JP3996351B2 - スタータ兼用ジェネレータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スタータ兼用ジェネレータに関し、特に、ブラシレスモータからなるスタータの通電タイミングを制御するためのロータ角度センサおよびエンジンの点火トリガ用パルサセンサを有するスタータ兼用ジェネレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンには、点火トリガ用としてパルサセンサつまりパルスピックアップ装置が設けられる。特開平7−103119号公報には、クランク軸と一体に回転するフライホイールの外周面に設けられたピックアップマグネットの通過周期を検出するピックアップセンサをフライホイールカバーの内周面に設けたエンジンが開示されている。
【0003】
一方、クランク軸に固着したマグネットロータとステータとからなるスタータ兼用ジェネレータにおいて、この回転機をブラシレス方式にしようとした場合、点火トリガ用パルサセンサとは別に通電タイミング制御用のロータ角度センサが必要となる。このように、ロータ角度センサとパルサセンサとを設ける場合、これらセンサやリラクタの設置スペースの確保が困難である。また、リラクタをクランク軸のフライホイール上に加工したり、別体のリラクタプレートを取り付けたりする手間がかかる。
【0004】
上記状況に鑑み、クランクケースに前記ロータ角度センサを取り付けるようにして、フライホイールに対する加工を回避することが考えられる。図19は、クランクケースにロータ角度センサを取り付けたスタータ兼用ジェネレータの断面図、図20はスタータ兼用ジェネレータの、特にステータ部分の正面図である。両図において、クランク軸201は軸受209および図示しない他方の軸受によってクランクケース202に支持される。クランクケース202から外部に突出しているクランク軸201の端部には、マグネット62を内周面に配置したカップ状のアウタロータ60が固定される。
【0005】
クランクケース202に取り付けられた隔壁202aには、クランク軸201と同心に配置されたステータ50が3本のボルト279で取り付けられる。また、隔壁202aとステータ50との間にはロータ角度センサ29が配され、ねじ100で隔壁202aに取り付けられる。アウタロータ60のハブ60aには環状のロータ角度センサ用マグネット33aが設けられる。マグネット33aと前記ロータ角度センサ29の感知部分とは、互いに対向する。
【0006】
アウタロータ60の外周にはリラクタ60bが形成され、このリラクタ60bをアウタロータ60の1回転毎に検出してタイミング信号を発するパルサセンサ30Aが設けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記スタータ兼用ジェネレータでは、ロータ角度センサ29とステータ50との相対位置関係の精度を高めることが容易ではなく、そのためにステータに対するロータの角度位置検出精度を高めることが困難であった。また、ロータ角度センサは比較的温度が高いクランクケースに直接取り付けられているので、センサのケースや、センサ素子などに高い耐熱性が要求されていた。
【0008】
本発明の目的は、上記問題点を解消し、検出精度の向上を図ることができ、小さいスペースにパルサセンサおよびロータ角度センサならびにこれらのセンサに対応するマグネットを配置することができるスタータ兼用ジェネレータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、クランク軸部にブラシレス回転電機を設けたスタータ兼用ジェネレータにおいて、前記回転電機の回転角を検出するロータ角度センサを備え、前記ロータ角度センサが、前記回転電機のステータに取り付けられた点に第1の特徴がある。
【0010】
第1の特徴によれば、ロータ角度センサがステータに取り付けられるので、両者の相対位置を予定関係に精度良く合わせることができる。したがって、ステータに対するロータの角度位置検出精度を高めることができる。
【0011】
また、本発明は、前記ロータ角度センサが、前記ステータの、エンジン側に配されるとともに、前記ステータの、前記エンジンの反対側から係合する締結手段によって取り付けられた点に第2の特徴がある。
【0012】
第2の特徴によれば、エンジン側つまりクランク軸端から遠くて芯振れが少ない位置で角度検出できるので、検出精度が高められるとともに、外側から締結手段でロータ角度センサの取り付けを行うことができるので、組み立て作業性を良好にできる上に、ステータススペースを有効に利用できる。
【0013】
また、本発明は、クランク軸に連結されたロ−タと、ステータとを有するブラシレス形式のスタータ兼用ジェネレータにおいて、前記ステータ上で共通のセンサケースに収容され、互いに近接して配置された点火トリガ用のパルサセンサおよびロータ角度センサを具備した点に第3の特徴がある。
【0014】
第3の特徴によれば、パルサセンサおよびロータ角度センサをセンサケースに収容して一体に配置したので、スペースを有効利用できるし、センサに対応して設けられるリラクタも一体に構成できる。
【0015】
また、本発明は、クランク軸方向で、前記パルサセンサがエンジン寄りに、前記ロータ角度センサが前記クランク軸端寄りに配置された点に第4の特徴があり、前記パルサセンサおよび前記ロータ角度センサが、前記クランク軸回転方向に等間隔で配置された点に第5の特徴がある。
【0016】
さらに、本発明は、前記ロータ角度センサが前記クランク軸回転方向に1列に配置された複数の素子からなり、前記パルサセンサが、前記複数の素子からなるロータ角度センサの前記クランク軸回転方向幅内に配置された点に第6の特徴がある。
【0017】
第4の特徴によれば、エンジン点火制御に対するクランク軸の芯ブレの影響を小さくすることができ、第5の特徴によれば、製造の容易化が図られる。また、第6の特徴によれば、クランク軸回転方向におけるセンサのサイズを小さくすることができる。
【0018】
またさらに、本発明は、前記ロータが、前記ステータの外周に沿った内周面を持つ略円筒形状のロータヨークを有するとともに、該ロータヨーク円周方向には複数の磁石挿入孔が配置され、前記磁石挿入孔には、前記ロータヨーク間に一部の空隙を設けて永久磁石が挿入されている点に第7の特徴がある。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータを搭載したスクータ型自動二輪車の本体構造を示す側面透視図である。同図において、車体前部3aと車体後部3bとは低いフロア部4を介して連結され、車体の骨格をなす車体フレームは、ダウンチューブ6とメインパイプ7とで主要部を構成する。メインパイプ7によって支持される燃料タンクおよび収納ボックス(共に図示せず)の上方にはシート8が配置される。
【0020】
車体前部3aのステアリングヘッド5には、上方に延びたハンドル11および下方に延びたフロントフォーク12が回動自在に軸支され、かつフロントフォーク12の下端には前輪FWが軸支される。ハンドル11の上部は計器盤を含むハンドルカバー13で覆われる。メインパイプ7の立上がり部下端にはブラケット15が設けられ、このブラケット15には、スイングユニット2のハンガーブラケット18がリンク部材16を介して揺動自在に連結支持される。
【0021】
スイングユニット2の前部には、単気筒の4ストローク内燃機関Eが搭載される。この内燃機関Eから後方にかけてベルト式無段変速機26が設けられる。変速機26の後部には遠心クラッチを介して減速機27が設けられ、減速機27には後輪RWが軸支される。減速機27の上端とメインパイプ7の上部屈曲部との間にはリヤクッション22が介装される。内燃機関Eから延出する吸気管23には気化器24が接続され、さらに気化器24にはエアクリーナ25が接続される。
【0022】
図3は、スイングユニット2をクランク軸の中心軸に沿って切断した断面図である。スイングユニット2は、左クランクケース202Lおよび右クランクケース202Rを合体して構成されるクランクケース202で覆われる。クランク軸201は、クランクケース202Rに固定された軸受208、209により回転自在に支持される。クランク軸201には、クランクピン213を介してコンロッド213aが連結される。
【0023】
左クランクケース202Lは、ベルト式無段変速室のケースを兼ねており、左クランクケース202Lまで延びたクランク軸201にはベルト駆動プーリ210が回転可能に設けられる。ベルト駆動プーリ210は、固定側プーリ半体210Lと可動側プーリ半体210Rとからなり、固定側プーリ半体210Lはクランク軸201の左端部にボス211を介して固着され、その右側に可動側プーリ半体210Rがクランク軸201にスプライン嵌合され、固定側プーリ半体210Lに接近・離反することができる。両プーリ半体210L、210R間にはVベルト212が巻き掛けられる。
【0024】
可動側プーリ半体210Rの右側では、カムプレート215がクランク軸201に固着され、その外周端に設けたスライドピース215aが、可動側プーリ半体210Rの外周端で軸方向に形成したカムプレート摺動ボス部210Raに摺動自在に係合する。可動側プーリ半体210Rのカムプレート215は、外周寄りがカムプレート215側に傾斜したテーパ面を有し、該テーパ面と可動プーリ半体210Rとの間の空所にドライウェイトボール216が収容される。
【0025】
クランク軸201の回転速度が増大すると、可動側プーリ半体210Rとカムプレート215間にあって共に回転するドライウェイトボール216が、遠心力により遠心方向に移動し、可動側プーリ半体210Rはドライウェイトボール216に押圧されて左方に移動して固定側プーリ半体210Lに接近する。その結果、両プーリ半体210L、210R間に挟まれたVベルト212は遠心方向に移動し、その巻き掛け径が大きくなる。
【0026】
車両の後部には前記ベルト駆動プーリ210に対応する被動プーリ(図示せず)が設けられ、Vベルト212はこの被動プーリに巻き掛けられている。このベルト伝達機構により、内燃機関Eの動力は自動調整されて遠心クラッチに伝えられ、前記減速機27等を介して後輪RWを駆動する。
【0027】
右クランクケース202R内には、スタータモータとACジェネレータとを組み合わせたスタータ兼用ジェネレータ1が配設されている。スタータ兼用ジェネレータ1は、ステータ50と、このステータ50の外周を回転するアウタロータ60とから構成される。アウタロータ60は、クランク軸201に連結されるカップ状のロータケース63と、このロータケース63の内周面に収容されるマグネット62を有する。マグネット62は後述するロータヨークの円周方向に交互に挿貫されたN極およびS極の永久磁石によって構成される。
【0028】
アウタロータ60は、クランク軸201の先端テーパ部に取り付けられ、ボルト253により固定される。アウタロータ60の内周側に配設されるステータ50は、クランクケース202にボルト279で固定される。アウタロータ60には、その中央円錐部280aの裾部分をボルト246により固着されるファン280が設けられる。ファン280に隣接してラジエータ282が設けられ、ラジエータ282はファンカバー281により覆われる。
【0029】
スタータ兼用ジェネレータ1と軸受209との間のクランク軸201上には、スプロケット231が固定され、このスプロケット231にはクランク軸201からカムシャフト(図示せず)を駆動するためのチェーンが巻き掛けられる。スプロケット231は、潤滑オイルを循環させるポンプに動力を伝達するためのギヤ232と一体的に形成される。
【0030】
図11はアウタロータ60のロータヨークの要部側面図である。ロータヨーク61は、リング状のケイ素鋼板(薄板)を略円筒状に積層して構成され、ロータヨーク61の円周方向に設けられた複数の開口部611が設けられる。この複数の開口部611内には、N極およびS極の永久磁石が交互に配置されて軸方向に挿入される。開口部611はロータヨーク61の円周方向に30度間隔で12個形成される。隣接する各開口部611の間は補極部613として機能する。
【0031】
各開口部611内に挿入される永久磁石62の断面形状は、中央部が厚肉の略太鼓状である。開口部611の形状と永久磁石62の断面形状とは同一ではなく、開口部611に永久磁石62が挿入された状態では、各永久磁石62の円周方向に沿った両側部に第1空隙612が形成され、かつ各永久磁石62の両端部におけるステータ側には第2空隙614が形成される。
【0032】
永久磁石62を挿入孔(開口部)611の内壁面に対して全面で当接させるのではなく、内周側つまりステータ側の両端部の2点および外周側中央部の1点の合計3点で当接し、支持させることができる。この当接点以外の空隙には永久磁石62を固定させるための接着剤を充填することができる。
【0033】
上記3点支持によれば、永久磁石62をロータヨーク61の開口部611内で機械的に保持できるようにしながら、両者の間に接着剤の充填に必要十分な空隙を確保できるので、組み付け工程での作業性の向上と永久磁石の強固な固定とを両立できる。また、ロータヨーク61の開口部611内で永久磁石62を3点で支持することにより、開口部611内での永久磁石62の位置ずれを防止しながら、接着剤の充填空隙を最大限に確保でき、接着剤による極めて強固な固定が可能になる。
【0034】
図12は、スタータ兼用ジェネレータ1の制御系のブロック図であり、上述の各図面と同符号は同一または同等部分を表している。制御ユニット40は、バッテリ42の出力電圧VBATTをロジック電圧VDDに変換してCPU101へ供給するDC−DC変換器102と、IG(イグニッション)コイル41への給電を制御して点火プラグ43を所定のタイミングで点火させる点火制御装置103と、バッテリ電圧VBATTを3相交流電力に変換してスタータ兼用ジェネレータ1のステータ巻線53へ供給する3相ドライバ104とを含む。
【0035】
スロットルセンサ45は、スロットル開度θthを検知してCPU101へ通知する。ロータ角度センサ29は、アウタロータ60の回転位置を検知してCPU101へ通知する。レギュレータ44は、アウタロータ60の回転に応じて前記ステータ巻線53に発生した誘導起電力を所定のバッテリ電圧VBATTに制御して電源ラインLへ供給する。
【0036】
この構成において、エンジン始動時は、CPU101がロータ角度センサ29により検知されたアウタロータ60の回転位置に基づいてステータ巻線53の励磁タイミングを決定し、3相ドライバ104の各パワーFETのスイッチングタイミングを制御してステータ巻線53の各相へ交流電力を供給する。3相ドライバ104の各パワーFET(Tr1〜Tr6)はCPU101によりPWM制御され、そのデューティ比すなわち駆動トルクは、前記スロットルセンサ45により検知されたスロットル開度θthに基づいて制御される。
【0037】
一方、エンジン(内燃機関)Eが始動されると、3相ドライバ104からステータ巻線53への給電が中止され、今度はスタータ兼用ジェネレータ1が内燃機関Eにより従動的に駆動される。このとき、ステータ巻線53には、クランク軸201の回転速度に応じて起電力が発生する。この起電力はレギュレータ44によってバッテリ電圧VBATTに制御され、その後、電気負荷へ供給されると共に余剰電力はバッテリ42へ充電される。
【0038】
次に、前記ロータヨーク61に設けた各空隙部612,614の作用を説明する。図13は、スタータ兼用ジェネレータ1をスタータモータとして機能させた際の磁束密度分布を示した図であり、図14は、スタータ兼用ジェネレータ1をジェネレータとして機能させた際の磁束密度分布を示した図である。
【0039】
スタータ兼用ジェネレータ1をスタータモータとして機能させる際、前記制御ユニット40を介してバッテリ42から各ステータ巻線53へ励磁電流を供給すると、図13に示したように、N極に励磁されたステータ突極52Nから放射方向に発生した磁力線がS極永久磁石62Sのステータ側表面から裏面へ抜け、その多くはロータヨーク61のコア部615および補極部613を経由し、隣接するS極に励磁されたステータ突極52S、ステータコア51を経由して前記N極に励磁されたステータ突極52Nへ戻る。
【0040】
ここで、各永久磁石62の円周方向に沿った両側部に形成される第1空隙612により各永久磁石62の側部から補極部613への漏れ磁束が減ぜられるので、磁力線の大部分は各永久磁石62からロータヨーク61のコア部615へ抜け、さらに前記補極部613を経由してステータ50側へ達する。この結果、アウタロータ60とステータ50との間のエアギャップを通過する磁束の垂直成分が増えるので、空隙612を設けない場合に比べて駆動トルクが増加する。さらに、永久磁石62の両端部におけるステータ側にも、円周方向の磁路を制限するための空隙614が形成されているので、ロータヨーク61の内側を通過する漏れ磁束も減少する。
【0041】
すなわち、永久磁石の両側に形成した2か所の空隙614のうち一方は、ロータヨーク61の補極部613からステータ突極52Sへ磁束を効率良く導くように作用し、空隙614の他方は、永久磁石62Nからロータヨーク61の内側円周部を通過する磁束をステータ突極52Sへ効率良く導くように作用する。この結果、アウタロータ60とステータ50との間のエアギャップを通過する磁束の垂直成分が更に増え、スタータモータとしての駆動トルクを更に増加させることが可能になる。
【0042】
一方、スタータ兼用ジェネレータ1をジェネレータとして機能させる際は、図14に示したように、各永久磁石62から発生する磁束がステータ突極およびステータコアと共に閉磁路を形成するので、ロータの回転数に応じた発電電流をステータ巻線に発生させることができる。
【0043】
このように、永久磁石の背面から磁束が流入する部位613aと空隙614の近傍部位613b,613cにおける磁力の流れが、始動時のトルクアップとジェネレータとしての動作時のフリクション低減に非常に重要となるため、部位613a、613bおよび613cにおいてロータヨーク61と永久磁石62とが高い精度で当接するよう位置決めすることにより、設計上の磁力を確保することが可能となる。
【0044】
次に、ロータ角度センサおよびパルサセンサ(以下、両者を統合して「回転検出センサ」と呼ぶ)のレイアウトについて説明する。図18は各センサの接続図である。3相のステータ巻線53の端子は、前記3相ドライバ104との接続のために制御ユニット40の端子台40aに接続される。ステータ50に設けられたロータ角度センサ29は、3個1組で構成される。また、パルサセンサ30は、後述のように、ロータ角度センサ29と近接配置するようにしてもよいし、アウタロータ60の外周に配置するようにしてもよい。ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30はいずれもホールICまたは磁気抵抗(MR)素子から構成することができる。各センサのリード線は、基板31に接続される。
【0045】
図1は回転検出センサのレイアウトを示すスタータ兼用ジェネレータ1の断面図、図4は無段変速機側から見た回転検出センサのレイアウトを示す図である。環状のステータ50の内周にはセンサケース28が嵌め込まれ、このセンサケース28内には、前記アウタロータ60のボスの外周に沿って互いに等間隔でロータ角度センサ29およびパルサセンサ30が設けられる。ロータ角度センサ29はブラシレスのスタータ兼用ジェネレータ1のステータコイルに対する通電タイミングを制御するためのものであり、パルサセンサ30はエンジンの点火制御のためのものである。
【0046】
ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30は、クランク軸201の軸方向で互いにずれていて、ロータ角度センサ29がクランク軸201の端部寄りつまりファン280側に位置し、パルサセンサ30がクランク軸201の中央寄りつまりエンジン中心寄りに位置する。パルサセンサ30をクランク軸201の中央寄りに位置させることにより、検出精度に対するクランク軸201の芯ブレの影響が小さくなり、エンジン点火制御の精度が向上する。回転検出センサ29,30のリード線は基板31に接続され、さらに基板31にはワイヤハーネス32が結合される。
【0047】
アウタロータ60のハブ60aの外周には、ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30に磁気作用を及ぼすマグネットリング33が嵌め込まれる。マグネットリング33はロータ角度センサ29およびパルサセンサ30にそれぞれ対応するよう2段着磁される。ロータ角度センサ29に対応するマグネットリング33の一方33aには円周方向に30°ずつ交互にN極とS極の磁極が形成される(図5参照)。また、パルサセンサ30に対応するマグネットリング33の他方33bには、クランク軸201の1回転毎にパルサセンサ30が1パルス出力するよう、円周方向の1か所に、15°〜40°の角度範囲で磁極が形成される(図6参照)。
【0048】
マグネットリング33はプラスチックマグネットリングであるのが好ましい。また、パルサセンサ30に対応するマグネットリング33bに代えて、図7のように、プラスチックリング部分33cにマグネット33dを固着してもよい。
【0049】
図4に示すように、ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30は、クランク軸201方向から見て互いに重ならないよう配置してもよいが、センサケース28をコンパクトにするためには、必ずしもこの配置に限定されない。図8は、クランク軸201回転方向でのセンサケース28のサイズを小さくした例を示すセンサ部の要部斜視図である。同図において、パルサセンサ30はクランク軸201の回転方向に並んだ3個のロータ角度センサ29間、特に、3個のロータ角度センサ29の真ん中のセンサと軸方向に並んで配置される。この配置によれば、前記クランク軸201回転方向でのセンサケース28のサイズはホールIC3個分の収容スペースを考慮して設定すればよいので、小型化が可能であり、かつ、センサケース28内でのマス(質量)の集中化や重量バランスが良い。なお、センサ29,30のリード線が接続される基板31は平板であり、図示のようにその長手方向の端面が、鞍状のセンサケース28の内壁に沿うよう円弧状に設定されるのがよい。
【0050】
図9は、変形例に係るセンサ部の斜視図である。この変形例では、図8と異なり、基板31を回転検出センサ29,30の上部つまりステータ50の外周寄りに設けるとともに、センサ29,30からの距離を均等にするよう、基板31は平板ではなく円弧状に形成するのがよい。例えば、可撓性のビニール基板を用いれば、容易に円弧状にすることができる。このように、センサ29,30および基板31の距離を均等にすることにより、センサ29,30の端子の長さと形状が揃うので、基板31との接続が容易であり、センサケース28内でのマスの集中化や重量バランスが良い。
【0051】
センサケース28をステータ50に取り付けるためには、例えば、センサケース28からブラケット28aを張り出し(図4参照)、このブラケット28aをステータ50にねじ止めすればよい。また、センサケース28をファン280側からねじ止めしてもよい。図10はセンサケース28の取付例を示す断面図であり、図4と同符号は同一または同等部分を示す。同図において、センサケース28内にはインサートナット34が埋め込まれる。なお、インサートナット34の設置位置は図4に符号34aで示す。ステータ50の前記ファン280側の面にはインシュレータ50aが端面に係合しているプレート35が当てがわれ、このプレート35を挟んで、ボルト36をインサ−トナット34に螺挿することによりセンサケース28がステータ50に固定される。これによれば、センサケース28をステータ50の径方向に小型化できるため、ステータのスペースが確保され、コイル巻線を増やすこともできる。
【0052】
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図15は、第2実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータの断面図、図16は、ステータ部分をエンジン中央側から見た図であり、図1と同符号は同一または同等部分を示す。両図において、クランク軸201の端部のテーパ部分には、ハブ60aを有するカップ状のアウタロータ60が固定される。ハブ60aはキー70によってクランク軸201に対する回転方向の位置が規定される一方、クランク軸201端部のボルト部分に螺着されたナット71で、クランク軸201の軸方向での動きが規制されている。
【0053】
アウタロータ60のカップ状部分の内周には、図1のものと同様、マグネット62を含むロータヨークが設けられ、このロータヨークとハブ60aとの間の空間にはアウタロータ60と同心でステータ50が配される。ステータ50は、外側つまりクランク軸201端部側から挿入された3本のボルト279でクランクケース202の隔壁202aに取り付けられる。
【0054】
ステータ50と隔壁202aとの間には、ロータ角度センサ29を収容したセンサケース72が配置され、このセンサケース72は前記ボルト279と同方向からステータ50に挿通された、締結手段としてのボルト73でステータ50に固定される。すなわち、センサケース72はボルト279間のスペースを有効に利用して取り付けられる。
【0055】
アウタロータ60のハブ60aには環状のロータ角度センサ用マグネット33aが設けられる。マグネット33aと前記ロータ角度センサ29の感知部分とは、互いに対向するよう位置決めされる。
【0056】
アウタロータ60の外周にはリラクタ60bが形成され、このリラクタ60bをアウタロータ60の1回転毎に検出してタイミング信号を発するパルサセンサ30Aが設けられる。
【0057】
前記各センサ29,30Aのリード線や、ステータ巻線の引き出し部分は、ステータ50と隔壁202aとの間に布線され、ケーブルクリップ74で結束され、ケーブルクリップ74はボルト75でステータ50に固定される。
【0058】
続いて、ロータ角度センサ部分を更に詳述する。図17はステータの要部断面図である。同図において、電気絶縁材料からなるセンサケース72には、インサートナット76が埋設されている。ステータ50を貫通したボルト73をインサートナット76に螺挿させることによって、センサケース72をステータ50の側面に固着させる。センサケース72の、ステータ50内周寄りにはロータ角度センサ29としてのホール素子が埋設され、このホール素子のリード線は基板31Aに接続される。ロータ角度センサ29は、上述のように、3個1組であり、これらセンサのリード線は基板31A上にまとめられ、被覆コード78で前記制御ユニット40に引き出される。ステータ50の両側面には絶縁板77が配され、この絶縁板77を介して、ステータ50に巻線53が巻き回される。
【0059】
この第2実施形態では、パルサセンサ30Aをアウタロータ60の外周に配置してリラクタ60bを検出するようにした。しかし、第1実施形態(図1)と同様、ロータ角度センサ29とパルサセンサ30Aとを隣接配置し、アウタロータ60のハブ60a外周に配置されるマグネット33を検出するようにしても良い。要は、ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30Aのうち、少なくともロータ角度センサ29がステータ50に取り付けられていればよい。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなとおり、請求項1,2の発明によれば、ロータ角度センサがステータに取り付けられるので、ロータ角度センサとステータとの位置精度の向上が図られ、ステータに対するロータの角度位置検出精度が良好となる。また、請求項2の発明によれば、ロータ角度センサをステータに取り付けるときの作業性の向上を図ることができる。
【0061】
また、請求項2〜請求項7の発明によれば、パルサセンサおよびロータ角度センサをセンサケースに収容して一体に配置したので、スペースを有効利用できるし、センサに対応して設けられるリラクタも一体に構成できる。特に、請求項4の発明によれば、エンジン点火制御に対するクランク軸の芯ブレの影響を小さくすることができるので、点火時期の精度を向上することができ、請求項5の発明によれば、製造の容易化が図られる。また、請求項6の発明によれば、クランク軸回転方向におけるセンサのサイズを小さくすることができる。
【0062】
さらに、請求項7の発明によれば、スタータとしての始動時のトルクアップとジェネレータとしての動作時のフリクション低減を図るものにおいて、設計上の磁力に影響を与えることなく、磁石を容易かつ強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータの断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータを搭載したスクータ型自動二輪車の側面透視図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータを含むエンジンの要部を示す断面図である。
【図4】 無段変速機側から見た回転検出センサのレイアウトを示す図である。
【図5】 ロータ角度センサ用マグネットリングの模式図である。
【図6】 パルサセンサ用マグネットリングの模式図である。
【図7】 変形例に係るパルサセンサ用マグネットリングの模式図である。
【図8】 クランク角度センサおよびパルサセンサの配置を示す斜視図である。
【図9】 クランク角度センサおよびパルサセンサの配置の変形例を示す斜視図である。
【図10】 センサケースの取付例を示す断面図である。
【図11】 アウタロータのロータヨークの要部側面図である。
【図12】 スタータ兼用ジェネレータの制御系のブロック図である。
【図13】 スタータ兼用ジェネレータをスタータとして機能させた際の磁束密度分布を示した図である。
【図14】 スタータ兼用ジェネレータをジェネレータとして機能させた際の磁束密度分布を示した図である。
【図15】 第2実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータの断面図である。
【図16】 第2実施形態に係るスタータ兼用ジェネレータの、ステータ部分をエンジン側から見た図である。
【図17】 ロータ角度センサの取り付け態様を示すステータの要部断面図である。
【図18】 センサの接続図である。
【図19】 従来装置に係るスタータ兼用ジェネレータの断面図である。
【図20】 従来技術に係るスタータ兼用ジェネレータの、ステータ部分をクランク軸軸端側から見た図である。
【符号の説明】
1…スタータ兼用ジェネレータ、 2…スイングユニット、 28…センサケース、 29…ロータ角度センサ、 30…パルサセンサ、 31…基板、 32…ワイヤハーネス、 33…マグネットリング、 50…ステータ、 60…アウタロータ、 72…センサケース、 73…ボルト(締結手段)、 201…クランク軸

Claims (7)

  1. エンジンから突出したクランク軸の端部外周に固定されたハブを有するカップ状のアウタロータと、前記エンジンに固定され、前記アウタロータのカップ状部分の内周および前記ハブとの間の空間に該アウタロータと同心で配置された環状のステータとからなるブラシレス回転電機を設けたスタータ兼用ジェネレータにおいて、
    前記ハブが前記ステータから前記エンジン側にはみだした延長部分を有し、
    前記延長部分の外周に設けられたロータ角度センサ用マグネットと、
    前記マグネットと対向させて配置され、前記ステータに取り付けられたロータ角度センサと、
    前記クランク軸の端部側から前記ステータを貫通して延びたボルトによって該ステータの前記エンジン側側面に固定されたセンサケースとを具備し、
    前記ロータ角度センサが、前記センサケースを介して前記ステータに取り付けられていることを特徴とするスタータ兼用ジェネレータ。
  2. エンジンから突出したクランク軸の端部外周に固定されたハブを有するカップ状のアウタロータと、前記エンジンに固定され、前記アウタロータのカップ状部分の内周および前記ハブとの間の空間に該アウタロータと同心で配置された環状のステータとからなるブラシレス回転電機を設けたスタータ兼用ジェネレータにおいて、
    ロータ角度センサと、
    点火トリガ用のパルサセンサと、
    前記ハブの外周に設けられた前記ロータ角度センサ用マグネットと、
    前記ハブの外周に設けられたパルサセンサ用マグネットと、
    前記ステータに固定され、前記ロータ角度センサおよび前記パルサセンサを、互いに近接させ、かつ、前記ロータ角度センサ用マグネットおよび前記パルサセンサ用マグネットにそれぞれ対向させて収容するセンサケースとを具備し、
    前記センサケースが前記ステータの内周に嵌めこまれていることを特徴とするスタータ兼用ジェネレータ。
  3. クランク軸方向で、前記パルサセンサがエンジン寄りに、前記ロータ角度センサが前記クランク軸端寄りに配置されたことを特徴とする請求項記載のスタータ兼用ジェネレータ。
  4. 前記パルサセンサおよび前記ロータ角度センサが、前記クランク軸回転方向に等間隔で配置されたことを特徴とする請求項または請求項記載のスタータ兼用ジェネレータ。
  5. 前記ロータ角度センサが前記クランク軸回転方向に1列に配置された複数の素子からなり、前記パルサセンサが、前記複数の素子からなるロータ角度センサの前記クランク軸回転方向幅内に配置されたことを特徴とする請求項または請求項記載のスタータ兼用ジェネレータ。
  6. 前記ロータ角度センサおよび前記パルサセンサのリード線が接続される基板を備え、
    前記基板が、前記クランク軸回転方向に配置された前記複数の素子のそれぞれから等距離となるように円弧状に形成されて該複数の素子を前記ステータの外周寄りから覆っていることを特徴とする請求項記載のスタータ兼用ジェネレータ。
  7. 前記アウタロータが、前記ステータの外周に沿った内周面を持つ略円筒形状のロータヨークを有するとともに、該ロータヨーク円周方向には複数の磁石挿入孔が配置され、
    前記磁石挿入孔には、前記ロータヨーク間に一部の空隙を設けて永久磁石が挿入されていることを特徴とする請求項記載のスタータ兼用ジェネレータ。
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