JP3999485B2 - 光接続モジュールの製造方法 - Google Patents

光接続モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光接続モジュールの製造方法に関し、特に、一方の面にマイクロレンズが形成されたレンズアレイ基板の他方の面に、光接続モジュール先端の凸部と嵌合する凹部を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信容量の増大にともなって、複数の光ファイバをレンズアレイを介して複数の光デバイスと接続する種々の光接続モジュールが用いられている。このような光接続モジュールの組立においては、光ファイバとレンズアレイとの調心方法が問題となっている。
【0003】
レンズアレイが1次元配列の場合は、レンズアレイのレンズピッチに合わせたV溝により光ファイバが調心されることが多い。またレンズアレイが2次元配列の場合は、(ファイバ径+α)の直径のガイド穴を持つガイド穴アレイにより調心される例がある。図1は、ガイド穴アレイを用いる調心方法を説明するための図である。マイクロレンズ10を形成したガラス製のレンズアレイ基板12に、テーパ状のガイド穴14を形成した樹脂製のガイド穴アレイ基板16を貼り合わせ、テーパ状の穴14をガイドとして光ファイバ18を挿入し、ガイド穴14内に接着剤で固定している。この方法の場合、レンズアレイと光ファイバとの調心を正確に行うには、ガイド穴アレイの位置(ピッチ)精度や穴径の精度が必要とされる。
【0004】
ガイド穴アレイの位置(ピッチ)精度や穴径の厳密な精度が要求されない方法として、特開平2−123301号公報には、ガイド穴アレイに加えて、光ファイバの先端をエッチング処理した際に得られる凸部を、レンズアレイ基板の各々のレンズに対応した焦点位置に設けた凹部に嵌合させる方法が提案されている。
【0005】
しかし、レンズアレイの各々のレンズ焦点に対して精度良く嵌合用の凹部を形成することは困難であり、例えば特開平10−128563号公報に示されるようにレーザを利用して、レンズアレイの各々のレンズによりレーザ光を集光させることで、嵌合用の凹部を形成する提案もなされている。図2に、この従来の加工方法を示す。レンズアレイ基板12のマイクロレンズ10に、レーザ光源(図示せず)からレーザ光20を入射させ、レンズアレイ基板12の他方の面に集光させて、集光部でレンズアレイ基板を溶融,蒸発,またはアブレーションさせて嵌合用凹部22を形成する。
【0006】
しかしながら、この方法ではコリメート条件(光ファイバ端面から出射した光がレンズによって平行光に変換される条件、またはマイクロレンズに入射した平行光が光ファイバ端面に集光される条件)においてのみ加工が可能であり、光ファイバから出射した光がマイクロレンズによって再度集光されるような条件等、他の共役条件を任意に設定することは困難であった。
【0007】
本発明の目的は、任意の共役条件で嵌合用凹部の加工が可能になる、すなわち任意のレンズアレイ基板厚に対して対応可能な光接続モジュールの製造方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、レーザ光を用いて嵌合用凹部を形成する光接続モジュールの製造方法を提供することにある。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、リソグラフィ技術を用いて嵌合用凹部を形成する光接続モジュールの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
レーザ光を用いる本発明の光接続モジュールの製造方法によれば、レーザ加工時において、レーザ光源とレンズアレイ基板との間に共役比調整用レンズアレイ基板を位置させて加工することで嵌合用凹部を形成する。この共役比調整用レンズアレイ基板を用いることにより、任意の共役条件で嵌合用凹部の加工が可能になる。また、嵌合用凹部のサイズは、共役比調整用レンズアレイ基板のレンズの焦点距離、または共役比調整用の光軸方向位置を調整することにより行うことができる。また、レーザ光には、YAGレーザの第3高調波を用いるのが好適である。
【0011】
リソグラフィ技術を用いる本発明の光接続モジュールの製造方法によれば、レンズアレイ基板のレンズの反対面側にレジストを塗布し、レンズ面側から光によりレジストを露光する際に、光源とレンズアレイ基板との間に共役比調整用レンズアレイ基板を位置させ、現像後、レンズアレイ基板をエッチングすることで嵌合用凹部を形成する。この共役比調整用レンズアレイ基板を用いることにより、任意の共役条件で嵌合用凹部の加工が可能になる。また、嵌合用凹部のサイズは、共役比調整用レンズアレイ基板のレンズの焦点距離、または共役比調整用の光軸方向位置を調整することにより行うことができる。また、光には、紫外(UV)光を用いるのが好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の光接続モジュールの基本的な構成の一例を、図3に示す。一方の面にマイクロレンズ10が形成され、他方の面に嵌合用凹部22が形成されたレンズアレイ基板12と、テーパ状のガイド穴14が形成されたガイド穴アレイ基板16とが、嵌合用凹部22とガイド穴14とが対応するように、貼り合わされている。このようなレンズアレイ基板およびガイド穴アレイ基板の材料は、ガラスまたは樹脂とすることができる。
【0013】
このような構成の光接続モジュールには、光ファイバ18がガイド穴14に挿入され、光ファイバ18の先端の凸部24を、レンズアレイ基板12の凹部22に嵌合し、ガイド穴14に封入された接着剤により光ファイバをガイド穴アレイ基板16に固定する。
【0014】
図4は、光接続モジュールの他の例を示す。レンズアレイ基板12とガイド穴アレイ基板16との間に共役比調整用基板26を貼り合わせて、共役比調整基板26に嵌合用凹部22が設けられている。この構成では、共役比調整用基板に、レーザ加工性やエッチング性の良い材料を使用することが可能になる。
【0015】
図3および図4の光接続モジュールは、光ファイバ18からの光をコリメート光として出射することができ、また逆にマイクロレンズ10に入射した平行光を集光して光ファイバ18に結合できるため、用途としては光通信分野での光スイッチ等に適用できる。
【0016】
図5は、図3の光接続モジュールを面発光レーザアレイ基板28に接続した例を示す図である。各マイクロレンズ10に対向するように、各面発光レーザ30が配置される。各面発光レーザ30からの出射光は、マイクロレンズ10によって集光され、光ファイバ18に結合される。
【0017】
図6は、図4の光接続モジュールを、集光系として使用してコネクタとした例を示す。この場合、レンズアレイ基板12のマイクロレンズ形成面とは反対側の面に、ガイド穴アレイ基板16と同様の構造のガイド穴アレイ基板32を貼り合わせる。一方の光ファイバから出射した発散光は、マイクロレンズにより集光され、他方の光ファイバに結合される。共役比調整板26は、レンズから出射した光が、レンズアレイ基板と接する面と反対側の面に集光されるように厚みを選ぶ。
【0018】
【実施例1】
図3,図5,図6に示したタイプの光接続モジュールに用いられるレンズアレイ基板12に嵌合用凹部を、レーザ光を用いて形成する実施例を説明する。
【0019】
本実施例においては、通信波長帯域(λ=1550nm)でコリメート光20を得るために最適な厚みを持つガラス製のレンズアレイ基板に、YAGレーザの第3高調波(355nm)により嵌合用凹部の加工を行う。
【0020】
YAGレーザ第3高調波の波長は、対象としている通信波長(1550nm)よりも短いため、焦点位置が短くなり、レンズアレイ基板12のマイクロレンズアレイと反対側の面に焦点を結ばない。このため、基板面上に嵌合用凹部を加工形成することができない。
【0021】
したがって、図7に示すように、加工対象であるレンズアレイ基板12のマイクロレンズアレイ側に、マイクロレンズアレイと同一ピッチの、凹レンズのマイクロレンズ34のアレイが形成されたガラス製の共役比調整用レンズアレイ基板36を同一光軸上に配置し、さらに、共役比調整用レンズアレイ基板36のマイクロレンズアレイ側に、YAGレーザ光源を配置し、波長355nmのレーザ光20が、レーザアレイ基板12の基板面に焦点を結ぶようにした。このとき、レーザ光は、ガラス基板であるレンズアレイ基板12を溶融,蒸発またはアブレーションさせるしきい値以上の強度を有するものとする。
【0022】
なお、凹レンズのマイクロレンズ34は、ガラス基板に球状凹部を形成する、あるいはこのような球状凹部にガラスの屈折率より低い屈折率の材料(樹脂など)を埋め込むことにより形成できる。
【0023】
また、レンズアレイ基板12は、レンズの反対面側(加工面側)にAgイオンを含有させてレーザ吸収性を向上させた。
【0024】
本実施例によれば、レーザ光源より射出したレーザ光20は、凹レンズ34により発散され、マイクロレンズ10により集束されて、レンズアレイ基板12の加工面に焦点を結ぶ。焦点部分のレンズアレイ基板が溶融,蒸発またはアブレーションされて、嵌合用凹部22が形成される。その結果、各マイクロレンズに対応して、直径約20μm,深さ7μmの嵌合用凹部22を形成することができた。
【0025】
以上のようにして形成された凹部22の寸法は、光ファイバ嵌合用として理想的な寸法である。図3に示したように、レンズアレイ基板の凹部22にファイバ先端の凸部24を嵌合し、光ファイバ側からλ=1550nmの通信波長帯域の光を入射させたところ、マイクロレンズ10からコリメートされた平行光が出射した。
【0026】
また、本実施例によれば、共役比調整用レンズアレイ基板36のレンズの焦点距離、または共役比調整用レンズアレイ基板の光軸方向の配置位置を選択することで、レンズアレイ基板12のレンズ反対面側の焦点像のサイズを調整することが可能になるため、加工用レーザと使用する光源の波長の差による焦点像サイズの大きさの修正や、ファイバの嵌合用凸部のサイズに合わせてレンズアレイ基板12に加工される凹部22のサイズを任意に選ぶことが可能になる。
【0027】
なお、以上の実施例では、レンズアレイ基板12および共役比調整用レンズアレイ基板36の材料をガラスとしたが、これに限るものではなく樹脂であってもよい。
【0028】
以上の例では、レンズアレイ基板に嵌合用凹部を形成しているが、図6のタイプの光接続モジュールでは、共役比調整用基板26に、嵌合用凹部を形成する必要がある。この場合には、レンズアレイ基板12と共役比調整用基板26とが貼り合わされたものを、図7のレンズアレイ基板12に代えれば、上記実施例と同様の方法で、共役比調整用基板26に嵌合用凹部をレーザ加工で形成することができる。
【0029】
【実施例2】
図3,図5,図6に示したタイプの光接続モジュールに用いられるレンズアレイ基板12に嵌合用凹部を、リソグラフィ技術を用いて形成する実施例を説明する。本実施例においても、実施例1と同様に、共役比調整用レンズアレイ基板36を用いるものとする。
【0030】
まず、図8(A)に示すように、レンズアレイ基板12の凹部加工対象面にスピンコートにより感光性のレジスト42を塗布する。
【0031】
続いて、図8(B)に示すように、共役比調整用レンズアレイ基板36を、レンズアレイ基板12のレンズ側に配置し、この共役比調整用レンズアレイ基板36のレンズの焦点距離、または共役比調整用レンズアレイ基板の光軸方向の配置位置によりスポット径を5μmに調整したUV光44により感光させた(UV光源は図示していない)。
【0032】
その後、図8(C)に示すように、現像することでレジストの露光部のみを除去することで直径5μmのパターン46を形成した。
【0033】
次に、図8(D)に示すように、レンズアレイ基板12のレンズ形成面とは反対側の面および側面をマスキング材48により覆う。
【0034】
次に、図8(E)に示すように、フッ酸によりエッチングする。
【0035】
最後に、図8(F)に示すように、レジスト42およびマスキング材48を取り除くことで、直径20μm,深さ7μmの凹部22を形成することができた。
【0036】
本実施例において加工された凹部は、実施例1のレーザ加工による凹部と比較して面粗さが良好であった。
【0037】
なお、以上の実施例では、レンズアレイ基板12および共役比調整用レンズアレイ基板36の材料をガラスとしたが、これに限るものではなく樹脂であってもよい。
【0038】
以上の例では、レンズアレイ基板に嵌合用凹部を形成しているが、図6のタイプの光接続モジュールでは、共役比調整用透明基板26に、嵌合用凹部を形成する必要がある。この場合には、レンズアレイ基板12と共役比調整用基板26とが貼り合わされたものを、図8のレンズアレイ基板12に代えれば、上記実施例と同様の方法で、共役比調整用基板26に嵌合用凹部をレーザ加工で形成することができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の光接続モジュールの製造方法によれば、以下のような効果が得られる。
(1)任意の共役条件で凹部加工が可能になる、したがって、任意のレンズアレイ基板厚に対して、対応が可能となる。
(2)加工用のレーザの波長と通信用等に実際に使用する光源の波長が異なることによる焦点像の差をキャンセルすることができる。
(3)任意の凹部サイズを得ることができる。すなわち、焦点位置調整により焦点像のサイズを任意に選べる。
(4)リソグラフィ技術による加工の場合は、凹部の面が滑らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイド穴アレイを用いる調心方法を説明するための図である。
【図2】レーザ光を用いた従来の加工方法を説明するための図である。
【図3】光接続モジュールの基本的な構成の一例を示す図である。
【図4】光接続モジュールの基本的な構成の一例を示す図である。
【図5】光接続モジュールの基本的な構成の一例を示す図である。
【図6】光接続モジュールの基本的な構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例の製造方法を説明するための図である。
【図8】本発明の第2実施例の製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 マイクロレンズ
12 レンズアレイ基板
14 ガイド穴
16 ガイド穴アレイ基板
18 光ファイバ
20 レーザ光
22 嵌合用凹部
24 嵌合用凸部
26 共役比調整用基板
28 面発光レーザアレイ基板
30 面発光レーザ
34 凹レンズのマイクロレンズ
36 共役比調整用レンズアレイ基板
42 レジスト
44 UV光
48 マスキング材

Claims (6)

  1. 一方の面に複数のマイクロレンズが形成され、他方の面に前記各マイクロレンズの光軸に一致する位置に、光ファイバ先端の凸部と嵌合する凹部が形成された平板状の基板を少なくとも備える光接続モジュールの製造方法において、
    前記基板のレンズ形成面側にレーザ光源を配置し、
    前記レーザ光源と前記基板との間に、前記基板の複数のマイクロレンズと同一ピッチで配列された凹レンズのマイクロレンズが形成された共役比調整用のレンズアレイ基板を配置し、
    前記レーザ光源から、前記基板を溶融,蒸発またはアブレーションさせるしきい値以上の強度を有するレーザ光を、前記共役比調整用レンズアレイ基板を経て、前記基板のレンズ形成面側から入射させ、反対側面の光軸上にレーザ光を集光させ、集光位置で前記基板を溶融,蒸発またはアブレーションさせることにより、前記凹部を形成することを特徴とする光接続モジュールの製造方法。
  2. 一方の面に複数のマイクロレンズが形成された平板状のレンズアレイ基板と、一方の面が前記レンズアレイ基板のレンズ形成面側に貼り合わされ、他方の面に前記各マイクロレンズの光軸に一致する位置に、光ファイバ先端の凸部と嵌合する凹部が形成された平板状の共役比調整用基板とを少なくとも備える光接続モジュールの製造方法において、
    前記レンズアレイ基板のレンズ形成面とは反対側にレーザ光源を配置し、
    前記レーザ光源と前記レンズアレイ基板との間に、前記レンズアレイ基板の複数のマイクロレンズと同一ピッチで配列された凹レンズのマイクロレンズが形成された共役比調整用レンズアレイ基板を配置し、
    前記レーザ光源から、前記レンズアレイ基板を溶融,蒸発またはアブレーションさせるしきい値以上の強度を有するレーザ光を、前記共役比調整用レンズアレイ基板を経て、前記レンズアレイ基板に入射させ、前記共役比調整用基板の前記他方の面の光軸上にレーザ光を集光させ、集光位置で前記共役比調整用基板を溶融,蒸発またはアブレーションさせることにより、前記凹部を形成することを特徴とする光接続モジュールの製造方法。
  3. 前記凹部のサイズは、前記共役比調整用レンズアレイ基板のレンズの焦点距離、または前記共役比調整用レンズアレイ基板の光軸方向位置を調整することにより行うことを特徴とする請求項1または2に記載の光接続モジュールの製造方法。
  4. 一方の面に複数のマイクロレンズが形成され、他方の面に前記各マイクロレン
    ズの光軸に一致する位置に、光ファイバ先端の凸部と嵌合する凹部が形成された
    平板状の基板を少なくとも備える光接続モジュールの製造方法において、
    前記基板のレンズ形成面とは反対側の面に、ホトレジストを塗布し、
    前記基板のレンズ形成面側に光源を配置し、
    前記光源と前記基板との間に、前記基板の複数のマイクロレンズと同一ピッチで配列された凹レンズのマイクロレンズが形成された共役比調整用のレンズアレイ基板を配置し、
    前記光源からの光を、前記共役比調整用レンズアレイ基板を経て、前記基板のレンズ形成面側から入射させ、前記レジストを露光し、
    前記レジストを現像し前記露光されたレジストを除去してレジストパターンを形成し、
    前記基板をエッチングして、前記凹部を形成することを特徴とする光接続モジュールの製造方法。
  5. 一方の面に複数のマイクロレンズが形成された平板状のレンズアレイ基板と、一方の面が前記レンズアレイ基板のレンズ形成面側に貼り合わされ、他方の面に前記各マイクロレンズの光軸に一致する位置に、光ファイバ先端の凸部と嵌合する凹部が形成された平板状の共役比調整用基板とを少なくとも備える光接続モジュールの製造方法において、
    前記共役比調整用基板の他方の面に、ホトレジストを塗布し、
    前記レンズアレイ基板のレンズ形成面とは反対側に光源を配置し、
    前記光源と前記レンズアレイ基板との間に、前記レンズアレイ基板の複数のマイクロレンズと同一ピッチで配列された凹レンズのマイクロレンズが形成された共役比調整用レンズアレイ基板を配置し、
    前記光源からの光を、前記共役比調整用レンズアレイ基板を経て、前記レンズアレイ基板に入射させ、前記レジストを露光し、
    前記レジストを現像し前記露光されたレジストを除去してレジストパターンを形成し、
    前記共役比調整用基板をエッチングして、前記凹部を形成することを特徴とする光接続モジュールの製造方法。
  6. 前記凹部のサイズは、前記共役比調整用レンズアレイ基板のレンズの焦点距離、または前記共役比調整用レンズアレイ基板の光軸方向位置を調整することにより行うことを特徴とする請求項4または5に記載の光接続モジュールの製造方法。
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