JP3999548B2 - 電源遮断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のメインヒューズボックス(Main Fuse Box)(以下、「M/B」と呼ぶ。)等に搭載され、電源と負荷との間を電気的に遮断するための電源遮断装置に関し、特に電気的接触信頼性を向上させることができる電源遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車用機器の多電子化に伴い、車輌電源電圧を14ボルト(V)から42ボルトに昇圧したものが実施され始めている。このような車輌電源の高電圧化に伴い、M/B等には、安全性確保のため電源遮断装置が搭載されている。図6は、このような電源遮断装置を説明するための図である。
【0003】
図6(a)に示すように、電源遮断装置100は、合成樹脂等からなるカバー101内に、電源(バッテリ)側の接点部102aと、負荷側の接点部102bとを収容してなり、それぞれの接点部102a,102bは、導電部103a,103bを介して電源側のバスバー104aと、負荷側のバスバー104bとにボルト105で留められナット106で固定されている。各接点部102a,102b内には、同図(b)に示すように、ルーバー状の接触子107を備えた、いわゆるマルチコンタクトと呼ばれる接触部108a,108bがそれぞれ設けられており、これら接触部108a,108bに、例えば丸棒状のプラグ109の表面と接触し、電源遮断装置100の導電部103a,103bを介して電源側のバスバー104aと負荷側のバスバー104bとを電気的に接続する(短絡する)構造からなる。これとは反対に、電源側のバスバー104aと負荷側のバスバー104bとを電気的に遮断する(開放する)ときは、接触部108a,108bに挿入されているプラグ109を抜くことにより遮断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような大電圧回路における電源遮断装置100においては、同図(b)に示すように、プラグ109を接触部108a,108bに挿抜する際に、プラグ109が接触子107と接触する瞬間又は接触が切り離される瞬間(この例では、接点部102bの接触部108bにおける接触子107とプラグ109との先端部分で接触/非接触する瞬間)に、いわゆるアーク放電が発生し、そのエネルギーでプラグ109の表面を溶損したり、接触部108bを傷つけたりする場合があり、接触信頼性を著しく損ねてしまう可能性がある。
【0005】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、電気的接触信頼性を向上させることができる電源遮断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電源遮断装置は、電源側に接続されると共に第1の接点部を備える第1のバスバーと、負荷側に接続されると共に第2の接点部を備える第2のバスバーと、これら第1及び第2の接点部を内部に収容するハウジングと、このハウジングの内部に挿入されて前記第1及び第2の接点部を短絡させるプラグと、このプラグに取り付けられる把持部と、前記プラグが前記第1及び第2の接点部を短絡/開放する際に、前記プラグと前記第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段とを備え、前記第1及び第2の接点部は、前記プラグの挿入方向側に前記第1及び第2の接点部よりも先に前記プラグに接触するアーク吸収部をそれぞれ備え、前記磁界印加手段は、前記プラグと前記アーク吸収部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させるものであることを特徴とする。また、この発明に係る電源遮断装置は、電源側に接続されると共に第1の接点部を備える第1のバスバーと、負荷側に接続されると共に第2の接点部を備える第2のバスバーと、これら第1及び第2の接点部を内部に収容するハウジングと、このハウジングの内部に挿入されて前記第1及び第2の接点部を短絡させるプラグと、このプラグに取り付けられる把持部と、前記プラグが前記第1及び第2の接点部を短絡/開放する際に、前記プラグと前記第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段とを備え、前記プラグは、両端部が前記把持部に接続された円形断面を有する円柱形状の金属部材からなり、前記第1及び第2の接点部の前記プラグとの接触部分は、前記プラグの外面形状に合わせた曲面形状を備えて形成され、前記磁界印加手段は、前記プラグの外面形状に沿って磁束が形成される磁界を発生させ、前記アーク放電の軌跡を制御するように前記プラグの挿入方向に対して所定の角度をもって備えられるものであることを特徴とする。
【0007】
この発明の電源遮断装置によれば、プラグと第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段を備えるため、プラグの挿抜時に発生するアーク放電のアークの軌跡(以下、「アークパス」と呼ぶ。)を曲げて、プラグや上記両接点部へのアーク放電の影響を低減させることが可能となる。これにより、プラグと上記両接点部との接触信頼性を向上させることができると共に、プラグに形成されるアーク痕を小さくしプラグの寿命を延ばすことができる。
【0008】
なお、磁界印加手段は、例えば永久磁石や電磁石であることが好ましい。また、磁界印加手段は、ヨークを備えて構成されるものであることが好ましい。ヨーク等で磁石部分に磁気回路を形成すれば、使用する磁石を小さくすることができる。
【0009】
第1及び第2の接点部は、プラグの挿入方向側に第1及び第2の接点部よりも先にプラグに接触するアーク吸収部をそれぞれ備え、磁界印加手段は、プラグとアーク吸収部との間に起こるアーク放電の規制を制御する磁界を発生させるものであることが好ましい。これにより、プラグの挿抜時にアーク痕が第1及び第2の接点部に形成されることがなく、プラグと接点部との接触信頼性を向上させることができる。
【0010】
この場合、プラグ上のアーク吸収部が接触する位置と、プラグ上の第1及び第2の接点部が接触する位置とが異なることが好ましい。このようにすれば、プラグ上のプラグと接点部との実質的な接触部分にはアーク痕が形成されることがなく、より効果的にプラグと接点部との接触信頼性を向上させることができる。
【0011】
なお、プラグは、両端部が前記把持部に接続された円形断面を有する円柱形状の金属部材からなり、第1及び第2の接点部のプラグとの接触部分は、プラグの外面形状に合わせた曲面形状を備えて形成されていることが好ましく、この場合、プラグは、軸を中心に回動自在となるように把持部に接続されていることが好ましい。このようにすれば、プラグとアーク吸収部との間で発生するアーク痕がプラグの所定箇所に集中して形成されることがなく、結果的にプラグの寿命を延ばすことが可能となる。
【0012】
なお、プラグが円柱形状の場合、磁界印加手段は、プラグの外面形状に沿って磁束が形成される磁界を発生させ、アーク放電の軌跡を制御するようにプラグの挿入方向に対して所定の角度をもって備えられるものであることが好ましい。こうすることで、プラグとアーク吸収部との間で、プラグの挿入方向に対して斜めに発生するアーク放電のアークパスに対して磁束を直角に交わらせ、アークパスを曲げることができる。
【0013】
また、プラグは、例えば両端部が把持部に接続された矩形断面を有する角柱形状の金属部材からなり、第1及び第2の接点部のプラグとの接触部分は、プラグの外面形状に合わせた矩形面形状を備えて形成されていること等が考えられる。
【0014】
なお、プラグとしては、例えば銅や黄銅等の非磁性体からなるものであることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る電源遮断装置の分解斜視図、図2は、図1の一部拡大図である。
図1に示すように、電源遮断装置1は、合成樹脂等から形成された上部カバー2と、この上部カバー2が取り付けられる電源遮断装置本体3とからなるハウジング4と、このハウジング4の電源遮断装置本体3に取り付けられた第1の接点部10を備える第1のバスバーとしての電源側バスバー20と、同じく電源遮断装置本体3に取り付けられた第2の接点部11を備える第2のバスバーとしての負荷側バスバー21と、これら第1及び第2の接点部10,11と接続されて電源側及び負荷側バスバー20,21を短絡させるプラグ(第1及び第2の接点部10,11間を電気的に導通させる導電部材のことをいう。以下同じ)5と、このプラグ5の挿抜による第1の接点部10と第2の接点部11との短絡/開放時に発生するアーク放電のアークパスを制御する磁界を発生させるための磁界印加手段としての磁界形成部15とを備えて構成されている。なお、この例では、電源遮断装置1は、電源であるバッテリ25の上部に搭載されていることとする。
【0016】
電源側バスバー20は、図示しないボルト及びナット等で電源側ハーネス22及びバッテリ25の電源側端子(図示せず)に接続された上で電源遮断装置本体3に取り付けられ、負荷側バスバー21は、同じく図示しないボルト及びナット等で負荷側ハーネス23に接続された上で電源遮断装置本体3に取り付けられている。なお、この例では、電源側バスバー20には、第1の接点部10と電源側ハーネス22との間にメインヒューズ24が介在するように取り付けられており、プラグ5により短絡した電源側バスバー20と負荷側バスバー21とで構成される回路に規定容量を超える大電流が流れたときにその回路を保護するように設計されている。また、プラグ5は、この例では丸棒状(円形断面を有する円柱形状)の銅や黄銅等の金属部材からなり、両端部が合成樹脂等からなる把持部5aに接続された形状で構成されているため、プラグ5の第1及び第2の接点部10,11への挿抜時には、この把持部5aを把持してプラグ5を操作することができるようになっている。
【0017】
一方、図2に示すように、電源側及び負荷側バスバー20,21にそれぞれ備えられた第1及び第2の接点部10,11におけるプラグ5との接触部分10a,11aは、プラグ5の外面形状に合わせた曲面形状を備えて構成されており、プラグ5と確実に接触することができる構造を備えている。このため従来のマルチコンタクト方式に用いられていたようなルーバー状の接触子等の部品が不要となる。また、第1及び第2の接点部10,11がそれぞれ電源側及び負荷側バスバー20,21と一体的に形成されているため、接点部とバスバーとをボルトやナット等で接続していた従来の電源遮断装置よりも接続信頼性を向上させることができる。
【0018】
なお、この例の第1及び第2の接点部10,11には、プラグ5の挿入方向側に上記両接点部10,11よりも先にプラグ5に接触するアーク吸収部12,13がそれぞれ形成され、これらアーク吸収部12,13のプラグ5の挿入方向に直交する方向の外側周囲には、ヨーク(磁性体部材)16と一対の磁石17a,17bとから構成される磁界形成部15が備えられている。なお、磁石17a,17bは、永久磁石や電磁石等を用いることができる。アーク吸収部12,13は、プラグ5を第1及び第2の接点部10,11に挿入する際にプラグ5との所定の間隔(距離)まで近づいたとき、又はプラグ5を第1及び第2の接点部10,11から抜去する際のその瞬間に、プラグ5との間で発生するアーク放電を上記両接点部10,11側に吸収する部分であり、両接点部10,11のプラグ5との接触部分10a,11aをアーク痕により傷つけてしまうことを回避するために設けられている。これにより、両接点部10,11にアーク痕が形成されることはないので、両接点部10,11におけるプラグ5との接触信頼性を向上させることができる。
【0019】
磁界形成部15は、プラグ5とアーク吸収部12,13との間のアーク放電発生部分に影響を与える(アークパスを制御する)磁界を発生させ、発生するアーク放電のアークパスを曲げてアークの影響を低減するために設けられている。なお、この例の磁界発生部15では、より効果的にアークパスを曲げるための工夫が盛り込まれている。即ち、図3に示すように、ヨーク16に備えられた磁石17a,17bの図中矢印で示す磁界発生方向が、それぞれ接点部10(11)のアーク吸収部12(13)とプラグ5との間で発生するアーク18に対して直角に交わるように、磁石17a,17bはプラグ5の挿入方向に対して所定の角度をもって斜めに取り付けられている。磁石17a,17bがこのようにヨーク16に取り付けられているため、図4に示すように、プラグ5とアーク吸収部12,13(図4では、13のみ図示)との間で発生するアーク18のアークパスを最大限に曲げることができる。その結果、図5(a)に示すように、出願人が実施したプラグ5の挿入時において発生するアーク放電のプラグ5に対する影響調査では、同図(b)に示すように電源遮断装置1に磁界形成部15を設けない場合に比べて、同図(c)に示すように磁界形成部15を設けた場合では、プラグ5の表面に形成されるアーク痕の大きさが小さくなることが確認できた。したがって、磁界形成部15によりアーク放電によるプラグ5に対する損傷を低減することができると共に、磁界形成部15を設けない場合に比べて更にアーク放電の影響を低減することが可能となる。
【0020】
なお、この例のアーク吸収部12,13のように、プラグ5の軸方向に対する第1及び第2の接点部10,11とプラグ5との接触位置とは異なる位置でプラグ5と接触する位置にそれぞれアーク吸収部12,13が形成されていると、プラグ5の表面に形成されるアーク痕が両接点部10,11との実質的な接触部分(図1中の5b,5c参照)に形成されることはないので、両接点部10,11におけるプラグ5との接触信頼性を更に向上させることが可能となる。
【0021】
また、図2に示すように、プラグ5が、プラグ5の軸A−A´を中心として図中矢印方向に回動自在な構造で把持部5aに接続されるように構成すると、プラグ5の両接点部10,11への挿抜時にアーク吸収部12,13とプラグ5との間で発生するアーク痕がプラグ5の表面の一定の箇所に集中して形成されることを防ぎ、アーク痕の形成をプラグ5の円周表面上に拡散することができるので、結果的にプラグ5の寿命を延ばし、接触信頼性を更に向上させることが可能となる。
【0022】
なお、上記例では、プラグ5の形態として円柱形状のものを用い、第1及び第2の接点部10,11の接触部分10a,11aの形状としてプラグ5の外面形状に合わせた曲面形状を備えたものを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば矩形断面を有する角柱形状の銅や黄銅等の金属部材からなるものを用い、第1及び第2の接点部10,11の接触部分10a,11aの形状としてプラグ5の外面形状に合わせた矩形面形状を備えたものを用いるようにしても良いことはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明の電源遮断装置によれば、プラグと第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段を備えるため、プラグの挿抜時に発生するアーク放電のアークパスを曲げて、プラグや上記両接点部へのアークの影響を低減させることが可能となる。これにより、プラグと上記両接点部との接触信頼性を向上させることができると共に、プラグに形成されるアーク痕を小さくしプラグの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る電源遮断装置の分解斜視図である。
【図2】 図1の一部拡大図である。
【図3】 同電源遮断装置の磁界形成部を説明するための図である。
【図4】 同電源遮断装置におけるアーク放電のアークパスの曲がりを説明するための図である。
【図5】 同電源遮断装置に磁界形成部を設けない場合と設けた場合とでプラグの表面に形成されるアーク痕を説明するための図である。
【図6】 従来の電源遮断装置を説明するための図である。
【符号の説明】
1…電源遮断装置、2…上部カバー、3…電源遮断装置本体、4…ハウジング、5…プラグ、5a…把持部、5b,5c,10a,11a…接触部分、10…第1の接点部、11…第2の接点部、12,13…アーク吸収部、15…磁界形成部、16…ヨーク、17a,17b…磁石、20…電源側バスバー、21…負荷側バスバー、22…電源側ハーネス、23…負荷側ハーネス、24…メインヒューズ、25…バッテリ。

Claims (11)

  1. 電源側に接続されると共に第1の接点部を備える第1のバスバーと、
    負荷側に接続されると共に第2の接点部を備える第2のバスバーと、
    これら第1及び第2の接点部を内部に収容するハウジングと、
    このハウジングの内部に挿入されて前記第1及び第2の接点部を短絡させるプラグと、
    このプラグに取り付けられる把持部と、
    前記プラグが前記第1及び第2の接点部を短絡/開放する際に、前記プラグと前記第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段とを備え
    前記第1及び第2の接点部は、前記プラグの挿入方向側に前記第1及び第2の接点部よりも先に前記プラグに接触するアーク吸収部をそれぞれ備え、
    前記磁界印加手段は、前記プラグと前記アーク吸収部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させるものである
    ことを特徴とする電源遮断装置。
  2. 前記プラグ上の前記アーク吸収部が接触する位置と、前記プラグ上の前記第1及び第2の接点部が接触する位置とが異なることを特徴とする請求項1記載の電源遮断装置。
  3. 前記プラグは、両端部が前記把持部に接続された円形断面を有する円柱形状の金属部材からなり、前記第1及び第2の接点部の前記プラグとの接触部分は、前記プラグの外面形状に合わせた曲面形状を備えて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電源遮断装置。
  4. 前記磁界印加手段は、前記プラグの外面形状に沿って磁束が形成される磁界を発生させ、前記アーク放電の軌跡を制御するように前記プラグの挿入方向に対して所定の角度をもって備えられるものであることを特徴とする請求項3記載の電源遮断装置。
  5. 電源側に接続されると共に第1の接点部を備える第1のバスバーと、
    負荷側に接続されると共に第2の接点部を備える第2のバスバーと、
    これら第1及び第2の接点部を内部に収容するハウジングと、
    このハウジングの内部に挿入されて前記第1及び第2の接点部を短絡させるプラグと、
    このプラグに取り付けられる把持部と、
    前記プラグが前記第1及び第2の接点部を短絡/開放する際に、前記プラグと前記第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段とを備え、
    前記プラグは、両端部が前記把持部に接続された円形断面を有する円柱形状の金属部材からなり、前記第1及び第2の接点部の前記プラグとの接触部分は、前記プラグの外面形状に合わせた曲面形状を備えて形成され、
    前記磁界印加手段は、前記プラグの外面形状に沿って磁束が形成される磁界を発生させ、前記アーク放電の軌跡を制御するように前記プラグの挿入方向に対して所定の角度をもって備えられるものである
    ことを特徴とする電源遮断装置。
  6. 前記プラグは、軸を中心に回動自在となるように前記把持部に接続されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の電源遮断装置。
  7. 前記プラグは、両端部が前記把持部に接続された矩形断面を有する角柱形状の金属部材からなり、前記第1及び第2の接点部の前記プラグとの接触部分は、前記プラグの外面形状に合わせた矩形面形状を備えて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電源遮断装置。
  8. 前記磁界印加手段は、永久磁石であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の電源遮断装置。
  9. 前記磁界印加手段は、電磁石であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の電源遮断装置。
  10. 前記磁界印加手段は、ヨークを備えて構成されるものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の電源遮断装置。
  11. 前記プラグは、非磁性体からなるものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の電源遮断装置。
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