JP4002923B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4002923B2
JP4002923B2 JP2004355314A JP2004355314A JP4002923B2 JP 4002923 B2 JP4002923 B2 JP 4002923B2 JP 2004355314 A JP2004355314 A JP 2004355314A JP 2004355314 A JP2004355314 A JP 2004355314A JP 4002923 B2 JP4002923 B2 JP 4002923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chamber
combustion chamber
combustion
mixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004355314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006162171A (ja
Inventor
英男 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2004355314A priority Critical patent/JP4002923B2/ja
Publication of JP2006162171A publication Critical patent/JP2006162171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4002923B2 publication Critical patent/JP4002923B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Description

本発明は、燃焼装置、特に、給湯機、暖房機又は風呂釜の熱交換器に利用される燃焼装置に関するものである。
給湯機等に内蔵される熱交換器の燃焼装置は、通水管の下方に、前記通水管を加熱するための多数の扁平なガスバーナ(1)を燃焼室(2)内に並列状態に収容した構成のものが一般的である。
図4及び図5に示すガスバーナ(1)は、上端に炎孔(13)が開放する扁平な混合気流路部(10)の下方に、それぞれ水平な流路を有する一対の扁平な第1、第2混合管部(11)(12)を上下に並設した、所謂、濃淡バーナである。前記第1、第2混合管部(11)(12)の各吸引口(11a)(12a)は、前記燃焼室(2)の一側方に向かって開放している。前記一側方には、マニホールド(3)が配設されており、突出するノズル(3a)(3b)を介して、前記各吸引口(11a)(12a)内に燃料ガスが噴出される。
前記燃料ガスと、吸引される一次空気とは、水平に延びる前記第1、第2混合管部(11)(12)内で混合され、混合気として、上方の前記混合気流路部(10)に送られ、前記上端の炎孔(13)から吐出される。
尚、上方に位置する第1混合管部(11)は、空気過剰率が1より小さいガスリッチ混合気の濃側混合管となっており、下方の第2混合管部(12)は、空気過剰率が1より大きいエアリッチ混合気の淡側混合管部となっている。
特に、第2混合管部(12)は、前記混合気流路部(10)の下方の略全域に沿って流路が水平に配設された構成となっている。
前記ガスバーナ(1)の下方には、分布板(4)を介して、空気供給室(22)が設けられている。すなわち、前記燃焼室(2)は、ガスバーナ(1)が収容されているバーナ収容室(21)と、空気供給室(22)とが分布板(4)で連通状態に区画された構成となっており、前記マニホールド(3)が一方の側壁に設けられていると共に、底板(23)には、前記空気供給室(22)に空気を送り込むファン噴出口(20)が開口している。
又、分布板(4)は、多数の通気孔(44)が形成された水平な板状体であり、前記第1、第2混合管部(11)(12)の吸引口(11a)(12a)側においては配設されておらず、前記分布板(4)の端縁部と燃焼室(2)の一側方の構成壁との間には間隙部(40)が形成されている。この従来の分布板(4)で区画される前記空気供給室(22)の高さは全域に渡って一定であり、前記ファン噴出口(20)から空気供給室(22)内に供給された空気は、一次空気として、前記間隙部(40)を介して、第1、第2混合管部(11)(12)の吸引口(11a)(12a)から吸引されると共に、分布板(4)の通気孔(44)を介して、二次空気としてバーナ収容室(21)内を通過して炎孔(13)へ送られていく。
特開平6−94220号公報 特開平9−203509号公報 特開2004−60897号公報
近年、燃焼装置のコンパクト化の要求が大きく、燃焼室(2)の高さ(L1)を低くするために、底板(23)と分布板(4)の間隔を狭くして、空気供給室(22)の高さ(L2)を低く設定することが考えられる。しかしながら、この場合、ファン噴出口(20)近傍において、空気供給室(22)内の容積が不足し、供給される空気の通過抵抗が大きくなり、前記間隙部(40)を介した混合管の吸引口への一次空気供給、及び、通気孔(44)を介した炎孔(13)への二次空気供給が円滑に行えなくなるといった問題がある。
本発明はかかる点に鑑みて成されたものであり、『ガスバーナが収容されるバーナ収容室の下方に、通気孔を有する分布板を介して空気供給室が設けられてなる燃焼室を具備し、
前記燃焼室の一側方寄りにて前記空気供給室からの一次空気が前記ガスバーナに供給される構成とし、
前記ガスバーナは、炎孔を上端に開放させた混合気流路部と、前記混合気流路部の下方に連通状態に形成され且つ燃料ガスと一次空気を吸引する吸引口を前記燃焼室の前記一側方に向かって開放させた混合管部とからなり、
前記空気供給室の構成壁に、ファンからの空気を前記空気供給室に送り込むためのファン噴出口が開口している燃焼装置』において、ファン噴出口近傍の空気供給室の高さを確保し、燃焼空気の供給を悪化させることなく燃焼室のコンパクト化を図ることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明の燃焼装置は、『前記混合管部は、前記混合気流路部の略中央から前記一側方に向かって形成され、
前記分布板は、前記混合管部の下面に沿って配設される低面部から、前記燃焼室の他側方に形成される混合管部の非配設域に配設される高面部に向かって上昇する段差を具備する構成とし、
前記空気供給室は、前記高面部と前記燃焼室の底板との間に空気取入部が形成されると共に、前記低面部と前記燃焼室の底板との間には、前記燃焼室の底板と前記分布板との間隔が前記空気取入部より狭い空気送り部が形成され、
前記ファン噴出口は前記空気取入部の構成壁に開口していること』を特徴とするものである。
上記技術的手段は次のように作用する。
燃焼室の分布板の上方にはバーナ収容室が設けられ、下方には空気供給室が設けられており、前記空気供給室からの一次空気は燃焼室の一側方寄りにてバーナ収容室のガスバーナに供給される構成となっている。
前記ガスバーナの混合管部は、混合気流路部の略中央から、前記燃焼室の前記一側方に向かって設けられている。このことから、前記混合気流路部の下方には、前記略中央より前記一側方の範囲のみに混合管部が配設された形状となる。この形状に対応して、前記ガスバーナの下方に配設される分布板は、前記混合管部の配設域に沿う低面部から、他側方に形成される前記混合管部の非配設域に配設された高面部に向かって上昇する段差を設けた構成となり、前記低面部側から、前記一次空気がガスバーナに供給されることとなる。 尚、前記段差は、傾斜面で構成されていても、階段状に構成されていてもよい。
これにより、前記分布板の下方の空気供給室は、前記低面部の下方に設けられる空気送り部と、前記高面部の下方に設けられる空気取入部とから構成されることとなり、前記空気送り部の燃焼室の底板から分布板までの間隔は、前記空気取入部のそれに比べて狭くなる。そして、前記空気取入部側に燃焼用空気を取り入れるファン噴出口を開口させる。すなわち、ファン噴出口近傍における前記空気供給室の高さは高く設定されることとなり、その分、広い容積が確保される。よって、燃焼室のコンパクト化を図るために、前記燃焼室の底板を分布板に近づけると、前記空気送り部は従来のものよりは狭くなるが、前記ファン噴出口近傍の空気供給室の高さは従来と同じくらいかそれ以上の高さを確保することができ、燃焼空気の供給が悪化しない。
尚、前記分布板は通気孔を有することから、空気供給室内の空気は、前記分布板を通過してバーナ収容室内に送り込まれ、ガスバーナの前記炎孔に二次空気として供給されることとなる。
(2)請求項2に係る発明の燃焼装置は、請求項1に係る発明において、『前記混合管部の前記吸引口近傍に、燃料ガスと一次空気の混合を促進させるための混合部材を設けたこと』を特徴とするもので、混合管部内における空気と燃料ガスとは、混合部材によって積極的に混合されることとなるから、混合管部の長さが短縮されても、空気と燃料ガスとの充分な混合を行うことができる。
(3)請求項3に係る発明の燃焼装置は、上記各発明のものにおいて、『前記ガスバーナは、前記バーナ収容室内に複数個を並列した状態で収容され、前記ファン噴出口は、前記並列方向の中央に開口していること』を特徴とするもので、複数個のガスバーナが収容されているバーナ収容室の下方に前記分布板を介して設けられている空気供給室は、ファン噴出口が開口し且つ底板から分布板までの高さが充分確保されている空気取入部と、それに連続し且つ前記空気取入部よりも底板から分布板までの間隔が狭い空気送り部とがガスバーナの並列方向に沿って並設される態様となる。そして、前記空気取入部の中央に設けられたファン噴出口から取り込まれた空気は、まず、分布板までの高さが充分で空気の通過抵抗の小さい空気取入部全域に広がり、その後、狭く絞られて通過抵抗の大きい前記空気送り部内を各ガスバーナの吸引口に向かって全体に均一に且つ相互に略平行な流線を伴って円滑に流れていく。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、燃焼室の底板を分布板に近付けることにより燃焼室の高さを低くできてコンパクト化が実現できるから、燃焼装置の設置スペースの限られた給湯機の熱交換器内等に搭載することができる。又、混合管部の長さは、前記混合気流路部の略中央から一側方寄りのみに形成したから、前記混合気流路部の下方全域に配設されていた従来の混合管部に比べてその長さが約半分となり、その分、ガスバーナ自体の重量は軽くなり軽量化が実現すると共に、ガスバーナもコンパクト化される。これにより、材料費が抑えられコストダウンにつながる上に、ガスバーナの組み付け作業や器具の設置作業が容易となる。
又、請求項2に係る発明によれば、混合管部の長さが短縮されても、混合管部内における空気と燃料ガスとの混合を促進でき、従来と同等又はそれ以上の混合機能を期待することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、ファン噴出口から空気供給室に入った空気は、まず、高さが充分確保されて通過抵抗が小さい空気取入部を通ってガスバーナの並列方向に流れて、全てのガスバーナの空気取入部に行きわたることから、前記各ガスバーナの吸引口への空気の供給が均一且つ円滑に行われる。又、各ガスバーナの空気取入部から空気送り部内を流れる空気の流線は、前記吸引口に噴出される燃料ガスの流線と略平行に揃うことから、前記吸引口付近での空気の乱れが少なくなって、各ガスバーナにおける燃料ガスと一次空気との混合比が安定し、炎孔から噴出する火炎を安定させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、給湯器等の熱交換器に搭載させる本発明の実施の形態の燃焼装置の概略説明図であり、図2は、その概略平面図である。
前記燃焼装置の燃焼室(2)は、一側方に開放し且つ多数の通気孔(44)を有する分布板(4)によって上下に区画されており、分布板(4)の上方のバーナ収容室(21)内に、複数のガスバーナ(1)が所定の間隔で列設されていると共に、分布板(4)の下方には、空気供給室(22)が設けられている。
そして、前記空気供給室(22)内に送り込まれた一次空気は、前記分布板(4)の一側端と前記燃焼室(2)の一側方の構成壁との間の間隙部(40)から、前記バーナ収容室(21)内に供給される。
前記ガスバーナ(1)は、従来例で示した、図4に表されているように、主火口(13a)とその両側に設けられた袖火口(13b)とからなる炎孔(13)が上方に開放している混合気流路部(10)と、図1に示すように、その底部略中央から連通して下方に並列に形成させた第1、第2混合管部(11)(12)とからなる、所謂、濃淡バーナである。下方に位置する第2混合管部(12)は、前記エアリッチ混合気を主火口(13a)に導く淡ガス流路であり、上方に位置する第1混合管部(11)は、前記ガスリッチ混合気を袖火口(13b)に導く濃ガス流路となっている。
前記第1、第2混合管部(11)(12)の開放端は、前記燃焼室(2)の一側方の側壁(図1では右側方)に形成されているマニホールド(3)から突出するノズル(3a)(3b)の先端に対向すると共に、ノズル(3a)(3b)から噴出される燃料ガスと共に一次空気を吸引する吸引口(11a)(12a)として機能している。
ガスバーナ(1)の側面形状は、図1に示すように、混合気流路部(10)の底部略中央から前記燃焼室(2)の一側方の範囲(図面では右半分)が第1、第2混合管部(11)(12)の高さ分だけ、混合気流路部(10)から下方へ突出した形状となっており、このガスバーナ(1)の下面の形状に沿って分布板(4)が配設される。
前記分布板(4)は、前記第2混合管部(12)の下面に沿って配設される低面部(41)と、燃焼室(2)の他側方に向かって斜めに上昇する傾斜面部(42)と、前記傾斜面部(42)の上昇端から燃焼室(2)の他方の側面に向かって、前記第1、第2混合管部(11)(12)の非形成域に配設される高面部(43)とから構成されており、その全域にわたって、通気孔(44)が多数形成されている。
又、分布板(4)の高面部(43)に対向する底板(23)には、ファン噴出口(20)を開口させて、燃焼室(2)の下方に設けたファン(図示せず)から送られてくる空気を空気供給室(22)内に積極的に送り込んでいる。
前記空気供給室(22)のうち、前記高面部(43)とこれに続く傾斜面部(42)に対応する範囲を空気取入部(25)とし、低面部(41)に対応する範囲を、前記空気取入部(25)に連通する空気送り部(26)とする。すなわち、前記空気取入部(25)と空気送り部(26)とは、ガスバーナ(1)の並列方向に沿って平行に配設されており、空気取入部(25)の底板(23)の中央に前記ファン噴出口(20)を開口させている。
この実施の形態では、燃焼室(2)の底板(23)を上昇させることにより、燃焼室(2)の高さ(L4)を、従来の燃焼室(2)の高さ(L1)よりも低く構成した。この場合、前記空気取入部(25)における底板(23)から分布板(4)までの距離(L3)は従来の燃焼装置における空気供給室(22)の高さ(L2)以上となるように設定したため、ファン噴出口(20)から空気取入部(25)に送り込まれる空気のファン噴出口(20)近傍における通過抵抗は従来に比べて大きくならない。そして、前記空気取入部(25)はガスバーナ(1)の並列方向の全幅にわたって形成されているから、ファン噴出口(20)から空気供給室(22)内に送り込まれた前記空気は、まず、空気送り部(26)に比べて通過抵抗の小さい空気取入部(25)側に流れるため、図2の二点鎖線に示す矢印のように、前記ガスバーナ(1)の並列方向に送られていく。
その後、低面部(41)に沿ってガスバーナ(1)の各第1、第2混合管部(11)(12)の各吸引口(11a)(12a)に向かって、それぞれ、略均等に且つ略平行な流線を維持しながら送られていき、前記間隙部(40)を介して、前記バーナ収容室(21)へ送り込まれる。
前記略平行な流線で空気送り部(26)内を流れる空気は、マニホールド(3)の各ノズル(3a)(3b)から噴出される燃料ガスの噴出方向と揃うこととなるから、各吸引口(11a)(12a)において斜め又は無秩序な方向に流れる一次空気を吸引する場合に比べて、一次空気の吸引量が安定し、燃料ガスと一次空気との混合比が安定して、炎孔(13)に形成される火炎が安定する。
尚、燃焼室(2)の底板(23)を上昇させることにより、空気送り部(26)の高さ(L5)は従来のものよりも低くなるが、空気送り部(26)は、ガスバーナ(1)の並列方向の全幅にわたって形成されていて通路面積は充分に確保されることから、通過抵抗の問題は生じない。
一方、空気取入部(25)及び空気送り部(26)内の空気の一部は、分布板(4)の通気孔(44)を通ってバーナ収容室(21)内に供給され、炎孔(13)において燃焼用の二次空気として利用される。
特に、この実施の形態では、ガスバーナ(1)の第2混合管部(12)の吸引口(12a)側に、混合部材を配設して、第2混合管部(12)内における燃料ガスと空気との混合を促進させている。
この混合部材としては、図3に示すようなダンパ(5)を第1、第2混合管部(11)(12)の吸引口(11a)(12a)に装着させる。
前記ダンパ(5)は、第2混合管部(12)の吸引口(12a)に略一致するように形成されている長孔(52)と、第1混合管部(11)の吸引口(11a)に合わせて形成された丸孔(51)とが、ガスバーナ(1)の数に合わせて開口され、各長孔(52)の中央には、短径側に横断する帯状板(50)がそれぞれ架設されている。前記帯状板(50)は、第2混合管部(12)内の奥部へ向かって突出するように略く字状に屈曲されている。
上記構成のガスバーナ(1)を燃焼させる際には、マニホールド(3)のノズル(3a)(3b)から噴出される燃料ガスが、ファン噴出口(20)から空気供給室(22)の空気取入部(25)内に送り込まれた後、空気送り部(26)内を略平行な流線を維持しながら第1、第2混合管部(11)(12)の吸引口(11a)(12a)側へ送られてくる一次空気を巻き込んで、丸孔(51)及び長孔(52)をそれぞれ介して、第1、第2混合管部(11)(12)内に流入される。下方のノズル(3b)から噴出された燃料ガスは、ダンパ(5)の長孔(52)の中央に配設された帯状板(50)に衝突するが、帯状板(50)は、下流側に凸となるように屈曲しているため、燃料ガスの帯状板(50)への衝突は和らぐと同時に、前記一次空気との混合が促進される。
この実施の形態のガスバーナ(1)では、図4及び図5に示した従来の構成のガスバーナ(1)に比べて、第2混合管部(12)の長さを約半分に短縮でき、ガスバーナ(1)の重量の軽量化を実現できる。又、第2混合管部(12)に上記混合部材を設けることによって、第2混合管部(12)の水平長さが短縮されても、第2混合管部(12)内での燃料ガスと一次空気との混合不良が生じることはない。
又、ファン噴出口(20)から空気供給室(22)内に空気を取り入れる際の通過抵抗を大きくすることなく、燃焼室(2)の底板(23)の位置を上昇させて、燃焼室(2)の高さ(L4)を従来のものよりも低く設定できるようにしたから、全体にコンパクトな燃焼装置を構成することができる。
尚、ファン噴出口(20)の開口位置は、底板(23)に限定されることなく、空気取入部(25)の側壁であっても良い。
上記実施の形態では、ガスバーナ(1)を、混合管部(11)(12)が上下2列に並列した濃淡バーナを採用したが、分布板(4)と燃焼室(2)の側壁との間に一次空気挿通用の間隙部(40)を備える構成のものであれば、ノズルの数が3つで混合管部が3列に形成された濃淡バーナや、ノズルが1つで混合管部が1列である単一種の混合気を燃焼させる形式のガスバーナでも採用可能である。
本発明実施の形態の燃焼装置の概略説明図。 本発明実施の形態の燃焼装置の概略底面図。 本発明実施の形態の燃焼装置に採用されるガスバーナに装着させる混合部材の説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図。 従来の燃焼装置に採用されるガスバーナの斜視図。 従来の燃焼装置の概略説明図。
符号の説明
(1)・・・・・・・ガスバーナ
(10)・・・・・・・混合気流路部
(11)(12)・・・・・混合管部
(11a)(12a)・・・・吸引口
(13)・・・・・・・炎孔
(2) ・・・・・・・燃焼室
(20)・・・・・・・ファン噴出口
(21)・・・・・・・バーナ収容室
(22)・・・・・・・空気供給室
(25)・・・・・・・空気取入部
(26)・・・・・・・空気送り部
(4) ・・・・・・・分布板
(41)・・・・・・・低面部
(43)・・・・・・・高面部

Claims (3)

  1. ガスバーナが収容されるバーナ収容室の下方に、通気孔を有する分布板を介して空気供給室が設けられてなる燃焼室を具備し、
    前記燃焼室の一側方寄りにて前記空気供給室からの一次空気が前記ガスバーナに供給される構成とし、
    前記ガスバーナは、炎孔を上端に開放させた混合気流路部と、前記混合気流路部の下方に連通状態に形成され且つ燃料ガスと前記一次空気を吸引する吸引口を前記燃焼室の前記一側方に向かって開放させた混合管部とからなり、
    前記空気供給室の構成壁に、ファンからの空気を前記空気供給室に送り込むためのファン噴出口が開口している燃焼装置において、
    前記混合管部は、前記混合気流路部の略中央から前記一側方に向かって形成され、
    前記分布板は、前記混合管部の下面に沿って配設される低面部から、前記燃焼室の他側方に形成される混合管部の非配設域に配設される高面部に向かって上昇する段差を具備する構成とし、
    前記空気供給室は、前記高面部と前記燃焼室の底板との間に空気取入部が形成されると共に、前記低面部と前記燃焼室の底板との間には、前記燃焼室の底板と前記分布板との間隔が前記空気取入部より狭い空気送り部が形成され、
    前記ファン噴出口は前記空気取入部の構成壁に開口していることを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1に記載の燃焼装置において、前記混合管部の前記吸引口近傍に、燃料ガスと一次空気の混合を促進させるための混合部材を設けたことを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項1又は2に記載の燃焼装置において、前記ガスバーナは、前記バーナ収容室内に複数個を並列した状態で収容され、前記ファン噴出口は、前記並列方向の中央に開口していることを特徴とする燃焼装置。
JP2004355314A 2004-12-08 2004-12-08 燃焼装置 Expired - Fee Related JP4002923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004355314A JP4002923B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004355314A JP4002923B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006162171A JP2006162171A (ja) 2006-06-22
JP4002923B2 true JP4002923B2 (ja) 2007-11-07

Family

ID=36664379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004355314A Expired - Fee Related JP4002923B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4002923B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5242518B2 (ja) * 2009-07-27 2013-07-24 株式会社パロマ 燃焼装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006162171A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100883796B1 (ko) 린-리치 연소방식을 이용한 분젠버너
US7931468B2 (en) All primary combustion burner
JP2011252671A (ja) 燃焼装置
JP2007064503A (ja) 燃焼装置
JP4002923B2 (ja) 燃焼装置
JP2930858B2 (ja) 燃焼装置
JPH09318017A (ja) ガス混合構造
JP6853117B2 (ja) 燃焼装置
JP4459112B2 (ja) バーナ装置及びこれを備えた媒体加熱装置
CN219222401U (zh) 一种引射组件、引射系统及应用有该引射系统的燃气灶具
JP2023135709A (ja) 燃焼装置
JP3620646B2 (ja) ガス燃焼装置
KR101596158B1 (ko) 편평 버너
CN108980828B (zh) 燃烧装置
CN219222402U (zh) 一种引射组件、引射系统及应用有该引射系统的燃气灶具
CN219083075U (zh) 一种燃烧器引射系统及应用有该引射系统的燃气灶具
JP3244812B2 (ja) 燃焼装置
JP3320903B2 (ja) 燃焼装置
JP2023135708A (ja) 燃焼装置
JP3295282B2 (ja) 炎口プレート
CN110388644A (zh) 燃烧装置
JP2622478B2 (ja) 濃淡燃焼バーナ
JPH07158823A (ja) 濃淡燃焼装置
JP2000179809A (ja) 濃淡燃焼装置
JP2014163595A (ja) 偏平バーナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees