JP4002846B2 - 位置検出方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末の位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の固定式無線基地局が、移動通信端末から送信される電波の受信電力や、移動通信端末から送信される電波の遅延時間などを利用して、移動通信端末の位置を検出する方法では、移動通信端末が固定式無線基地局の通信エリア圏内に存在しないと、移動通信端末の位置を検出することができない。
【0003】
そこで、移動通信端末を携帯するユーザが、固定式無線基地局の通信エリア圏外で遭難した場合等に、1台の移動式の無線基地局(以下、「移動基地局」と呼ぶ)を用いて、移動通信端末から送信される電波の受信電力等から移動通信端末の位置を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−9686号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように1台の移動基地局を用いて移動通信端末の位置を検出する従来の位置検出方法では、例えば電波が障害物によって遮蔽されて移動通信端末の位置が検出不能となったり、あるいは障害物に電波が反射されたりすることに起因して移動通信端末の位置の検出精度が悪化する場合があった。
【0006】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、複数の移動基地局を用いて、精度の高い移動通信端末の位置検出を効率良く行う位置検出方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明にかかる位置検出方法は、複数の移動基地局により移動通信端末の位置を検出する位置検出方法であって、上記複数の移動基地局のうちマスタ局が上記移動通信端末から送信される電波に基づいて、当該移動通信端末が存在するセクタを検出するセクタ検出ステップと、上記マスタ局が、上記移動通信端末が存在するセクタの中心方向における上記マスタ局の通信エリア半径を直径とする円の円周上に、上記マスタ局の位置を基準として、当該マスタ局も含めた上記複数の移動基地局を等間隔に配置するための基地局初期配置情報を算出すると共に、上記複数のスレーブ局に当該基地局初期配置情報を送信し、上記複数のスレーブ局がそれぞれ当該送信された基地局配置情報に基づいて移動する初期配置ステップと、上記複数の移動基地局がそれぞれ、上記円の中心にビームを向けて、上記移動通信端末から送信される電波を受信することによって当該電波の受信電力に関する受信電力情報を取得するとともに、上記複数の移動基地局のうち上記複数のスレーブ局が上記マスタ局に当該受信電力情報を送信する受信電力情報収集ステップと、上記マスタ局が、当該マスタ局が取得した上記受信電力情報と上記複数のスレーブ局から送信された上記受信電力情報とに基づいて、上記移動通信端末の存在範囲を推定する存在範囲推定ステップと、上記複数の移動基地局がそれぞれ、上記移動通信端末の存在範囲においてビームを走査することによって、上記移動通信端末から送信される電波の受信電力が最大となるビーム方向を検出し、当該受信電力が最大となるビーム方向を上記移動通信端末の存在方向として推定すると共に、上記複数の移動基地局のうち上記複数のスレーブ局がそれぞれ、当該移動通信端末の存在方向に関する方向情報を上記マスタ局に送信する第1の方向情報収集ステップと、上記マスタ局が、当該マスタ局が取得した上記方向情報と上記複数のスレーブ局から送信された上記方向情報とのうち、任意の複数の方向情報を選択し、当該選択した複数の方向情報がそれぞれ取得された上記移動基地局の位置から、それぞれの方向情報に含まれる上記移動通信端末の存在方向に伸ばす方向線が交差する位置を、上記移動通信端末の推定位置として算出する第1の推定位置算出ステップと、上記マスタ局が、上記複数の移動基地局のうち、上記移動通信端末の推定位置を算出するために用いた上記方向情報を取得した任意の一つの上記移動基地局の位置と上記移動通信端末の推定位置との距離を半径とし、上記移動通信端末の推定位置を中心とする円の円周上に、上記任意の一つの移動基地局を基準として、当該任意の一つの移動基地局も含めた上記複数の移動基地局を等間隔に再配置するための再配置情報を算出すると共に、上記複数のスレーブ局に当該再配置情報を送信し、上記マスタ局を含む上記複数の移動基地局がそれぞれ、当該再配置情報に基づいて移動する再配置ステップと、上記再配置ステップにおいて再配置された前複数の記移動基地局が、上記移動通信端末の推定位置に向けて、一定距離移動する移動ステップと、上記移動ステップにおいて上記複数の移動基地局がそれぞれ移動した位置において、上記移動通信端末の推定位置を中心にビームを走査することによって、上記移動通信端末から送信される電波の受信電力が最大となるビーム方向を検出し、当該受信電力が最大となるビーム方向を上記移動通信端末の存在方向として推定すると共に、上記複数の移動基地局のうち上記複数のスレーブ局がそれぞれ、当該移動通信端末の存在方向に関する方向情報を上記マスタ局に送信する第2の方向情報収集ステップと、上記マスタ局が、上記第2の方向情報収集ステップにおいて、当該マスタ局が取得した上記方向情報と上記複数のスレーブ局から送信された上記方向情報とのうち、任意の複数の方向情報を選択し、当該選択した複数の方向情報がそれぞれ取得された上記移動基地局の位置から、それぞれの方向情報に含まれる上記移動通信端末の存在方向に伸ばす方向線が交差する位置を、上記移動通信端末の推定位置として算出する第2の推定位置算出ステップと、上記マスタ局が、上記第2の位置推定ステップにおいて算出した上記移動通信端末の推定位置と過去に算出した上記移動通信端末の推定位置との差異が所定量以下であるか否かを判断する収束条件判断ステップとを備え、上記収束条件判断ステップにおいて上記差異が所定量以下である場合に、上記第2の位置推定ステップにおいて算出した最新の推定位置を上記移動通信端末の最終的な推定位置とし、上記差異が所定量より大きい場合に、最新の上記移動通信端末の推定位置と過去の上記移動通信端末の推定位置との差異が所定量以下となるまで、上記再配置ステップと上記移動ステップと上記第2の方向取得ステップと上記第2の位置推定ステップとを繰り返し行うことを特徴としている。
【0008】
この発明によれば、複数の移動基地局のうち一つのマスタ局が移動通信端末から送信される電波に基づいて、移動通信端末の存在するセクタを検出する。このように移動通信端末の存在するセクタを検出することによって、大まかに移動通信端末が存在する範囲を特定できる。そしてマスタ局が、移動通信端末の存在するセクタの中心方向におけるマスタ局の通信エリア半径を直径とする円の円周上で、上記マスタ局の位置を基準として、このマスタ局も含めた複数の移動基地局を等間隔に配置するための基地局初期配置情報を算出する。この基地局初期配置情報をマスタ局が複数のスレーブ局に送信し、スレーブ局がその基地局初期配置情報に基づいて移動することによって、複数の移動基地局の初期配置がなされる。次いで、マスタ局と複数のスレーブ局がそれぞれ上記の円の中心にビームを向けて、移動通信端末からの電波を受信することによって、電波の受信電力に関する受信電力情報を取得する。そして、複数のスレーブ局はそれぞれ、マスタ局に受信電力情報を送信する。このようにして収集される受信電力情報に基づいて、マスタ局が移動通信端末の存在範囲を特定する。このように、移動通信端末が存在するセクタを囲むように複数のスレーブ局を初期配置し、マスタ局と複数のスレーブ局がそれぞれ、初期配置された位置において、上記の円の中心にビームを向けて、移動通信端末からの電波の受信を試みると、マスタ局と複数のスレーブ局それぞれの電波受信の有無、受信電力に基づいて、移動通信端末の存在範囲を絞り込むことができる。次いで、マスタ局と複数のスレーブ局がそれぞれ、上記の移動通信端末の存在範囲においてビームを走査することによって、移動通信端末から送信される電波の受信電力が最大となるビーム方向を特定し、この特定されたビーム方向を移動通信端末の存在方向として推定する。そして、複数のスレーブ局はこのように推定した移動通信端末の存在方向に関する方向情報をマスタ局に送信する。マスタ局では、このように収集される方向情報のうち、任意の二つの方向情報に基づいて移動通信端末の推定位置を算出する。次いでマスタ局は、上記の推定位置の算出に用いられた方向情報を取得した複数の移動基地局のうち、任意の一つの移動基地局の位置と、移動通信端末の推定位置との距離を半径とし、移動通信端末の推定位置を中心とする円の円周上に、上記の任意の一つの移動基地局の位置を基準として、この任意の一つの移動基地局も含めた複数の移動基地局を等間隔に再配置するための再配置情報を算出する。このようにして算出される再配置情報をマスタ局が複数のスレーブ局に送信し、マスタ局を含む複数の移動基地局はそれぞれ上記の再配置情報に基づいて移動する。このように任意の一つの移動基地局の位置を動かさずに他の複数の移動基地局を移動させることで、複数の移動基地局全てが移動する場合に比べて、総移動距離を少なくしつつ、複数の移動基地局の再配置を行うことができる。次いで、マスタ局と複数のスレーブ局がそれぞれ、上記の移動通信端末の推定位置に向けて一定距離移動する。そして、このように移動した位置において、複数の移動基地局がそれぞれ、上記の移動通信端末の推定位置を中心にビームを走査することによって、移動通信端末から送信される電波の受信電力が最大となるビーム方向を特定し、この特定されたビーム方向を移動通信端末の存在方向として推定する。そして、複数のスレーブ局はこのように推定した移動通信端末の存在方向に関する方向情報をマスタ局に送信する。マスタ局はこのようにして収集する方向情報から任意の複数の方向情報を用いて、移動通信端末の推定位置を算出する。そして、マスタ局は、このようにして算出した移動通信端末の推定位置と過去に算出した移動通信端末の推定位置との差異を求め、その差異が所定量以下であるか否かを判断する。この判断によって、上記の差異が所定量以下である場合には、最新の移動通信端末の推定位置を最終的な移動通信端末の位置とする。一方、上記の差異が所定量より大きい場合には、複数の移動基地局の再配置を行って、移動通信端末の位置の推定する処理を繰り返す。このように、複数の移動基地局によって移動通信端末の位置検出を行うので、一台の移動基地局によって移動通信端末の位置を検出する場合に比べて、障害物の存在による受信環境による影響を抑えて、移動通信端末の位置検出を行うことができる。また、マスタ局が自己が推定する移動通信端末の存在方向と複数のスレーブ局が推定する移動通信端末の存在方向を有効に利用しながら、マスタ局及び複数のスレーブ局の再配置と移動通信端末の位置推定を、過去の推定位置との差異が収束するまで繰り返すので、精度の高い移動通信端末の位置検出を効率よく行うことができる。
【0009】
また、本発明の位置検出方法においては、上記収束条件判断ステップにおいて、上記差異が所定量より大きい場合に、上記再配置ステップを繰り返す前に、上記移動通信端末へ上記マスタ局が電波の送信電力を所定量低下させるための送信電力低下信号を送信するとともに、上記移動通信端末が当該送信された送信電力低下信号に基づいて、電波の送信電力を低下させる送信電力低下ステップを更に備えることが好適である。
【0010】
この発明によれば、上記の収束条件判断ステップにおいて、最新の移動通信端末の推定位置と過去の移動通信端末の推定位置との差異が所定量より大きく、再度、複数の移動基地局を再配置して移動通信端末の位置推定を繰り返す前に、マスタ局が移動通信端末に送信電力低下信号を送信し、移動通信端末がその送信電力低下信号に基づいて送信する電波の電力を低下させる。すなわち、複数の移動基地局が再配置されることによって、移動通信端末に近づく度に、移動通信端末が送信する電波の電力を低下させる。これによって、移動通信端末は消費電力を低下させることができるので、電波を送信可能な時間を延ばすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態にかかる移動通信端末の位置検出方法について、添付の図面を参照して説明する。本実施形態における移動通信端末15は、ユーザによって携帯される携帯電話等の情報通信端末であって、固定式の無線基地局の通信エリア圏外においてユーザが遭難した場合等に、複数の移動基地局11〜14によって、その位置が検出されるよう、位置検出用信号を送信する。また、移動通信端末15の位置検出に用いる複数の移動基地局11〜14は、移動通信端末15から送信される位置検出信号を受信する指向性を有するアンテナを備える。そして、移動基地局11〜14は、その機能によってマスタ局11と複数のスレーブ局12〜14に分類される。ここで、マスタ局11は、スレーブ局12〜14から情報を収集して移動通信端末15の位置を推定する処理等を行う演算装置と、スレーブ局12〜14に移動位置を送信したり、スレーブ局12〜14から送信される情報を受信するための通信装置を備え、本実施形態にかかる移動通信端末15の位置検出において処理の統括を行う。また、スレーブ局12〜14は、マスタ局11による指示を受信したり、それぞれが取得した種々の情報をマスタ局11に送信するための通信装置を備え、マスタ局11による指示の下、その位置を移動させたり、移動通信端末15の存在方向の推定を行う等して取得する種々の情報をマスタ局11に送信する。
【0012】
以下、このような移動基地局11〜14を用いて行う移動通信端末15の位置検出方法について、そのフローチャートである図1を参照しながら、詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態にかかる移動通信端末15の位置検出方法においては、まずマスタ局11が、移動通信端末15が存在するセクタを検出する(ステップS101)。図2は、マスタ局11が移動通信端末15の存在するセクタを検出する処理を説明するための図である。図2に示すように、マスタ局11は、通信エリア101内を分割する6つのセクタ20〜25それぞれにおいて、移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信を試みる。そして、位置検出信号が受信できたセクタ20を移動通信端末15の存在セクタとする。
【0013】
図1に戻って、次にマスタ局11は、スレーブ局12〜14の初期配置するための基地局初期配置情報を算出すると共に、スレーブ局12〜14にその基地局初期配置情報を送信する。そして、スレーブ局12〜14はこの基地局初期配置情報にしたがって、移動する(ステップS102)。図3は、スレーブ局12〜14の初期配置に関する処理を説明するための図である。図3に示すように、マスタ局11は、移動通信端末15の存在するセクタ20の中心方向におけるマスタ局11の通信エリア101の半径102を直径とする円103の円周上に、マスタ局11の位置を基準として、マスタ局11と3つのスレーブ局12〜14を等間隔(90°間隔)に配置する基地局配置情報を算出する。そして、この基地局配置情報をスレーブ局12〜14に送信する。スレーブ局12〜14はこの基地局配置情報にしたがって移動することにより、図3に示すように移動基地局11〜14が初期配置される。
【0014】
図1に戻って、次に移動基地局11〜14はそれぞれ、上記の円103の中心にビームを向けて、移動通信端末15によって送信される位置検出信号の受信を試みる。そして、移動基地局11〜14はそれぞれ移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信電力値からなる受信電力情報を取得する。そして、移動基地局11〜14のうちスレーブ局12〜14は、この受信電力情報をマスタ局11に送信する(ステップS103)。マスタ局11はこのようにスレーブ局12〜14から送信される受信電力情報と、自己が取得した受信電力情報を用いて、移動通信端末15の存在範囲を推定する(ステップS104)。図4は、移動通信端末15の存在範囲を推定する処理について説明するための図である。図4に示すように、複数の移動基地局11〜14はそれぞれ指向角60°のビームの中心方向を円103の中心に向けて、移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信を試み、位置検出信号の受信電力値からなる受信電力情報をマスタ局11に収集する。すると、マスタ局11は収集された受信電力情報から移動基地局11〜14における位置検出信号の受信の有無及び受信電力値によって、セクタ20内の領域において移動通信端末15の存在範囲を範囲30〜42のいずれかに特定できる。図5は、図4に示す範囲30〜42のそれぞれの範囲に移動通信端末15が存在する場合の移動基地局11〜14それぞれに対する位置検出信号の受信の有無(受信有りの場合は○、受信無しの場合は空白)及び受信電力の関係を示す表である。図5に示すように、移動通信端末15が存在する範囲は、範囲30と範囲41、また範囲40と範囲42を除いて、移動基地局11〜14の位置検出信号の受信の有無によって特定できる。また、範囲30と範囲41に移動通信端末15が存在する場合には、移動基地局11と移動基地局13に位置検出信号が受信されるが、図4に示すように、範囲30及び範囲41は移動基地局11と移動基地局13との距離がそれぞれ異なるので、移動基地局11と移動基地局13に受信される位置検出信号の受信電力の大小(図5においては、受信電力の大小をかっこ内に「大」「小」として記載)によって、移動通信端末15の存在する範囲を範囲30または範囲41のいずれかに特定できる。また、範囲40と範囲42のいずれかに移動通信端末15が存在する場合には、この二つのいずれの範囲に移動通信端末15が存在しても、移動基地局11〜14における位置検出信号の受信の有無は同じであり、また受信電力値は略同一となる。したがって、移動基地局11〜14における位置検出信号の受信の有無、受信電力値によるだけでは、範囲40または範囲42のいずれに移動通信端末15が存在するかを特定できない。この場合には、この二つの範囲のいずれかに移動通信端末15が存在することを特定した後で、後述する移動通信端末15の存在方向の推定及び推定位置の算出処理(ステップS105及びステップS106を参照)を、範囲40及び範囲42において行うことにより、移動通信端末15の存在範囲を範囲40または範囲42のいずれかに特定しなくても、移動通信端末15の推定位置を算出することができる。なお、図4においては、範囲36に移動通信端末15が存在するが、この場合には、マスタ局11及びスレーブ局14のみに位置検出信号が受信でき、その結果、移動通信端末15の存在範囲を範囲36と特定できる。
【0015】
図1に戻って、次に、上述のように推定された移動通信端末15の存在範囲において、移動基地局11〜14が移動通信端末15の存在方向を推定し(ステップS105)、マスタ局11はそれぞれの移動基地局で推定された移動通信端末15の存在方向に基づいて、移動通信端末15の推定位置を算出する(ステップS106)。図6は、移動基地局11〜14による移動通信端末15の存在方向の推定及び、マスタ局11において行う移動通信端末15の推定位置の算出処理を説明するための図である。図6に示すように、移動基地局11〜14はそれぞれ、移動通信端末15の存在範囲36においてビームを走査することによって、移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信電力が最大となるビーム方向を特定する。そして、上記のように位置検出信号の受信電力が最大となるビーム方向を移動通信端末15の存在方向とし、移動基地局11〜14のうちスレーブ局12〜14はその存在方向に関する方向情報をマスタ局11に送信する。マスタ局11は、このように収集される方向情報のうち、任意の複数の方向情報を選択し、選択した方向情報がそれぞれ取得された移動基地局の位置からそれぞれの方向情報に基づいて移動通信端末15の存在方向へ伸ばした方向線が交差する位置を移動通信端末15の推定位置として算出する。例えば、図6に示すように、マスタ局11は、マスタ局11とスレーブ局12が取得した方向情報を選択する場合、マスタ局11の位置から見た移動通信端末15の存在方向へ伸ばした方向線105と、スレーブ局12からみた移動通信端末15の存在方向に伸ばした方向線104が交差する位置を移動通信端末15の推定位置106として算出する。
【0016】
なお、移動基地局11〜14がそれぞれ、ビームを走査することによって移動通信端末15から送信される位置検出信号が受信できるビーム方向の範囲の中心方向を、移動通信端末15の存在方向とし推定しても良い。また、マスタ局11が収集された方向情報の中から任意に選択する複数の方向情報は、受信電力が大きい方から複数の方向情報を選択することができる。あるいは、それぞれの方向情報が取得された移動基地局の位置から移動通信端末15の存在方向へ伸ばす方向線同士が、直角に近い角度で交わるように複数個の方向情報を選択しても良い。
【0017】
図1に戻って、次に、マスタ局11が、自己を含む移動基地局11〜14の再配置情報を算出し、この再配置情報にしたがってそれぞれの移動基地局が移動する(ステップS107)。更に、移動基地局11〜14がそれぞれ再配置された位置から、移動通信端末15の推定位置106に向けて一定距離移動する(ステップS108)。図7は、移動基地局11〜14の再配置処理、及び再配置された位置からの移動に関する処理を説明するための図である。図7に示すように、マスタ局は、まず、上述のように移動通信端末15の推定位置の算出に利用した方向情報が取得された移動基地局のうち任意の一つの移動基地局の位置と、移動通信端末15の推定位置との距離を半径とし、移動通信端末15の推定位置を中心とする円の円周上に、上記の任意の一つの移動基地局を基準として、この任意の一つの移動基地局も含めた複数の移動基地局を等間隔に再配置するための再配置情報をマスタ局11が算出する。図7においては、上述の移動通信端末15の推定位置106の算出に利用した方向情報が取得されたスレーブ局12の位置と、移動通信端末15の推定位置106との距離107を半径とし、移動通信端末の推定位置106を中心とした円108の円周上に、スレーブ局12の位置を基準として、スレーブ局12も含めた移動基地局11〜14を等間隔に再配置するための再配置情報を算出している。そして、このように算出された再配置情報にしたがって、移動基地局11〜14がそれぞれ移動することによって再配置が行われる。次に、図7に示すように移動基地局11〜14は、それぞれが再配置された位置から、移動通信端末15の推定位置に向けて一定距離移動する。
【0018】
図1に戻って、次に、移動基地局11〜14はそれぞれが移動した位置において、移動通信端末15の存在方向を推定し(ステップS109)、マスタ局11がそれぞれの移動基地局によって推定された移動通信端末15の存在方向に基づいて、移動通信端末15の推定位置を算出する(ステップS110)。図8は移動基地局11〜14による移動通信端末15の存在方向の推定及び、マスタ局11において行う移動通信端末15の推定位置の算出処理を説明するための図である。図8に示すように、移動基地局11〜14はそれぞれが移動した位置において、ビームを走査し、移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信強度が最大となるビーム方向を特定する。このビーム方向を移動通信端末15の存在方向とし、この存在方向に関する方向情報を移動基地局11〜14のうちスレーブ局12〜14がマスタ局11に送信する。マスタ局11は、このように収集される方向情報のうち、任意の複数の方向情報を選択し、選択した方向情報がそれぞれ取得された移動基地局の位置からそれぞれの方向情報に基づいて移動通信端末15の存在方向へ伸ばした方向線が交差する位置を移動通信端末15の推定位置として算出する。例えば、図8に示すように、マスタ局11は、マスタ局11とスレーブ局14が取得した方向情報を選択する場合、マスタ局11の位置から見た移動通信端末15の存在方向へ伸ばした方向線109と、スレーブ局14からみた移動通信端末15の存在方向に伸ばした方向線110が交差する位置を移動通信端末15の推定位置111として算出する。
【0019】
なお、移動基地局11〜14がそれぞれ、ビームを走査することによって移動通信端末15から送信される位置検出信号が受信できるビーム方向の範囲の中心方向を、移動通信端末15の存在方向とし推定しても良い。また、マスタ局11が収集された方向情報の中から任意に選択する複数の方向情報は、受信電力が大きい方から複数の方向情報を選択することができる。あるいは、それぞれの方向情報が取得された移動基地局の位置から移動通信端末15の存在方向へ伸ばす方向線同士が、直角に近い角度で交わるように複数個の方向情報を選択しても良い。
【0020】
図1に戻って、マスタ局11は、上述のように算出した移動通信端末15の推定位置と、過去に算出した移動通信端末15の推定位置との差異が所定量以下であるか否かを判断する(ステップS111)。すなわち、移動通信端末15の推定位置が収束したか否かを判断する。そして、上記の差異が所定量以下の場合は、最新の移動通信端末15の推定位置を、最終的な移動通信端末15の位置として検出する。一方、上記の差異が所定量より大きい場合に、マスタ局11は移動通信端末15に送信電力を低下するよう指示する送信電力低下信号を送信する。このように、マスタ局11から送信される送信電力低下信号にしたがって、移動通信端末15は位置検出信号の送信電力を一定量低下させる(ステップS112)。そして、移動通信端末の再配置から移動通信端末の推定位置の算出までの一連の処理(ステップS107〜ステップS110)を、最新の移動通信端末15の推定位置と、過去に算出した移動通信端末15の推定位置との差異が所定量以下となるまで繰り返す。
【0021】
以上のように、本実施形態における移動通信端末15の位置検出方法では、ます、移動基地局11〜14のうちマスタ局11が移動通信端末15の存在するセクタを検出するので、移動通信端末15の存在する位置を大まかに推定できる。
【0022】
また、このように推定された移動通信端末15の存在するセクタを囲む円103の円周上に、移動基地局11〜14を等間隔に初期配置する。そして、それぞれの移動基地局11〜14が円13の中心方向にビームを向けて、移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信電力値を取得し、この受信電力値に関する受信電力情報をマスタ局11に収集する。そして、移動基地局11〜14それぞれに取得された受信電力情報に基づいて、マスタ局11が移動基地局11〜14それぞれにおける位置検出信号の受信の有無、及び受信電力値によって、移動通信端末15の存在範囲を絞り込むことができる。
【0023】
更に、このように推定された移動通信端末15の存在範囲において、移動基地局11〜14がビームを走査することによって、移動通信端末15から送信される位置検出信号の受信電力が最大となるビーム方向を特定する。そして、そのビーム方向を移動通信端末15の存在方向とし、この存在方向に関する方向情報をマスタ局11に収集する。マスタ局11では、収集された方向情報のうち任意の複数の方向情報を選択し、選択した方向情報が取得された移動基地局の位置から、移動通信端末15の存在方向に伸ばす方向線の交差する位置を移動通信端末15の推定位置として算出する。そして、移動基地局11〜14の再配置と移動を行い、移動通信端末15の推定位置を中心に、それぞれの移動基地局11〜14がビームを走査して、移動通信端末15の存在方向を推定し、マスタ局11によって移動通信端末の推定位置を算出する処理を、移動通信端末15の推定位置が収束するまで繰り返す。このように、移動通信端末15の存在位置を複数の移動基地局11〜14を用いて検出するので、一つの移動基地局によって移動通信端末の位置を検出する従来の方法に比して、移動通信端末15から送信される電波の受信状態による影響を抑えることができる。また、このように、複数の移動基地局11〜14の協働によって、移動通信端末15の推定位置が収束するまで、その算出を繰り返すので、精度の良い移動通信端末15の位置検出を効率よく行うことができる。
【0024】
加えて、移動通信端末15の推定位置の算出を繰り返す前に、マスタ局11からの指示に基づいて、移動通信端末15から送信する位置検出信号の送信電力を低下させるので、移動通信端末15の消費電力を抑えることができる。その結果、移動通信端末15による位置検出信号の送信可能な時間を延ばすことができる。
【0025】
なお、以上の実施形態の説明においては、移動基地局を4つ利用する方法について説明したが、移動基地局の数は4つに限定されるものではなく、3台以上であれば、本実施形態に示した移動通信端末の位置検出方法は適用可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明によれば、移動基地局の再配置と、移動通信端末の推定位置の算出を、移動通信端末の推定位置が収束するまで繰り返すので、複数の移動基地局による協働によって、精度の高い移動通信端末の位置検出を効率良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかる移動通信端末の位置検出方法を示すフローチャートである
【図2】マスタ局が移動通信端末の存在セクタを検出する処理を説明するための図である。
【図3】複数の移動基地局の初期配置に関する処理を説明するための図である。
【図4】移動通信端末の存在範囲を推定する処理を説明するための図である。
【図5】移動通信端末の存在範囲と、移動基地局における位置検出信号の受信の有無及び受信電力の関係を示す表である。
【図6】移動通信端末の存在方向の推定、及び移動通信端末の推定位置の算出処理を説明するための図である。
【図7】移動基地局の再配置と、移動基地局の移動に関する処理を説明するための図である。
【図8】移動通信端末の存在方向の推定、及び移動通信端末の推定位置の算出処理を説明するための図である。
【符号の説明】
11〜14・・・移動基地局(11・・・マスタ局、12〜14・・・スレーブ局)、15・・・移動通信端末

Claims (2)

  1. 複数の移動基地局により移動通信端末の位置を検出する位置検出方法であって、
    前記複数の移動基地局のうちマスタ局が前記移動通信端末から送信される電波に基づいて、当該移動通信端末が存在するセクタを検出するセクタ検出ステップと、
    前記マスタ局が、前記移動通信端末が存在するセクタの中心方向における前記マスタ局の通信エリア半径を直径とする円の円周上に、前記マスタ局の位置を基準として、当該マスタ局も含めた前記複数の移動基地局を等間隔に配置するための基地局初期配置情報を算出すると共に、前記複数のスレーブ局に当該基地局初期配置情報を送信し、前記複数のスレーブ局がそれぞれ当該送信された基地局配置情報に基づいて移動する初期配置ステップと、
    前記複数の移動基地局がそれぞれ、前記円の中心にビームを向けて、前記移動通信端末から送信される電波を受信することによって当該電波の受信電力に関する受信電力情報を取得するとともに、前記複数の移動基地局のうち前記複数のスレーブ局が前記マスタ局に当該受信電力情報を送信する受信電力情報収集ステップと、
    前記マスタ局が、当該マスタ局が取得した前記受信電力情報と前記複数のスレーブ局から送信された前記受信電力情報とに基づいて、前記移動通信端末の存在範囲を推定する存在範囲推定ステップと、
    前記複数の移動基地局がそれぞれ、前記移動通信端末の存在範囲においてビームを走査することによって、前記移動通信端末から送信される電波の受信電力が最大となるビーム方向を検出し、当該受信電力が最大となるビーム方向を前記移動通信端末の存在方向として推定すると共に、前記複数の移動基地局のうち前記複数のスレーブ局がそれぞれ、当該移動通信端末の存在方向に関する方向情報を前記マスタ局に送信する第1の方向情報収集ステップと、
    前記マスタ局が、当該マスタ局が取得した前記方向情報と前記複数のスレーブ局から送信された前記方向情報とのうち、任意の複数の方向情報を選択し、当該選択した複数の方向情報がそれぞれ取得された前記移動基地局の位置から、それぞれの方向情報に含まれる前記移動通信端末の存在方向に伸ばす方向線が交差する位置を、前記移動通信端末の推定位置として算出する第1の推定位置算出ステップと、
    前記マスタ局が、前記複数の移動基地局のうち、前記移動通信端末の推定位置を算出するために用いた前記方向情報を取得した任意の一つの前記移動基地局の位置と前記移動通信端末の推定位置との距離を半径とし、前記移動通信端末の推定位置を中心とする円の円周上に、前記任意の一つの移動基地局を基準として、当該任意の一つの移動基地局も含めた前記複数の移動基地局を等間隔に再配置するための再配置情報を算出すると共に、前記複数のスレーブ局に当該再配置情報を送信し、前記マスタ局を含む前記複数の移動基地局がそれぞれ、当該再配置情報に基づいて移動する再配置ステップと、
    前記再配置ステップにおいて再配置された前複数の記移動基地局が、前記移動通信端末の推定位置に向けて、一定距離移動する移動ステップと、
    前記移動ステップにおいて前記複数の移動基地局がそれぞれ移動した位置において、前記移動通信端末の推定位置を中心にビームを走査することによって、前記移動通信端末から送信される電波の受信電力が最大となるビーム方向を検出し、当該受信電力が最大となるビーム方向を前記移動通信端末の存在方向として推定すると共に、前記複数の移動基地局のうち前記複数のスレーブ局がそれぞれ、当該移動通信端末の存在方向に関する方向情報を前記マスタ局に送信する第2の方向情報収集ステップと、
    前記マスタ局が、前記第2の方向情報収集ステップにおいて、当該マスタ局が取得した前記方向情報と前記複数のスレーブ局から送信された前記方向情報とのうち、任意の複数の方向情報を選択し、当該選択した複数の方向情報がそれぞれ取得された前記移動基地局の位置から、それぞれの方向情報に含まれる前記移動通信端末の存在方向に伸ばす方向線が交差する位置を、前記移動通信端末の推定位置として算出する第2の推定位置算出ステップと、
    前記マスタ局が、前記第2の位置推定ステップにおいて算出した前記移動通信端末の推定位置と過去に算出した前記移動通信端末の推定位置との差異が所定量以下であるか否かを判断する収束条件判断ステップと
    を備え、
    前記収束条件判断ステップにおいて前記差異が所定量以下である場合に、前記第2の位置推定ステップにおいて算出した最新の推定位置を前記移動通信端末の最終的な推定位置とし、前記差異が所定量より大きい場合に、最新の前記移動通信端末の推定位置と過去の前記移動通信端末の推定位置との差異が所定量以下となるまで、前記再配置ステップと前記移動ステップと前記第2の方向取得ステップと前記第2の位置推定ステップとを繰り返し行う
    ことを特徴とする位置検出方法。
  2. 前記収束条件判断ステップにおいて、前記差異が所定量より大きい場合に、前記再配置ステップを繰り返す前に、前記移動通信端末へ前記マスタ局が電波の送信電力を所定量低下させるための送信電力低下信号を送信するとともに、前記移動通信端末が当該送信された送信電力低下信号に基づいて、電波の送信電力を低下させる送信電力低下ステップ
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の位置検出方法。
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