JP3993365B2 - 光学系駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報の記録及び/又は再生を光学的に行う光学式記録再生装置に設けられる光学系駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような光学系駆動装置は、レンズを保持する保持部材と、その保持部材に一端が固定される導電性弾性部材(ワイヤ、サスペンション等)と、保持部材が移動可能となるように第1−第4導電性弾性部材の他端をそれぞれ固定する固定部材とを具え、例えば、特開平5−217175号公報及び特開平8−263865号公報に記載されている。
【0003】
上記特開平5−217175号公報に記載された光学系駆動装置は、ワイヤの一端を固定するための溝が上下に形成された固定部材を具える。この場合、ワイヤの一端を固定部材に固定するために、ワイヤの一端を、対応する溝にそれぞれセットし、それをクランプしている。
【0004】
それに対して、上記特開平8−263865号公報に記載された光学系駆動装置は、サスペンションの一端を固定するための溝が上下に形成された固定部材としてのベースを具える。この場合、サスペンションの一端のベースの対応する溝への固定を、接着剤によって行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平5−217175号公報に記載された光学系駆動装置では、ワイヤの一端を固定するための溝を固定部材の上下に形成しているので、固定部材の上方からワイヤをセットする場合、組立中に固定部材を裏返す必要があり、装置組立の作業性が良好でない。なお、それ以外の方法でワイヤをセットすると、作業が複雑となり、その結果、装置組立の作業性が悪化する。また、固定部材の上下の溝に配置されたワイヤを共通のワイヤ押さえで固定するようにしているが、この場合、ワイヤを作業中に保持するためにジグなどが必要となり、装置組立の作業性が更に悪化する。
【0006】
上記特開平8−263865号公報に記載された光学系駆動装置でも、サスペンションの一端を固定するための溝をベースの上下に形成しているので、装置組立の作業性が良好でない。
【0007】
本発明の目的は、組立の作業性が良好な光学系駆動装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による請求項1記載の光学系駆動装置は、
レンズを保持する保持部材と、
その保持部材に一端がそれぞれ固定された第1−第4導電性弾性部材と、
前記保持部材が移動可能となるように前記第1−第4導電性弾性部材の他端をそれぞれ固定する固定部材とを具え、
その固定部材が、
前記第1及び第2導電性弾性部材の他端が固定される第1及び第2溝が形成された面を有する第1配置部材と、
その第1配置部材の面に重ね合わされる第1面及び前記第3及び第4導電性弾性部材の他端が固定される第3及び第4溝が形成された第2面を有する第2配置部材とを有し、
前記第1及び第2溝に前記第1及び第2導電性弾性部材をそれぞれ固定した後に、前記第1配置部材の面に前記第2配置部材の第1面を重ね合わせるように前記第1配置部材に第2配置部材を載せ置くことによって組み立て可能な構成としたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項1記載の光学系駆動装置によれば、装置組立の際に、第1配置部材、第1及び第2導電性弾性部材、第2配置部材並びに第3及び第4導電性弾性部材を順に配置するだけでよいので、装置を裏返す必要がなく、装置の片側から組み立てることができ、その結果、装置組立の作業性が良好になる。
【0010】
本発明による請求項2記載の光学系駆動装置は、
前記固定部材が、前記第2配置部材の第2面に重ね合わされる面を有する第3配置部材を更に有し、
前記第2配置部材の第2面に前記第3配置部材の面を重ね合わせるように前記第2配置部材に前記第3部材を載せ置くことによって組み立て可能な構成としたことを特徴とするものである。この場合も、第3及び第4導電性弾性部材の次に配置するだけでよいので、装置組立の作業性が良好になる。
【0011】
本発明による請求項3記載の光学系駆動装置は、互いに隣接する配置部材及びこれら配置部材の間に存在する導電性弾性部材によって、ダンピング用ゲルを充填するための空間を形成したことを特徴とするものである。このような空間は配置部材と導電性弾性部材を順に配置するだけで形成することができるので、装置組立の作業性を良好に維持しながら良好なダンピング特性を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による光学系駆動装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による光学系駆動装置の第1の実施の形態の斜視図であり、図2は、本発明による光学系駆動装置の第1の実施の形態の分解斜視図である。
【0013】
このような光学系駆動装置は、レンズ1を保持する保持部材2と、その保持部材2に一端がそれぞれ固定された4本のワイヤ3a−3dと、保持部材2が移動可能となるようにワイヤ3a−3dの他端をそれぞれ固定する固定部材4とを具える。
【0014】
保持部材2は、レンズ1を固定したレンズホルダ5と、そのレンズホルダ5に固定され、駆動用のフォーカスコイル6及びトラッキングコイル7a,7を有するボビン8とを具える。
【0015】
ワイヤ3a−3dを、例えば、直径0.10mmのベリリウム銅製ワイヤとする。固定部材4は、磁石9を固定した鉄製のアクチュエータベース10と、そのアクチュエータベース10の上に重ね合わされるとともにワイヤ3a,3bの他端を配置する面を有する第1ばね受11と、その第1ばね受11の面に重ね合わされる第1面及びワイヤ3c,3dの他端が配置される第2面を有する第2ばね受12と、前記第2配置部材の第2面に重ね合わされる面を有する第3ばね受13とを具える。
【0016】
このような構成によって、レンズホルダ5は、4本のワイヤ3a−3dによって、図示しない光学的に記録及び/又は再生可能な円板形状の媒体(例えば、光ディスク)の面に対して垂直方向(3次元座標系のZ方向)及びその半径方向(X方向)に移動可能に支持される。
【0017】
フォーカスコイル6は、ボビン8に巻線され、それにトラッキングコイル7a,7bが固定される。ここで、フォーカスコイル6を空芯コイルとしてレンズホルダ5に直接固定する代わりに、ボビン8に巻線を行うことによって、フォーカスコイル6の変形による内側の磁石9への干渉を防止することができる。
【0018】
ボビン8の両端には位置決め用の基準ピン8a,8bが設けられ、レンズホルダ5の受部5a,5bに当て付けることによって、磁石9、フォーカスコイル6及びトラッキングコイル7a,7bの位置ずれを最小に抑制することができる。
【0019】
4本のワイヤ3a−3dは、図3及び図4に示すように、第1−第3ばね受11−13によって挟み込み及び固定される。詳しく説明すると、ワイヤ3a,3bを、レンズホルダ5のワイヤ固定用の溝14a,14b及び第1ばね受11のワイヤ固定用の溝11a,11bにそれぞれ配置した状態で溝11a,11bに接着剤を塗布し、第1ばね受11の上に第2ばね受12を載せ置く。これによって、ワイヤ3a,3bは第1ばね受11及び第2ばね受12によって固定される。
【0020】
次いで、ワイヤ3c,3dを、レンズホルダ5のワイヤ固定用の溝14c,14d及び第2ばね受12のワイヤ固定用の溝12a,12bにそれぞれ配置した状態で溝12a,12bに接着剤を塗布し、第2ばね受12の上に第3ばね受13を載せ置く。これによって、ワイヤ3c,3dは第2ばね受12及び第3ばね受13によって固定される。
【0021】
ワイヤ3a−3dを配置する前に溝11a,11b,12a,12bにそれぞれ接着剤を塗布することもできる。溝11a,11b,12a,12bに対する接着剤として、紫外線硬化及び熱硬化の性質を有するものを使用し、接着剤がはみ出した部分に紫外線を照射することによって迅速に硬化させ、紫外線を照射できない部分を加熱によって硬化させる。接着剤として、紫外線硬化及び嫌気性硬化の性質を有するものを使用することもできる。
【0022】
第1ばね受11は、第2ばね受12及び第3ばね受13の位置決めを正確に行うための基準ピン13a,13bを有する。第2ばね受12は、基準ピン13aを挿入すべき基準穴15aと、間隔の誤差を吸収するための基準ピン13bを挿入すべき長穴15bとを有する。同様に、第3ばね受13は、基準ピン13aを挿入すべき基準穴16aと、間隔の誤差を吸収するための基準ピン13bを挿入すべき長穴16bとを有する。これら基準穴15a,16a及び長穴15b,16bに基準ピン13a,13bをそれぞれ嵌め合わせることによって、正確な位置決めを行うことができる。
【0023】
このようにして第1−第3ばね受11−13が固定されると、ワイヤ3a−3dの周辺に空間17a−17dが形成される(図5において空間17a,17cのみ示す。)。これら空間17a−17dにそれぞれゲル(例えばシリコンゲル)18を充填する。空間17a−17dは、第1又は第3ばね受11又は13、第2ばね受12及びワイヤ3a−3dのうちの1本によって包囲されているので、充填したゲル18が外部に流出するおそれがなく、その結果、確実にダンピング効果が得られる。
【0024】
空間17a,17bへのシリコン18の充填は、第1及び第2ばね受11及び12によって形成された充填穴19a,19b(図1において19aのみ示す。)から行い、空間17c,17dへのシリコン18の充填は、第3ばね受13に設けられた充填穴19c,19dから行う。
【0025】
保持部材2と、ワイヤ3a−3dを固定した第1−第3ばね受11−13とは、アクチュエータベース10に固定される。アクチュエータベース10は基準穴20a,20b(図2に基準穴20aのみを示す。)を有し、これら基準穴20a,20bには、第1ばね受11の基準ピン21a,21bがそれぞれ嵌め合わされ、保持部材2及び第1−第3ばね受11−13が正確な位置に取り付けられる。
【0026】
ワイヤ3a−3dを保持部材2すなわちレンズホルダ5に固定するために、レンズホルダ5の溝付きの突起部21a−21dにワイヤ3a−3dの一端をそれぞれ載せ置き、紫外線硬化の性質を有する接着剤を突起部21a−21dに塗布し、これによってワイヤ3a−3dを突起部21a−21dにそれぞれ固定する。
【0027】
フォーカスコイル6及びトラッキングコイル7a,7bからワイヤ3a−3dへの給電を行うために、レンズホルダ5に形成された4箇所の溝22a−22d(図1において、溝22a,22c,22dのみを示す。)から各コイルの巻き始め及び巻き終わりの端末を出し、突起部21a−21dに対してワイヤごとに絡げ半田を行う。
【0028】
絡げは、各コイルの端末の先端を半田めっき(予備半田)し、ワイヤ3a−3dを突起部21a−21dにそれぞれ1回以上巻き、半田付けを行う。このように突起部21a−21dをワイヤ3a−3dと共に絡げることによって、ワイヤ3a−3dの先端部の半田による共振の発生を防止する。
【0029】
レンズホルダ12を、耐熱性の高い2種類のLCP(液晶ポリマ)によって構成し、作業を迅速に行うことによって、レンズホルダ12が溶けるおそれがなくなる。また、各コイルを銅線によって構成することによって、予備半田した部分の断線を防止する。
【0030】
ワイヤ3a−3dの接着時に第1−第3ばね受11−13をジグによって押さえ付けることができるように、第2ばね受12の上面形状を図6に示すようにして、第1ばね受11のジグ押さえ付け部分22を確保し、これによって、ワイヤ3a−3dの固定を更に正確に行うことができる。
【0031】
このように構成された光学系駆動装置の動作を説明する。
図示しない光学系から出射したレーザ光は、レンズ1の下側に配置された図示しないミラーによって反射され、レンズ1によって図示しない媒体上にスポットを形成する。媒体からの反射光は、再びレンズ1及びミラーを経て光学系に戻され、フォーカスエラー、トラッキングエラー及び記録信号の検出が行われる。フォーカスエラー及び/又はトラッキングエラーが検出されると、ワイヤ3a−3dを通じてフォーカスコイル6及びトラッキングコイル7a,7bに電流を流すことによって、レンズホルダ5を所定の方向に駆動する。このようにして、レンズ1及びそれを有するレンズホルダ5は、フォーカス制御及びトラッキング制御される。
【0032】
本実施の形態では、第1−第3ばね受11−13を用いることによって、単一のばね受を用いた従来の光学系駆動装置に比べてワイヤ固定作業を簡略化することができる。
【0033】
単一のばね受を用いた場合、ワイヤの直径とほぼ同一の穴にワイヤを通した後に接着作業を行う。例えば、直径が0.10mmのベリリウム銅によって構成したワイヤの場合、直径0.11−0.15mmの穴にワイヤを通す必要がある。その際にワイヤがばね受に当たり、ワイヤが折れ曲がるおそれがある。このように折れ曲がったワイヤは当然不良品となる。また、直径0.11−0.15mmの穴にワイヤを通す作業は非常に困難であり、作業に熟練が必要となる。しかしながら、本実施の形態では、ワイヤを穴に通す必要がなく、すなわち、ワイヤ3a−3dを第1及び第2ばね受11,12に載せ置くだけでよく、その結果、作業が簡単になるので、良好な作業性が得られる。
【0034】
また、第1のばね受11にワイヤ3a,3bを載せ置いた後に第2のばね受12を載せ置き、第2のばね受12にワイヤ3c,3dを載せ置いた後に第3のばね受13を載せ置く組立方式であるので、組立中に装置を裏返す必要がなくなり、作業性が良好になるとともに、装置を裏返す作業中にワイヤを折り曲げるおそれがなくなる。また、2本のワイヤ3a,3bを確実に固定した後に次の2本のワイヤ3c,3dを固定する作業に移るので、作業の途中でワイヤがずれるおそれがなくなり、精度の高い装置を組み立てることができるようになる。
【0035】
図7は、本発明による光学系駆動装置の第2の実施の形態の斜視図である。
本実施の形態は、ワイヤの代わりに板ばね31a−31dを使用し、それに伴って第1−第3ばね受32−34及びレンズホルダ35の形状を一部変更したものである。
【0036】
板ばね31a−31dの先端部36a−36d(図7において、先端部36a,36c,36dのみを示す。)は、図7に示したようにコイルを絡げて半田できるような形状を有する。第1ばね受32の溝32a,32b、第2ばね受33の溝33a,33b及びレンズホルダ35の溝35a,35b,35c,35d(図7において溝35a,35c,35dのみを示す。)はそれぞれ、対応する板ばね31a−31dを配置できるようにその幅とほぼ同一の幅を有する。また、第2ばね受33及び第3ばね受34は、対応する溝32a,32b,33a,33bにそれぞれ嵌め合わすべき突起部を有する。
【0037】
なお、溝32a,32bの深さdと板ばね31a,31bの厚さtとをほぼ同一にし、第2ばね受33の突起部を省略して、第1ばね受32と第2ばね受33との間に板ばね31a,31bを挟むこともできる。当然、溝33a,33bの深さと板ばね31a,31bの厚さとをほぼ同一にし、第3ばね受34の突起部を省略して、第2ばね受33と第3ばね受34との間に板ばね31c,31dを挟むこともできる。
【0038】
本実施の形態によれば、溝32a,32b,33a,33b,35a,35b,35c,35dの平坦な底部によって板ばね31a,31b,31c,31dを固定することができるので、溝32a,32b,33a,33b,35a,35b,35c,35dの精度が出しやすくなり、その結果、第1−第3ばね受32−34の製造が簡単になる。
【0039】
図10は、本発明による光学系駆動装置の第3の実施の形態の斜視図である。
本実施の形態では、図7に示した光学系駆動装置から第3ばね受34を省略し、すなわち、第1及び第2ばね受41,42のみを有するものである。板ばね43a,43bを、上記第2の実施の形態と同様にして固定し、板ばね43c,43dは、第2ばね受42の溝42a,42bに配置した後に接着剤を塗布することによって固定する。
【0040】
この場合、溝42a,42bを比較的深くし、溝42a,42bにゲルを充填することによって、上記第1及び第2の実施の形態の場合とほぼ同等のダンピング効果が得られる。
【0041】
本実施の形態によれば、上記第1及び第2の実施の形態に比べて部品点数及び製造工程が少なくなり、その結果、光学系駆動装置を廉価に構成することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、光学系駆動装置組立の際に、第1配置部材、第1及び第2導電性弾性部材、第2配置部材並びに第3及び第4導電性弾性部材を順に配置するだけでよいので、装置を裏返す必要がなく、装置の片側から組み立てることができ、その結果、装置組立の作業性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光学系駆動装置の第1の実施の形態の斜視図である。
【図2】 図1の光学系駆動装置の分解斜視図である。
【図3】 図1の光学系駆動装置の固定部材の分解斜視図である。
【図4】 図1の光学系駆動装置の固定部材の正面図である。
【図5】 図1の光学系駆動装置の断面図である。
【図6】 図1の第1及び第2ばね受の上面図である。
【図7】 本発明による光学系駆動装置の第2の実施の形態の斜視図である。
【図8】 図7の光学系駆動装置の固定部材の正面図である。
【図9】 図7の光学系駆動装置の固定部材の正面の一部拡大図である。
【図10】 本発明による光学系駆動装置の第3の実施の形態の斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズ
2 保持部材
3a,3b,3c,3d ワイヤ
4 固定部材
5,35 レンズホルダ
5a,5b 受部
6 フォーカスコイル
7a,7b トラッキングコイル
8 ボビン
8a,8b,13a,13b,21a,21b 基準ピン
9 磁石
10 アクチュエータベース
11,32,41 第1ばね受
11a,11b,12a,12b,14a,14b,14c,14d,22a,22b,22c,22d,32a,32b,33a,33b,35a,35b,35c,35d,42a,42b 溝
12,33,42 第2ばね受
13,34 第3ばね受
15a,16a,20a,20b 基準穴
15b,16b 長穴
17a,17b,17c,17d 空間
18 ゲル
19a,19b,19c,19d 充填穴
21a,21b,21c,21d 突起部
22 ジグ押さえ付け部分
31a,31b,31c,31d,43a,43b,43c,43d 板ばね
36a,36b,36c,36d 先端部
Claims (3)
- レンズを保持する保持部材と、
その保持部材に一端がそれぞれ固定された第1−第4導電性弾性部材と、
前記保持部材が移動可能となるように前記第1−第4導電性弾性部材の他端をそれぞれ固定する固定部材とを具え、
その固定部材が、
前記第1及び第2導電性弾性部材の他端が固定される第1及び第2溝が形成された面を有する第1配置部材と、
その第1配置部材の面に重ね合わされる第1面及び前記第3及び第4導電性弾性部材の他端が固定される第3及び第4溝が形成された第2面を有する第2配置部材とを有し、
前記第1及び第2溝に前記第1及び第2導電性弾性部材をそれぞれ固定した後に、前記第1配置部材の面に前記第2配置部材の第1面を重ね合わせるように前記第1配置部材に第2配置部材を載せ置くことによって組み立て可能な構成としたことを特徴とする光学系駆動装置。 - 前記固定部材が、前記第2配置部材の第2面に重ね合わされる面を有する第3配置部材を更に有し、
前記第2配置部材の第2面に前記第3配置部材の面を重ね合わせるように前記第2配置部材に前記第3部材を載せ置くことによって組み立て可能な構成としたことを特徴とする請求項1記載の光学系駆動装置。 - 互いに隣接する配置部材及びこれら配置部材の間に存在する導電性弾性部材によって、ダンピング用ゲルを充填するための空間を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の光学系駆動装置。
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