JP2013137282A - 計器装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】指針式計器の枠を構成する枠部と指針式計器の一部を表す計器画像とを移動させたときの見た目が悪くなることを防止した計器装置を提供する。
【解決手段】計器装置の制御部は、指針式計器本体20Lの枠部が位置Aにあるときには領域Aに指標部13Lを表示し、枠部が位置Bにあるときには領域Bに指標部13Lを表示する。また、制御部は、枠部が位置Aから位置Bに移動する間では、指標部13Lを、指標部13Lを視認できないように引き延ばすことで変形させながら領域Aから領域Bに移動させる。
【選択図】図12

Description

本発明は、計器装置に関する。
計器装置として、例えば、特許文献1には、表示画面における全表示領域の一部である第1の表示領域に第1の車両関連情報を示す画像を表示するディスプレイと、所定の表示移動指示信号に基づき、前記第1の表示領域に表示されている前記第1の車両関連情報を示す画像を、前記第1の表示領域から離れた第2の表示領域へ連続的に視認可能な速度で移動させて表示すると共に、移動後に空いた前記第1の表示領域に、前記第1の車両関連情報と異なる第2の車両関連情報を示す画像を表示するように制御する制御手段と、前記ディスプレイ上に配置され、前記第1の表示領域を取り囲み、前記第1の表示領域とそれ以外の表示領域とを仕切る表示仕切り機構と、前記表示仕切り機構を、前記第1の車両関連情報を示す画像の移動に同期して移動させる移動機構と、を備えたものが開示されている。
特開2006−132950号公報
特許文献1に係る計器装置では、表示仕切り機構(指針式計器の枠を構成する枠部)を、第1の車両関連情報を示す画像(指針式計器の一部を表す計器画像)の移動に同期して移動させるが、この同期は、機構的な同期、あるいは電気制御的な同期を行うものでなく、見かけ上の同期、即ち、枠部の動きに合わせて単に計器画像の移動を合わせ込む一方的な制御(オープンリープ制御)となるため、例えば、枠部を移動させる移動機構の組み合わせ時の寸法誤差、あるいは移動機構のバックラッシュ誤差等によって、枠部が先又は後に移動してしまい、計器画像が枠部からはみ出してしまい、計器装置によって報知される車両情報を視認し難いことなど、枠部と計器画像とを移動させたときの見た目が悪い場合があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、指針式計器の枠を構成する枠部と指針式計器の一部を表す計器画像とを移動させたときの見た目が悪くなることを防止した計器装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る計器装置は、
車両情報をユーザに視認させる指針式計器の一部を表す計器画像を表示する表示部と、
前記表示部の前面に位置し、前記計器画像を囲み、前記指針式計器の枠を構成する枠部と、
前記枠部を第1の位置から第2の位置に移動させる移動機構と、
前記枠部が前記第1の位置にあるときには、前記第1の位置にある前記枠部に囲まれる前記表示部の第1の領域に前記計器画像を表示し、前記枠部が前記第2の位置にあるときには、前記第2の位置にある前記枠部に囲まれる前記表示部の第2の領域に前記計器画像を表示する表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記枠部が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する間では、前記計器画像を、引き延ばすことによって、前記計器画像を視認できないように変形させながら前記第1の領域から前記第2の領域に移動させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、指針式計器の枠を構成する枠部と指針式計器の一部を表す計器画像とを移動させたときの見た目が悪くなることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る計器装置を表側から見た場合の正面図である。 図1の計器装置の外形を示す概略図であり、計器装置における第1駆動部、第2駆動部、第1伝達機構、第2伝達機構の各部の位置を説明するための説明図である。 (a)は、図2の計器装置を上側から見た場合の概略図である。(b)は、図2の計器装置のA−A線概略断面図である。 図1の計器装置における一部分(第1移動部材、第2移動部材、枠部、取り付け板、第1伝達機構、第2伝達機構)の位置関係を説明するための斜視図である。 (a)は、図1の計器装置を表側から見た場合の指針式計器本体を示した図である。(b)は、指針式計器本体の図5(a)のB−B線概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る計器装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 制御部が実行する表示状態変更処理のフローチャートである。 (a)は、指針式計器本体と、第1検出部と、第2検出と、の位置関係を示す図である。(b)は、図8(a)の状態において、計器装置を表側から見た場合の正面図である。 (a)は、指針式計器本体と、第1検出部と、第2検出と、の位置関係を示す図である。(b)は、図9(a)の状態において、計器装置を表側から見た場合の正面図である。 指標部を変形させるときの例を示す図である。 指標部を変形させるときの例を示す図である。 指針式計器本体を移動させたときにディスプレイ装置に表示される画面の遷移を説明するための図である。 指針式計器本体を移動させたときにディスプレイ装置に表示される画面の遷移を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る計器装置について図面を参照して説明する。 本実施形態に係る計器装置100は、車両に搭載される車両用計器であり、図1に示すように、2つの指針式計器100L、100Rを含む。指針式計器100Lは、主に、スピードメーターとして機能するものであり、計器装置100を正面から見た場合に左側に位置する。指針式計器100Rは、主にタコメーターとして機能するものであり、計器装置100を正面から見た場合に右側に位置する。以下、計器装置100の構造を説明することによって、適宜、指針式計器100L、100Rの構造も説明する。
計器装置100は、図2から図5に示すように、指針式計器本体20L、20Rと、移動機構40と、ディスプレイ装置50と、回路基板60と、ケース体80と、を備える。なお、以下では、図2に両端矢印で示すように、計器装置100の表示面方向(つまり、計器装置100に対するユーザ側方向)を「表」とし、表示面方向の反対側方向を「裏」とし、表示面を視認するユーザからみた場合の上下左右方向を、それぞれ、「上」、「下」、「左」、「右」として、説明する。
指針式計器本体20Lは、指針式計器100Lの本体となるものであり、指針駆動部21Lと、第1マグネット体22Lと、第2マグネット体23Lと、指針ユニット24Lと、光源25Lと、台座26Lと、透明部材27Lと、枠部28Lと、取り付け板29Laと、取り付け板29Lbと、を備える。第2マグネット体23Lと、指針ユニット24Lと、光源25Lと、台座26Lと、透明部材27Lと、枠部28Lと、取り付け板29Laと、取り付け板29Lbと、は、ディスプレイ装置50の表側(前方)に位置している。
指針駆動部21Lは、例えばステッピングモーターから構成され、図示しない配線によって、回路基板60上に形成された後述の制御部70と電気的に接続され、制御部70の制御の下、計測値(車両情報の一例であり、ここでは車速)に応じて指針駆動部21Lが備える回転軸21Laを回転させる。指針駆動部21Lは、後述の第1移動板411の裏面側に設けられた基材Sに固定されている。回転軸21Laは、基材Sに設けられた孔部So、第1移動板411の開口部411eを貫いており、回転軸21Laの先端はディスプレイ装置50の裏面近傍に位置する。
第1マグネット体22Lは、回転軸21Laの先端に取り付けられ、回転軸21Laの回転に伴い、回転する。このように取り付けられた第1マグネット体22Lは、ディスプレイ装置50のすぐ裏に位置する。第1マグネット体22Lは、回転軸21La側のヨーク22Laと磁石22Lbとから構成され、磁力を効率良く第2のマグネット体23Lに伝えるとともにヨーク22Laの透磁効果により、指針駆動部21Lに対しては、磁気影響を与え難くしている。
第2マグネット体23Lは、後述の台座26Lに回転可能に支持されており、ディスプレイ装置50の表側であって、第1マグネット体22Lと対向する位置に位置する。第2マグネット体23Lは、磁石であり、第1マグネット体22Lからのディスプレイ装置50を透過した磁力によって、第1のマグネット体22の回転に従って、回転する。また、第2マグネット体23Lは、後述する指針ユニット24Lの指針軸24Laを支持する。
指針ユニット24Lは、第2マグネット体23Lと一体に回転する指針部材であり、指針軸24Laと、導光指針24Lbと、指針キャップ24Lcと、を備える。指針軸24Laは、合成樹脂やアルミ等の非磁性金属などからなり、第2マグネット体23Lに軸支される。導光指針24Lbは、無色透明又は有色透明の合成樹脂などからなり、指針軸24Laに嵌合などによって固定され、指針軸24La側の受光部(図示せず)で光源25Lが出射した光を受け、受けた光を導光して出射する。このようにして、導光指針24Lbは、光源25Lから出射される光によって全体的に発光する。指針キャップ24Lcは、導光指針24Lbの一部(指針軸24La近傍)を、指針軸24Laの軸方向表側から覆うようにして導光指針24Lbに取り付けられる。指針キャップ24Lcは、例えば、合成樹脂により形成された黒色のキャップであり、光を透過しないため、導光指針24Lbにおける指針キャップ24Lcに覆われた部分が出射する光を遮光する。 このため、指針ユニット24Lでは、光源25Lが発光すると、導光指針24Lbの指針キャップ24Lcに覆われていない部分(露出している部分)が光って見える。
光源25Lは、指針軸24La近傍に配設される、1又は複数(例えば、2、3灯)のLED(Light Emitting Diode)などから構成される。光源25Lは、後述する台座26Lに形成された回路部に取り付けられる。このように取り付けられた光源25Lは、指針ユニット24Lの直下(指針キャップ24Lcの裏側)に位置し、指針ユニット24Lを照光する(導光指針24Lbの前記受光部に向け光を出射する)。光源25Lは、後述する制御部70の制御の下、発光又は消灯する。
台座26Lは、合成樹脂などによって、例えば円錐台状に形成され、第2マグネット体23Lを回転可能に保持する部材である。台座26Lの内部には空洞の収納スペースが形成され、この収納スペースに第2マグネット体23Lが回転可能に収納される。これによって、第2マグネット体23Lは台座26Lに回転可能に保持される。台座26Lの表側(円錐台の底面)の中心部には、指針ユニット24Lの指針軸24Laの軸径より一回り大きい開口径の孔部Lo3が形成されている。第2マグネット体23Lに軸支された指針軸24Laは、この孔部Lo3を貫いている。台座26Lは、例えば、裏側の面が蓋体となっており、前記空洞に指針軸24Laが軸支された第2マグネット体23Lを収納し、蓋体によって前記空洞に蓋をすることによって、第2マグネット体23Lは回転可能に収納される。また、台座26Lは、図示しない所定の回路部を備え、この回路部に光源25Lが実装され、一方、この回路部は後述の方法によって制御部70と電気的に接続される。これによって、制御部70は、回路部を介して光源25Lの発光・消灯を制御する。
透明部材27Lは、表側から見た場合に台座26Lに対応する部分に貫通孔が形成された円板状の部材である。この貫通孔の内面が台座26Lの外周面に接着剤などで接着されることなどによって、透明部材27Lは台座26Lに取り付けられている。透明部材27Lは、無色透明又は有色透明である。なお、透明部材27Lは、内側から外側に向かうにつれて、表側から裏側に向かうように、ディスプレイ装置70の表面などに対して傾斜している形状(円錐台の側面のような形状)を有しているが、透明部材27Lは、ディスプレイ装置70の表面などと平行な面方向に延びる円平板形状(台座26Lの部分が貫通孔になっている平らな円板形状など)であってもよい。
枠部28Lは、透明部材27Lの外縁(輪郭)に沿って円環状に設けられたものであり、指針式計器100Lの枠を構成するものである。この枠は、後述の計器画像の表示領域と、計器画像の表示領域以外の領域とを仕切ることによって、指針式計器100Lの枠を構成する。枠部28Lは、ユーザが視認しやすいように、透明ではなく、所定の色(金属色など)を有する。
取り付け板29Laは、一端が枠部28Lの外周面に取り付けられ、枠部28Lから上方向に延在する板状部材であり、取り付け板29Lbは、一端が枠部28Lの外周面に取り付けられ、枠部28Lから下方向に延在する板状部材であり、両者はともに他端が後述の第1移動板411に取り付けられている。取り付け板29La及び取り付け板29Lbは、適宜、ユーザに視認され難いように無色透明であることが望ましい。これによって、枠部28Lを浮いたように目立たせることが出来る。
透明部材27L、枠部28L、取り付け板29La、取り付け板29Lbは、例えば、合成樹脂などによって一体的に形成する。まず、透明部材27L、枠部28、取り付け板29La、取り付け板29Lbを組み合わせた部材と略同じ外形の透明な部材を合成樹脂などによって形成し、例えば、台座26L、枠部28に相当する部分を着色するなどすることによって、一体となった、透明部材27L、枠部28L、取り付け板29La、取り付け板29Lbを形成する。透明部材27L、枠部28L、取り付け板29La、取り付け板29Lbは、それぞれ、合成樹脂などによって、別体に形成され(例えば、枠部28Lなどは、アルミ等の非磁性金属によって形成する。)、互いに取り付けられてもよい。また、台座26L(特に回路部などを除いた部分)も、透明部材27Lなどと一体的に形成されてもよい。
なお、例えば、台座26Lには、光源25Lが実装された回路部から台座26L外部(透明部材27Lよりも裏側の外部)に引き回された図示しない配線が設けられる。また、ITO(Indium Tin Oxide)電極などの図示しない透明電極が、透明部材27L、枠部28L、取り付け板29La、取り付け板29Lbなどの裏面に形成される。この透明電極は、例えば、透明部材27Lの裏面かつ台座26の近傍から、取り付け板29Laの裏面の上端部又は取り付け板29Lbの裏面の下端部に達する。このように形成された透明電極の一端(台座26L側の一端)は前記の回路部から引き回された配線と電気的に接続され、取り付け板29Laの上端部又は取り付け板29Lbの下端部側の他端は、図示しない適宜の配線によって後述の制御部70に電気的に接続される。このようにして、光源25Lと制御部70とは、回路部、透明電極、配線などを介して電気的に接続され、なお、上記透明電極のうち、枠部28Lに形成された部分は、アルミ電極などの他の不透明電極に置き換えてもよい。
指針式計器本体20Rは、指針式計器100Rの本体となるものであり、指針式計器本体20Lと同様に、指針駆動部21Rと、第1マグネット体と、第2マグネット体と、指針ユニット24Rと、光源と、台座と、透明部材27Rと、枠部28Rと、取り付け板29Raと、取り付け板29Rbと、を備える。
指針式計器本体20Lと、指針式計器本体20Rとは、略同じ構造を有している。このため、指針式計器本体20Rの詳細な説明は省略する(指針式計器本体20Lの説明に準じる)。なお、上記計測値は、車速ではなく、エンジン回転数になる。
移動機構40は、第1移動機構41と、第2移動機構42と、ガイドレール43と、移動機構用筐体44と、から構成される。
第1移動機構41は、指針式計器本体20Lを左右方向にスライド移動させるための機構である。第1移動機構41は、第1移動板411と、第1駆動部412と、第1伝達機構413と、第1検出ユニット414と、を備える。第2移動機構42は、指針式計器本体20Rを左右方向にスライド移動させるための機構である。第2移動機構42は、第2移動板421と、第2駆動部422と、第2伝達機構423と、第2検出ユニット424と、を備える。
第1移動板411は、合成樹脂やアルミ等の非磁性金属から形成され、左右方向にスライド移動するものである。第1移動板411は、上下方向に延び、ディスプレイ装置70の裏側に位置する板状部材411aと、この板状部材の両端からそれぞれ前方に張り出す張り出し部材411b、411cと、板状部材411aの裏面に形成され、第1伝達機構413の後述するタイミングベルト413cを挟持する挟持部411dと、を備える。また、第1移動板411には、指針駆動部21Lの回転軸21Laを通すための貫通孔411eが設けられている。挟持部411dがタイミングベルト413cを挟持することによって、第1移動板411は、タイミングベルト413cに取り付けられている。また、第1移動板411は、板状部材411aの表面に形成された凸部からなり、後述のガイドレール43を摺動する摺動部411fが形成されている。
第1移動板411の裏面には、貫通孔411eの外周から立設する筒状の基材取付部C1が形成されている(基材取付部C1は、第1移動板411と別体でもよい)。基材取付部C1に基材S1が取り付けられ、基材S1に指針駆動部21Lが取り付けられることで、指針駆動部21Lは、第1移動板411の裏側に固定される。また、張り出し部材411b、411cには、取り付け板29Laと取り付け板29Lbとがそれぞれ取り付けられる。これら構成によって、指針式計器本体20Lは、第1移動板411に固定され、第1移動板411の左右方向へのスライド移動に伴って、左右方向にスライド移動する。
第2移動板421は、合成樹脂やアルミ等の非磁性金属から形成され、左右方向にスライド移動する。第2移動板421の構造は、第1移動板411と同様であり、詳細な説明は省略が、第2移動板421には、第1移動板411と同様の構造によって、指針式計器本体20Rが第2移動板421に固定される。これによって、指針式計器本体20Rは、第2移動板421に固定され、第2移動板421の左右方向へのスライド移動に伴って、左右方向にスライド移動する。また、第2移動板421の挟持部421d(挟持部411dに対応する。)は、第2伝達機構423の後述するタイミングベルト423cを挟持する。これによって、第2移動板421は、タイミングベルト423cに取り付けられている。
第1駆動部412、第2駆動部422は、それぞれ、例えば、ステッピングモーターからなり、図示しない配線などによって、後述の制御部70と電気的に接続される。第1駆動部412は、後述の制御部70の制御の下、回転軸412aを回転させる。同様に、第2駆動部422は、後述の制御部70の制御の下、回転軸422aを回転させる。第2駆動部422は、第1駆動部412の上に位置する。
第1伝達機構413と第2伝達機構423とは、互いに、上下方向に所定の間隔を空けて配置される。第1伝達機構413は、第2伝達機構423の下側に位置する。
第1伝達機構413は、左右方向に所定の間隔を空けて配置された2つのプーリー413a,413bと、両者に巻回されるタイミングベルト413cと、を備える。プーリー413aは、計器装置100の表側から見て右側に位置し、第1駆動部412の回転軸412aに圧入され(ギアを介して締結されていてもよい)、回転軸412aの回転に伴い回転する。プーリー413bは、図1に示すように、計器装置100の表側から見て左側に位置し、移動機構用筐体44に取り付けられた軸A1に回転可能に保持される。タイミングベルト413cは、2つのプーリー413a,413bが空転しないように所定の張力をもって取り付けられるため、プーリー413aが回転すると、タイミングベルト413cが動き、プーリー413bも同様に回転する。このようにして、第1伝達機構413は、第1駆動部412で発生した回転動力をスライド方向(左右方向)の動力(タイミングベルト413cの動き)に変換して、前述のようにタイミングベルト413cに取り付けられた第1移動板411(指針式計器本体20L)をスライド移動させる。
第2伝達機構423は、左右方向に所定の間隔を空けて配置された2つのプーリー423a,423bと、両者に巻回されるタイミングベルト423cと、を備える。プーリー423aは、計器装置100の表側から見て右側に位置し、第2駆動部422の回転軸422aに圧入され(ギアを介して締結されていてもよい)、回転軸422aの回転に伴い回転する。プーリー423bは、図1に示すように、計器装置100の表側から見て左側に位置し、移動機構用筐体44に取り付けられた軸A2に回転可能に保持される。タイミングベルト423cは、2つのプーリー423a,423bが空転しないように所定の張力をもって取り付けられるため、プーリー423aが回転すると、タイミングベルト413cが動き、プーリー423bも同様に回転する。このようにして、第2伝達機構423は、第2駆動部422で発生した回転動力をスライド方向(左右方向)の動力(タイミングベルト413cの動き)に変換して、前述のようにタイミングベルト423cに取り付けられた第2移動板421(指針式計器本体20R)をスライド移動させる。
図8、9に模式的に示す、第1検出ユニット414は、指針式計器本体20Lの位置を検出するためのものであり、例えば、フォトリフレクタ(反射型フォトインタラプタ)から構成され、第1検出部414aと第1検出ターゲット414bとを備える。同様に、第2検出ユニット424は、指針式計器本体20Rの位置を検出するためのものであり、例えば、フォトリフレクタ(反射型フォトインタラプタ)から構成され、第2検出部424aと第2検出ターゲット424bとから構成される。第1検出部414a、第2検出部424aは、それぞれ、図示しない配線などによって後述の制御部70に電気的に接続され、制御部70の制御のもとで動作する。
第1検出部414a、第2検出部424aは、それぞれ、例えば、赤外光を出射する発光素子(赤外LED)と受光素子(フォトトランジスタ)とを備える。第1検出ターゲット414b、第2検出ターゲット424bは、それぞれ、例えば、赤外光を反射する反射部(鏡など)であり、第1検出部414a、第2検出部424aそれぞれの検出対象部である。
第1検出部414aは、第1検出ターゲット414bの存在を検出すると、検出信号を後述の制御部70に供給する。具体的には、赤外光を照射する第1検出部414aが、第1検出ターゲット414bに対向する位置に位置すると、第1検出ターゲット414bは、第1検出部414aの発光素子が出射した赤外光を第1検出部414aに向け反射させる。そして、第1検出部414aは、その反射した光を受光素子で受光することにより、第1検出ターゲット414bの存在(第1検出ターゲット414bが対向したこと)を検出し、検出信号を制御部70に供給する。
第1検出部414aは、第1移動板411の所定箇所に取り付けられる。第1検出ターゲット414bは、指針式計器本体20L(第1移動板411)の移動完了位置を定めるためのものであり、不動の箇所(例えば、移動機構用筐体44の所定箇所)に複数取り付けられる。具体的には、図8、9に模式的に示すように、例えば、2つの第1検出ターゲット414bが、各々、左右方向に所定間隔を空けて配置される。第1検出部414aと第1検出ターゲット414bとは、各々、計器装置100の上下方向において同じ高さに配置され、第1移動板411がスライド移動し、第1検出部414aが複数の第1検出ターゲット414bのいずれかと対向する位置にくると、第1検出部414aが反応し、第1移動板411が対向して所定位置に位置した(つまり、第1部分31が移動完了位置にある)ことを検知する。このようにして、第1検出ユニット414は、指針式計器本体20L(第1移動板411)の位置を検出する。
第2検出部424aは、第2検出ターゲット424bの存在を検出すると、検出信号を後述の制御部70に供給する。具体的には、赤外光を照射する第2検出部424aが、第2検出ターゲット424bに対向する位置に位置すると、第2検出ターゲット424bは、第2検出部424aの発光素子が出射した赤外光を第2検出部424aに向け反射させる。そして、第2検出部424aは、その反射した光を受光素子で受光することにより、第2検出ターゲット424bの存在(第2検出ターゲット424bが対向したこと)を検出し、検出信号を制御部70に供給する。
第2検出部424aは、第2移動板421の所定箇所に取り付けられる。第2検出ターゲット424bは、指針式計器本体20R(第2移動板421)の移動完了位置を定めるためのものであり、不動の箇所(例えば、移動機構用筐体44の所定箇所)に複数取り付けられる。具体的には、図8、9に模式的に示すように、例えば、2つの第2検出ターゲット424bが、各々、左右方向に所定間隔を空けて配置される。第2検出部424aと第2検出ターゲット424bとは、各々、計器装置100の上下方向において同じ高さに配置され、第2移動板421がスライド移動し、第2検出部424aが複数の第2検出ターゲット424bのいずれかと対向する位置にくると、第2検出部424aが反応し、第2移動板421が対向して所定位置に位置したことを検知する。このようにして、第2検出ユニット424は、指針式計器本体20L(第1移動板411)の位置を検出する。
第1移動板411、第2移動板421は、第1検出ターゲット414b、第2検出ターゲット424bの配設位置を基準として停止する(移動完了する)ようにする。このため、第1伝達機構413と第2伝達機構423を構成する各部が、温度変化により膨張収縮したり、摩耗したりすることによっては、移動後の位置がずれることがなく、精度良く移動が可能である。このため、第1移動板411及び第2移動板421とディスプレイ装置80との位置合わせが容易である。
2つの第1検出ターゲット414bは、それぞれ、左右方向において、計器装置100の中央より左よりの所定位置(位置A)と、左側所定位置(位置B)に配置される。第1移動板411は、第1検出ターゲット414bの配設位置を基準として停止する(移動完了する)ので、指針式計器本体20Lは、位置Aから位置Bにスライド移動したり、位置Bから位置Aにスライド移動したりする(図8、9などを参照)。指針式計器本体20Lの位置(特に位置A及びB)などは、計器装置100を表側から見た場合の位置であり、例えば、指針ユニット24Lの指針軸24La(枠部26Lに囲まれた領域の中心)の左右方向における位置とする。
2つの第2検出ターゲット424bは、それぞれ、左右方向において、計器装置100の中央より右よりの所定位置(位置C)と、左側所定位置(位置D)に配置される。第2移動板421は、第2検出ターゲット424bの配設位置を基準として停止する(移動完了する)ので、指針式計器本体20Rは、位置Cから位置Dにスライド移動したり、位置Dから位置Cにスライド移動したりする(図8、9などを参照)。指針式計器本体20Rの位置(特に位置C及びD)は、計器装置100を表側から見た場合の位置であり、例えば、指針ユニット24Rの指針軸24Ra(枠部26Lに囲まれた領域の中心)の左右方向における位置とする。
ガイドレール43は、左右方向に延び、第1移動板411と第2移動板421とを、摩擦力の影響を極力抑えつつ左右方向に案内するレールであり、移動機構用筐体44に取り付けられる。ガイドレール43は、ステンレスにより形成することで、温度変化、振動が発生しても、スライド抵抗を抑えるようにするとよい。ガイドレール43は、断面略コの字状に形成され、内部に第1移動板411の摺動部411fや第2移動板421の摺動部421fが入り込み、これらが摺動する。これによって、第1移動板411及び第2移動板421の移動方向が左右方向に案内される。
なお、本実施形態では、ガイドレール43を、第1移動板411と第2移動板421とに共用のスライドレールとして説明したが、第1移動板411と第2移動板421とのそれぞれに独立したスライドレールを設けてもよい。
移動機構用筐体44は、第1移動機構41、第2移動機構42の少なくとも一部を内部に収納する共用の筐体であり、例えば、樹脂材料やアルミ等の非磁性金属から形成される。
ディスプレイ装置50は、例えば12.3インチのTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイ装置であり、後述する制御部70の制御の下、指針ユニット24Lに指示される指標部13L、指針ユニット24Rに指示される指標部13Rなどの各種画像を表示する(図8、9などを参照)。指標部13Lは、例えば、指針ユニット24Lに指示される目盛、目盛の数値を表記する数字などから構成され、指針ユニット24Lとともに所定の計測値(例えば、車速)をユーザに報知する。指標部13Rは、例えば、指針ユニット24Rに指示される目盛、目盛の数値を表記する数字などから構成され、指針ユニット24Rとともに所定の計測値(例えば、エンジンの回転数)をユーザに報知する。なお、ディスプレイ装置50は、指針式計器本体20Lや指針式計器本体20Rの移動に伴って、指標部13L、指標部13Rも移動させる(図8、9などを参照)。
本実施形態では、指針式計器本体20Lと、指標部13Lとによって、指針式計器100Lが構成されている。また、指針式計器本体20Rと、指標部13Rとによって、指針式計器100Rが構成されている。本実施形態では、指標部13L、13Rそれぞれが、指針式計器100L、100Rそれぞれの一部を表す計器画像となっている。
ディスプレイ装置50は、TFT液晶パネル、偏光板、バックライト、ディスプレイ用筐体等(図示せず)から構成され、例えば、ケース体80に形成された取付部材(図示せず)に取り付けられて支持される。なお、ディスプレイ装置50は、第1マグネット体22L、22Rと、第2マグネット体23L、23Rとのそれぞれの間で発生する磁気に悪影響を与えないように、非磁性体のものによって構成する。
回路基板60は、板状の基材と、この基材に設けられた制御部70と、この基材に設けられた車両情報入力ポート73と、この基材に設けられたセンサ情報入力ポート75と、この基材に設けられた各種配線などと、を備え、移動機構40の裏側に位置する。回路基板60は、ケース体80の内面に支持される。制御部70、車両情報入力ポート73、センサ情報入力ポート75などの詳細については後述する。
ケース体80は、上記各部(ディスプレイ装置50、指針式計器20、移動機構40、回路基板60)を収納する筐体であり、収納体81と、透明カバー82と、から構成される。収納体81は、表側開口の箱状部材であり、その開口部に透明カバー82が取り付けられる。
次に、図7を参照して、計器装置100の電気的構成について説明する。制御部70には、車両情報入力ポート81、センサ情報入力ポート82、ディスプレイ装置50、指針駆動部21L、光源25L、第1駆動部412及び第2駆動部422が電気的に接続されている。
制御部70は、マイコン71と、グラフィックディスプレイコントローラー(GDC)72と、指針駆動部21L、指針駆動部21R、光源25L、光源25R、第1駆動部412、第2駆動部422、ディスプレイ装置50のバックライト等と各種配線などを介して接続され、これらを駆動する各種ドライバIC(Integrated Circuit)(図示せず)と、を備える。
マイコン71は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェイス等を備える。マイコン71は、例えば、CPUがROM内に予め記憶された、所定プログラムを読み出して実行し、その際ROMに記憶されているデータなどを用いて、所定の処理(特に、表示状態変更処理)を実行する。RAMは、CPUが処理を行うときのワーキングメモリとして機能する。特に、マイコン71(CPU)には、車両情報入力ポート81及びセンサ情報入力ポート82が電気的に接続されており、これらから入力された各種情報を受け付ける。また、マイコン71には、上記各種ドライバやGDC72が電気的に接続されており、前記で受け付けた各種情報などに基づいて、上記各種ドライバやGDC72を介して、計器装置100全体を制御する処理を行う。つまり、制御部70は、計器装置100全体を制御する処理を行う。
車両情報入力ポート81は、i)車両ECU(Electronic Control Unit)から通信ラインにより伝送される各種状態情報、ii)バックカメラから送信されるバックモニタ画像情報、iii)ユーザが、ハンドル周辺の操作スイッチ、インパネ周辺の各種コントロールスイッチ、計器装置100に配設された入力スイッチ等を操作した際の操作内容を示す操作信号、等の車両情報が入力されるポートである。
センサ情報入力ポート82は、第1検出部414a及び第2検出部424aからの検出信号が入力されるポートである。この検出信号は、i)第1検出部414aが第1検出ターゲット414bの存在を検出した際の検出信号と、ii)第2検出部424aが第2検出ターゲット424bの存在を検出した際の検出信号である。
制御部70は、ディスプレイ装置50を制御し、表側から見た場合に、ディスプレイ装置50における枠部28Lに囲まれている領域に、指標部13Lを表示する(透明部材27Lによってディスプレイ装置50の表示光は透過されるので、指標部13Lは透明部材27Lを介して視認可能なっている、)。例えば、制御部70は、位置Aに配置した第1検出部414aから検出信号が供給されたときには、指針式計器本体20Lが位置Aにあると判定し、この位置Aに指針式計器本体20Lがあるときに枠部28Lに囲まれているディスプレイ装置50上の領域Aに、指標部13Lを表示する(図8などを参照)。例えば、制御部70は、位置Bに配置した第1検出部414aから検出信号が供給されたときには、指針式計器本体20Lが位置Bにあると判定し、この位置Bに指針式計器本体20Lがあるときに枠部28Lに囲まれているディスプレイ装置50上の領域Bに、指標部13Lを表示する(図9などを参照)。
制御部70は、ディスプレイ装置50を制御し、表側から見た場合に、ディスプレイ装置50における枠部28Rに囲まれている領域に、指標部13Rを表示する。例えば、制御部70は、位置Bに配置した第2検出部424aから検出信号が供給されたときには、指針式計器本体20Rが位置Cにあると判定し、この位置Cに指針式計器本体20Rがあるときに枠部28Rに囲まれているディスプレイ装置50上の領域Cに、指標部13Rを表示する(図8などを参照)。例えば、制御部70は、位置Dに配置した第2検出部424aから検出信号が供給されたときには、指針式計器本体20Rが位置Dにあると判定し、この位置Dに指針式計器本体20Rがあるときに枠部28Rに囲まれているディスプレイ装置50上の領域Dに、指標部13Rを表示する(図9などを参照)。
また、制御部70は、車両情報入力ポート81を介して、車速を表す状態情報を取得し、この車速に応じた回転角で指針駆動部21Lの回転軸21Laを回転させる。回転軸21Laに伴って、第1マグネット体22Lと第2マグネット体23Lと指針ユニット24Lとが回転し、指針ユニット24Lは指標部13Lを指示する。これによって、計測値(車速)が表示される(図8、9などを参照)。つまり、計測値がユーザに視認される。同様にして、制御部70は、エンジンの回転数を表す状態情報を取得し、取得したこの状態情報に基づいて指針ユニット24Lを回転させ、指針ユニット24Rに指標部13Rを指示させる(図8、9などを参照)。これによって、計測値(エンジンの回転数)が表示される。つまり、計測値がユーザに視認される。
なお、制御部70は、上記指標部13L、13Rとは、別に、車速をディスプレイ装置50の所定領域に表示してもよい(例えば、図8、9などにおける車速15を参照)。また、制御部70は、車両情報入力ポート81を介して、残燃料を表す状態情報や、燃費を表す状態情報などを取得し、これらを表す情報を適宜、指標部13L、13Rに含ませて表示させてもよい(図8、9などを参照)。
例えば、制御部70は、通常状態においては、指針式計器本体20Lを位置Aに位置させ、指針式計器本体20Rを位置Bに位置させる。また、制御部70は、所定の場合(例えば、ディスプレイ装置50の中央部にナビ画面を表示させる場合)に、指針式計器本体20Lを位置Bに移動させ、指針式計器本体20Rを位置Dに移動させる。制御部70は、指針式計器本体20R及び指針式計器本体20Lを移動させることに伴って、ディスプレイ装置50を制御し、領域A及び領域Cにそれぞれ表示していた指標部13L及び指標部13Rを移動させ、最終的に、指標部13L及び指標部13Rを領域B及び領域Dそれぞれに表示する(表示状態変更処理)。
制御部70が行う表示状態変更処理について説明する。制御部70は指針式計器本体20R及び指針式計器本体20Lの移動を開始させること(例えば、操作信号などによってナビ画像を指針式計器本体20Rと指針式計器本体20Lとの間に表示させる指示が制御部70にあったこと、図示しないカーナビゲーション機能からナビ画像を指針式計器本体20Rと指針式計器本体20Lとの間に表示させる指示が制御部70にあったことなど)を契機としてこの処理を開始する。
まず、制御部70は、第1駆動部412を駆動して回転軸412aを回転させるとともに、第2駆動部422を駆動して回転軸422aを回転させることを開始する(ステップS1)。これによって、第1移動板411及び第2移動板421の移動が開始され、指針式計器本体20Rは、位置Aから位置Bに向かって移動し始め、指針式計器本体20Lは、位置Cから位置Dに向かって移動し始める。これ以降、制御部70は、第1駆動部412及び第2駆動部422の駆動を継続し、指針式計器本体20R及び指針式計器本体20Lを移動させることを継続する。
次に、制御部70は、ディスプレイ装置50を制御し、指標部13Lを領域Aから領域Bに向かって移動させる制御を開始し、指標部13Rを領域Cから領域Dに移動させる制御を開始する(ステップS2)。このとき、指標部13L及び指標部13Rを変形させて移動させる。なお、制御部70は、これ以降、指標部13L及び指標部13Rの移動を継続する。移動させる際の表示態様は予め設定されているものとする(必要なデータは、マイコン71内のROMなどに記憶されているものとする。)。
制御部70は、指標部13Lを領域Aから領域Bに向かって移動させる制御において、指標部13Lを左右方向に引き延ばして変形させ(図10参照)、変形させた指標部13Lを所定の軌跡(指標部13Lの中心の軌跡)で領域Bまで移動させる(例えば、変形させた指標部13Lの中心を領域Bの中心に位置させる)。このとき、指標部13Lにエフェクト処理(例えば、ぼかし)を施したり、指標部13Lを拡大、縮小などしたりしてもよい。また、制御部70は、指標部13Lを回転させてもよい(図11参照)。このとき、制御部70は、指標部13Lの進行方向と同じ方向に向かう回転方向で指標部13Lを回転させるとよい(図11参照)。なお、制御部70は、変形した指標部13Lが領域Bに達した後、ステップS3において検出信号が供給されたと判別する(ステップS3;Yes)までは、指標部13Lを領域Bで変形させたまま停止表示(指標部13Lの位置が少なくとも停止するように指標部13Lを表示すれば良く、その位置において回転や拡大縮小を繰り返すなど、指標部13Lを位置が不変で変形させるようにしてもよい。)するように制御を行う。指針式計器本体20Lが位置Aから位置Bまで移動する期間は、ある程度決まっているので、制御部70は、例えば、この期間よりも短い期間において、指標部13Lを変形させながら領域Bに移動させるようにする。
制御部70は、指標部13Rを領域Cから領域Dに向かって移動させる制御において、指標部13Rを左右方向に引き延ばして変形させ、変形させた指標部13Rを所定の軌跡(指標部13Rの中心の軌跡)で領域Dまで移動させる(例えば、変形させた指標部13Rの中心を領域Dの中心に位置させる)。このとき、指標部13Rにエフェクト処理(例えば、ぼかし)を施したり、指標部13Rを拡大、縮小などしたりしてもよい。また、制御部70は、指標部13Rを回転させてもよい。このとき、制御部70は、指標部13Rの進行方向と同じ方向に向かう回転方向で指標部13Rを回転させるとよい。なお、制御部70は、変形した指標部13Rが領域Dに達した後、ステップS5において検出信号が供給されたと判別する(ステップS5;Yes)までは、指標部13Rを領域Dで変形させたまま停止表示(指標部13Rの位置が少なくとも停止するように指標部13Rを表示すれば良く、その位置において回転や拡大縮小を繰り返すなど、指標部13Rを位置が不変で変形させるようにしてもよい。)するように制御を行う。指針式計器本体20Rが位置Cから位置Dまで移動する期間は、ある程度決まっているので、制御部70は、例えば、この期間よりも短い期間において、指標部13Rを変形させながら領域Dに移動させるようにする。
次に、制御部70は、位置Bに配置した第1検出部414aから検出信号が供給されたかを判別し(ステップS3)、検出信号が供給された場合(ステップS3;Yes)、指針式計器本体20Lが位置Bに移動したことになるので、第1駆動部412の駆動を停止し、領域Bに位置し変形している指標部13Lを領域Bにおいてもとの指標部13Lに復元して領域Bに表示させることを開始する(ステップS4)。なお、ステップS3において、すでに、指標部13Lを復元して表示させることを開始している場合には、検出信号が供給されていないと判別する(ステップS3;No)。
次に、制御部70は、位置Dに配置した第2検出部424aから検出信号が供給されたかを判別し(ステップS5)、検出信号が供給された場合(ステップS5;Yes)、指針式計器本体20Rが位置Dに移動したことになるので、第2駆動部422の駆動を停止し、領域Dに位置し変形している指標部13Rを領域Dにおいてもとの指標部13Rに復元して領域Dに表示させることを開始する(ステップS6)。なお、ステップS5において、すでに、指標部13Rを復元して表示させることを開始している場合には、検出信号が供給されていないと判別する(ステップS5;No)。
ステップS6のあと、または、前記検出信号が供給されていない場合(ステップS5;No)、制御部70は、指標部13L、指標部13Rの領域B及び領域Dへの移動(復元及び表示)を完了したかを判別し(ステップS7)、完了していなければ(ステップS7;No)、ステップS3の処理に戻る。完了していれば(ステップS7;Yes)、表示状態変更処理を終了する。
上記一連の処理による計器装置100の表示態様の一例を説明する。
図12において、指針式計器本体20L、20Rは、それぞれ、位置A及びCに位置しており、制御部70は、ディスプレイ装置50の表示領域における、枠部28L、28Rそれぞれに囲まれた領域A及びCそれぞれに、指標部13L、13Rを表示する(図12(a))。
次に制御部70は、指針式計器本体20L、20Rの移動が開始されると、制御部70は、指標部13L、13Rをぼかすとともに、左右に引き延ばす(図12(b))。
次に制御部70は、前記で変形させた指標部13L、13Rを、領域B及びDそれぞれに向かって移動させる(図12(c)及び(d))。
次に制御部70は、指針式計器本体20L、20Rそれぞれが位置B及びDに到達すると、前記で変形させた指標部13L、13Rを、領域B及びDにおいて復元して元の画像を表示する(図12(e))。
なお、指針式計器本体20L、20Rが移動すると、その間にナビ画像19が徐々に表示される。また、指針式計器本体20L、20Rの移動の前後(指標部13L、13R)の移動の前後にかかわらず車速15が表示されている。
上記一連の処理による計器装置100の表示態様の一例を説明する。
図13において、指針式計器本体20L、20Rは、それぞれ、位置A及びCに位置しており、制御部70は、ディスプレイ装置50の表示領域における、枠部28L、28Rそれぞれに囲まれた領域A及びCそれぞれに、指標部13L、13Rを表示する(図13(a))。
次に制御部70は、指針式計器本体20L、20Rの移動が開始されると、制御部70は、指標部13L、13Rをぼかすとともに、縮小させて、回転させる(図13(b))。
次に制御部70は、前記で変形させた指標部13L、13Rを、領域B及びDそれぞれに向かって移動させる(図12(c))。
次に制御部70は、指針式計器本体20L、20Rそれぞれが位置B及びDに到達すると、前記で変形させた指標部13L、13Rを、領域B及びDにおいて復元して元の画像を表示する(図12(d))。
なお、指針式計器本体20L、20Rが移動すると、その間にナビ画像19が徐々に表示される。また、指針式計器本体20L、20Rの移動の前後(指標部13L、13R)の移動の前後にかかわらず車速15が表示されている。
また、制御部70は、所定の場合(例えば、ディスプレイ装置50の中央部におけるナビ画面の表示を終了させる場合)に、指針式計器本体20Lを位置Bから位置Aに移動させ、指針式計器本体20Rを位置Dから位置Cに移動させる。制御部70は、指針式計器本体20R及び指針式計器本体20Lを移動させることに伴って、ディスプレイ装置50を制御し、領域B及び領域Dにそれぞれ表示していた指標部13L及び指標部13Rを移動させ、最終的に、指標部13L及び指標部13Rを領域A及び領域Cそれぞれに表示する。なお、このような処理は、上記と同様の処理によって実現できる。但し、例えば、指針式計器本体20L、20R、指標部13L、13Rなどの移動方向は反対になり、位置Aに配置した第1検出部414aから検出信号が供給されたかを判別することで、指針式計器本体20Lが位置Aに移動したことを判別し、位置Cに配置した第2検出部424aから検出信号が供給されたかを判別することで、指針式計器本体20Rが位置Cに移動したことを判別する。
本実施形態にかかる計器装置1は、上記構成によって、 計測値をユーザに視認させる指針式計器100Lなどの一部を表す計器画像(ここでは、指標部13Lなど)を表示する表示部(ここでは、ディスプレイ装置50)と、表示部の前面に位置し、計器画像を囲み、指針式計器の枠を構成する枠部と、枠部を第1の位置(ここでは、位置Aなど)から第2の位置(ここでは、位置Bなど)に移動させる移動機構(ここでは、第1移動機構41など)と、枠部が第1の位置にあるときには、第1の位置にある枠部に囲まれる表示部の第1の領域(ここでは、領域Aなど)に計器画像を表示し、枠部が第2の位置にあるときには、第2の位置にある枠部に囲まれる表示部の第2の領域(ここでは、領域Bなど)に計器画像を表示する表示制御部(ここでは、制御部70)と、を備え、表示制御部は、枠部が第1の位置から第2の位置に移動する間では、計器画像を、左右方向に引き延ばしたり、回転させたり、拡大、縮小させたり、エフェクト処理によってぼかしたりする等して枠部と計器画像との関連を無くすなどすることによって計測値を視認できないように変形させながら第1の領域から第2の領域に移動させる。また、計器画像を、左右方向に引き延ばしたり、回転させたり、拡大、縮小させたり、エフェクト処理によってぼかしたりする等して、計器画像を視認出来ないように変形させてもよい(図12、図13などを参照)。計器画像を視認出来ないように変形させるとは、例えば、計器画像に含まれる目盛、文字、記号などを視認(判別)できないように計器画像を変形させることや、変形後の計器画像を見たときに目盛、文字、記号などは視認(判別)できるが、もとの計器画像を想像できない又は想像し難いように計器画像を変形させることを適宜含む。計測値又は計器画像を視認できないように計器画像を変形させる具体的な方法は、計器画像を、少なくとも一方向に引き延ばしたり、回転させたり、拡大、縮小させたり、エフェクト処理によってぼかしたりする方法のうち、少なくとも1つを行うことであればよい。例えば、計器画像を少なくとも一方向に引き延ばすことで、計測値又は計器画像を視認できないように計器画像を変形させてもよいし、計器画像を少なくとも一方向に引き延ばすか、回転させるか、拡大縮小させるかなどを行い、さらにぼかすことで、計測値又は計器画像を視認できないように計器画像を変形させてもよい。少なくともぼかすことで、計測値又は計器画像を視認できないように計器画像を変形させてもよい。
このような構成によって、本実施形態では、計測値又は計器画像を視認できないように計器画像を変形させながら第1の領域から第2の領域に移動させるので、計器画像(変形していない画像)と枠部とが移動時にずれて計器画像(変形していない画像)が枠部からはみ出ることによって、計測値を視認し難い等による見た目が悪くなることはそもそも防止される。計測値又は計器画像を視認できないように計器画像を変形させるので、計測値が視認できず、そもそも計測値を視認し難いということは生じないからである。特に、枠部を移動させる移動機構の組み合わせ時の寸法誤差、あるいは移動機構のバックラッシュ誤差があったとしても、上記見た目が悪くなることが防止されるので、計器装置100の生産性の向上や、歩留まりが向上する。さらに、計器画像を変形させながら第1の領域から第2の領域に移動させることによって、デザイン性もよい。
なお、計器画像を変形する際には、最低限、少なくとも一方向に計器画像を引き延ばすことによって、ユーザにデザイン性の良さを提供することもできる。また、同様に、最低限、計器画像を回転させることによっても、デザイン性が良くなる。なお、計器画像の回転方向は、計器画像の進行方向と同じ方向にするとよい(例えば、計器画像が左に進む場合には、計器画像を左回転させる。)。これによって、デザイン性が良くなる。また、計器画像を変形する際には、最低限、計器画像をぼかすことによっても、デザイン性が良くなる。
なお、計器画像を、計測値を視認できないように変形させながら移動させる際には、計器画像をつねに変形させながら移動させても良いし、計器画像を一旦変形させてから変形されたままの状態で移動させても良い。
また、上記構成によって、本実施形態では、表示制御部は、変形させながら移動させる計器画像を、枠部を第2の位置に移動させたあとに復元して第2の領域に表示するので、デザイン性がよくなる。特に、本実施形態のように、変形させながら移動させる計器画像を第2の領域に移動させてから復元するので、デザイン性がよくなる。また、計器画像を第2の領域で停止表示する際に、計器画像を位置が不変で変形させるようにすることによって、計器画像の動きが不自然に止まることもなく、デザイン性が良くなる。
さらに、本実施形態では、表示制御部は、少なくとも計器画像を変形させながら移動させる期間に、計器画像とは別に計測値(ここでは、車速15)を前記表示部に表示する。これによって、枠部の移動中であっても、計測値をユーザに報知できる。特に、本実施形態のように、計測値が車速(車両の走行速度)である場合には、運転中に重要な情報である車速を枠部の移動中であってもユーザに報知できる。
なお、表示制御部は、枠部が第1の位置から第2の位置に移動する間において、枠部の軌道(枠部の中心の軌道など)とは異なる軌道(計器画像の中心の軌道など)で、計器画像を第1の領域から第2の領域に移動させるとよい(図13参照)。これによっても、計測値をユーザは視認できないので、上記と同様の効果が得られる。また、計器画像を、変形させながら、枠部の軌道とは異なる軌道で移動させることで、デザイン性も良くなる。
なお、本発明は上記の実施形態、下記の変形例、及び図面によって限定されるものではない。適宜変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。
例えば、第1伝達機構413と第2伝達機構423とは、左右方向に一列に並べても良い。
また、制御部70は、指針式計器本体20Lなどを移動させるときに、光源25Lなどを消灯させるようにし、その他の場合には、光源25Lを点灯するとよい。これによって、指針式計器本体20Lなどを移動させるときにディスプレイ装置50で表示される画像を目立たせることが出来るため、デザイン性が良くなる。
また、上記の計器画像は、指針式計器100Lなどの一部(枠以外の部分の少なくとも一部)を表すものであればよく、指標部13Lなどの他、指針を含むものであってもよい。この場合、指針式計器本体20Lなどでは、指針ユニット24Lなどの指針に係る部分が不要になり、透明部材27Lも適宜省略できる。
また、指針式計器本体20Lなどの移動方向は、上下方向、斜め方向等であってもよい。移動方向は、計器装置100の形状等を勘案して、適宜変更することができる。
また、枠部27L、28Rは、計器画像を囲むものであればよく、楕円環状形状、矩形環状形状、多角形の環状形状になることで、計器画像を囲んでもよい。枠部27L、28Rは、不連続のものであってもよい。
また、上記実施形態では、指針駆動部21Lに取り付けられた第1マグネット体22Lの磁力より、第2マグネット体23Lを回転させる例を示したが、これに限られない。
第2マグネット体23Lに一対のコイルを巻き回して、これら一対のコイルへ通電により、第2マグネット体23Lを回転させる(つまり、指針ユニット24Lを回転させる)ようにしてもよい。前記一対のコイルは、例えば、適宜の配線によって制御部70と接続される。この場合、指針駆動部21L、第1マグネット体22L、基材Sは不要である。
上記実施形態では、計器装置が車両に搭載される車両用計器である例を示したが、車両は、自動二輪車、自動車の他、耕作機械、電車等であってもよい。
また、上記実施形態では、指針式計器100L、100Rが報知する車両情報(指針式計器100L、100Rがユーザに視認させる車両情報)が計測値であるとして説明を行ったが、指針式計器がユーザに視認させる車両情報(指針(指針ユニット)が指標部を指示することでユーザに視認させる車両情報)は、計測値以外の情報であってもよい。車両情報は、車両についての情報(特に、車両の状態を表す情報)であればよい。
また、上記実施形態では、制御部70は、枠部が第2の位置に移動したことを所定の検出ユニットによって検出したことを契機として、計器画像を復元しているが、例えば、制御部70は、予め定められた期間において、計器画像を変形させながら移動させ、前記期間の経過後に計器画像の復元を開始してもよい。これによって、検出ユニットなどの機構が不要になり、簡単な構成で、上記効果を適宜得られることができる。なお、前記期間は、枠部が第1の位置から第2の位置に移動するのに必要な期間であり、移動機構の組み合わせ時の寸法誤差、あるいは移動機構のバックラッシュ誤差などを考慮しても、枠部が第1の位置から第2の位置に移動するのに十分な期間とするとよい。これによって、枠部が第2の位置に移動する前に計器画像が復元されて見た目が悪くなることを防止できる。
100 計器装置
100L 指針式計器装置
100R 指針式計器装置
20L、20R 指針式計器本体
21L、21R 指針駆動部
24L、24R 指針ユニット
28L、28R 枠部
40 移動機構
41 第1移動機構
414 第1検出ユニット
42 第2移動機構
424 第2検出ユニット
43 ガイドレール
50 ディスプレイ装置
70 制御部

Claims (4)

  1. 車両情報をユーザに視認させる指針式計器の一部を表す計器画像を表示する表示部と、
    前記表示部の前面に位置し、前記計器画像を囲み、前記指針式計器の枠を構成する枠部と、
    前記枠部を第1の位置から第2の位置に移動させる移動機構と、
    前記枠部が前記第1の位置にあるときには、前記第1の位置にある前記枠部に囲まれる前記表示部の第1の領域に前記計器画像を表示し、前記枠部が前記第2の位置にあるときには、前記第2の位置にある前記枠部に囲まれる前記表示部の第2の領域に前記計器画像を表示する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記枠部が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する間では、前記計器画像を、引き延ばすことによって、前記計器画像を視認できないように変形させながら前記第1の領域から前記第2の領域に移動させる、
    ことを特徴とする計器装置。
  2. 前記表示制御部は、少なくとも前記計器画像をぼかすことによって、前記計器画像を視認できないように変形させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記表示制御部は、変形させながら移動させる前記計器画像を前記枠部が前記第2の位置に移動させたあとに復元して前記第2の領域に表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の計器装置。
  4. 前記表示制御部は、少なくとも前記計器画像を変形させながら移動させる期間に、前記計器画像とは別に前記車両情報を前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の計器装置。
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