軟性を発揮するため、ヒレ部の変形移動をさらに容易に許容することができるとともに、破損も有効に防止できる。
【0015】
(4)請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記軟質材料の圧縮永久歪を、JIS−K6301で規定される20〜50%の範囲内にしたことを特徴とするものである。
従って、この請求項4に記載の発明によれば、軟質材料が充分な弾力性を発揮できるため、可撓部の変形復元力が充分であり、形状保持機能に有効である。
【0016】
(5)請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記取付部を形成する材料の線膨脹係数を、5×10-5〜15×10-5(/℃)の範囲内にしたことを特徴とするものである。
【0017】
従って、この請求項に記載の発明によれば、アンダースポイラ−とフロントバンパーとの熱膨脹度合いをほぼ等しくすることができ、アンダースポイラーに波打ち現象が発生するおそれを確実に防止することができる。
【0018】
(6)請求項に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記取付部を形成する材料の硬度を、JIS−A硬度に規定される70〜95度の範囲内にしたことを特徴とするものである。
【0019】
従って、この請求項に記載の発明によれば、取付部の剛性を充分に確保することができ、取付部に金属製のインサートを埋設しなくても、フロントバンパーに対する取り付け強度を確保することができる。
【0020】
(7)請求項に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記リップを前記薄肉にした部分に設けられる前記軟質材料と同一の材料で形成したことを特徴とするものである。
従って、この請求項7に記載の発明によれば、フロントバンパーに対する取付部の取り付け状態で、リップが撓曲変形するのを容易に許容することができて、リップを広い面積でフロントバンパーに接触させることができて、取り付け状態に確実に保持することができる。
【0021】
(8)請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、全体をオレフィン系熱可塑性エラストマーにより構成したことを特徴とするものである。
従って、この請求項8に記載の発明によれば、柔軟性及び弾力性を充分に確保でき、アンダースポイラ−及びその周辺の部品の破損や変形を有効に防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の一実施形態を、図1及び図2に基づいて説明する。
図1に示すように、自動車の車体11の前面下部にはフロントバンパー12が取り付けられ、このフロントバンパー12によって、衝突時等において車体11に加わる衝撃が緩和されるようになっている。フロントバンパー12の下部にはアンダースポイラー13が取り付けられ、このアンダースポイラー13のエア整流作用によって、自動車の走行時における空気抵抗が減少されたり、車体11を路面側に向かって押し付ける方向への空気圧力が発生されたりするようになっている。
【0023】
前記フロントバンパー12は、全体がポリプロピレン(PP)等の硬質材料により一体に形成されている。図2に示すように、フロントバンパー12の下部前面には水平板状の支持部14が一体に突設され、この支持部14にアンダースポイラー13が取り付けられるようになっている。なお、アンダースポイラー13の外表面には、フロントバンパー12と同色の塗膜が形成されている。
【0024】
前記アンダースポイラー13は、ほぼ全体がポリエチレン等のオレフィン系熱可塑性エラストマーにより一体に形成されている。このアンダースポイラー13は、断面ほぼ横U字状をなす取付部15と、その取付部15の前縁下部から垂下する平板状のヒレ部16とから構成されている。取付部15とヒレ部16との間の境界部分には可撓部17が形成されている。この可撓部17は、ヒレ部16の裏面側を凹設することにより形成された薄肉部17aと、凹設部内に充填された軟質合成樹脂よりなる充填材17bとにより構成されている。また、取付部15の上片15aの上下両面及び下片15bの上面には、複数の軟質合成樹脂よりなるリップ18が取付部15の長手方向へ延びるように突出形成されている。なお、充填材17b及びリップ18は2色同時成形等によりアンダースポイラー13と一体に形成される。
【0025】
そして、アンダースポイラー13の取付部15がフロントバンパー12の支持部14に外嵌め状態で嵌着されることにより、アンダースポイラー13がフロントバンパー12の下部前面に取り付け固定されている。また、この取り付け状態で、取付部15上のリップ18がフロントバンパー12の下部外面12a及び支持部14の上下両面に密着上状態で接合して、アンダースポイラー13が取り付け状態に保持されるようになっている。
【0026】
前記取付部15及びヒレ部16を形成する硬質材料としては、PPよりなるフロントバンパー12と同程度の線膨張係数を有する。すなわち、この線膨張係数が、5×10-5〜15×10-5(/℃)の範囲内である。これにより、フロントバンパー12に対するアンダースポイラー13の取り付け状態で温度変化が生じても、それらの形成材料の線膨張係数がほぼ等しいため、アンダースポイラー13に波打ち現象が発生するのが防止されるようになっている。
【0027】
また、前記取付部15及びヒレ部16を形成する硬質材料の硬度が、JIS−A硬度に規定される70〜95度の範囲内である。この硬度は、フロントバンパー12を構成するPPとほぼ同じである。これにより、図3に示す従来構成とは異なり、取付部15の剛性を充分に確保できて、取付部15に金属製のインサートを埋設しなくても、取付部15の取り付け強度を充分に得ることができる。
【0028】
前記充填材17bは、ポリエチレン等のオレフィン系熱可塑性エラストマー等の軟質材料で形成されている。この充填材17bを形成する軟質材料は、前記取付部15及びヒレ部16のオレフィン系熱可塑性エラストマーに対して分子量を少なくしたり、ゴムを混合したり、フィラーやタルク等の添加剤の混合量を少なくしたり、あるいは添加剤の混合量をゼロにしたりして軟質にしている。このため、充填材17bの硬度が、JIS−A硬度に規定される50〜80度の範囲内にされるとともに、圧縮永久歪が、JIS−K6301で規定される20〜50%の範囲内にされている。これにより、フロントバンパー12に対するアンダースポイラー13の取り付け状態で、ヒレ部16に衝突力等の外力が作用した場合に、可撓部17においてヒレ部16の変形移動が許容されて、取付部15に外力がほとんど影響しないようになっている。
【0029】
さらに、前記各リップ18が充填材17bと同様な柔軟性を有するオレフィン系熱可塑性エラストマー等の軟質材料で形成されている。これにより、フロントバンパー12の支持部14に対するアンダースポイラー13の取付部15の取り付け時に、リップ18が容易に撓曲変形されるようになっている。
【0030】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ この車両用アンダースポイラー13においては、取付部15及びヒレ部16がフロントバンパー12と同程度の線膨脹係数を有する材料を用いて形成されている。このため、温度変化によって、アンダースポイラー13に波打ち現象が発生することなく、外観不良になるのを防止することができる。また、取付部15とヒレ部16との接合箇所付近には可撓部17が形成されているため、ヒレ部16に衝突力等の外力が作用した場合に、可撓部17においてヒレ部16の変形移動が許容される。このため、取付部15に衝突力が影響することはほとんどない。よって、アンダースポイラー13をフロントバンパー12に対する取り付け状態に確実に保持することができるとともに、アンダースポイラー13やフロントバンパー12の破損を防止できる。
【0031】
・ この実施形態のアンダースポイラー13においては、全体をオレフィン系熱可塑性エラストマーにより構成しているため、アンダースポイラー13の柔軟性及び弾力性を充分に確保でき、アンダースポイラー13及びフロントバンパー12等の周辺の部品の破損や変形を有効に防止できる。
【0032】
・ この実施形態のアンダースポイラー13においては、取付部15とヒレ部16との間の境界部分を薄肉にして可撓部17を形成している。このため、可撓部17においてヒレ部16を確実に屈曲させることができ、取付部15に加えられる外力が軽減され、取付部15が破損したり取付位置がずれたりするおそれを抑制できる。しかも、前記薄肉部17aに軟質材料よりなる充填材17bを設けているため、充填材17bが応力を分担することになり、薄肉部17aに応力が集中するのを防止して、薄肉部17aの破損を回避できる。加えて、充填材17bがオレフィン系熱可塑性エラストマーであるため、充分な柔軟性と弾力性を発揮して、ヒレ部16の変形移動を容易に許容することができるとともに、薄肉部17aの破損を有効に防止できる。さらに、充填材17bの硬度を、JIS−A硬度に規定される50〜80度の範囲内にしているため、軟質材料がゴムと同様な、またはゴムに近い柔軟性を発揮する。このため、ヒレ部16の変形移動を容易に許容することができて、破損を有効に防止できる。しかも、充填材17bの圧縮永久歪を、JIS−K6301で規定される20〜50%の範囲内にしているため、充填材17bが充分な弾力性を発揮でき、可撓部17の変形復元力が充分であり、アンダースポイラー13の形状保持機能に有効である。
【0033】
・ この実施形態のアンダースポイラー13においては、取付部15を形成する材料の線膨張係数を、5×10-5〜15×10-5(/℃)の範囲内にしているため、アンダースポイラー13とフロントバンパー12との熱膨脹度合いをほぼ等しくすることができ、アンダースポイラー13に波打ち現象が発生するおそれを確実に防止することができる。しかも、取付部15の硬度を、JIS−A硬度に規定される70〜95度の範囲内にしているため、取付部15の剛性を充分に確保することができ、取付部15に金属製のインサートを埋設しなくても、フロントバンパー12に対する取り付け強度を確保することができる。従って、部品点数が少なくなり、構成が簡単である。
【0034】
・ この実施形態のアンダースポイラー13においては、リップ18を充填材17bと同一の材料で形成しているため、アンダースポイラー13の取り付け状態で、リップ18が撓曲変形するのを容易に許容することができる。このため、リップ18を広い面積でフロントバンパー12に接触させることができて、取り付け状態に確実に保持することができる。
【0035】
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、取付部15及びヒレ部16を、スチレン系、ウレタン系、ポリエステル系等の他の熱可塑性エラストマーよりなる硬質材料で形成すること。
【0036】
・ 前記実施形態において、可撓部17及びリップ18を、スチレン系、ウレタン系、ポリエステル系等の他の熱可塑性エラストマーよりなる軟質材料で形成すること。
【0037】
・ 前記実施形態において、ヒレ部16を取付部15とは異なった硬質材料で形成すること。
・ 前記実施形態において、リップ18を可撓部17とは異なった軟質材料で形成すること。
【0038】
以上のように変更して構成しても、前記実施形態と同様な作用及び効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、フロントバンパーに対する取り付け状態で温度変化が生じた場合に、波打ち現象が発生して外観不良となるのを防止することができるとともに、部品点数を少なくして製品コストを低減できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のアンダースポイラーを装置した自動車を示す要部斜視図。
【図2】 図1の2−2線における拡大断面図。
【図3】 従来のアンダースポイラーを示す断面図。
【符号の説明】
12…フロントバンパー、13…アンダースポイラー、15…取付部、16…ヒレ部、17…可撓部、17a…薄肉部、17b…軟質材料としての充填材、18…リップ。

Claims (8)

  1. リップを有する取付部と、その取付部から垂下されたヒレ部とを備え、前記取付部において車両のフロントバンパーの下部に取り付けられる車両用アンダースポイラーにおいて、
    少なくとも前記取付部をフロントバンパーと同程度の線膨張係数を有する材料を用いて形成するとともに、取付部とヒレ部との境界部分に他の部分より撓みやすくした可撓部を形成し、前記境界部分を薄肉にして前記可撓部を形成し、前記薄肉にした部分に軟質材料を設けた
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  2. 請求項1に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    前記軟質材料はオレフィン系熱可塑性エラストマーである
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  3. 請求項1または2に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    前記軟質材料の硬度を、JIS−A硬度に規定される50〜80度の範囲内にした
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    前記軟質材料の圧縮永久歪を、JIS−K6301で規定される20〜50%の範囲内にした
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    前記取付部を形成する材料の線膨張係数を、5×10 -5 〜15×10 -5 (/℃)の範囲内にした
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    前記取付部を形成する材料の硬度を、JIS−A硬度に規定される70〜95度の範囲内にした
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    前記リップを前記薄肉にした部分に設けられる前記軟質材料と同一の材料で形成した
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用アンダースポイラーにおいて、
    全体をオレフィン系熱可塑性エラストマーにより構成した
    ことを特徴とする車両用アンダースポイラー。
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