JP4003039B2 - 眼鏡枠形状測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡枠形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
測定子を特定方向の前後へ案内する案内軌道と、前記測定子を前後変位させるモータと、前記測定子の前後変位量を検出するエンコーダとを備え、形状測定に際して、前記測定子をバネの付勢力或いはモータ駆動力などにより被測定物に押し当てた状態の下で、前記案内軌道や前記測定子などを前記案内軌道に沿った方向へ移動させるように作動するものとなされた眼鏡枠形状測定装置は存在している(例えば特開2000−314617号公報参照)。
【0003】
モータ駆動力により測定子の押圧を発生させる眼鏡枠形状測定装置では、モータの出力軸は一方でエンコーダの入力軸に歯車伝動機構を介して連動連結され、他方で測定子にも別の歯車伝動機構を介して連動連結されている。
そして、その作動は次のように行われるのであって、即ち、測定子を被測定物に押圧させるとき、モータの出力軸が回転作動して測定子に所要の付勢力を付与するのであり、また形状測定中の測定子の前後変位はモータの出力軸とエンコーダの入力軸とを連動連結した歯車伝動機構を介してエンコーダに入力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記在来の形状測定装置において形状測定中の測定子の変位方向が前後逆向きに転じたとき、測定子の変位量は、歯車伝動機構のバックラッシュに起因して、正確にエンコーダに入力されるものとならない。これに対し、何らの対策も施さないときは高精度な形状測定は望めないのである。
本発明は、斯かる問題点を解消して高精度且つ高速な形状測定が行えるものとした眼鏡枠形状測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の眼鏡枠形状測定装置では、請求項1に記載したように、測定子を特定軌跡上の前後へ案内する案内軌道と、前記測定子を前後変位させるDCモータと、前記測定子の前後変位量を検出するロータリエンコーダとを備え、被測定物としての眼鏡枠の環状部の形状測定中には、前記案内軌道が特定縦軸回りへ回転駆動され、該回転駆動中に、前記DCモータが前記測定子を前方へ押して前記環状部に押し当てるように作用すると共に前記測定子が前記環状部の位置規制作用により前記環状部の形状に倣うように前後変位されるものとなされた眼鏡枠形状測定装置において、前記DCモータの回転を前記ロータリエンコーダに伝達するべく前記DCモータと前記ロータリエンコーダとを第1の歯車伝動機構で連動連結し、このロータリエンコーダの回転で前記測定子を前後変位させるべく該ロータリエンコーダと前記測定子を第2の歯車伝動機構で連動連結すると共に、形状測定中の前記測定子の変位方向が前後逆向きに転じたときでも、前記モータの発生した駆動力が前記測定子を前方へ押して前記第1の歯車伝動機構と前記第2の歯車伝動機構の噛合歯同士の圧接状態を保持させるように作用する構成となし、また前記エンコーダの測定値に基づいて前記測定子の位置、速度及び加速度を演算する演算装置と、該演算装置の演算データに基づいてDCモータ駆動用の電流を変化させる電流可変駆動回路とを備えたことを特徴としている。
【0006】
これによれば、形状測定中の測定子の変位方向が前後逆向きに転じたときでも、モータの発生した力で測定子を前方へ押す駆動力が、モータの出力軸、エンコーダの入力軸、及び測定子の相互間を連動連結した第1及び第2の歯車伝動機構の噛合歯同士の圧接状態を保持して噛合歯のバックラッシュに起因した遊動を抑制するため、測定子の前後変位量と正確に対応した変位がエンコーダに入力されるものとなる。
【0007】
そして電流可変駆動回路の存在により、形状測定中において前記測定子がモータの駆動力に抗する方向(後方)へ変位するとき前記DCモータに供給される電流を減少させ、逆に、前記測定子が前記DCモータの駆動力に準じる方向(前方)へ変位するときには前記DCモータに供給される電流を増大させることが可能となり、前記測定子と被測定物との摺接移動が円滑に行われるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図7は本発明に係る眼鏡枠形状測定装置に関するもので、図1は側面視断面図、図2は正面視断面図、図3は図2のx−x部を示す断面図、図4は一部省略平面図、図5は眼鏡枠を保持した状態を示す図、図6は使用時の流れ図、図7は回路ブロック図である。
【0009】
これらの図に示すように、本発明に係る眼鏡枠形状測定装置はケース部1、眼鏡枠保持部2及び計測部3からなっており、これら各部について説明すると次のとおりである。
【0010】
ケース部1は、方形状の台板4と、上面部5aに比較的大きな開口aを形成された平面視方形状のケース部材5とを備えてなり、ここにケース部材5は台板4にボルト固定されている。
【0011】
眼鏡枠保持部2はケース部1の上部に形成されているもので、図1、図2、図4に示すように、前記開口aの中央点gを挟む水平面上の前後箇所の一側に三角凹み状係止部6aの形成された左右一対の眼鏡枠押さえ片6、6を配置し、他側に衝立状の眼鏡枠押さえ面部材7と、円盤体を多段状に重ねた形状の眼鏡枠支持部材8とを配置し、右側の眼鏡枠押さえ片6及び眼鏡枠押さえ面部材7の上部、及び眼鏡枠支持部材8を前記開口aからケース部材5の上面5a上に突出させると共に、左側の眼鏡枠押さえ片6の上部をケース部材5の上面5aに形成した比較的小さな開口5bからケース部材5の上面上に突出させ、さらにケース部材5の内部空間の上部に、眼鏡枠押さえ片6、6、眼鏡枠押さえ面部材7及び眼鏡枠支持部材8を支持すると共にケース部1の前後方向f1へ水平変位させるための開閉機構部9を形成したものとなされている。
【0012】
上記開閉機構部9は一対の眼鏡枠押さえ片6、6と、眼鏡枠押さえ面部材7及び眼鏡枠支持部材8とを矢印f2、f2で示すように前後方向上で近接(閉)移動させることにより眼鏡枠wを前記開口aの略中央箇所に固定状に保持し、逆にそれらを矢印f3、f3で示すように前後方向上で離反(開)移動させることにより眼鏡枠wが解放されるように作動するものとなしてある。
【0013】
計測部3はケース部1の内部空間で前記開閉機構部9の下方に設けられた水平回転機構部10と、この水平回転機構部10の上部に形成された水平変位機構部11とで形成されている。
【0014】
そして、上記水平回転機構部10は次のようになされているのであって、即ち、前記台板4にギヤケース12を固定すると共に、このギヤケース12の上面に縦向き軸受筒部材13とステッピングモータ14を固定し、前記軸受筒部材13に縦向き回転軸15を特定高さでの回転自在に挿設して、この縦向き回転軸15とステッピングモータ14の出力軸14aとをギヤケース12内の2つの歯車16a、16bからなる歯車伝動機構16を介して連動連結する一方、縦向き回転軸15の上部に溝形の水平支持台17を固定している。
【0015】
また上記水平変位機構部11は次のようになされている。
即ち、水平支持台17の前後端に四角状の起立状支持板18a、18bを固定し、これら支持板18a、18b間に案内軌道としての2本の水平案内棒19、19を平行状に架設し、これら水平案内棒19、19に方形体状の測定子ベース20を水平支持台17の前後方向f4へ向けての摺動変位自在に支持させている。また水平支持台17の一方の側面部17aには縦向きモータ台21が固定してあり、このモータ台21の外面にDC(直流)モータ22とロータリエンコーダ23が横向きに固定してある。
【0016】
これらDCモータ22の出力軸22aとロータリエンコーダ23の入力軸23aとは歯車伝動機構24を介して連動連結させており、この際の歯車伝動機構24は出力軸22aに固定した原動歯車24aと、側面部17aに支軸を介して回転自在に装着した中間歯車24bと、入力軸23aに固定した従動歯車24cとを直列状に噛み合わせたものとなされている。そして、ロータリエンコーダ23の入力軸23aと測定子28とは歯車伝動機構25を介して連動連結させるのであり、この際の歯車伝動機構25は前記従動歯車24cと、前後向きのラック26とからなっている。
【0017】
上記測定子ベース20の上面の中央箇所には起立支持棒27を一定範囲内の上下変位のみ自在に挿設すると共に図示しないスプリングにより上方へ付勢されて上限位置まで移動された状態となされている。この起立支持棒27の上端には測定子28が固定してあり、この測定子28は起立支持棒27に固定される円柱部材28aと、これの周面部から張り出させた横向き先鋭部材28bとで形成されている。従って、ステッピングモータ14の出力軸14aが回転すると、該回転が歯車伝動機構16を介して縦向き回転軸15を回転させ、該縦向き回転軸15の回転が水平支持台17を回転させ、該水平支持台17の回転が水平案内棒19、19を介して測定子ベース20を縦向き回転軸15回りへ回転(公転)させ、該測定子ベース20の回転が起立支持棒27を上下変位可能な状態で該測定子ベース20と同体状に縦向き回転軸15回りへ回転(公転)させ、そして測定子28は該起立支持棒27と一体となって縦向き回転軸15回りへ回転(公転)される。
【0019】
次に上記した本発明装置の使用例及び作動について図6に示す流れ図を参照して説明する。
先ずステップ100に示すように、眼鏡枠保持部2に眼鏡枠wをセッティングするのであり、このセッティングにおいては一対の眼鏡枠押さえ片6、6と、眼鏡枠押さえ面部7及び眼鏡枠支持部材8とを手操作力によりケース部1の前後方向f1へ離反移動させて、図5に示すようにこれらの間箇所に眼鏡枠wを位置させる。この際、眼鏡枠wの環状部w1の左右方向中央側の下部は眼鏡枠支持部材8の適当高さの水平支持面箇所8aに支持させる。
【0020】
この状態を維持させて一対の眼鏡枠押さえ片6、6と、眼鏡枠押さえ面部7及び眼鏡枠支持部材8とを自由状態にするのであり、これにより一対の眼鏡枠押さえ片6、6と、眼鏡枠押さえ面部7及び眼鏡枠支持部材8とはスプリング力により前後方向f1上で左右向き中央線g1(図4)に対し矢印f2、f2で示すように対称状に近接移動し、眼鏡枠押さえ片6、6の各係止部6aと、眼鏡枠押さえ面部7の前面とが眼鏡枠wの上部と下部とを弾圧する。この弾圧により、眼鏡枠wはその着用時上下方向の中央点を縦向き回転軸15の回転中心線c上に略合致されると共に略水平状となされて固定状態に保持される。この際、眼鏡枠wの左右方向位置は眼鏡枠wの環状部w1の中心が凡そ縦向き回転軸15の回転中心線c上に位置するように手操作力で調整する。
【0021】
次にステップ101に移行し、本発明装置の上部にある図示しない操作パネルのスイッチをON操作し、測定をスタートさせる。これにより、ステップ106又はステップ107までの処理が自動的に行われる。
ステップ101では、ステッピングモータ14が電流を供給され、水平回転台17や測定子28を縦向き回転軸15の回転中心c回りの初期位置に移動させる。一方、DCモータ22も測定子ベース20を速やかに移動させるための電流を供給され、測定子28の横向き先鋭部材28bの先端を開口aの中央点gに合致された原点に移動させ必要な初期設定を自動的に行った後、測定子ベース20を水平案内棒19、19に沿って水平支持台17の前方f5へ移動させ横向き先鋭部材28bの先端を環状部w1の内周面のヤゲン溝eに押し当てる。
【0022】
この後は、ステップ102に示すようにDCモータ22にこれまでよりも微少な電流が供給される。これにより、DCモータ22の駆動力は減少し、横向き先鋭部材28bの先端は比較的小さな力で前記ヤゲン溝eに押し当てられた状態となる。
【0023】
次にステップ103に移行し、ステッピングモータ14が縦向き回転軸15を介して横向き先鋭部材28bの先端を縦向き回転軸15の回転中心線c回りの特定方向へ一定微少角度(例えば0.5度)づつ順次に回転させる。この回転中には横向き先鋭部材28aの先端はDCモータ22の比較的小さい駆動力により常にヤゲン溝eに押し当てられるため、測定子28はヤゲン溝eの三次元形状に倣うことによりヤゲン溝eから反力を付与される。そして、この反力の水平分力が測定子28を水平支持台17の長手方向である前後方向f4へ変位させ、またこの外力の上下方向の分力が測定子28を測定子ベース20に対しスプリング力と関連しつつ上下変位させるものとなる。
【0024】
上記した測定子28の水平支持台17の前後方向への変位に関する情報は歯車伝動機構24、25を介してロータリエンコーダ23に入力される。この際、測定子28の変位方向が前後逆向きとなることがあるが、歯車伝動機構24の噛合歯は常に、DCモータ22の駆動力に抗する側で密接した状態に保持されるため、測定子28の変位は歯車伝動機構24のバックラッシに影響されることなく正確にエンコーダ23に入力される。従ってロータリエンコーダ23は平面視において縦向き回転軸15の回転中心線cからヤゲン溝e上の任意測定点Piに至る距離である動径長Ri(図5)を常に正確に検出するものとなり、この動径長Riについての情報が本発明装置内にある図示しない制御部に伝達される。
【0025】
制御部ではステッピングモータ14の回転による測定子28の一定微少角度毎の移動中、前記一定微少角度に対応したヤゲン溝e上の各測定点Pi毎に、各測定点Piに対応した動径の初期位置R1からの縦向き回転軸15回りの回転角度(動径角)θiと、これに対応した動径長Riについての情報を眼鏡枠形状測定情報としてその記憶部に記憶する。そして、測定子28が縦向き回転軸15回りへ360度回転したとき、このステップ104での眼鏡枠wの形状測定は終了する。
【0026】
ステップ104の形状測定中には、ステップ105に示すように、測定エラーが発生したか否かが判別される。測定エラーが発生したと判断されたときはステップ106に示すように、測定作動は直ちに停止されて、測定子28は前記原点gに復帰されるのであり、この後は矢印イに示すようにステップ101に戻る。
一方、測定エラーが発していないと判断されるときはステップ107に移行し、ここで測定終了が確認され、測定子28は前記原点gに復帰される。
【0027】
この後、ステップ108に移行し、作業者は上記眼鏡枠形状測定情報を確認し、再測定が必要か否か判断する。ここで再測定が必要であると判断したときは矢印イに示すようにステップ101に戻るのであり、一方、再測定が必要でないと判断したときはステップ109に移行し、眼鏡枠保持部2から眼鏡枠wを取り外す。
【0028】
眼鏡枠wの測定中にDCモータ22に供給される電流は一般には上述したように比較的小さな一定大きさに保持するようになされるが、これに代えて可変制御する構成となすことも差し支えない。
【0029】
例えば図7に示すような回路を形成する。この図において、演算装置CPUはエンコーダ23の測定値に基づいて測定子28の位置、速度、加速度を演算するものであり、電流可変駆動回路は演算装置CPUの演算データに基づいてDCモータ22駆動用の電流を変化させるものである。測定子28の制御は現在の測定データ(現在値)を元に行うものとなしてもよいし、或いは測定中における現在までの測定データから予測して行うものとなしてもよい。
【0030】
この測定子28の制御は具体的には次のように行われるのであって、即ち、測定子28がDCモータ22の駆動力に抗する方向(後方)へ変位するときにはDCモータ22に供給される電流は自動的に減少され、逆に、測定子28がDCモータ22の駆動力に準じる方向(前方)へ変位するときにはDCモータ22に供給される電流は自動的に増大される。この際、測定子28の移動方向に限らず、位置、符号を含めた速度、同様に加速度も考慮して、制御されても良い。
このようにすれば、眼鏡枠wの形状測定中に横向き先鋭部材28bが縦向き回転軸15回りへ比較的速く移動されても、横向き先鋭部材28bと眼鏡枠wのヤゲン溝eとの接触圧力は過大或いは過小となることが防止され、高速且つ高精度な測定が可能となる。
【0031】
また上記実施例ではヤゲン溝e上の各測定点Piの高さは検出するものとしなかったが、これを測定するようになすことも可能であり、この場合は、水平移動機構11に準じた機構30を90度姿勢変更して縦向きになすと共に、水平移動機構11における測定子ベース20に相当する部材を起立支持棒29と一体状に結合して、既述した水平移動機構における測定子の水平方向作動に準じた作動を測定子の上下方向作動において実現させる構成となす。
これによれば、ヤゲン溝e上の各測定点Piの動径長Riの場合に準じて、各測定点Piの任意に定めた基準面からの高さが、歯車伝動機構の噛合歯のバックラッシに起因した誤差の生じない状態で、高精度に測定されるものとなる。
【0032】
【発明の効果】
上記した本発明によれば、次のような効果が得られるのである。
即ち、モータの駆動力を利用することにより、被測定物である眼鏡枠の形状測定を、測定子の変位を伝達するための歯車伝動機構のバックラッシに影響されることなく、簡易且つ安価な構造により高精度に行わせることができる。また測定子を被測定物に当接させて被測定物の形状測定を行う際に、測定子を被測定物に対し速く相対移動させても、測定子と被測定物との接触圧が形状変化などに起因して過大となったり過小となる現象が阻止されるものとなり、被測定物の形状測定を迅速且つ高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る眼鏡枠形状測定装置の側面視断面図である。
【図2】 前記眼鏡枠形状測定装置の正面視断面図である。
【図3】 図2のx−x部を示す断面図である。
【図4】 前記眼鏡枠形状測定装置の一部省略平面図である。
【図5】 眼鏡枠を特定位置に固定した状態を示す図である。
【図6】 前記眼鏡枠形状測定装置の使用時の流れ図である。
【図7】 前記眼鏡枠形状測定装置の回路ブロック図である。
【符号の説明】
19 水平案内棒(案内軌道)
22 DCモータ
22a 出力軸
23 エンコーダ
23a 入力部
24 歯車伝動機構
28 測定子
CPU 演算装置
w 眼鏡枠(被測定物)
Claims (1)
- 測定子を特定軌跡上の前後へ案内する案内軌道と、前記測定子を前方に押し付けるDCモータと、前記測定子の前後変位量を検出するロータリエンコーダとを備え、被測定物としての眼鏡枠の環状部の形状測定中には、前記案内軌道が特定縦軸回りへ回転駆動され、該回転駆動中に、前記DCモータが前記測定子を前方へ押して前記環状部に押し当てるように作用すると共に前記測定子が前記環状部の位置規制作用により前記環状部の形状に倣うように前後変位されるものとなされた眼鏡枠形状測定装置において、前記DCモータの回転を前記ロータリエンコーダに伝達するべく前記DCモータと前記ロータリエンコーダとを第1の歯車伝動機構で連動連結し、このロータリエンコーダの回転で前記測定子を前後変位させるべく該ロータリエンコーダと前記測定子を第2の歯車伝動機構で連動連結すると共に、形状測定中の前記測定子の変位方向が前後逆向きに転じたときでも、前記モータの発生した駆動力が前記測定子を前方へ押して前記第1の歯車伝動機構と前記第2の歯車伝動機構の噛合歯は常に DC モータの駆動力に抗する側で圧接状態を保持させるように作用する構成となしたことを特徴とする眼鏡枠形状測定装置。
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