JP3996049B2 - 配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板 - Google Patents

配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板 Download PDF

Info

Publication number
JP3996049B2
JP3996049B2 JP2002359970A JP2002359970A JP3996049B2 JP 3996049 B2 JP3996049 B2 JP 3996049B2 JP 2002359970 A JP2002359970 A JP 2002359970A JP 2002359970 A JP2002359970 A JP 2002359970A JP 3996049 B2 JP3996049 B2 JP 3996049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
wiring board
conductive
metal layer
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002359970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004193370A (ja
Inventor
仁 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2002359970A priority Critical patent/JP3996049B2/ja
Publication of JP2004193370A publication Critical patent/JP2004193370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3996049B2 publication Critical patent/JP3996049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導体ポストを有する配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の高機能化並びに軽薄短小化の要求に伴い、電子部品の高密度集積化と高密度実装化が進んでいる。プリント配線板も、この軽薄短小化の要求によって配線密度がより高く、配線層数が複数になるなど、より高精度な加工プロセスが望まれるようになってきている。
【0003】
従来の回路基板は、一般的に、ガラス繊維の織布もエポキシ樹脂を含浸させた積層板からなるガラスエポキシ板に張り付けられた銅箔をパターニングした後、複数枚重ねて積層接着し、ドリルで貫通穴を開けて、この穴の壁面に銅めっきを行ってビアを形成し層間の電気接続を行った配線基板の使用が主流であった。しかし、搭載部品の小型化、高密度化が進み、上記の配線基板では配線密度が不足して、部品の搭載に問題が生じるようになってきている。
【0004】
このような背景により、近年、ビルドアップ多層配線板が採用されている。ビルドアップ多層配線板は、樹脂のみで構成される絶縁層と、導体回路とを積み重ねながら成形される。このビルドアップ多層配線板は、その構成材料及び構造から超高密度化と高速化に適したものと考えられているが、導体回路と絶縁層との相互間の密着性を確保することと、配線板同士の導通信頼性を確保することが大きな問題とされている。即ち、絶縁層とこれの上に形成した導電材との密着性と、電気的導通の確実性の二点であるが、これらの密着性と電気的導通の確実性が確保されないと、多層配線板、即ち、配線板の信頼性の上で望ましくない。
【0005】
それに対応するため、近年では、絶縁フィルムの少なくとも片面に配線パターンを有し、絶縁フィルムの表裏面を貫通して導電性のビア穴を有し、そのビア穴と電気的に接続された表裏面の任意の場所に接続用電極を設けた回路基板同士を、絶縁層を介して複数枚積層した構造の多層回路基板が公開されている(例えば、特許文献1参照。)。ここで用いる回路基板は、表面に銅被膜が形成された絶縁フィルムの裏面からビア穴を形成し、貫通させずにビア穴内から銅被膜を露出させる工程と、銅めっきにより、前記ビア穴内を埋め込み、絶縁フィルム裏面から突出するまで、めっきを続けて、ビア穴に突起電極を形成する工程により形成される。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−294933号公報(第5頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の工法においては、銅めっきによりビア穴に埋め込まれた突起電極(以下、導体ポストという)と絶縁層とは、密着(接着)しているわけではなく、接しているだけであって、微小な隙間が存在する。この隙間に、めっき液の残渣などが存在すると、回路基板を積層する加熱・加圧時に、めっき液の残渣などがガス成分となり、得られる多層回路基板にボイドが生じるという問題点があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、導体ポストと絶縁層との隙間の問題を克服できる配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、
.絶縁層の一方の面に導電層を有し、もう一方の面に金属層および絶縁層露出部を有する3層材に対して、前記絶縁層露出部にレーザー照射またはドライエッチングにより、絶縁層を貫通して導電層に達するビアホールを形成する工程と、金属層表面、ビアホール側面および底面に導電性被膜を形成する工程と、前記導電性被膜をエッチングしない薬液により金属層をエッチングして除去する工程と、前記導電層を給電用電極として電解めっきによりビアホール内に導体ポストを形成する工程とを含むことを特徴とする配線板の製造方法、
. 絶縁層の一方の面に導電層を有し、もう一方の面に金属層を有する3層材に対して、前記金属層側からレーザーを照射することにより、金属層および絶縁層を貫通して導電層に達するビアホールを形成する工程と、金属層表面、ビアホール側面および底面に導電性被膜を形成する工程と、前記導電性被膜をエッチングしない薬液により金属層をエッチングして除去する工程と、前記導電層を給電用電極として電解めっきによりビアホール内に導体ポストを形成する工程とを含むことを特徴とする配線板の製造方法、
. 前記導体ポストが銅からなる第項または第項に記載の配線板の製造方法、
. 前記導電性被膜が、カーボンブラック、グラファイト、ニッケル、錫、クロム、チタン、銀、金、およびパラジウムのいずれかを含むものである第項〜第項のいずれかに記載の配線板の製造方法、
. 前記導電性被膜が、スパッタリング、蒸着、または、薬液浸漬のいずれかの方法により形成される第項〜第項のいずれかに記載の配線板の製造方法、
. 前記導体ポスト表面に、半田層を形成する工程を含む第項〜第項のいずれかに記載の配線板の製造方法、
7.第1項〜第項のいずれかに記載の配線板の製造方法により得られる配線板を、複数枚積層して得られることを特徴とする多層配線板、
である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、絶縁層102の一方の面にのみ形成された導電層101と、絶縁層102を貫通し、導電層101まで達するビアホール104内に充填された導体ポスト106とを有するとともに、導体ポスト106の側面とビアホール104の側面とが導電性被膜105により、密着または接着された配線板110を形成することで、導体ポスト106と絶縁層102との間の空隙を無くするものであり、さらには、このような配線板110を複数枚積層して多層配線板330を得る際に、ボイドの発生を防止することができるものである。
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。図1は、本発明の実施形態である配線板の製造方法の一例を説明するための図で、図1(f)および図1(g)は、得られる配線板の構造を示す断面図である。
【0012】
本発明の配線板の製造方法としては、まず、導電層101と絶縁層102と金属層103とからなる3層材を用意し、金属層103を部分的に除去して、絶縁層露出部109を形成する(図1(a))。
次に、絶縁層露出部109にレーザー照射またはドライエッチングすることで、ビアホール104を形成する(図1(b))。
【0013】
前記金属層を部分的に除去して絶縁層露出部を形成する工程に続き、ビアホール104を形成する方法は、コンフォーマル方式によるもので、金属層103と絶縁層102とのエッチングレートが異なることを利用し、金属層103をマスクとして絶縁層102をエッチングするものである。
ビアホール形成におけるレーザーとしては、炭酸ガスレーザー、紫外線レーザー、エキシマレーザなどを使用することができる。絶縁層102が、ガラスエポキシのように補強繊維を含む場合には、樹脂とガラスクロスを貫通してビア103を形成することができる炭酸ガスレーザーを使用することが好ましい。絶縁層102が、ポリイミドなどの補強繊維を含まない場合には、より微細なビア103を形成できる紫外線レーザーを使用することが好ましい。また、ドライエッチングとしては、O2プラズマなどを使用することができる。
【0014】
前記3層材は、導電層101上に、樹脂ワニスを、印刷、カーテンコート、バーコートなどの方法で直接塗布して、絶縁層102を形成し、絶縁層102表面に、金属層103をラミネートして形成することにより得ることができる。あるいは、導電層101と絶縁層102の2層材を得た後、絶縁層102の表面に、スパッタリング、蒸着、または、無電解めっきなどの方法により、金属層103を形成することもできる。さらには、フィルム状の絶縁層102に、導電層101と金属層103をラミネートする方法もある。金属層103は、最終的にエッチングして除去するため、比較的容易にエッチング可能な銅であることが好ましい。
【0015】
前記絶縁層102としては、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を使用することができる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ、フェノール、ビスマレイミド、ビスマレイミド・トリアジン、トリアゾール、シアネート、イソシアネート、ベンゾシクロブテンなどの樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリエステルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルフィド、ポリエーテルサルフォン、ポリキノリン、ポリノルボルネン、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾイミダゾール、ポリテトラフルオロエチレン、液晶ポリマーなどの樹脂が挙げられる。これらを一種または複数種混ぜ合わせて用いても良く、また、シリカフィラーなどの無機フィラー、レベリング剤、カップリング剤、消泡剤、硬化触媒などを添加しても良い。または、ガラスエポキシ基材に代表されるようなガラスクロスやアラミド不織布などの補強繊維に樹脂を含浸させて、硬化あるいは半硬化させたものを、絶縁層102として使用することもできる。
【0016】
次に、金属層103の表面とビアホール104の側面および底面に、導電性被膜105を形成する(図1(c))。導電性被膜105の形成方法としては、例えば、スパッタリング、蒸着、または、薬液浸漬などが挙げられる。スパッタリングおよび蒸着により得られる導電性被膜105としては、ニッケル、錫、クロム、チタン、銀、金、パラジウムなどが挙げられ、薬液浸漬により得られる導電性被膜105としては、カーボンブラック、グラファイト、パラジウム(無電解めっき用触媒)などが挙げられる。
ビアホール104の側面および底面に存在する導電性被膜105は、最終的に配線板の中に残るため、絶縁層102との充分な密着性が必要である。また、絶縁信頼性や吸湿耐熱性などの諸特性を有する必要もある。
【0017】
次に、導電性被膜105をエッチングしない薬液により金属層103をエッチングして除去する(図1(d))。ここで、金属層103の表面および側面(端面)に形成された導電性被膜105が、金属層103のエッチングを阻害しない程度の厚みで形成されていることが重要である。これにより、ビアホール104の側面および底面に形成された導電性被膜105のみが残り、それ以外は除去することが可能となる。しかしながら、導電性被膜105を、あまりにも薄くした場合には、金属層103のエッチングはできるが、導電性被膜105そのものの導電性が低くなってしまうため、それらを両立する条件にて導電性被膜105を形成することが重要である。また、導電性被膜105を形成する際に、部分的にメカニカルマスクを介することで、金属層103が導電性被膜105に覆われない露出部を確保しておき、その露出部から金属層103のエッチングを進行させる方法もある。
【0018】
次に、導電層101を給電用電極として、導体ポスト106を電解めっきにより形成する(図1(e))。この電解めっきにより、ビアホール104内に導体ポスト106が形成される。電解めっきにより導体ポスト106を形成すれば、導体ポスト106の先端の形状を自由に制御することができる。導体ポスト106の材質としては、例えば、銅、ニッケル、金、錫、銀、パラジウムなどが挙げられる。さらには、銅を用いることで、低抵抗で安定した導体ポスト106が得られる。
【0019】
最後に、導電層101を選択的にエッチングすることにより、導体回路107を形成して、配線板110を得る(図1(f))。
【0020】
以上のようにして得られる配線板110は、導体ポスト106の側面とビアホール104の側面とが、導電性被膜105により密着または接着されており、導体ポスト106と絶縁層102との隙間は存在しない。
【0021】
なお、必要に応じて、導体ポスト106の先端表面に半田層108を形成しても良い(図1(g))。半田層108の形成方法としては、無電解めっきにより形成する方法、導電層101を給電用電極として電解めっきにより形成する方法、半田を含有するペーストを印刷する方法が挙げられる。印刷による方法では、印刷用マスクを、導体ポスト106に対して精度良く位置合せする必要があるが、無電解めっきや電解めっきによる方法では、導体ポスト106の先端表面以外に、半田層108が形成されることがないため、導体ポスト106の微細化・高密度化にも対応しやすい。特に、電解めっきによる方法では、無電解めっきによる方法よりも、めっき可能な金属が多種多様であり、また、薬液の管理も容易であるため、非常に好適である。半田層108の材質としては、SnやIn、もしくはSn、Ag、Cu、Zn、Bi、Pd、Sb、Pb、In、Auの少なくとも二種からなる半田を使用することが好ましい。より好ましくは、環境に優しいPbフリー半田である。
【0022】
続いて、本発明の他の実施形態について説明する。図2は、本発明の第2の実施形態である配線板の製造方法の一例を説明するための図で、図2(f)および図2(g)は得られる配線板の構造を示す断面図である。
【0023】
第2の配線板の製造方法が、第1の製造方法と異なるのは、金属層203に絶縁層露出部が形成されていない点であり、それに伴い、ビアホール204の形成方法が異なるが、それ以外は第1の製造方法と同様である。以下、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0024】
まず、導電層201と絶縁層202と金属層203からなる3層材を用意する(図2(a))。ここで、金属層203には、絶縁層露出部を形成しておかないのが、第1の製造方法と異なる点である。なお、3層材を得る方法、絶縁層202の材質、金属層203の材質などは、第1の製造方法と同様である。
【0025】
次に、金属層203にレーザーを照射して、ビアホール204を形成する(図2(b))。ここでは、金属層203そのものをレーザーでエッチングするとともに、絶縁層202のエッチングも行う方法である。このようなビアホール204の形成方法においては、金属層103を極力薄くしておくことで、金属層103のレーザー加工ができ、例えば、3〜5μmの銅箔を、直接穴あけすることができる。金属層103を直接穴あけするためには、炭酸ガスレーザーを用いることが好ましいが、紫外線レーザーを使用することも可能である。
【0026】
図2(c)以降の工程は第1の製造方法と同様であるため、説明を省略する。
【0027】
続いて、本発明の実施形態である多層配線板について説明する。図3は、本発明の実施形態である多層配線板の製造方法の一例を説明するための図で、図3(c)は得られる多層配線板の構造を示す断面図である。
【0028】
まず、図1(g)で得られた配線板111の絶縁層102表面に、接着剤層301を形成するとともに、被接続基板320と位置合わせする(図3(a))。接着剤層301の形成方法としては、使用する樹脂に応じて適した方法で良く、樹脂ワニスを印刷、カーテンコート、バーコートなどの方法で直接塗布したり、ドライフィルムタイプの樹脂を真空ラミネート、真空プレスなどの方法で積層する方法などが挙げられる。接着剤層301の機能としては、半田層108の酸化膜を除去するために、表面清浄化機能(フラックス機能)を有することが好ましい。なお、図3(a)では、絶縁層102の表面に接着剤層301を形成する例を示したが、被接続基板320の表面に接着剤層301を形成しても構わない。もちろん、絶縁層102と被接続基板320の両表面に形成しても構わない。
【0029】
位置合わせは、配線板111および被接続基板320に予め形成されている位置決めマークを、画像認識装置により読み取り位置合わせする方法、位置合わせ用のピンなどで位置合わせする方法などを用いることができる。
【0030】
次に、接着剤層301により、配線板111と被接続基板320とを仮圧着する(図3(b))。仮圧着する方法としては、例えば、真空プレスまたは加圧式真空ラミネータを用いて、加熱・加圧することにより、接着剤層301を軟化させる方法が挙げられる。仮圧着工程においては、半田層108と層間接続用ランド302とを非接触に保つことが好ましい。
【0031】
最後に、配線板111と被接続基板320とを本圧着する(図3(c))。本圧着工程では、例えば、真空プレスを用いて、半田層108の半田が溶融するまで加熱した後、加圧して半田層108と層間接続用ランド302とを半田接合させるとともに、更に加熱して接着剤層301を硬化させて、配線板111と被接続基板320とを接着することができる。
【0032】
以上の工程により、本発明の多層配線板320を得ることができる。ここで使用する配線板111は、絶縁層102と導体ポスト106とが密着または接着されており、その隙間が無いため、めっき液の残渣などが生じることはない。したがって、配線板111と被接続基板320とを熱圧着する際、ボイドとなるようなガス成分が発生しないため、多層配線板320内にボイドが存在することがなく、非常に好適である。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、ビアホールの側面と導体ポストの側面とを導電性被膜により密着(接着)させることで、隙間を無くした配線板を提供することができ、さらにそのような配線板を複数枚積層することで、ボイドが存在しない多層配線板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による配線板の製造方法の第1の例を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施形態による配線板の製造方法の第2の例を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施形態による多層配線板の製造方法の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
101、201 導電層
102、202 絶縁層
103、203 金属層
104、204 ビアホール
105、205 導電性被膜
106、206 導体ポスト
107、207 導体回路
108、208 半田層
109 絶縁層露出部
110、210 配線板
111、211 配線板
301 接着剤層
302 層間接続用ランド
320 被接続基板
330 多層配線板

Claims (7)

  1. 縁層の一方の面に導電層を有し、もう一方の面に金属層および絶縁層露出部を有する3層材に対して、前記絶縁層露出部にレーザー照射またはドライエッチングにより、絶縁層を貫通して導電層に達するビアホールを形成する工程と、金属層表面、ビアホール側面および底面に導電性被膜を形成する工程と、前記導電性被膜をエッチングしない薬液により金属層をエッチングして除去する工程と、前記導電層を給電用電極として電解めっきによりビアホール内に導体ポストを形成する工程とを含むことを特徴とする配線板の製造方法。
  2. 絶縁層の一方の面に導電層を有し、もう一方の面に金属層を有する3層材に対して、前記金属層側からレーザーを照射することにより、金属層および絶縁層を貫通して導電層に達するビアホールを形成する工程と、金属層表面、ビアホール側面および底面に導電性被膜を形成する工程と、前記導電性被膜をエッチングしない薬液により金属層をエッチングして除去する工程と、前記導電層を給電用電極として電解めっきによりビアホール内に導体ポストを形成する工程とを含むことを特徴とする配線板の製造方法。
  3. 前記導体ポストが銅からなる請求項またはに記載の配線板の製造方法。
  4. 前記導電性被膜が、カーボンブラック、グラファイト、ニッケル、錫、クロム、チタン、銀、金、およびパラジウムのいずれかを含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の配線板の製造方法。
  5. 前記導電性被膜が、スパッタリング、蒸着、または、薬液浸漬のいずれかの方法により形成される請求項1〜4のいずれかに記載の配線板の製造方法。
  6. 前記導体ポスト表面に、半田層を形成する工程を含む請求項1〜5のいずれかに記載の配線板の製造方法。
  7. 求項1〜6のいずれかに記載の配線板の製造方法により得られる配線板を、複数枚積層して得られることを特徴とする多層配線板。
JP2002359970A 2002-12-11 2002-12-11 配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板 Expired - Fee Related JP3996049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002359970A JP3996049B2 (ja) 2002-12-11 2002-12-11 配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002359970A JP3996049B2 (ja) 2002-12-11 2002-12-11 配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004193370A JP2004193370A (ja) 2004-07-08
JP3996049B2 true JP3996049B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=32759209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002359970A Expired - Fee Related JP3996049B2 (ja) 2002-12-11 2002-12-11 配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3996049B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208229A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Taiyo Yuden Co Ltd 多層配線基板の製造方法
JP6230777B2 (ja) * 2012-01-30 2017-11-15 新光電気工業株式会社 配線基板、配線基板の製造方法、及び発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004193370A (ja) 2004-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100522385B1 (ko) 다층 회로 기판 어셈블리, 다층 회로 기판 어셈블리 부품및 그들의 제조 방법
JP4427874B2 (ja) 多層配線板の製造方法および多層配線板
JP4792749B2 (ja) 電子部品内蔵プリント配線板の製造方法
WO1998056220A1 (fr) Plaquette de circuit simple face et procede de fabrication de ladite plaquette
JP2001168481A (ja) 銅張積層板およびプリント配線板用回路基板とその製造方法
JP4040389B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4846258B2 (ja) 配線基板及びその製造方法
JP2009231818A (ja) 多層プリント配線板及びその製造方法
JPH1013028A (ja) 多層プリント配線板用片面回路基板、および多層プリント配線板とその製造方法
JP2004063583A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4004196B2 (ja) 半導体チップ
JP3996049B2 (ja) 配線板およびその製造方法、並びに、多層配線板
JP4899409B2 (ja) 多層プリント配線基板及びその製造方法
TWI454201B (zh) 用於製造印刷線路板之方法、印刷線路板及電子裝置
JP2001015919A (ja) 多層プリント配線板用回路基板とその製造方法および多層プリント配線板
JP3253886B2 (ja) 多層プリント配線板用片面回路基板とその製造方法、および多層プリント配線板
JP5245756B2 (ja) 回路基板、多層回路基板および多層回路基板の製造方法
JP3963620B2 (ja) 半導体チップ及びその製造方法
JP4349882B2 (ja) 配線基板および半導体装置
JP2007115952A (ja) インターポーザ基板及びその製造方法
JP4239650B2 (ja) 多層配線板の製造方法
JP4679553B2 (ja) 半導体チップ
JP3725489B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP2008181921A (ja) 電子部品内蔵基板とこれを用いた電子機器、およびその製造方法
JP3492667B2 (ja) 多層プリント配線板用片面回路基板、および多層プリント配線板とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140810

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees