JP2003297191A - 電源遮断装置 - Google Patents

電源遮断装置

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JP2003297191A JP2002095806A JP2002095806A JP2003297191A JP 2003297191 A JP2003297191 A JP 2003297191A JP 2002095806 A JP2002095806 A JP 2002095806A JP 2002095806 A JP2002095806 A JP 2002095806A JP 2003297191 A JP2003297191 A JP 2003297191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的接触信頼性を向上させる。 【解決手段】 電源遮断装置1は、上部カバー2及び電
源遮断装置本体3とからなるハウジング4と、第1の接
点部10を備える電源側バスバー20と、第2の接点部
11を備える負荷側バスバー21と、これら両接点部1
0,11と接続されて両バスバー20,21を短絡させ
るプラグ5と、プラグ5の挿抜による両接点部10,1
1の短絡/開放時に発生するアーク放電の軌跡を制御す
る磁界を発生させる磁界形成部15とを備えて構成され
る。両接点部10,11には、プラグ5と先に接触する
アーク吸収部12,13がそれぞれ形成され、磁界形成
部15で形成される磁界によりプラグ5とアーク吸収部
12,13との間で発生するアークの軌跡は曲げられる
ため、アーク放電の影響を低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のメイン
ヒューズボックス(Main Fuse Box)(以下、「M/
B」と呼ぶ。)等に搭載され、電源と負荷との間を電気
的に遮断するための電源遮断装置に関し、特に電気的接
触信頼性を向上させることができる電源遮断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用機器の多電子化に伴い、
車輌電源電圧を14ボルト(V)から42ボルトに昇圧
したものが実施され始めている。このような車輌電源の
高電圧化に伴い、M/B等には、安全性確保のため電源
遮断装置が搭載されている。図6は、このような電源遮
断装置を説明するための図である。
【0003】図6(a)に示すように、電源遮断装置1
00は、合成樹脂等からなるカバー101内に、電源
(バッテリ)側の接点部102aと、負荷側の接点部1
02bとを収容してなり、それぞれの接点部102a,
102bは、導電部103a,103bを介して電源側
のバスバー104aと、負荷側のバスバー104bとに
ボルト105で留められナット106で固定されてい
る。各接点部102a,102b内には、同図(b)に
示すように、ルーバー状の接触子107を備えた、いわ
ゆるマルチコンタクトと呼ばれる接触部108a,10
8bがそれぞれ設けられており、これら接触部108
a,108bに、例えば丸棒状のプラグ109の表面と
接触し、電源遮断装置100の導電部103a,103
bを介して電源側のバスバー104aと負荷側のバスバ
ー104bとを電気的に接続する(短絡する)構造から
なる。これとは反対に、電源側のバスバー104aと負
荷側のバスバー104bとを電気的に遮断する(開放す
る)ときは、接触部108a,108bに挿入されてい
るプラグ109を抜くことにより遮断することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな大電圧回路における電源遮断装置100において
は、同図(b)に示すように、プラグ109を接触部1
08a,108bに挿抜する際に、プラグ109が接触
子107と接触する瞬間又は接触が切り離される瞬間
(この例では、接点部102bの接触部108bにおけ
る接触子107とプラグ109との先端部分で接触/非
接触する瞬間)に、いわゆるアーク放電が発生し、その
エネルギーでプラグ109の表面を溶損したり、接触部
108bを傷つけたりする場合があり、接触信頼性を著
しく損ねてしまう可能性がある。
【0005】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、電気的接触信頼性を向上させることがで
きる電源遮断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電源遮断
装置は、電源側に接続されると共に第1の接点部を備え
る第1のバスバーと、負荷側に接続されると共に第2の
接点部を備える第2のバスバーと、これら第1及び第2
の接点部を内部に収容するハウジングと、このハウジン
グの内部に挿入されて前記第1及び第2の接点部を短絡
させるプラグと、このプラグに取り付けられる把持部
と、前記プラグが前記第1及び第2の接点部を短絡/開
放する際に、前記プラグと前記第1及び第2の接点部と
の間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生さ
せる磁界印加手段とを備えることを特徴とする。
【0007】この発明の電源遮断装置によれば、プラグ
と第1及び第2の接点部との間に起こるアーク放電の軌
跡を制御する磁界を発生させる磁界印加手段を備えるた
め、プラグの挿抜時に発生するアーク放電のアークの軌
跡(以下、「アークパス」と呼ぶ。)を曲げて、プラグ
や上記両接点部へのアーク放電の影響を低減させること
が可能となる。これにより、プラグと上記両接点部との
接触信頼性を向上させることができると共に、プラグに
形成されるアーク痕を小さくしプラグの寿命を延ばすこ
とができる。
【0008】なお、磁界印加手段は、例えば永久磁石や
電磁石であることが好ましい。また、磁界印加手段は、
ヨークを備えて構成されるものであることが好ましい。
ヨーク等で磁石部分に磁気回路を形成すれば、使用する
磁石を小さくすることができる。
【0009】第1及び第2の接点部は、プラグの挿入方
向側に第1及び第2の接点部よりも先にプラグに接触す
るアーク吸収部をそれぞれ備え、磁界印加手段は、プラ
グとアーク吸収部との間に起こるアーク放電の規制を制
御する磁界を発生させるものであることが好ましい。こ
れにより、プラグの挿抜時にアーク痕が第1及び第2の
接点部に形成されることがなく、プラグと接点部との接
触信頼性を向上させることができる。
【0010】この場合、プラグ上のアーク吸収部が接触
する位置と、プラグ上の第1及び第2の接点部が接触す
る位置とが異なることが好ましい。このようにすれば、
プラグ上のプラグと接点部との実質的な接触部分にはア
ーク痕が形成されることがなく、より効果的にプラグと
接点部との接触信頼性を向上させることができる。
【0011】なお、プラグは、両端部が前記把持部に接
続された円形断面を有する円柱形状の金属部材からな
り、第1及び第2の接点部のプラグとの接触部分は、プ
ラグの外面形状に合わせた曲面形状を備えて形成されて
いることが好ましく、この場合、プラグは、軸を中心に
回動自在となるように把持部に接続されていることが好
ましい。このようにすれば、プラグとアーク吸収部との
間で発生するアーク痕がプラグの所定箇所に集中して形
成されることがなく、結果的にプラグの寿命を延ばすこ
とが可能となる。
【0012】なお、プラグが円柱形状の場合、磁界印加
手段は、プラグの外面形状に沿って磁束が形成される磁
界を発生させ、アーク放電の軌跡を制御するようにプラ
グの挿入方向に対して所定の角度をもって備えられるも
のであることが好ましい。こうすることで、プラグとア
ーク吸収部との間で、プラグの挿入方向に対して斜めに
発生するアーク放電のアークパスに対して磁束を直角に
交わらせ、アークパスを曲げることができる。
【0013】また、プラグは、例えば両端部が把持部に
接続された矩形断面を有する角柱形状の金属部材からな
り、第1及び第2の接点部のプラグとの接触部分は、プ
ラグの外面形状に合わせた矩形面形状を備えて形成され
ていること等が考えられる。
【0014】なお、プラグとしては、例えば銅や黄銅等
の非磁性体からなるものであることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、こ
の発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係る電源遮断装置の分解斜視図、図2は、図
1の一部拡大図である。図1に示すように、電源遮断装
置1は、合成樹脂等から形成された上部カバー2と、こ
の上部カバー2が取り付けられる電源遮断装置本体3と
からなるハウジング4と、このハウジング4の電源遮断
装置本体3に取り付けられた第1の接点部10を備える
第1のバスバーとしての電源側バスバー20と、同じく
電源遮断装置本体3に取り付けられた第2の接点部11
を備える第2のバスバーとしての負荷側バスバー21
と、これら第1及び第2の接点部10,11と接続され
て電源側及び負荷側バスバー20,21を短絡させるプ
ラグ(第1及び第2の接点部10,11間を電気的に導
通させる導電部材のことをいう。以下同じ)5と、この
プラグ5の挿抜による第1の接点部10と第2の接点部
11との短絡/開放時に発生するアーク放電のアークパ
スを制御する磁界を発生させるための磁界印加手段とし
ての磁界形成部15とを備えて構成されている。なお、
この例では、電源遮断装置1は、電源であるバッテリ2
5の上部に搭載されていることとする。
【0016】電源側バスバー20は、図示しないボルト
及びナット等で電源側ハーネス22及びバッテリ25の
電源側端子(図示せず)に接続された上で電源遮断装置
本体3に取り付けられ、負荷側バスバー21は、同じく
図示しないボルト及びナット等で負荷側ハーネス23に
接続された上で電源遮断装置本体3に取り付けられてい
る。なお、この例では、電源側バスバー20には、第1
の接点部10と電源側ハーネス22との間にメインヒュ
ーズ24が介在するように取り付けられており、プラグ
5により短絡した電源側バスバー20と負荷側バスバー
21とで構成される回路に規定容量を超える大電流が流
れたときにその回路を保護するように設計されている。
また、プラグ5は、この例では丸棒状(円形断面を有す
る円柱形状)の銅や黄銅等の金属部材からなり、両端部
が合成樹脂等からなる把持部5aに接続された形状で構
成されているため、プラグ5の第1及び第2の接点部1
0,11への挿抜時には、この把持部5aを把持してプ
ラグ5を操作することができるようになっている。
【0017】一方、図2に示すように、電源側及び負荷
側バスバー20,21にそれぞれ備えられた第1及び第
2の接点部10,11におけるプラグ5との接触部分1
0a,11aは、プラグ5の外面形状に合わせた曲面形
状を備えて構成されており、プラグ5と確実に接触する
ことができる構造を備えている。このため従来のマルチ
コンタクト方式に用いられていたようなルーバー状の接
触子等の部品が不要となる。また、第1及び第2の接点
部10,11がそれぞれ電源側及び負荷側バスバー2
0,21と一体的に形成されているため、接点部とバス
バーとをボルトやナット等で接続していた従来の電源遮
断装置よりも接続信頼性を向上させることができる。
【0018】なお、この例の第1及び第2の接点部1
0,11には、プラグ5の挿入方向側に上記両接点部1
0,11よりも先にプラグ5に接触するアーク吸収部1
2,13がそれぞれ形成され、これらアーク吸収部1
2,13のプラグ5の挿入方向に直交する方向の外側周
囲には、ヨーク(磁性体部材)16と一対の磁石17
a,17bとから構成される磁界形成部15が備えられ
ている。なお、磁石17a,17bは、永久磁石や電磁
石等を用いることができる。アーク吸収部12,13
は、プラグ5を第1及び第2の接点部10,11に挿入
する際にプラグ5との所定の間隔(距離)まで近づいた
とき、又はプラグ5を第1及び第2の接点部10,11
から抜去する際のその瞬間に、プラグ5との間で発生す
るアーク放電を上記両接点部10,11側に吸収する部
分であり、両接点部10,11のプラグ5との接触部分
10a,11aをアーク痕により傷つけてしまうことを
回避するために設けられている。これにより、両接点部
10,11にアーク痕が形成されることはないので、両
接点部10,11におけるプラグ5との接触信頼性を向
上させることができる。
【0019】磁界形成部15は、プラグ5とアーク吸収
部12,13との間のアーク放電発生部分に影響を与え
る(アークパスを制御する)磁界を発生させ、発生する
アーク放電のアークパスを曲げてアークの影響を低減す
るために設けられている。なお、この例の磁界発生部1
5では、より効果的にアークパスを曲げるための工夫が
盛り込まれている。即ち、図3に示すように、ヨーク1
6に備えられた磁石17a,17bの図中矢印で示す磁
界発生方向が、それぞれ接点部10(11)のアーク吸
収部12(13)とプラグ5との間で発生するアーク1
8に対して直角に交わるように、磁石17a,17bは
プラグ5の挿入方向に対して所定の角度をもって斜めに
取り付けられている。磁石17a,17bがこのように
ヨーク16に取り付けられているため、図4に示すよう
に、プラグ5とアーク吸収部12,13(図4では、1
3のみ図示)との間で発生するアーク18のアークパス
を最大限に曲げることができる。その結果、図5(a)
に示すように、出願人が実施したプラグ5の挿入時にお
いて発生するアーク放電のプラグ5に対する影響調査で
は、同図(b)に示すように電源遮断装置1に磁界形成
部15を設けない場合に比べて、同図(c)に示すよう
に磁界形成部15を設けた場合では、プラグ5の表面に
形成されるアーク痕の大きさが小さくなることが確認で
きた。したがって、磁界形成部15によりアーク放電に
よるプラグ5に対する損傷を低減することができると共
に、磁界形成部15を設けない場合に比べて更にアーク
放電の影響を低減することが可能となる。
【0020】なお、この例のアーク吸収部12,13の
ように、プラグ5の軸方向に対する第1及び第2の接点
部10,11とプラグ5との接触位置とは異なる位置で
プラグ5と接触する位置にそれぞれアーク吸収部12,
13が形成されていると、プラグ5の表面に形成される
アーク痕が両接点部10,11との実質的な接触部分
(図1中の5b,5c参照)に形成されることはないの
で、両接点部10,11におけるプラグ5との接触信頼
性を更に向上させることが可能となる。
【0021】また、図2に示すように、プラグ5が、プ
ラグ5の軸A−A´を中心として図中矢印方向に回動自
在な構造で把持部5aに接続されるように構成すると、
プラグ5の両接点部10,11への挿抜時にアーク吸収
部12,13とプラグ5との間で発生するアーク痕がプ
ラグ5の表面の一定の箇所に集中して形成されることを
防ぎ、アーク痕の形成をプラグ5の円周表面上に拡散す
ることができるので、結果的にプラグ5の寿命を延ば
し、接触信頼性を更に向上させることが可能となる。
【0022】なお、上記例では、プラグ5の形態として
円柱形状のものを用い、第1及び第2の接点部10,1
1の接触部分10a,11aの形状としてプラグ5の外
面形状に合わせた曲面形状を備えたものを用いて説明し
たが、これに限定されるものではなく、例えば矩形断面
を有する角柱形状の銅や黄銅等の金属部材からなるもの
を用い、第1及び第2の接点部10,11の接触部分1
0a,11aの形状としてプラグ5の外面形状に合わせ
た矩形面形状を備えたものを用いるようにしても良いこ
とはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の電源遮断
装置によれば、プラグと第1及び第2の接点部との間に
起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる磁
界印加手段を備えるため、プラグの挿抜時に発生するア
ーク放電のアークパスを曲げて、プラグや上記両接点部
へのアークの影響を低減させることが可能となる。これ
により、プラグと上記両接点部との接触信頼性を向上さ
せることができると共に、プラグに形成されるアーク痕
を小さくしプラグの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る電源遮断装置の
分解斜視図である。
【図2】 図1の一部拡大図である。
【図3】 同電源遮断装置の磁界形成部を説明するため
の図である。
【図4】 同電源遮断装置におけるアーク放電のアーク
パスの曲がりを説明するための図である。
【図5】 同電源遮断装置に磁界形成部を設けない場合
と設けた場合とでプラグの表面に形成されるアーク痕を
説明するための図である。
【図6】 従来の電源遮断装置を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…電源遮断装置、2…上部カバー、3…電源遮断装置
本体、4…ハウジング、5…プラグ、5a…把持部、5
b,5c,10a,11a…接触部分、10…第1の接
点部、11…第2の接点部、12,13…アーク吸収
部、15…磁界形成部、16…ヨーク、17a,17b
…磁石、20…電源側バスバー、21…負荷側バスバ
ー、22…電源側ハーネス、23…負荷側ハーネス、2
4…メインヒューズ、25…バッテリ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源側に接続されると共に第1の接点部
    を備える第1のバスバーと、 負荷側に接続されると共に第2の接点部を備える第2の
    バスバーと、 これら第1及び第2の接点部を内部に収容するハウジン
    グと、 このハウジングの内部に挿入されて前記第1及び第2の
    接点部を短絡させるプラグと、 このプラグに取り付けられる把持部と、 前記プラグが前記第1及び第2の接点部を短絡/開放す
    る際に、前記プラグと前記第1及び第2の接点部との間
    に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させる
    磁界印加手段とを備えることを特徴とする電源遮断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁界印加手段は、永久磁石であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記磁界印加手段は、電磁石であること
    を特徴とする請求項1記載の電源遮断装置。
  4. 【請求項4】 前記磁界印加手段は、ヨークを備えて構
    成されるものであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項記載の電源遮断装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の接点部は、前記プラ
    グの挿入方向側に前記第1及び第2の接点部よりも先に
    前記プラグに接触するアーク吸収部をそれぞれ備え、前
    記磁界印加手段は、前記プラグと前記アーク吸収部との
    間に起こるアーク放電の軌跡を制御する磁界を発生させ
    るものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項記載の電源遮断装置。
  6. 【請求項6】 前記プラグ上の前記アーク吸収部が接触
    する位置と、前記プラグ上の前記第1及び第2の接点部
    が接触する位置とが異なることを特徴とする請求項5記
    載の電源遮断装置。
  7. 【請求項7】 前記プラグは、両端部が前記把持部に接
    続された円形断面を有する円柱形状の金属部材からな
    り、前記第1及び第2の接点部の前記プラグとの接触部
    分は、前記プラグの外面形状に合わせた曲面形状を備え
    て形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項記載の電源遮断装置。
  8. 【請求項8】 前記プラグは、軸を中心に回動自在とな
    るように前記把持部に接続されていることを特徴とする
    請求項7記載の電源遮断装置。
  9. 【請求項9】 前記磁界印加手段は、前記プラグの外面
    形状に沿って磁束が形成される磁界を発生させ、前記ア
    ーク放電の軌跡を制御するように前記プラグの挿入方向
    に対して所定の角度をもって備えられるものであること
    を特徴とする請求項7又は8記載の電源遮断装置。
  10. 【請求項10】 前記プラグは、両端部が前記把持部に
    接続された矩形断面を有する角柱形状の金属部材からな
    り、前記第1及び第2の接点部の前記プラグとの接触部
    分は、前記プラグの外面形状に合わせた矩形面形状を備
    えて形成されていることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項記載の電源遮断装置。
  11. 【請求項11】 前記プラグは、非磁性体からなるもの
    であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項
    記載の電源遮断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018021023A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 有限会社R&K Japan 接続器

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