JP4684036B2 - タイヤ点検システム及びタイヤ点検装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧と、空気入りタイヤの溝の深さである溝深さとを測定するタイヤ点検システム及びタイヤ点検装置に関する。
従来、空気入りタイヤを点検するためのタイヤ点検システムとして、様々な提案がなされている。例えば、空気入りタイヤの圧力(以下、タイヤ内圧)と、トレッド部の溝の深さ(以下、溝深さ)とを管理するタイヤ点検装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、タイヤ点検装置は、タイヤ内圧に応じてタイヤ内圧を補充する時期や、溝深さに応じて空気入りタイヤを交換する時期等を空気入りタイヤごと(すなわち、空気入りタイヤを識別する固有の情報であるタイヤ識別情報ごと)に管理する必要がある。
特開平11−310020号公報(第2頁−第3頁、第1図)
しかしながら、上述したタイヤ点検装置を利用する利用者は、当該タイヤ点検装置によって取得されたタイヤ内圧と溝深さとに対して、タイヤ識別情報を手入力で対応させなければならず、タイヤ識別情報の入力ミスを起こしやすいという問題があった。
つまり、タイヤ内圧と溝深さとにタイヤ識別情報を対応付ける入力作業が煩雑であり、また、当該タイヤ識別情報を入力するための時間が大幅に掛かってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができるタイヤ点検システム及びタイヤ点検装置を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧を検出する内圧センサと、タイヤ内圧と空気入りタイヤを識別する固有の情報であるタイヤ識別情報とを発信する発信機とを備える電子デバイス、及び、発信機によって発信されたタイヤ内圧とタイヤ識別情報とを受信する受信部と、空気入りタイヤの溝の深さである溝深さを測定する測定部とを備えており、測定部は、長手方向に沿って移動可能であり、一端がトレッド部の溝の溝底面と当接する支持部と、支持部の一端と溝底面とが当接していることを確定するか否かを選択する確定スイッチと、支持部の一端がトレッド部の表面に位置してから一端が溝底面に当接して確定スイッチが押圧されるまでの移動量を測定する移動量測定部と、を備えており、支持部は、折り畳み可能に構成され、かつタイヤ点検装置に格納可能に構成されていることを特徴とするタイヤ点検システムであることにより、タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。更に、移動量測定部が、支持部の一端がトレッド部の表面に位置してから、支持部の一端が溝底面に当接し、確定スイッチが押圧されるまでの移動量を測定することにより、タイヤ点検装置を利用している利用者が溝深さを視覚で判断するよりも、正確な溝深さを測定することができる。
具体的には、タイヤ点検装置は、電子デバイスからタイヤ内圧とタイヤ識別情報とを受信することにより、タイヤ識別情報の入力作業をなくすことができる。このため、タイヤ点検装置を利用している利用者(空気入りタイヤを点検する点検者)は、タイヤ識別情報を手入力する必要がなくなるため、タイヤ識別情報の入力ミスが生じず、当該タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。さらに、タイヤ識別情報を入力するための時間を大幅に短縮することができる。
また、請求項2に係る発明の特徴は、発信機が、タイヤ点検装置からの信号に応じて、タイヤ内圧とタイヤ識別情報とを発信することにより、タイヤ点検装置からの信号を電力として、タイヤ内圧とタイヤ識別情報とを発信することができる。
また、請求項3に係る発明の特徴は、車両識別情報を記憶する記憶部と、タイヤ内圧とタイヤ識別情報と溝深さと車両識別情報とを管理端末へ送信する送信部とをタイヤ点検装置がさらに備えることにより、タイヤ内圧や溝深さをタイヤ識別情報ごと(空気入りタイヤごと)に管理端末で管理させることができることに加え、車両識別情報ごと(車両ごと)に管理端末で管理させることができる。
また、請求項4に係る発明の特徴は、空気入りタイヤの内側に設けられる電子デバイスから、空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧と、空気入りタイヤを識別する情報であるタイヤ識別情報とを受信する受信部と、空気入りタイヤの溝の深さである溝深さを測定する測定部と、タイヤ内圧とタイヤ識別情報と溝深さとを対応付けて記憶する記憶部と、を備え、測定部は、長手方向に沿って移動可能であり、一端がトレッド部の溝の底である溝底面と当接する支持部と、支持部の一端と溝底面とが当接していることを確定するか否かを選択する確定スイッチと、支持部が移動した量である移動量を測定する移動量測定部と、を備え、移動量測定部は、支持部の一端がトレッド部の表面に位置してから、支持部の一端が溝底面に当接して確定スイッチが押圧されるまでの移動量を測定するように構成されており、支持部は、折り畳み可能に構成され、かつタイヤ点検装置に格納可能に構成されている。このように構成されていることにより、タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。更に、移動量測定部が、支持部の一端がトレッド部の表面に位置してから、支持部の一端が溝底面に当接し、確定スイッチが押圧されるまでの移動量を測定することにより、タイヤ点検装置を利用している利用者が溝深さを視覚で判断するよりも、正確な溝深さを測定することができる。
また、請求項5に係る発明の特徴は、タイヤ内圧と溝深さとを表示する表示部をタイヤ点検装置がさらに備えることにより、タイヤ点検装置を利用している利用者が、視覚によってタイヤ内圧と溝深さとを把握することができる。なお、このタイヤ点検装置は、タイヤ内圧と溝深さとに加え、タイヤ識別情報を表示することも可能である。
また、請求項6に係る発明の特徴は、タイヤ内圧と溝深さとを管理端末へ送信する送信部をタイヤ点検装置がさらに備えることにより、複数のタイヤ点検装置のタイヤ内圧及び溝深さをタイヤ識別子ごとに管理端末で管理させることができる。この場合、タイヤ点検装置は、タイヤ内圧及び溝深さに加え、車両を識別する固有の情報である車両識別情報を管理端末へ送信することがさらに好ましい。
また、請求項7に係る発明の特徴は、携帯可能な大きさを有するタイヤ点検装置であることにより、タイヤ点検装置を利用している利用者の持ち運びが容易となる。
本発明によれば、タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができるタイヤ点検システム及びタイヤ点検装置を提供することができる。
次に、本発明に係るタイヤ点検装置を含むタイヤ点検システムの一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(タイヤ点検システムの全体概略構成)
図1は、本実施形態に係るタイヤ点検システム100の全体概略構成を示す図である。図1に示すように、タイヤ点検システム100は、携帯可能な大きさを有するタイヤ点検装置1と、空気入りタイヤ10の内側、すなわち空気入りタイヤ10とリムホイール20とによって区画された空間に設けられた電子デバイス30とを有している。なお、本実施形態においては、空気入りタイヤ10は、トラックに装着されているものとする。
このタイヤ点検装置1は、図2に示すように、数字表示部2と、タイヤ位置表示部3と、測定結果表示部4と、溝測定部5と、タイヤ位置スイッチ6と、モードスイッチ7とを備えている。
数字表示部2は、空気入りタイヤ10の内圧であるタイヤ内圧や、空気入りタイヤ10の内部の温度であるタイヤ温度、空気入りタイヤ10におけるトレッド部Tの溝の深さである溝深さの測定結果を数字で表示する。
タイヤ位置表示部3は、数字表示部2に表示されたタイヤ内圧やタイヤ温度、溝深さである空気入りタイヤ10が、車両のどの位置に装着されているのかを示す位置情報を表示する。
測定結果表示部4は、タイヤ位置表示部3に表示された空気入りタイヤ10のタイヤ内圧と、タイヤ温度と、溝深さとの測定結果を対応付けて表示する。なお、測定結果表示部4は、タイヤ内圧とタイヤ温度と溝深さとに加え、空気入りタイヤ10を識別するための固有の情報であるタイヤ識別情報(例えば、シリアル番号やロット番号)や、空気入りタイヤ10が装着されている車両を識別するための固有の情報である車両識別情報(例えば、シリアル番号やナンバープレートの番号、車両の車体番号)等を表示することも可能である。
ここで、本実施形態において、上述した数字表示部2と測定結果表示部4とは、タイヤ点検装置1にそれぞれ別に設けられているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば数字表示部2が測定結果表示部4の機能を有していてもよく、測定結果表示部4が数字表示部2の機能を有していてもよい。
溝測定部5は、空気入りタイヤ10におけるトレッド部の溝深さを測定する。具体的には、図3に示すように、溝測定部5は、長手方向に沿って移動可能であり、一端がトレッド部Tの溝11の底である溝底面と当接する支持部材5a(支持部)と、トレッド部Tの溝11を確定するか否かを選択する確定スイッチ5bとを備えている。この支持部材5aは、可動可能(折り畳み可能)に構成され、かつタイヤ点検装置1に格納可能に構成されている。
より具体的には、タイヤ点検装置1の利用者(空気入りタイヤ10を点検する点検者)は、支持部材5aを起こし、当該タイヤ点検装置1をトレッド部Tに隣接させる。次に、利用者は、支持部材5aの一端がトレッド部Tの溝底面に当接させ、確定スイッチ5bを押圧することによって、空気入りタイヤ10の溝深さを測定する。
タイヤ位置スイッチ6は、上述した位置情報を切り替えるスイッチである。また、モードスイッチ7は、タイヤ内圧を受信するか否か、溝深さを測定するか否か等を選択するスイッチである。
次に、タイヤ点検システム100の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るタイヤ点検システム100を示すブロック図である。図4に示すように、タイヤ点検システム100は、上述したタイヤ点検装置1と、電子デバイス30とによって構成されている。
まず、電子デバイス30の構成について説明する。電子デバイス30は、タイヤ内圧を測定する内圧センサ30a、タイヤ温度を測定する温度センサ30b、タイヤ識別情報を記憶するタイヤ識別情報記憶部30c、タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報をタイヤ点検装置1に送信(発信)する送受信部30d(発信機)を備えている。
次に、タイヤ点検装置1の構成について説明する。タイヤ点検装置1は、受信部1a、移動量測定部1b、操作部1c、制御部1d、記憶部1e、表示部1f、送信部1gとを備えている。
受信部1aは、電子デバイス30からタイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報を受信する。また、移動量測定部1bは、空気入りタイヤ10の溝深さを検出する。具体的には、移動量測定部1bは、支持部材5aの一端がトレッド部の表面に位置してから、当該支持部材5aの一端が溝底面に当接して確定スイッチ5bが押圧されるまでの移動量(すなわち、溝深さ)を測定する。
ここで、本実施形態において、溝測定部5は、上述した支持部材5aと、確定スイッチ5bと、移動量測定部1bとによって構成されているものとして説明するが、これに限定されるものではなく、支持部材5aと移動量測定部1bとによって構成されていてもよい。この場合、移動量測定部1bは、支持部材5aの一端がトレッド部の表面に位置してから、支持部材5aの一端が溝底面に当接するまでの移動量を測定する。
操作部1cは、上述したタイヤ位置スイッチ6及びモードスイッチ7からの入力を検出する。また、制御部1dは、タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報、溝深さを対応付ける。この制御部1dは、タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報、溝深さに加え、車両識別情報等も対応付けることも可能である。
ここで、本実施形態においては、車両識別情報とは、後述する記憶部1eに予め記憶されているものとする。なお、車両識別情報は、必ずしも記憶部1eに予め記憶されているものではなく、例えば車両から取得されるものであってもよく、利用者がタイヤ点検装置1に入力するものであってもよい。
記憶部1eは、タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報、溝深さ等を記憶する。例えば、記憶部1eには、図5(a)に示すようにタイヤ識別情報と、タイヤ内圧と、タイヤ温度と、溝深さとが対応付けられたテーブルや、図5(b)に示すようにタイヤ識別情報と、位置情報と、タイヤ内圧と、タイヤ温度と、溝深さとが対応付けられたテーブル、図5(c)に示すように車両識別情報と、タイヤ識別情報と、位置情報と、タイヤ内圧と、タイヤ温度と、溝深さとが対応付けられたテーブル等が記憶されている。
表示部1fは、数字表示部2又はタイヤ位置表示部3、測定結果表示部4に車両識別情報やタイヤ識別情報、位置情報、タイヤ内圧、タイヤ温度、溝深さ等を表示させる。例えば、表示部1fは、図5(a)や図5(b)に示すテーブルを表示する。
送信部1gは、記憶部1eに記憶された車両識別情報やタイヤ識別情報、位置情報、タイヤ内圧、タイヤ温度、溝深さ等を管理センター50(例えば、管理端末を構成するパーソナルコンピュータ)へ送信する。例えば、送信部1gは、図5(b)に示すテーブルを管理センター50へ送信する。
なお、送信部1gは、ネットワーク等を介して車両識別情報やタイヤ識別情報、位置情報、タイヤ内圧、タイヤ温度、溝深さ等を管理センター50へ送信するものであってもよく、有線を介して車両識別情報やタイヤ識別情報、位置情報、タイヤ内圧、タイヤ温度、溝深さ等を管理センター50へ送信するものであっても勿論よい。
この管理センター50は、タイヤ点検装置1から送信された車両識別情報とタイヤ情報(車両識別情報やタイヤ識別情報、位置情報、タイヤ内圧、タイヤ温度、溝深さ)とを受信する受信部50a、受信部50aが受信した車両識別情報とタイヤ情報とを記憶する記憶部50b、記憶部50bに記憶された車両識別情報とタイヤ情報と(例えば、図5cに示すテーブル)を表示する表示部50cを備えている。
次に、タイヤ点検システム100を構成するタイヤ点検装置1の動作について、図面を参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係るタイヤ点検システム100の動作を示す図である。まず、ステップ1において、タイヤ点検装置1は、タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報等を要求する処理を行う。
次に、ステップ2において、タイヤ点検装置1は、電子デバイス30からタイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報等を受信する処理を行う。すなわち、電子デバイス30は、タイヤ点検装置1からの信号(要求)を電力として、タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報等をタイヤ点検装置1に送信する。
次に、ステップ3において、タイヤ点検装置1は、ステップ2で受信したタイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報等を記憶する処理を行う。
次に、ステップ4において、タイヤ点検装置1は、空気入りタイヤ10におけるトレッド部T溝深さを測定する処理を行う。
次に、ステップ5において、タイヤ点検装置1は、タイヤ情報(タイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報、溝深さ、位置情報等)と車両識別情報とを管理センター50に送信する。
なお、本実施形態において、ステップ1〜ステップ4の処理の順序は、必ずしもステップ1〜4の順序で行われる必要はなく、ステップ4の後にステップ1〜ステップ3の処理が行われてもよい。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態に係るタイヤ点検装置1を含むタイヤ点検システム100によれば、電子デバイス30からタイヤ内圧とタイヤ識別情報とを受信することにより、タイヤ識別情報の入力作業をなくすことができる。このため、タイヤ点検装置1を利用している利用者(空気入りタイヤを点検する点検者)は、タイヤ識別情報を手入力する必要がなくなるため、タイヤ識別情報の入力ミスが生じず、当該タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。さらに、タイヤ識別情報を入力するための時間を大幅に短縮することができる。
このため、タイヤ点検装置1を含むタイヤ点検システム100は、タイヤ内圧に応じてタイヤ内圧を補充する時期である補充時期や、溝深さに応じて空気入りタイヤの交換する時期である交換時期等をタイヤ識別情報ごと(すなわち、空気入りタイヤ10ごと)に管理することが容易となる。
また、タイヤ点検システム100は、車両識別情報を記憶する記憶部1eと、タイヤ内圧とタイヤ識別情報と溝深さと車両識別情報とを管理センター50へ送信する送信部1gとを備えることにより、タイヤ内圧や溝深さをタイヤ識別情報ごと(空気入りタイヤ10ごと)に管理端末で管理させることができることに加え、車両識別情報ごと(車両ごと)に管理センターで管理させることができる。
すなわち、管理センター50は、車両及び空気入りタイヤ10ごとに、タイヤ内圧と溝深さとを管理することができる。例えば、複数のトラックを有している会社では、当該複数のトラックの空気入りタイヤごとにタイヤ内圧と溝深さとを管理でき、空気入りタイヤを交換する時期等を把握することが容易となる。
また、タイヤ点検装置1は、タイヤ内圧と溝深さとを表示する表示部1f(数字表示部2、タイヤ位置表示部3、測定結果表示部4)を備えることにより、タイヤ点検装置1を利用している利用者が、視覚によってタイヤ内圧と溝深さとを把握することができる。
また、タイヤ点検装置1は、タイヤ内圧と溝深さとを管理センター50へ送信する送信部1gを備えることにより、複数のタイヤ点検装置1のタイヤ内圧及び溝深さをタイヤ識別子ごとに管理センター50で管理させることができる。
また、タイヤ点検装置1は、移動量測定部1bが、支持部材5aの一端がトレッド部の表面に位置してから、支持部材5aの一端が溝底面に当接し、確定スイッチ5bが押圧されるまでの移動量を測定することにより、タイヤ点検装置を利用している利用者が溝深さを視覚で判断するよりも、正確な溝深さを測定することができる。なお、タイヤ点検装置1は、この支持部材5aを有する測定方法により溝深さを測定するものに限定されるものではなく、様々な測定方法により溝深さを測定することもできる。
さらに、タイヤ点検装置1は、携帯可能な大きさを有することにより、当該タイヤ点検装置1を利用している利用者の持ち運びが容易となる。なお、タイヤ点検装置1は、携帯可能な大きさに限定されるものではなく、例えば複数のトラックを有する会社やガソリンスタンド等に設置されるような大きさであっても勿論よい。
(変更例)
以下において、上述した実施形態における変形例について説明する。上述した実施形態では、タイヤ点検装置1が、タイヤ圧力とタイヤ識別情報とを受信し、かつ溝深さを測定するものとして説明したが、変更例では、タイヤ点検装置1が、圧力測定装置と溝測定装置とによって構成されている。
図7は、本発明の変更例に係るタイヤ点検装置1を示す図である。なお、上述した本発明の実施形態に係るタイヤ点検装置1と相違する部分を主として説明する。
図7に示すように、タイヤ点検装置1は、タイヤ内圧を測定する装置である圧力測定装置70と、溝深さを測定する溝測定装置80とによって構成されている。この圧力測定装置70と溝測定装置80とは、有線90によって接続されている。
圧力測定装置70は、タイヤ内圧やタイヤ温度等を表示するタイヤ状態表示部71と、位置情報を表示するタイヤ位置表示部72と、当該位置情報を切り替えるタイヤ位置スイッチ73と、タイヤ内圧を受信するか否かを選択するモードスイッチ74と、電子デバイス30からタイヤ内圧やタイヤ温度、タイヤ識別情報等を受信する受信部75とを備えている。
溝測定装置80は、長手方向に沿って移動可能であり、一端がトレッド部Tの溝11の底である溝底面と当接する支持部材81(支持部)と、トレッド部Tの溝11を確定するか否かを選択する確定スイッチ82と、溝深さを表示するタイヤ状態表示部83と、位置情報を表示するタイヤ位置表示部84と、当該位置情報を切り替えるタイヤ位置スイッチ85とを備えている。
なお、変更例において、圧力測定装置70を構成するタイヤ状態表示部71、又は、溝測定装置80を構成するタイヤ状態表示部83は、圧力測定装置70によって受信したタイヤ圧力やタイヤ温度、タイヤ識別情報と、溝測定装置80によって測定された溝深さとを対応付けて表示する。
このように、変更例に係るタイヤ点検装置1によれば、電子デバイス30からタイヤ内圧とタイヤ識別情報とを受信することにより、タイヤ識別情報の入力作業をなくすことができる。このため、タイヤ点検装置1を利用している利用者は、タイヤ識別情報を手入力する必要がなくなるため、タイヤ識別情報の入力ミスが生じず、当該タイヤ識別情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。さらに、タイヤ識別情報を入力するための時間を大幅に短縮することができる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。
具体的には、上述した本実施形態では、空気入りタイヤ10が、トラックに装着されているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、一般の乗用車やバス等に装着されるものであっても勿論よい。例えば、一般の乗用車である場合、タイヤ点検装置1は、図8に示すタイヤ位置表示部3を備えている。
また、上述した実施形態では、管理端末として、パーソナルコンピュータであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば特定のタイヤ点検装置が、他の複数のタイヤ点検装置を一括して管理するものであってもよい。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係るタイヤ点検システムの全体概略構成を示す図である。 本実施形態に係るタイヤ点検装置を示す斜視図である。 本実施形態に係るタイヤ点検装置で溝深さを測定するときを示す図である。 本実施形態に係るタイヤ点検システムを示すブロック図である。 本実施形態に係るタイヤ点検装置の記憶部に記憶されているテーブルを示す図である。 本実施形態に係るタイヤ点検システムの動作を示す図である。 変更例に係るタイヤ点検装置を示す図である。 その他の実施形態に係るタイヤ点検装置を示す斜視図である。
符号の説明
1…タイヤ点検装置、1a…受信部、1b…移動量測定部、1c…操作部、1d…制御部、1e…記憶部、1f…表示部、1g…送信部、2…数字表示部、3…タイヤ位置表示部、4…測定結果表示部、5…溝測定部、5a…溝測定器具、5b…確定スイッチ、6…タイヤ位置スイッチ、7…モードスイッチ、10…空気入りタイヤ、11…溝、20…リムホイール、30…電子デバイス、30a…内圧センサ、30b…温度センサ、30c…タイヤ識別情報記憶部、30d…送受信部、50…管理センター、50a…受信部、50b…記憶部、50c…表示部、70…圧力測定装置、71…タイヤ状態表示部、72…タイヤ位置表示部、73…測定結果表示部、74…タイヤ位置スイッチ、75…モードスイッチ、76…受信部、80…溝測定装置、81…溝測定器具、82…確定スイッチ、83…タイヤ状態表示部、84…タイヤ位置表示部、85…タイヤ位置スイッチ、90…有線、100…タイヤ点検システム、T…トレッド部

Claims (7)

  1. 空気入りタイヤの内側に設けられる電子デバイスと、前記空気入りタイヤの状態を点検するタイヤ点検装置とによって構成されるタイヤ点検システムであって、
    前記電子デバイスは、前記空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧を検出する内圧センサと、前記タイヤ内圧と前記空気入りタイヤを識別する固有の情報であるタイヤ識別情報とを発信する発信機とを備え、
    前記タイヤ点検装置は、前記発信機によって発信された前記タイヤ内圧と前記タイヤ識別情報とを受信する受信部と、前記空気入りタイヤの溝の深さである溝深さを測定する測定部とを備えており、
    前記測定部は、長手方向に沿って移動可能であり、一端がトレッド部の溝の溝底面と当接する支持部と、前記支持部の前記一端と前記溝底面とが当接していることを確定するか否かを選択する確定スイッチと、該支持部の該一端が該トレッド部の表面に位置してから、該一端が該溝底面に当接して該確定スイッチが押圧されるまでの移動量を測定する移動量測定部と、を備えており、
    前記支持部は、折り畳み可能に構成され、かつ前記タイヤ点検装置に格納可能に構成されていることを特徴とするタイヤ点検システム。
  2. 前記発信機は、前記タイヤ点検装置からの信号に応じて、前記タイヤ内圧と前記タイヤ識別情報とを発信することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ点検システム。
  3. 前記タイヤ点検装置は、
    前記空気入りタイヤが装着されている車両を識別する固有の情報である車両識別情報を記憶する記憶部と、
    前記タイヤ内圧と、前記タイヤ識別情報と、前記溝深さと、前記車両識別情報とを管理端末へ送信する送信部とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ点検システム。
  4. 空気入りタイヤの内側に設けられる電子デバイスから、前記空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧と、前記空気入りタイヤを識別する情報であるタイヤ識別情報とを受信する受信部と、
    前記空気入りタイヤにおけるトレッド部の溝の深さである溝深さを測定する測定部と、
    前記タイヤ内圧と前記タイヤ識別情報と前記溝深さとを対応付けて記憶する記憶部と、を備え、
    前記測定部は、
    長手方向に沿って移動可能であり、一端が前記トレッド部の溝の底である溝底面と当接する支持部と、
    前記支持部の前記一端と前記溝底面とが当接していることを確定するか否かを選択する確定スイッチと、
    前記支持部が移動した量である移動量を測定する移動量測定部と、を備え、
    前記移動量測定部は、前記支持部の一端が前記トレッド部の表面に位置してから、前記支持部の一端が前記溝底面に当接して該確定スイッチが押圧されるまでの移動量を測定するように構成されており、
    前記支持部は、折り畳み可能に構成され、かつ前記タイヤ点検装置に格納可能に構成されていることを特徴とするタイヤ点検装置。
  5. 前記タイヤ内圧と前記溝深さとを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ点検装置。
  6. 前記タイヤ内圧と前記溝深さとを管理端末へ送信する送信部をさらに備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のタイヤ点検装置。
  7. 携帯可能な大きさを有することを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載のタイヤ点検装置。
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