JP3997802B2 - Cosmetic sheet and cosmetic material - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の建築物における壁材や天井材、床材等の内装材や造作材、扉等の建具、家具什器類、家電製品や住設機器の外装材、車両等の輸送機器内装材等の表面化粧に使用するための化粧シートと、それを用いた化粧材に関するものである。さらに詳しくは、金属調の光輝感ある意匠表現又は高度の隠蔽性の付与等を目的として、光輝性顔料を含有する光輝性印刷層が基材シートの表面上に設けられてなる化粧シートと、それを用いた化粧材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記の如く、通常の着色顔料を用いた印刷層によっては実現不可能な、金属製品であるかの様な金属調(メタリック調)の光輝感ある意匠表現や、化粧材用基材の表面が透視できないための極めて高度の隠蔽性などが要求される用途の化粧シートとしては従来、紙又は合成樹脂フィルム等からなる基材シートに、光反射性微粒子からなる光輝性顔料を含有する光輝性印刷層を設けてなる化粧シートが、既に広く使用されている。光輝性顔料としては、例えばアルミニウム粉、ブロンズ粉等、光反射性や光遮蔽性に優れた金属粉顔料が使用されるのが一般的である(特開平5−64870号公報、特開平5−111991号公報等参照)。
【0003】
しかし、上記金属粉顔料は一般に、例えば酸やアルカリ等の作用によって、溶解、酸化又は変色し易いなど、耐薬品性に劣る欠点がある。特に、金属粉顔料として最も一般的に使用されているアルミニウム粉は、耐アルカリ性が非常に弱く、これを用いた化粧シートに、例えば家庭用のアルカリ性洗剤などが付着すると、アルミニウム粉がアルカリに溶解するために、光輝感や隠蔽性が失われてしまうという問題がある。
【0004】
化粧シートの印刷層上には一般に、例えばウレタン系樹脂やアミノアルキド系樹脂、アクリル系樹脂等からなるトップコート層が施される場合が多いが、このトップコート層は、元々溶剤に溶解して塗工可能な樹脂によって形成されたものであるから、熱可塑性樹脂フィルム等と比較すれば、薬品類に対する遮蔽性はあまり高くなく、しかもその厚みも高々数μm乃至数十μm程度と薄いこともあって、光輝性印刷層を薬品類から保護する機能は必ずしも十分ではない。
【0005】
これに対し、基材シートとして透明な熱可塑性樹脂フィルムを使用し、その裏面側に光輝性印刷層を形成するか、若しくは、基材シートの表面上の光輝性印刷層の上に、薬品類を浸透させない透明な熱可塑性樹脂フィルムを積層した構成を採用すれば、上記した耐薬品性の問題は十分に解決可能である。
【0006】
しかし、まず前者は、化粧シート用の基材シートとして、安価で印刷適性にも優れる紙や、隠蔽性や色調の安定性に優れる着色不透明の熱可塑性樹脂フィルムを使用する場合には、当然、適用することができない。一方後者は、積層する透明な熱可塑性樹脂フィルムや積層用の接着剤等の材料費や、積層工程の加工費などが余分にかかるため、得られる化粧シートの価格が上昇するほか、透明な熱可塑性樹脂フィルムが積層される分だけ、化粧シートの厚みも増すので、安価な化粧シートや薄型の化粧シートが求められる用途には対応が困難である。
【0007】
そこで、化粧シートの全体構成や基材シートの材質を変更せずに、光輝性印刷層の耐薬品性の改善が可能な方法として、上記した金属粉顔料に代えて、金属粉顔料に近似した光反射性を有しつつ、金属粉顔料よりも耐薬品性に優れた、酸化チタン被覆雲母等の真珠光沢顔料を用いたものもある(特開平6−262735号公報、特開2000−62081号公報等)。
【0008】
しかし、上記真珠光沢顔料は、透明薄膜の光干渉効果を利用して光反射効果を得るものであって、金属粉顔料と比較すれば、光反射率、光遮蔽性(光透過率が低いこと)ともに劣るものである。従って、この真珠光沢顔料を使用した化粧シートによっては、金属粉顔料を使用した化粧シートに匹敵する高輝度の金属光沢や高い隠蔽性を有する化粧シートを得ることができないという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術における上記の様な問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、金属調(メタリック調)の光輝感及び/又は高度の隠蔽性を備えた光輝性印刷層を基材シートの表面上に有する化粧シートであって、該光輝性印刷層が耐アルカリ性等の耐薬品性に優れ、光輝感及び/又は隠蔽性を長期に亘り維持することができる化粧シートと、該化粧シートを用いた化粧材とを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、薄葉紙、樹脂含浸紙、または樹脂混抄紙から選ばれる紙からなる基材シートの表面上に、アルミニウム粉、酸化チタン被覆雲母以外の有機、または無機顔料と硝化綿、酢酸セルロース、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂のいずれかからなるバインダーを含む通常印刷層12、該通常印刷層12上に、アルミニウム粉が10〜25重量部に対して、酸化チタン被覆雲母が5〜20重量部配合した顔料と、前記通常印刷層12と同じバインダーを含む光輝性印刷層13、およびトップコート層を設けたことを特徴とする熱硬化性樹脂化粧板用化粧紙を除く化粧シートである。
【0011】
また、本発明は、上記化粧シートにおいて、前記光輝性印刷層13上に、さらにアルミニウム粉、酸化チタン被覆雲母以外の有機、または無機顔料と硝化綿、酢酸セルロース、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂のいずれかからなるバインダーを含む通常印刷層14設けたことを特徴とする請求項1記載の化粧シートである。
【0013】
また、本発明は、上記化粧シートにおいて、前記光輝性印刷層13は、ベタ状の印刷層、または模様状の印刷層であることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の化粧シートである。
【0015】
また、本発明は、化粧用基材表面に、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シートが積層されてなることを特徴とする化粧材である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の化粧シート及び化粧材の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面図であり、図3は、本発明の化粧材の実施の形態を示す側断面図である。
【0017】
本発明の化粧シート1は、図1に示す様に、基材シート11上に、アルミニウム粉等の金属粉顔料と、酸化チタン被覆雲母等の真珠光沢顔料との両方を光輝性顔料として含む光輝性印刷インキによって形成された光輝性印刷層13が、少なくとも設けられてなるものである。
【0018】
光輝性印刷層13は、任意の模様状に設けられていても良いし、図2に示す様に、ベタ状に設けられていても良い。また、同一の光輝性印刷インキ又は光輝性顔料の種類や粒径、配合比率等を変えた複数種類の光輝性印刷インキを使用して、ベタ状及び/又は模様状の複数の光輝性印刷層13を組み合わせて設けても良い。
【0019】
さらに、光輝性印刷層13のほかに、光輝性顔料を含まない通常の印刷インキによるベタ状及び/又は模様状の通常印刷層12、14を併せて設けても勿論良い。
【0020】
本発明において、基材シート11の材質は特に限定されず、従来の化粧シートにおけるそれと同様のものを使用することができる。具体的には、例えば薄葉紙、樹脂含浸紙、樹脂混抄紙、紙間強化紙等の紙や、織布又は不織布、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂からなるフィルム乃至シート、合成紙、金属箔、突板等、又はそれらの複数種の混合物、複合体、積層体等を任意に使用することができる。
【0021】
特に、薄葉紙、樹脂含浸紙、樹脂混抄紙、紙間強化紙等の紙は、その繊維の絡み合い構造に由来して印刷インキの受容性に富むので、通常の着色顔料よりも粒径の大きい光輝性顔料を含有するため内部凝集力の低い光輝性印刷インキであっても着肉性が良く、光輝性印刷層13の密着性が良好であることをはじめ、通常印刷層12、14を設ける場合には、それらに使用可能な印刷インキの選択幅が広く、多様な意匠表現が可能であること、安価で接着等の加工性も良いこと等から、本発明の目的には最も望ましいものと言える。
【0022】
基材シート11の厚さには特に制限はないが、一般的には、紙であれば坪量20〜150g/m2程度、熱可塑性樹脂フィルム等であれば10〜200μm程度のものが使用される。
【0023】
基材シート11の表面に形成される光輝性印刷層13は、光輝性顔料として、金属粉顔料及び真珠光沢顔料の両方を含有する光輝性印刷インキによって形成されていることが重要である。
【0024】
金属粉顔料としては、金粉、銀粉、銅粉、アルミニウム粉、ブロンズ粉、亜鉛粉、ステンレス粉、ニッケル粉等が使用可能であるが、光輝感(反射率)、印刷インキ中への分散性、経済性(価格)等の面で、アルミニウム粉が最も好適である。
【0025】
アルミニウム粉等の金属粉顔料としては、金属粉にプロピレングリコールモノメチルエーテル等の溶剤や表面処理剤を添加し練り込んだペースト状のものを使用することもできる。
【0026】
真珠光沢顔料としては、太刀魚等の魚鱗粉、塩基性炭酸鉛、砒酸水素鉛、酸化塩化ビスマス、酸化チタン被覆雲母、酸化鉄被覆雲母等が使用可能であるが、供給の安定性、無害性、光輝感(反射率)等の面で、酸化チタン被覆雲母が最も好適である。
【0027】
酸化チタン被覆雲母には、酸化チタン被膜の膜厚により、白色光沢のものと干渉色光沢のものとがあり、本発明の目的にはいずれも使用可能である。但し、光輝性印刷層13に高度の隠蔽性が要求される場合には、広範囲の波長の光に対して高い光線反射率を示す白色光沢のものを使用することが望ましい。
【0028】
光輝性顔料の粒子形状は、金属粉顔料、真珠光沢顔料ともに、鱗片状のものが使用されるのが一般的である。
【0029】
光輝性顔料の粒子径は、平均粒径1〜250μm程度の範囲で種々のものが市販されており、その中から所望の光輝感に合わせて適宜の粒径のものを選択すれば良く、本発明においては光輝感及び印刷適性から、平均粒径5〜50μm程度のものが最も好適に使用可能である。
【0030】
なお、光輝性印刷インキには、光輝性顔料以外にも必要に応じて、例えば染料、着色顔料、体質顔料等が適宜添加されていても良い。
【0031】
本発明において、上述した通り金属粉顔料と真珠光沢顔料とを併用する理由は、光輝性印刷層13が高い光反射性や光遮蔽性を有していて金属調の光輝感や隠蔽性に優れており、しかも、光輝性印刷層13の耐薬品性(特に耐アルカリ性)にも優れた化粧シート1を得るためである。
【0032】
すなわち、前述した様に、真珠光沢顔料は、耐薬品性等には優れるが、光輝感や隠蔽性には劣っており、一方、金属粉顔料(特にアルミニウム粉)は、光輝感や隠蔽性には優れるが、耐薬品性(特に耐アルカリ性)には劣っている。
【0033】
これに対し、金属粉顔料と真珠光沢顔料とを併用すると、真珠光沢顔料のみを使用した場合と比較すれば、より光線反射率が高く光線透過率の低い金属粉顔料の存在によって、真珠光沢顔料のみでは得られない優れた金属調の光輝感や高度の隠蔽性を得ることができる。
【0034】
一方、金属粉顔料のみを使用した場合と比較すれば、耐薬品性に優れた真珠光沢顔料の存在により、たとえ金属粉顔料が薬品類に冒されて光反射能や光遮蔽能を全く喪失してしまうことがあっても、化粧シート1の光輝感や隠蔽性が完全に消失してしまうことはない。
【0035】
のみならず、金属粉顔料による光輝感の、薬品類の作用による消失も、金属粉顔料を単独で使用した場合と比較すれば遥かに遅く、且つ完全には消失しにくいものとなる。
【0036】
これは、共に鱗片状をした金属粉顔料と真珠光沢顔料とが、光輝性印刷層13の被膜中で相互に重なり合うことにより、表面上に真珠光沢顔料が載ったり両面を真珠光沢顔料で挟まれたりした状態で被膜中に存在する金属粉顔料は、耐薬品性に優れた真珠光沢顔料によって薬品類から遮蔽された状態となるため、薬品類の作用を受けにくく、従ってその優れた光輝感や隠蔽性を長期に亘り維持できるものと考えられる。
【0037】
なお、上記の他、真珠光沢顔料の添加により光輝感や隠蔽性が多少とも補われる分だけ、光輝性印刷インキの印刷適性の悪化要因である金属粉顔料の配合量を減らすことができるため、光輝性印刷インキの印刷適性を改善し、着肉不良や印刷ムラ、多色印刷における版取られ(一度印刷された印刷インキの一部が、次に印刷する印刷インキの版に付着して取られる現象)、トップコート層15等の塗工前の取扱中におけるチョーキング(印刷面が擦られた際に、印刷被膜が細かい粉状になって剥落する現象)等を防止し、均一で鮮明な印刷を可能にする利点もある。
【0038】
上記の目的を十分に達成するために、金属粉顔料と真珠光沢顔料との配合比は、金属粉顔料10〜25重量部に対し、真珠光沢顔料5〜20重量部の範囲の比率とすることが好ましい。
【0039】
但し、上記範囲において、金属粉顔料と真珠光沢顔料との配合量の合計は、30〜40重量部とすることが望ましい。
【0040】
上記範囲よりも相対的に、金属粉顔料が少なければ、十分な光輝感や隠蔽性を得ることが難しく、逆に真珠光沢顔料が少なければ、十分な耐薬品性(耐アルカリ性)を得ることが難しいほか、印刷適性の悪化の要因ともなるからである。
【0041】
上記光輝性顔料と共に光輝性印刷インキに配合されるバインダーの種類には特に制限はなく、従来より係る化粧シートの印刷製造に用いられている光輝性印刷インキ又は通常の印刷インキに使用されていた各種のバインダーの中から任意に選択して使用することができる。
【0042】
具体的には、例えば硝化綿、酢酸セルロース、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂等の油性バインダーや、カゼイン、ポリアクリルアミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、水溶塩型アクリル樹脂、エマルジョン系樹脂(アクリル系、酢酸ビニル系、ウレタン系、スチレン系等)、ラテックス系樹脂(スチレン−ブタジエン系、アクリロニトリル−ブタジエン系、メチルメタクリレート−ブタジエン系等)等の水性バインダー等を使用することができる。
【0043】
光輝性顔料とバインダーとの配合比は、相対的にバインダーの量が多すぎると光輝感や隠蔽性が不十分となり、逆にバインダーの量が少なすぎると、光輝性印刷インキの印刷適性が悪化して、印刷時の着肉不良や印刷ムラ、版取られ等が発生し易くなったり、印刷後の取扱中における光輝性印刷層13のチョーキングが発生し易くなったりする場合がある。
【0044】
従って、光輝性顔料とバインダーとの配合比は、上記の様な不都合が発生しない範囲で適宜設計する必要がある。本発明者らの試作検討によれば、固形分として、金属粉顔料10〜25重量部、真珠光沢顔料5〜20重量部、バインダー20〜30重量部の範囲の配合比率とした時に、あらゆる性能面で最もバランスの良い化粧シート1となるという結果が得られている。
【0045】
本発明の化粧シート1には、既に述べた様に、上記光輝性印刷層13と共に、ベタ状及び/又は模様状の通常印刷層12、14を設けることができる。この通常印刷層12、14の形成に用いる印刷インキとしては、上記光輝性印刷層13の形成に用いる光輝性印刷インキのバインダーと同様のバインダーに、光輝性顔料以外の顔料(有機顔料及び/又は無機顔料)及び/又は染料等の着色剤を配合してなる、通常の印刷インキを用いれば良い。
【0046】
光輝性印刷層13や通常印刷層12、14を形成するための印刷方法としては、例えばグラビア印刷法、グラビアオフセット印刷法、オフセット印刷法、フレキソ印刷法、ドライオフセット印刷法、スクリーン印刷法、凸版印刷法、静電印刷法、インクジェット印刷法等の従来公知の各種印刷方法や、ベタ状の場合には例えばロールコート法、グラビアコート法、マイクログラビアコート法、ロッドコート法、キスコート法、ナイフコート法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、スプレーコート法、フローコート法等の従来公知の各種塗工方法等から適宜選択すればよい。
【0047】
本発明の化粧シート1には、その表面に表面硬度や耐摩耗性、耐擦傷性、耐溶剤性、耐汚染性等の優れた表面物性を付与するために、トップコート層15を設けることができる。
【0048】
トップコート層15は、該トップコート層15を設ける前の化粧シートを化粧板用基材2の表面に積層した後に塗装を施すことにより設けられる場合もあるが、予め表面にトップコート層15を設けた化粧シート1を設けておくと、この化粧シート1を化粧板用基材2の表面に積層するだけで、簡便に化粧材を製造することができ、しかも、該積層までの取扱中にも各印刷層を保護することができる利点がある。
【0049】
なお、表面物性を高めるには、トップコート層15が厚いほど有利であるが、トップコート層15が厚過ぎると化粧シート1が可撓性を失い、化粧材用基材2へのラミネート適性が低下する場合がある。そのような場合には、化粧シート1には再塗装性を有する薄めのトップコート層15を予め設けておき、化粧材用基材2との積層後に再度塗装を施すことにより、十分な厚みのトップコート層15を設けると良い。
【0050】
トップコート層15の材質は特に限定されないが、一般的には物性面の要求から、例えば2液硬化型ウレタン系樹脂、アミノアルキド系樹脂、硬化型アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂等の熱硬化性樹脂や、(メタ)アクリレート系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂等の電離放射線硬化性樹脂等の、硬化性樹脂が採用される場合が多い。
【0051】
なお、トップコート層15には必要に応じて、例えば紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、帯電防止剤、抗菌剤、防黴剤、滑剤、艶調整剤、減摩剤等の添加剤を適宜添加することができる。
【0052】
トップコート層15は、図1や図2に示す例の様に、全面に均一に設ける構成のほか、例えば、艶状態の異なる複数種類の塗料を使用して、その少なくとも一部を任意の模様状に設けることにより、表面の艶状態の変化による立体的な意匠性を付与したり、トップコート層15の塗工前に予め樹脂吸収性印刷インキ又は撥液性印刷インキ等による印刷層を形成しておくことにより、トップコート層15を前記印刷層が形成されていない部分にのみ形成して、凹凸や艶変化による立体的な意匠感を付与したりすることもできる。
【0053】
また、トップコート層15の表面上に、通常印刷インキ、光輝性印刷インキ又は艶消印刷インキ等を任意の模様状に印刷することによって、トップコート層15の下の光輝性印刷層13や通常印刷層14との位置関係が見る角度により変化することによる立体的な意匠感を付与することもできる。
【0054】
本発明の化粧材は、図3に示す様に、上記した本発明の化粧シート1を、化粧材用基材2の表面に積層してなるものである。
【0055】
化粧材用基材2の材質は、本発明において特に限定されるものではなく、従来の化粧材におけるそれと同様のものを使用することができる。
【0056】
具体的には、例えば木材(無垢材)、合板、集成材、単板積層材、配向性ボード、中密度繊維板、硬質繊維板、パーティクルボード等の木質系基材や、ガラス、陶磁器、石膏ボード、珪藻土板、珪酸カルシウム板、スレート板、木毛セメント板、スラグセメント板、スラグ石膏板、ガラス繊維強化コンクリート、軽量気泡コンクリート等の無機質系基材、鉄、真鍮、アルミニウム、ステンレス等の金属系基材、合成樹脂成形品、繊維強化プラスチック等の合成樹脂系基材等、或いはそれらの複数種の混合物、複合体、積層体等を使用することができる。
【0057】
化粧材用基材2と化粧シート1との積層方法も、本発明において特に限定されるものではなく、従来の化粧材の場合と同様である。具体的には、接着剤層3により接着させるのが最も一般的であるが、その他、両者の材質によっては例えば熱圧着法、超音波融着法、高周波融着法、押出ラミネート法等の接着方法や、化粧材用基材2を例えば熱プレス法、押出成形法、射出成形法、注型成形法等により成形すると同時に化粧シート1を積層する方法等を適用することもできる。
【0058】
【実施例】
下表に示す組成の各種の光輝性印刷インキを使用して、坪量30g/m2の紙間強化紙の表面に、抽象柄の光輝性印刷層と、通常印刷インキ(硝化綿系)を使用した抽象柄の通常印刷層(3色重ね刷り)とを、多色印刷機により順次印刷形成し、最後に、2液硬化型ウレタン系樹脂を乾燥後の塗布量5g/m2に塗工してトップコート層を形成して、実施例1及び比較例1〜3の化粧シートを作製した。
【0059】

Figure 0003997802
【0060】
上記の各化粧シートについて、印刷安定性、光輝感及び耐アルカリ性(JAS特殊合板の耐アルカリ性試験:1%炭酸ナトリウム水溶液、時計皿被覆6時間)を評価(いずれも目視評価)したところ、結果は下表の通りであった。
【0061】
Figure 0003997802
【0062】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明の化粧シート及びそれを用いた化粧材は、光輝性印刷層に配合する光輝性顔料として、金属粉顔料と真珠光沢顔料とを併用したことにより、そのいずれかを単独で使用した場合には実現することができなかった、優れた金属調の光輝感や高度の隠蔽性と、耐薬品性(特に耐アルカリ性)との両立が可能となるという、顕著な効果を奏するものである。
【0063】
しかも、金属粉顔料のみを使用した場合と比較すれば、光輝性印刷インキの印刷適性が向上し、金属調(メタリック調)光沢や高隠蔽性の化粧シートを安定して製造可能となる。また、金属粉顔料と真珠光沢顔料との配合比率を本発明で規定の範囲内で適宜設計することにより、鏡面反射に近い金属調の高光沢から、柔らかい真珠調の光沢までの、任意の段階の光沢表現が可能となり、今までにない種々の光沢の意匠表現が可能になるという効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面図である。
【図2】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面図である。
【図3】本発明の化粧材の実施の形態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1‥‥‥化粧シート
11‥‥基材シート
12‥‥ベタ状の通常印刷層
13‥‥光輝性印刷層
14‥‥模様状の通常印刷層
15‥‥トップコート層
2‥‥‥化粧材用基材
3‥‥‥接着剤層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to interior materials such as wall materials, ceiling materials, floor materials, and construction materials such as doors, furniture such as doors, furniture fixtures, exterior materials for home appliances and residential equipment, and transportation equipment such as vehicles. The present invention relates to a decorative sheet for use in surface makeup such as an interior material, and a decorative material using the same. More specifically, for the purpose of imparting a metallic-like lustrous design expression or high concealing property, a decorative sheet in which a glittering printing layer containing a glittering pigment is provided on the surface of the base sheet, The present invention relates to a cosmetic material using the same.
[0002]
[Prior art]
As mentioned above, the surface of the base material for decorative materials and the surface of the base material for cosmetics, which is impossible to realize by a printing layer using a normal color pigment, is a metallic tone (metallic tone) that looks like a metal product. As a decorative sheet for applications that require extremely high concealment because it cannot be seen through, conventionally, glitter printing that contains a glitter pigment made of light-reflective fine particles on a base sheet made of paper or a synthetic resin film A decorative sheet provided with a layer has already been widely used. As the bright pigment, for example, metal powder pigments having excellent light reflectivity and light shielding properties such as aluminum powder and bronze powder are generally used (Japanese Patent Laid-Open Nos. 5-64870 and 5). 111991 etc.).
[0003]
However, the above metal powder pigments generally have a disadvantage of poor chemical resistance, such as being easily dissolved, oxidized or discolored by the action of acid or alkali. In particular, aluminum powder, which is most commonly used as a metal powder pigment, is very weak in alkali resistance. When a household alkaline detergent or the like adheres to a decorative sheet using the aluminum powder, the aluminum powder dissolves in alkali. Therefore, there is a problem that the glitter and concealment are lost.
[0004]
In general, a top coat layer made of, for example, urethane resin, amino alkyd resin, acrylic resin, or the like is often applied on the printing layer of the decorative sheet, but this top coat layer is originally dissolved in a solvent. Since it is made of a resin that can be applied, it has less shielding against chemicals than a thermoplastic resin film, etc., and its thickness may be as thin as several μm to several tens of μm at most. Thus, the function of protecting the glitter printing layer from chemicals is not always sufficient.
[0005]
On the other hand, a transparent thermoplastic resin film is used as the base sheet, and a glitter printing layer is formed on the back side thereof, or chemicals are formed on the glitter printing layer on the surface of the base sheet. If the structure which laminated | stacked the transparent thermoplastic resin film which does not osmose | permeate is employ | adopted, the above-mentioned problem of chemical resistance can fully be solved.
[0006]
However, when the former is used as a base sheet for a decorative sheet, a paper that is inexpensive and excellent in printability, or a colored opaque thermoplastic resin film that is excellent in concealment and color tone stability, naturally, It cannot be applied. The latter, on the other hand, increases the cost of the resulting decorative sheet and increases the costs of the transparent thermoplastic resin film to be laminated, the adhesive for laminating, and the processing cost of the laminating process. Since the thickness of the decorative sheet is increased by the amount of the laminated plastic resin film, it is difficult to cope with an application where an inexpensive decorative sheet or a thin decorative sheet is required.
[0007]
Therefore, as a method capable of improving the chemical resistance of the glitter printing layer without changing the overall configuration of the decorative sheet and the material of the base sheet, it approximated the metal powder pigment instead of the metal powder pigment described above. Some use pearl luster pigments such as titanium oxide-coated mica that have light reflectivity and superior chemical resistance than metal powder pigments (Japanese Patent Laid-Open Nos. 6-262735 and 2000-62081). Gazette).
[0008]
However, the pearl luster pigments have a light reflection effect by utilizing the light interference effect of the transparent thin film. Compared with the metal powder pigment, the pearl luster pigment has a light reflectance and light shielding property (low light transmittance). ) Both are inferior. Therefore, depending on the decorative sheet using this pearlescent pigment, there is a problem that it is not possible to obtain a decorative sheet having a high-luminance metallic luster and high concealment comparable to a decorative sheet using a metal powder pigment.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made to solve the above-described problems in the prior art, and the object of the present invention is to provide a metallic tone (metallic tone) and / or a high degree of concealment. A decorative sheet having a glittering printed layer on the surface of a base sheet, wherein the glittering printed layer is excellent in chemical resistance such as alkali resistance and maintains the glitter and / or concealment for a long period of time. It is providing the decorative sheet which can be manufactured, and the decorative material using this decorative sheet.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a substrate sheet made of paper selected from thin paper, resin-impregnated paper, or resin-mixed paper, and an organic or inorganic pigment other than aluminum powder and titanium oxide-coated mica, and nitrified cotton, cellulose acetate, acrylic Normal printing layer 12 containing a binder made of any one of an epoxy resin, a urethane resin, and a vinyl chloride-vinyl acetate copolymer resin, and 10-25 parts by weight of aluminum powder is oxidized on the normal printing layer 12 A thermosetting resin decorative board makeup comprising a pigment containing 5 to 20 parts by weight of titanium-coated mica , a glittering printing layer 13 containing the same binder as the normal printing layer 12, and a topcoat layer It is a decorative sheet excluding paper.
[0011]
In the decorative sheet, the present invention further includes an aluminum powder, an organic pigment other than titanium oxide-coated mica , or an inorganic pigment and nitrified cotton, cellulose acetate, an acrylic resin, a urethane resin, on the glitter printing layer 13. 2. The decorative sheet according to claim 1, wherein a normal printing layer including a binder made of any one of vinyl chloride-vinyl acetate copolymer-based resins is provided.
[0013]
Further, according to the present invention, in the decorative sheet, the glitter print layer 13 is a solid print layer or a pattern print layer. The makeup according to claim 1, It is a sheet.
[0015]
Further, the present invention is of the粧用substrate surface, a decorative material decorative sheet characterized by comprising stacked according to any one of claims 1-3.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the decorative sheet and the decorative material of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG.1 and FIG.2 is a sectional side view which shows embodiment of the decorative sheet of this invention, FIG. 3 is a sectional side view which shows embodiment of the decorative material of this invention.
[0017]
As shown in FIG. 1, the decorative sheet 1 of the present invention has a glittering pigment containing a metallic powder pigment such as aluminum powder and a pearlescent pigment such as titanium oxide-coated mica as a glittering pigment on a base sheet 11. The glitter printing layer 13 formed with the photosensitive printing ink is provided at least.
[0018]
The glitter print layer 13 may be provided in an arbitrary pattern shape, or may be provided in a solid shape as shown in FIG. In addition, using a plurality of types of glitter printing inks with different types, particle sizes, blending ratios, etc. of the same glitter printing ink or glitter pigment, a plurality of solid and / or patterned glitter printing layers 13 may be provided in combination.
[0019]
Further, in addition to the glitter print layer 13, it is of course possible to provide solid and / or pattern regular print layers 12 and 14 using ordinary printing ink that does not contain a glitter pigment.
[0020]
In the present invention, the material of the base sheet 11 is not particularly limited, and the same material as that in the conventional decorative sheet can be used. Specifically, for example, paper such as thin paper, resin-impregnated paper, resin-mixed paper, paper-reinforced paper, woven or non-woven fabric, polyvinyl chloride resin, polyolefin resin, polyester resin, acrylic resin, etc. A film or sheet made of resin, a synthetic paper, a metal foil, a veneer, or the like, or a mixture, a composite, a laminate, or the like of them can be arbitrarily used.
[0021]
In particular, paper such as thin paper, resin-impregnated paper, resin-mixed paper, and inter-paper reinforced paper is rich in acceptability of printing ink due to its entangled structure of fibers, so it has a larger particle size than ordinary color pigments. When the printing layers 12 and 14 are usually provided, including a glossy pigment, and even a glittering printing ink with low internal cohesive force has good adhesion and good adhesion of the glittering printing layer 13 Are most desirable for the purpose of the present invention because they have a wide selection range of printing inks usable for them, can express various designs, are inexpensive and have good workability such as adhesion, and the like. .
[0022]
Although there is no restriction | limiting in particular in the thickness of the base material sheet 11, Generally, the basis weight of about 20-150 g / m < 2 > will be used if it is paper, and if it is a thermoplastic resin film etc., the thing of about 10-200 micrometers will be used. Is done.
[0023]
It is important that the glitter printing layer 13 formed on the surface of the base sheet 11 is formed of glitter printing ink containing both a metal powder pigment and a pearlescent pigment as the glitter pigment.
[0024]
As metal powder pigments, gold powder, silver powder, copper powder, aluminum powder, bronze powder, zinc powder, stainless steel powder, nickel powder, etc. can be used, but glitter (reflectance), dispersibility in printing ink, Aluminum powder is most suitable in terms of economy (price) and the like.
[0025]
As the metal powder pigment such as aluminum powder, a paste in which a solvent such as propylene glycol monomethyl ether or a surface treatment agent is added to the metal powder and kneaded can also be used.
[0026]
As pearlescent pigments, fish scales such as sword fish, basic lead carbonate, lead hydrogen arsenate, bismuth oxide chloride, titanium oxide-coated mica, iron oxide-coated mica, etc. can be used, but supply stability, harmlessness, Titanium oxide-coated mica is most preferable in terms of brightness (reflectance) and the like.
[0027]
The titanium oxide-coated mica includes white glossy and interference color glossy depending on the thickness of the titanium oxide film, and any of them can be used for the purpose of the present invention. However, when a high degree of concealment is required for the glitter print layer 13, it is desirable to use a white glossy material exhibiting a high light reflectance for light of a wide range of wavelengths.
[0028]
As for the particle shape of the luster pigment, a scale-like one is generally used for both the metal powder pigment and the pearl luster pigment.
[0029]
Various particle diameters of the glitter pigment are commercially available in the range of an average particle diameter of about 1 to 250 μm, and one having an appropriate particle diameter may be selected from among them in accordance with the desired glitter feeling. In the invention, those having an average particle diameter of about 5 to 50 μm are most preferably used from the viewpoint of glitter and printability.
[0030]
Note that, in addition to the glitter pigment, for example, a dye, a color pigment, an extender pigment, and the like may be appropriately added to the glitter printing ink as necessary.
[0031]
In the present invention, as described above, the reason why the metal powder pigment and the pearlescent pigment are used in combination is that the glitter print layer 13 has high light reflectivity and light shielding properties and is excellent in metallic luster and concealment. In addition, this is because the decorative sheet 1 having excellent chemical resistance (particularly alkali resistance) of the glitter printing layer 13 is obtained.
[0032]
That is, as described above, pearlescent pigments are excellent in chemical resistance and the like, but are inferior in glitter and concealment, while metal powder pigments (particularly aluminum powder) are excellent in glitter and concealment. Is superior, but is inferior in chemical resistance (particularly alkali resistance).
[0033]
On the other hand, when the metal powder pigment and the pearlescent pigment are used in combination, the presence of the metal powder pigment having a higher light reflectance and lower light transmittance than the case of using only the pearlescent pigment, the pearlescent pigment. It is possible to obtain an excellent metallic tone and high concealment that cannot be obtained only by the use of a simple substance.
[0034]
On the other hand, compared with the case where only metal powder pigment is used, the presence of pearlescent pigment with excellent chemical resistance causes the metal powder pigment to be affected by chemicals and loses light reflectivity and light shielding ability at all. Even if this happens, the glitter and concealment of the decorative sheet 1 are not completely lost.
[0035]
Not only that, but the disappearance of the glitter caused by the metal powder pigment due to the action of chemicals is much slower than the case where the metal powder pigment is used alone, and it is difficult to completely disappear.
[0036]
This is because both the scaly metal powder pigment and the pearl luster pigment overlap each other in the coating of the glitter printing layer 13, so that the pearl luster pigment is placed on the surface or both sides are sandwiched by the pearl luster pigment. The metal powder pigment present in the film in a state of being damaged is not easily affected by the chemicals because it is shielded from the chemicals by the pearl luster pigment having excellent chemical resistance. It is thought that concealment can be maintained over a long period of time.
[0037]
In addition to the above, the amount of metallic powder pigment that is a detrimental factor of the printability of the glitter printing ink can be reduced by the amount that the glitter feeling and concealment are somewhat supplemented by the addition of the pearl luster pigment, Improving the printability of glitter printing inks, and taking a plate in imperfections, uneven printing, and multicolor printing (a part of the printing ink once printed adheres to the printing ink plate to be printed next) Phenomenon), choking during handling before coating of the top coat layer 15 (a phenomenon in which the printed film is peeled off in a fine powder form when the printing surface is rubbed), and the like are prevented. There is also an advantage that enables printing.
[0038]
In order to sufficiently achieve the above object, the blending ratio of the metal powder pigment and the pearl luster pigment should be a ratio in the range of 5 to 20 parts by weight of the pearl luster pigment to 10 to 25 parts by weight of the metal powder pigment. Is preferred.
[0039]
However, in the above range, the total blending amount of the metal powder pigment and the pearlescent pigment is preferably 30 to 40 parts by weight.
[0040]
Relative to the above range, if there are few metal powder pigments, it is difficult to obtain sufficient glitter and concealment, and conversely, if there are few pearlescent pigments, sufficient chemical resistance (alkali resistance) can be obtained. In addition to being difficult, it also causes deterioration of printability.
[0041]
There is no particular limitation on the type of binder blended in the glitter printing ink together with the glitter pigment, and it has been used in glitter printing inks or conventional printing inks conventionally used for printing production of decorative sheets. Any one of various binders can be selected and used.
[0042]
Specifically, for example, oily binders such as nitrified cotton, cellulose acetate, acrylic resin, urethane resin, vinyl chloride-vinyl acetate copolymer resin, casein, polyacrylamide resin, polyvinyl alcohol resin, water-soluble salt type acrylic resin Use aqueous binders such as emulsion resins (acrylic, vinyl acetate, urethane, styrene, etc.), latex resins (styrene-butadiene, acrylonitrile-butadiene, methyl methacrylate-butadiene, etc.) Can do.
[0043]
The blending ratio of the glitter pigment and binder is such that if the amount of the binder is relatively large, the glitter feeling and the concealment will be insufficient, and conversely if the amount of the binder is too small, the printability of the glitter printing ink will deteriorate. Thus, there may be a case where imperfection in printing, uneven printing, plate removal, and the like are likely to occur, and choking of the glitter print layer 13 during handling after printing is likely to occur.
[0044]
Therefore, it is necessary to design the blending ratio of the glitter pigment and the binder as long as the above disadvantages do not occur. According to the present inventors' trial production, the solid content is 10-25 parts by weight of the metal powder pigment, 5-20 parts by weight of the pearlescent pigment, and 20-30 parts by weight of the binder. The result is that the decorative sheet 1 has the most balanced surface.
[0045]
As described above, the decorative sheet 1 of the present invention can be provided with solid and / or patterned normal print layers 12 and 14 together with the glitter print layer 13. As the printing ink used for the formation of the normal printing layers 12 and 14, the same binder as the binder of the glittering printing ink used for the formation of the glittering printing layer 13, and a pigment other than the glittering pigment (organic pigment and / or Ordinary printing inks formed by blending colorants such as inorganic pigments and / or dyes may be used.
[0046]
Examples of the printing method for forming the glitter printing layer 13 and the normal printing layers 12 and 14 include a gravure printing method, a gravure offset printing method, an offset printing method, a flexographic printing method, a dry offset printing method, a screen printing method, and a letterpress. Various conventionally known printing methods such as printing methods, electrostatic printing methods, ink jet printing methods, and in the case of solid shapes, for example, roll coating method, gravure coating method, micro gravure coating method, rod coating method, kiss coating method, knife coating It may be appropriately selected from conventionally known various coating methods such as a method, an air knife coating method, a die coating method, a lip coating method, a comma coating method, a spray coating method, and a flow coating method.
[0047]
The decorative sheet 1 of the present invention may be provided with a topcoat layer 15 in order to impart excellent surface properties such as surface hardness, abrasion resistance, scratch resistance, solvent resistance, and contamination resistance to the surface thereof. it can.
[0048]
The top coat layer 15 may be provided by applying the decorative sheet before the top coat layer 15 is laminated on the surface of the base material 2 for the decorative plate, but the top coat layer 15 is previously provided on the surface. If the provided decorative sheet 1 is provided, the decorative material can be easily produced simply by laminating the decorative sheet 1 on the surface of the decorative plate substrate 2, and during the handling up to the lamination. There is also an advantage that each printing layer can be protected.
[0049]
In order to enhance the surface physical properties, the thicker the topcoat layer 15 is, the more advantageous. However, if the topcoat layer 15 is too thick, the decorative sheet 1 loses its flexibility, and the suitability for laminating to the base material 2 for the cosmetic material is improved. May decrease. In such a case, the decorative sheet 1 is provided with a thin topcoat layer 15 having repaintability in advance, and is coated again after being laminated with the base material 2 for decorative material. A top coat layer 15 may be provided.
[0050]
The material of the topcoat layer 15 is not particularly limited, but generally, from the viewpoint of physical properties, for example, a two-component curable urethane resin, an aminoalkyd resin, a curable acrylic resin, a melamine resin, an epoxy resin, Curable resins such as thermosetting resins such as phenolic resins and unsaturated polyester resins, and ionizing radiation curable resins such as (meth) acrylate resins, unsaturated polyester resins, and epoxy resins are employed. There are many cases.
[0051]
The top coat layer 15 may contain additives such as ultraviolet absorbers, light stabilizers, heat stabilizers, antistatic agents, antibacterial agents, antifungal agents, lubricants, gloss adjusting agents, and antifriction agents as necessary. Can be added as appropriate.
[0052]
The top coat layer 15 is configured to be uniformly provided on the entire surface as in the examples shown in FIGS. 1 and 2, for example, using a plurality of types of paints having different gloss states, and at least a part of the top coat layer 15 having an arbitrary pattern. By providing it in a shape, a three-dimensional design can be imparted by changing the glossiness of the surface, or a printing layer made of resin-absorbing printing ink or liquid-repellent printing ink is formed in advance before the topcoat layer 15 is applied. Thus, the top coat layer 15 can be formed only on a portion where the printing layer is not formed, and a three-dimensional design feeling due to unevenness and gloss change can be imparted.
[0053]
Further, by printing ordinary printing ink, glitter printing ink, matte printing ink or the like on the surface of the top coat layer 15 in an arbitrary pattern, the glitter printing layer 13 below the top coat layer 15 or ordinary It is also possible to give a three-dimensional design feeling by changing the positional relationship with the printing layer 14 depending on the viewing angle.
[0054]
As shown in FIG. 3, the decorative material of the present invention is formed by laminating the above-described decorative sheet 1 of the present invention on the surface of a base material 2 for decorative material.
[0055]
The material of the base material 2 for decorative material is not specifically limited in this invention, The thing similar to that in the conventional decorative material can be used.
[0056]
Specifically, for example, wood base materials such as wood (solid wood), plywood, laminated wood, single-ply laminated material, orientation board, medium density fiber board, hard fiber board, particle board, glass, ceramics, gypsum Board, diatomaceous earth plate, calcium silicate plate, slate plate, wood wool cement plate, slag cement plate, slag gypsum plate, glass fiber reinforced concrete, lightweight cellular concrete and other inorganic base materials, metals such as iron, brass, aluminum and stainless steel A base material, a synthetic resin molded article, a synthetic resin base material such as a fiber reinforced plastic, etc., or a mixture, composite, laminate, or the like of a plurality of them can be used.
[0057]
The method for laminating the base material 2 for decorative material and the decorative sheet 1 is not particularly limited in the present invention, and is the same as in the case of conventional cosmetic materials. Specifically, the adhesive layer 3 is most commonly used for bonding. However, depending on the material of both, for example, a thermocompression bonding method, an ultrasonic fusion method, a high frequency fusion method, an extrusion laminating method, or the like. It is also possible to apply a method, a method of laminating the decorative sheet 1 at the same time that the decorative material base material 2 is formed by, for example, a hot press method, an extrusion molding method, an injection molding method, a cast molding method, or the like.
[0058]
【Example】
Using various glitter printing inks of the composition shown in the table below, an abstract pattern glitter printing layer and normal printing ink (nitrified cotton) are applied to the surface of the inter-paper reinforced paper having a basis weight of 30 g / m 2. The normal print layer (three-color overprinting) of the abstract pattern used was printed and formed sequentially with a multicolor printing machine, and finally a two-component curable urethane resin was applied to a coating amount after drying of 5 g / m2. A top coat layer was formed, and decorative sheets of Example 1 and Comparative Examples 1 to 3 were produced.
[0059]
Figure 0003997802
[0060]
About each said decorative sheet, when printing stability, brightness, and alkali resistance (the alkali resistance test of a JAS special plywood: 1% sodium carbonate aqueous solution, watch glass coating 6 hours) were evaluated (all are visually evaluated), the result is It was as shown in the table below.
[0061]
Figure 0003997802
[0062]
【The invention's effect】
As described in detail above, the decorative sheet of the present invention and the decorative material using the same are obtained by combining a metal powder pigment and a pearlescent pigment as a glitter pigment to be blended in the glitter printing layer. It is possible to achieve both excellent metal-like luster and high concealment and chemical resistance (especially alkali resistance), which could not be realized when used alone. There is an effect.
[0063]
In addition, the printability of the glittering printing ink is improved as compared with the case where only the metal powder pigment is used, and a decorative sheet having a metallic tone (metallic tone) and high concealability can be stably produced. In addition, by appropriately designing the blending ratio of the metal powder pigment and the pearl luster pigment within the range specified in the present invention, it can be performed at any stage from a metallic high gloss close to specular reflection to a soft pearl luster. Thus, it is possible to express various glossy designs that have never been seen before.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an embodiment of a decorative sheet of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing an embodiment of a decorative sheet of the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view showing an embodiment of a decorative material of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Makeup sheet 11 ... Base sheet 12 ... Solid-form normal printing layer 13 ... Glossy printing layer 14 ... Pattern-like normal printing layer 15 ... Topcoat layer 2 ... For cosmetics Base material 3 ... adhesive layer

Claims (4)

薄葉紙、樹脂含浸紙、または樹脂混抄紙から選ばれる紙からなる基材シートの表面上に、アルミニウム粉、酸化チタン被覆雲母以外の有機、または無機顔料と硝化綿、酢酸セルロース、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂のいずれかからなるバインダーを含む通常印刷層12、該通常印刷層12上に、アルミニウム粉が10〜25重量部に対して、酸化チタン被覆雲母が5〜20重量部配合した顔料と、前記通常印刷層12と同じバインダーを含む光輝性印刷層13、およびトップコート層を設けたことを特徴とする熱硬化性樹脂化粧板用化粧紙を除く化粧シート。On the surface of a substrate sheet made of paper selected from thin paper, resin-impregnated paper, or resin-mixed paper, an organic or inorganic pigment other than aluminum powder, titanium oxide-coated mica and nitrified cotton, cellulose acetate, acrylic resin, urethane Normal printing layer 12 containing a binder composed of any one of a vinyl resin and a vinyl chloride-vinyl acetate copolymer system resin, titanium oxide-coated mica is present on the normal printing layer 12 with respect to 10 to 25 parts by weight of aluminum powder. Cosmetics excluding decorative paper for thermosetting resin decorative board, comprising 5 to 20 parts by weight of pigment, a glittering printing layer 13 containing the same binder as the normal printing layer 12, and a top coat layer Sheet. 前記光輝性印刷層13上に、さらにアルミニウム粉、酸化チタン被覆雲母以外の有機、または無機顔料と硝化綿、酢酸セルロース、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂のいずれかからなるバインダーを含む通常印刷層14設けたことを特徴とする請求項1記載の化粧シート。 On the glitter print layer 13 , any of organic powder other than aluminum powder, titanium oxide-coated mica , or inorganic pigment and nitrified cotton, cellulose acetate, acrylic resin, urethane resin, vinyl chloride-vinyl acetate copolymer resin less made decorative sheet according to claim 1, characterized in that a normal printing layer 14 comprising a binder. 前記光輝性印刷層13は、ベタ状の印刷層、または模様状の印刷層であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の化粧シート。The glitter print layer 13, a decorative sheet according to any one of claims 1 to 2, wherein the solid-like printed layer, or a pattern shape of the printed layer. 化粧用基材表面に、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シートが積層されてなることを特徴とする化粧材。A cosmetic material, wherein the decorative sheet according to any one of claims 1 to 3 is laminated on a surface of a cosmetic base material.
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