JP4002252B2 - コネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに平行な接続対象物と相手接続対象物との間を接続するコネクタの製造方法に関するものである。
先行技術としては、弾性エラストマーの外周面に金属薄膜をスパッタリング法で被覆して多層チューブを形成し、この多層チューブの金属薄膜に複数のエンドレス溝を軸方向に所定の間隔で並べて各エンドレス溝から弾性エラストマーを露出させ、多層チューブの金属薄膜を薄い導電めっき層で被覆し、その後、多層チューブを軸方向に所定の長さで切断するようにした電気コネクタの製造方法が知られている(特許文献1を参照)。
特開2001−23750号公報
特許文献1では、弾性エラストマーの外周面に金属薄膜をスパッタリング法で被覆して多層チューブを形成する際に、平らな弾性エラストマーにスパッタしていたため、屈曲させて使用する際、曲げ部にクラックが発生する恐れがある。
それ故に、本発明の課題は、曲げ部にクラックが発生しないコネクタの製造方法を提供することにある。
本発明は、平板状の絶縁シートの所定位置に屈曲部を形成する工程と、前記屈曲部を通過するように前記絶縁シートの一面に導体を配設する工程と、前記導体を前記絶縁シートに配設した後、前記屈曲部を基点として前記導体が外側になるように2つ折りに合わせる折り曲げ工程とを含むことを特徴とするコネクタの製造方法を最も主要な特徴とする。
本発明のコネクタの製造方法によれば、あらかじめ絶縁シートに屈曲部を形成しておき、屈曲部を含む絶縁シートの一面に導体を配設してあるため、屈曲部を基点として絶縁シートを折り曲げる際に生じる導体のクラックが防止されるので、耐屈曲性を向上させることができる。
本発明のコネクタは、平板状の絶縁シートの所定位置に屈曲部を形成する工程と、前記屈曲部を通過するように前記絶縁シートの一面に導体を配設する工程と、前記導体を前記絶縁シートに配設した後、前記屈曲部を基点として前記導体が外側になるように2つ折りに合わせる折り曲げ工程とを含むことにより実現した。
図1は、本発明に係る実施例1のコネクタの製造方法によって作られたコネクタを、接続前の接続対象物と相手接続対象物とともに示している。
図1を参照して、コネクタ1は、平板状の絶縁シート11と、絶縁シート11に配設されている帯状の導体13とを有している。
絶縁シート11は、屈曲部15を基点として絶縁シート11の一面が外側となるように折り曲げられて合わされている。絶縁シート11には、この絶縁シート11を折り曲げるための基点となるように、絶縁シート11の所定位置に屈曲部15が形成されている。絶縁シート11の一面には、複数の導体13が並列にかつ互いに間隔をもって配設されている。導体13は屈曲部15を通過するように配設されている。コネクタ1は、プリント配線基板のような接続対象物31相手接続対象物41との間に挟み込まれる。各導体13は、接続対象物31及び相手接続対象物41のそれぞれに設けられている回路パターン31a,41aと接続する。
以下に、図2乃至図5を参照して、以下にコネクタ1の製造方法を説明する。
コネクタ1の製造方法では、図2に示すように、スリット14(図4を参照)が形成されている平板状の絶縁シート11を用意する。絶縁シート11には、互いに間隔をもちかつ並列に複数のスリット14を形成しておく。さらに、絶縁シート11には、絶縁シート11の一面上へ突出するように所定位置に屈曲部15を形成しておく。次に、絶縁シート11の一面には、図2に示すように、スパッタリング法によって導体粒子13aを成膜することによって、図3に示すように導体13を配設する。この際、折り曲げたときに合わされる絶縁シート11の両側の一面部分11cは、マスク49によって覆っておく。絶縁シート11には、絶縁シート11の一面に突き出している屈曲部15を通過するように導体粒子13aを成膜することにより、導体13を絶縁シート11に配設する図3に示したように、導体13を絶縁シート11に配設した後の形態においては、導体13が配設された絶縁シート11の一面部分11aと、導体13が配設されていない絶縁シート11の両側の一面部分(キャリア部となる部分)11cとを有する。
図4及び図5は、図3に示したコネクタ1を製造するために屈曲する途中の状態で示している。図4及び図5に示したように、絶縁シート11は、図4及び図5に示すように、屈曲部15を基点として、導体13を配設した一面が外側になるように屈曲させ2つ折りに合わされることによりコネクタ1とする。この際、屈曲部15に配設されている導体13は、屈曲部15の外側に配設されているので、絶縁シート11を2つ折りに合わせるときの屈曲部15におけるクラックが発生することがない。なお、図1に示したコネクタ1は、導体13が配設されていない絶縁シート11の両側の一面部分11cを切り離した形態のコネクタ1である。
図6乃至図8は、コネクタ1の製造方法の他の例を示している。図6を参照して、このコネクタ1の製造方法では、絶縁シート11を設置するための設置台51を用意しておく。平板状の絶縁シート11を屈曲部15′を基点として一面から傾斜させた形態となるように曲げ、絶縁シート11の所定位置に屈曲部15′を形成しておく。次に、図7に示すように、絶縁シート11を設置台51に載せる。その後、絶縁シート11の一面スパッタリング法によって導体粒子13aを成膜することにより導体13を配設ける。この際、絶縁シート11の一面における両側はマスク49によって覆っておく。
また、導体13を絶縁シート11に配設する際には、絶縁シート11の屈曲部15′を通過するように配設する。そして、導体13を配設した絶縁シート11は、図8に示すように、設置台51から外された後に、導体13が外側になるように屈曲させて2つ折りに合わされる。この際、屈曲部15における導体13は、絶縁シート11の屈曲部15′の外側に配設されているので、絶縁シート11を2つ折りに合わせるときの屈曲部15′におけるクラックが発生することがない。
図9に示すコネクタは、製造方法の他の例を示しており、この製造方法では、絶縁シート11に予めスリット14(図4を参照)を形成しておく。そして、図2に示したマスク49によって導体13が配設されていない絶縁シート11の両側の一面部分11cを覆っておく。次に、図2及び図3に示した製造方法と同じ製造方法によって、導体粒子13aを絶縁シート11の一面に成膜して導体13を配設する。その後、導体13を配設した絶縁シート11は、平板状の基材20に固定される。基材20には、絶縁シート11の屈曲部15を基点として導体13を配設した一面が外側になるように屈曲させ2つ折りに合わせ、基材20と絶縁シート11とを粘着剤、熱圧着、熱融着などによって固定する
そして、図9に示したように導体13が配設されていない絶縁シート11の両側の一面部分11c及びこの一面部分11cを固定している絶縁シート11の部分を除去することによって、図10に示すコネクタ101とする。
図11は、図1に示したコネクタに弾性部材21を設けた例を示してあり、屈曲部15とこの屈曲部15の内側で屈曲部15に対向している弾性部材21の一方端部との間にクリアランスCがある場合の例を示している。折り曲げられた絶縁シート11間には、弾性部材21が狭持されている。図12は、図1に示したコネクタ1に弾性部材21を設けた例を示している。図12におけるコネクタ1では、屈曲部15と弾性部材21の一方端部との間に、図11に示したクリアランスCがない場合の例を示している。
なお、絶縁シート11は、弾性を有するものであり、絶縁性フィルムや弾性エラストマーであってもよい。また、導体13は、乾燥メッキ法、湿式メッキ法、又は浸漬法などにより絶縁シート11に配設することができる。
本実施例では、スリット14が形成されている絶縁シート11に導体13を配設した形態のものによって説明したが、導体パターン形成用マスクを用いて直接、図4及び図10に示した導体13のパターンを絶縁シート11に形成するようにしてもよい。
本発明は、液晶ディスプレイと電子回路基板との接続、電気回路基板間の接続、高密度フレキシブル配線板、ビルドアップ配線板、検査基板等に使用されるコネクタの製造方法としても適用できる。
本発明に係る実施例1のコネクタの製造方法によって作られたコネクタを接続対象物と相手接続対象物とともに示した側面図である(実施例1)。 図1に示したコネクタの製造方法を説明するための側面図である。 図2に示したコネクタの製造方法によって製造したコネクタを示す側面図である。 図3に示したコネクタの折り曲げ途中の状態を示した斜視図である。 図4に示したコネクタの折り曲げ途中の状態を説明するための側面図である。 図1に示したコネクタの製造方法における他の例を説明するための側面図である。 図6に示したコネクタの製造方法によって製造する途中の状態を示した側面図である。 図6に示したコネクタの製造方法によって製造したコネクタを折り曲げ前の状態で示した側面図である。 図1のコネクタのさらに別な製造方法を示す斜視図である。 図9に示した絶縁キャリアを除去した状態を示している。 図1に示したコネクタに弾性部材を設けた例を示してあり、クリアランスがある場合の例を示した断面図である。 図1に示したコネクタに弾性部材を設けた例を示してあり、クリアランスがない場合の例を示した断面図である。
符号の説明
1,101 コネクタ
11 絶縁シート
13 導体
13a 導体粒子
15,15′ 屈曲部
20 基材
21 弾性部材
31 接続対象物
31a,41a 回路パターン
41 相手接続対象物
49 マスク
51 設置台

Claims (3)

  1. 平板状の絶縁シートの所定位置に屈曲部を形成する工程と、前記屈曲部を通過するように前記絶縁シートの一面に導体を配設する工程と、前記導体を前記絶縁シートに配設した後、前記屈曲部を基点として前記導体が外側になるように2つ折りに合わせる折り曲げ工程とを含むことを特徴とするコネクタの製造方法
  2. 請求項1記載のコネクタの製造方法において、前記絶縁シートが弾性を有することを特徴とするコネクタの製造方法
  3. 請求項1記載のコネクタの製造方法において、折り曲げられた前記絶縁シートに弾性部材を狭持することを特徴とするコネクタの製造方法
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