JP5083525B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示器などのフラットパネルディスプレイと呼ばれる表示器と、前記表示器の前方に配設される実体メータとを備えた車両用表示装置に関する。
従来の車両用表示装置は特許文献1に開示されるものがある。この車両用表示装置は、表示器と、この表示器の前方に配設される実体メータとを備えている。そして、前記実体メータを移動させる移動機構を備えている。
独国特許得出願公開第10331131号明細書
しかしながら、従来の車両用表示装置では、前記移動機構が正常な動作を行えなくなった場合(例えば、前記移動機構が途中で停止するなど)、前記実体メータで正常な表示ができないといった問題点があった。特に、実体メータが速度計である場合は、速度を正しく表示できないといった問題点があった。
そこで、本発明は、前述した問題点に着目し、移動機構が正常に動作せず実体メータでは速度を正しく表示できない場合であっても、速度表示を行うことが可能な車両用表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、表示器と、前記表示器の前方に配設される実体メータと、前記実体メータを第1の位置と第2の位置とに移動させる移動機構と、前記表示器、前記実体メータ及び前記移動機構を制御する制御手段とを備え、前記表示器が目盛や文字などの意匠を表示し、前記実体メータに設けた指針で前記目盛や文字などの意匠を指示することによって速度表示を行う車両用表示装置であって、移動機構の動作状態を監視する位置検出手段を設け、前記制御手段は、前記位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態が適正であるか否かを判定し、異常と判定した場合に前記表示器で速度表示を行うものである。
また、本発明は、表示器と、前記表示器の前方に配設される実体メータと、前記実体メータを第1の位置と第2の位置とに移動させる移動機構と、前記表示器の周囲に配置した他の表示器と、前記表示器、前記実体メータ、前記移動機構及び前記他の表示器を制御する制御手段とを備え、前記表示器が目盛や文字などの意匠を表示し、前記実体メータに設けた指針で前記目盛や文字などの意匠を指示することによって速度表示を行う車両用表示装置であって、移動機構の動作状態を監視する位置検出手段を設け、前記制御手段は、前記位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態が適正であるか否かを判定し、異常と判定した場合に前記他の表示器で速度表示を行うものである。
また、本発明は、前記位置検出手段は、前記移動機構の前記第1の位置を検出する第1の位置検出手段と、前記移動機構の前記第2の位置を検出する第2の位置検出手段とを少なくとも備え、前記制御手段は、前記第1の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態を検出するものである。
また、本発明は、前記制御手段は、前記移動機構が前記第1と第2の位置との間で停止したと判定した場合に前記実体メータによって隠蔽されない前記表示器の表示領域において速度表示を行うものである。
また、本発明は、前記移動機構の異常を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、前記位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態が異常と判定した場合に前記報知手段を作動させるものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、移動機構が正常に動作せず実体メータでは速度を正しく表示できない場合であっても、速度表示を行うことが可能な車両用表示装置を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の第1実施形態を説明する。
車両用表示装置Dは、図1の左から燃料計FU、エンジン回転計TA、速度計SP及びエンジン冷却水温計TEの4つの指針式計器を備えている。
この4つの指針式計器の中で、燃料計FUとエンジン冷却水温計TEとは従来周知の構造であるので説明は省略する。本発明の特徴を、エンジン回転計TAと速度計SPのうち、特に速度計SPを用いて説明する。
車両用表示装置Dは、表示器1と、実体メータ2と、支持体3及び移動機構4とから主に構成されている。なお、5はバイザーであり、6は前面パネルであり、21と22は、表示器1とは、別に独立して設けた他の表示器である。
表示器1はフラットパネルディスプレイと呼ばれるものであり、本実施形態においては、液晶表示器である。液晶表示器を構成する液晶表示素子は自ら発光しないので、この表示器1には、図示しない光源が内蔵されている。この表示器1の液晶表示素子はドットマトリックス状に形成されており、実体メータ2の後述する指針が指示する目盛や文字などの意匠1aや車両に関する情報などを表示するものである。車両情報としては、車両の速度、エンジン回転数、車両に関する警報(車間距離警報1cなど)、車両の外気温度、ナビゲーション用の地図や案内表示及び車両の外界の映像などである。例えば、図3に示すものは、車両の速度表示1bと車間距離警報1cとである。
実体メータ2は表示器1の前方に配設されており、本実施形態では、指針2aと計器本体2bとで構成されている。なお、計器本体2bはケース2cによって覆われている。また、ケース2c内には指針2aを照明する光源2dを備えている。光源2dは発光ダイオードなどが小型で好適である。指針2aは指示部2a1と指針キャップ2a2とで構成されている。計器本体2bはステッピングモータや交差コイル式の電動機であり、指針2aを回転駆動するものである。
支持体3は無色透明な合成樹脂製の平板形状である。この支持体3は、図1、2で示すように、第1の位置では表示器1の前方に位置しており、表示器1の表示像である意匠1aを透過するものであり、支持体3全体が可視部を構成している。また、支持体3は、図2で示すように、その前方(図2において左側)に実体メータ2が固定されている。また、支持体3の前方には実体メータ2の他に、枠状部7を備えている。この枠状部7は遮光性の合成樹脂からなり環状である。この枠状部7は実体メータ2の指針2の回転軌跡より大きく形成されており、実体メータ2の表示領域を示すものである。また、7aは実体メータ2のケース2cと枠状部7とを連結する連結部である。
また、枠状部7と連結部7aとは、計器本体2bと図示しない外部回路とを電気的に接続する図示しない配線部材を覆い隠すものでもある。
また、支持体3の両側面の上下には、ガイドピン3a、3bが設けられている。このガイドピン3a、3bは支持体3の移動を案内するものである。
移動機構4は支持体3を移動させることで実体メータ2を移動させるもので、実体メータ2を図1、2で示す第1の位置と、図3、4で示す第2の位置とに移動させるものである。移動機構4は、支持体3のガイドピン3a、3bをそれぞれ案内するガイドレール4a、4bと、支持体3を移動させる駆動源であるモータ4cと、支持体3とモータ4cとを連結する連結部材であるワイヤ4dとで、主に構成されている。本実施形態ではモータ4cにサーボモータを用いている。なお、4eはローラーであり、ワイヤ4dを案内するものである。4f、4gは、移動機構4の動作状態を監視する位置検出手段であり、本実施形態では、支持体3の位置を検出することによって、移動機構4の動作状態を監視している。位置検出手段4f、4gは、光学センサなどが好適であり、位置検出手段4f、4gは、実体メータ2が第1の位置であることを検出する第1の位置検出手段4fと、実体メータ2が第2の位置であることを検出する第2の位置検出手段4gとで構成されている。
ガイドレール4aは金属からなり、適宜手段によって車両用表示装置Dに固定されている。ガイドレール4aはガイドピン3aが貫通する貫通孔4a1を備えている。ガイドレール4aは表示器1の板面方向に対して、ほぼ垂直方向に設けられている。
ガイドレール4bは合成樹脂からなり、車両用表示装置Dの燃料計FUやエンジン冷却水温計TEを設けた合成樹脂からなる見返しに一体に形成されている。ガイドレール4bはガイドピン3bが移動する溝4b1を備えている。ガイドレール4bは表示器1の板面方向に対して、水平方向に設けられている。
モータ4cは、ワイヤ4dを巻き取るためのローラー4c1を備えている。このローラー4c1には、ワイヤ4dの一端が固定されている。モータ4cが回転することによって、ワイヤ4dを巻き上げて支持体3を移動させるものである。
ワイヤ4dは金属製であり、一端はモータ4cのローラー4c1に固定されており、他端は支持体3のガイドピン3aに固定されている。
以上の構成によって、移動機構4のモータ4cを駆動することによって、ワイヤ4dを巻き上げて支持体3を移動させるものである。ワイヤ4dを巻き上げる前では、支持体3は表示器1の板面方向と平行で、実体メータ2は、第1の位置であり、ワイヤ4dを巻き上げた後は、支持体3は表示器1の板面方向に対して垂直方向で、実体メータ2は、第2の位置となり、支持体3はおよそ直角に回転する。また、本実施例では、支持体3は移動機構4によって上側に移動される。
バイザー5は合成樹脂からなり、燃料計FU、エンジン回転計TA、速度計SP、エンジン冷却水温計TE及び表示器1を囲むように設けられたものであり、バイザー5は車両用表示装置Dの表示範囲を定めるものである(図1、3及び5を参照)。
バイザー5は、表示器1の前方上側に収納部5aを備えている。この収納部5aは凹部からなり、移動した実体メータ2と支持体3とを収納するものである。この収納部5aに実体メータ2が収納されることによって、実体メータ2は前記表示範囲外へと移動する。なお、本実施形態では、実体メータ2は、表示器1の板面方向に対して垂直方向から見た場合に、収納部5aに完全に収納され、車両用表示装置の表示範囲内には実体メータ2が全く視認できなくなる。なお、本実施形態のように、実体メータ2を全て視認できなくする必要はなく、表示器1の表示に影響を与えない範囲で、一部が表示範囲内に視認されていてもよい。
前面パネル6は光透過性の合成樹脂からなり、本実施形態では黒色である。なお、前面パネル6は黒色に限定されるものではなく、暗色系統の色であれば濃紺などの色であってもよい。
8は、前面パネル6の前方側に設けられる車両のダッシュボードである。
他の表示器21と22とは、液晶表示素子からなり、表示器1の周囲に配置してある。この他の表示器21と22とは、表示器1と異なり、日の字型のセグメントを備えた表示器21、22である。通常は、車両の走行距離や外気温度などを表示するものであり、非常用に、車両の速度を表示することもできるように、「km/h」のセグメントを備えている。
次に、車両用表示装置Dのシステム構成を説明する。
車両用表示装置Dは、表示器1、実体メータ2、移動機構4、第1の位置検出手段4f、第2の位置検出手段4g及び制御手段10を備えている。制御手段10はマイクロコンピュータからなり、表示器1、実体メータ2及び移動機構4を制御するものである。
車両用表示装置Dは、車両に設けたエンジンなどの制御を行う車両用制御手段11と接続されている。この車両用制御手段11には、電源オンとオフ及びアクセサリー電源を検出するイグニッションスイッチ12と、ドア開閉検出センサ13、ドアロック検出センサ14、車間距離センサ15及び車速センサ16と接続している。
イグニションスイッチ12は、電源オフ(いわゆるイグニッションオフ)、アクセサリー電源及び電源オン(いわゆるイグニッションオン)の各状態を検出し、それぞれの信号を車両用制御手段11に送るものである。
ドア開閉検出センサ13は、車両のドアの状態が開いているのか閉じられているのかを検出するものである。
ドアロック検出センサ14は、車両のドアロックの状態が施錠されているのか解除されているのかを検出するものである。
車間距離センサ15は、車両の前方に他の車両が存在する時の車間距離をミリ波などを用いて計測するものである。
車速センサ16は、車両の車輪あるいはトランスミッションのギアなどの回転に伴い、パルスを発生するものである。
本実施形態では、イグニッションスイッチ12、ドア開閉検出センサ13、ドアロック検出センサ14、車間距離センサ15及び車速センサ16の検出信号は、全て車両用制御手段11を介して、制御手段10に送られているが、制御手段10に、直接接続する構成であってもよい。
次に本実施形態の車両用表示装置Dの動作について説明する。
車両用表示装置Dは、実体メータ2の位置が、図1、2に示すように、実体メータ2が表示器1の前方に位置する第1の位置と、図3、4に示すように、実体メータ2が収納部5aに収納された第2の位置とに移動可能である。
車両用表示装置Dは、通常使用時は、実体メータ2を第1の位置とし、表示器1で表示すべき情報が存在する時は、実体メータ2を第2の位置とする。表示器1で表示すべき情報とは、重要な情報であり、本実施形態においては、例えば、車間距離警報である。これは、車間距離センサ15からの計測値が所定の値となった時に、制御手段10が警告を行うと判定し、実体メータ2を第1の位置から第2の位置へと移動させ、表示器1に車間距離警報1cを表示して、前方車両との車間距離が短いことを知らせる。
実体メータ2が、例えば、第1の位置から第2の位置へ、あるいは、第2の位置から第1の位置へ移動中に、何らかの原因によって停止するなどの移動機構4の動作状態が異常と判定した場合に、例えば、図5で示すように、第1の位置と第2の位置との間で、移動機構4が停止した場合は、表示器1に速度表示1bを行うものである。
表示器1において、速度表示1bを行う位置は、表示器1の前方に位置する実体メータ2が表示を妨げないように、実体メータ2によって隠蔽されない表示器1の表示領域において速度表示1bを行うものである。本実施形態においては、支持体3は無色透明な合成樹脂から形成されているため、支持体3を通しても表示器1にて表示した速度表示1bを視認可能ではあるが、あえて、実体メータ2を固定した支持体3によっても隠蔽されない位置にて、速度表示1bを表示している。これは、速度表示1bが支持体3の端部にかかり、支持体3による光の屈折などによって視認性が阻害されることを防止するためである。
また、この時、移動機構4の異常を報知するために、表示器1にて、異常を報知する警告表示1dを行う。本実施形態では、表示器1が報知手段を兼ねている。なお、報知手段としては、ブザーやスピーカなどを設け、音によって異常を報知してもよい。また、スピーカにおいては、音声よって異常を報知することもできる。
以上の車両用表示装置Dの動作に関する制御手段10の処理を、図7を用いて説明する。
前述した車間距離センサ15からの計測値が所定の値となった時に、制御手段10が警告を行うと判定し、実体メータ2を第1の位置から第2の位置へと移動させる場合を例にとって説明する。
この処理では、制御手段10が、車間距離センサ15からの計測値が所定の値となり、車間距離を行うと判定した時に、図7の処理がスタートする。
ステップS1において、制御手段10は、実体メータ2を移動させるために移動機構4のモータ4cを駆動する。
ステップS2において、制御手段10は、移動機構4のモータ4cからのフィードバック信号により異常検出の有無を判定する。異常が検出されなかったら、ステップS3へ進み、異常が検出されたら、ステップS5へ進む。
ステップS3において、制御手段10は、第2の位置検出手段4gからの信号により実体メータ2が第2の位置であるかを判定する。ここで、実体メータ2が第2の位置ではないと判定すると、ステップS2へ戻り、また、実体メータ2が第2の位置であると判定すると、ステップS4へ進む。
ステップS4において、制御手段10は、モータ4cを停止させて、処理を終了する。
ステップS5において、制御手段10は、モータ4cを停止させる。
ステップS6において、制御手段10は、モータ4cからの信号に基づいて、実体メータ2と支持体3との位置を検出する。
ステップS7において、制御手段10は、ステップS6で求めた実体メータ2と支持体3との位置から、表示器1において、実体メータ2と支持体3とで覆われていない領域を求める。
ステップS8において、制御手段10は、ステップS7で求めた表示器1の領域に、速度表示1bを行う。
ステップS9において、制御手段10は、車両用表示装置Dの異常を報知する警告表示1dを行い、処理を終了する。
なお、本実施形態では、実体メータ2の第1の位置と第2の位置とを検出するために、第1、第2の位置検出手段4f、4gを設けたが、移動機構4のモータ4cであるサーボモータを位置検出手段とし、実体メータ2の位置を検出するようにしてもよい。このように構成したことによって、部品点数を削減することができる。
以上のように構成したことによって、移動機構4が正常に動作しない場合であっても、速度表示を行うことが可能な車両用表示装置Dを提供することができる。
また、移動機構4が動作の途中で停止したと判断した場合に、実体メータ2によって隠蔽されない表示器1の表示領域を使って速度表示1を行うことで、速度表示1bを最適に表示でき、ドライバーにわかりやすい情報を提示することができる。
また、移動機構4の動作が異常であった場合に報知手段を作動させることで、すみやかにドライバーに異常を知らせて注意を喚起するとともに、修理の手配等を促すことができる。
次に、本発明の第2実施形態を図8を用いて説明する。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、第1実施形態でモータ4cにサーボモータを用いていたのに代えて、ステッピングモータを用いた点と、車両用表示装置Dの制御手段10にカウンタを設けた点である。
以下、本実施形態の車両用表示装置Dの動作に関する制御手段10の処理を説明する。
第1実施形態と同様に、前述した車間距離センサ15からの計測値が所定の値となった時に、制御手段10が警告を行うと判定し、実体メータ2を第1の位置から第2の位置へと移動させる場合を例にとって説明する。
車間距離センサ15からの計測値が所定の値となり、制御手段10が、車間距離を行うと判定した時に、図8の処理がスタートする。
ステップS11において、制御手段10は、前記カウンタをクリアする。
ステップS12において、制御手段10は、実体メータ2を移動させるために移動機構4のモータ4cを駆動する。
ステップS13において、制御手段10は、前記カウンタをスタートさせてカウントを開始する。
ステップS14において、制御手段10は、前記カウンタが所定時間経過したか否かを判定する。これは、実体メータ2が第1の位置から第2の位置へと移動する時間を計測するものである。所定時間未満の場合は、ステップS15へ進み、所定時間以上経過した場合は、ステップS17へ進む。
ステップS15において、制御手段10は、第2の位置検出手段4gからの信号により実体メータ2が第2の位置であるかを判定する。ここで、実体メータ2が第2の位置ではないと判定すると、ステップS14へ戻り、また、実体メータ2が第2の位置であると判定すると、ステップS16へ進む。
ステップS16において、制御手段10は、モータ4cを停止させて、処理を終了する。
ステップS17において、制御手段10は、所定時間以上経過しても、実体メータ2が第2の位置に到達していないとみなし、移動機構4のモータ4cの異常を検出する。
ステップS18において、制御手段10は、モータ4cを停止させる。
ステップS19において、制御手段10は、表示器1で速度表示1bを行う。
ステップS20において、制御手段10は、車両用表示装置Dの異常を報知する警告表示1dを行い、処理を終了する。
以上のように構成したことによって、移動機構4が正常に動作しない場合であっても、速度表示1bを行うことが可能な車両用表示装置Dを提供することができる。
また、移動機構4の動作が異常であった場合に報知手段を作動させることで、すみやかにドライバーに異常を知らせて注意を喚起するとともに、修理の手配等を促すことができる。
実体メータの位置検出手段を少なくとも2つのセンサで行うことができ、サーボモータに対して安価なステッピングモータを用いることができ、コストを抑制することができる。
なお、前記実施形態においては、表示器1にて速度表示1を行っていたが、前記実施形態に限定されるものではなく、他の表示器21、22にて、速度表示1を表示してもよい。
本発明の第1実施形態の車両用表示装置の通常時の正面図。 図1中X−X線の断面図。 同実施形態の車両用表示装置の収納時の断面図。 図3中Y−Y線の断面図。 同実施形態の実体メータ移動中の正面図。 同実施形態の車両用表示装置のシステム構成を示す図。 同実施形態のフローチャート図。 同発明の第2実施形態のフローチャート図。
符号の説明
1 表示器(フラットパネルディスプレイ)
1a 意匠
1b 速度表示
1d 警報表示
2 実体メータ
2a 指針
2d 光源
3 支持体(透光性パネル)
4 移動機構
4f 第1の位置検出手段
4g 第2の位置検出手段
5 バイザー
5a 収納部
6 前面パネル
7 枠状部
8 ダッシュボード
10 制御手段
11 車両用制御手段
12 イグニッションスイッチ
13 ドア開閉検出センサ
14 ドアロック検出センサ
15 車間距離センサ
D 車両用表示装置
FU 燃料計
SP 速度計
TA エンジン回転計
TE エンジン冷却水温計

Claims (5)

  1. 表示器と、前記表示器の前方に配設される実体メータと、前記実体メータを第1の位置と第2の位置とに移動させる移動機構と、前記表示器、前記実体メータ及び前記移動機構を制御する制御手段とを備え、前記表示器が目盛や文字などの意匠を表示し、前記実体メータに設けた指針で前記目盛や文字などの意匠を指示することによって速度表示を行う車両用表示装置であって、移動機構の動作状態を監視する位置検出手段を設け、前記制御手段は、前記位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態が適正であるか否かを判定し、異常と判定した場合に前記表示器で速度表示を行うことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 表示器と、前記表示器の前方に配設される実体メータと、前記実体メータを第1の位置と第2の位置とに移動させる移動機構と、前記表示器の周囲に配置した他の表示器と、前記表示器、前記実体メータ、前記移動機構及び前記他の表示器を制御する制御手段とを備え、前記表示器が目盛や文字などの意匠を表示し、前記実体メータに設けた指針で前記目盛や文字などの意匠を指示することによって速度表示を行う車両用表示装置であって、移動機構の動作状態を監視する位置検出手段を設け、前記制御手段は、前記位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態が適正であるか否かを判定し、異常と判定した場合に前記他の表示器で速度表示を行うことを特徴とする車両用表示装置。
  3. 前記位置検出手段は、前記移動機構の前記第1の位置を検出する第1の位置検出手段と、前記移動機構の前記第2の位置を検出する第2の位置検出手段とを少なくとも備え、前記制御手段は、前記第1の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記移動機構が前記第1と第2の位置との間で停止したと判定した場合に前記実体メータによって隠蔽されない前記表示器の表示領域において速度表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  5. 前記移動機構の異常を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、前記位置検出手段からの入力情報に基づいて前記移動機構の動作状態が異常と判定した場合に前記報知手段を作動させることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
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