JP2011225189A - 車両故障警告装置及び車両故障警告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】搭乗者に対して車両故障の内容及び故障の対処方法をわかり易く伝える車両故障警告装置を提供する。
【解決手段】複数種の電子制御ユニットが接続された車載ネットワークNWを備えた車両に搭載される車両故障警告装置1に、車載ネットワークNWに接続され且つ車載ネットワークNWを介して各電子制御ユニットが出力する車両状態信号及び車両異常信号を受信するネットワークI/F部10と、車両状態信号及び車両異常信号の組合せ毎に、故障内容及び故障対応方法を示す情報を対応付けた故障対応データベースと、データ受付部が受け付けた車両状態信号及び車両異常信号と故障対応データベースとを用いて、車両の故障内容及び故障対応方法を判定する故障通知方法判定部15と、判定した車両の故障内容及び故障対応方法を音声データに変換し、その音声データを出力する音声出力部20とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両故障警告装置及び車両故障警告システムに関し、例えば、自動車の故障が発生した場合、当該自動車の搭乗者に、その故障内容及び対応方法を通知する車両故障警告装置及び車両故障警告システムに関する。
従来から、自動車のメータに、CAN(Controller Area Network)通信等により得られた情報を表示して、搭乗者(運転者及び同乗者)に各種情報を提示することが行われている。
例えば、図7に示すように、従来技術のメータ(コンビネーションメータ)100は、左右両側に設けられたインジケータ表示領域100a、100bに、CAN(ControllerArea Network)通信等により得られた各種情報(故障の通知、半ドアの通知)を示す絵柄を表示したり、走行速度や方向指示器の作動状態等の情報を表示したりしている。
また、特許文献1には、上記のメータ100と別の装置として、自動車に備えられる艤装系電子機器の作動状態を適切なタイミングで該自動車の運転者に運転に支障なく報知する操作忘れ報知装置が提案されている。
具体的には、特許文献1に記載された操作忘れ報知装置は、方向指示器の点灯状態を検知し、かつ自動車が備える操舵部の操舵量が所定量以上となったときから経過した経過時間を計時する計時手段と、前記自動車の車速と、前記計時手段によって計時される時間とに基づいて、点灯状態検知信号の入力が検知され、かつ前記操舵部の操舵量が所定量以上となったときから該自動車が走行した走行距離を算出する走行距離算出手段と、前記計時手段によって計時される時間、または、前記走行距離算出手段によって算出される走行距離に基づいたタイミングで前記方向指示器の点灯状態を判定する判定手段と、前記判定手段によって点灯と判定された場合に、前記方向指示器の点灯状態を前記運転者に報知する報知手段とを備えている。
そして、上記操作忘れ報知装置によれば、艤装系電子機器の作動状態を適切なタイミングで運転者に報知し、不適切な点灯状態または作動状態による不都合の発生を防止することができるようになっている。
特開2008−137556号公報
しかしながら、上述した従来技術のメータ100(図7参照)による各種情報の通知方法は、搭乗者が表示された絵柄の意味を理解していないと、車両の状態や故障発生を把握できないという技術的課題を有している。
また、上述したメータ100による各種情報の通知方法は、たとえ、搭乗者が絵柄の意味を理解していたとしても、それが故障発生に関するものである場合に、取扱説明書を参照しないと、その故障内容(故障の具体的内容)及び対処方法が判らないという技術的課題を有している。
さらに、上述したメータ100による故障発生の通知では、ディーラに車両を持ち込まないと、修理に必要は時間及び費用が判明しないという技術的課題を有している。
なお、上述した特許文献1に記載の操作忘れ報知装置は、艤装系電子機器の解除操作を忘れた際に、運転者に、前記解除操作を忘れていることを認識させることができるが、上述した従来技術のメータ100の技術的課題を解消することはできない。
本発明は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、搭乗者に対して車両故障の内容及び故障の対処方法をわかり易く伝える車両故障警告装置を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明は、複数種の電子制御ユニットが接続された車載ネットワークを備えた車両に搭載される車両故障警告装置であって、前記車載ネットワークに接続され且つ該車載ネットワークを介して前記各電子制御ユニットが出力する車両状態信号及び車両異常信号を受信するデータ受付部と、車両状態信号及び車両異常信号の組合せ毎に、故障内容及び故障対応方法を示す情報を対応付けた故障対応データベースと、前記データ受付部が受信した前記車両状態信号及び前記車両異常信号と前記故障対応データベースとを用いて、前記車両の故障内容及び故障対応方法を選定する判定手段と、前記判定手段が選定した前記車両の故障内容及び故障対応方法を音声データに変換し、該車両の故障内容及び故障対応方法を示す音声データを出力する音声出力手段とを有することを特徴としている。
このように本発明の車両故障警告装置は、車載ネットワークを介して各電子制御ユニットが出力する車両状態信号及び車両異常信号を受信すると共に、当該受信した前記車両状態信号及び前記車両異常信号と前記故障対応データベースとを用いて、前記車両の故障内容及び故障対応方法を選定するようにしている。また、前記車両故障警告装置は、前記選定した車両の故障内容及び故障対応方法を音声データに変換し、該車両の故障内容及び故障対応方法を示す音声データを出力するようになっている。
したがって、本発明の車両故障警告装置を用いることにより、ユーザ(運転者及び同乗者)に対して、故障発生、その故障内容及び故障の対処方法をわかり易く伝えることができる。
すなわち、本発明によれば、車両に異常が発生した際に、車両の取扱説明書を参照しなくても、その故障内容(故障の具体的内容)及び対処方法を把握することができる。
また、前記車両故障警告装置は、前記判定手段からの制御信号に応じて点滅及び消灯する表示部と、ユーザの接触を検知するタッチセンサとを備え、前記判定手段は、前記車両の故障内容及び故障対応方法を選定すると、前記表示部を点滅させると共に前記音声出力手段に前記音声データを出力させ、その後、前記タッチセンサが前記接触を検知するまで、前記表示部を点滅させると共に、所定間隔で前記音声出力手段に前記音声データを出力させることが望ましい。
上記構成により、ユーザ(運転者及び同乗者)が「故障発生、その故障内容及び故障の対処方法」を認識したか否かを判定し(タッチセンサによる搭乗者の接触検知により判定する)、認識されるまで、表示部の点滅及び音声データの出力による警告を行うことができる。
したがって、本発明の車両故障警告装置によれば、ユーザに「故障発生、その故障内容及び故障の対処方法」を確実に認識させることができる。
また、前記データ受付部が受信した前記車両状態信号及び前記車両異常信号、前記判定部が選定した前記車両の故障内容及び故障対応方法、及び前記タッチセンサの検知を記憶する履歴メモリを有することが望ましい。
この構成により、例えば、履歴メモリのデータを読み出して、ディーラに読み出したデータを送ることにより(例えば、パソコンを利用してインターネットを介して、ディーラに読み出したデータを送る)、ディーラに車両を持ち込む前に、修理にかかる時間や費用を把握することができる。また、ディーラに車両を持ち込む必要がある否かを判定することができる。
また、ディーラ側においても、予め、修理に必要な部品の手配などを行うことができるため、修理の納期が短縮される。
また、前記車両故障警告装置と、前記車両のステアリングコラムに設けられ且つ前記車載ネットワークに接続された車両側コネクタとを備えた車両故障警告システムであって、前記故障警告装置は、前記車両側コネクタに着脱自在に取り付けられ且つ前記データ受付部と前記車載ネットワークとを通信可能に接続する装置側コネクタを有することが望ましい。
上記の構成によれば、車両から「車両の故障内容及び故障対応方法及びタッチセンサの検知状況(ユーザの操作履歴)」を記憶した履歴メモリを備えた車両故障警告装置を着脱自在に取り外せるため、ディーラに車両故障警告装置を持ち込むことで、ディーラに対して修理に必要な情報を簡単に提供することができる。
本発明によれば、搭乗者に対して車両故障の内容及び故障の対処方法をわかり易く伝える車両故障警告装置を提供することができる。
本発明の実施形態の車両故障警告システムの機能ブロック図である 本発明の実施形態の車両故障警告装置のハードウェア構成図である。 本発明の実施形態の車両故障警告装置の故障通知判定部が保持する故障対応データベースのデータ構造の一例を示した模式図である。 本発明の実施形態の車両故障警告装置の外観を示した模式図である。 本発明の実施形態の車両故障警告装置の外観を示した模式図である。 本発明の実施形態の車両故障警告システムが行う故障警告処理の手順を示したフローチャートである。 従来技術の車載メータを示した模式図である。
以下、本発明の実施形態の車両用警告システムについて図1乃至図6に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態の車両故障警告システムの機能ブロック図である。また、図2は、本発明の実施形態の車両故障警告装置のハードウェア構成図である。また、図3は、本発明の実施形態の車両故障警告装置の故障通知判定部が保持する故障対応データベースのデータ構造の一例を示した模式図である。
また、図4は、本発明の実施形態の車両故障警告装置の外観を示した模式図であり、車両側コネタCN2に車両故障警告装置1が装着された状態を示した模式図である。また、図5は、本発明の実施形態の車両故障警告装置の外観を示した模式図であり、車両側コネタCN2から車両故障警告装置1が取り外された状態を示した模式図である。
また、図6は、本発明の実施形態の車両故障警告システムが行う故障警告処理の手順を示したフローチャートである。
先ず、本発明の実施形態の車両故障警告システムAの全体構成を説明する。
図1に示すように、車両故障警告システムAは、車両(自動車)に搭載された車載ネットワークNWと、車載ネットワークNWに接続された複数種の電子制御ユニット(エンジン制御ECU30a、ボディECU30b、ブレーキ制御ECU30c、メータECU30d、パワーマネジメントECU30e)と、車載ネットワークNWに接続され且つ車両のステアリングコラム等に取り付けられた車両側コネクタCN2(図4参照)と、車両側コネクタCN2に着脱自在に接続された車両故障警告装置1とを備えている。
ここで、車載ネットワークNWには、例えば、車載LANとして広く利用されているCAN(control areanetwork)を用いることができる。
なお、車載ネットワークNWには、図示する電子制御ユニット(エンジン制御ECU30a、ボディECU30b、ブレーキ制御ECU30c、メータECU30d、パワーマネジメントECU30e)以外の機能を有する電子制御ユニットや各種センサも接続されているが、説明の便宜上、省略している。
そして、車両故障警告装置1は、車載ネットワークNWを介して、各電子制御ユニット(エンジン制御ECU30a、ボディECU30b、ブレーキ制御ECU30c、メータECU30d、パワーマネジメントECU30e)が出力する車両状態信号及び車両異常信号を受け付け、その受け付けた車両状態信号及び車両異常信号に基づいて、車両の故障内容及び故障対応方法を判定(選定)し、判定した車両の故障内容及び故障対応方法を音声データとして出力するようになっている。また、車両故障警告装置1は、前記故障内容及び故障対応方法を判定すると、後述する表示部21を点滅させて、ユーザに対して異常の発生を知らせるようになっている。
上記構成により、車両故障警告システムAは、車両に異常が発生した場合に、ユーザ(運転者及び同乗者)に対して、故障内容(異常内容)及び故障の対処方法をわかり易く伝えることができる。
次に、車両故障警告システムAの各電子制御ユニット(エンジン制御ECU30a、ボディECU30b、ブレーキ制御ECU30c、メータECU30d、パワーマネジメントECU30e)の機能を簡単に説明する。
エンジン制御ECU30aは、車両のエンジンコントロールシステムの制御を行う。また、エンジン制御ECU30aは、車両のエンジンの異常(或いは故障)が発生した場合にそれを検知し、車載ネットワークNWに、当該検知した異常内容を示す車両異常信号を出力する。また、エンジン制御ECU30aは、車載ネットワークNWに、制御しているエンジンの状態を示す各種情報(車両状態信号)を出力する。
ボディECU30bは、ライティングや室内イルミネーション等の制御を行う。また、ボディECU30bは、ライトなどの部品の異常(或いは故障)を検知して、車載ネットワークNWに、その内容を示す車両異常信号を出力する。また、ボディECU30bは、車載ネットワークNWに、制御しているライト等の状態を示す各種情報(車両状態信号)を出力する。
ブレーキ制御ECU30cは、ブレーキコントロールシステムの制御を行う。また、ブレーキ制御ECU30cは、ブレーキコントロールシステムの異常(或いは故障)を検知して、車載ネットワークNWに、検知した故障内容を示す車両異常信号を出力する。また、ブレーキ制御ECU30cは、車載ネットワークNWに、制御しているブレーキコントロールシステムの状態を示す各種情報(車両状態信号)を出力する。
メータECU30dは、メータやゲージシステム等を制御する。また、メータECU30dは、メータやゲージシステムの異常(或いは故障)を検知して、車載ネットワークNWに、検知した故障内容を示す車両異常信号を出力する。また、メータECU30dは、制御しているメータやゲージシステムの状態(車速、エンジン回転数、燃料の量等)を示す各種情報(車両状態信号)を出力する。
また、パワーマネジメントECU30eは、アクセサリ電源やIG電源のオンーオフ、ハイブリッドシステム等の制御を行う。また、パワーマネジメントECU30eは、アクセサリ電源、IG電源、ハイブリッドシステム等の異常(或いは故障)を検知して、車載ネットワークNWに、検知した故障内容を示す車両異常信号を出力する。また、パワーマネジメントECU30eは、制御しているアクセサリ電源やIG電源のオンーオフ、ハイブリッドシステム等の状態を示す各種情報(車両状態信号)を出力する。
次に、車両故警告装置1の機能構成について、図1及び図3に基づいて説明する。
車両故障警告装置1は、車両の故障内容及び故障対応方法を判定する制御部2と、ユーザ(運転者や同乗者)に故障内容及び故障対応方法を通知する通知部3とを備えている。
具体的には、車両故障警告装置1の制御部2は、車両側コネクタCN2に着脱自在に接続される装置側コネクタCN1と、ネットワークインタフェース部(ネットワークI/F部)10と、入力制御処理部11と、故障検知信号入力部12と、入出力インタフェース部(入出力I/F部)13と、検知信号入力部14と、故障通知方法判定部15と、光出力制御部16と、音声出力制御部17と、車両状態履歴記憶部(履歴メモリ)18とを備えている。
また、車両故障警告装置1の通知部3は、音声出力制御部17が出力する音声データを受け付けて、該音声データを出力するスピーカ等で構成される音声出力部20と、光出力制御部16が出力する制御信号に応じて点滅するLED灯体等で構成される表示部21と、搭乗者(ユーザ)の接触を検知するタッチセンサ22とを備えている。
なお、ネットワークI/F部10及び入力制御処理部11の両者が特許請求の範囲に記載の「データ受付部」に相当している。
また、前記ネットワークI/F部10は、「装置側コネクタCN1及び車両側コネクタCN2」を介して車載ネットワークNWに通信可能に接続されている。
そして、ネットワークI/F部10は、車載ネットワークNWを介して、各電子制御ユニット(エンジン制御ECU30a、ボディECU30b、ブレーキ制御ECU30c、メータECU30d、パワーマネジメントECU30e)が出力する車両状態信号及び車両異常信号を受信する。また、ネットワークI/F部10は、入力制御処理部11に、前記受信した車両状態信号及び車両異常信号を出力する。
また、入力制御処理部11は、ネットワークI/F部が出力した車両状態信号及び車両異常信号を受信する。
そして、入力制御処理部11は、検知信号入力部14及び入出力インタフェース部(入出力I/F)部13に、前記受信した車両状態信号を送信する。また、入力制御処理部11は、故障検知信号入力部12及び入出力インタフェース部(入出力I/F)部13に前記受信した車両異常信号を送信する。
ここで、前記車両状態信号とは、「車速検知信号(メータECU30dが出力する車速を示す信号)、READY状態信号(パワーマネジメントECU30eが出力する走行可能な状態を示す信号)、エンジン回転数(メータECU30dが出力するエンジン回転数を示す信号)等」の車両のステイタスを示す信号をいう。
また、前記車両異常信号とは、「エンジン故障信号(エンジン制御ECU30aが出力するエンジンの異常を示す各種信号)、ハイブリッド異常信号(パワーマネジメントECU30eが出力するハイブリッドシステムの異常を示す各種信号)、タイヤ空気圧信号(メータECU30dが出力するタイヤ空気圧の値(所定基準を満たさない異常な値)を示す信号)、水温異常信号(エンジン制御ECU30aが出力するエンジン冷却水の水温の値(所定基準を満たさない異常な値)を示す信号)等」の車両の異常を示す信号をいう。
また、故障検知信号入力部12は、故障通知方法判定部15に、入出力制御処理部11からの車両異常信号を出力する。
また、検知信号入力部14は、故障通知方法判定部15に、入出力制御処理部11からの車両状態信号を出力する。
また、入出力I/F部13は、「入力制御処理部11、車両状態履歴記憶部18、音声出力部20、表示部21及びタッチセンサ22」との間で行うデータの授受を制御する。
具体的には、入出力I/F部13は、入力制御処理部11から出力された車両状態信号や車両異常信号を受信すると、車両状態履歴記憶部18に、前記受信した車両状態信号や車両異常信号を格納する(受信した日時に対応付けて格納する)。
また、入出力I/F部13は、光出力制御部16及び音声出力制御部17からの信号(「制御信号」、「音声データ及びその内容を示す信号」)を受け付け、表示部21に前記制御信号を送信し、音声出力部20に前記音声データを出力する。
なお、入出力I/F部13は、表示部21に制御信号を送信した場合、車両状態履歴記憶部18に、当該制御信号を格納する(送信した日時に対応付けて格納する)。また、入出力I/F部13は、音声出力部20に音声データを送信した場合、車両状態履歴記憶部18に、前記音声データの内容を示す信号を格納する(受信した日時に対応付けて格納する)。
また、入出力I/F部13は、タッチセンサ22がユーザの手指等の接触を検知した場合に出力するタッチ検知信号を受信するように構成されている。そして、入出力I/F部13は、前記タッチ検知信号を受信すると、故障通知方法判定部15に向けて、当該タッチ検知信号を出力する。なお、前記タッチ検知信号は、入力制御処理部11及び検知信号入力部14を経由して、故障通知方法判定部15に送信される。
また、入出力I/F部13は、前記タッチ検知信号を受信した場合、車両状態履歴記憶部18に、前記検知信号を格納する(受信した日時に対応付けて格納する)。
また、故障通知方法判定部15は、故障検知信号入力部12からの車両異常信号と、検知信号入力部14からの車両状態信号とを受信する。
そして、故障通知方法判定部15は、車両異常信号を受信した場合に、車両に異常が発生していると判定し、光出力制御部16に「異常発生を示す信号」を出力する。
また、故障通知方法判定部15は、図3に示す故障対応データベース50を保持しており、前記異常が発生していると判定した場合に、「車両異常信号」と、その車両異常信号を受信した際の「車両状態信号」と、故障対応データベース50とを用いて、車両の故障内容及び故障対応方法を判定(選定)する。
そして、故障通知方法判定部15は、音声出力制御部17に、前記判定した車両の故障内容及び故障対応方法を出力する。
ここで、故障対応データベース50は、例えば、図3に示すように、車両状態信号の内容を登録するフィールド51と、車両異常信号の値を登録するフィールド52と、前記車両異常信号が示す値の故障内容を登録するフィールド53と、前記故障内容に対する対応方法を登録するフィールド54とを備えて1つのレコード55を構成している。
そして、各レコードでは、「フィールド51に登録された車両状態信号が示す内容」及び「フィールド52に登録された車両故障信号の値」の組合せに対応させて、フィールド53及びフィールド54に「故障内容」及び「故障に対する対応方法」が登録されている。
すなわち、故障対応データベース50では、「車両状態」及び「車両故障信号」の組合せに毎に、「故障内容」及び「故障に対する対応方法」が対応付けられている。
この構成により、故障通知方法判定部15は、故障対応データベース50を参照することで、「車両異常信号」に応じた「故障内容」を特定できる。また、「車両状態」に応じた「故障対応方法」を特定することができる(例えば、走行中と停車中とにより、故障対応方法(警告内容)を変更することができる)。
また、光出力制御部16は、故障通知方法判定部15からの「異常発生を示す信号」を受信すると、入出力I/F部13を介して、表示部21に「点滅を指示する制御信号」を送信して、表示部21を点滅させる。
また、音声出力制御部17は、故障通知方法判定部15からの「車両の故障内容及び故障対応方法を示す信号」を受信すると、「車両の故障内容及び故障対応方法を示す信号」を音声データに変換する。また、音声出力制御部17は、入出力I/F部13を介して、音声出力部20に「前記変換した音声データ及びその音声データの内容を示す信号」を送信し、音声出力部20に、前記音声データを出力させる。
なお、車両故障警告装置1が行う車両故障警告処理の具体的な手順は、後述する図6で詳細に説明する。
次に、本実施形態の車両故障警告装置1のハードウェア構成を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、車両故障警告装置1の制御部2は、CPU(CentralProcessing Unit)40と、RAM(Random Access Memory)等により構成された主記憶装置41と、ハードディスク等により構成された補助記憶装置43と、ネットワークインタフェース回路(NWインタフェース)46と、入出力インタフェース回路(I/Oインタフェース)47とを備えた制御回路基板により形成されている(公知のコンピュータと同様の構成を備えている)。
また、制御部2は、上述したように、車両側コネクタCN2に着脱自在に接続される装置側コネクタCN1を有している。
なお、制御部2には、図示しない各種入出力端子(例えば、USB端子等)が設けられており、当該入出力端子を介して、車両状態履歴記憶部18に格納されたデータを読み出すことができるようになっている。
また、補助記憶装置43には、上述した「入力制御処理部11、故障検知信号入力部12、検知信号入力部14、故障方法通知判定部15、光出力制御部16、音声出力部17」の機能を実現するためのプログラム(故障警告処理プログラム)44が格納されている。
また、補助記憶装置43の所定領域には、上述した車両状態履歴記憶部18が形成されている。
そして、上述した各部(入力制御処理部11、故障検知信号入力部12、検知信号入力部14、故障方法通知判定部15、光出力制御部16、音声出力部17)の機能は、CPU40が補助記憶装置43に格納された故障警告処理プログラム44を主記憶装置41にロードし、実行することにより実現される。
また、ネットワークI/F部10の機能は、ネットワークインタフェース回路46により実現され、入出力I/F部13の機能は、入出力インタフェース回路47により実現される。
なお、車両故障警告装置1の通知部2を構成する「音声出力部(スピーカ等)20」、「表示部(LED灯体等)21」、「タッチセンサ22」は、いずれも周知技術で実現されるため、その詳細な説明を省略する。
次に、本実施形態の車両故障警告装置の外部構造及び車室内での装着位置について、図4及び図5を用いて説明する。
図4及び図5に示すように、車両故障警告装置1は、透光性を有する合成樹脂により形成された中空箱状のケース体1aを備え、当該ケース体1aの内部に、上述した制御部2を構成する制御回路基板が収納されている。なお、図5に示すように、ケース体1aの底面部から、制御部2の装置側コネクタCN1が突出するようになっている。
また、前記ケース体1aの内部に、「音声出力部(スピーカ等)20」及び「表示部21を構成するLED灯体」が収納されている。
また、ケース体1aの外周面には、タッチセンサ22(図1、2参照)が取り付けられている。
また、図5に示すように、車両側コネクタCN2は、例えば、インパネ(インストルメントパネル)60に取り付けられたステアリングコラム62に設けられている(凹設されている)。なお、車両側コネクタCN2は、装置側コネクタCN1が着脱自在に挿嵌される形状になされている。
そして、車両側コネクタCN2に、ケース体1aの底面部から突出する装置側コネクタCN1を挿嵌することにより、ステアリングコラム62に車両故障警告装置1が装着される(これにより、車載ネットワークNWと、制御部2とが通信可能に接続される(図1参照))。
また、ケース体1aは、ステアリングコラム62に装着できる程度の大きさに形成され、ユーザが簡単に車両側コネクタCN2に着脱できると共に、簡単に持ち運びができるようになっている。
なお、図示する例では、ステアリングコラム62に車両側コネクタCN2が設けられているが特にこれに限定されるものではない。車両側コネクタCN2は、運転席に座ったユーザが簡単に触れる範囲に設置されていればよい。例えば、車両側コネクタCN2が、インパネ60に設けられていてもよい。
そして、上記構成により、前記ケース体1aに収納された音声出力部20が音声データを出力することにより、ユーザ(運転者、同乗者)が、その音声データを聴認できるようになっている。
また、前記ケース体1aの内部に収納された表示部21を点灯すると、その点灯した光がケース体1aを透過するようになっており(ケース体1a全体が光り)、これにより、ユーザが表示部21の点灯を視認できるようになっている。
なお、車両故障警告装置1は、ステアリングコラム62に装着されているため、運転席に座った運転者が、簡単に、ケース体1aの外周面のタッチセンサ22を触ることができる。
次に、本実施形態の車両故障警告システムAによる故障警告処理の手順について、図1、図3及び図6を用いて説明する。
なお、以下では、車両故障警告装置システムAを構成する車両故障警告装置1の装置側コネクタCN1が、車両側コネクタCN2に挿嵌され、車両故障警告装置1の制御部2が車載ネットワークNWに接続されているものとする。
図6に示すように、先ず、車両故障警告装置1の故障通知方法判定部15は、各電子制御ユニット(エンジン制御ECU30a、ボディECU30b、ブレーキ制御ECU30c、メータECU30d、パワーマネジメントECU30e)が、異常(ウォーニング)を検知したか否かを判定し、検知したと判定したらS2に進む(S1)。
なお、故障通知方法判定部15は、異常(ウォーニング)を検知するまで、本テップ(S1)の処理を繰り返す。
具体的には、S1では、車載ネットワークNWに接続された各電子制御ユニットは、自身が制御するシステム(例えば、エンジン制御ECU30aであればエンジンシステム)に異常があれば、その異常を検知し、車載ネットワークNWにその異常内容を示す「車両異常信号」を出力する。
また、各電子制御ユニットは、所定周期で、車載ネットワークNWに、自身が制御するシステムの状態を示す「車両状態信号」を出力する。
なお、本実施形態の車両故障警告システムAでは、車載ネットワークNWに出力された「車両異常信号」及び「車両状態信号」は、ネットワークI/F部10に送信されるようになっている。
また、S1では、車両故障警告装置1のネットワークI/F部10は、車載ネットワークNWを介して、各電子制御ユニットが出力した「車両異常信号」及び「車載状態信号」を受信すると、入力制御処理部11に、受信した「車両異常信号」及び「車両状態信号」を送信する。
なお、入力制御処理部11に送信された「車両異常信号」は、故障検知信号入力部12を介して、故障通知方法判定部15に送信されると共に、入出力部I/F部13を介して、車両状態履歴記憶部18に格納される。
また、入力制御処理部11に送信された「車両状態信号」は、検知信号入力部14を介して、故障通知方法判定部15に送信されると共に、入出力部I/F部13を介して、車両状態履歴記憶部18に格納される。
そして、故障通知方法判定部15は、「車両異常信号」を受信すると、車両異常が発生したと判定して、S2の処理に進む。なお、故障通知方法判定部15は、「車両異常信号」を受信するまで(すなわち、「車両状態信号」だけを受信している場合)、S1の処理を繰り返す。
S2では、故障通知方法判定部15は、光出力制御部16を介して、第1周期(例えば2秒周期)で、表示部21を点滅させて、S3に進む。
具体的には、故障通知方法判定部15は、光出力制御部16に、「異常発生を示す信号」を送信する。また、光出力制御部16は、「異常発生を示す信号」を受信すると、入出力I/F部13を介して、表示部21に「第1周期(例えば2秒周期)での点滅を指示する制御信号」を送信して、表示部21を点滅させる。
このように、表示部21を第1周期で点滅させることで、ユーザに異常の発生を知らせるようにしている。
次に、S3では、故障通知方法判定部15は、ユーザが車両故障警告装置1(ケース体1aの外周面のタッチセンサ22)をタッチしたか(触ったか)否かを判定し、タッチされた場合には、S6に進み、タッチされなければ、S4及びS5に進む。
具体的には、S3では、前記表示部21が点滅している状態において、搭乗者がケース体1a(図4参照)の外周面に取り付けたタッチセンサ22を触れると、タッチセンサ22がそれを検知し、故障通知方法判定部15に、「タッチ検知信号」を送信する(入出力I/F部13、入力制御処理部11、検知信号入力部15を経由して送信する)。
そして、故障通知方法判定部15は、「タッチ検知信号」の受信により、車両故障警告装置1がタッチされたと判定し(ユーザが異常の発生を認識したと判定し)、S6に進む。一方、故障通知方法判定部15は、「タッチ検知信号」の受信しなければ、S4及びS5に進む。
なお、本ステップ(S3)の判定に要する時間(タッチセンサ22からの「タッチ検知信号」を待つ時間)は、適宜設計される。
次に、S4及びS5では、故障通知方法判定部15は、光出力制御部16を介して、前記第1周期より短い第2周期(例えば1秒周期)で表示部21を点滅させ(表示部21の点滅間隔を変えて)、所定時間経過するとS6に進む。
具体的には、S4及びS5では、故障通知方法判定部15は、光出力制御部16に、「点滅周期の変更を示す信号」を送信する。また、光出力制御部16は、「点滅周期の変更を指示する信号」を受信すると、入出力I/F部13を介して、表示部21に「第2周期(例えば1秒周期)での点滅を指示する制御信号」を送信して、表示部21を点滅させる。
そして、故障通知方法判定部15は、所定時間、光出力制御部16を介して、表示部21を「第2周期(例えば1秒周期)」で点滅させると、その後、S6の処理に進む。
このように、表示部21の点灯周期を変更することで(第1周期より短い第2周期で点滅させることで)、ユーザに、より確実に、異常の発生が認識されるようにしている(注意喚起をしている)。
次に、S6では、故障通知方法判定部15は、S1で受信した「車両異常信号」及び「車両状態信号」と、故障対応データベース50とを用いて、車両の故障内容及び故障対応方法を選定(判定)する。また、故障通知方法判定部15は、音声出力制御部17及び音声出力部20を介して、前記選定した車両の故障内容及び故障対応方法を示す音声データを出力して、S7の処理に進む。
なお、S6では、本ステップ(S6)の処理と共に、表示部21の「第2周期(例えば1秒周期)」で点滅処理が行われている。
具体的には、故障通知方法判定部15は、音声出力制御部17に、前記選定した「車両の故障内容及び故障対応方法を示す信号」を出力する。
そして、音声出力制御部17は、故障通知方法判定部15からの「車両の故障内容及び故障対応方法を示す信号」を受信すると、「車両の故障内容及び故障対応方法を示す信号」を音声データに変換する。また、音声出力制御部17は、入出力I/F部13を介して、音声出力部20に「前記変換した音声データ及びその音声データの内容を示す信号」を送信し、音声出力部20に、前記音声データを出力させる。
すなわち、本実施形態によれば、例えば、タイヤの空気圧が不足している場合、「空気圧が不足しています。空気を入れて下さい」等の内容を示す音声データが出力される。また、ディーラに持ち込む必要がある故障であれば、「エンジンの○○部が故障しています。ディーラに連絡してください」等を示す音声データが出力される。
このように、本実施形態によれば、ユーザに対して、音声により、「故障内容及びその故障に対する対応方法」を案内することができる。
次に、S7では、故障通知方法判定部15は、上述したS3と同様、ユーザが車両故障警告装置1(ケース体1aの外周面のタッチセンサ22)をタッチしたか(触ったか)否かを判定し、タッチされた場合には、S8に進み、タッチされなければ、S4及びS5に戻り、その後、S6及びS7の処理を行う。
そして、S8では、故障通知方法判定部15は、光出力制御部16を介して、表示部21の点滅を終了させて処理を終了する。
具体的には、故障通知方法判定部15は、光出力制御部16に、「消灯を指示する信号」を送信する。また、光出力制御部16は、「消灯を指示する信号」を受信すると、入出力I/F部13を介して、表示部21に「消灯を指示する制御信号」を送信して、表示部21の点滅を終了させる。
この構成によれば、「故障内容及びその故障に対する対応方法」を音声案内した後で、ユーザが車両故障警告装置1をタッチしない限り、表示部21の点滅及び音声案内が繰り返されるため、ユーザに、より確実に「故障内容及びその故障に対する対応方法」を認識させることができるようになる。
なお、上記各処理ステップにおいて、入出力I/F部13を経由した信号やデータの内容は、車両状態履歴記憶部18に格納されるようになっている。
具体的には、入出力I/F部13は、自身を経由した信号やデータの内容を車両動作ログデータとし、車両状態履歴記憶部18に格納するように構成されている(日時に対応付けて記憶する)。なお、日時情報は、図示しない時計機構により取得できるようになっている。
これにより、車両状態履歴記憶部18に、車両の異常内容や、ユーザの操作履歴が記録される。
また、本実施形態では、車両故障警告装置1は、車両のステアリングコラム62に設けられた車両側コネクタCN2から、取り外せるようになっている。
そのため、「車両異常内容を示す情報」、「車両状態を示す情報」、「故障内容及びその故障に対する対応方法」、「搭乗者の操作履歴」が記録された車両状態履歴記憶部18を備えた車両故障警告装置1を取り外して、ディーラに持ち込むことで、ディーラに対して修理に必要な情報を提供することができる。
また、ディーラでは、持ち込まれた車両故障警告装置1の入出力端子(図示せず)を介して、車両状態履歴記憶部18に格納されたデータを読み出すことにより、車両の故障内容や車両の状態を把握できる。
その結果、ディーラは、車両のユーザに対して、最適な対処方法(ディーラに車両を持ち込む必要があるか否かの連絡や、ディーラ側で車両を取りに行く必要がるのか等)、修理が必要な場合の費用や時間等を連絡することができる。
すなわち、本実施形態によれば、ユーザは、ディーラに車両を持ち込む前に、ディーラに車両を持ち込む必要があるか否かや修理にかかる時間や費用を把握することができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、ユーザ(運転者、同乗者)に対して車両故障の内容及び故障の対処方法をわかり易く伝える車両故障警告システムAを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、車両故障警告装置1から車両状態履歴記憶部18が着脱自在に装着されるように構成されていてもよい(車両故障警告装置1が車両から取り外せなくでもよい)。この場合、車両状態履歴記憶部18をメモリカード等で構成し、車両故障警告装置1に、当該メモリカード用のカードスロットを設けるようにすればよい。
また、上述した実施形態では、ケース体1aの外周面に設けたタッチセンサ22により、ユーザからの操作を受け付けていたが、特にこれに限定されるものではない。
例えば、ケース体1aの外周部に、ユーザからの操作を受け付ける押圧スイッチを設けて、当該押圧スイッチで、ユーザからの操作を受け付けるように構成されていてもよい。
A 車両故障警告システム
NW 車載ネットワーク
CN1 装置側コネクタ
CN2 車両側コネクタ
1 車両故障警告装置
1a ケース体(車両故障警告装置)
2 制御部
10 ネットワークインタフェース部(ネットワークI/F部)
11 入力制御処理部
12 故障検知信号入力部
13 入出力インタフェース部(入出力I/F部)
14 検知信号入力部
15 故障通知方法判定部
16 光出力制御部
17 音声出力制御部
3 通知部
20 音声出力部
21 表示部
22 タッチセンサ
30a エンジン制御ECU
30b ボディECU
30c ブレーキ制御ECU
30d メータECU
30e パワーマネジメントECU
40 CPU(Central Processing Unit)
41 主記憶装置
43 補助記憶装置
44 故障警告処理プログラム
46 ネットワークインタフェース回路
47 入出力インタフェース回路
50 故障対応データベース
60 インパネ(インストルメントパネル)
62 ステアリングコラム

Claims (4)

  1. 複数種の電子制御ユニットが接続された車載ネットワークを備えた車両に搭載される車両故障警告装置であって、
    前記車載ネットワークに接続され且つ該車載ネットワークを介して前記各電子制御ユニットが出力する車両状態信号及び車両異常信号を受信するデータ受付部と、
    車両状態信号及び車両異常信号の組合せ毎に、故障内容及び故障対応方法を示す情報を対応付けた故障対応データベースと、
    前記データ受付部が受信した前記車両状態信号及び前記車両異常信号と前記故障対応データベースとを用いて、前記車両の故障内容及び故障対応方法を選定する判定手段と、
    前記判定手段が選定した前記車両の故障内容及び故障対応方法を音声データに変換し、該車両の故障内容及び故障対応方法を示す音声データを出力する音声出力手段とを有することを特徴とする車両故障警告装置。
  2. 前記判定手段からの制御信号に応じて点滅及び消灯する表示部と、
    ユーザの接触を検知するタッチセンサとを備え、
    前記判定手段は、前記車両の故障内容及び故障対応方法を選定すると、前記表示部を点滅させると共に前記音声出力手段に前記音声データを出力させ、その後、前記タッチセンサが前記接触を検知するまで、前記表示部を点滅させると共に、所定間隔で前記音声出力手段に前記音声データを出力させることを特徴とする請求項1に記載の車両故障警告装置。
  3. 前記データ受付部が受け付けた前記車両状態信号及び前記車両異常信号、前記判定部が選定した前記車両の故障内容及び故障対応方法及び前記タッチセンサの検知を記憶する履歴メモリを有することを特徴とする請求項2に記載の車両故障警告装置。
  4. 請求項3に記載の車両故障警告装置と、
    前記車両のステアリングコラムに設けられ且つ前記車載ネットワークに接続された車両側コネクタとを備えた車両故障警告システムであって、
    前記故障警告装置は、前記車両側コネクタに着脱自在に取り付けられ且つ前記データ受付部と前記車載ネットワークとを通信可能に接続する装置側コネクタを有することを特徴とする車両故障警告システム。
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