JP3995461B2 - タイヤ推奨システム及びタイヤ推奨サーバ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザの使用状況に合致したタイヤを、ユーザに対して推奨するタイヤ推奨システム及び、このシステムに使用するサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラック用、バス用のタイヤは、タイヤメーカ、ディーラなどが、ユーザの使用状況に見合ったと思われるタイヤを選択してユーザに推奨し、ユーザは、推奨されたタイヤを購入していた。なお、タイヤの選択としては、具体的には、パターンの選択・強化仕様の要否などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のタイヤ推奨方法では、実際には、メーカ、ディーラなどがユーザの使用状況を詳細に把握して行っていたわけではなかった。したがって、必ずしもユーザにとって最適なタイヤが推奨されていたわけではなかった。
本発明は、ユーザが使用中のタイヤの状況を正確に把握し、タイヤの使用状況に即したタイヤをユーザに推奨するためのシステム及びサーバを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものである。本発明のタイヤ推奨システムは、車両端末とタイヤ推奨サーバとが通信網を介して接続されており、前記車両端末は、第1の送受信部と、第1の処理部と、第1の記憶部とを具備し、第1の記憶部は車両の走行中にタイヤの使用状況を示すデータと車両の各タイヤのIDとを対応付けて記憶するものであり、第1の送受信部は、第1の処理部による制御にしたがって、車両に装着されたタイヤに取り付けた空気圧センサ、温度センサ、たわみ量センサから、タイヤの使用状況を示す空気圧、温度、たわみ量を示すデータを受信し、そのデータを第1の記憶部に記憶されたタイヤのIDと対応付けて通信網を介して所定時間間隔でタイヤ推奨サーバに送信するものであり、タイヤ推奨サーバは、第2の送受信部と、第2の処理部と、第2の記憶部とユーザデータベースとを具備し、第2の送受信部は、第2の処理部による制御にしたがって、通信網を介して車両端末との間で通信を行うものであり、
第2の記憶部は各タイヤのタイプごとに、内部温度、内部発熱指数、許容負荷×速度、位置交換間隔を含む各タイヤの使用条件を格納しており、ユーザデータベースは少なくともタイヤのIDと該IDに対応する推奨タイヤのパターンを格納しており、第2の送受信部が記所定時間間隔でタイヤの状況を示すデータを受信すると該データをタイヤのIDに対応して空気圧、温度、たわみ量の履歴を記録するものであり、ユーザデータベースに記録された空気圧、温度、たわみ量の履歴を用いて、少なくとも記憶部に格納されているタイヤの使用条件を示す各項目に対応する数値を所定の計算式により計算すること、記憶部から現在使用しているタイヤの使用条件を特定すること、計算により算出された各数値と記憶部から特定した現在使用しているタイヤの使用条件とを予め定められた基準に基づいて比較することにより、現在使用しているタイヤが使用条件に適合しているか否かを判定すること、及び該判定の結果が不適合である場合、計算により算出された各数値を記憶部に格納されている各タイヤの使用条件に照合することにより、適したタイヤを記憶部から抽出し、推奨タイヤとして選択すること、を行うものであること、を特徴とする。
【0005】
タイヤ推奨サーバは、送受信部と、処理部と、記憶部とユーザデータベースとを具備し、送受信部は、処理部による制御にしたがって、通信網を介して車両端末との間で通信を行うものであり、記憶部は各タイヤのタイプごとに、内部温度、内部発熱指数、許容負荷×速度、位置交換間隔を含む各タイヤの使用条件を格納しており、ユーザデータベースは少なくともタイヤのIDと該IDに対応する推奨タイヤのパターンを格納しており、送受信部が記所定時間間隔でタイヤの状況を示すデータを受信すると該データをタイヤのIDに対応して空気圧、温度、たわみ量の履歴を記録するものであり、処理部は、ユーザデータベースに記録された空気圧、温度、たわみ量の履歴を用いて、少なくとも記憶部に格納されているタイヤの使用条件を示す各項目に対応する数値を所定の計算式により計算すること、記憶部から現在使用しているタイヤの使用条件を特定すること、計算により算出された各数値と記憶部から特定した現在使用しているタイヤの使用条件とを予め定められた基準に基づいて比較することにより、現在使用しているタイヤが使用条件に適合しているか否かを判定すること、及び該判定の結果が不適合である場合、計算により算出された各数値を記憶部に格納されている各タイヤの使用条件に照合することにより、適したタイヤを記憶部から抽出し、推奨タイヤとして選択すること、を行うものであること、を特徴とする。
【0006】
推奨タイヤは、前記通信網を介して、その車両を管理する会社などに配置した車両管理端末に対して配信することができる。なお、この配信先は、車両端末又はディーラ端末とすることもできる。さらに、ユーザは、推奨されたタイヤの発注を、車両管理端末などから前記通信網を介してタイヤ推奨サーバにすることができる。
【0007】
また、タイヤの使用状況としてタイヤの位置交換間隔に関する情報を利用することができる。この場合、例えば、タイヤ交換を行うディーラが所持するディーラ端末から、前記通信網を介してタイヤの位置交換間隔情報がタイヤ推奨サーバに送信される。タイヤ推奨サーバにおいては、この情報も含めて、最適なタイヤを選択する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1を用いて、タイヤ推奨システムの全体構成を説明する。
タイヤ推奨サーバ1が、インターネット、電話回線などから構成される通信網2に接続される。通信網2には、更に中継局3、車両管理端末4、ディーラ端末7が接続される。車両5に搭載された車両端末6及びディーラが所持する携帯端末11が、中継局3との間で移動通信を行う。なお、中継局3、車両管理端末4、車両端末6、ディーラ端末7及び携帯端末11は、実際には複数配置されるが、図ではそれぞれ1つずつのみを示している。
【0009】
車両5が装着するタイヤ8の全て(スペアタイヤを含む。)に、トランスポンダ9が装備される。
トランスポンダ9は、空気圧センサ、温度センサ、たわみ量センサ、送受信部を含むマイクロチップから構成される。また、メモリにタイヤIDを記憶してある。なお、タイヤたわみ量の検出センサを含むトランスポンダを記載した文献としては、例えば、特開平9−188113号公報がある。トランスポンダ9は、所定の時間間隔で、各センサが検出した空気圧、温度、たわみ量をデータ化し、タイヤIDと共に外部へ送信する。
【0010】
ディーラ端末7はタイヤディーラに配置され、携帯端末11はディーラが所有する。ディーラがタイヤの装着又は位置交換を行ったときは、ディーラ端末7又は携帯端末11からタイヤ推奨サーバ1にタイヤIDとタイヤ位置情報又は位置交換情報を送信する。
車両管理端末4は、車両5を管理する運送会社等の事業所に配置される。車両管理端末4は、タイヤ推奨サーバ1及び車両端末6との間で交信をする。
【0011】
図2を用いて、車両端末6の構成を説明する。
車両端末6は、送受信部12、処理部13、記憶部14を具備する。送受信部12は、トランスポンダ9からタイヤの使用状況を示すデータを受信し、タコグラフ15(図1)から走行記録を受信する。また、送受信部12は、中継局3、通信網2を介して、タイヤ推奨サーバ1、車両管理端末4との間で通信を行う。
処理部13は、CPUにより構成され、車両端末6全体の制御を行う。
【0012】
記憶部14は、RAM16、ROM17、メモリカード18から構成される。RAM16,ROM17には、プログラム及び必要なデータが記憶される。メモリカード18には、車両5の走行中にトランスポンダ9から受信したタイヤ使用状況データが記憶される。
記憶部14には、更に、車の走行後にタコグラフ15より取得した車速の履歴データが記憶される。
【0013】
図3を用いてタイヤ推奨サーバ1の構成を説明する。
タイヤ推奨サーバ1は、送受信部21、処理部22、記憶部23、ユーザデータベース24(以下、「データベース」は「DB」という。)を具備する。
送受信部21は、通信網2を介して、車両端末6、車両管理端末4との間で通信を行う。処理部22は、CPUにより構成され、タイヤ推奨サーバ1全体の制御を行う。記憶部23は、プログラム及び各種データを記憶する。
記憶部23には、各種タイヤの使用条件が記憶されている。
【0014】
ユーザDB24は、図4の事業所情報と、図5の車両情報と、図6のタイヤ個別情報から構成される。
図4の事業所情報には、運送会社等の事業所ごとに、所有する車両の車両ユーザID、車両登録番号、車両の仕様・備考が格納される。
図5の車両情報には、事業所情報の各車両ごとに、タイヤ番号、タイヤユーザID、タイヤサイズ、PR/LI、パターン、推奨タイヤのパターンが格納される。
これらの各情報は、タイヤ8を販売したとき、車両5にタイヤを取り付けたとき又はタイヤを交換したときにタイヤ推奨サーバ1に入力される。
推奨タイヤのパターンには、後述の方法により推奨タイヤが選択されると、選択されたタイヤのパターンが格納される。
【0015】
図6のタイヤ個別情報には、タイヤごとに、タイヤ空気圧、温度、たわみ量の履歴データが記録される。
図7を用いて、車両端末6の動作を説明する。
タイヤ8に装着されたトランスポンダ9は、所定の時間間隔(例、5分間隔)で各センサが検出した空気圧、温度、たわみ量と、あらかじめメモリに記憶してあるタイヤIDをデータ化し、外部へ送信する。
車両端末6は、トランスポンダ9からデータを受信する(ステップS1)と、記憶部14のメモリカード18に保存する(ステップS2)。
【0016】
車両の走行が終了すると、メモリカード18からデータをファイル出力する(ステップS3)。タコグラフ15から車速の履歴データを取得する(ステップS4)。タイヤのたわみ量と空気圧とタイヤの保有するバネ定数から荷重を計算する(ステップS5)。
このようにして得た内部温度、荷重、車速をログとしてRAM16に記憶する。これにより、走行終了ごとにデータが蓄積され、所定時間間隔でタイヤ推奨サーバ1に送信される。
【0017】
図8を用いてタイヤ推奨サーバ1の動作を説明する。
車両端末6からは、所定時間間隔で、記憶部14に記憶したログデータ(走行中の内部温度、荷重、車速)と、車両IDとを送受信部12からタイヤ推奨サーバ1へ送信する。
また、車両5においてタイヤ位置交換が行われると、タイヤ交換を行ったディーラにより、ディーラ端末7又は携帯端末11から、タイヤの位置交換情報(車両ID、タイヤID、交換日時)をタイヤ推奨サーバ1に送信する。
【0018】
タイヤ推奨サーバ1では、車両端末6からログデータを受信すると、車両ID、タイヤIDに従って、空気圧、温度、たわみ量の履歴をユーザDB24のタイヤ個別情報(図6)に記憶する(ステップS11)。また、ディーラ端末7又は携帯端末11からタイヤ位置交換情報を受信すると、タイヤIDに従って、タイヤ位置交換の日時をタイヤ個別情報に記憶する(ステップS12)。
【0019】
各タイヤについて過去の使用状況について判定する(ステップS13)。判定のために、ユーザDB24のタイヤ個別情報(図6)に記憶してあるログデータからタイヤの状況を表す数値を計算する。各数値としては、ログデータの平均値を採用するが、最大値を採用することもできる。更に、空気圧とたわみ量から負荷値を求める。また、タイヤの位置交換日時の間隔を指数に変換する。この指数は標準の交換間隔を100%とし、標準より短い間隔は100%より小さい値、長い間隔は100%より大きい値となる。
計算した各数値を、記憶部23に記憶してある同タイプのタイヤの使用条件とを比較して、現在使用中のタイヤが使用条件に適合しているか否かを判定する(ステップS13)。
【0020】
図9は、記憶部23に記憶してあるタイヤの使用条件を示す。ここには、タイヤのタイプごとに、内部温度、内部発熱指数、許容負荷×速度、位置交換間隔が記憶されている。図には、タイヤのタイプとして、標準タイヤ(タイヤ1)、低発熱タイヤ(タイヤ2)、省メンテナンスタイヤ(タイヤ3)が例示されている。
なお、内部発熱指数は、標準を100%とするもので、低発熱タイヤ(タイヤ2)における120%は、標準よりも温度上昇を20%低減できることを示している。また、位置交換間隔は、交換日間の日数を指数に換算したもので、標準の間隔を100%とし、省メンテナンスタイヤ(タイヤ3)における120%は、交換間隔を20%延長できることを示している。
【0021】
判定(ステップS13)の結果、タイヤの状況が使用条件内にあれば、現在使用中のタイヤはユーザの使用状況に適していると判定して処理を終了する。なお、このとき、ユーザが現在使用しているタイヤがタイヤの使用条件に適合していることを車両管理端末4に通知するようにしてもよい。
【0022】
判定の結果、使用条件に不適合であれば、図9に示すタイヤの中から適当なタイヤを推奨タイヤとして選択する(ステップS14)。
図10を用いてタイヤ推奨方法の具体例を説明する。
(A)〜(C)に、ユーザ1〜3における内部発熱指数、許容負荷×速度、位置交換間隔の各数値が示してある。現在使用中のタイヤがタイヤ1であるので、記憶部23に記憶してある標準タイプ(タイヤ1)の使用条件(図9)と比較され、◎、○、×の評価が適不適欄に記憶される。
【0023】
(A)の例は、ユーザ1における使用状況が、タイヤ位置交換間隔については問題がない。しかしながら、内部温度が135°Cあって許容温度120°Cを超えているので、現在使用中のタイヤは適当でないと判定される。タイヤの内部温度を許容温度にするためには、112.5%以上低発熱化する必要がある。したがって、低発熱タイヤ(タイヤ2)が推奨タイヤとして選択される。
(B)の例は、内部温度には問題がないが、負荷×速度が許容値を超えている。したがって、負荷×速度に余裕がある低発熱タイヤ(タイヤ2)が推奨タイヤとして選択される。
(C)の例は、内部温度及び負荷×速度には問題がないが、タイヤ位置交換の間隔が20%不足している(交換間隔が標準より20%短い)。この場合は、交換間隔を標準より20%長くできる省メンテナンスタイヤ(タイヤ3)が推奨タイヤとして選択される。
【0024】
なお、図10の適不適欄に記載された◎、○、×は、以下の基準を示している。
内部温度については、許容温度120°Cに対して、
◎:110°C未満、○:110〜120°C、×120°C以上。
負荷×速度については、各タイヤのポテンシャルに対して、
◎:80%未満、○:80〜100%、×:100%以上。
タイヤ位置交換間隔については、ユーザ期待度を100として、
◎:110以上、○:100から110、×:100未満。
【0025】
適当なタイヤが選択されると、車両ID、タイヤID、推奨タイヤが、送受信部21から該当の車両管理端末4へ送信される(ステップS15)。このとき、ユーザの理解のために、タイヤの使用状況のデータを付加してもよい。また、車両管理端末4へではなく、車両端末6又はディーラ端末7に送信するようにすることもできる。
また、推奨タイヤの選択(ステップS14)において、ユーザの使用状況に合うタイヤが記憶部14に記憶されていない場合は、使用状況に適した特殊仕様のタイヤをタイヤメーカにオーダする(ステップS16)。このオーダの結果、ユーザの使用状況にあうタイヤの供給が可能になった後に、推奨タイヤが車両管理端末4へ送信される。また、新たなタイヤのデータは、ユーザDB24の車両情報(図5)の推奨パターンの欄に追加される。
【0026】
図11を用いて、タイヤ推奨サーバ1における、車両管理端末4から推奨タイヤの注文を受けた場合の処理を説明する。
ユーザが推奨タイヤへの交換を希望するときは、車両管理端末4からタイヤ推奨サーバ1へ推奨帯域の注文がされる。なお、注文は、車両管理端末4からだけでなく、ディーラ端末7又はその外の端末からすることもできる。
タイヤ推奨端末1は、車両管理端末4から推奨タイヤ受信する(ステップS21)と、ユーザDB24の車両情報(図5)を参照する(ステップS22)。そして、車両情報に記憶してある推奨タイヤをユーザに発送するために必要な伝票の出力などの処理を行う(ステップS23)。
【0027】
【発明の効果】
本発明のタイヤ推奨システムによれば、ユーザが使用中のタイヤの状況を正確に把握することができるので、タイヤの使用状況に即したタイヤをユーザに推奨することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したタイヤ推奨システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1の車両端末の構成を示す図である。
【図3】図1のタイヤ推奨サーバの構成を示す図である。
【図4】図3のユーザDBの構成(その1)を示す図である。
【図5】図3のユーザDBの構成(その2)を示す図である。
【図6】図3のユーザDBの構成(その3)を示す図である。
【図7】図2の車両端末における処理を示すフローチャートである。
【図8】図3のタイヤ推奨サーバにおけるタイヤ推奨処理を示すフローチャートである。
【図9】図3のタイヤ推奨サーバに記憶されたタイヤ使用条件を示す図である。
【図10】図3のタイヤ推奨サーバにおけるタイヤ推奨方法の概念を示す図である。
【図11】図3のタイヤ推奨サーバにおけるタイヤ受注処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…タイヤ推奨サーバ
2…通信網
3…中継局
4…車両管理端末
5…車両
6…車両端末
7…ディーラ端末
8…タイヤ
9…トランスポンダ
11…携帯端末
12…送受信部
13…処理部
14…記憶部
15…タコグラフ
16…RAM
17…ROM
18…メモリカード
21…送受信部
22…処理部
23…記憶部
24…ユーザデータベース

Claims (4)

  1. 車両端末とタイヤ推奨サーバとが通信網を介して接続されており、
    前記車両端末は、第1の送受信部と、第1の処理部と、第1の記憶部とを具備し、
    前記第1の記憶部は前記車両の走行中に前記タイヤの使用状況を示すデータと前記車両の各タイヤのIDとを対応付けて記憶するものであり、
    前記第1の送受信部は、前記第1の処理部による制御にしたがって、前記車両に装着されたタイヤに取り付けた空気圧センサ、温度センサ、たわみ量センサから、タイヤの使用状況を示す空気圧、温度、たわみ量を示すデータを受信し、そのデータを前記第1の記憶部に記憶された前記タイヤのIDと対応付けて前記通信網を介して所定時間間隔で前記タイヤ推奨サーバに送信するものであり、
    前記タイヤ推奨サーバは、第2の送受信部と、第2の処理部と、第2の記憶部とユーザデータベースとを具備し、
    前記第2の送受信部は、前記第2の処理部による制御にしたがって、通信網を介して前記車両端末との間で通信を行うものであり、
    前記第2の記憶部は各タイヤのタイプごとに、内部温度、内部発熱指数、許容負荷×速度、位置交換間隔を含む各タイヤの使用条件を格納しており、
    前記ユーザデータベースは少なくともタイヤのIDと該IDに対応する推奨タイヤのパターンを格納しており、前記第2の送受信部が記所定時間間隔で前記タイヤの状況を示すデータを受信すると該データをタイヤのIDに対応して空気圧、温度、たわみ量の履歴を記録するものであり、
    前記第2の処理部は、前記ユーザデータベースに記録された空気圧、温度、たわみ量の履歴を用いて、少なくとも前記第2の記憶部に格納されているタイヤの使用条件を示す各項目に対応する数値を所定の計算式により計算すること、前記第2の記憶部から現在使用しているタイヤの使用条件を特定すること、前記計算により算出された各数値と前記第2の記憶部から特定した現在使用しているタイヤの使用条件とを予め定められた基準に基づいて比較することにより、現在使用しているタイヤが使用条件に適合しているか否かを判定すること、及び該判定の結果が不適合である場合、前記計算により算出された各数値を前記第2の記憶部に格納されている各タイヤの使用条件に照合することにより、適したタイヤを前記第2の記憶部から抽出し、推奨タイヤとして選択すること、を行うものであること、
    を特徴とするタイヤ推奨システム。
  2. 送受信部と、処理部と、記憶部とユーザデータベースとを具備し、
    前記送受信部は、前記処理部による制御にしたがって、通信網を介して車両端末との間で通信を行うものであり、
    前記記憶部は各タイヤのタイプごとに、内部温度、内部発熱指数、許容負荷×速度、位置交換間隔を含む各タイヤの使用条件を格納しており、
    前記ユーザデータベースは少なくともタイヤのIDと該IDに対応する推奨タイヤのパターンを格納しており、前記送受信部が記所定時間間隔で前記タイヤの状況を示すデータを受信すると該データをタイヤのIDに対応して空気圧、温度、たわみ量の履歴を記録するものであり、
    前記処理部は、前記ユーザデータベースに記録された空気圧、温度、たわみ量の履歴を用いて、少なくとも前記記憶部に格納されているタイヤの使用条件を示す各項目に対応する数値を所定の計算式により計算すること、前記記憶部から現在使用しているタイヤの使用条件を特定すること、前記計算により算出された各数値と前記記憶部から特定した現在使用しているタイヤの使用条件とを予め定められた基準に基づいて比較することにより、現在使用しているタイヤが使用条件に適合しているか否かを判定すること、及び該判定の結果が不適合である場合、前記計算により算出された各数値を前記記憶部に格納されている各タイヤの使用条件に照合することにより、適したタイヤを前記記憶部から抽出し、推奨タイヤとして選択すること、を行うものであること、
    を特徴とするタイヤ推奨サーバ。
  3. 前記送受信部によりタイヤの状況としてタイヤ位置交換情報を受信し、前記処理部は前記タイヤ位置交換情報を加えたタイヤの状況について前記のタイヤの使用条件に適しているか否かの判定を行う請求項2に記載のタイヤ推奨サーバ。
  4. 前記処理部は、前記推奨タイヤとして選択したタイヤに関するデータを、前記送受信部から送信する請求項2又は3に記載のタイヤ推奨サーバ。
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