JP4000707B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4000707B2
JP4000707B2 JP07089799A JP7089799A JP4000707B2 JP 4000707 B2 JP4000707 B2 JP 4000707B2 JP 07089799 A JP07089799 A JP 07089799A JP 7089799 A JP7089799 A JP 7089799A JP 4000707 B2 JP4000707 B2 JP 4000707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
image
image formation
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07089799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000267541A (ja
Inventor
智裕 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP07089799A priority Critical patent/JP4000707B2/ja
Publication of JP2000267541A publication Critical patent/JP2000267541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4000707B2 publication Critical patent/JP4000707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタに用いて好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、用紙は各種のローラを介して撓みながら搬送される。ここで、用紙の紙質が堅い場合等には、用紙詰まり(JAM)が発生したり、用紙の搬送が所定のタイミングより遅れる等の不具合が発生し易い。
【0003】
特に、両面形成処理を行う場合には用紙搬送経路が複雑になりがちであり、用紙詰まり等の不具合が発生しやすい。そこで、両面記録用の記録用紙搬送経路上に新たに紙厚センサ等を設け、その検出情報に基づき片面、又は両面の記録モード切替と再給紙タイミングとを制御するようにした画像形成装置が提案されている(特開平7-210059)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術は、用紙のサイズと厚さから、両面画像形成の可否を決定するものである。しかしながら、位置検知以外に別途にセンサが必要になるため、コスト増に繋がる問題点がある。また、同じ厚さの紙でも紙質による折れ曲がりやすさ等の違いは一意に定まらないので、薄くても曲がりにくい紙等では、JAMになりやすい問題点がある。
【0005】
また、一度JAM等で停止した後に、画像形成開始指示を行うと、同一種類の用紙であっても再び画像形成動作を開始するので、何度もJAMを引き起こすことが多いという問題点がある。また、用紙遅延により実際にはJAMが発生しているわけでは無いのにJAMと判断されてしまい該用紙が停止するため、JAMの除去をしなくてはならないという問題点がある。
【0006】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、所定の画像形成処理を行うか否かの判断を簡易かつ適切に行える画像形成装置を提供することを第1の目的とする。また、用紙搬送タイミングが遅延する用紙においてもなるべく使用可能にする画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の構成にあっては、用紙に画像形成を行う画像形成装置において、前記用紙の搬送経路に設けられ、当該搬送経路上を搬送される用紙を検出する複数のセンサと、用紙トレイにセットされた用紙のうち最初にその両面に画像が形成される第1の用紙が、前記搬送経路上の所定の2点間を画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数センサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えた場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行わないと判定する一方、前記搬送経路上の所定の2点間を前記第1の用紙が画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数のセンサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えない場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行うと判定し、さらに、当該第2の用紙に対する当該処理を行うと判定した場合には、前記搬送経路に前記第1の用紙を再度搬送させてから当該第1の用紙の両面に画像を形成させる処理を開始する判定手段とを備えることを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、用紙に画像形成を行う画像形成装置において、前記用紙の搬送経路に設けられ搬送された用紙を検出する複数のセンサと、用紙トレイにセットされた用紙のうち最初にその両面に画像が形成される第1の用紙が、前記搬送経路上の所定の2点間を画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数のセンサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えた場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行わないと判定する一方、前記搬送経路上の所定の2点間を前記第1の用紙が画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数のセンサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えない場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行うと判定し、さらに、当該第2の用紙に対する当該処理を行うと判定した場合には、前記第1の用紙に対して第2ページの内容の画像を形成させてから前記搬送経路に当該第1の用紙を搬送させ、次いで、第1ページの内容の画像を当該第1の用紙に形成させる判定手段とを備えることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記第1および第2の用紙を収納するトレイと、該トレイの抜き差し、または該トレイに収納された用紙の抜き差しによって前記判定手段における判定結果をクリアする初期化手段とを具備することを特徴とする
【0008】
【発明の実施の形態】
1.実施形態の構成
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施形態によるレーザゼログラフィ方式の画像形成装置の構成を図1を参照し説明する。
図において1は匡体であり、後述する各構成要素を収納する。2は両面モジュールであり、両面出力を行う場合に用紙の循環処理等を行う。匡体1および両面モジュール2には、各々画像形成された用紙を排出する排出トレイ16,19が設けられている。匡体1の下部において3,3は用紙トレイであり、種別毎に各々多数の用紙を収納する。4,4はフィードロールであり、用紙トレイ3,3の内部に設けられ、各々最上部の用紙を一枚だけ搬送する。31,31は用紙センサであり、用紙トレイ3,3内の用紙切れを検出する。
【0009】
用紙トレイ3,3の上方においては、この用紙に対して画像形成を行う各種部材が配置されている。
7は感光体ドラムであり、図上時計方向に回転する。8は感光体クリーナであり、感光体ドラム7の表面を清掃する。9は帯電部であり、感光体ドラム7を帯電させる。10は画像書込み部であり、出力すべき画像に応じて感光体ドラム7にレーザーを放射し、感光体ドラム7表面の一部の電荷を除去する。これにより、感光体ドラム7の表面には電子潜像が形成される。
【0010】
11はトナー吸着部であり、感光体ドラム7に向かって粉末状のトナーを放射し、上記電子潜像のうち帯電部分にトナーを吸着させる。12は転写部であり、搬送された用紙に感光体ドラム7上のトナーを転写する。13は定着部であり、用紙を加熱することにより、このトナーを用紙に定着させる。6は搬送ロールであり、フィードロール4,4から転写部12まで用紙を搬送する。23は用紙センサであり、用紙が転写部12の直前に達したことを検出する。26はレジゲートであり、転写部12の手前で用紙を一時的に停止させる。
【0011】
14はゲートであり、定着部13から排出された用紙を排出トレイ16方向あるいは両面モジュール2方向に振り分ける。排出トレイ16の近傍において15は用紙反転ロールであり、搬送された用紙の一部を排出トレイ16に露出させた後、再び両面モジュール2方向に搬送する。この用紙はゲート14の上方を通過して両面モジュール2に搬送される。従って、用紙反転ロール15を介して搬送された用紙は、ゲート14を介して最初から両面モジュール2に搬送される用紙と比較して、裏表が反転した状態になる。25は用紙センサであり、かかる用紙反転ロール15の駆動制御のために、用紙の端部を検出する。
【0012】
17はゲートであり、両面モジュール2に搬送された用紙を排出トレイ19方向またはゲート17の下方向の何れかに振り分ける。18は排出ロールであり、前者の用紙を排出トレイ19に排出する。24は用紙センサであり、下方向に搬送された用紙を検出する。20は両面ゲートであり、ゲート17から搬送された用紙を一時的に停止させるとともに、これを必要に応じて転写部12方向に搬送する。
【0013】
両面モジュール2の下方において21は多重手差しトレイであり、ユーザによって用紙がセットされる。32は用紙センサであり、セットされた用紙の存否を検出する。22はフィードロールであり、該用紙を転写部12方向に搬送する。30はコントローラであり、後述する制御プログラムに基づいて各部を制御する。
【0014】
1.2.コントローラ30の構成
次に、コントローラ30の詳細構成を図2を参照し説明する。
図において132はROMであり、後述する制御プログラムが格納される。133はRAMであり、該制御プログラムにおいて用いられる各種のパラメータや、原稿の画像データ等が格納される。131はCPUであり、ROM132に格納された制御プログラムに基づいて画像形成装置の各部を制御する。
【0015】
135は画像回転部であり、CPU131の制御の下、RAM133内の画像データに対して回転処理を行う。134はI/Oポートであり、各種センサの検出信号をCPU131に供給するとともに、画像書込み部10、フィードロール4,4,22、レジゲート26、用紙反転ロール15等に対する駆動信号をCPU131の制御の下、出力する。
【0016】
136は時間計測部であり、CPU131に対して現在時刻等を通知する。137はタッチパネルであり、ユーザに対して各種の情報を表示するとともに、ユーザによる操作情報をI/Oポート134を介してCPU131に供給する。タッチパネル137には、画像形成の開始を指示するスタートボタン等が表示される。
【0017】
2.実施形態の動作
次に本実施形態の動作を説明する。ここでは、多重手差しトレイ21に用紙をセットして「両面出力」を行うこととした場合を想定している。ユーザがタッチパネル137においてスタートボタンを押下すると、図3〜図8に示す制御プログラムが起動される。
【0018】
図において処理がステップS010に進むと、用紙セットの状態が検知される。すなわち、多重手差しトレイ21に用紙がセットされているか否かが確認される。なお、ここで用紙が検出されなかった場合は所定のエラー処理(図示せず)が実行され、タッチパネル137にエラーメッセージが表示される。次に、処理がステップS011に進むと、フラグFirstPapが“1”であるか否かが判定される。
【0019】
ここで、フラグFirstPapは、用紙トレイ毎に設けられたフラグであり、対応する用紙センサが用紙切れを検出した時に“1”に設定され、その用紙トレイの用紙に対して両面画像形成が行われ用紙が排出された時に“0”に設定される(片面の画像形成が行われた場合にはフラグFirstPapは変更されない)。
【0020】
すなわち、ステップS010,S011の判定内容を併せると、「用紙トレイ内が一旦空になった後に用紙がセットされ、かつ、セットされた用紙が未だ両面形成されて排出されていない」状態であるか否かが検出される。以後の動作はこの検出結果に応じて異なるため、場合を分けて説明する。
【0021】
2.1.用紙セット後に最初に排出される用紙である場合
ステップS011において「YES」と判定されると、処理はステップS014に進む。ここでは、排出トレイ16方向に向かって用紙搬送が開始される。次に、処理がステップS015に進むと、用紙センサ25がオンになるまで処理が待機する。但し、待機時間が所定の許容範囲(所定の最小時間〜最大時間の範囲)以外であれば、途中でジャムが発生しているものと判断され、後述のエラー処理が行われる。
【0022】
本実施形態においては、ステップS015以外にも用紙センサの検出状態が所定状態になるまで「待機する」ステップが複数存在する。これらのステップにおいては、何れも待機時間が所定の許容範囲以外であれば、何れも後述のエラー処理が行われる。
【0023】
さて、用紙が正常に搬送されている場合は、ステップS015における待機中に、用紙はフィードロール22、レジゲート26、定着部13、ゲート14を介して用紙センサ25に到達する。但し、今回の搬送においては、転写部12等による画像形成は行われず、単に用紙が搬送されるだけである。すなわち、用紙の先端部分が用紙センサ25に検知される。これにより、処理はステップS016に進む。ここでは、排出トレイ16方向に向かっての用紙搬送を続行しつつ、用紙センサ25がオフになるまで、さらに処理が待機する。
【0024】
用紙がさらに排出トレイ16に向かって搬送されると、やがて用紙の終端部分が用紙センサ25を通過し、用紙センサ25がオフになる。これにより、処理はステップS017に進み、時間の計測が開始される。次に、処理がステップS018に進むと、用紙センサ25がオフになった後、一定時間が経過するまで処理が待機する。この「一定時間」は、用紙の先端部分が排出トレイ16から露出するとともに、ある程度の余裕を持って用紙反転ロール15が用紙の終端部分を保持できる時間に設定される。
【0025】
この所定時間が経過すると、処理はステップS019に進み、用紙反転ロール15が逆転される。次に、処理がステップS020に進むと、用紙センサ23がオンになるまで処理が待機する。
【0026】
用紙が正常に搬送されている場合は、ステップS019における待機中に、用紙はゲート14の上部を通過し、両面モジュール2内のゲート17、用紙センサ24、両面ゲート20を介して匡体1内に戻され、さらにレジゲート26に向かって搬送される。やがて用紙先端が用紙センサ23に達し、用紙センサ23がオンになると、処理はステップS0201に進み、時間計測が開始される。
【0027】
次に、処理がステップS021に進むと、一定時間が経過するまで処理が待機する。この「一定時間」は、用紙先端がレジゲート26に達成し、ここで把持される値に設定される。次に、該一定時間が経過すると処理はステップS022に進み、用紙搬送が停止される。この結果、用紙はレジゲート26に挟まれた状態で停止することになる。
【0028】
次に、処理がステップS023に進むと、形成すべき画像の準備が完了するまで処理が待機する。なお、形成対象の画像としては、例えば読み取り装置で読みとった画像、ホストコンピュータで展開した画像、ファクシミリで受信した画像等である。
【0029】
画像の準備が完了すると、処理はステップS024に進み、レジゲート26が駆動され用紙が転写部12に向かって搬送されるとともに、時間計測が開始される。次に処理がステップS025に進むと、一定時間が経過するまで処理が待機する。このステップS025は、レジゲート26等による用紙搬送と、感光体ドラム7、転写部12等による画像形成とのタイミング合わせを行うものである。
【0030】
次に、処理がステップS026に画像の書込みが開始される。すなわち、帯電部9および画像書込み部10によって感光体ドラム7に電子潜像が形成された後、トナー吸着部11によって感光体ドラム7にトナーが吸着され、その部分が転写部12に対向する位置に達する。転写部12においては、レジゲート26から搬送された用紙に画像(トナー)が転写され、該用紙はさらに定着部13に向かって搬送される。
【0031】
一方、コントローラ30においては、画像の書込みが開始された後、処理はステップS028に進む。ここでは、用紙センサ23がオフになるまで処理が待機する。次に、処理がステップS029に進むと、時間計測が開始され、ステップS030においては一定時間が経過するまで処理が待機する。この「一定時間」は、用紙全体に対して転写が完了する程度の時間に設定される。
【0032】
次に、処理がステップS031に進むと、用紙センサ25がオンになるまで処理が待機する。一方、用紙はゲート14を介して排出トレイ16方向に搬送される。ここで用紙先端が用紙センサ25に達すると、処理はステップS033に進み、用紙センサ25がオフになるまで処理が待機する。
【0033】
次に、処理がステップS034に進むと時間計測が開始され、ステップS035においては一定時間が経過するまで処理が待機する。この「一定時間」は、上記ステップS018における一定時間と同一であり、用紙の先端部分が排出トレイ16から露出するとともに、ある程度の余裕を持って用紙反転ロール15が用紙の終端部分を保持できる時間に設定される。
【0034】
該一定時間が経過すると、次に処理はステップS036に進み、用紙反転ロール15が逆転される。これにより、用紙は、ゲート14の上部、両面モジュール2内のゲート17を介して両面ゲート20に向かって搬送される。一方、コントローラ30においては処理はステップS037に進み、用紙センサ24がオンになるまで処理が待機する。やがて用紙が用紙センサ24に達すると、処理はステップS0317に進み、用紙搬送が停止される。
【0035】
次に、処理がステップS038に進むと、用紙の裏面に出力すべき画像の準備が完了するまで処理が待機する。画像の準備が完了すると、処理はステップS039に進み、該画像がRAM133に蓄積される。次に処理がステップS0391に進むと、用紙の搬送が開始される。すなわち、用紙は、両面ゲート20を介してレジゲート26に向かって搬送される。
【0036】
一方、コントローラ30において処理はステップS040に進み、用紙センサ23がオンになるまで処理が待機する。以後、ステップS040〜S053に至る処理は、上述したステップS020〜S033の処理と同様である。すなわち、用紙の裏面に画像形成が行われた後、該用紙はゲート14、用紙センサ25および用紙反転ロール15を介して排出トレイ16方向に搬送される。
【0037】
ここで、用紙の終端が用紙センサ25を通過すると、用紙センサ25の検出結果がオフになり、処理はステップS054に進む。ここでは、フラグFirstPapが“0”に設定される。そして、用紙反転ロール15に対して逆転等の制御は行われないため、両面に画像形成を施した用紙が排出トレイ16に排出されることになる。
【0038】
2.2.用紙セット後に既に排出された用紙が存在する場合
以上のように、用紙がセットされた後に少なくとも一枚の用紙が排出されると、フラグFirstPapが“1”になる。この状態で処理がステップS011に進むと、「NO」と判定され処理はステップS013に進む。ここでは、多重手差しトレイ21上の用紙がレジゲート26に向かって搬送される。
【0039】
一方、コントローラ30においては処理はステップS020に進み、用紙センサ23がオンになるまで処理が待機する。以後の処理は、用紙セット後に最初に排出される用紙の場合と同様である。すなわち、最初に転写部12、定着部13を介して用紙の表面に画像形成が施された後、用紙は用紙反転ロール15、両面モジュール2を介して反転され、裏面に画像形成が施された後、排出トレイ16に排出される。
【0040】
2.3.エラー処理
用紙センサの状態が所定状態になるまで「待機する」ステップ(S015,016,020,028等)において待機時間が所定の許容範囲内でなかった場合には、画像形成装置における各部の動作が停止された後、図9に示すエラー処理ルーチンが起動される。
【0041】
図において処理がステップS101に進むと、フラグFirstPapが“1”であるか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップS102に進み、タッチパネル137において通常のエラー表示が行われる。このエラー表示は、例えば「紙詰まりが発生しました。用紙を取り除いて下さい。」の如きものである。ユーザが詰まった用紙を取り除いて所定のリセット処理を行うと、このエラーメッセージの表示は消去され、通常の処理状態に戻る。
【0042】
一方、フラグFirstPapが“1”であった場合はステップS101において「NO」と判定され、処理はステップS103に進む。ここでは、用紙の1枚目に対して特有のエラーメッセージがタッチパネル137に表示される。このエラーメッセージは、例えば「紙詰まりが発生しました。用紙を取り除いて下さい。トレイにセットされている用紙が不適切である可能性があります。」の如きものである。
【0043】
次に、処理がステップS104に進むと、両面形成処理が禁止される。すなわち、ユーザがタッチパネル137を操作して両面形成モードの選択を選択することができなくなる。但し、対象トレイの用紙を交換した場合(対応する用紙センサが一旦用紙切れを検出した後、再び用紙の存在を検出した場合)には、再び両面形成処理が許可される。
【0044】
3.実施形態の効果
上記実施形態には以下のような効果がある。
【0045】
(1)新たに厚さや用紙幅を検知する手段を付加せずに、用紙位置検知手段のみで、両面画像形成が可能か否かの判断ができるので、コストダウンに繋がる。
【0046】
(2)両面画像形成可能かを判断し、その検査に用いた用紙が、そのまま継続して画像形成に用いられるので、用紙を無駄にすることなく全て画像形成に使用できる。
【0047】
(3)両面画像形成可能かを判断し、その検査に用いた用紙が、そのまま継続して画像形成に用いられるので、一度の指示で簡便に画像形成を行う事ができる。
【0048】
(4)両面画像形成不可能であった場合、新たな用紙セットまで両面画像形成を禁止するので、何度も、同じ紙種にて両面画像形成の失敗を繰り返すことを防ぐことができる。
【0049】
4.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態においては、フラグFirstPap等を用いて、両面形成処理を許可するか否かの判定を行ったが、本発明は両面形成処理の許否決定のみならず、片面も含めた画像形成処理の許否決定にも適用できる。
【0050】
(2)上記実施形態においては、両面形成処理を行う最初の1枚目の用紙は予め用紙反転ロール15、両面モジュール2等を介して表裏が逆転する。ここで、用紙の表裏を厳密に区別する場合には、同一経路で用紙を再度搬送し、用紙面の向きを元に戻すとよい。
【0051】
(3)最初の1枚目の用紙について、予め用紙反転ロール15、両面モジュール2等を介して表裏が逆転した場合は、その最初の1枚目の用紙に対しては、第2ページの内容を最初に裏面に出力し、次にその表面に第1ページの内容を出力し、後続の用紙と面を揃えてもよい。
【0052】
(4)上記実施形態のエラー処理ルーチンにおいては、フラグFirstPapが“1”である場合に用紙詰まりが発生すると、対象トレイの用紙が交換されるまで両面形成処理を禁止したが、All Clearなどのキー操作、画像形成指示、又は電源断によって両面画像形成禁止状態を解除することもできる。
また、「両面画像形成禁止」状態になっている時に、続けて画像形成指示が行われた場合、両面画像形成禁止状態を解除することもできる。
【0053】
(5)また、「両面画像形成禁止」状態になっている時に、続けて画像形成指示が行われた場合、一度目の指示では画像形成を行わずに警告を表示し、再指示にて両面画像形成判断、両面画像形成を行うこともできる。
「両面画像形成禁止」状態になっている時に、続けて画像形成指示が行われた場合、所定の回数N回までは連続して両面画像形成を試み、N回を超過して時点で両面画像形成禁止状態にすることもできる。(Nは事前に設定する。Nは自然数とする)
【0054】
(6)上記実施形態においては、用紙センサの状態が所定状態になるまで「待機する」ステップ(S015,016,020,028等)において待機時間が所定の許容範囲内でなかった場合には、画像形成装置における各部の動作が停止された後、エラー処理が行われた。
【0055】
しかし、これらの待機時間の計測値が、許容範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、新たに用紙の再セットが行われるまでの間、両面画像形成を禁止することもできる。
【0056】
(7)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、用紙トレイの再セット(用紙トレイ3,3を匡体1から引き抜いた後、再度セットすること)が行われるまでの間、両面画像形成を禁止することもできる。
【0057】
(8)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、「両面画像形成禁止」状態になっている時に、All Clearなどのキー操作、画像形成指示、又は電源断によって両面画像形成禁止状態を解除することもできる。
【0058】
(9)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、「両面画像形成禁止」状態になっている時に、続けて画像形成指示が行われた場合、両面画像形成禁止状態を解除することもできる。
【0059】
(10)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、「両面画像形成禁止」状態になっている時に、続けて画像形成指示が行われた場合、一度目の出力指示では画像形成を行わずに警告を表示し、再度の出力指示にて両面画像形成判断、両面画像形成を行うこともできる。
【0060】
(11)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、、続けて画像形成指示が行われた場合、所定の回数N回までは連続して両面画像形成を試み、N回を超過して時点で、新たな用紙のセットがなされるまでの間、「両面画像形成禁止」状態にすることもできる。(Nは事前に設定する。Nは自然数とする)
【0061】
(12)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、新たな用紙のセットがなされるまでの間、JAMになる危険性を鑑みて用紙に画像形成を行わずに排出し、操作者の指示があるまで、「両面画像形成不可能」を示して、停止させることもできる。
【0062】
(13)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、新たな用紙のセットがなされるまでの間、JAMになる危険性を鑑みて「両面画像形成禁止」を示し、該用紙に両面画像形成を行わず、継続して片面画像形成を行うこともできる。
【0063】
(14)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、新たな用紙のセットがなされるまでの間、JAM検知用のタイマの値を変化させることにより、該紙種に対応することもできる。このように、JAMタイマ値を変化させてから、両面画像形成可否判断を行うことにより、JAM誤検知と両面画像形成不可能の誤検知をを防ぐことができる。
【0064】
(15)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、新たな用紙のセットがなされるまでの間、用紙間隔制御用のタイマの値を変化させることにより、該紙種に対応することもできる。このように、紙種により予定した時間より遅延して用紙が走行した場合、用紙間隔制御用のタイマ値を変化させてから、両面画像形成可否判断を行うので、JAM誤検知と両面画像形成不可能の誤検知を防ぐことができる。
【0065】
(16)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、新たな用紙のセットがなされるまでの間、JAM検知用のタイマの値を変化させ、再び両面画像形成可否判断部を実施して判断を行うことにより、該紙種に対応することもできる。
【0066】
(17)同様に待機時間の計測値が事前の予定範囲内に収まっておらず、かつJAMになるほど許容範囲との差が開いていなかった場合、新たな用紙のセットがなされるまでの間、用紙間隔制御用のタイマの値を変化させ、再び両面画像形成可否判断部を実施して判断を行うことにより、該紙種に対応することもできる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の用紙の検出タイミングに応じて、第2の用紙に対して所定の画像形成処理を行うか否かを判定する態様によれば、簡易かつ適切に、第2の用紙に対して所定の画像形成処理を行うか否かを判定することができる。また、第1の用紙に対する検出タイミングに応じて第2の用紙に対する許容範囲を設定する態様によれば、用紙搬送タイミングが遅延したとしても、一定の場合には用紙を使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の画像形成装置の正面図である。
【図2】 前記画像形成装置のコントローラ30のブロック図である。
【図3】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【図4】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【図5】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【図6】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【図7】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【図8】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【図9】 コントローラ30における制御プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 匡体
2 両面モジュール
3,3 用紙トレイ
4,4 フィードロール
6 搬送ロール
7 感光体ドラム
8 感光体クリーナ
9 帯電部
10 画像書込み部
11 トナー吸着部
12 転写部
13 定着部
14 ゲート
15 用紙反転ロール
16 排出トレイ
16,19 排出トレイ
17 ゲート
20 両面ゲート
21 多重手差しトレイ
22 フィードロール
23〜25 用紙センサ
26 レジゲート
30 コントローラ
31,32 用紙センサ
131 CPU
132 ROM
133 RAM
134 I/Oポート
135 画像回転部
136 時間計測部
137 タッチパネル

Claims (3)

  1. 用紙に画像形成を行う画像形成装置において、
    前記用紙の搬送経路に設けられ、当該搬送経路上を搬送される用紙を検出する複数のセンサと、
    用紙トレイにセットされた用紙のうち最初にその両面に画像が形成される第1の用紙が、前記搬送経路上の所定の2点間を画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数センサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えた場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行わないと判定する一方、前記搬送経路上の所定の2点間を前記第1の用紙が画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数のセンサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えない場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行うと判定し、さらに、当該第2の用紙に対する当該処理を行うと判定した場合には、前記搬送経路に前記第1の用紙を再度搬送させてから当該第1の用紙の両面に画像を形成させる処理を開始する判定手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙に画像形成を行う画像形成装置において、
    前記用紙の搬送経路に設けられ搬送された用紙を検出する複数のセンサと、
    用紙トレイにセットされた用紙のうち最初にその両面に画像が形成される第1の用紙が、前記搬送経路上の所定の2点間を画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数のセンサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えた場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行わないと判定する一方、前記搬送経路上の所定の2点間を前記第1の用紙が画像形成されることなく搬送されるのに要する時間として前記複数のセンサによって検出された時間が、所定の許容範囲を超えない場合には、前記第1の用紙に続いて搬送される第2の用紙に対してその両面に画像を形成する処理を行うと判定し、さらに、当該第2の用紙に対する当該処理を行うと判定した場合には、前記第1の用紙に対して第2ページの内容の画像を形成させてから前記搬送経路に当該第1の用紙を搬送させ、次いで、第1ページの内容の画像を当該第1の用紙に形成させる判定手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第1および第2の用紙を収納するトレイと、
    該トレイの抜き差し、または該トレイに収納された用紙の抜き差しによって前記判定手段における判定結果をクリアする初期化手段と
    を具備することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
JP07089799A 1999-03-16 1999-03-16 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4000707B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07089799A JP4000707B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07089799A JP4000707B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000267541A JP2000267541A (ja) 2000-09-29
JP4000707B2 true JP4000707B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=13444794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07089799A Expired - Fee Related JP4000707B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4000707B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5147152B2 (ja) * 2001-08-06 2013-02-20 キヤノン株式会社 両面印字装置
JP4647260B2 (ja) * 2004-07-30 2011-03-09 株式会社ニデック 眼科撮影装置システム
JP4775150B2 (ja) 2006-07-19 2011-09-21 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4962911B2 (ja) * 2007-05-07 2012-06-27 富士ゼロックス株式会社 搬送装置及び画像形成装置
JP5153919B2 (ja) * 2011-06-13 2013-02-27 キヤノン株式会社 両面印字装置
JP5230831B2 (ja) * 2012-04-02 2013-07-10 キヤノン株式会社 両面印字装置、両面印字方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000267541A (ja) 2000-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4752938B2 (ja) 記録媒体搬送方向切り換え機構、及びこれを備えた定着装置並びに画像形成装置
JP2007086423A (ja) 画像形成装置
JP4446002B2 (ja) 用紙搬送装置、これを備えた画像形成装置、用紙搬送方法、用紙搬送プログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4000707B2 (ja) 画像形成装置
JP2006082930A (ja) 画像形成装置及び用紙搬送方法
JP2005144927A (ja) 画像形成装置
JP5546145B2 (ja) 重送検知装置及び画像形成装置
JP4445979B2 (ja) 画像形成装置およびその再起動方法
JP4720628B2 (ja) 給紙装置
JP2005091739A (ja) 画像形成装置
JP4786502B2 (ja) 原稿読取り装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2006154192A (ja) 画像形成装置
JP6937552B2 (ja) 画像形成装置
JP2007333814A (ja) 画像形成装置
JP5120470B2 (ja) 給紙装置及び画像形成システム
CN114545748B (zh) 输送装置和图像形成装置
JP5787658B2 (ja) 画像形成システム
JP2585097B2 (ja) 画像形成装置
JP2000203732A5 (ja)
JP2009007108A (ja) 排紙装置、後処理装置、及び画像形成装置
JPH04353872A (ja) 画像形成装置
JPS6047910A (ja) 被搬送体のサイズ検出装置
JPS6077048A (ja) プリンタ装置
JP2000203732A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2006151564A (ja) シート搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees