JP3995608B2 - 眼底カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼の撮影を行う眼底カメラに関する。
【0002】
【従来技術】
眼科撮影装置としては、フラッシュ光源からのフラッシュ光により照明された被検眼眼底を撮影する眼底カメラが知られている。このような装置においては、被検眼や撮影条件に応じて撮影用のフラッシュ光量を調節して撮影を行う。その調節方法としては、容量の異なるコンデンサを複数個設け、そのコンデンサを切換えて光量を調節する方法やフラッシュ光の発光時間を調整する方法が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−275980号公報(第3、4頁、第1〜3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の眼底カメラは、人眼撮影を想定してフラッシュ光量の調整範囲が設定されていた。このため、人眼に対し反射率の高い動物眼を撮影しようとした場合、人眼用に設定された光量レベルでそのまま撮影したのでは光量が大きすぎて撮影画像はハレーションを起こしてしまい、うまく撮影できないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、人眼のみならず、動物眼をも容易に撮影できる眼底カメラを提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
(1) 被検眼を撮影する眼用撮影装置において、撮影光源からの照明光を被検眼に導く照明光学系と、人眼を撮影する人眼撮影モードと動物眼を撮影する動物眼撮影モードとを切換えるモード切換手段と、該切換手段の切換信号に基づいて前記照明光学系による照明光量を調整する光量調整手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
(2) (1)の光量調整手段は、前記撮影光源からの照明光量を複数段階に切換える光量切換手段と、該光量切換手段により切換えられる照明光量をさらに減光する減光フィルタと、該減光フィルタを前記照明光学系の光路に選択的に挿入するフィルタ駆動手段とを含み、動物眼撮影モードの切換信号に基づいて前記フィルタ駆動手段を駆動制御することを特徴とする。
【0009】
(3) (1)又は(2)の何れかの眼底カメラにおいて、前記動物撮影モードは複数のモードを有し、前記光量調整手段により調整される照明光量の設定値を動物撮影モードにおける複数のモードの切換信号に関連させて記憶手段に記憶させるさせる構成としたことを特徴とする。
【0010】
(4) (2)の眼底カメラにおいて、前記動物眼撮影モードは複数のモードを有し、前記フィルタ駆動手段は透過率の異なる複数の減光フィルタを選択的に光路に挿入する手段であり、動物撮影モードのおける複数のモードの切換信号に関連させて前記光量切換手段による光量切換えと前記複数の減光フィルタとの組み合わせとを記憶手段に記憶させる構成としたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る眼底カメラの概略構成を示す図である。
【0012】
本実施形態の眼底カメラは、手持ち操作に適する筐体に観察や撮影のための光学系を収納した撮影ユニット部1、撮影ユニット部1を制御するとともに撮影用光源が配置されたコントロールユニット部2に大別構成され、コントロールユニット部2にはタッチパネル機能が設けられたカラー表示モニタ3が設けられている。コントロールユニット部2の撮影用フラッシュ光源からの照明光はファイババンドル4を介して撮影ユニット部1内の光学系に導光される。
【0013】
図2は眼底カメラの光学系を示す図である。光学系は観察照明光学系、撮影照明光学系、観察・撮影光学系からなる。
【0014】
<観察照明光学系> 11は赤外発光ダイオード等の観察用照明光源である。12は拡散板、13はダイクロイックミラーであり、ダイクロイックミラー13は赤外光を反射するとともに、撮影用の可視光を透過する特性を持つ。14はコンデンサレンズ、15はスリット板であり、中心部にピンホール開口と光軸を中心としたリングスリット開口を備えている。16は投光レンズ、17は照明・指標投影光軸と後述する観察・撮影光学系の光軸とを同軸にするハーフミラー(、ビームコンバイナ)である。19は黒色吸収体であり、ハーフミラー17を透過した照明光束を吸収することにより、観察・撮影光学系に不要なノイズ光が入射することを防止する。18は被検眼を示す。
【0015】
<撮影照明光学系> 31は撮影用のフラッシュ光源、32はコンデンサレンズであり、撮影用の照明光束はファイババンドル4を介して撮影ユニット部1に導光される。撮影ユニット部1内の撮影照明光学系は、観察照明光学系のダイクロイックミラー13からハーフミラー17までの光路を共用する。
【0016】
また、ファイババンドル4とコンデンサレンズ32との間にはフラッシュ光の光量を切替えるための第一フィルタ板50、第二フィルタ板60が置かれている。第一フィルタ板50、第二フィルタ板60はファイババンドル4のフラッシュ光入射端の直前に置かれており、ファイババンドル4へ入射するフラッシュ光は、直前に置かれた第一フィルタ板50及び第二フィルタ板60を通過する。
【0017】
図3は第一フィルタ板50の詳細を示す図である。図3(a)に示すように第一フィルタ板50は円盤状の板であり、その円盤状の同一円周上には6種類のNDフィルタ51a〜51f、開口部52及びフラッシュ光を遮断するための遮蔽部53とが、等角度間隔で設けられている。第一フィルタ板50はその中心を回転中心として図2に示すステッピングモータ56により回転し、ファイババンドル4に入射するフラッシュ光の光軸L上に各フィルタ51a〜51f、開口部52及び遮蔽部53を挿脱させることができる。フィルタ51a〜51fは、開口部52を経てファイババンドル4に入射するフラッシュ光の光量に対して、順に1/√2倍ずつフラッシュ光を減光させる特性を有している。具体的には開口部52を通過するフラッシュ光の光量を100%とすると、NDフィルタ51a〜51fにおけるフラッシュ光の各透過率は順に70%,50%,36.8%,25%,17.7%,12.5%となる。ある程度の低光量の場合も、各フィルタの減衰により、安定して光量を確保できる。また、遮蔽部53はフラッシュ光を透過させないため、透過率は0%となる。
【0018】
図3(b)は図3(a)に示す第一フィルタ板50のA−A断面図である。54a,54bは遮蔽板、55a,55bは遮蔽板54a,54bによる各フィルタ等の位置出しを検知するためのフォトセンサ(受光素子と光源とが対向して配置された遮光式のフォトセンサ)である。遮蔽板54aは合計7枚使用されており、フィルタ51d以外の各フィルタ51a〜51f、開口部52及び遮蔽部53に対応して、第一フィルタ板50の外周に設置される。ある遮蔽板54aによりフォトセンサ55aが遮光されているとき、その遮蔽板54aに対応するフィルタが光軸Lに位置していることとなる。
【0019】
一方、遮蔽板54bは開口部52に対応して設置された遮蔽板54aの裏側に設置される。遮蔽板54bは第一フィルタ板50の基準位置を検知するために使用される。本実施の形態ではコントロールユニット2の電源投入時に、初期状態としてフォトセンサ55bが遮蔽板54bを検知している状態(フォトセンサ55bが遮光されている状態)になるように第一フィルタ板50の回転位置が決定される。この状態のとき、光軸L上にはフィルタ51d(透過光量25%)が位置し、これが基準回転位置となる。
【0020】
また、遮蔽板54bと各遮蔽板54aに対応したフィルタ等との関係は図5に示す記憶部44にて予め記憶されているため、基準回転位置が確定すれば他のフィルタ等の位置関係は判ることとなる。
【0021】
ステッピングモータを使用する場合、第一フィルタ板50の動作開始時に基準回転位置が判っていれば、ステップ数により、各フィルタを光軸L上に位置させることは可能である。しかしながら、ステッピングモータは脱調すると位置ずれが生じる。本実施の形態では、2つのフォトセンサ55a,55bを用いて回転の基準位置に加えて光軸L上に位置するフィルタを検知させている。その結果、光軸L上に各フィルタを位置させるための位置制御をより精度良く行うことができ、位置ずれを考慮する必要がないため、フィルタの形成面積をできるだけ小さくさせることができる。
【0022】
また、第二フィルタ板60は、図4(a)に示すように、第一フィルタ板50と同様に円盤状の板であり、その円盤状の同一円周上には2種類のNDフィルタ61a、61b、61c、開口部62とが、90度間隔で設けられている。第二フィルタ板60はその中心を回転中心として図2に示すステッピングモータ66により回転し、ファイババンドル4に入射するフラッシュ光の光軸L上に各フィルタ61a、61b、61c、開口部62を挿脱させることができる。フィルタ61aの透過率は40%、フィルタ61bの透過率は20%、フィルタ61cの透過率は10%である。
【0023】
図4(b)は図4(a)に示す第二フィルタ板60のB−B断面図である。64a,64bは遮蔽板、65a,65bは遮蔽板64a,64bによる各フィルタ等の位置出しを検知するためのフォトセンサである。フォトセンサ65a,65bと遮蔽板64a,64bによる制御方法等は、第一フィルタ板50と同様である。
【0024】
<観察・撮影光学系> 21は観察用の対物レンズ、22は被検眼18の瞳孔と共役になる位置に配置された撮影絞りである。23はフォーカシングレンズであり、被検眼の屈折力に合わせての調整を行うために、図示なきレンズ移動機構により光軸方向に移動可能である。24は結像レンズ、25はダイクロイックミラーであり、ダイクロイックミラー25は赤外光を反射させ、可視光を透過させる特性を備える。26は撮影用のCCDカメラである。27は光路を延長するためのリレーレンズ、28は鏡像反転を元に戻すためのミラー、29は観察用の赤外CCDカメラである。
【0025】
図5は本装置の制御系ブロック図を示す。41はモニタ3の表示を制御する表示制御部であり、CCDカメラ29及びCCDカメラ26の出力が入力され、モニタ3に表示する画像の切換機能も兼ねる。モニタ3の画面上にはタッチパネル42が設けられており、タッチパネル42のタッチ位置の検知等はタッチパネル制御部43によって行われる。40はシステム制御部であり、表示制御部41、タッチパネル制御部43、記憶部44、フラッシュランプ31、観察用光源11、撮影スイッチ45、フォトセンサ55a,55b、ステッピングモータ56、フォトセンサ65a,65b、ステッピングモータ66等が接続されている。
【0026】
以上のような構成を持つ眼底カメラにおいて、以下にその動作を説明する。電源ON時の初期画面はアライメントモードとされている。図6はアライメントモードにおける画面例である。モニタ3にはタッチパネル42が設けられており、モニタ3の画面上には、各種の機能を有するタッチボタン70〜76、79の表示が表示制御部41により制御される。タッチパネル42上において、操作者がタッチボタン70等の領域枠の内部を指等でタッチすると、そのタッチ位置がタッチパネル制御部43により検知され、所定の操作信号が入力される。
【0027】
検者は、まず、図6に示すタッチパネル42上のタッチボタン79a、79bにより、人眼撮影モードと動物眼の撮影モードを選択する。タッチボタン79aにより人眼撮影モードに切換えることができ、タッチボタン79bにより動物眼撮影モードに切換えることができる。さらに動物眼撮影モードでは、タッチボタン79bを押す毎に、動物モード番号1、動物モード番号2、動物モード番号3というように眼底反射率の異なる動物の種類に応じて、撮影光量の減光レベルを異なるものに設定できる。動物モード番号が何れであるかは、タッチボタン79bの右隣に表示される。例えば、動物モード番号1は犬等の動物の中では比較的眼底反射率の大きい場合に使用するモードである。動物モード番号2は猫、ねずみ等の動物の中では比較的眼底反射率の小さい場合に使用するモードである。動物モード番号3は、さらに眼底反射率の小さい動物に使用するモードである。初期設定では、動物モード番号1を選択すると透過率40%のフィルタ61aが照明光路に配置され、動物モード番号2を選択すると透過率20%のフィルタ61bが照明光路に配置され、動物モード番号3を選択すると透過率10%のフィルタ61cが照明光路に配置される。なお、人眼撮影モードでは、第二フィルタ板60の開口部62が光路に配置される。以下では、動物モード番号2に切換えた場合を説明する。
【0028】
タッチボタン79bにより動物モード番号2に切換えると、モータ66の回転駆動により第二フィルタ板60のフィルタ61bが照明光路に配置される。なお、第一フィルタ板50側の初期設定はフィルタ51dが光路に配置されている。検者は、撮影ユニット部1の光学系を動物の眼に向けてアライメントを行う。電源が投入された時点で、システム制御部40は光源11を点灯する。光源11の初期点灯光量は、タッチボタン79a、79bによるモード選択の標準光量がそれぞれ設定されている。つまり、タッチボタン79aによる人眼撮影モードの標準光量を100%とすると、タッチボタン79bによる動物眼モード番号1の標準光量は40%、動物眼モード番号2の標準光量は20%、動物眼モード番号3の標準光量は10%に設定されている。
【0029】
光源11を出射した赤外光束は、拡散板12により均一化された後、ダイクロイックミラー13により反射され、コンデンサレンズ14により収束してスリット板15を全面照明する。スリット板15を出射した光束は、投光レンズ16を介してハーフミラー17に入射し、その光量を約1/2に減衰反射されて被検眼18に向かう。スリット板15のリングスリット開口によりリング状に制限された光束は、撮影ユニット部1が所定の作動距離に位置する時、被検眼18の瞳孔近傍でいったんリングスリットの像を結んだ後拡散して、撮影される視野と同じかやや広い視野の眼底を赤外の不可視光で照明する。
【0030】
眼底からの反射光は、ハーフミラー17、対物レンズ21、撮影絞り22、フォーカシングレンズ23、結像レンズ24を通り、ダイクロイックミラー25で反射した後、リレーレンズ27によりCCDカメラ29の撮像素子上に結像する。CCDカメラ29による撮影像は、モニタ3の画面上に表示される。
【0031】
タッチボタン75a及び75bは、撮影用のフラッシュ光量を調節するボタンであり、タッチボタン76a及び76bは観察光量(光源11の光量)を調節するためのボタンである。タッチボタン75a,76aを押す毎に光量(フラッシュ光量、照明光量)は段階的に減少し、タッチボタン75b,76bを押す毎に光量は段階的に増加するようになっている。それぞれ光量の調節状態はインジケータ77、78で表示される。また、インジケータ77、78は7段階で表示されており、インジケータ77の光量表示が7段階目まであるときは、フラッシュ光は開口部52を通り最大となる。光量表示が1〜6段階目のときは、それぞれNDフィルタ51a〜51fが挿入され、インジケータ77の光量表示がないときは、フラッシュ光は遮蔽部53により遮断され、患者眼に届かないようになっている。観察光量のインジケータ78とフラッシュ光量のインジケータ77は撮影像の明るさにある程度相関がとれているため、検者は観察光量のインジケータ78を参考にしてフラッシュ光量を決めることができる。
【0032】
観察光量のインジケータ78を参考にしてフラッシュ光量の設定後、検者は図5のアライメント画像を観察し、フォーカスレンズ23を移動させて眼底のピントが合うようにした後、撮影スイッチ45を押してフラッシュ光源31を発光させる。可視光により照明された眼底からの可視の反射光束は、赤外光による眼底反射光束と同様に対物レンズ21、撮影絞り22、フォーカシングレンズ23、結像レンズ24を介して、ダイクロイックミラー25に入射する。ダイクロイックミラー25は可視光束を透過させるので、可視の眼底反射光束は結像レンズ24によりCCDカメラ26の撮像素子面上に眼底像を結像する。撮像された眼底像はタッチパネル42のボタン操作により記憶部44に保存される。
【0033】
フラッシュ光量は、第一フィルタ板50のフィルタ51a〜51fと第二フィルタ板60のフィルタ61a、61b、61cの組合せによって決定される。今回の場合には、フィルタ61bによってフラッシュ光量を人眼撮影時の20%に減衰することができるので、眼底反射率の小さい動物眼においてもハレーションを起こすことなく、良好な眼底画像を得ることができる。もし、眼底画像の撮影像が明るすぎている場合は、タッチボタン75a、76aを押してフラッシュ光量を増減して調節することができる。更にフラッシュ光量を下げたい場合は、タッチボタン79bを押して動物モード番号3に切換え、透過率の低いフィルタ61cを光路に挿入することにより、フラッシュ光量を下げることができる。
【0034】
動物眼を撮影する場合、減光レベルをどの程度にするかは検者の経験に基づくことが多い。このため、ある種類の動物眼で良好な撮影光量が調整できたら、これを標準化することが良い。タッチボタン79bによる各動物モードの切換えとタッチボタン75a、75bによる光量調整とにより、良好な撮影光量が決定できたら、メモリボタン81を押し、そのモード番号における照明光量の設定値を記憶部44に記憶させる。本実施形態での照明光量の設定値は、動物モードの各モード番号に関連付けて第二フィルタ板60のフィルタ61a〜61cと第一フィルタ板50のフィルタ51a〜51fとの組み合わせとして記憶部44に記憶される。後日、同じ種類の動物を撮影する場合、その動物モードの番号を選択するのみで、記憶部44に記憶された照明光量の設定値が読み出され、再び同じ組み合わせのフィルタが初期設定される。これにより、各動物眼における適性な光量設定の手間が軽減される。このとき、動物モード番号に対応させて動物の種類名を登録し、タッチパネル42の画面上に表示させる構成とすると良い。
【0035】
なお、複数の動物モードで設定できるモード番号の数は3個に限定されることなく、さらに多くの数を用意しておくと良い。また、第二フィルタ板60に配置する減光フィルタも3種類に限らず、さらに透過率の異なるフィルタの数を増やし、細かな選択ができるようにしておくと、反射率の異なる様々な動物眼に対応できる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、人眼のみならず、動物眼をも容易に撮影できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態で使用する眼底カメラの構成を示す図である。
【図2】眼底カメラの光学系を示す図である。
【図3】フィルタ板の詳細な構成を示す図である。
【図4】フィルタ板の詳細な構成を示す図である。
【図5】制御系を示すブロック図である。
【図6】タッチパネルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影ユニット部
2 コントロールユニット部
3 カラー表示モニタ
4 ファイババンドル
26 CCDカメラ
31 フラッシュ光源
40 システム制御部
42 タッチパネル
43 タッチパネル制御部
44 記憶部
50 第一フィルタ板50
51a〜f NDフィルタ
52 開口部
53 遮蔽部
56 ステッピングモータ
60 第二フィルタ板
61a〜c NDフィルタ
62 開口部
66 ステッピングモータ
79a タッチボタン
79b タッチボタン
81 メモリボタン

Claims (4)

  1. 被検眼を撮影する眼用撮影装置において、撮影光源からの照明光を被検眼に導く照明光学系と、人眼を撮影する人眼撮影モードと動物眼を撮影する動物眼撮影モードとを切換えるモード切換手段と、該切換手段の切換信号に基づいて前記照明光学系による照明光量を調整する光量調整手段と、を備えることを特徴とする眼底カメラ。
  2. 請求項1の光量調整手段は、前記撮影光源からの照明光量を複数段階に切換える光量切換手段と、該光量切換手段により切換えられる照明光量をさらに減光する減光フィルタと、該減光フィルタを前記照明光学系の光路に選択的に挿入するフィルタ駆動手段とを含み、動物眼撮影モードの切換信号に基づいて前記フィルタ駆動手段を駆動制御することを特徴とする眼底カメラ。
  3. 請求項1又は2の何れかの眼底カメラにおいて、前記動物撮影モードは複数のモードを有し、前記光量調整手段により調整される照明光量の設定値を動物撮影モードにおける複数のモードの切換信号に関連させて記憶手段に記憶させる構成としたことを特徴とする眼底カメラ。
  4. 請求項2の眼底カメラにおいて、前記動物眼撮影モードは複数のモードを有し、前記フィルタ駆動手段は透過率の異なる複数の減光フィルタを選択的に光路に挿入する手段であり、動物撮影モードのおける複数のモードの切換信号に関連させて前記光量切換手段による光量切換えと前記複数の減光フィルタとの組み合わせとを記憶手段に記憶させる構成としたことを特徴とする眼底カメラ。
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