JP4000462B2 - 記録装置および方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、書き換え型記録媒体の各記録領域に対する書き換え回数が均等になるようにした記録装置および方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ランダムアクセス可能な記録媒体(例えば、光ディスク)は、その記録密度の高密度化に伴い、放送を含む多くの分野で、利用されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、光ディスクに対する書き換え回数は、1000回程度が上限とされている。すなわち光ディスクの特定の場所に偏って書き換えが行われると、その場所だけ書き込み回数が上限に達し、その後、その場所への書き込みができなくなる。このように所定の場所への書き込みができなくなるということは、光ディスク上に連続する大きな記録領域を確保しにくくなることを意味し、その結果、例えば、シークに時間がかかるなど、記録再生処理に不都合が生じるようになる。
【0004】
なお、光ディスク等を記録媒体とする従来の記録装置では、光ディスク上に形成されている空き領域の場所や大きさ等の情報(以下、空き領域データと称する)が、データの書き込みまたは削除に応じて更新され、所定のタイミングで光ディスクに書き戻されるが、その空き領域データに基づいて、記録媒体に対する書き込み回数を均等にするようにはなされていない。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ランダムアクセス可能な記録媒体に対する書き込み回数を均等にすることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録装置は、記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番を決定する決定手段と、決定手段により決定された順番で、空き領域に、入力データを書き込む書き込み手段と、書き込み手段による入力データの書き込みに先だって、記録媒体に存在する空き領域を、第1のキューに登録するとともに、書き込み手段により、第1のキューに登録されている空き領域に対する入力データの書き込みがなされたとき、入力データが書き込まれた空き領域を第1のキューから削除し、データ削除により形成された空き領域を、第2のキューに登録する登録手段と、第1のキューが空になったとき、第2のキューに登録されている空き領域を、第1のキューに移動する移動手段とを備え、書き込み手段は、第1のキューに登録されている空き領域に、決定手段により決定された順番で、入力データを書き込み、登録手段は、データ削除により形成された空き領域と、データが削除される直前に書き込み手段により入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、データ削除により形成された空き領域を第1のキューまたは第2のキューに登録することを特徴とする。
【0008】
決定手段は、記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、第1のキューに登録された入力データが書き込まれる空き領域の順番を決定し、移動手段は、第1のキューが空になったとき、その順番を保持したまま、第2のキューに登録されている空き領域を、第1のキューに移動することができる。
【0009】
書き込み手段は、第1のキューおよび第2のキューを、記録媒体に書き込むことができる。
【0010】
記録装置が起動するとき、記録媒体に記録された第1のキューおよび第2のキューを読み出す読み出し手段とをさらに設け、書き込み手段には、読み出し手段により読み出された第1のキューに登録されている空き領域に、決定手段により決定された順番で、入力データを書き込ませることができる。
【0011】
順番を、空き領域のアドレスの順番、または空き領域の大きさの順番とすることができる。
【0012】
順番を、空き領域のアドレスの順番とし、登録手段には、データ削除により形成された空き領域と、データが削除される直前に書き込み手段により入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、データ削除により形成された空き領域を第1のキューまたは第2のキューに登録させることができる。
【0013】
書き込み手段は、入力データを書き込んだ領域の位置を示す位置情報を、記録媒体に書き込むことができる。
【0014】
記録装置が起動するとき、記録媒体に記録された位置情報を読み出す読み出し手段とをさらに設け、登録手段には、記録媒体に存在する空き領域を、空き領域の位置と、読み出し手段により読み出された位置情報が示す位置との関係に基づいて、第1のキューまたは第2のキューに登録させることができる。
【0015】
本発明の記録方法は、記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番を決定する決定ステップと、決定ステップの処理で決定された順番で、空き領域に、入力データを書き込む書き込みステップと、書き込みステップの処理での入力データの書き込みに先だって、記録媒体に存在する空き領域を、第1のキューに登録するとともに、書き込みステップの処理で、第1のキューに登録されている空き領域に対する入力データの書き込みがなされたとき、入力データが書き込まれた空き領域を第1のキューから削除し、データ削除により形成された空き領域を、第2のキューに登録する登録ステップと、第1のキューが空になったとき、第2のキューに登録されている空き領域を、第1のキューに移動する移動ステップとを含み、書き込みステップは、第1のキューに登録されている空き領域に、決定ステップにより決定された順番で、入力データを書き込み、登録ステップは、データ削除により形成された空き領域と、データが削除される直前に書き込み手段により入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、データ削除により形成された空き領域を第1のキューまたは第2のキューに登録することを特徴とする。
【0017】
記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるような、記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番の決定を制御する決定制御ステップと、決定ステップの処理で決定された順番での、空き領域に対する、入力データの書き込みを制御する書き込み制御ステップと、書き込み制御ステップの処理での入力データの書き込みに先だっての、記録媒体に存在する空き領域の、第1のキューへの登録を制御するとともに、書き込み制御ステップの処理で、第1のキューに登録されている空き領域に対する入力データの書き込みがなされたときの、入力データが書き込まれた空き領域の第1のキューからの削除と、データ削除により形成された空き領域の、第2のキューへの登録を制御する登録制御ステップと、第1のキューが空になったときの、第2のキューに登録されている空き領域の、第1のキューへの移動を制御する移動制御ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるとともに、書き込み制御ステップでは、第1のキューに登録されている空き領域に、決定制御ステップにより決定された順番での、入力データの書き込みを制御し、登録制御ステップでは、データ削除により形成された空き領域と、データが削除される直前に書き込み手段により入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、データ削除により形成された空き領域を第1のキューまたは第2のキューへの登録を制御することを特徴とする。
【0019】
本発明の記録装置および方法、並びにプログラムにおいては、記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番が決定され、決定された順番で、空き領域に、入力データが書き込まれる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した記録装置1の構成例を示している。
【0021】
記録装置1は、光ディスク2にデータを記録したり、光ディスク2に記録されているデータを削除するなどの編集処理を行う。
【0022】
記録装置1は、図1に示すように、入力データ処理部11乃至制御部16より構成されている。
【0023】
入力データ処理部11は、ビデオ/オーディオインタフェース、エンコーダ、およびバッファメモリ等から構成され、例えば、図示せぬ撮像装置から入力された画像信号またはマイクロフォンから入力された音声信号にエンコード処理や音声処理を施し、その結果得られたデータを、制御部16を介して、ドライブ15に供給する。
【0024】
記憶部12は、制御部16が行う編集処理において必要なデータを記憶したり、記憶しているデータを制御部16に供給する。
【0025】
操作部13は、所定の指令を制御部16に入力するとき、ユーザにより適宜操作される。表示部14は、制御部16から供給されたデータに対応するメッセージや画像を表示する。
【0026】
ドライブ15は、制御部16を介して入力された、入力データ処理部11からの入力データを、光ディスク2に記録したり、光ディスク2に記録されているデータを削除する処理を行う。
【0027】
制御部16は、各部を制御する。
【0028】
記録装置1における編集処理の概略を、図2のフローチャートを参照して説明する。なおここでは、簡単のために、図2のフローチャートに示す順番に従って各処理を説明するが、ステップS1における起動処理、ステップS3におけるデータ記録処理、およびステップS5におけるデータ削除処理は、それぞれ独立して行うようにすることもできるし、他の装置で行われるようにすることもできる。
【0029】
ステップS1において、制御部16は、例えば、電源が投入等されたとき、記録装置1を起動する処理を行う。ここでの処理の詳細は、図3のフローチャートを参照して後述する。
【0030】
次に、ステップS2において、制御部16は、操作部13から、データの記録が要求されたか否かを判定し、データの記録が要求されたと判定した場合、ステップS3に進み、ドライブ15を制御して、入力データ処理部11より入力されたデータを光ディスク2に記録させる。ここでの処理の詳細は、図7のフローチャートを参照して後述する。
【0031】
ステップS2で、データの記録が要求されていないと判定されたとき、またはステップS3でデータが記録されたとき、ステップS4に進み、制御部16は、操作部13から、データの削除が要求されたか否かを判定し、データの削除が要求されたと判定した場合、ステップS5に進み、要求されたデータを削除する。ここでの処理の詳細は、図8のフローチャートを参照して後述する。
【0032】
ステップS4で、データの削除が要求されなかったと判定されたとき、またはステップS5で、データが削除されたとき、ステップS6に進み、制御部16は、編集終了が要求されたか否かを判定し、その要求があったと判定した場合、ステップS7に進む。例えば、光ディスク2が取り出された場合、編集終了が要求されたものとして、ステップS7に進む。
【0033】
ステップS7において、制御部16は、ドライブ15を制御して、空き領域データ(従来の記録装置において利用されている、空き領域の大きさや場所等の情報)とともに、ステップS1,S3,S5の処理で作成された空き領域書換管理データを、光ディスク2に記録させる。
【0034】
なお、ステップS7の処理は、光ディスク2が取り出されるとき、または電源がオフされたときに行われるようにすることもできる。
【0035】
その後、処理は終了する。
【0036】
次に、図3のフローチャートを参照して、図2のステップS1における起動処理を説明する。
【0037】
ステップS11において、制御部16は、図4に示すように、カレントキュー101、ネクストキュー102、書き込み回数の欄103、および記録開始位置の欄104を、記憶部12上に作成する。なお、作成されたカレントキュー101乃至記録開始位置の欄104は、空の状態とされている。
【0038】
次に、ステップS12において、制御部16は、光ディスク2に空き領域書換管理データが記録されているか否かを判定し、記録されていないと判定した場合、ステップS13に進む。記録装置1により、データの書き込みや削除(編集処理)が行われていない光ディスク2(すなわち、図2のステップS7で、空き領域書換管理データが記録されていない光ディスク2)には、空き領域書換管理データが記録されていないので、そのような光ディスク2が装着されたとき、ステップS13に進む。
【0039】
ステップS13において、制御部16は、光ディスク2に空き領域データが記録されているか否かを判定し、空き領域データが記録されていないと判定した場合、ステップS14に進む。出荷時のままの状態で、記録装置1や従来の記録装置により、データの書き込みや削除がまだなされていない光ディスク2には、空き領域データも記録されていないので、そのような光ディスク2が装着されたとき、ステップS14に進む。
【0040】
ステップS14において、制御部16は、記憶部12に作成したカレントキュー101に、装着時の光ディスク2に存在するすべての空き領域の領域情報(この例の場合、空き領域の領域開始位置および大きさ)を、空き領域のアドレス上の位置の順に設定する。
【0041】
例えば、光ディスク2に、図5に示すように、空き領域A乃至空き領域Dが存在する場合、カレントキュー101には、図6に示すように、空き領域A乃至空き領域Dの領域先頭位置、およびその大きさが、領域先頭位置の順に設定される。ここで空き領域の位置は、例えば、論理セクタ番号のブロック毎の順番を表す論理ブロック番号で表され、その大きさは、空き領域に属するブロック数で表される。
【0042】
なお、以下において、適宜、このように領域情報が設定されることを、空き領域が登録される、と記載する。
【0043】
次に、ステップS15において、制御部16は、図6に示すように、記憶部12に作成された書き込み回数の欄103に1を初期設定し、ステップS16において、記録開始位置の欄104に、光ディスク2の先頭位置(位置00000)を初期設定する。図5中、上向きの矢印は、記録開始位置を表している。他の図においても同様である。
【0044】
ステップS13で、空き領域データが記録されていると判定された場合、ステップS17に進み、制御部16は、空き領域データに示される空き領域の領域情報を、空き領域のアドレス上の位置の順に、記憶部12のカレントキュー101に登録する。その後、処理は、ステップS15に進む。
【0045】
ステップS12で、空き領域書換管理データが記録されていると判定された場合、ステップS18に進む。なお、空き領域書換管理データとは、結局、図6に示したようなカレントキュー101乃至記録開始位置の欄104のそれぞれに設定されているデータ全体をいい、このデータは、編集処理がなされた光ディスク2に、ステップS7で記録される。
【0046】
ステップS18において、制御部16は、その空き領域書換管理データに含まれる、カレントキュー101に登録されていた空き領域(その領域情報)を、記憶部12に生成したカレントキュー101に登録し、空き領域書換管理データに含まれる、ネクストキュー102に登録されていた空き領域を、記憶部12に生成したネクストキュー102に登録する。そしてステップS19において、制御部16は、空き領域書換管理データに含まれる、書き込み回数の欄103に設定されていた値を、記憶部12に生成した書き込み回数の欄103に設定し、ステップS20において、空き領域書換管理データに含まれる、記録開始位置の欄104に設定されていた値を、記憶部12の記録開始位置の欄104に設定する。
【0047】
すなわち、ステップS18乃至ステップS20の処理により、光ディスク2に空き領域書換管理データが、記憶部12に読み込まれる。
【0048】
ステップS16またはステップS20で、記録開始位置の欄104に所定の値が設定されたとき、処理は、図2のステップS2に進む。
【0049】
次に、図2のステップS3におけるデータ記録処理を、図7のフローチャートを参照して、図2のステップS5におけるデータ削除処理を、図8を参照して説明するが、はじめにそれぞれのフローチャートに従ってその概略を説明し、その後、具体例に基づいて再度説明する。
【0050】
はじめにデータ記録処理を説明する。すなわち図7のステップS31において、制御部16は、図3のステップS14、ステップS17、またはステップS18で、記憶部12に生成されたカレントキュー101に空き領域が登録されているか否かを判定し、空き領域が登録されていると判定した場合、ステップS32に進み、カレントキュー101に登録されている空き領域のうち、アドレス上最も前方に位置する(光ディスク2の先頭に最も近い)空き領域を、データを書き込む領域に決定する。
【0051】
次に、ステップS33において、制御部16は、ドライブ15を制御して、光ディスク2上の、ステップS32で決定した空き領域に、入力データ処理部11により入力されたデータを記録させる。
【0052】
ステップS34において、制御部16は、データが書き込まれた空き領域の領域情報を、書き込まれたデータ量に応じて変更する。具体的には、領域開始位置と大きさが、データが書き込まれた後に形成された空き領域のものを示すように変更される。
【0053】
ステップS35において、制御部16は、記録すべきデータのすべてが光ディスク2に記録されたか否かを判定し、記録すべきデータがまだ記録されずに残っていると判定した場合、ステップS31に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0054】
ステップS35で、記録すべきデータがすべて記録されたと判定された場合、ステップS36に進み、制御部16は、記憶部12の記録開始位置の欄104の記録開始位置を、データの書き込み終了位置(ステップS33の処理で最後のデータが書き込まれた場所の位置)に変更する。
【0055】
ステップS31で、カレントキュー101に空き領域が登録されていないと判定された場合、ステップS37に進み、制御部16は、記憶部12の書き込み回数の欄103の書き込み回数を1だけインクリメントするとともに、ステップS38において、記録開始位置の欄104の記録開始位置を、光ディスク2の先頭(位置00000)に戻す。
【0056】
次に、ステップS39において、制御部16は、ネクストキュー102に登録されている空き領域をカレントキュー101に移す。ネクストキュー102は、その結果空になる。
【0057】
ステップS40において、制御部16は、カレントキュー101に空き領域が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合、ステップS32に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0058】
ステップS40で、カレントキュー101に空き領域が登録されていないと判定された場合、ステップS41に進み、制御部16は、表示部14を制御して、記録不可を示すエラーメッセージを表示させる。
【0059】
ステップS36で、記録開始位置の欄104の記録開始位置が変更されたとき、またはステップS41でエラーメッセージが表示されたとき、処理は、図2のステップS4に進む。
【0060】
次に、図2のステップS5のデータ削除処理を、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0061】
ステップS51において、制御部16は、ドライブ15を制御して、例えば、操作部13による操作により指定されたデータを光ディスク2から削除する。
【0062】
なおここで削除には、データが実際に削除されることの他、データが削除されたものとして取り扱われるようになったことも含む。
【0063】
次に、ステップS52において、制御部16は、ステップS51でデータが削除された領域(空き領域となった領域)(または、データが削除されたものとされた領域)が、記憶部12の記録開始位置の欄104の記録開始位置より前方にあるか否かを判定し、前方にあると判定した場合、ステップS53に進み、データが削除された領域(空き領域)を、ネクストキュー102に登録する。なおこのときネクストキュー102に設定されている空き領域情報は、領域先頭位置の順番でソートされる。
【0064】
ステップS54において、制御部16は、ネクストキュー102内に、隣接する空き領域が登録されているか否かを判定し、そのような空き領域が登録されていると判定した場合、ステップS55に進み、それらの領域情報を統合する。
【0065】
ステップS54で、隣接する空き領域が登録されていないと判定された場合、またはステップS55で領域情報が統合された場合、処理は、図2のステップS6に進む。
【0066】
ステップS52で、データが削除された領域は、記録開始位置の欄104の記録開始位置より前方ではない(後方である)と判定された場合、ステップS56に進み、制御部16は、データが削除された領域(空き領域)を、カレントキュー101に登録する。なおこのときカレントキュー101に設定された領域情報は、領域先頭位置の順番でソートされる。
【0067】
ステップS57において、制御部16は、カレントキュー101内に、隣接する空き領域が登録されているか否かを判定し、そのような空き領域が登録されていると判定した場合、ステップS58に進み、それらの領域情報を統合する。
【0068】
ステップS57で、隣接する空き領域が登録されてないと判定されたとき、またはステップS58で、隣接する空き領域の領域情報が統合されたとき、処理は、図2のステップS6に進む。
【0069】
次に、具体例に基づいてデータ記録処理(図2のステップS3(図7))およびデータ削除処理(ステップS5(図8))を再度説明する。
【0070】
はじめに、図5に示すような空き領域を有する光ディスク2に大きさ4000のデータを記録するものとする。
【0071】
この場合、記憶部12には、図6に示すような、カレントキュー101、ネクストキュー102、書き込み回数の欄103、および記録開始位置の欄104が記憶部12に記憶されているので、図7のステップS31で、YESの判定がなされ、ステップS32に進み、カレントキュー101に登録されている空き領域のうち、アドレス上最も前方に位置する空き領域Aが、データが書き込まれる領域に決定される。ステップS33で、図9に示すように、大きさ4000のデータが、空き領域Aの先頭(位置01000)から書き込まれる。そしてステップS34で、図10に示すように、大きさ4000のデータが書き込まれた空き領域Aの領域情報が、「領域先頭位置=05000,大きさ=3000」に変更される。なおこのように領域情報が変更された空き領域Aを空き領域A’と称する。
【0072】
ステップS35で、記録すべき大きさ4000のデータは、すべて空き領域Aに書き込まれたので、YESの判定がなされ、ステップS36に進む。ステップS36で、記録開始位置の欄104の記録開始位置が、図10に示すように、位置05000に変更された後、処理は、図2のステップS4に進む。
【0073】
続けて大きさ7000のデータを記録するものとする。この場合、ステップS31で、カレントキュー101(図10)には空き領域A’乃至Dが登録されているので、YESの判定がされ、ステップS32に進み、空き領域A’が、データが書き込まれる領域に決定される。ステップS33で、大きさ7000のデータのうち、大きさ3000のデータが、空き領域A’に書き込まれる。そしてステップS34で、図11に示すように、大きさ3000のデータが書き込まれた空き領域A’の領域情報が、カレントキュー101から削除される。
【0074】
ステップS35で、記録すべきデータがまだ残っている(大きさ4000のデータがまだ残っている)と判定され、ステップS31を介して再びステップS32に進む。
【0075】
ステップS32で、今度は、空き領域B(図11)が、データが書き込まれる領域に決定され、ステップS33で、残りの大きさ4000のデータが、図12に示すように、空き領域Bの先頭(位置10000)から書き込まれる。そして、ステップS34で、図13に示すように、大きさ4000のデータが書き込まれた空き領域Bの領域情報が、「領域先頭位置=14000,大きさ=5000」に変更される。なおこのように領域情報が変更された空き領域Bを空き領域B’と称する。
【0076】
ステップS35で、記録すべき大きさ7000のすべてが記録されたと判定され、ステップS36に進む。ステップS36で、記録開始位置の欄104の記録開始位置が、図13に示すように、位置14000に変更された後、処理は、図2のステップS4に進む。
【0077】
次に、図12に示したようにデータが記録されている光ディスク2の位置26000から大きさ2000のデータを削除するものとする。なおこのとき記憶部12には、図13に示したような、カレントキュー101、ネクストキュー102、書き込み回数の欄103、および記録開始位置の欄104が記憶されている。
【0078】
この場合、図8のステップS51で、図14に示すように、位置26000から大きさ2000のデータが削除される。ステップS52で、データが削除された領域(空き領域E)は、記録開始位置の欄104の記録開始位置(位置14000)(図14中、上向きの矢印で示されている位置)の前方にないので(後方にあるので)、NOの判定がなされ、ステップS56に進む。
【0079】
ステップS56で、図15に示すように、空き領域Eがカレントキュー101に登録される。なお、領域情報は、領域先頭位置の順番でソートされるので、空き領域Eの領域情報「領域先頭位置=26000,大きさ=2000」は空き領域Cの領域情報と空き領域Dの領域情報の間に設定される。
【0080】
ステップS57で、いまの場合、カレントキュー101に登録されている空き領域Cおよび空き領域Eが隣接しているので、YESの判定がなされ、ステップS58に進み、図16および図17に示すように、空き領域Cの領域情報と空き領域Eの領域情報が、空き領域Fの領域情報として統合される。その後、処理は、図2のステップS6に進む。
【0081】
続けて、位置01000から大きさ4000のデータを削除するものとする。この場合、ステップS51で、図18に示すように、そのデータが削除されると、ステップS52で、データが削除された領域(空き領域G)は、記録開始位置の欄104の記録開始位置(位置14000)の前方にあるので、YESの判定がなされ、ステップS53で、図19に示すように、空き領域Gが、ネクストキュー102に登録される。
【0082】
ステップS54で、いまの場合、ネクストキュー102には、隣接する空き領域が登録されていないので、NOの判定がなされ、処理は、図2のステップS6に進む。
【0083】
さらに続けて、位置12000から大きさ2000のデータを削除するものとする。ステップS51で、図20に示すように、そのデータが削除されると、ステップS52で、データが削除された領域(空き領域H)は、記録開始位置の欄104の記録開始位置(位置14000)の前方にあるので、YESの判定がなされ、ステップS53に進む。
【0084】
ステップS53で、図21に示すように、空き領域Hがネクストキュー102に登録される。領域情報は、領域先頭位置の順番でソートされるので、空き領域Hの領域情報「領域先頭位置=12000,大きさ=2000」は空き領域Gの領域情報の次に設定される。
【0085】
ステップS54で、ネクストキュー102に登録されている空き領域Gと空き領域Hは隣接していないので、NOの判定がなされ、処理は、図2のステップS6に進む。なお、図20上では、空き領域Hと空き領域B’は隣接しているが、空き領域Hはネクストキュー102に登録され、空き領域B’はカレントキュー101に設定されているので、それらが統合されることはない。
【0086】
今度は、図20に示したようにデータが記録されている光ディスク2に対して、データの記録を繰り返し(図7のステップS31乃至ステップS36の処理が繰り返し行われ)、図22に示すように、記録開始位置の欄104の記録開始位置(位置39000)以降に空き領域が存在しなくなったときに、さらにデータを記録するものとする。
【0087】
なお、このとき記憶部12には、この図23に示すような、カレントキュー101、ネクストキュー102、書き込み回数の欄103、および記録開始位置の欄104が記憶部12に記憶されている。
【0088】
この場合、図7のステップS31で、カレントキュー101が空になったときにNOの判定がなされ、ステップS37に進み、図24に示すように、書き込み回数の欄103の書き込み回数が1だけインクリメントされて2となり、ステップS38で、記録開始位置の欄104の記録開始位置が、図24に示すように、光ディスク2の先頭(位置00000)に戻される(図25)。
【0089】
ステップS39で、ネクストキュー102(図24)に登録されている空き領域G,Hの領域情報が、図26に示すようにカレントキュー101に移される。そのため、ステップS40で、YESの判定がなされ、ステップS32に進む。
【0090】
ステップS32で、空き領域Gが、データが書き込まれる領域に決定され、ステップS33で、空き領域Gにデータが書き込まれる。
【0091】
さらにデータの記録が行われ、図27に示すように、カレントキュー101が再び空になったときにおいて(光ディスク2が、図28に示すようにデータが記録されたときにおいて)、さらにデータを記録するものとする。なお、このとき記録開始位置の欄104の記録開始位置は、位置14000となっている。
【0092】
この場合、ステップS31で、カレントキュー101には空き領域が登録されていないので、NOの判定がされ、ステップS37に進み、図29に示すように、書き込み回数の欄103の書き込み回数が1だけインクリメントされて3となり、ステップS38で、記録開始位置の欄104の記録開始位置が、図29に示すように、光ディスク2の先頭(位置00000)に戻される(図30)。
【0093】
ステップS39で、ネクストキュー102に登録されている空き領域がカレントキュー101に移される。この場合、図29に示すように、ネクストキュー102は空となっているので、結局、カレントキュー101には空き領域が登録されない。すなわち、ステップS40で、NOの判定がなされ、ステップS41において、記録不可を示すエラーメッセージが表示部14に表示される。
【0094】
以上のようにしてデータ記録およびデータ削除を制御することにより、例えば、図20の例のように、位置12000乃至位置14000のデータが削除された場合、その領域(空き領域H)に対しては、空き領域B’、空き領域F、および空き領域D、そして空き領域Gへの書き込みが行われた後でなければ、書き込みがなされないので、空き領域H(一定の場所)に対する書き込みの繰り返しを防止することができる。すなわち光ディスク2の各記録領域に対する書き換え回数を均等にすることができる。
【0095】
また、光ディスク2の各セクタの書き換え回数を管理することで、各セクタへのデータの書き換え回数を均等にすることも考えられるが、100万個のセクタの書き換え回数をそれぞれ2バイトでカウントすると、約2MBの記憶容量が必要となり、またカウントした書き換え回数に基づいて書き換え場所を決定するには、複雑な計算が必要となり決定までに時間がかかるので、このようにして書き換え回数を均等にすることは現実的ではない。
【0096】
これに対して本発明では、記憶するデータは、カレントキュー101乃至記録開始位置の欄104のデータだけであるとともに、書き換え場所は、カレントキュー101に登録されている空き領域の位置に基づいて決定されるので、複雑な計算を必要としない。
【0097】
また、以上においては、起動時において、図3に示すように、その空き領域書換管理データが記録されているとき(ステップS12)、カレントキュー101またはネクストキュー102には、空き領域書換管理データに示される空き領域が登録されたが(ステップS18)、空き領域書換管理データのうちの記録開始位置の欄104に設定されていたデータ(記録開始位置)に基づいて、いま光ディスク2に存在する空き領域を、カレントキュー101またはネクストキュー102に振り分けて登録することもできる。
【0098】
この例の場合の起動処理を、図31のフローチャートを参照して説明する。
【0099】
ステップS61において、制御部16は、図4に示すように、カレントキュー101、ネクストキュー102、書き込み回数の欄103、および記録開始位置の欄104を、記憶部12上に作成する。
【0100】
次に、ステップS62において、制御部16は、光ディスク2に空き領域書換管理データとして記録開始位置が記録されているか否かを判定し、記録されていると判定した場合、ステップS68に進み、その記録開始位置を読み出すとともに、装着時の光ディスク2に存在する空き領域のうち、読み出した記録開始位置より後方に位置する空き領域を、カレントキュー101に登録し、その前方に位置する空き領域を、ネクストキュー102に登録する。
【0101】
次に、ステップS69において、制御部16は、書き込み回数の欄103を1に初期設定し、ステップS70において、記録開始位置の欄104に、ステップS68で読み出した記録開始位置を設定する。
【0102】
ステップS63乃至ステップS67においては、図3のステップS13乃至ステップS17における場合と同様の処理が行われるので、その説明を省略する。
【0103】
さらに、以上においては、空き領域の位置を基準に、データを書き込む領域を決定したが、空き領域の大きさを基準に、データを書き込む領域を決定することもできる。以下において、この場合における図2のステップS1における起動処理、ステップS3におけるデータ記録処理、およびステップS5におけるデータ削除処理を説明する。
【0104】
はじめに、起動処理を、図32のフローチャートを参照して説明する。
【0105】
ステップS81において、制御部16は、図33に示すように、カレントキュー101、ネクストキュー102、および書き込み回数の欄103を、記憶部12上に作成する(記録開始位置の欄は設けられない)。なお、作成されたカレントキュー101乃至書き込み回数の欄103は、空の状態とされている。
【0106】
ステップS82,83においては、図3のステップS12,S13における場合と同様の処理が行われるので、その説明は省略する。
【0107】
ステップS83で、光ディスク2に空き領域データが記録されていないと判定された場合、ステップS84において、制御部16は、記憶部12に作成したカレントキュー101に、装着時の光ディスク2に存在するすべての空き領域の領域情報(空き領域の領域開始位置および大きさ)を、空き領域の大きさの順に設定する。
【0108】
例えば、光ディスク2に、図5に示したように、空き領域A乃至空き領域Dが存在する場合、カレントキュー101には、図33に示すように、空き領域B乃至空き領域Cの領域先頭位置およびその大きさが、大きさの順に設定される。なお、大きさが同じである場合、領域先頭位置の順に従う。
【0109】
次に、ステップS85において、制御部16は、図33に示すように、記憶部12に作成された書き込み回数の欄103に1を初期設定する。
【0110】
ステップS83で、空き領域データが記録されていると判定された場合、ステップS86に進み、制御部16は、空き領域データに示される空き領域の領域情報を、空き領域の大きさの順に、記憶部12のカレントキュー101に登録する。その後処理は、ステップS85に進む。
【0111】
ステップS82で、空き領域書換管理データが記録されていると判定された場合、ステップS87に進む。なお、ここでの空き領域書換管理データとは、結局、図33に示したようなカレントキュー101乃至書き込み回数の欄103のそれぞれに設定されているデータ全体をいい、このデータは、編集処理がなされた光ディスク2に、ステップS7で記録される。
【0112】
ステップS87において、制御部16は、その空き領域書換管理データに含まれる、カレントキュー101に登録されていた空き領域(その領域情報)を、記憶部12に生成したカレントキュー101に登録し、空き領域書換管理データに含まれる、ネクストキュー102に登録されていた空き領域を、記憶部12に生成したネクストキュー102に登録する。そしてステップS88において、制御部16は、空き領域書換管理データに含まれる、書き込み回数の欄103に設定されていた値を、記憶部12に生成した書き込み回数の欄103に設定する。
【0113】
ステップS85またはステップS88で、書き込み回数の欄103に所定の値が設定されたとき、処理は、図2のステップS2に進む。
【0114】
次に、この例におけるデータ記録処理(図2のステップS3)を、図34のフローチャートを参照して説明する。
【0115】
ステップS91において、制御部16は、図32のステップS84、ステップS86、またはステップS87で、記憶部12に生成されたカレントキュー101に空き領域が登録されているか否かを判定し、空き領域が登録されていると判定した場合、ステップS92に進み、登録されている空き領域のうち、大きさが最も大きい空き領域を、データを書き込む領域に決定する。
【0116】
次に、ステップS93において、制御部16は、ドライブ15を制御して、光ディスク2上の、ステップS92で決定した空き領域に、入力データ処理部11により入力されたデータを記録させる。
【0117】
ステップS94において、制御部16は、データが書き込まれた空き領域の領域情報を、書き込まれたデータ量に応じて変更する。
【0118】
次に、ステップS95において、制御部16は、記録すべきデータのすべてが光ディスク2に記録されたか否かを判定し、記録すべきデータがまだ記録されずに残っていると判定した場合、ステップS91に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0119】
ステップS91で、カレントキュー101に空き領域が登録されていないと判定された場合、ステップS96に進み、制御部16は、記憶部12の書き込み回数の欄103の書き込み回数を1だけインクリメントする。
【0120】
次に、ステップS97において、制御部16は、ネクストキュー102に登録されている空き領域をカレントキュー101に移す。その結果、ネクストキュー102は空になる。
【0121】
ステップS98において、制御部16は、カレントキュー101に空き領域が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合、ステップS92に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0122】
ステップS98で、カレントキュー101に空き領域が登録されていないと判定された場合、ステップS99に進み、制御部16は、表示部14を制御して、記録不可を示すエラーメッセージを表示させる。
【0123】
ステップS95で、記録すべきデータがすべて記録されたと判定されたとき、またはステップS99でエラーメッセージが表示されたとき、処理は、図2のステップS4に進む。
【0124】
次に、この例におけるデータ削除処理(図2のステップS5)を、図35のフローチャートを参照して説明する。
【0125】
ステップS101において、制御部16は、ドライブ15を制御して、例えば、操作部13による操作により指定されたデータを光ディスク2から削除する。
【0126】
ステップS102において、制御部16は、ステップS101でデータが削除された領域(空き領域となった領域)を、ネクストキュー102に登録する。
【0127】
ステップS103において、制御部16は、ネクストキュー102内に、隣接する空き領域が登録されているか否かを判定し、そのような空き領域が登録されていると判定した場合、ステップS104に進み、それらの領域情報を統合する。
【0128】
ステップS103で、隣接する空き領域が登録されていないと判定された場合またはステップS104で、空き領域の領域情報が統合された場合、処理は、図2のステップS6に進む。
【0129】
次に具体例に基づいてデータ記録処理(図34)およびデータ削除処理(図35)を再度説明する。
【0130】
はじめに、図5に示すような空き領域を有する光ディスク2に大きさ4000のデータを記録するものとする。
【0131】
この場合、記憶部12には、図33に示すような、カレントキュー101、ネクストキュー102、および書き込み回数の欄103が記憶されているので、図34のステップS91で、YESの判定がなされ、ステップS92に進み、カレントキュー101に登録されている空き領域のうち、最も大きい空き領域Bが、データが書き込まれる領域に決定される。ステップS93で、図36に示すように、大きさ4000のデータが、空き領域Bの先頭(位置10000)から書き込まれる。そしてステップS94で、図37に示すように、大きさ4000のデータが書き込まれた空き領域Bの領域情報が、「領域先頭位置=14000,大きさ=5000」に変更される。なお、このように領域情報が変更された空き領域Bを空き領域B’’と称する。カレントキュー101に設定された領域情報は、大きさの順にソートされるので、空き領域B’’の領域情報は、最後に設定される。
【0132】
ステップS95で、記録すべき大きさ4000のデータは、すべて空き領域Bに書き込まれたので、YESの判定がなされ、処理は、図2のステップS4に進む。
【0133】
続けて大きさ9000のデータを記録するものとする。この場合、ステップS91で、カレントキュー101(図37)には空き領域D乃至B’’が登録されているので、YESの判定がなされ、ステップS92に進み、大きさが最も大きい空き領域Dが、データが書き込まれる領域に決定される。ステップS93で、大きさ9000のデータが、図38に示すように、その空き領域Dの先頭(位置30000)から書き込まれる。そしてステップS94で、大きさ9000のデータが書き込まれた空き領域Dの領域情報が、図39に示すように、カレントキュー101から削除される。
【0134】
ステップS95で、記録すべき大きさ9000のデータのすべてが、空き領域Dに記録されたので、YESの判定がなされ、処理は、図2のステップS4に進む。
【0135】
次に、上述したように空き領域Dに記録された大きさ9000のデータ(図38)を削除するものとする。
【0136】
この場合、図35のステップS101で、図40に示すように、そのデータが削除されると、ステップS102で、データが削除された領域(空き領域E)が、図41に示すように、ネクストキュー102に登録される。
【0137】
ステップS103で、いまの場合、ネクストキュー102には隣接する空き領域が登録されていないので、NOの判定がなされ、処理は、図2のステップS6に進む。
【0138】
以上のようにしてデータ記録処理およびデータ削除処理を制御することにより、例えば、図40の例のように、位置30000乃至位置39000のデータが削除された場合、その領域(空き領域E)は、空き領域A、空き領域C、そして空き領域B’’への書き込みが行われた後でなければ(図41)、書き込みがなされないので、空き領域E(一定の場所)に対する書き込みの繰り返しを防止することができる。すなわち光ディスク2の各記録領域における書き換え回数を均等にすることができる。
【0139】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実現させることもできるが、ソフトウエアにより実現させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実現する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムがコンピュータにインストールされ、そのプログラムがコンピュータで実行されることより、上述した記録装置1が機能的に実現される。
【0140】
図42は、上述のような記録装置1として機能するコンピュータ501の一実施の形態の構成を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)511にはバス515を介して入出力インタフェース516が接続されており、CPU511は、入出力インタフェース516を介して、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力部518から指令が入力されると、例えば、ROM(Read Only Memory)512、ハードディスク514、またはドライブ520に装着される磁気ディスク531、光ディスク532、光磁気ディスク533、若しくは半導体メモリ534などの記録媒体に格納されているプログラムを、RAM(Random Access Memory)513にロードして実行する。これにより、上述した各種の処理が行われる。さらに、CPU511は、その処理結果を、例えば、入出力インタフェース516を介して、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる出力部517に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハードディスク514やROM512に予め記憶しておき、コンピュータ501と一体的にユーザに提供したり、磁気ディスク531、光ディスク532、光磁気ディスク533,半導体メモリ534等のパッケージメディアとして提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部519を介してハードディスク514に提供することができる。
【0141】
なお、本明細書において、記録媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0142】
【発明の効果】
本発明によれば、記録媒体の記録領域に対する書き込み回数を均等にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の記録装置の編集処理を説明するフローチャートである。
【図3】図2のステップS1の処理の詳細を示すフローチャートである。
【図4】図1の記憶部の記憶内容を示す図である。
【図5】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す図である。
【図6】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図7】図2のステップS3の処理の詳細を示すフローチャートである。
【図8】図2のステップS5の処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図10】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図11】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図12】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図13】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図14】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図15】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図16】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図17】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図18】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図19】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図20】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図21】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図22】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図23】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図24】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図25】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図26】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図27】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図28】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図29】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図30】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図31】図2のステップS1の他の処理の詳細を示すフローチャートである。
【図32】図2のステップS1の他の処理を説明するフローチャートである。
【図33】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図34】図2のステップS3の他の処理を説明するフローチャートである。
【図35】図2のステップS5の他の処理を説明するフローチャートである。
【図36】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図37】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図38】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図39】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図40】図1の光ディスクのデータの記録状態を示す他の図である。
【図41】図1の記憶部の記憶内容を示す他の図である。
【図42】パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 記録装置, 2 光ディスク, 11 入力データ処理部, 12 記憶部, 13 操作部, 14 表示部, 15 ドライブ
Claims (8)
- 記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、前記記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された順番で、前記空き領域に、前記入力データを書き込む書き込み手段と、
前記書き込み手段による前記入力データの書き込みに先だって、前記記録媒体に存在する前記空き領域を、第1のキューに登録するとともに、前記書き込み手段により、前記第1のキューに登録されている前記空き領域に対する前記入力データの書き込みがなされたとき、前記入力データが書き込まれた前記空き領域を前記第1のキューから削除し、データ削除により形成された空き領域を、第2のキューに登録する登録手段と、
前記第1のキューが空になったとき、前記第2のキューに登録されている前記空き領域を、前記第1のキューに移動する移動手段とを備え、
前記書き込み手段は、前記第1のキューに登録されている前記空き領域に、前記決定手段により決定された順番で、前記入力データを書き込み、
前記登録手段は、データ削除により形成された前記空き領域と、データが削除される直前に前記書き込み手段により前記入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、前記データ削除により形成された前記空き領域を前記第1のキューまたは前記第2のキューに登録する
ことを特徴とする記録装置。 - 前記決定手段は、記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、前記第1のキューに登録された前記入力データが書き込まれる前記空き領域の順番を決定し、
前記移動手段は、前記第1のキューが空になったとき、その順番を保持したまま、前記第2のキューに登録されている前記空き領域を、前記第1のキューに移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記書き込み手段は、前記第1のキューおよび前記第2のキューを、前記記録媒体に書き込む
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記記録装置が起動するとき、前記記録媒体に記録された前記第1のキューおよび前記第2のキューを読み出す読み出し手段と
をさらに備え、
前記書き込み手段は、前記読み出し手段により読み出された前記第1のキューに登録されている前記空き領域に、前記決定手段により決定された順番で、前記入力データを書き込む
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。 - 前記書き込み手段は、前記入力データを書き込んだ領域の位置を示す位置情報を、前記記録媒体に書き込む
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記記録装置が起動するとき、前記記録媒体に記録された前記位置情報を読み出す読み出し手段と
をさらに備え、
前記登録手段は、前記記録媒体に存在する前記空き領域を、前記空き領域の位置と、前記読み出し手段により読み出された位置情報が示す位置との関係に基づいて、前記第1のキューまたは前記第2のキューに登録する
ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。 - 記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるように、前記記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番を決定する決定ステップと、
前記決定ステップの処理で決定された順番で、前記空き領域に、前記入力データを書き込む書き込みステップと、
前記書き込みステップの処理での前記入力データの書き込みに先だって、前記記録媒体に存在する前記空き領域を、第1のキューに登録するとともに、前記書き込みステップの処理で、前記第1のキューに登録されている前記空き領域に対する前記入力データの書き込みがなされたとき、前記入力データが書き込まれた前記空き領域を前記第1のキューから削除し、データ削除により形成された空き領域を、第2のキューに登録する登録ステップと、
前記第1のキューが空になったとき、前記第2のキューに登録されている前記空き領域を、前記第1のキューに移動する移動ステップとを含み、
前記書き込みステップは、前記第1のキューに登録されている前記空き領域に、前記決定ステップにより決定された順番で、前記入力データを書き込み、
前記登録ステップは、データ削除により形成された前記空き領域と、データが削除される直前に前記書き込み手段により前記入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、前記データ削除により形成された前記空き領域を前記第1のキューまたは前記第2のキューに登録する
ことを特徴とする記録方法。 - 記録媒体の記録領域に対する書き込み回数が均等になるような、前記記録領域のうちの入力データが書き込まれる空き領域のアドレスの順番の決定を制御する決定制御ステップと、
前記決定ステップの処理で決定された順番での、前記空き領域に対する、前記入力データの書き込みを制御する書き込み制御ステップと、
前記書き込み制御ステップの処理での前記入力データの書き込みに先だっての、前記記録媒体に存在する前記空き領域の、第1のキューへの登録を制御するとともに、前記書き込み制御ステップの処理で、前記第1のキューに登録されている前記空き領域に対する前記入力データの書き込みがなされたときの、前記入力データが書き込まれた前記空き領域の前記第1のキューからの削除と、データ削除により形成された空き領域の、第2のキューへの登録を制御する登録制御ステップと、
前記第1のキューが空になったときの、前記第2のキューに登録されている前記空き領域の、前記第1のキューへの移動を制御する移動制御ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるとともに、
前記書き込み制御ステップでは、前記第1のキューに登録されている前記空き領域に、前記決定制御ステップにより決定された順番での、前記入力データの書き込みを制御し、
前記登録制御ステップでは、データ削除により形成された前記空き領域と、データが削除される直前に前記書き込み手段により前記入力データが書き込まれた領域との位置関係に基づいて、前記データ削除により形成された前記空き領域を前記第1のキューまたは前記第2のキューへの登録を制御する
ことを特徴とするプログラム。
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