JP4002413B2 - ネットワーク撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台のカメラとコントローラとからなるネットワーク撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなど画像データや音声データを扱う機器の高画質化,高機能化が著しく進んでおり、それに伴なって扱う画像データや音声データの規模が大きくなっている。一方、それらの機器をIEEE1394やLANで接続し、画像データや音声データを様々な機器で利用するために、ネットワーク化が進んでいる。さらに、複数台のカメラからなる監視カメラシステムなどにおいては、リアルタイムに画像データや音声データを転送することが要求される。
【0003】
リアルタイムで画像データや音声データを転送することを要求されるネットワークにおいては、ネットワークのトラフィック調整が必要である。例えば、特開平11−316657号公報では、各機器がネットワーク使用権を要求し、要求が衝突した場合には、一方にネットワーク使用権を与えてバンド幅を確保し、他方は後回しにするとともに、毎衝突毎に同じ機器にネットワーク使用権を与えないように工夫されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、監視カメラシステムなどにおいては、全てのカメラにリアルタイム性が要求されており、ネットワーク使用権が後回しにされると、場合によっては、コマ落ちや音跳びなどが生ずるといった問題が発生する。
【0005】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、複数台のカメラとコントローラからなるネットワーク撮像装置において、全てのカメラについて、常時一定の転送レートを確保できるようにしたネットワーク撮像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数のカメラがコントローラに接続され、該コントローラから夫々の該カメラを制御するようにしたネットワーク撮像装置において、該コントローラは、該複数のカメラが1回ずつデータ転送する繰り返しの時間間隔である所定の単位時間を該複数のカメラの個数分分割して夫々の該カメラ毎の転送スロットのタイミングを決定し、夫々の該カメラ毎に転送スロットを指定するパケットを生成して夫々の該カメラに繰り返し送信し、夫々の該カメラからのカメラデータのパケットを受信する手段を備え、夫々の該カメラは、該コントローラから送信される該パケットから指定される転送スロットを判定する手段と、生成したカメラデータのパケットを指定された該転送スロット内で該コントローラに送信する手段と、該コントローラ側からみて後段側に他のカメラが接続されているときには、該他のカメラに該コントローラからの該パケットを送り、他のカメラが接続されていないときには、該コントローラからの該パケットを破棄する手段とを備えた構成とする。
【0007】
そして、複数のカメラは全て、ディジーチェーン接続でコントローラに接続されている構成とし、あるいは、複数のカメラが、互いに並列に、コントローラに接続されており、コントローラがカメラ毎に上記パケットを送信する構成とし、あるいは、複数のカメラは1以上のカメラからなる複数のカメラ群に区分されて、複数のカメラ群が、互いに並列に、コントローラに接続されており、かつ、2以上のカメラからなるカメラ群では、そのカメラが全てディジーチェーン接続でコントローラに接続されており、コントローラは、これらカメラ群毎に上記のパケットを送信する構成としている。
【0008】
また、本発明は、上記構成において、コントローラは単位時間毎に同期パケットを複数のカメラに送信し、コントローラから送信される上記のパケットにより、単位時間毎にカメラ夫々に割り当てられる転送スロットが設定されている構成としており、さらに、コントローラから送信される上記のパケットは、このパケットの宛先となる複数のカメラ夫々のアドレス情報と、複数のカメラ夫々に転送スロットを割り当てる同期コマンドとを備えた構成とする。
【0009】
そして、本発明は、複数のカメラ夫々が、上記のアドレス情報により、コントローラから送信される上記パケットの宛先が自身であることを判定すると、上記同期コマンドに基づいて、上記単位時間毎に、指定された転送スロットのタイミングを上記同期パケットのタイミングをもとに検出する構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明によるネットワーク撮像装置の第1の実施形態を示すブロック図であって、1はコントローラ、11はコントローラ送受信装置、12はコントローラ処理装置、2は第1のカメラ、3は第2のカメラ、21,31はカメラ送受信装置、22,32はカメラ処理装置、23,33はデジタルバスである。
【0011】
同図において、コントローラ1と第1のカメラ2とがデジタルバス23を介して接続され、また、第1のカメラ2と第2のカメラ3とがデジタルバス33を介して接続されている。さらに他のカメラが使用される場合には、このカメラが図示しないデジタルバスを介して第2のカメラ3に接続される。このようにして、コントローラ1に対し、複数のカメラが順次デジタルバスを介してディジーチェーン接続(Daisy Chain接続:ケーブルなどやコネクタを用いて、複数の装置を順次直列に接続していく接続方法)されている。
【0012】
ここで、コントローラ1はコントローラ送受信装置11とコントローラ処理装置12とを有している。
【0013】
コントローラ送受信装置11は、
▲1▼カメラ2,3に送ってこれらを制御するためのコマンドまたはパラメータデータ、またはこれらの混成データ(以下、コントロールデータという)を含むパケットを生成して送信する機能と、
▲2▼デジタルバス23を通して、カメラ2,3から画像データまたは音声データまたはパラメータデータまたはこれらの混成データ(以下、カメラデータという)を含むパケットを受信する機能と
を有している。また、コントローラ処理装置12は、
▲1▼上記のコントロールデータを生成する機能と、
▲2▼カメラ2,3から送られてきたカメラデータを解釈・処理する機能と
を有している。
【0014】
カメラ2,3はコントローラ1からのコントロールデータによって動作が制御され、また、カメラデータを発生してコントローラ1に送る。そして、第1のカメラ2はカメラ送受信装置21とカメラ処理装置22とを備えており、カメラ送受信装置21は、
▲1▼コントローラ1からデジタルバス23を通して受信したパケットの宛先を解釈し、第1のカメラ2が宛先となっていれば、このパケットからコントロールデータを読み出す機能と、
▲2▼コントローラ1からデジタルバス23を通して受信したパケットの宛先がカメラ3であり、かつデジタルバス33が接続されていれば、受信したこのパケットをデジタルバス33を通して第2のカメラ3へ送信する機能と、
▲3▼コントローラ1からデジタルバス23を通して受信したパケットの宛先がカメラ3であるが、デジタルバス33が接続されていなければ、受信したこのパケットを破棄する機能と、
▲4▼カメラデータをパケット化し、この第1のカメラ2に割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定して、デジタルバス23を通してこのパケットをコントローラ1へ送信する機能と、
▲5▼デジタルバス33を通して第2のカメラ3から受信したパケットをデジタルバス23を通してコントローラ1へ送信する機能と
を有し、カメラ処理装置22は、
▲1▼カメラ送受信装置21から受け取ったコントロールデータを解釈し、実行する機能と、
▲2▼カメラデータを生成してカメラ送受信装置21へ送る機能と
を有している。
【0015】
同様にして、第2のカメラ3はカメラ送受信装置31とカメラ処理装置32とを備えており、カメラ送受信装置31は、
▲1▼コントローラ1からデジタルバス23,33を通して受信したパケットの宛先を解釈し、第2のカメラ3が宛先であれば、このパケットからコントロールデータを読み出す機能と、
▲2▼コントローラ1からデジタルバス23,33を通して受信したパケットの宛先が第2のカメラ3でなければ、受信したこのパケットを破棄する機能と、▲3▼カメラデータをパケット化し、第2のカメラ3に割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定して、デジタルバス33,23を通してこのパケットをコントローラ1へ送信する機能と
を有し、カメラ処理装置32は、
▲1▼カメラ送受信装置31から受け取ったコントロールデータを解釈し、実行する機能と、
▲2▼カメラデータを生成し、カメラ送受信装置31へ送る機能と
を有している。33は第1のカメラ2と第2のカメラ3を接続しパケットをデジタルデータとして通すデジタルバスである。
【0016】
図2は図1におけるデジタルバス23,33を転送されるパケットデータの1具体例を示す構成図である。
【0017】
同図において、パケットPは、コントローラ1またはカメラ2,3のアドレス情報を含むアドレス領域P1と、コントロールデータまたはカメラデータを含むデータ領域P2とから構成されている。また、コントローラ1から送信するパケットPのデータ領域P2には、同期コマンドも含まれる。
【0018】
図3は図1におけるデジタルバス23,33での転送スロットの一具体例を示す構成図である。
【0019】
同図において、時間Tを単位時間として、この単位時間T毎に、その先頭部に、同期パケットが発行される。そして、この単位時間Tには、2つの転送スロット、即ち、時間T1の転送スロットS1と時間T2の転送スロットS2とに分割される。
【0020】
かかる転送スロットS1,S2は、コントローラ1に接続されるカメラの台数をもとに、コントローラ処理装置12によって設定されるものであって、この設定結果がコントローラ送受信装置11から送信される図2に示す構成のパケットPのデータ領域P2に同期コマンドとして付加される。この同期コマンドは、カメラ2,3夫々のアドレス情報に関連付けられて、これらカメラ2,3に単位時間T毎に割り当てられる転送スロットの同期パケット(図3)からのタイミング(時間的位置や時間長など)を表わすものである。
【0021】
次に、この第1の実施形態の動作を図1を用いて説明する。
ここでは、カメラ2,3は既にアドレスを割り当てられているものとする。
【0022】
コントローラ1では、コントローラ処理装置12により、アドレス領域P1に宛先となるカメラ2,3を示すアドレス情報を含み、データ領域P2に同期コマンドを含むパケットPが単位時間T毎に生成され、コントローラ送受信装置12により、デジタルバス23を通して第1のカメラ2へ送信される。この同期コマンドは、単位時間Tでの転送スロットS1,S2のカメラ2,3への割り当てを決めるものである。
【0023】
第1のカメラ2では、カメラ送受信装置21が、このパケットPを受信すると、このパケットPのアドレス領域P1(図2)からこのパケットPの宛先が第1のカメラ2であることを検出すると、同期コマンドを含むデータをこのパケットPのデータ領域P2(図2)から読み出して同期を取る(即ち、割り当てられた転送スロットを確認し、かつ単位時間Tの同期パケットからこの割り当てられた転送スロットのタイミングを確認する)とともに、このパケットPをデジタルバス33を通して第2のカメラ3へ送信する。そこで、第2のカメラ3では、カメラ送受信装置31が、このパケットPを受信すると、そのアドレス領域P1から第2のカメラ3が宛先であることを検出すると、同期コマンドを含むデータをそのデータ領域P2から読み出して同様の同期を取り、さらに、このカメラ送受信装置31にさらに他のカメラが接続されていないことから、このパケットPを破棄する。
【0024】
第1のカメラ2内のカメラ送受信装置21及び第2のカメラ3内のカメラ送受信装置31は、パケットPのデータ領域P2に含まれている同期コマンドにより、単位時間T毎の同期パケットをもとに、この同期コマンドで割り当てられる転送スロットとの同期をとり、夫々の割り当てられた転送スロットS1,S2(図3)でパケットを送信するように、発行タイミングを定める。
【0025】
そこで、同期コマンドにより、第1のカメラ2に対しては、転送スロットS1が、第2のカメラ3に対しては、転送スロットS2が夫々割り当てられたとすると、第1のカメラ2において、カメラ処理装置22からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置21は、単位時間T毎の同期パケットをもとに転送スロットS1のタイミングを検出し、この転送スロットS1内でカメラデータを含むパケットPをデジタルバス23を通してコントローラ送受信装置11へ送信し、また、第2のカメラ3において、カメラ処理装置32からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置21は、単位時間T毎の同期パケットをもとに転送スロットS2のタイミングを検出し、この転送スロットS2内でカメラデータを含むパケットPをデジタルバス33を通して第1のカメラ2内のカメラ送受信装置21へ送信し、カメラ送受信装置21は、このパケットPを転送パケットS2内でデジタルバス23を通してコントローラ送受信装置11へ送信する。
【0026】
このように、一定時間間隔(単位時間T)を2つの転送スロットに分割して夫々をカメラ2,3に割り当て、これらカメラ2,3のアドレス情報や同期コマンドを用いてパケット発行タイミングを定める機能を持たせるようにしているので、カメラ2,3夫々に対し、デジタルバス23,33上で一定の転送レート(即ち、単位時間T毎に指定された全てカメラからのデータ転送が行なわれる)を確保することができ、コマ落ちなどの現象を解消することができる。
【0027】
さらに、第1のカメラ2でのカメラ送受信装置21または第2のカメラ3でのカメラ送受信装置31の、カメラデータをパケットにして、第1のカメラ2または第2のカメラ3に割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定し、デジタルバス23を通してコントローラ1へ送信する機能を、割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定するパケットを画像データまたは音声データまたはそれらの混成データなどのデータ量が多く、かつリアルタイムに転送を行なう必要があるデータに限定し、パラメータデータなどのデータ量が少ないパケットはどのタイミングでも送信できる機能に置き換えても、同様の効果を得られる。
【0028】
また、転送スロットS1,S2のカメラ2,3への割り当てを上記とは逆にし、第1のカメラ2のカメラ送受信装置21から転送スロットS2でカメラデータを含むパケットPを送信し、第2のカメラ3のカメラ送受信装置31から転送スロットS1でカメラデータを含むパケットPを送信するようにしても、同様の効果を得られる。
【0029】
図4は本発明によるネットワーク撮像装置の第2の実施形態を示すブロック図であって、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
【0030】
同図において、この第2の実施形態が図1に示した第1の実施形態と異なる点は、デジタルバス33がコントローラ1と第2のカメラ3とを接続し、この第2のカメラ3が第1のカメラ2と接続されていない点である。
【0031】
次に、この第2実施形態の動作を説明するが、ここでも、カメラ2,3は既にアドレスを割り当てられているものとする。また、図2及び図3も、この第2の実施形態に関して同様である。
【0032】
コントローラ1では、コントローラ処理装置12により、アドレス領域P1にカメラ2,3を示すアドレス情報を含み、データ領域P2に上記の同期コマンドを含むパケットP(図2)が単位時間T(図3)毎に生成され、コントローラ送受信装置12からデジタルバス23を通して第1のカメラ2へ、また、デジタルバス33を通して第2のカメラ3へ夫々送信される。
【0033】
第1のカメラ2では、カメラ送受信装置21が、このパケットPを受信し、そのアドレス領域P1をみてこのパケットPの宛先がこの第1のカメラ2であることを検出すると、同期コマンドを含むデータをそのデータ領域P2から読み出して上記の同期を取るとともに、このパケットPを破棄する。第2のカメラ3においても、カメラ送受信装置31が、このパケットPを受信すると、そのアドレス領域P1をみてこのパケットPの宛先がこの第2のカメラ3であることを検出すると、同期コマンドを含むデータをそのデータ領域P2から読み出して上記の同期を取るとともに、このパケットPを破棄する。
【0034】
そして、カメラ送受信装置21,31は夫々、同期コマンドにより、単位時間Tでの転送スロットS1,S2(図3)に同期したパケットの発行タイミングを定める。そこで、この同期コマンドにより、第1のカメラ2に転送スロットS1が割り当てられ、第2のカメラ3に転送スロットS2が割り当てられるものとすると、第1のカメラ2において、カメラ処理装置22からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置21は、この指定された転送スロットS1内で、カメラ処理装置22で生成されたカメラデータを含むパケットPをデジタルバス23を通してコントローラ送受信装置11へ送信する。また、第2のカメラ3において、カメラ処理装置32からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置31は、この指定された転送スロットS2内で、カメラ処理装置32で生成されたカメラデータを含むパケットPをデジタルバス33を通してコントローラ送受信装置11へ送信する。
【0035】
このようにして、この第2の実施形態においても、第1の実施例と同様に、カメラ2,3からのデータの転送レートを一定にすることができ、コマ落ちなどの現象を解消することができる。
【0036】
なお、第1のカメラ2内のカメラ送受信装置21の、または第2のカメラ3内のカメラ送受信装置31のカメラデータをパケットにして、第1のカメラ2または第2のカメラ3に割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定し、デジタルバス23を通してコントローラ1へ送信する機能を、割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定するパケットを画像データまたは音声データもしくは両者の混成データなどのデータ量が多く、かつリアルタイムに転送を行なう必要があるデータに限定し、パラメータデータなどのデータ量が少ないパケットは、どのタイミングでも送信できる機能に置き換えても、同様の効果を得られる。
【0037】
また、転送スロットS1,S2のカメラ2,3への割り当てを上記とは逆にし、第1のカメラ2のカメラ送受信装置21が転送スロットS2でカメラデータを含むパケットPを送信し、第2のカメラ3のカメラ送受信装置31が転送スロットS1でカメラデータを含むパケットPを送信するようにしても、同様の効果を得られる。
【0038】
図5は本発明によるネットワーク撮像装置の第3の実施形態を示すブロック図であって、4はカメラ、43はデジタルバスであり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
【0039】
同図において、この第3の実施形態では、n個(但し、nは3以上の整数)のカメラがディジーチェーン接続でコントローラ1に接続されており、カメラ4がn番目のカメラである。これらn個のカメラはカメラ送受信装置とカメラ処理装置とを備えており、夫々のカメラが順番にデジタルバスによって接続され、デジタルバス43はカメラ4と1つ前の(n−1)番目のカメラ(図示せず)とを接続するものである。
【0040】
図6は図5における各カメラに割り当てられる転送スロットの一具体例を示す図である。
【0041】
同図において、先頭部に同期パケットが付加される単位時間Tがn分割され、夫々を先頭から順に時間T1の転送スロットS1,時間T2の転送スロットS2,……,時間Tnの転送スロットSnとすると、例えば、第1のカメラ2には転送スロットS1を、第2のカメラ3には転送スロットS2を、……、第nのカメラ4には転送スロットSnを、というように、夫々のカメラに1つずつ転送スロットを割り当てるものであり、各カメラでは、割り当てられた転送スロットをパケットの発行/送信タイミングとするものである。
【0042】
次に、この第3の実施形態の動作を説明するが、ここでは、カメラ2,3,……,4は既にアドレスを割り当てられているものとする。
【0043】
コントローラ1では、コントローラ処理装置12により、アドレス領域P1に宛先となるカメラ2,3,……,4を示すアドレス情報を含み、データ領域P2に同期コマンドを含むパケットP(図2)が単位時間T毎に生成され、コントローラ送受信装置12により、デジタルバス23を通して第1のカメラ2へ送信される。この同期コマンドは上記各実施形態でのものと同様であって、単位時間Tでの転送スロットS1,S2,……,Snのカメラ2,3,……,4への割り当てを決めるものである。
【0044】
第1のカメラ2では、カメラ送受信装置21が、このパケットPを受信し、このパケットPのアドレス領域P1(図2)からこのパケットPの宛先がこの第1のカメラ2でもあることを検出すると、同期コマンドを含むデータをこのパケットPのデータ領域P2(図2)から読み出して上記の同期を取るとともに、このパケットPをデジタルバス33を通して第2のカメラ3へ送信する。そこで、第2のカメラ3では、カメラ送受信装置31が、このパケットPを受信し、そのアドレス領域P1から第2のカメラ3が宛先でもあることを検出すると、同期コマンドを含むデータをそのデータ領域P2から読み出して同様の同期を取り、……、第nのカメラ4では、カメラ送受信装置41が、このパケットPを受信し、そのアドレス領域P1からこの第nのカメラ4が宛先でもあることを検出すると、同期コマンドを含むデータをそのデータ領域P2から読み出して同様の同期を取るとともに、さらにほかのカメラが接続されていないので、このパケットPを破棄する。
【0045】
第1のカメラ2のカメラ送受信装置21や第2のカメラ3のカメラ送受信装置31,……,第nのカメラ4のカメラ送受信装置41は、パケットPのデータ領域P2に含まれている同期コマンドにより、単位時間T毎の同期パケット(図6)をもとに、この同期コマンドで割り当てられる転送スロットとの同期をとり、夫々の割り当てられた転送スロットS1,S2,……,Sn(図6)でパケットを送信するように、発行タイミングを定める。
【0046】
そこで、この同期コマンドにより、第1のカメラ2に対しては、転送スロットS1が、第2のカメラ3に対しては、転送スロットS2が、……、第nのカメラ4に対しては、転送スロットSnが夫々割り当てられたとすると、第1のカメラ2において、カメラ処理装置22からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置21は、単位時間T毎の同期パケットをもとに指定された転送スロットS1のタイミングを検出し、この転送スロットS1内でカメラデータを含むパケットPをデジタルバス23を通してコントローラ送受信装置11へ送信する。また、第2のカメラ3において、カメラ処理装置32からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置21は、単位時間T毎の同期パケットをもとに指定された転送スロットS2のタイミングを検出し、この転送スロットS2内でカメラデータを含むパケットPをデジタルバス33を通して第1のカメラ2内のカメラ送受信装置21へ送信し、カメラ送受信装置21は、このパケットPをこの転送スロットS2内でデジタルバス23を通してコントローラ送受信装置11へ送信し、……、さらに、第nのカメラ4において、カメラ処理装置42からカメラデータを送信するように要求された場合、カメラ送受信装置41は、単位時間T毎の同期パケットをもとに指定された転送スロットSnのタイミングを検出し、この転送スロットSn内でカメラデータを含むパケットPをデジタルバス43を通して1つ前のカメラに送信し、これが順に送られて、第2のカメラ3のカメラ送受信装置31へ送信し、カメラ送受信装置31は、このパケットPをこの指定されたスロットSn内でデジタルバス33を通して第1のカメラ2内のカメラ送受信装置21へ送信し、カメラ送受信装置21は、このパケットPをこの指定された転送スロットSn内でデジタルバス23を通してコントローラ送受信装置11へ送信する。
【0047】
このように、一定時間間隔(単位時間T)をn個の転送スロットに分割して夫々をカメラ2,3,……,4に割り当てて、これらカメラ2,3,……,4のアドレス情報を用いてパケット発行タイミングを定める機能を持たせるようにしているので、カメラ2,3,……,4夫々に対し、デジタルバス23,33,……,43上で一定の転送レートを確保することができ、先の実施形態と同様、これらカメラ2,3,……,4に対するデジタルバス23,33上での転送レートを均一に確保することができ、コマ落ちなどの現象を解消することができる。従って、上記の実施形態と同様の効果が得られることになる。
【0048】
ここで、夫々のカメラ毎に、割り当てる転送スロットをいずれにするかは任意であるが、複数のカメラで同一転送スロットが割り当てられるような、割り当ての重複がないようにすることはいうまでもない。
【0049】
なお、この第3の実施形態においても、第1のカメラ2内のカメラ送受信装置21での、第2のカメラ3内のカメラ送受信装置31での、……、第nのカメラ4内のカメラ送受信装置41での、カメラデータをパケットにして第1のカメラ2に、または第2のカメラ3に、……、または第nのカメラ4に割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定し、デジタルバスを通してコントローラ1へ送信する機能を、割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定するパケットを画像データまたは音声データもしくは両者の混成データなどのデータ量が多く、かつリアルタイムに転送を行なう必要があるデータに限定し、パラメータデータなどのデータ量が少ないパケットは、どのタイミングでも、送信できる機能に置き換えても、同様の効果を得られる。
【0050】
図7は本発明によるネットワーク撮像装置の第4の実施形態を示すブロック図であって、5は第kのカメラ、6は第(k+1)のカメラ、51,61はカメラ送受信装置、52,62はカメラ処理装置であり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けている。
【0051】
同図において、この第4の実施形態は、第1のカメラ2から第nのカメラ4までのn個のカメラを2つのカメラ群に区分し、これらカメラ群を別々に(互いに並列に)コントローラ1に接続したものである。即ち、これらn個のカメラのうち、第1のカメラ2から第kのカメラ5までのk個(但し、kは2以上の整数)のカメラがディジーチェーン接続によってコントローラ1に接続されており、また、第(k+1)のカメラ6から第nのカメラ4までの(n−k)個のカメラがディジーチェーン接続によってコントローラ1に接続されているものであり(但し、kは整数であって、k≧2かつn−k≧1、または、k≧1かつn−k≧2。従って、nは3以上の整数)、図4に示した実施形態において、第1のカメラ2側,第2のカメラ3側のいずれか一方、または双方にさらに1以上のカメラがディジーチェーン接続でさらに接続された場合でもある。
【0052】
この第4の実施形態においても、図6に示すように、単位時間Tがn個の転送スロットに分割され、これらn個の転送スロットが1つずつ第1のカメラ2から第nのカメラ4までのn個のカメラに割り当てられるものであり、これらカメラは割り当てられた転送スロット内にカメラデータをコントローラ1に送信する。この場合、当然のことながら、第1のカメラ2から第kのカメラ5までのk個のカメラで生成されたカメラデータのパケットPは、これら第1のカメラ2から第kのカメラ5までのディジーチェーン接続を介し、デジタルバス23からコントローラ1に送られ、第(k+1)のカメラ6から第nのカメラ4までの(n−k)個のカメラで生成されたカメラデータのパケットPは、これら第(k+1)のカメラ6から第nのカメラ4までのディジーチェーン接続を介し、デジタルバス63からコントローラ1に送られることになる。
【0053】
このようにして、先の各実施形態と同様の効果が得られることになる。
【0054】
なお、第1のカメラ2から第nのカメラ4までのカメラ送受信装置21〜41でのカメラデータをパケットにして、第1のカメラ2または……第kのカメラ5または第(k+1)のカメラ6または……第nのカメラ4に割り当てられた夫々のアドレス情報を基に送信タイミングを決定し、デジタルバスを通してコントローラ1へ送信する機能において、割り当てられたアドレス情報を基に送信タイミングを決定するパケットを画像データまたは音声データもしくは両者の混成データなどのデータ量が多く、かつリアルタイムに転送を行なう必要があるデータに限定し、パラメータデータなどのデータ量が少ないパケットは、どのタイミングでも、送信できる機能に置き換えても、同様の効果を得られる。
【0055】
また、図4においては、2つのカメラ2,3を互いに並列にコントローラ1に接続するようにしたが、3個以上のカメラを互いに並列にコントローラ1に接続するようにしてもよい。このことは、図7に示した実施形態についても同様であり、3個以上のカメラ群を互いに並列にコントローラ1に接続するようにしてもよい。
【0056】
さらに、カメラが追加されたり、いくつかのカメラが取り除かれたりした場合には、これに応じて単位時間Tでの転送スロットの数も変更されることはいうまでもない。即ち、現在コントローラ1に接続されているカメラの個数分単位時間Tが分割され、夫々のカメラ毎に1つずつ転送スロットが割り当てられることになる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数台のカメラとコントローラとからなるネットワーク撮像装置において、全てのカメラが常時一定の均一な転送レートを確保でき、コマ落ちなどの現象を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワーク撮像装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1におけるデジタルバスで転送されるパケットの一具体例を示す構成図である。
【図3】図1に示す第1の実施形態でのデジタルバスの2分割転送スロットを示す図である。
【図4】本発明によるネットワーク撮像装置の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図5】本発明によるネットワーク撮像装置の第3の実施形態を示すブロック図である。
【図6】図5に示す第3の実施形態でのデジタルバスのn分割転送スロットを示す図である。
【図7】本発明によるネットワーク撮像装置の第4の実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コントローラ
11 コントローラ送受信装置
12 コントローラ処理装置
2 第1のカメラ
3 第2のカメラ
4 第nのカメラ
5 第kのカメラ
6 第(k+1)のカメラ
21,31,41,51,61 カメラ送受信装置
22,32,42,52,62 カメラ処理装置
23,33,43,53,63 デジタルバス
P パケット
P1 アドレス領域
P2 データ領域
S1 第1の転送スロット
S2 第2の転送スロット
Sn 第nの転送スロット
Claims (7)
- 複数のカメラがコントローラに接続され、該コントローラから夫々の該カメラを制御するようにしたネットワーク撮像装置において、
該コントローラは、該複数のカメラが1回ずつデータ転送する繰り返しの時間間隔である所定の単位時間を該複数のカメラの個数分分割して夫々の該カメラ毎の転送スロットのタイミングを決定し、夫々の該カメラ毎に転送スロットを指定するパケットを生成して夫々の該カメラに繰り返し送信し、夫々の該カメラからのカメラデータのパケットを受信する手段を備え、
夫々の該カメラは、
該コントローラから送信される該パケットから指定される転送スロットを判定する手段と、
生成したカメラデータのパケットを指定された該転送スロット内で該コントローラに送信する手段と、
該コントローラ側からみて後段側に他のカメラが接続されているときには、該他のカメラに該コントローラからの該パケットを送り、他のカメラが接続されていないときには、該コントローラからの該パケットを破棄する手段と
を備えたことを特徴とするネットワーク撮像装置。 - 請求項1において、
複数の前記カメラが全て、ディジーチェーン接続で前記コントローラに接続されていることを特徴とするネットワーク撮像装置。 - 請求項1において、
複数の前記カメラが、互いに並列に、前記コントローラに接続されており、
前記コントローラは、前記カメラ毎に前記パケットを送信することを特徴とするネットワーク撮像装置。 - 請求項1において、
複数の前記カメラは1以上のカメラからなる複数のカメラ群に区分されて、複数の該カメラ群が、互いに並列に、前記コントローラに接続されており、
かつ、2以上の前記カメラからなる該カメラ群では、前記カメラが全てディジーチェーン接続で前記コントローラに接続されており、
前記コントローラは、該カメラ群毎に前記パケットを送信することを特徴とするネットワーク撮像装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
前記コントローラは単位時間毎に同期パケットを複数の前記カメラに送信し、前記コントローラから送信される前記パケットにより、該単位時間毎に前記カメラ夫々に割り当てられる前記転送スロットが設定されていることを特徴とするネットワーク撮像装置。 - 請求項5において、
前記コントローラから送信される前記パケットは、このパケットの宛先となる複数の前記カメラ夫々のアドレス情報と、複数の前記カメラ夫々に前記転送スロットを割り当てる同期コマンドとを備えたことを特徴とするネットワーク撮像装置。 - 請求項6において、
複数の前記カメラ夫々は、前記アドレス情報により、前記コントローラから送信される前記パケットの宛先が自身であることを判定すると、前記同期コマンドに基づいて、前記単位時間毎に、指定された転送スロットのタイミングを前記同期パケットのタイミングをもとに検出することを特徴とするネットワーク撮像装置。
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